JPWO2017042881A1 - 極端紫外光生成装置 - Google Patents

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Abstract

極端紫外光生成装置は、パルスレーザ光が入射するためのウインドウを有するチャンバと、チャンバの内部の所定領域に向けて少なくとも1つのターゲットを出力するターゲット供給部と、少なくとも1つのターゲットを撮像するターゲット撮像装置と、ターゲット撮像装置による撮像位置を変更する第1のアクチュエータと、外部からの信号に基づいて第1のアクチュエータを制御する制御部と、を備えてもよい。

Description

本開示は、極端紫外光生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、70nm〜45nmの微細加工、さらには32nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、例えば32nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度の極端紫外(EUV)光を生成する極端紫外光生成装置と縮小投影反射光学系(reduced projection reflection optics)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲット物質にパルスレーザ光を照射することによって生成されるプラズマが用いられるLPP(Laser Produced Plasma)式の装置と、放電によって生成されるプラズマが用いられるDPP(Discharge Produced Plasma)式の装置と、シンクロトロン放射光が用いられるSR(Synchrotron Radiation)式の装置との3種類の装置が提案されている。
国際公開第2010/0117861号 米国特許出願公開第2013/0256136号明細書 米国特許出願公開第2010/0294958号明細書
概要
本開示の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、パルスレーザ光が入射するためのウインドウを有するチャンバと、チャンバの内部の所定領域に向けて少なくとも1つのターゲットを出力するターゲット供給部と、少なくとも1つのターゲットを撮像するターゲット撮像装置と、ターゲット撮像装置による撮像位置を変更する第1のアクチュエータと、外部からの信号に基づいて第1のアクチュエータを制御する制御部と、を備えてもよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図2は、本開示の比較例に係るEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図3は、上記比較例においてプラズマ生成領域が変更される場合の制御系統を示す。 図4は、上記比較例における課題を説明する図である。 図5は、本開示の第1の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。 図6A及び図6Bは、本開示の第1の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置、照明装置及びターゲット供給部を示す。 図7は、ターゲットの撮像位置の移動距離を算出する方法の一例を説明する図である。 図8は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。 図9は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置、照明装置、ターゲット位置センサ、照明装置及びターゲット供給部を示す。 図10は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット位置センサ、照明装置及びターゲット供給部を示す。 図11は、本開示の第3の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。 図12は、本開示の第3の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置、照明装置、ターゲット位置センサ、照明装置、ターゲットタイミングセンサ、照明装置及びターゲット供給部を示す。 図13は、本開示の第4の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置、照明装置、ターゲット位置センサ、照明装置、ターゲットタイミングセンサ、照明装置及びターゲット供給部を示す。 図14A及び図14Bは、本開示の第5の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置を示す。 図15A及び図15Bは、本開示の第6の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置を示す。 図16は、本開示の第7の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置を示す。
実施形態
<内容>
1.極端紫外光生成システムの全体説明
1.1 構成
1.2 動作
2.用語の説明
3.比較例に係るEUV光生成装置
3.1 構成
3.1.1 ターゲット供給部
3.1.2 ターゲット位置センサ
3.1.3 ターゲットタイミングセンサ
3.1.4 ターゲット撮像装置
3.1.5 レーザ光進行方向制御部等
3.2 動作
3.2.1 ターゲットの出力
3.2.2 ターゲット通過タイミングの検出
3.2.3 ターゲット位置情報の算出
3.2.4 ターゲットの撮像
3.2.5 プラズマの生成
3.2.6 プラズマ生成領域の移動
3.3 課題
4.撮像位置を変更可能なターゲット撮像装置
4.1 構成及び動作
4.2 移動距離の算出方法
4.3 効果
5.ターゲット位置センサの出力に基づく制御
6.ターゲット位置センサ及びターゲットタイミングセンサの出力に基づく制御
