JPWO2017030079A1 - 冷却装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、自動車のフロントエンジンルームのうち所定部位を冷却する冷却装置を提供する。フロントエンジンルーム(1)のうち走行用エンジン(3)に対して車両進行方向前側に配置される送風機(40)と、フロントエンジンルーム(1)のフロント開口部(2)の車両進行方向前側からフロント開口部(2)を通して流入される空気流を送風機(40)に導く導入流路(50a)を形成するシュラウド(50)とを備える自動車に適用される冷却装置が、送風機(40)に対して空気流の流れ方向の下流側に配置されて送風機(40)に開口する空気入口(61)と、フロントエンジンルーム(1)のうち所定部位(5)に開口する空気出口(62)と、空気入口(61)を通して送風機(40)から導入される空気流を空気出口(62)に流通させる空気流路(60a)とを形成するダクト(60)を備え、空気出口(62)から吹き出される空気流により所定部位(5)を冷却する。
Description
本開示は、冷却装置に関するものである。
本出願は、2015年8月20日に出願された日本特許出願番号2015−163053号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
従来、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両進行方向前側にエキゾーストマニホールドが配置される自動車に適用され、空気流によりエキゾーストマニホールドを冷却する冷却装置が、例えば、特許文献1に記載されている。
冷却装置では、フロントグリル開口部から導入されてラジエータを通過した空気流をエキゾーストマニホールド周辺を通過させてから走行用エンジン後部の下側に導くためのダクトが形成されている。これによれば、ラジエータを通過した空気流がエキゾーストマニホールド周辺を通過することによりエキゾーストマニホールドを冷却することができる。
上記特許文献1の冷却装置では、上述の如く、エキゾーストマニホールドが走行用エンジンに対して前側に配置される自動車では、エキゾーストマニホールドを空気流により冷却することができる。
しかし、エキゾーストマニホールドが走行用エンジンに対して後側に配置される自動車では、エキゾーストマニホールドを空気流により冷却する効果が低下する。
また、近年、エキゾーストマニホールドが走行用エンジンに対して前側に配置される自動車であっても、フロントエンジンルームが縮小化して、フロントエンジンルーム内の空気通路が狭くなっている。このため、フロントエンジンルーム内の通風性が低下して、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両進行方向後側に熱が溜まる恐れがある。
さらに、フロントエンジンルーム内の低い通風性が原因で、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両幅方向においても、熱が溜まる場合がある。この場合、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両幅方向に配置される部品を冷却することができない場合がある。
本開示、自動車のフロントエンジンルームのうち所定部位を冷却する冷却装置を提供することを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、冷却装置は、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両進行方向前側に配置される送風機と、フロントエンジンルームのフロント開口部の車両進行方向前側からフロント開口部を通して流入される空気流を送風機に導く導入流路を形成するシュラウドとを備える自動車に適用される。そして、冷却装置は、送風機に対して空気流の流れ方向の下流側に配置されて送風機に開口する空気入口と、フロントエンジンルームのうち所定部位に開口する空気出口と、空気入口を通して送風機から導入される空気流を空気出口に流通させる空気流路とを形成するダクトを備え、空気出口から吹き出される空気流により所定部位を冷却する。
このように、自動車のフロントエンジンルームのうち所定部位を冷却する冷却装置を提供することができる。
但し、フロント開口部は、フロントエンジンルームを車両進行方向前側に開口させる開口部である。また、送風機に対して空気流の流れ方向の下流側とは、送風機から吹き出される空気流のうち最も風量が多い主流の流れ方向の下流側を意味する。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に本開示の冷却装置が適用される自動車用の冷却モジュール10の第1実施形態を示す。
図1に本開示の冷却装置が適用される自動車用の冷却モジュール10の第1実施形態を示す。
本実施形態の冷却モジュール10は、自動車のフロントエンジンルーム1のうち、フロントグリル開口部2と走行用エンジン3の間に配置されている。フロントグリル開口部2は、自動車のフロントグリルにおいて、フロントエンジンルーム1からフロントグリルの車両進行方向前方に開口する開口部である。フロントエンジンルーム1は、自動車のうち乗員室に対して車両進行方向前側に配置されて走行用エンジン3が搭載される空間である。
具体的には、冷却モジュール10は、図1に示すように、コンデンサ20、ラジエータ30、電動送風機40、シュラウド50、およびダクト60を備える。
コンデンサ20は、フロントグリル開口部2に対して車両進行方向後側に配置されている。コンデンサ20は、圧縮機、減圧弁、および蒸発器とともに冷媒を循環させる空調装置用冷凍サイクル装置を構成し、圧縮機から吐出される高圧冷媒を車室外空気(以下、外気という)により冷却する熱交換器である。
