JPWO2017086114A1 - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

視認性に優れる医療用ガイドワイヤを提供する。可撓性を有する長尺なワイヤ本体(2)と、ワイヤ本体(2)の表面を被覆する被覆層(3)と、被覆層(3)上に螺旋状に配置される線材(4)とを備え、被覆層(3)及び線材(4)は、同一の透明材料から形成されており、線材(4)は、ワイヤ本体(2)の長手方向に沿って等ピッチにて配置されていることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。

Description

本発明は、医療用ガイドワイヤに関する。
従来、胃、小腸、大腸、肝臓、胆管等の消化器系にカテーテルを導入する際に、そのカテーテルの挿入を安全確実にするために、医療用ガイドワイヤが用いられている。この医療用ガイドワイヤは、その先端をカテーテルの先端より突出させた状態で、消化管や胆管等に挿入し、体外に位置する手元部を回転させながら押し引き操作して消化管や胆管等内を進行させ、カテーテルとともに目的部位付近まで挿入される。このとき、医療用ガイドワイヤの位置確認や動きの確認を行うために、内視鏡画像下で医療用ガイドワイヤを視認しながら行われる。
このような医療用ガイドワイヤとしては、例えば、処置具の交換時や、内視鏡治療中の医療用ガイドワイヤの位置確認を容易にすべく、ワイヤ本体の表面に、異なる色彩を組み合わせて構成される複数の縞模様等の視認マーカが形成されるものが知られている。
従来から知られている医療ガイドワイヤは、上述のように、縞模様等の視認マーカを表面に備えることから、内視鏡画像下における視認性に関して一定の効果が認められるものではあるが、内視鏡の先端から照射される光の影響で、医療用ガイドワイヤの表面において必要以上に光が反射し、医療用ガイドワイヤの表面が、広い範囲で内視鏡画像下で白く飛んでしまい見え難くなってしまう(ハレーション)という問題があり、更なる視認性の向上が望まれている。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであって、視認性に優れる医療用ガイドワイヤを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、可撓性を有する長尺なワイヤ本体と、前記ワイヤ本体の表面を被覆する被覆層と、前記被覆層上に螺旋状に配置される線材とを備え、前記被覆層及び前記線材は、同一の透明材料から形成されており、前記線材は、前記ワイヤ本体の長手方向に沿って等ピッチにて配置されていることを特徴とする医療用ガイドワイヤより達成される。
この医療用ガイドワイヤにおいて、前記ワイヤ本体は、芯材と前記芯材の表面を着色する着色層とを備えており、前記着色層は、少なくとも黒色系、白色系、黄色系、青色系、赤色系、又は、緑色系のいずれかの色彩を有することが好ましい。
また、前記線材及び前記被覆層から構成される最外層の光沢度の最大値が、入射角30°以上80°以下の範囲に存在することが好ましい。
また、前記最外層の光沢度の最大値は、15以下であることが好ましい。
また、前記最外層の光沢度の最大値と最小値との差が、1以上であることが好ましい。
本発明によれば、視認性に優れる医療用ガイドワイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療用ガイドワイヤの先端部分の要部拡大概略構成側面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明に係る医療用ガイドワイヤ(表1におけるサンプル5)をカテーテル内に挿入した際の内視鏡画像である。 本発明に係る医療用ガイドワイヤ(表1におけるサンプル10)をカテーテル内に挿入した際の内視鏡画像である。 従来型の医療用ガイドワイヤ(表1におけるサンプル1)をカテーテル内に挿入した際の内視鏡画像である。
以下、本発明の実施形態にかかる医療用ガイドワイヤ1について添付図面を参照して説明する。なお、各図は、構成の理解を容易ならしめるために部分的に拡大・縮小している。図1は、本発明の一実施形態に係る医療用ガイドワイヤ1の要部拡大概略構成側面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。本発明に係る医療用ガイドワイヤ1は、例えば、カテーテルに挿入して用いられる医療用ガイドワイヤであって、図1及び図2に示すように、ワイヤ本体2と、被覆層3と、被覆層3上に螺旋状に巻回配置される線材4とを備えている。
