JPWO2017033465A1 - 筐体及び電力制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る筐体は、1枚の板材によって形成され、第1の側板と、第1の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第2の側板と、第2の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第1の底板と、第3の折り曲げ部を介して前記第2の側板に隣接する第2の底板と、を有する支柱を備える。前記支柱における前記第1の底板及び前記第2の底板は、前記板材における前記第1の折り曲げ部の延長線上に設けられた切り込み部によって互いに分断され、互いに重ね合わされた第1の重なり部を有し、該第1の重なり部を貫通する締結具により基礎に固定可能である。

Description

関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、日本国特許出願2015−165061号(2015年8月24日出願)の優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、筐体及び電力制御装置に関する。
従来、筐体に、蓄電池や燃料電池等(以下、適宜「蓄電池等」と略記する)と、蓄電池等用パワーコンディショナとからなる被格納物を格納した電力制御装置が、家庭用を中心に普及してきている。このような電力制御装置は、特に家庭用にあっては、設置スペースを抑えるために、上下方向に大きい形状に形成される傾向にある。そのため、電力制御装置の耐震性の向上が求められている。例えば特許文献1には、蓄電池の下部に脚部を設け、この脚部を架台に締結して固定することで、耐震性を向上させた据置蓄電池装置が開示されている。
近年、電力制御装置は高機能化が図られており、同時に重量化してきている。従って、耐震性の向上がますます求められている。
特開2000−48787号公報
本開示の筐体は、1枚の板材によって形成される。前記筐体は、第1の側板と、第2の側板と、第1の底板と、第2の底板と、を有する支柱を備える。前記第2の側板は、第1の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する。前記第1の底板は、第2の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する。前記第2の底板は、第3の折り曲げ部を介して前記第2の側板に隣接する。前記支柱における前記第1の底板及び前記第2の底板は、前記板材における前記第1の折り曲げ部の延長線上に設けられた切り込み部によって互いに分断される。前記第1の底板及び前記第2の底板は、互いに重ね合わされた第1の重なり部を有する。前記第1の底板及び前記第2の底板は、該第1の重なり部を貫通する締結具により基礎に固定可能である。
また、本開示の電力制御装置は、本開示の筐体を備える。
本発明の一実施形態に係る電力制御装置の斜視図である。 図1に示す電力制御装置(カバー部材の一部を除く)の斜視図である。 図1に示す電力制御装置(カバー部材の一部を除く)の筐体から被格納物を取り出した状態を示す斜視図である。 図1に示す電力制御装置が備える筐体(カバー部材及び配線接続部を除く)の斜視図である。 図4に示す筐体が備える左支柱の一部を示す斜視図である。 図5に示す左支柱の一部を示す他の斜視図である。 図5に示す左支柱を構成する板材の展開図である。 図4に示す筐体が備える左支柱及び棚板の一部拡大図である。 図4に示す筐体が備える右支柱、プルボックス及び取付部材の斜視図である。 図9に示す右支柱、プルボックス及び取付部材の分解斜視図である。 図9に示す取付部材の一部を示す斜視図である。 図11に示す取付部材の一部を示す他の斜視図である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。なお、三次元直交座標系の互いに直交する軸をX,Y,Zとする。このとき、本明細書において、上下方向とはZ軸に平行な方向を意味する。上方はZ軸正方向を意味する。下方はZ軸負方向を意味する。また、左右方向とはX軸に平行な方向を意味する。左方向はX軸負方向を意味する。右方向はX軸正方向を意味する。さらに、前後方向とはY軸に平行な方向を意味する。前方向はY軸負方向を意味する。後方向はY軸正方向を意味する。