7.パルス状の照明を用いたターゲット位置センサ
8.高速シャッタを含むターゲット撮像装置
9.イメージ伝送ファイバを含むターゲット撮像装置
10.複数のターゲットの同時撮影
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.極端紫外光生成システムの全体説明
1.1 構成
図1に、例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いられてもよい。本願においては、EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2及びターゲット供給部26を含んでもよい。チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給部26は、例えば、チャンバ2の壁を貫通するように取り付けられてもよい。ターゲット供給部26から供給されるターゲット物質の材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられていてもよい。その貫通孔には、ウインドウ21が設けられてもよく、ウインドウ21をレーザ装置3から出力されるパルスレーザ光32が透過してもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1及び第2の焦点を有し得る。EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されていてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域25に位置し、その第2の焦点が中間集光点(IF)292に位置するように配置されるのが好ましい。EUV集光ミラー23の中央部には貫通孔24が設けられていてもよく、貫通孔24をパルスレーザ光33が通過してもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御部5及びターゲットセンサ4をさらに含んでもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有してもよく、ターゲット27の存在、軌跡、位置、速度等を検出するよう構成されてもよい。
さらに、EUV光生成装置1は、チャンバ2の内部と露光装置6の内部とを連通させる接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャが形成された壁291が設けられてもよい。壁291は、そのアパーチャがEUV集光ミラー23の第2の焦点位置に位置するように配置されてもよい。
さらに、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御部34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するためのターゲット回収部28等を含んでもよい。レーザ光進行方向制御部34は、パルスレーザ光の進行方向を規定するための光学系と、この光学系の配置、姿勢等を調節するためのアクチュエータとを備えてもよい。
1.2 動作
図1を参照に、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34を経て、パルスレーザ光32としてウインドウ21を透過して、チャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザ光路に沿ってチャンバ2内に進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33としてターゲット27に照射されてもよい。
ターゲット供給部26は、ターゲット27をチャンバ2内のプラズマ生成領域25に向けて出力するよう構成されてもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射されてもよい。パルスレーザ光33が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマから放射光251が放射され得る。EUV集光ミラー23は、放射光251に含まれるEUV光を、他の波長域の光に比べて高い反射率で反射してもよい。EUV集光ミラー23によって反射されたEUV光を含む反射光252は、中間集光点292で集光され、露光装置6に出力されてもよい。
EUV光生成制御部5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括するよう構成されてもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理するよう構成されてもよい。また、EUV光生成制御部5は、例えば、ターゲット27が出力されるタイミング、ターゲット27の出力方向等を制御するよう構成されてもよい。さらに、EUV光生成制御部5は、例えば、レーザ装置3の発振タイミング、パルスレーザ光32の進行方向、パルスレーザ光33の集光位置等を制御するよう構成されてもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてもよい。
2.用語の説明
ターゲットの「軌道」は、ターゲット供給部から出力されるターゲットの理想的な経路、あるいは、ターゲット供給部の設計に従ったターゲットの経路とする。
ターゲットの「軌跡」は、ターゲット供給部から出力されたターゲットの実際の経路とする。
「プラズマ生成領域」は、ターゲットにパルスレーザ光が照射されることによってプラズマの生成が開始される領域とする。プラズマ生成領域は、本開示における所定領域に相当し得る。
3.比較例に係るEUV光生成装置
3.1 構成
図2は、本開示の比較例に係るEUV光生成システムの構成を概略的に示す。図2に示されるように、EUV光の出力方向をZ方向としてもよい。ターゲットの出力方向と反対の方向をY方向としてもよい。Z方向とY方向との両方に垂直な方向をX方向としてもよい。