ワイヤ本体2は、可撓性を有する長尺状部材である。このワイヤ本体2としては、医療用ガイドワイヤの芯材として使用される従来からある種々の材料を用いて構成することができる。例えば、ステンレス鋼(例えば、SUS304、SUS303、SUS316、SUS316L、SUS316J1、SUS316J1L、SUS405、SUS430、SUS434、SUS444、SUS429、SUS430F、SUS302等SUSの全品種)を用いて構成することができる。ワイヤ本体2の材料として、ステンレス鋼を用いた場合、医療用ガイドワイヤ1は、より優れた押し込み性およびトルク伝達性を得ることができる。
また、ワイヤ本体2の材料として、擬弾性を示す合金(超弾性合金を含む)を用いることもできる。特に、超弾性合金を用いてワイヤ本体2を構成する場合、医療用ガイドワイヤ1は、全体にわたって十分な曲げに対する柔軟性と復元性が得られ、複雑に湾曲・屈曲する消化管や胆管等に対する追従性が向上し、より優れた操作性が得られる。さらに、ワイヤ本体2が湾曲・屈曲変形を繰り返しても、ワイヤ本体2に復元性により曲がり癖が付かないので、医療用ガイドワイヤ1の使用中にワイヤ本体2に曲がり癖が付くことによる操作性の低下を防止することができる。
擬弾性合金には、引張りによる応力−ひずみ曲線がいずれの形状のものも含み、As、Af、Ms、Mf等の変態点が顕著に測定できるものも、できないものも含み、応力により大きく変形し、応力の除去により元の形状にほぼ戻るものは全て含まれる。
超弾性合金の好ましい組成としては、49〜52原子%NiのNi−Ti合金等のNi−Ti系合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(Xは、Be、Si、Sn、Al、Gaのうちの少なくとも1種)、36〜38原子%AlのNi−Al合金等が挙げられる。このなかでも特に好ましいものは、上記のNi−Ti系合金である。
また、ワイヤ本体2の材料として、コバルト系合金を用いることもできる。コバルト系合金によりワイヤ本体2を構成する場合、医療用ガイドワイヤ1は、特に優れたトルク伝達性に優れ、座屈等の問題が極めて生じ難い。コバルト系合金としては、構成元素としてCoを含むものであれば、いかなるものを用いてもよいが、Coを主成分として含むもの(Co基合金:合金を構成する元素中で、Coの含有率が重量比で最も多い合金)が好ましく、Co−Ni−Cr系合金を用いるのがより好ましい。このような組成の合金を用いることにより、前述した効果がさらに顕著なものとなる。また、このような組成の合金は、弾性係数が高く、かつ高弾性限度としても冷間成形可能で、高弾性限度であることにより、座屈の発生を十分に防止しつつ、小径化することができ、所定部位に挿入するのに十分な柔軟性と剛性を備えるものとすることができる。
また、ワイヤ本体2しては、上記材料を用いて構成する他、例えば、ピアノ線から構成してもよい。
また、ワイヤ本体2の形態としては種々の形態を採用することができる。例えば、一本の鋼材によってワイヤ本体2を形成してもよく、或いは、一本の線状鋼材を折り合わせた後撚り合わせてワイヤ本体2を形成してもよい。また、複数の線状鋼材を撚り合わせてワイヤ本体2を形成してもよく、線状鋼材及び線状樹脂部材を撚り合わせて形成してもよい。更には、中心部分と表面部分とが異なる材料から形成されているもの(二層構造のもの、例えば、金属からなる中心部分の外表面に熱硬化性樹脂をコーティングして表面部分を構成したような部材)等、種々の構成を採用することができる。このワイヤ本体2の全長は、特に限定されないが、2000〜5000mm程度であるのが好ましい。
また、ワイヤ本体2は、その外径がほぼ一定となるように構成してもよく、或いは、先端部分が、先端方向に向かってその外径が減少するテーパ状となるように形成してもよい。ワイヤ本体2の先端部分が、先端方向に向かってその外径が減少するテーパ状となるように構成した場合、ワイヤ本体2の剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)を先端方向に向かって徐々に減少させることができ、その結果、医療用ガイドワイヤ1は、先端部に良好な狭窄部の通過性および柔軟性を得て、消化管や胆管等への追従性、安全性が向上すると共に、折れ曲がり等も防止することができるので好ましい。