電力制御装置1は、図1に示すように、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属の板材を板金加工して形成されたカバー部材9に覆われて略直方体状に形成される。電力制御装置1は、本例では、左右方向に1000mm〜1200mm、上下方向に900mm〜1100mm、前後方向に280mm〜320mmの大きさに形成され、例えば180kg〜220kgの質量を有する。
図2に示すように、電力制御装置1は、筐体2と、筐体2の内部に格納される被格納物であるパワーコンディショナ(PCS)3及び複数の蓄電池4とを備える。また、筐体2は、右側面の上部(後述する右支柱20の上部)に配線接続部5を備え、右側面の下部にプルボックス60を備えている。電力制御装置1は、電線管(例えばPF管)等の配管をプルボックス60に接続し、プルボックス60に接続された配管から延伸する配線を配線接続部5に接続することで、外部の太陽電池や系統等との間で電力を入出力することが可能である。PCS3と蓄電池4とは、筐体2に格納された状態では、筐体2内の配線によって相互に通電可能に接続される。
PCS3は、蓄電池4や外部の太陽電池から供給される直流の電力と、外部の系統から供給される交流の電力との変換を行う。PCS3は、図2に示すように、本例では、筐体2内部の上段に格納され、例えば30kg以上50kg以下の質量を有する。
蓄電池4は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等から構成される。蓄電池4は、充電された電力を放電することにより、電力を供給可能である。また、蓄電池4は、外部の系統や太陽電池から供給される電力を充電可能である。蓄電池4は、図2に示すように、本例では、筐体2内部の下段に上下方向に積み重ねられて格納され、例えば、それぞれ最大で約15kg、合計で90kg以上100kg以下の質量を有する。
図3に示すように、蓄電池4は、筐体2内部に設けられた後述するレール部Rに吊り下げ可能であり、レール部Rの上を前後方向に摺動させることで筐体2内への格納及び筐体2からの排出が可能である。
筐体2は、カバー部材9及び配線接続部5の他に、左支柱10と、右支柱20と、第1の棚板31と、第2の棚板32と、第3の棚板33と、背面板40と、中央柱50とを備える。これらは鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属の板材を板金加工することにより得られる。また、筐体2は、後述するように、右支柱20に一体的に取り付けられたプルボックス60と取付部材70とを備える。筐体2は、この他に、例えば断熱材や緩衝材等を備えてもよい。
図4に示すように、左支柱10及び右支柱20は、一対の支柱を構成し、それぞれ下端で接地して上下方向を長手方向として延在している。また、左支柱10及び右支柱20のそれぞれが対向する側板(以下、適宜「第1の側板」という)を結合するように、上方から下方の順に第1の棚板31、第2の棚板32、第3の棚板33が取り付けられる。第3の棚板33の底面の左右方向中心部には、下方に突出する脚部34が設けられる。ここで、筐体2の内部は、第2の棚板32より上方を上段、第2の棚板32より下方を下段として区画される。
背面板40は、左支柱10及び右支柱20の各第1の側板の後部に上下方向に沿って結合するように取り付けられる。また、背面板40の左右方向中心部には、上下方向に沿って折り曲げて形成される補強部41が設けられる。中央柱50は、第2の棚板32及び第3の棚板33のそれぞれが対向する面の左右方向中心付近を結合するように取り付けられる。
左支柱10と中央柱50とが対向する側板、及び右支柱20と中央柱50とが対向する側板には、それぞれ前後方向に延在するレール部Rが設けられる。このレール部Rにより、前述のとおり蓄電池4を筐体2内へ格納及び筐体2から排出することができる。また、第2の棚板32の上面には、凹部321が形成される。
左支柱10は、図5及び図6に示すように、第1の側板11と、第2の側板12と、第1の底板13と、第2の底板14とを有する。ここで、第1の側板11及び第2の側板12は、第1の折り曲げ部18aを介して隣接する。第2の側板12は第1の側板11の両側に隣接する。第1の側板11及び第1の底板13は、第2の折り曲げ部18bを介して隣接する。第2の側板12及び第2の底板14は、第3の折り曲げ部18cを介して隣接する。