チャンバ2aには、ターゲット供給部26と、ターゲット位置センサ40と、照明装置41と、ターゲットタイミングセンサ50と、照明装置51と、ターゲット撮像装置60と、照明装置61と、が取り付けられていてもよい。
3.1.1 ターゲット供給部
ターゲット供給部26は、チャンバ2aの壁面に形成された貫通孔2bを貫通するように配置されていてもよい。ターゲット供給部26は、ターゲット供給部アクチュエータ261を介してチャンバ2aに取り付けられていてもよい。ターゲット供給部アクチュエータ261は、チャンバ2aに対するターゲット供給部26の位置をZ軸の方向及びX軸の方向に移動させる二軸ステージであってもよい。ターゲット供給部アクチュエータ261は、本開示における第2のアクチュエータに相当し得る。貫通孔2bの周囲のチャンバ2aの壁面と、ターゲット供給部26との間には、図示しないシール手段が配置され、貫通孔2bの周囲のチャンバ2aの壁面とターゲット供給部26との間が密閉されていてもよい。シール手段は、例えばベローズ管でよい。
ターゲット供給部26は、溶融されたターゲットの材料を、内部に貯蔵してもよい。このターゲットの材料は、ターゲット供給部26の内部に供給される不活性ガスによって加圧されてもよい。ターゲット供給部26は、チャンバ2aの内部に位置する図示しない開口部を有してもよい。ターゲット供給部26の上記開口部付近に、図示しない加振装置が配置されてもよい。
3.1.2 ターゲット位置センサ
ターゲット位置センサ40と照明装置41とは、それぞれプラズマ生成領域25に向けられていてもよい。ターゲット位置センサ40は、イメージセンサ40aと、結像光学系40bと、光学フィルタ40cと、を含んでもよい。ターゲット位置センサ40は、図示しない像転送光学系と、図示しない高速シャッタと、図示しないイメージデータ処理部と、をさらに含んでもよい。ターゲット位置センサ40は筐体40dに収容され、筐体40dにウインドウ40eが配置されていてもよい。照明装置41は、光源41aと、照明光学系41bと、を含んでもよい。照明装置41は筐体41dに収容され、筐体41dにウインドウ41eが配置されていてもよい。光源41aはCW(continuous wave)レーザ光源であってもよい。
3.1.3 ターゲットタイミングセンサ
ターゲットタイミングセンサ50と照明装置51とは、ターゲット27の軌道を挟んで互いに略反対側に配置されていてもよい。ターゲットタイミングセンサ50は、光センサ50aと、受光光学系50bと、光学フィルタ50cと、を含んでもよい。ターゲットタイミングセンサ50は筐体50dに収容され、筐体50dにウインドウ50eが配置されていてもよい。照明装置51は、光源51aと、伝送光学系51fと、アイソレータ51gと、照明光学系51bと、光学フィルタ51hと、を含んでもよい。照明装置51は筐体51dに収容され、筐体51dにウインドウ51eが配置されていてもよい。光源51aはCWレーザ光源であってもよい。
3.1.4 ターゲット撮像装置
ターゲット撮像装置60と照明装置61とは、プラズマ生成領域25を挟んで互いに略反対側に配置されていてもよい。ターゲット撮像装置60は、イメージセンサ60aと、結像光学系60bと、光学フィルタ60cと、を含んでもよい。ターゲット撮像装置60は、図示しない像転送光学系と、図示しない高速シャッタと、図示しないイメージデータ処理部と、をさらに含んでもよい。ターゲット撮像装置60は筐体60dに収容され、筐体60dにウインドウ60eが配置されていてもよい。照明装置61は、光源61aと、照明光学系61bと、を含んでもよい。照明装置61は筐体61dに収容され、筐体61dにウインドウ61eが配置されていてもよい。光源61aはパルスレーザ光源であってもよい。
3.1.5 レーザ光進行方向制御部等
チャンバ2aの外部に配置されたレーザ光進行方向制御部34aは、高反射ミラー341及び342を含んでもよい。高反射ミラー341は、ホルダ343によって支持されていてもよい。高反射ミラー342は、ホルダ344によって支持されていてもよい。
チャンバ2の内部には、レーザ光集光光学系22aと、EUV集光ミラーホルダ81と、プレート82及びプレート83と、レーザ光集光光学系アクチュエータ84とが設けられてもよい。
プレート82は、チャンバ2に固定されてもよい。プレート82には、レーザ光集光光学系アクチュエータ84を介してプレート83が支持されてもよい。レーザ光集光光学系22aは、軸外放物面凸面ミラー221及び楕円面凹面ミラー222を含んでもよい。軸外放物面凸面ミラー221は、ホルダ223によって支持されてもよい。楕円面凹面ミラー222は、ホルダ224によって支持されてもよい。ホルダ223及び224は、プレート83に固定されてもよい。レーザ光集光光学系アクチュエータ84は、EUV光生成制御部5から出力される制御信号に従い、プレート82に対するプレート83の位置を変更可能であってもよい。
軸外放物面凸面ミラー221は、回転放物面の凸面を反射面とするミラーであってもよい。軸外放物面凸面ミラー221は、回転放物面の軸がパルスレーザ光32の光軸と略平行となるように配置されてもよい。
楕円面凹面ミラー222は、回転楕円面の凹面を反射面とするミラーであってもよい。楕円面凹面ミラー222は、第1の焦点と第2の焦点を有してもよい。軸外放物面凸面ミラー221の焦点と、楕円面凹面ミラー222の第1の焦点とが略一致するように、楕円面凹面ミラー222が配置されてもよい。楕円面凹面ミラー222の第2の焦点は、プラズマ生成領域25に位置してもよい。
EUV集光ミラー23は、EUV集光ミラーホルダ81を介してプレート82に固定されてもよい。
3.2 動作
3.2.1 ターゲットの出力
上述のターゲット供給部26において、不活性ガスによって加圧されたターゲットの材料は、上記開口部を介して出力されてもよい。上述の加振装置によってターゲット供給部26に振動が与えられることにより、ターゲットの材料は複数のドロップレットに分離されてもよい。それぞれのドロップレットが、ターゲット27として、ターゲット供給部26からプラズマ生成領域25までの軌道に沿って移動してもよい。
