JPWO2017077563A1 - ドア - Google Patents

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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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Abstract

セキュリティに優れたドアを提供する。ドア1は、扉板10、及び生体認証装置20を備えている。生体認証装置20は、生体情報を取得するセンサ22を有している。生体認証装置20は、センサ22が取得した生体情報の認証を行う。センサ22は、扉板10の内部に隠れている。ドア1は、生体認証装置20による認証が成功したとき、開扉可能になる。

Description

本発明は、生体認証装置が設けられたドアに関する。
従来のドアとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたドアには、電気錠が設けられている。ドアの近傍には、指紋認証付きカードリーダが設置されている。所定の条件下でドアを開けようとする入室者には、指紋認証が要求される。その場合、入室者が指紋認証付きカードリーダに指を置いて認証に成功したときのみ、電気錠が開錠されることになる。
特開2010−102633号公報
指紋認証等の生体認証は、個人毎に特徴の異なる生体情報を利用するものである。それゆえ、生体認証装置を設けることにより、ドアが不正に開けられるリスクを低減させることができる。しかしながら、生体情報の複製や偽造も不可能ではないため、生体認証装置が設けられたドアであっても、そのセキュリティは万全とは言い難い。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、セキュリティに優れたドアを提供することを目的とする。
本発明によるドアは、扉板と、生体情報を取得するセンサを有し、当該センサが取得した上記生体情報の認証を行う生体認証装置と、を備え、上記センサは、上記扉板の内部に隠れており、上記生体認証装置による上記認証が成功したとき、開扉可能になることを特徴とする。
このドアは、生体認証装置を備えており、当該生体認証装置による認証が成功したときに開扉可能になる。これにより、ドアが不正に開けられるリスクが低減する。しかも、このドアにおいては、生体認証装置のセンサが扉板の内部に隠れている。このため、センサが外部から見えている場合と異なり、センサの存在を部外者に知られにくい。センサの存在を知らなければ、部外者は、ドアの開け方、すなわちドアを開けるのに生体認証が必要であることすら把握できない。これにより、ドアが不正に開けられるリスクを一層低減させることができる。
本発明によれば、セキュリティに優れたドアが実現される。
本発明によるドアの第1実施形態を示す正面図である。 図1のドアの一部分を拡大して示す正面図である。 図2のIII−III線に沿った端面図である。 図1のドアの他の部分を拡大して示す正面図である。 図4のV−V線に沿った端面図である。 図1のドアにおいてセンサの位置を変更した後の様子を示す正面図である。 本発明によるドアの第2実施形態を示す正面図である。 図7のドアの一部分を拡大して示す正面図である。 図8のIX−IX線に沿った端面図である。 図7のドアの他の部分を拡大して示す正面図である。 図10のXI−XI線に沿った端面図である。 図7のドアにおいてセンサの位置を変更した後の様子を示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるドアの第1実施形態を示す正面図である。ドア1は、建具として用いられるドアであって、扉板10、及び生体認証装置20を備えている。ドア1は、例えば、建造物の出入口、又は建造物内の各部屋の出入口に設けられる開き戸である。同図は、扉板10の外面10a(建造物や部屋の外側の面)を示している。
扉板10には、電気錠12、ドアノブ14及びシリンダー錠16が取り付けられている。電気錠12は、有線又は無線により生体認証装置20と電気的に接続されている。ドアノブ14は、扉板10の外面10a側に設けられている。本実施形態においてドアノブ14は、レバー型のドアノブである。ドア1を開扉するには、図1に矢印A1で示すようにドアノブ14を押し下げる操作が必要となる。このとき、ドアノブ14は、先端が円周に沿って変位するように運動する。このドアノブ14も、有線又は無線により生体認証装置20と電気的に接続されている。シリンダー錠16は、扉板10の外面10a側に設けられている。シリンダー錠16は、鍵穴を有している。