左支柱10は、図7に示すように、1枚の板材10’によって形成される。ここで、図7に示す板材10’において、実線は第1の底板13と第2の底板14とを分断する切り込み部17を形成する箇所を示す切り込み線である。破線は紙面手前側に折り曲げられて第1の折り曲げ部18aを示す谷折り線である。二点鎖線は、紙面手前側に折り曲げられて第2の折り曲げ部18bを示す谷折り線である。一点鎖線は、紙面手前側に折り曲げられて第3の折り曲げ部18cを形成する箇所を示す谷折り線である。また、図7における2本の縦方向の谷折り線は第1の折り曲げ部18aを形成し、第1の折り曲げ部18aの延長線上に切り込み部17(切り込み線)が設けられる。谷折り線及び切り込み線によって区画される各領域のうち、中央上部分が左支柱10の第1の側板11に相当する。また、各領域のうち、第1の側板11の左右に隣接する部分が左支柱10の第2の側板12に相当する。また、各領域のうち、第1の側板11の下に隣接する部分が第1の底板13に相当する。また、各領域のうち、第2の側板12の下に隣接する部分が第2の底板14に相当する。
ここで、左支柱10の構成を説明するために、板材10’から左支柱10が形成される過程について図7を参照して説明する。まず、図7に示す板材10’が、切り込み線に沿って切られることで切り込み部17が形成される(第1ステップ)。次に、板材10’は、第2の折り曲げ部18bに相当する横方向の谷折り線に沿って紙面手前側に略直角に折り曲げられることで、第1の側板11及び第1の底板13が形成される(第2ステップ)。また、板材10’は、第1の折り曲げ部18aに相当する縦方向の谷折り線に沿って紙面手前側に略直角に折り曲げられる(第3ステップ)。そして、板材10’は、第3の折り曲げ部18cに相当する横方向の谷折り線に沿って略直角に折り曲げられることで、第2の側板12及び第2の底板14が形成される(第4ステップ)。これにより、図6に示すように、切り込み部17によって分断された第1の底板13と第2の底板14とが重ね合わされた第1の重なり部19が形成される。この状態で、図6に示すように、第1の重なり部19にスポット溶接等による結合部15が設けられて第1の底板13と第2の底板14とが連結される。また、第1の底板13と第2の底板14とを貫通する第1の固定孔16が設けられる(第5ステップ)。ここで、第2ステップと第3ステップとは、相互に順番を入れ替えてもよい。また、第1の固定孔16は、第1の重なり部19が形成される前に形成してもよい。
以上の工程により、図5及び図6に示すように、第1の底板13と第2の底板14とが重ね合わされた第1の重なり部19が形成され、その第1の重なり部19を貫通する第1の固定孔16が設けられた左支柱10が形成される。左支柱10は、このように構成されることで、1枚の板材10’から形成されるのでコストを抑えることができる。また、例えばアンカー等の締結具を第1の固定孔16に貫通させて基礎に固定すると、第1の底板13と第2の底板14とが共に固定されるので、前後方向、左右方向、及び上下方向の何れの方向の揺れも低減され、耐震性を向上させることができる。ここで基礎とは、例えば、筐体を支え土台等に定着させる部分をいう。ここでアンカーとは、例えば、筐体等を固定するために、コンクリートの土台等に埋め込んで使用するボルトをいう。
また、左支柱10は、図5に示すように、第1の側板11上に、ネジ穴111及び前後方向に延在する挿入孔112が設けられる。第3の棚板33は、図8に示すように、挿入孔112に対応する突起部36を有する。突起部36を左支柱10の挿入孔112内に挿入して配置することで、第3の棚板33が左支柱10に取り付けられる。また、左支柱10のネジ穴111から第3の棚板33をネジ止めすることで、左支柱10に取り付けられた第3の棚板33が左支柱10に固定される。なお、ここでは第3の棚板33について説明したが、第1の棚板31及び第2の棚板32についても同様である。
ここで、挿入孔112の上下方向における幅は、突起部36の上下方向における幅の1倍以上1.5倍以下であってもよい。挿入孔112の上下方向における幅をこの範囲内とすることで、第1の棚板31、第2の棚板32及び第3の棚板33の上下方向の揺れが低減されて、耐震性を向上させることができる。
以上、左支柱10の構成について説明したが、上述した左支柱10の構成は、右支柱20についても同様であり、同様の効果を得ることができる。