また、先端部分を構成する第1ワイヤ本体2と、中間部分及び手元部分を構成する第2ワイヤ本体2部とを溶接等により連結することによりワイヤ本体2を構成してもよい。第1ワイヤ本体2と第2ワイヤ本体2とによりワイヤ本体2を構成する場合、第1ワイヤ本体2の径が、第2ワイヤ本体2の径よりも小さくなるように設定することが好ましい。また、連結部分は、第1ワイヤ本体2と第2ワイヤ本体2とが滑らかに連結するようにテーパ状となるように構成することが好ましい。このようにワイヤ本体2を構成した場合も、ワイヤ本体2の剛性(曲げ剛性、ねじり剛性)を先端方向に向かって徐々に減少させることができ、その結果、医療用ガイドワイヤ1は、先端部に良好な狭窄部の通過性および柔軟性を得て、消化管や胆管等への追従性、安全性が向上すると共に、折れ曲がり等も防止することができるので好ましい。
また、ワイヤ本体2は、上記材料から形成される芯材と、当該芯材の表面を着色する着色層とを備えるように構成してもよい。着色層は、医療用ガイドワイヤ1の軸方向の動き等を認識するために設けられるものであり、少なくとも黒色系、白色系、黄色系、青色系、赤色系、又は、緑色系のいずれかの色彩を有するように構成することが好ましい。特に、異なる色彩を組み合わせて複数の縞模様を有するように構成することが好ましい。このような着色層を形成する方法としては、特に限定されないが、例えば、着色された中空チューブを芯材の上から熱収縮させて包むことにより付着させる方法が知られている
被覆層3は、ワイヤ本体2の表面を被覆するように構成されており、透明材料から形成されている。被覆層3を構成する透明材料としては、着色剤を含まない透明材料であることが好ましいが、光が透過する材料であれば着色された透明材料を採用してもよい。
透明材料によりワイヤ本体2の表面を被覆して被覆層3を形成する方法は、特に限定されず、様々な方法を用いることができる。例えば、透明の樹脂材料と適当な溶剤とを用いて調製した溶液中にワイヤ本体2を浸漬して乾燥するコーティング方法や、透明の樹脂材料を用いてチューブ体を調製し、これをワイヤ本体2に被せて熱収縮させて被覆する方法等を例示することができる。また、ワイヤ本体2の表面に形成される被覆層3の厚さは、通常乾燥厚さで、1μm〜50μm、好ましくは3μm〜30μmであり、特に好ましくは5μm〜20μmである。
被覆層3上に螺旋状に巻回配置される線材4は、ワイヤ本体2の長手方向に沿って等ピッチにて巻回配置されている。この線材4は、上記被覆層3を形成する透明材料と同一の材料から形成されている。また、線材4は、被覆層3上に巻回される前段階において、その長手方向に沿って略均一な太さを有するように形成されており、その最大径は、例えば、10μm〜200μm、好ましくは15μm〜150μmであり、特に好ましくは30μm〜100μmである。ここで、ピッチとは、図2の断面図に示すように、ワイヤ本体2の長手方向に沿う方向に隣り合う線材4同士の中心間距離を表す概念であり、本発明においては、この線材4同士の中心間距離(ピッチ)が等しくなるように、線材4が螺旋状に巻回されて構成されている。線材4同士の中心間距離(ピッチ)は、任意の寸法となるように設定することができるが、例えば、15μm〜5000μm、好ましくは30μm〜1000μmであり、特に好ましくは50μm〜700μmである。
ここで、被覆層3や線材4を構成する透明材料の600〜750nm間の波長における光の透過率は、50%以上の範囲が好ましく、更には、70%以上の範囲であることがより好ましい。なお、光の透過率は、ワイヤ本体2上に配置された被覆層3や線材4を顕微分光光度計にて直接測定することが好ましいが、難しい場合には測定対象の被覆層3や線材4を構成する同じ組成から成るフィルムで代用しても良く、その場合のフィルム厚みは30μmとすることが好ましく、そのような条件であれば直接測定する場合の値との誤差は5%以内になると考えられる。また、被覆層3や線材4を構成する透明材料としては、例えば、潤滑性を有するフッ素系樹脂材料が好ましい。