ターゲット供給部26の内部に供給される不活性ガスの圧力は、EUV光生成制御部5からの制御信号によって制御されてもよい。不活性ガスの圧力が制御されることにより、ターゲット27の移動速度が調整されてもよい。
3.2.2 ターゲット通過タイミングの検出
照明装置51は、ターゲット27の軌道及びその周囲に向けてCWレーザ光を出力してもよい。照明装置51から出力された光の光路を1つのターゲット27が通過するとき、この光の一部がターゲット27によって遮られ、ターゲットタイミングセンサ50に到達する光の強度が一時的に低い状態となってもよい。ターゲットタイミングセンサ50は、この光の強度の変化を検出して、ターゲット通過タイミング信号をEUV光生成制御部5に出力してもよい。
EUV光生成制御部5は、ターゲット通過タイミング信号をレーザ装置3に出力してもよい。レーザ装置3は、ターゲット通過タイミング信号を受信した時から所定の遅延時間が経過したタイミングでレーザ発振を行い、パルスレーザ光を出力してもよい。ターゲット27がプラズマ生成領域25に到達するタイミングでパルスレーザ光がプラズマ生成領域25に集光されるように、上記所定の遅延時間が設定されてもよい。
3.2.3 ターゲット位置情報の算出
照明装置41は、プラズマ生成領域25及びその周囲に向けてCWレーザ光を出力してもよい。照明装置41から出力された光の光路に1つのターゲット27が到達したとき、この光がターゲット27を照らしてもよい。
このとき、ターゲット27の像がターゲット位置センサ40に含まれるイメージセンサ40aの感光面に結像してもよい。イメージセンサ40aは、ターゲット27のイメージデータを出力してもよい。ターゲット位置センサ40は、図示しないイメージデータ処理部により、上述のイメージデータからターゲット27の位置情報を算出してもよい。図2に示されるようにプラズマ生成領域25に向けられたターゲット位置センサ40の撮像方向がYZ面と略平行である場合、少なくともターゲット27のX方向の位置情報が算出され得る。
さらに、図10を参照しながら後述するように、撮像方向がXY面と略平行となるように配置されたターゲット位置センサ42を備える場合には、ターゲット27のZ方向の位置情報が算出され得る。
また、ターゲット位置センサ40及び42は、図示しない高速シャッタをそれぞれ含んでもよい。これらの高速シャッタは、ターゲットタイミングセンサ50から出力されるターゲット通過タイミング信号に対して所定の遅延時間で開閉するように、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。このように所定タイミングでターゲット27を撮像するターゲット位置センサ40及び42から出力される位置情報を組み合わせることにより、ターゲット27のX方向、Y方向、及びZ方向の位置情報が算出され得る。なお、高速シャッタを開閉するための所定の遅延時間は、レーザ装置3がパルスレーザ光を出力するための所定の遅延時間より短くてもよい。これにより、レーザ装置3がパルスレーザ光を出力する前にターゲット27が撮影されてもよい。
ターゲット位置センサ40及び42の少なくとも1つが、ターゲットの位置情報をEUV光生成制御部5に送信してもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットの位置情報と、予め設定されたターゲットの目標位置とを比較して、この目標位置との差を補償するようにターゲット供給部アクチュエータ261を制御してもよい。ターゲット供給部アクチュエータ261を制御して、ターゲット供給部26をX方向又はZ方向に移動させることにより、ターゲットの軌道のX方向又はZ方向の位置が調整されてもよい。
また、ターゲット位置センサ40及び42がターゲット27のY方向の位置情報も算出した場合には、EUV光生成制御部5は、プラズマ生成領域25においてターゲット27にパルスレーザ光が照射されるようにレーザ装置3を制御してもよい。すなわち、EUV光生成制御部5は、レーザ装置3に設定された上記所定の遅延時間を調整することにより、Y方向のレーザ照射位置を調整してもよい。さらに、EUV光生成制御部5は、プラズマ生成領域25においてターゲット27にパルスレーザ光が照射されるようにレーザ光集光光学系アクチュエータ84を制御してもよい。
3.2.4 ターゲットの撮像
照明装置61は、プラズマ生成領域25及びその周囲に向けてパルスレーザ光を出力してもよい。照明装置61によるパルスレーザ光は、ターゲットタイミングセンサ50から出力されるターゲット通過タイミング信号に対して所定の遅延時間で出力されるように、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。照明装置61から出力されたパルスレーザ光の光路に少なくとも1つのターゲット27が存在するとき、パルスレーザ光がターゲット27を照らしてもよい。
このとき、ターゲット27の影の像がターゲット撮像装置60に含まれるイメージセンサ60aの感光面に結像してもよい。イメージセンサ60aは、ターゲット27の影のイメージデータを出力してもよい。ターゲット撮像装置60は、図示しないイメージデータ処理部により、上述のイメージデータからターゲットの位置、寸法、移動方向、移動速度等を算出してもよい。ターゲット撮像装置60は、ターゲットの位置、寸法、移動方向、移動速度等のデータをEUV光生成制御部5に送信してもよい。
EUV光生成制御部5は、ターゲットの位置、寸法、移動方向、移動速度等のデータに基づいて、レーザ装置3やターゲット供給部26等を制御してもよい。例えば、レーザ装置3がプリパルスレーザ光及びメインパルスレーザ光を出力する場合に、プリパルスレーザ光に対するメインパルスレーザ光の遅延時間が調整されてもよい。このプリパルスレーザ光は、ドロップレット状のターゲット27を拡散させるものでもよい。メインパルスレーザ光は、拡散した拡散ターゲットに照射されてプラズマを生成させるものでもよい。この場合、ターゲット撮像装置60はターゲット27の一形態である拡散ターゲット、またはプラズマを撮像してもよい。EUV光生成制御部5は、拡散ターゲットやプラズマの位置、寸法、拡散方向、拡散速度等のデータに基づいて、プリパルスレーザ光やメインパルスレーザ光の各遅延時間やターゲット供給部26、レーザ光集光光学系アクチュエータ84等を制御してもよい。また、EUV光生成制御部5は、ターゲットの移動速度のデータに基づいて、ターゲット27の移動速度が目標値に近づくように、ターゲット供給部26の内部に供給される不活性ガスの圧力を制御してもよい。