生体認証装置20は、生体情報を取得するセンサ22を有している。生体認証装置20は、センサ22が取得した生体情報の認証を行う。センサ22は、扉板10の内部に隠れている。すなわち、センサ22は、扉板10の表面(外面10a及び後述する内面10bの双方を含む。)に露出していない。センサ22は、扉板10の内部に隠れた状態のまま生体情報を取得する。本実施形態においては、生体認証装置20の全体が扉板10の内部に隠れている。本実施形態においてセンサ22は、マイクであり、生体情報として音声を取得する。マイクは、指向性マイクであることが好ましい。また、生体認証装置20は、音声(声紋)認証装置である。
ドア1は、生体認証装置20による認証が成功したとき、開扉可能になる。反対に、認証が失敗したときは、ドア1は開扉可能にならない。具体的には、認証が成功したときのみ、電気錠12が開錠されるとともに、ドアノブ14が運動可能になる。このように本実施形態においては、認証に成功するまで、電気錠12が施錠されているのみならず、ドアノブ14の運動自体も制限されている。
図2は、図1のドアの一部分(破線C1で囲まれた部分)を拡大して示す正面図である。また、図3は、図2のIII−III線に沿った端面図である。扉板10の外面10aには、孔32(第1の孔)が形成されている。具体的には、複数(本実施形態では7つ)の孔32が形成されている。これらの孔32は、扉板10の内部と外部とを連通させている。各孔32の径は、2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。センサ22は、扉板10の外面10aと内面10b(建造物や部屋の内側の面)との間の空間において、正面視で孔32と重なる位置に設けられている。なお、図3においては、センサ22を除く生体認証装置20の図示を省略している。
図4は、図1のドアの他の部分(破線C2で囲まれた部分)を拡大して示す正面図である。また、図5は、図4のV−V線に沿った端面図である。扉板10の外面10aには、孔34(第2の孔)も形成されている。具体的には、複数(本実施形態では7つ)の孔34が形成されている。これらの孔34は、扉板10の内部と外部とを連通させている。各孔34の径は、2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。また、孔34は、孔32から30cm以上離れていることが好ましい。
図1に戻って、扉板10の内部におけるセンサ22の位置は、変更可能である。センサ22の位置は、扉板10の外部からの遠隔操作により変更可能であることが好ましい。例えば、図6に示すように、正面視で孔34と重なる位置にセンサ22を移動させることができる。同図においては、センサ22の移動に伴って、生体認証装置20全体も移動する例を示している。ただし、センサ22のみが移動し、生体認証装置20におけるセンサ22以外の部分は移動しない構成としてもよい。
ドア1の効果を説明する。ドア1は、生体認証装置20を備えており、生体認証装置20による認証が成功したときに開扉可能になる。これにより、ドア1が不正に開けられるリスクが低減する。しかも、ドア1においては、生体認証装置20のセンサ22が扉板10の内部に隠れている。このため、センサ22が外部から見えている場合と異なり、センサ22の存在を部外者に知られにくい。センサ22の存在を知らなければ、部外者は、ドア1の開け方、すなわちドア1を開けるのに生体認証が必要であることすら把握できない。これにより、ドア1が不正に開けられるリスクを一層低減させることができる。したがって、セキュリティに優れたドア1が実現されている。
また、かかる構成によれば、部外者がセンサ22の存在を知ったとしても、センサ22の位置まで知ることは難しい。センサ22の位置を知らなければ、部外者が複製等された本人(ドア1を開扉する権限を有する者)の生体情報を用いたとしても、認証に成功する確率は小さくなる。このことも、ドア1が不正に開けられるリスクの低減につながる。
ところで、センサ22は、扉板10の内部ではなく、ドアノブ14の内部に隠すことも考えられる。しかしながら、ドアノブ14は、ドア1を開けようとする際に手が触れる部分であり、扉板10よりも注目されやすい。また、ドアノブ14は、扉板10に比べて遥かに小さく、センサ22を設ける位置の自由度が低い。それゆえ、センサ22の存在を部外者に知られにくくするには、ドアノブ14の内部よりも扉板10の内部にセンサ22を隠した方が有利である。
センサ22は、扉板10の内部に隠れた状態のまま生体情報を取得する。このように認証時にもセンサ22が隠れていることにより、センサ22の存在を部外者に一層知られにくくなる。
生体認証装置20は、その全体が扉板10の内部に隠れている。このように生体認証装置20におけるセンサ22以外の部分も隠れている場合、外観上、センサ22の存在を推知させるものがないため、センサ22の存在を部外者に一層知られにくくなる。
ドア1は、生体認証装置20による認証が成功すると、電気錠12が開錠されるように構成されている。これにより、認証の成否に応じてドア1の開扉の可否が決まる構成を容易に実現することができる。