このようなフッ素系樹脂材料としては、例えば、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、融点300〜310℃)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE、融点330℃)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP、融点250〜280℃)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE、融点260〜270℃)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF、融点160〜180℃)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE、融点210℃)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(EPE、融点290〜300℃)等、及び、これらのポリマーを含むコポリマー等のフッ素系樹脂材料を挙げることができる。なかでも、優れた摺動特性を有することから、PFA、PTFE、FEP、ETFE、PVDFが好ましい。また、被覆層3や線材4を構成する材料としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド系高分子物質、無水マレイン酸系高分子物質、アクリルアミド系高分子物質、水溶性ナイロン等の親水性樹脂材料を使用することもできる。
線材4を製造する方法は特に限定されず、例えば、被覆層3を構成する透明な樹脂材料と同一の樹脂材料を押出成形により紡糸する方法等の従来公知の方法を用いることができる。また、被覆層3上に線材4を巻き付ける方法は特に限定されず、例えば、カバリング糸を製造するために使用されるカバリング装置を用いて巻き付ける方法等を挙げることができる。
また、被覆層3上に螺旋状に巻回配置される線材4は、その全域に亘って被覆層3上に熱融着されて一体化されている。このように熱融着される線材4は、図2の断面図に示すように、その断面形状が、半円柱レンズ形状または平凸レンズ形状(英大文字「D」字形状)となるように構成されることが好ましい。また、半円柱レンズ形状等の断面形状に関し、その“高さ/幅”の数値範囲が、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましく、特に15%以上であることがより一層好ましい。また、“高さ/幅”の数値範囲が、60%以下であることが好ましく、50%以下であることがより好ましく、特に40%以下であることがより一層好ましい。
線材4を被覆層3上に熱融着させる方法としては、例えば、線材4を被覆層3の外表面に螺旋状に巻回した後、加熱することによって線材4や被覆層3を溶融させて、線材4を被覆層3の表面に融着させる方法を挙げることができる。加熱方法としては、例えば、チャンバー型熱処理装置を用い、ワイヤ本体2上の被覆層3に巻回された線材4の外側から熱を付与することにより行うことができる。
また、ワイヤ本体2が、例えば、電気を通しやすい金属材料から形成されている場合には、当該ワイヤ本体2の両端に電圧を印加することにより、ワイヤ本体2を加熱し、この熱によってワイヤ本体2の表面を被覆して配置される被覆層3を溶融させることにより、線材4と被覆層3とを合着することもできる。
また、特に、ワイヤ本体2を、導電性材料(電気を通しやすい材料)により構成するとともに、被覆層3を、ワイヤ本体2よりも磁性が低い材料により形成する場合には、被覆層3上に配置された線材4の外側からワイヤ本体2を電磁誘導加熱装置により電磁誘導加熱し、加熱されたワイヤ本体2の熱によって被覆層3を溶融させて、線材4を被覆層3上に融着させるようにして、線材4を被覆層3の外表面に合着させるようにしてもよい。なお、ワイヤ本体2よりも磁性が低い材料とは、ワイヤ本体2よりも磁性が弱い材料の他、磁性が無い材料を含む概念である。なお、電磁誘導加熱とは、電磁調理器(IHクッキングヒーター)や高周波溶接等にも利用されている加熱方式の一種であり、コイルに交流電流を流すことにより磁界(磁束密度)の変化を生じさせ、その磁界内に置いた導電性物質に誘導電流(渦電流)を発生させて、その抵抗により導電性物質自体を発熱させる原理を利用した加熱方式である。
