JPS58218563A - 音声認識作動形錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音声認識外動形錠装置の改良に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

最近の音声認識技術の進歩は目覚しく、各種のシステム
に応用されようとしている。その１つに音声認識外動形
錠装置があげられる。この音声認識外動形錠装置は、一
般に、電気的な信号によって施錠および開錠が制御され
る錠装置本体と、仁の錠装置本体を制御する音声認識装
置とで構成されている。音声認識装置としては、通常、
特定話者音声認識装置が用いられている。

この特定話者音声認識装置は、特定の話者が特定の言葉
を発したときの音声信号を登録しておき、この登録音声
信号とマイクロホンを介して外部から導入された音声信
号とを比較して両音声信号が一致したとき施錠信号ある
いは開錠信号を出力するように構成されている。したが
って、音声認識装置は、音声を登録した特定の話者がマ
イクロホンに向って登録した言葉と同じ言葉を発したと
きだけ開錠信号あるいは施錠信号を送出することになシ
、これによって錠としての機能を発揮している。

ところで、上記のような音声認識作動形錠装置を、たと
えば家庭の玄関扉等へ付設する場合には、家族のうちの
１人だけを特定話者として登録しておくことは不便で、
家族全員の音声を登録する必要がある。このようなこと
から、従来のとの種装置では、音声信号記憶用の記憶装
置を複数備え、各話者の音声信号を各記憶装置に別々に
記憶しておき、マイクロホンを介して外部から音声信号
が導入されたとき、この外部音声信号と各記憶装置に記
憶されている登録音１ 声信号とをそれぞれ比較するようにしている。

そして、家族全員と云った具合に複数人の音声を登録す
るときには、音声認識装置に付設されているキー機構を
操作し、これによって得られたコード化信号で各入電に
異なる記憶装置を選択し、その選択された記憶装置にマ
イクロホンを通った各人の音声信号を書き込むようにし
ている。

しかしながら、従来のこの種装置では登録音声信号の変
更等を考鷹に入れてキー機構の操作部を音声認識装置の
・ぞネル面に露出させているものが多い。家庭の玄関扉
に音声認識作動形錠装置を付設する場合には、音声認識
装置を屋外へ設ける必要があるので、前記のようにキー
機構の操作部が露出していると、コード化信号で記憶装
置を選択しているとは云え、第３者によって音声登録が
行なわれる虞れがあシ、防犯上改善する余地があった。

また、キー機構は複数のキーによって構成され、これら
キーはパネル内の要素に電気的に接続されたスイッチに
よって構成されているので、キー機構の操作部を露　　
　　１出させた場合には防水処置を施す必要があシ、こ
の結果、パネル構造が複雑化する問題もありた。

〔発明の目的〕

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、防犯上の面において勝れている
ばかシか、防水対策を施す必要がなく、使い易くかつ全
体の構成の単純化に寄与できるキー機構を備えた音声認
識作動形錠装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明に係る音声認識作動形錠装置は、音声認識装置に
設けられたキー機構に特徴を有している。すなわち、キ
ー機構は、音声認識装置の構成要素を収容する／やネル
内にキー数と同数設けられた非接触式のセンサと、上記
パネルの外面に選択的に当てがわれた状態で上記Ａ？ネ
ル外から前記センサに選択的に信号を送出する信号源を
有した信号送出器とで構成されているのである。上記セ
ンサと信号源との組合せとしては磁気センサと磁界発生
器、たとえば永久磁石との組合せ、光センサと光源との
組合せ等が採用５− される。

〔発明の効果〕

上記のように、・母ネルの壁を介して電磁的あるいは光
学的な信号の授受が行なえるセンサと信号源とを組合せ
、かつセンサをパネルの内側に、また信号源を・母ネル
の外側に配置することによってキー機構を構成している
。したがって、音声登録時だけ信号源、つまシ、信号送
出器をノ臂ネルの外面に当てがって、いわゆるキー操作
を行って音声を登録し、通常状態時には信号送出器を別
の場所に保管しておくことができ、これによって第３者
の登録を防止することができる。また、上記構成のキー
機構を用いているので、ノ母ネル壁に孔などを設ける必
要がない。したがって、キー機構の存在に伴なう格別な
防水処置を不要化できるので、それだけ全体の単純化を
図ることができる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

６一 第１図は、本発明の一実施例に係る音声認識作動形錠装
置を建屋の入口に設けた場合の外観図である。

すなわち、図中１は建屋の壁を示し、２は入口を示し、
３は扉を示している。扉３は一端側３ａが図示しない蝶
番によって回動自在に支持されてお多、他端側にノブ４
を備えている。そして、ｎ３のノブ近傍の端面部および
これに対向する壁１の端面部には第２図にも示すように
相互で９錠５を構成する空締めボルト６と受は座７とが
設けられている。なお、受は座７は奥行きが深く形成さ
れておシ、内部に上記受は座７と空締めボルト６とが嵌
合したとき上記空締めボルト６の先端部で押圧されてオ
フ作動するスイッチ８が収容されている。