3.2.5 プラズマの生成
レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34aに含まれる高反射ミラー341及び342によって反射されて、パルスレーザ光32としてレーザ光集光光学系22aに導かれてもよい。
パルスレーザ光32は、レーザ光集光光学系22aに含まれる軸外放物面凸面ミラー221によって反射されることによりビーム拡大された後、楕円面凹面ミラー222によって反射され、パルスレーザ光33としてプラズマ生成領域25に集光されてもよい。
プラズマ生成領域25又はその近傍において、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33が照射されてもよい。ターゲット27にパルスレーザ光33が照射されることにより、ターゲット27がプラズマ化し、EUV光が生成されてもよい。
3.2.6 プラズマ生成領域の移動
図3は、上記比較例においてプラズマ生成領域が変更される場合の制御系統を示す。EUV光生成制御部5は、露光装置6から、プラズマ生成領域25を移動する指令信号を受信してもよい。プラズマ生成領域25を移動する指令信号は、プラズマ生成領域25をX方向、Y方向、Z方向にそれぞれどれだけ移動させるかを示す情報を含んでもよい。あるいは、プラズマ生成領域25を移動する指令信号は、プラズマ生成領域25をどの座標位置に移動させるかを示す情報を含んでもよい。ここでは一例として、プラズマ生成領域25を座標(X1,Y1,Z1)に移動させるものとして説明する。
EUV光生成制御部5は、プラズマ生成領域25を移動する指令信号を受信したら、以下のようにして、ターゲット位置とレーザ光集光位置とを変更してもよい。
EUV光生成制御部5は、所定タイミングにおけるターゲット27のY方向位置を座標Y1に変更するために、レーザ装置3を制御してもよい。すなわち、EUV光生成制御部5は、レーザ装置3に発振タイミング変更指令を送信することにより、レーザ装置3がパルスレーザ光を出力するための上記所定の遅延時間を調整してもよい。
EUV光生成制御部5は、ターゲットのX方向及びZ方向の位置を座標(X1,Z1)に変更するために、ターゲット供給部アクチュエータ261を制御してもよい。すなわち、EUV光生成制御部5は、ターゲット供給部アクチュエータ261にターゲット供給位置変更指令を送信することにより、ターゲット供給部26を移動させてもよい。
EUV光生成制御部5は、レーザ光集光位置を座標(X1,Y1,Z1)に変更するために、レーザ光集光光学系アクチュエータ84を制御してもよい。すなわち、EUV光生成制御部5は、レーザ光集光光学系アクチュエータ84にレーザ光集光位置変更指令を送信することにより、プレート82に対するプレート83の位置を調節してもよい。プレート83の位置が変更されることにより、軸外放物面凸面ミラー221及び楕円面凹面ミラー222の位置が変更されてもよい。その結果、軸外放物面凸面ミラー221及び楕円面凹面ミラー222によって反射されたパルスレーザ光33の集光位置が変更されてもよい。
3.3 課題
図4は、上記比較例における課題を説明する図である。図4は、図2に示されるターゲット撮像装置60及び照明装置61を抜き出して示している。ターゲット撮像装置60においては、所定の撮像位置にある被写体の像がイメージセンサ60aに結像されることによって被写体が撮像されてもよい。所定の撮像位置は、結像光学系60bから所定の距離に位置するものであってもよい。しかしながら、このような撮像位置と異なる位置にある被写体はイメージセンサ60aに結像されないので、コントラストの低い不鮮明な画像しかとれない場合がある。ターゲット撮像装置60によって鮮明に撮影し得る撮像位置は、ある程度の幅を有しており、図4では「ピントが合う範囲」として示されている。
ターゲット撮像装置60においては、高い空間分解能を得るために、結像光学系60bが大きな開口数(NA)を有することが望ましい。しかしながら、開口数を大きくすると、ピントが合う範囲が狭くなり得る。特に、ターゲット撮像装置60の撮像方向に沿った被写界深度が小さくなり得る。
図3を参照しながら説明したように、プラズマ生成領域25は露光装置6からの指令によって移動する場合があり得る。図4に示されるように、プラズマ生成領域25が移動し得る範囲よりも、ピントが合う範囲が狭いことがあり得る。ピントが合う範囲の外にプラズマ生成領域25が移動してしまうと、ターゲット撮像装置60は、ターゲットを鮮明に撮影することが困難になり得る。
ターゲット27を鮮明に撮影できないと、ターゲットの位置、寸法、移動方向、移動速度等の検出精度が悪化し得る。これにより、上述のレーザ装置3やターゲット供給部26等の制御が不安定となり、EUV光の生成が不安定となり得る。
また、プラズマ生成領域25を変更しない場合でも、ターゲット27の位置がプラズマ生成領域25から大きくずれた場合には、そのずれたターゲット27を鮮明に撮像することは困難になり得る。
以下に説明する実施形態においては、ターゲット撮像装置60による撮像位置を変更可能とすることにより、ターゲット27を鮮明に撮影し、EUV光の生成を安定化し得る。
4.撮像位置を変更可能なターゲット撮像装置
4.1 構成及び動作
図5は、本開示の第1の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。第1の実施形態においては、露光装置6からプラズマ生成領域25を移動する指令信号を受信した場合に、ターゲットの撮像位置が変更されてもよい。