電磁誘導加熱されたワイヤ本体2に生じる誘導電流の密度は、ワイヤ本体2の中心からその表面に近いほど高くなることから、ワイヤ本体2の内部に比べてその表面の方が早く加熱(集中して加熱)されることとなるため、効率よく被覆層3を溶融させることが可能となる。なお、電磁誘導加熱装置に流れる電流(コイルに流れる交流電流)の周波数を高く設定することにより、ワイヤ本体2において発熱する部位をその表面に集めることができ、逆に、電流の周波数を低く設定することによりワイヤ本体2の内部も均一に発熱させることができるため、電磁誘導加熱装置に流れる電流の周波数を適宜変更できるように構成することが好ましい。
上記のように、ワイヤ本体2を通電加熱することにより、又は、電磁誘導加熱を行うことにより、ワイヤ本体2の表面を被覆する被覆層3を主に軟化又は溶融させて熱融着部を形成して両者を合着する場合、線材4への熱影響が緩和されることとなる。この結果、線材4の物性に寄与する分子配向を維持しやすく、上記線材4の機械的強度をより高く保つことができる。また、外部からの伝熱又は輻射、エネルギー線照射等による加熱と異なり、被覆層3を主に軟化又は溶融させるため、医療用ガイドワイヤ1の外表面における表面凸部を構成する線材4の頂部近傍が軟化等してその形状が大きく変形することを抑制することができ、表面凸部(線材4)に基づく医療用ガイドワイヤ1の摺動性を維持しつつ、良好な視認性を得ることが可能となる。
本実施形態に係る医療用ガイドワイヤ1は、上述のように、その最外層を構成する線材4及び被覆層3を同一の透明材料から構成すると共に、線材4が等ピッチ(等間隔)で被覆層3上に巻回配置される構造を有している。このような構造の医療用ガイドワイヤ1及び内視鏡をカテーテル内に挿入し、内視鏡からの光をカテーテル内の医療用ガイドワイヤ1に照射しつつ、医療用ガイドワイヤ1を視認する場合、線材4に照射される光の一部分が内視鏡のカメラレンズ側に反射して、線材4の一部分が、点状或いは線状に輝いた状態で視認されると共に、過度の光の反射を抑制することが可能となるため、極めて視認性に優れた特質を有し、内視鏡観察者は、カテーテル内の医療用ガイドワイヤ1の位置を正しく認識することができる。また、このような医療用ガイドワイヤ1をカテーテル内において移動させる場合、当該移動に応じて輝きの強弱(反射の強弱)が発生し、あたかもガイドワイヤ表面の一部が点滅しているように視認される。これにより、内視鏡観察者は、カテーテル内の医療用ガイドワイヤ1の動きを認識しやすくなり、正確な医療用ガイドワイヤ1の位置や移動状況を認識することが可能となる。
また、図2に示すように、断面形状が半円柱レンズ形状または平凸レンズ形状(英大文字「D」字形状)となる透明な線材4が被覆層3上に螺旋配置されることにより、当該線材4が半円柱プリズムのように作用し、照射された光が、平面側(被覆層3との界面側)で反射しやすくなる。このような特質を有することにより、例えばワイヤ本体2の表面に縞模様等の着色層が形成される場合に、内視鏡観察者は線材4の下側に設けられる模様(着色層)を認識しやすくなり、上述の過度の光の反射を抑制しつつ線材4の一部分が点状或いは線状に輝いた状態で視認されるという効果と相まって、本発明に係る医療用ガイドワイヤ1は極めて優れた視認性を発揮できるものとなる。
本発明の発明者は、上記効果を確認するために、従来から使用されている医療用ガイドワイヤのサンプル(サンプル1)と、本発明に係る医療用ガイドワイヤ1のサンプル(サンプル2〜10)を作成し、光沢度の計測を行ったので、以下説明する。まず、各サンプルとも、直径が0.5mmのNi−Ti合金を芯材とし、当該芯材の表面に黒色の着色層を設けたワイヤ本体2を用いている。また、ワイヤ本体2の表面を被覆する被覆層3としては、各サンプルとも、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)を用いて構成している。なお、被覆層3の厚みは、10μmに設定している。被覆層3上に螺旋状に配置される線材4の断面形状及びピッチは、表1に示すように、各サンプルにおいて異なるように構成している。被覆層3上に螺旋状に配置される線材4の断面形状について詳細に説明すると、サンプル2〜4については、図2に示す“高さ”及び“幅”が、それぞれ、15μm及び100μmとなるように構成している。