ラジエータ30は、コンデンサ20に対して車両進行方向後側に配置されている。ラジエータ30は、走行用エンジン3の冷却水を外気により冷却する熱交換器である。ラジエータ30は、電動送風機40に対して、導入流路50a内の空気流れ方向の上流側に配置されている。導入流路50aは、フロントグリル開口部2から吸い込まれて導入流路50a内に流入される空気流を、コンデンサ20およびラジエータ30を通過させて電動送風機40に導くための空気通路である。導入流路50a内の空気流れ方向とは、導入流路50aを流れる複数の空気流のうち風量が最も多い主流の流れ方向のことである。
電動送風機40は、フロントエンジンルーム1のうちラジエータ30に対して車両進行方向後側に配置されている。電動送風機40は、自動車の車両進行方向前方からフロントグリル開口部2を通してコンデンサ20、およびラジエータ30を通過させる空気流を発生させる。
具体的には、電動送風機40は、ファン40a、およびファン40aを収納するファンケース40bを備える。ファン40aは、導入流路50aから空気流を吸い込んで走行用エンジン3側に吹き出す。本実施形態のファン40aは、電動モータにより駆動される。本実施形態のファン40aとしては軸流ファンが用いられる。
シュラウド50は、フロントグリル開口部2から吸い込んだ空気流をコンデンサ20およびラジエータ30を通過して電動送風機40に導くための導入流路50aを形成するケーシングである。シュラウド50は、コンデンサ20とラジエータ30の間の空間、および、ラジエータ30と電動送風機40の間の空間の、それぞれを、車両幅方向および天地方向から塞ぐように形成されている。
ダクト60は、空気入口61と、空気出口62と、空気流路60aとを、それぞれ形成する。空気流路60aは、空気入口61と空気出口62の間にて空気流が流通する空間である。ダクト60は、図1、図4に示すように、走行用エンジン3に対して天地方向上側に配置されている。ダクト60が冷却装置に対応する。
ダクト60のうち空気入口61を形成する空気入口形成部61aは、図1、図2、図3、図4に示すように、電動送風機40の上端部に接続されている。具体的には、ダクト60の空気入口形成部61aは、電動送風機40のファンケース40bに対して接続されている。本実施形態のダクト60の空気入口形成部61aとファンケース40bの間の固定には、例えばねじ等の締結部材が用いられる。
空気入口61は、電動送風機40に対して空気流れ方向の下流側において、電動送風機40に向けて(すなわち、車両進行方向前側に向けて)開口している。空気入口61は、電動送風機40と走行用エンジン3のシリンダヘッド3aとの間に配置されている。つまり、空気入口61は、電動送風機40と走行用エンジン3の上側部分との間に配置されている。空気出口62は、エキゾーストマニホールド5側に向けて開口されている。電動送風機40に対して空気流れの下流側とは、電動送風機40から吹き出される空気流のうち最も風量が多い主流の流れ方向の下流側を意味する。
エキゾーストマニホールド5は、走行用エンジン3から排気ガスを排出する排気管において、走行用エンジン3に接続される複数の排気流路を1つにまとめる多岐管である。エキゾーストマニホールド5は、フロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3に対して車両進行方向後方に配置されている。
本実施形態のフロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3に対して車両進行方向後方には、エキゾーストマニホールド5以外にターボチャージャー用タービンや触媒装置が配置されている。触媒装置は、走行用エンジン3から吹き出される排ガス中の有害成分を還元・酸化によって浄化する装置である。ターボチャージャーは、走行用エンジン3から吹き出される排ガスの内部エネルギーからタービンにより回転エネルギーを取りだし、この回転エネルギーにより圧縮器を作動させて圧縮空気を生成して走行用エンジン3の吸気口に供給する装置である。ターボチャージャー用タービンは、排ガスの内部エネルギーから回転エネルギーを取りだす装置である。
次に、本実施形態の冷却モジュール10の電気的構成について図5を参照して説明する。
冷却モジュール10は、電子制御装置90を備える。電子制御装置90は、マイクロコンピュータやメモリ等から構成されている。電子制御装置90は、車載バッテリ91から電力が供給されて動作する周知の電子制御装置である。このメモリは、非遷移的実体的記憶媒体である。
電子制御装置90は、メモリに記憶されるコンピュータプログラムにしたがって、ファン制御処理を実施する。
電子制御装置90は、ファン制御処理を実行する際に、イグニッションスイッチ92のスイッチ信号、水温センサ102の検出値、および油温センサ103の検出値に基づいて、電動送風機40の電動モータを制御する。
水温センサ102は、走行用エンジン3を冷却するエンジン冷却水の温度を検出する。油温センサ103は、エンジンオイルの温度を検出する。エンジンオイルは、走行用エンジン3を構成する各部品を潤滑するとともに、走行用エンジン3を冷却するために用いられている。イグニッションスイッチ92は、走行用エンジン3をオン、オフ(すなわち、始動、停止)させる電源スイッチである。電動送風機40は、ファンケース40b内のファン40aを回転駆動する電動モータを備える。
次に、電子制御装置90によるファン制御処理について図7を参照して説明する。
電子制御装置90は、図6のフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。