図6A及び図6Bは、本開示の第1の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60、照明装置61及びターゲット供給部26を示す。第1の実施形態におけるターゲット撮像装置60は、プレート60iと、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jとをさらに含んでもよい。他の点については図2を参照しながら説明したものと同様の構成を有してもよい。
プレート60iと、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jとは、筐体60dの内部に配置されてもよい。プレート60iは、イメージセンサ60a及び結像光学系60bを保持していてもよい。ターゲット撮像装置アクチュエータ60jは、プレート60i、イメージセンサ60a、及び結像光学系60bを、筐体60dに対して移動可能であってもよい。
ターゲット撮像装置アクチュエータ60jがプレート60iをターゲット撮像装置60の撮像方向に沿って移動させることにより、ピントが合う範囲が移動してもよい。ピントが合う範囲の移動距離は、プレート60iの移動距離と略等しくてもよい。ターゲット撮像装置アクチュエータ60jは、本開示における第1のアクチュエータに相当し得る。
図5を再び参照し、EUV光生成制御部5は、露光装置6からプラズマ生成領域25を移動する指令信号を受信した場合に、ターゲットの撮像位置を変更するために、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jを制御してもよい。すなわち、EUV光生成制御部5は、ピントが合う範囲内にプラズマ生成領域25の座標(X1,Y1,Z1)が含まれるように、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jにターゲットの撮像位置変更指令を送信してもよい。ターゲットの撮像位置の移動距離は、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25を移動する指令に基づいて算出されてもよい。
他の点については、図3を参照しながら説明した制御系統と同様でよい。例えば、EUV光生成制御部5は、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25を移動する指令信号に基づいて、ターゲット供給部26を移動させてもよいし、レーザ光集光光学系22aを移動させることによりパルスレーザ光33の集光点を移動させてもよい。
4.2 移動距離の算出方法の一例
図7は、ターゲットの撮像位置の移動距離を算出する方法の一例を説明する図である。図7においては、変更前のプラズマ生成領域25は、XYZ軸の交点と仮定してもよい。図7に示されるように、ターゲット撮像装置60の撮像方向は、Z軸に対して角度θの傾きを有していると仮定してもよい。また、ターゲット撮像装置60の撮像方向をXY平面に投射したとき、その投射像がX軸に対して角度−φの傾きを有していると仮定してもよい。
プラズマ生成領域25を現在の位置から(Δx、Δy、Δz)だけ変更して座標(X1,Y1,Z1)に移動させる場合、ターゲット撮像装置60の撮像方向に沿って移動すべきターゲット撮像装置60の移動距離Lは、以下のように算出されてもよい。
Figure 2017042881
4.3 効果
第1の実施形態によれば、ターゲット撮像装置60の撮像位置を変更することにより、プラズマ生成領域25及びその近傍に到達するターゲット27を、ターゲット撮像装置60によって鮮明に撮影することができる。また、プラズマ生成領域25が移動しても、撮影される画像の倍率を略一定に保つことができる。さらに、ターゲット撮像装置60によって撮影された画像に基づいてオートフォーカスを行う場合よりも、高速な制御が可能となる。
5.ターゲット位置センサの出力に基づく制御
図8は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。第2の実施形態において、ターゲットの撮像位置は、ターゲット位置センサによって出力されるターゲット位置情報に基づいて変更されてもよい。
図9は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60、照明装置61、ターゲット位置センサ40、照明装置41及びターゲット供給部26を示す。図9はX軸に沿ってこれらの構成を見た様子を示す。
図10は、本開示の第2の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット位置センサ42、照明装置43及びターゲット供給部26を示す。図10はZ軸に沿ってこれらの構成を見た様子を示し、図2には示されていない部分の構成を含んでいる。
図9に示されるターゲット位置センサ40は、ターゲット27のX方向の位置情報を算出可能であってもよい。これに対し、図10に示されるターゲット位置センサ42は、ターゲット27のZ方向の位置情報を算出可能であってもよい。
図8を再び参照し、EUV光生成制御部5がターゲット撮像装置アクチュエータ60jに出力する撮像位置変更指令は、ターゲット位置センサ40及び42から受信したターゲット27のX方向の位置及びZ方向の位置(X,Z)に基づいて生成されてもよい。すなわち、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25の移動指令に含まれるX方向の位置及びZ方向の位置(X1,Z1)は、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jの制御には用いられなくてもよい。Y方向の位置に関しては、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25の移動指令に含まれるY方向の位置(Y1)が用いられてもよい。また、ターゲット位置センサ40及び42のうちの一方のみを用いる場合には、X方向の位置及びZ方向の位置のいずれか一方に関しては、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25の移動指令に含まれる情報が用いられてもよい。
他の点については、第1の実施形態と同様でよい。