ドア1は、生体認証装置20による認証が成功すると、ドアノブ14が運動可能になるように構成されている。これにより、認証の成否に応じてドア1の開扉の可否が決まる構成を容易に実現することができる。また、このようにドアノブ14の運動自体を制御することにより、錠前(電気錠12及びシリンダー錠16)を設けなくても、認証の成否に応じてドア1の開扉の可否が決まる構成を実現することが可能となる。
扉板10には、シリンダー錠16が取り付けられている。このように鍵穴を有する錠前(シリンダー錠16)が設けられている場合、シリンダー錠16がドア1における唯一の施錠手段であると部外者に誤信させ、それによりセンサ22を含めた生体認証装置20の存在をカムフラージュすることができる。
扉板10の内部におけるセンサ22の位置は、変更可能である。この場合、センサ22の位置を定期的に変更することにより、センサ22の存在及び位置を部外者に一層知られにくくなる。万一センサ22の存在及び位置を知られた場合であっても、センサ22の位置を変更することにより、変更後の位置を秘匿することができる。センサ22の位置が扉板10の外部からの遠隔操作により変更可能である場合、センサ22の位置の変更を容易に行うことができる。
ドア1においては、センサ22としてマイクが設けられている。マイクは、生体から離れていても生体情報(音声)を取得することができるため、扉板10の内部に隠れた状態のまま生体情報を取得するのに適している。
センサ22が指向性マイクである場合、その正面から発音しないと、本人の音声であっても、生体認証装置20による認証に成功しにくくなる。したがって、センサ22の位置を知らない部外者が複製等された音声を用いたとしても、認証に成功する確率は一層小さくなる。
扉板10の外面10aには、扉板10の内部と外部とを連通させる孔32が形成されている。かかる孔32の近傍にセンサ22を配置することにより、センサ22による音声の取得が容易になる。センサ22が正面視で孔32と重なる位置に設けられている場合、センサ22による音声の取得が特に容易になる。
その反面、孔32が目立つと、部外者にセンサ22の存在を知られる端緒となりかねない。かかる観点から、孔32の径は、2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。
本実施形態においては、複数の孔32が形成されている。これにより、センサ22による音声取得の容易性を犠牲にすることなく、1つ1つの孔32の径を小さくすることができる。ただし、孔32は、1つだけ設けられていてもよい。
扉板10の外面10aには、扉板10の内部と外部とを連通させる孔34が形成されている。かかる孔34の近傍にセンサ22を配置することにより、センサ22による音声の取得が容易になる。センサ22が正面視で孔34と重なる位置に設けられている場合、センサ22による音声の取得が特に容易になる。また、孔32に加えて孔34が設けられているため、センサ22の位置を変更した後においても、センサ22を連通孔(孔34)の近傍に配置することができる。このような孔34の存在意義に鑑みれば、孔34は、孔32から充分に(30cm以上)離れていることが好ましい。
その反面、孔34が目立つと、部外者にセンサ22の存在を知られる端緒となりかねない。かかる観点から、孔34の径は、2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることがより好ましい。
本実施形態においては、複数の孔34が形成されている。これにより、センサ22による音声取得の容易性を犠牲にすることなく、1つ1つの孔34の径を小さくすることができる。ただし、孔34は、1つだけ設けられていてもよい。
(第2実施形態)
図7は、本発明によるドアの第2実施形態を示す正面図である。ドア2は、建具として用いられるドアであって、扉板10、及び生体認証装置40を備えている。同図は、扉板10の外面10aを示している。扉板10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
生体認証装置40は、生体情報を取得するセンサ42を有している。生体認証装置40は、センサ42が取得した生体情報の認証を行う。センサ42は、扉板10の内部に隠れている。センサ42は、扉板10の内部に隠れた状態のまま生体情報を取得する。本実施形態においては、生体認証装置40の全体が扉板10の内部に隠れている。本実施形態においてセンサ42は、カメラである。センサ42が取得する生体情報は、例えば、指紋、静脈、虹彩等のパターンである。ドア2は、生体認証装置40による認証が成功したとき、開扉可能になる。反対に、認証が失敗したときは、ドア2は開扉可能にならない。