しかして、前記９錠５が設けられている位置よシ上方位
置で扉３の端面部、、とこれに対向する壁１の端面部と
には第２図に示すように相互で本締め錠を構成する錠装
置本体１１が設けられている。錠装置本体１１はたとえ
ば、電磁ｆ２ンジャ式のもので、扉３の端面部に埋込ま
れた受は座１２と、壁１の端面部に水平方向へ移動自在
に埋込まれ、先端部が上記壁１の端面がら突出した状態
において上記受は座１２に選択的に嵌入する磁性材製の
ボルト１３とで構成されている。そして、上記ボルト１
３の後端とボルトクース１４との間にはボルト１３にと
のボルト１３の先端部を壁１の端面よシ突出させる向き
の力を常に付与するスゲリング１５が介在さ　　　□せ
である。また、スプリングノ５の周囲には、付勢された
とき磁気的吸引力をボルト１３に作用させて上記ボルト
１３をスゲリング１５の復元力に抗して後退させるコイ
ル１６が埋め込まれている。

一方、錠装置本体１１よシ上方位置で壁１の外面には、
上記錠装置本体１ノを制御する音声認識装置２ノが取シ
付けられている。音声認識装置２１はｉＪ？４ル２２内
に必要な要素を収容し　　　　１゛て構成されている。

上記・母ネル２２の前面壁２３は、たとえば第３図に示
すように半透明部材２４と非磁性の非透明部材２５とを
平板状に一体的に接合して形成されておシ、非透明部材
２５で形成された部分には後述する信号送出器３５を描
てがう範囲を示す色線枠２６が設けられているとともに
多数の小孔２７を穿設して形成された音声透過部２８が
設けられている。また、非透明部材２５で形成された部
分には押釦式スイッチ２９の操作部が突出している。し
かして、パネル２２内で、かつ前記前面壁２３の裏側に
は、第４図に示すようにボード３０が配置してあシ、こ
のボード３０の前記音声透過部２８に対向する位置には
マイクロホン３１が、また、前記色線枠２６で囲まれた
部分に対向する位置にはセンサ群３２が、また前記半透
明部材２４に対向する位置には発光素子３３ｍ　、　３
３ｂが固定されている。センサ群３２は、後述する信号
送出器３５とでキー機構を構成するもので、水平方向に
等間隔に５個ずつ垂直方向に２列に亘って配設された合
計１０個のたとえばホール素子を用いた磁気センサ３４
によって構成され９− ている。そして、これら磁気センサ３４と対をなしてキ
ー機構を構成する信号送出器３５は次のように構成され
ている。すなわち、第５図にも示すように、前記色線枠
２６で囲まれた部分と同一大きさに形成された非磁性材
製のプレート３６と、このグレート３６を前記色線枠２
６で囲まれた部分に当てかったとき、丁度、前記センサ
群３２の列に対向する位置に形成されたスリット３７ｍ
　、Ｊ７ｂと、これらスリット３７ａ　、３７ｂ内に摺
動自在に装着された前記磁気センナ３４０ホール素子と
ほぼ同一大きさの永久磁石３Ｒｈ　、Ｉｊ８ｂと、スリ
ット３７ａ。

３７ｂ間に設けられ上記磁気センサ３４の位置を表示す
る番号表示部３９とで構成されている。

しかして、パネル２２内には前述したマイクロホン３１
、センサ群３２を含む音声認識に必要な要素が収容され
ている。すなわち、これらは第５図に示すように、公知
のもの同様にマイクロプロセッサ４ノを主体にしたもの
で、センサ群３２の磁気センサ３４から出力が送出され
て１０− いる条件でかつスイッチ２９が操作されたとき、マイク
ロプロセッサ４１内の記憶装置のなかから磁気センサが
指定する記憶装置を選択する選択回路４２と、マイクロ
ホン３１の出力信号を増幅した後複数のチャンネルフィ
ルタ、マルチプレクサおよびアナログデジタル変換器を
介してプロセッサ４ノに導入する回路４３と、マイクロ
プロセッサ４１から送出された出力信号で動作して前記
コイル１６と直流電源との間に介挿されたスイッチ素子
４４を一定期間オン制御するドライバ回路４５とで構成
されている。なお、マイクロプロセッサ４ノは、前記選
択回路４２から出力が送出された時点から一定期間内、
　　にマイクロホン３１を介して音声信号が導入された
ときには、デジタル変換された音声信号を選択回路４２
が指定する内蔵の記憶装置に書き込むようにし、また、
通常呻（マイクロホン３１を介して音声信号が導入され
たときにはデジタル変換された上記音声信号と内蔵の各
記憶装置に書き込まれている、いわゆる登録音声信号と
を比較し、何れかが一致したときだけ出力信号を送出す
るようにしている。なお、第６図中４６は建屋内におい
て操作し得る押釦スイッチを示している。また、発光ダ
イオード３３ｍはスイッチ２９がオン作動したとき点灯
し、また、発光ダイオード３３ｂはスイッチ４４がオン
作動したとき点灯するように結線されている。