サンプル5〜7については、同図の“高さ”及び“幅”が、それぞれ、28μm及び170μmとなるように構成し、サンプル8〜10については、“高さ”及び“幅”が、それぞれ、40μm及び250μmとなるように構成している。なお、被覆層3上に螺旋状に配置される前段階における各線材4の線材径は、サンプル2〜4が40μmであり、サンプル5〜7が70μm、サンプル8〜10が100μmである。また、各線材4は、被覆層3を構成する材料と同一材料(PFA)から構成されている。また、サンプル1については、被覆層3上に線材4を巻回配置せず、その最外層を被覆層3のみにより構成している。また、線材4と被覆層3とは、熱融着されて固定されており、熱融着条件は、遠赤外線加熱である。
光沢度の計測は、医療用ガイドワイヤの各サンプルの軸方向(長手方向)に対して、入射角/ 受光角を各々20度/20度、45度/45度、60度/60度、75度/75 度、85 度/85度に設定し、その他の条件はJISZ8741に準じて、Gloss MeterVG7000( 日本電色工業(株)製)を用いて行った。各サンプルに関する光沢度の計測結果を表1に示す。また、併せて、光沢度の最大値と最小値との差(MAX‐MIN)も表1に示す。
Figure 2017086114
サンプル1〜10に関する光沢度の計測結果から、線材4を被覆層3上に所定間隔(所定ピッチ)で巻回配置していないサンプル1については、光の入射角が増加するに従い、光沢度も増加していき、入射角90度にて光沢度が最大になると考えられるのに対し、線材4を被覆層3上に所定間隔(所定ピッチ)で巻回配置したサンプル2〜10(本発明の医療用ガイドワイヤに関するサンプル)については、90度よりも小さい入射角にて光沢度の最大値が存在することがわかる。より具体的には、サンプル2〜4、サンプル6〜7、サンプル10については、入射角が75度付近に光沢度の最大値が存在し、サンプル5、サンプル8〜9については、入射角が45度付近に光沢度の最大値が存在すると認められる。つまり、本発明に係る医療用ガイドワイヤは、線材4及び被覆層3から構成される最外層に関して、その光沢度の最大値が、入射角30°以上80°以下の範囲に存在するものであることが分かる。
カテーテル内に挿入される医療用ガイドワイヤを、カテーテル内の内視鏡によって確認する場合、内視鏡先端に設けられるカメラレンズを介して、当該カメラレンズよりも前方のガイドワイヤを確認することにより行われ、また、内視鏡から照射される光は、内視鏡先端に設けられる光源から照射されることとなる。本発明に係る医療用ガイドワイヤ1においては、上記のように、その最外層(被覆層3及び線材4により構成される層)における光沢度の最大値が、入射角30°以上80°以下の範囲に存在することから、図3及び図4の内視鏡画像に示すように、最も輝くポイント(最大輝点)が、必ず、内視鏡先端よりも前方に存在することになり、この最大輝点の基づき、或いは、最大輝点の前後に存在する所定間隔を空けて形成される輝くポイントに基づき、又は、輝くポイントの変化(点滅しているように視認される変化)に基づいて、内視鏡観察者は、医療用ガイドワイヤ1の位置や移動状況を正確に認識することが可能となる。ここで、図3は、サンプル5をカテーテル内に挿入した際の内視鏡画像であり、図4は、サンプル10をカテーテル内に挿入した際の内視鏡画像である。また、図3及び図4において、医療用ガイドワイヤ1の手前側(画像の左下部分)にて所定間隔を空けて複数並ぶ白い点が内視鏡からの光を反射して輝くポイントである。これに対し、従来型のサンプル1に係る医療用ガイドワイヤの場合、その最外層における光沢度の最大値が光の入射角90度近傍で存在するため、内視鏡先端よりも前方に最大輝点を形成することができず、また、線材4が巻回配置されていないことに起因して、図5の内視鏡画像に示すように、最大輝点の前後に光るポイントを形成することができず視認性に欠けるものとなる。
また、光沢度の最大値については、従来型のサンプル1が35を示すのに対し、本発明に係るサンプル2〜10については、15以下となっており、光沢度の最大値に関して大きな低減効果が認められる。このように医療用ガイドワイヤ1の最外層に関して、その光沢度の最大値が15以下となることにより、過度な光の反射が抑制され、広範囲におけるハレーションが発生せず、内視鏡観察者の医療用ガイドワイヤに対する視認性を向上させることが可能となる。また、ワイヤ本体2表面に、異なる色彩を組み合わせた複数の縞模様といった視認マーカを有する着色層を形成している場合、この着色層をより一層視認しやすくなり、内視鏡観察者は、カテーテル内の医療用ガイドワイヤの位置や移動状況を正確に認識することが可能となる。