図8は、図7のドアの一部分(破線C3で囲まれた部分)を拡大して示す正面図である。また、図9は、図8のIX−IX線に沿った端面図である。扉板10の外面10aには、透光部52(第1の透光部)が設けられている。透光部52は、カメラ(センサ42)による撮像に必要な光を透過させる部分である。当該光は、透光部52を通じて、扉板10の内部と外部との間を往来することができる。透光部52は、扉板10の外面10aにおける地の部分(透光部52又は後述する透光部54が設けられていない部分)と同一色又は同系色に着色されていることが好ましい。センサ42は、扉板10の外面10aと内面10bとの間の空間において、正面視で透光部52と重なる位置に設けられている。なお、図9においては、センサ42を除く生体認証装置40の図示を省略している。
図10は、図7のドアの他の部分(破線C4で囲まれた部分)を拡大して示す正面図である。また、図11は、図10のXI−XI線に沿った端面図である。扉板10の外面10aには、透光部54(第2の透光部)も設けられている。透光部54は、カメラ(センサ42)による撮像に必要な光を透過させる部分である。当該光は、透光部54を通じて、扉板10の内部と外部との間を往来することができる。透光部54は、扉板10の外面10aにおける地の部分と同一色又は同系色に着色されていることが好ましい。また、透光部54は、透光部52から30cm以上離れていることが好ましい。
図7に戻って、扉板10の内部におけるセンサ42の位置は、変更可能である。センサ42の位置は、扉板10の外部からの遠隔操作により変更可能であることが好ましい。例えば、図12に示すように、正面視で透光部54と重なる位置にセンサ42を移動させることができる。同図においては、センサ42の移動に伴って、生体認証装置40全体も移動する例を示している。ただし、センサ42のみが移動し、生体認証装置40におけるセンサ42以外の部分は移動しない構成としてもよい。
ドア2の効果を説明する。ドア2は、生体認証装置40を備えており、生体認証装置40による認証が成功したときに開扉可能になる。これにより、ドア2が不正に開けられるリスクが低減する。しかも、ドア2においては、生体認証装置40のセンサ42が扉板10の内部に隠れている。このため、センサ42が外部から見えている場合と異なり、センサ42の存在を部外者に知られにくい。センサ42の存在を知らなければ、部外者は、ドア2の開け方、すなわちドア2を開けるのに生体認証が必要であることすら把握できない。これにより、ドア2が不正に開けられるリスクを一層低減させることができる。したがって、セキュリティに優れたドア2が実現されている。
ドア2においては、センサ42としてカメラが設けられている。カメラは、生体から離れていても生体情報(指紋等のパターン)を取得することができるため、扉板10の内部に隠れた状態のまま生体情報を取得するのに適している。
扉板10の外面10aには、透光部52が設けられている。かかる透光部52の近傍にセンサ42を配置することにより、センサ42によるパターンの取得が容易になる。センサ42が正面視で透光部52と重なる位置に設けられている場合、センサ42によるパターンの取得が特に容易になる。透光部52が扉板10の外面10aにおける地の部分と同一色又は同系色に着色されている場合、透光部52を目立ちにくくすることができる。
扉板10の外面10aには、透光部54が設けられている。かかる透光部54の近傍にセンサ42を配置することにより、センサ42によるパターンの取得が容易になる。センサ42が正面視で透光部54と重なる位置に設けられている場合、センサ42によるパターンの取得が特に容易になる。また、透光部52に加えて透光部54が設けられているため、センサ42の位置を変更した後においても、センサ42を透光部(透光部54)の近傍に配置することができる。このような透光部54の存在意義に鑑みれば、透光部54は、透光部52から充分に(30cm以上)離れていることが好ましい。ドア2のその他の効果は、ドア1と同様である。
本発明によるドアは、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、扉板の外面の一部に、センサによる生体情報の取得を容易にするための構造(孔32,34又は透光部52,54)が設けられた例を示した。しかし、センサによる生体情報の取得が可能である限り、かかる構造を設けることは必須でない。かかる構造を設けない場合、センサが位置する部分とその他の部分との間で、扉板の外面に外観上の差異が生じないようにすることができる。このことは、センサ22の存在や位置を部外者に知られにくくする点で有利である。
上記実施形態においては、ドアノブ14として、レバー型のドアノブを例示した。しかし、ドアノブ14は、丸型のドアノブであってもよい。その場合、ドアを開扉するには、ドアノブ14を回す操作が必要となる。このとき、ドアノブ14は、回転(自転)運動する。