このような構成であると、扉３が開いている状態ではス
イッチ８が常にオン状態を保持するので、コイル１６が
付勢され、これによって錠装置本体１１のボルト１３が
後退した状態に保持される。また、扉３を一旦、閉める
と９錠５が掛り、この結果、スイッチ８がオフ状態とな
シコイル１６の付勢が停止されるので、ボルト１３が突
出し、これによって錠装置本体１１が掛った状態となシ
、単にノブ４を操作しただけでは扉３を開ける９とはで
きない。

しかして、上記のように錠装置本体１１が掛　　　　１
っているとき、すでに音声を登録しである話者がマイク
ロホン３１に向って登録しである特定の言葉を発すると
、マイクロプロセッサ４１がこの音声信号と登録しであ
る音声信号とを比較し、この場合には一致しているので
マイクロプロセッサ４１から出力信号が送出される。こ
の結果、スイッチ４４がオン状態となシ、コイル１６が
付勢されてボルト１３が後退し、開錠されることになシ
、ここに音声認識作動形としての機能が発揮されること
になる。

しかして、音声を登録するときには次のようにする。す
なわち、まず、・母ネル２２の前面壁２３に画かれた色
線枠２６内に信号発生器３５を第４図に示すように当て
がい、永久磁石３８ａ。

３８ｂをその認識装置に予め付された複数種類の２桁の
番号組合せのうちの１つの番号組合せを指定し得る位置
にセットする。このセットによって永久磁石３８ｇ　、
３８ｂに対向した磁気センサが出力を送出する。次に、
押釦スイッチ２９を抑圧操作し、この状態でマイクロホ
ン３１に向って任意の言葉を発すれば、その話者のその
言葉の音声信号が選択回路４２によって＝１３− 指定されたマイクロプロセッサ４）内の記憶装置に記録
され、この記録された音声信号を以後その話者の登録音
声信号とすることができる。

このようにして、家族全員を登録することができる。

そして、この場合には、・９ネル壁を介して信号の授受
が行なえる磁気センサ３４と永久磁石３８ａ、３８ｂと
を組合せてキー機構を構成しているので、登録終了後は
、信号送出器３５を別場所に保管しておくことができる
。したがって、第３者による登録を防止できるとともに
パネル２２の前面壁２３にキー機構を設けるための孔な
どをあける必要が全くないので、防水面からも有利であ
シ、また、・母ネル構造も単純化でき、結局、前述した
効果が得られる。

なお、上述した実施例では、磁気センサと永久磁石とを
組合せてキー機構を構成しているが・９ネルの前面壁を
ある波長の光だけを透過させる部材で形成し、その波長
の光を送出する光源とこれを受光する受光素子とを組合
せてキー機１４− 構を構成するようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る錠装置を扉に取付けた
ときの外観図、第２図は同装置における錠装置本体部分
だけを取シ出して示す断面図、第３図は同装置における
音声認識装置のパネル前面壁外観図、第４図は同パネル
前面壁部分の分解斜視図、第５図は信号送出器の平面図
、第６図は音声認識装置のブロック的構成図である。 １ノ・・・錠装置本体、２２・・・音声認識装置、３２
・・・センサ群、３５・・・信号送出器。 出願人代理人　　弁理士　鈴、江　武　彦第１図 １０− 第２ＷＩ 第３図 １ ２４　　　　　　　／ ２ ３２７ ：：：１１　　　： ｏｏ＼、 ２６　　　　　　　７　　＼、８２８ ■−−−−Ｎ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　施錠および開錠が電気信号によって制御される錠
   装置本体と、この錠装置本体を予め登録されている登録
   音声信号とマイクロホンを通して与えられた話者音声信
   号との比較結果に基いて制御するとともに上記音声信号
   の登録に際して複数のキーからなるキー機構の操作を必
   要とする音声認識装置とからなる音声認識外動形錠装置
   において、′前記キー機構は、前記音声認識装置の構成
   要素を収容する・母ネル内にキー数と同数設けられた非
   接触式のセンサと、前記・ぐネルの外面に選択的に当て
   がわれた状態で上記・母ネル外から前記センサに選択的
   に信号を送出する信号源を有した信号送出器とで構成さ
   れてなることを特徴とする音声認識外動形錠装置。 （２）前記センサは磁気センサで構成され、前記信号送
   出器の信号源は各磁気センサ別に磁界を作用させ得る永
   久磁石で構成されてなることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の音声認識外動形錠装置。