第2の実施形態によれば、ターゲット27の実際の軌跡がプラズマ生成領域25からずれた場合でも、ターゲット撮像装置60の撮像位置を移動させることにより、ターゲット27を鮮明に撮影することができる。
なお、ターゲット27の位置がプラズマ生成領域25からずれた場合には、上述のようにターゲット27の位置が目標位置に近づくようにターゲット供給部アクチュエータ261及びレーザ装置3が制御され得る。従って、ターゲット27の位置は次第にプラズマ生成領域25に近づいてくると期待される。
6.ターゲット位置センサ及びターゲットタイミングセンサの出力に基づく制御
図11は、本開示の第3の実施形態に係るEUV光生成装置における制御系統を示す。第3の実施形態においては、ターゲットタイミングセンサ50によって出力されるターゲット通過タイミング信号を用いて、ターゲット位置センサ40及び42を制御し、ターゲットのY方向の位置情報(Y)を検出可能であってもよい。そして、ターゲットの撮像位置は、ターゲットのY方向の位置情報(Y)に基づいて変更されてもよい。
図12は、本開示の第3の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60、照明装置61、ターゲット位置センサ40、照明装置41、ターゲットタイミングセンサ50、照明装置51及びターゲット供給部26を示す。図12はX軸に沿ってこれらの構成を見た様子を示す。
第3の実施形態においては、第2の実施形態と同様に、ターゲット位置センサ42から出力されるX方向の位置情報も用いられてよい。
ターゲット位置センサ40は、高速シャッタ40kを含んでもよい。高速シャッタ40kは、ターゲットタイミングセンサ50から出力されるターゲット通過タイミング信号に対して所定の遅延時間で開閉するように、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。ターゲット位置センサ42も同様に高速シャッタを含んでもよい。このようなターゲット位置センサ40及び42から出力されるターゲットの位置情報を組み合わせることにより、EUV光生成制御部5がターゲット27のX方向、Y方向、及びZ方向の位置情報を算出してもよい。
図11を再び参照し、EUV光生成制御部5がターゲット撮像装置アクチュエータ60jに出力する撮像位置変更指令は、ターゲット位置センサ40及び42から出力される情報に基づくターゲット27のX方向、Y方向、及びZ方向の位置情報(X,Y,Z)に基づいて生成されてもよい。すなわち、露光装置6から受信したプラズマ生成領域25の移動指令に含まれるX方向、Y方向及びZ方向の位置(X1,Y1,Z1)は、ターゲット撮像装置アクチュエータ60jの制御には用いられなくてもよい。
他の点については、第2の実施形態と同様でよい。
7.パルス状の照明を用いたターゲット位置センサ
図13は、本開示の第4の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60、照明装置61、ターゲット位置センサ40、照明装置41、ターゲットタイミングセンサ50、照明装置51及びターゲット供給部26を示す。図13はX軸に沿ってこれらの構成を見た様子を示す。
第4の実施形態においては、第2及び第3の実施形態と同様に、ターゲット位置センサ42から出力されるX方向の位置情報も用いられてよい。
ターゲット位置センサ40は、高速シャッタ40k(図12)を含まなくてもよい。第4の実施形態においては、照明装置41が、光源としてパルスレーザ又はフラッシュランプ41mを含んでもよい。パルスレーザ又はフラッシュランプ41mは、ターゲットタイミングセンサ50から出力されるターゲット通過タイミング信号に対して所定の遅延時間でパルス発振又はフラッシュ発光するように、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。ターゲット位置センサ42及び照明装置43も同様でよい。このようなターゲット位置センサ40及び42から出力されるターゲットの位置情報を組み合わせることにより、EUV光生成制御部5がターゲット27のX方向、Y方向、及びZ方向の位置情報を算出してもよい。
他の点については、第3の実施形態と同様でよい。
8.高速シャッタを含むターゲット撮像装置
図14A及び図14Bは、本開示の第5の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60を示す。第5の実施形態において、ターゲット撮像装置60は、高速シャッタ60nと、像転送光学系60oとを含んでもよい。これらはプレート60iに保持されていてもよい。
高速シャッタ60nは、結像光学系60bとイメージセンサ60aとの間に配置されてもよい。高速シャッタ60nは、結像光学系60bによる結像位置に配置されてもよい。像転送光学系60oは、高速シャッタ60nとイメージセンサ60aとの間に配置されてもよい。像転送光学系60oは、高速シャッタ60nの位置に結像した像をさらにイメージセンサ60aの受光面に転写するように配置されてもよい。
高速シャッタ60nは、EUV光生成制御部5によって開閉を制御されてもよい。高速シャッタ60nが開かれたときだけ、イメージセンサ60aには撮像位置の像が結像してもよい。
ターゲット撮像装置アクチュエータ60jによってプレート60iが移動されることにより、イメージセンサ60aと、結像光学系60bと、高速シャッタ60nと、像転送光学系60oとが一体的に移動してもよい。
他の点については、第1〜第4の実施形態と同様でよい。
9.イメージ伝送ファイバを含むターゲット撮像装置
図15A及び図15Bは、本開示の第6の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60を示す。第6の実施形態において、ターゲット撮像装置60は、イメージ伝送ファイバ60pを含んでもよい。イメージ伝送ファイバ60pは、多数の光ファイバを束ねたバンドルファイバであってもよい。イメージ伝送ファイバ60pは、その一端に結像した像を、他端に伝送することができるように、光ファイバの配列が固定されていてもよい。