図9に示すように、右支柱20には、プルボックス60及び取付部材70が一体的に取り付けられる。具体的には、右支柱20の底板の上に取付部材70の底板が重なるように置かれる。より詳細には、右支柱20の第1の重なり部29と、取付部材70の第2の重なり部79とが重ね合わされた第3の重なり部80が形成される。ここで、取付部材70の第2の重なり部79の詳細については後述する。また、取付部材70の底板の上にプルボックス60の底板が重なるように置かれる。このような状態で、相互にスポット溶接等により連結されることで、取り付けられる。そして、右支柱20、取付部材70及びプルボックス60は、相互に一体的に取り付けられた状態において、第3の重なり部80を貫通する第2の固定孔21が設けられている。これにより、例えばアンカー等の締結具を第2の固定孔21に貫通させて基礎に固定することができる。
右支柱20、取付部材70及びプルボックス60は、共に、前方の前側板、左方の左側板、後方の後側板を有し、右方には側板を有さない形状を有する。右支柱20、取付部材70及びプルボックス60は、相互に一体的に取り付けられた状態において、後側板に開口部22を形成し、また、底板に右方に開口する切り欠き部23を形成する。外部の太陽電池や系統等からの配管は、電力制御装置1の外部から開口部22又は切り欠き部23を通ってプルボックス60内に導かれる。
図10に示すように、プルボックス60は、外部の太陽電池や系統等からの配管を接続し、配管から延伸する配線を右支柱20の上部に設けられる配線接続部5に案内するための複数の案内孔61を上板に設ける。プルボックス60は、三方の全ての側板において取付部材70と接触した状態で、取付部材70と連結する。
取付部材70は、プルボックス60を右支柱20に安定的に取り付けるための補強部材であり、図10に示すように、前後方向中心部で底板及び左側板において相互に接触する前側補強部材70a及び後側補強部材70bの2つの部材から構成される。取付部材70の左側板は、前後方向中心に向けて低くなり、前側補強部材70a及び後側補強部材70bが相互に接触する箇所において最も低くなるように形成される。これにより、取付部材70は、前後方向の揺れに対して前側補強部材70a及び後側補強部材70bが底板付近で相互に突っ張り合うこととなり、揺れを低減する。
取付部材70及びプルボックス60は、それぞれの底板が、右支柱20の底板よりも左右方向に短く、右支柱20の底板の右端に揃えられた状態で取り付けられる。これにより、右支柱20の挿入孔から突出する第1の棚板31、第2の棚板32及び第3の棚板33の突起部等に取付部材70やプルボックス60の左側板が接触する可能性が低減される。
図11及び図12に示すように、取付部材70を構成する前側補強部材70a及び後側補強部材70bは、左支柱10や右支柱20と同様に、それぞれ1枚の板材によって形成される。また、前側補強部材70a及び後側補強部材70bは、第1の側板(左側板)71と、第2の側板(前側板及び後側板)72と、第1の底板73と、第2の底板74と、を有する。第2の側板72は、第1の折り曲げ部78aを介して第1の側板71と隣接する。第1の底板73は、第2の折り曲げ部78bを介して第1の側板71と隣接する。第2の底板74は、第3の折り曲げ部78cを介して第2の側板(前側板及び後側板)72と隣接する。また、取付部材70における第1の底板73及び第2の底板74は、板材における第1の折り曲げ部18aの延長線上に設けられた切り込み部17によって互いに分断され、互いに重ね合わされた第2の重なり部79を有する。そして、第2の重なり部79に、第2の固定孔21を構成する孔部75が設けられている。取付部材70は、このように構成されることで、取付部材70を構成する前側補強部材70a及び後側補強部材70bがそれぞれ1枚の板材から形成されるのでコストを抑えることができる。また、締結具を第2の固定孔21に貫通させて基礎に固定すると、右支柱20の第1の底板及び第2の底板と、取付部材70の第1の底板73及び第2の底板74と、プルボックス60の底板とが共に固定される。従って、前後方向、左右方向、及び上下方向の何れの方向の揺れもさらに低減され、耐震性をさらに向上させることができる。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