また、光沢度の最大値と最小値との差(MAX‐MIN)については、本発明に係るサンプル2〜10については、従来型のサンプル1の50%以下となっており、本発明に係るサンプル2〜10は、光沢度の最大値と最小値との差が小さい特性を有することが分かる。このことからも、本発明に係る医療用ガイドワイヤ1は、過度な光の反射が抑制され、内視鏡観察者の医療用ガイドワイヤ1に対する視認性を向上させることができることが分かる。また、サンプル2〜10に関し、その最外層における光沢度の最大値と最小値との差は、1.0以上となっているため、光が照射される範囲において、ギラついた光沢感を形成することができるため、内視鏡観察者は、カテーテル内の医療用ガイドワイヤを視認しやすいことが分かる。
また、サンプル2〜サンプル10に関し、被覆層3上に螺旋状に配置される線材4のピッチを同一とした場合、巻回配置される線材4の線材径が大きくなるにつれて、光沢度の最大値が小さくなっていることが分かる(例えば、ピッチが300μmの場合、サンプル2(線材径:40μm)、サンプル5(線材径:70μm)、サンプル8(線材径:100μm)の順に光沢度の最大値が小さくなっている)。このことから、被覆層3上に巻回配置される線材4の線材径が大きいほど、光沢度の低減効果が高く、内視鏡画像下で光を照射した際の視認性が良好になると考えられる。特に、線材径を70μm以上に設定する場合、光沢度の大きな低減効果を得ることができる。
また、被覆層3上に巻回配置される線材4のピッチが密になるにつれて、光沢度の最大値が小さくなっていることが分かる。このことから、被覆層3上に巻回配置される線材4のピッチが小さいほど、光沢度の低減効果が高く、内視鏡画像下で光を照射した際の視認性が良好になると考えられる。
以上、本発明に係る医療用ガイドワイヤ1について説明したが、具体的構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態においては、図1及び図2に示すように、ワイヤ本体2の表面を被覆する被覆層3上に一本の線材4を螺旋状に巻回配置するように構成しているが、例えば、太さの異なる複数の線材4を被覆層3上に螺旋状(二重螺旋状)に巻回してもよい。このような構成を採用する場合、内視鏡からの光を受けて最も輝くポイントを、太さの異なる線材4毎に異なる位置に形成することが可能となり、内視鏡観察者の医療用ガイドワイヤに対する視認性をより向上させることが可能となる。
1 医療用ガイドワイヤ
2 ワイヤ本体
3 被覆層
4 線材

Claims (5)

  1. 可撓性を有する長尺なワイヤ本体と、
    前記ワイヤ本体の表面を被覆する被覆層と、
    前記被覆層上に螺旋状に配置される線材とを備え、
    前記被覆層及び前記線材は、同一の透明材料から形成されており、
    前記線材は、前記ワイヤ本体の長手方向に沿って等ピッチにて配置されていることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
  2. 前記ワイヤ本体は、芯材と前記芯材の表面を着色する着色層とを備えており、
    前記着色層は、少なくとも黒色系、白色系、黄色系、青色系、赤色系、又は、緑色系のいずれかの色彩を有することを特徴とする請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  3. 前記線材及び前記被覆層から構成される最外層の光沢度の最大値が、入射角30°以上80°以下の範囲に存在することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用ガイドワイヤ。
  4. 前記最外層の光沢度の最大値は、15以下であることを特徴とする請求項3に記載の医療用ガイドワイヤ。
  5. 前記最外層の光沢度の最大値と最小値との差が、1以上であることを特徴とする請求項3又は4に記載の医療用ガイドワイヤ。





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