イメージ伝送ファイバ60pの一端は、結像光学系60bによる結像位置において、プレート60iに固定されていてもよい。イメージ伝送ファイバ60pの他端は、プレート60iと異なる所定位置に固定されていてもよい。
イメージセンサ60aは、プレート60iに保持されていなくてもよい。イメージ伝送ファイバ60pの上記他端とイメージセンサ60aとの間に、像転送光学系60qと、高速シャッタ60rと、像転送光学系60sとがこの順で配置されてもよい。
イメージ伝送ファイバ60pの上記他端に伝送された撮像位置の像は、像転送光学系60qによって高速シャッタ60rの位置に再度転写されてもよい。像転送光学系60sは、高速シャッタ60rの位置に結像した像をさらにイメージセンサ60aの受光面に転写するように配置されてもよい。
高速シャッタ60rは、EUV光生成制御部5によって開閉を制御されてもよい。高速シャッタ60rが開かれたときだけ、イメージセンサ60aには撮像位置の像が結像してもよい。
ターゲット撮像装置アクチュエータ60jによってプレート60iが移動されることにより、結像光学系60bと、上記一端を含むイメージ伝送ファイバ60pの一部とが一体的に移動してもよい。
第6の実施形態によれば、ターゲット撮像装置60の一部のみを移動させるので、可動部の質量を軽減し、スムーズに撮像位置を移動させることができる。また、撮像位置を精密に移動させることも可能になる。
さらに、高速シャッタ60rやイメージセンサ60aの設置場所についての制約が軽減され、設計の自由度が増大し得る。
他の点については、第1〜第5の実施形態と同様でよい。
10.複数のターゲットの同時撮影
図16は、本開示の第7の実施形態に係るEUV光生成装置に含まれるターゲット撮像装置60を示す。図16に示されるように、ターゲット27にパルスレーザ光33が照射されるとターゲット27はプラズマ化し得る。ターゲット27はプラズマ化した後、微粒子となってチャンバ2a内に飛散し得る。従って、ターゲット27は、プラズマ生成領域25よりもターゲットの軌道の上流側でしか撮影されないことがあり得る。この場合に、結像光学系60bによるピントの最も合ったベストフォーカス位置60tとプラズマ生成領域25とが一致していると、ベストフォーカス位置60tよりもターゲットの軌道の下流側ではターゲットが撮影されず、ピントが合う範囲の半分が無駄になる可能性がある。
そこで、第7の実施形態においては、ターゲット撮像装置60は、結像光学系60bによるベストフォーカス位置60tがプラズマ生成領域25よりもターゲットの軌道の上流側にずれた位置となるように、位置あわせされてもよい。これにより、1つのターゲット27とその次のターゲット27とを含む複数のターゲット27にピントが合った状態で、これらのターゲット27を同時に撮影することができる。これにより、ターゲットの速度計測精度を向上し得る。この場合、撮像されるターゲット27はプラズマ生成領域25に到達したドロップレットや拡散ターゲットを含み得るほか、プラズマ生成領域25に向けて移動中の複数のドロップレットも含み得る。従って、ターゲット撮像装置60は、複数のドロップレットと拡散ターゲットとを同時に撮像し得る。
上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図したものである。従って、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される修飾句「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。

Claims (8)

  1. パルスレーザ光が入射するためのウインドウを有するチャンバと、
    前記チャンバの内部の所定領域に向けて少なくとも1つのターゲットを出力するターゲット供給部と、
    前記少なくとも1つのターゲットを撮像するターゲット撮像装置と、
    前記ターゲット撮像装置による撮像位置を変更する第1のアクチュエータと、
    外部からの信号に基づいて前記第1のアクチュエータを制御する制御部と、
    を備える極端紫外光生成装置。
  2. 前記少なくとも1つのターゲットの軌道を変更する第2のアクチュエータをさらに備え、
    前記制御部は、前記外部からの信号に基づいて前記第1のアクチュエータ及び前記第2のアクチュエータの両方を制御する、
    請求項1記載の極端紫外光生成装置。
  3. 前記外部からの信号は、前記所定領域を変更する信号である、
    請求項1記載の極端紫外光生成装置。
  4. 前記少なくとも1つのターゲットの位置を計測するターゲット位置センサをさらに備え、
    前記外部からの信号は、前記ターゲット位置センサから出力された信号である、
    請求項1記載の極端紫外光生成装置。
  5. 前記第1のアクチュエータは、前記ターゲット撮像装置の少なくとも一部を移動させることにより前記撮像位置を変更する、
    請求項1記載の極端紫外光生成装置。
  6. 前記第1のアクチュエータは、前記ターゲット撮像装置の少なくとも一部を前記ターゲット撮像装置による撮像方向に沿って移動させることにより前記撮像位置を変更する、
    請求項5記載の極端紫外光生成装置。
  7. 前記ターゲット撮像装置は、イメージ伝送ファイバと、前記撮像位置の被写体の像を前記イメージ伝送ファイバの一端に転写するように配置された転写光学系と、前記イメージ伝送ファイバの他端から出力される光を受光するイメージセンサと、を含み、
    前記第1のアクチュエータは、前記一端を含む前記イメージ伝送ファイバの一部と、前記転写光学系と、を移動させることにより前記撮像位置を変更する、
    請求項5記載の極端紫外光生成装置。
  8. 前記少なくとも1つのターゲットは、前記所定領域に順次供給される複数のドロップレットを含み、
    前記ターゲット撮像装置は、前記複数のドロップレットに含まれる1つのドロップレットと後続する少なくとも1つのドロップレットとを同時に撮像する、
    請求項1記載の極端紫外光生成装置。
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