また、本実施形態に係る電力制御装置1において、左支柱10、右支柱20及び取付部材70は、それぞれ第2の側板及び第2の底板を2つずつ有するとして説明したが、このような構成には限定されない。左支柱10、右支柱20及び取付部材70は、第2の側板及び第2の底板をそれぞれ1つずつ有してもよいし、3つ以上有してもよい。
また、本実施形態に係る電力制御装置1において、取付部材70は、前側補強部材70a及び後側補強部材70bの2つの部材から構成されるとしたが、このような構成には限定されない。取付部材70は、1つの部材から構成されてもよいし、3つ以上の部材から構成されてもよい。
また、本実施形態に係る電力制御装置1は、被格納物としてPCS3及び複数の蓄電池4を備えるとして説明したが、被格納物として燃料電池を備えるとしてもよい。さらに、本実施形態に係る筐体2は、電力制御装置1に備えられるものには限定されず、用途も限定されない。
1 電力制御装置
2 筐体
3 PCS(被格納物)
4 蓄電池(被格納物)
5 配線接続部
9 カバー部材
10 左支柱
10’ 板材
11 第1の側板
12 第2の側板
13 第1の底板
14 第2の底板
15 結合部
16 第1の固定孔
17 切り込み部
18a 第1の折り曲げ部
18b 第2の折り曲げ部
18c 第3の折り曲げ部
19 第1の重なり部
20 右支柱
21 第2の固定孔
22 開口部
23 切り欠き部
29 第1の重なり部
31 第1の棚板
32 第2の棚板
33 第3の棚板
34 脚部
36 突起部
40 背面板
41 補強部
50 中央柱
60 プルボックス
61 案内孔
70 取付部材(補強部材)
70a 前側補強部材
70b 後側補強部材
71 第1の側板
72 第2の側板
73 第1の底板
74 第2の底板
75 孔部
78a 第1の折り曲げ部
78b 第2の折り曲げ部
78c 第3の折り曲げ部
79 第2の重なり部
80 第3の重なり部
111 ネジ穴
112 挿入孔
321 凹部
R レール部

Claims (5)

  1. 1枚の板材によって形成され、第1の側板と、第1の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第2の側板と、第2の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第1の底板と、第3の折り曲げ部を介して前記第2の側板に隣接する第2の底板と、を有する支柱を備え、
    前記支柱における前記第1の底板及び前記第2の底板は、前記板材における前記第1の折り曲げ部の延長線上に設けられた切り込み部によって互いに分断され、互いに重ね合わされた第1の重なり部を有し、該第1の重なり部を貫通する締結具により基礎に固定可能である、筐体。
  2. 前記支柱において、前記第2の側板は前記第1の側板の両側に隣接する、請求項1に記載の筐体。
  3. 前記支柱を複数備え、該複数の支柱は、前記第1の側板同士が対向し、かつ、前記第2の側板が外側となるように設けられた一対の支柱を構成し、
    前記一対の支柱の前記第1の側板同士に結合された棚板をさらに備え、
    前記支柱は、前記第1の側板に挿入孔を有し、
    前記棚板は、前記挿入孔内に配置された突起部を有する、請求項1又は請求項2に記載の筐体。
  4. 1枚の板材によって形成され、第1の側板と、第1の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第2の側板と、第2の折り曲げ部を介して前記第1の側板に隣接する第1の底板と、第3の折り曲げ部を介して前記第2の側板に隣接する第2の底板と、を有する補強部材をさらに備え、
    前記補強部材における前記第1の底板及び前記第2の底板は、前記板材における前記第1の折り曲げ部の延長線上に設けられた切り込み部によって互いに分断され、互いに重ね合わされた第2の重なり部を有し、
    前記第1の重なり部と、前記第2の重なり部とが重ね合わされた第3の重なり部を有し、該第3の重なり部を貫通する締結具により基礎に固定可能である、請求項1から3の何れか一項に記載の筐体。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の筐体を備える電力制御装置。
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