上記実施形態においては、ドアとして開き戸を例示した。しかし、本発明は、引き戸にも適用することができる。また、上記実施形態においては、建具として用いられるドアを例示した。しかし、本発明は、例えば金庫の扉のように、建具以外の用途に用いられるドアにも適用することができる。
上記実施形態においては、認証に用いる生体情報として、音声(声紋)、指紋、静脈及び虹彩を例示した。しかし、例えば脳波のように、その他の生体情報を用いてもよい。
1 ドア
2 ドア
10 扉板
10a 外面
10b 内面
12 電気錠
14 ドアノブ
16 シリンダー錠
20 生体認証装置
22 センサ
32 孔(第1の孔)
34 孔(第2の孔)
40 生体認証装置
42 センサ
52 透光部(第1の透光部)
54 透光部(第2の透光部)

Claims (23)

  1. 扉板と、
    生体情報を取得するセンサを有し、当該センサが取得した前記生体情報の認証を行う生体認証装置と、を備え、
    前記センサは、前記扉板の内部に隠れており、
    前記生体認証装置による前記認証が成功したとき、開扉可能になることを特徴とするドア。
  2. 請求項1に記載のドアにおいて、
    前記センサは、前記扉板の内部に隠れた状態のまま前記生体情報を取得するドア。
  3. 請求項1又は2に記載のドアにおいて、
    前記生体認証装置の全体が前記扉板の内部に隠れているドア。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板に取り付けられた電気錠を備え、
    前記認証が成功すると、前記電気錠が開錠されるように構成されているドア。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板に取り付けられたドアノブを備え、
    前記認証が成功すると、前記ドアノブが運動可能になるように構成されているドア。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板に取り付けられた、鍵穴を有する錠前を備えるドア。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板の内部における前記センサの位置は、変更可能であるドア。
  8. 請求項7に記載のドアにおいて、
    前記センサの位置は、前記扉板の外部からの遠隔操作により変更可能であるドア。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載のドアにおいて、
    前記センサは、マイクであるドア。
  10. 請求項9に記載のドアにおいて、
    前記マイクは、指向性マイクであるドア。
  11. 請求項9又は10に記載のドアにおいて、
    前記扉板の外面には、当該扉板の内部と外部とを連通させる第1の孔が形成されているドア。
  12. 請求項11に記載のドアにおいて、
    前記センサは、正面視で前記第1の孔と重なる位置に設けられているドア。
  13. 請求項11又は12に記載のドアにおいて、
    前記第1の孔の径は、2mm以下であるドア。
  14. 請求項11乃至13の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板の前記外面には、当該扉板の内部と外部とを連通させる第2の孔が形成されているドア。
  15. 請求項14に記載のドアにおいて、
    前記第2の孔は、前記第1の孔から30cm以上離れているドア。
  16. 請求項14又は15に記載のドアにおいて、
    前記第2の孔の径は、2mm以下であるドア。
  17. 請求項1乃至8の何れかに記載のドアにおいて、
    前記センサは、カメラであるドア。
  18. 請求項17に記載のドアにおいて、
    前記扉板の外面には、前記カメラによる撮像に必要な光を透過させる第1の透光部が設けられているドア。
  19. 請求項18に記載のドアにおいて、
    前記センサは、正面視で前記第1の透光部と重なる位置に設けられているドア。
  20. 請求項18又は19に記載のドアにおいて、
    前記第1の透光部は、前記扉板の前記外面における当該第1の透光部が設けられていない部分と同一色又は同系色に着色されているドア。
  21. 請求項18乃至20の何れかに記載のドアにおいて、
    前記扉板の前記外面には、前記光を透過させる第2の透光部が設けられているドア。
  22. 請求項21に記載のドアにおいて、
    前記第2の透光部は、前記扉板の前記外面における前記第1の透光部又は当該第2の透光部が設けられていない部分と同一色又は同系色に着色されているドア。
  23. 請求項21又は22に記載のドアにおいて、
    前記第2の透光部は、前記第1の透光部から30cm以上離れているドア。
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