まず、電子制御装置90は、ステップS200において、イグニッションスイッチ92の出力信号に基づいて、走行用エンジン3(図6中ENGと記す)が稼働しているか否かを判定する。イグニッションスイッチ92がオンしている場合には、走行用エンジン3が稼働(すなわちON)しているとして、ステップS200においてYESと判定する。
次に、ステップS205において、次の(1)、(2)の判定を実施する。
(1)では、水温センサ102の検出値に基づいて、ラジエータ30に流れるエンジン冷却水の温度が所定温度以上であるか否かを判定する。(2)では、冷媒圧センサ104の検出値に基づいて、コンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定値以上であるか否かを判定する。
ここで、エンジン冷却水の温度が所定温度以上であるとき、およびコンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定値以上であるときのうち少なくとも一方であるときには、上記ステップS205でYESと判定する。これに伴い、ステップS210において、電動送風機40を作動させる。このため、電動送風機40は、自動車の車両前後方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、およびラジエータ30を通して導入される空気流を吸い込んで走行用エンジン3側に吹き出す。このことにより、自動車の車両前後方向前側からフロントグリル開口部2を通して導入される空気流は、シュラウド50によって導かれて、コンデンサ20、ラジエータ30、および電動送風機40を通過する。このため、導入流路50aから電動送風機40を通過して走行用エンジン3側に流れる空気流により走行用エンジン3が冷却される。
次に、電子制御装置90は、ステップS220において、イグニッションスイッチ92の出力信号に基づいて、走行用エンジン3が稼働している状態から停止した状態に遷移したか否かを判定する。具体的には、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したか否かを判定する。
ここで、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、ステップS220においてYESと判定する。このとき、ステップS230において、一定期間後に電動送風機40を停止させる。つまり、走行用エンジン3が停止すると、その後一定期間の間に亘って電動送風機40の動作を継続して、その後、電動送風機40を停止することになる。その後、ステップS200に戻る。
また、上記ステップS200において、イグニッションスイッチ92がオフしている場合には、走行用エンジン3が停止しているとしてNOと判定する。その後、ステップS200に戻る。
さらに、上記ステップS220において、イグニッションスイッチ92がオン状態を維持して、走行用エンジン3が稼働している状態を継続している場合には、NOと判定する。この場合、電動送風機40の動作を継続させて、ステップS200に戻る。
このようなステップS200〜S230の処理が繰り返されることにより、走行用エンジン3の稼働状態と他の条件の組み合わせにより、電動送風機40が作動を開始する。その後、走行用エンジン3が停止すると、その後一定期間の間に亘って電動送風機40が作動を継続するものの、その後電動送風機40が停止することになる。
また、電子制御装置90は、エンジン冷却水の温度が所定温度未満であり、かつコンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定値未満であるときには、上記ステップS205でNOと判定するため、電動送風機40の停止が維持される。
次に、本実施形態の冷却モジュール10の具体的な動作について説明する。
まず、車両が走行している場合において、エンジン冷却水の温度が所定温度未満であり、かつコンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定値未満であるときには、電子制御装置90が電動送風機40を停止させる。
この場合、空気流としての車両走行風が、車両の走行に伴って、車両前後方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、ラジエータ30、および電動送風機40を通過する。
このように流れる空気流のうち一部は、空気入口61を通してダクト60の空気流路60a内に流れる。この空気流路60a内に流れた空気流は、空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。このため、ダクト60の空気出口62から吹き出される空気流により、エキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービンを空気流により冷却することができる。
このようにエキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービンを冷却した空気流は、エキゾーストマニホールド5の床下側に流れる。このことにより、フロントグリル開口部2、コンデンサ20、ラジエータ30、ダクト60、およびエキゾーストマニホールド5の周辺を通過して自動車の床下側に流れる空気流が発生する。
また、電動送風機40を通過する車両走行風のうちダクト60の空気入口61に流れる空気流以外の残りの車両走行風は、走行用エンジン3の車両進行方向前側に流れる。このため、車両走行風は、走行用エンジン3の車両進行方向前側を冷却することができる。
その後、車両が走行している場合において、エンジン冷却水の温度が所定温度以上であるとき、およびコンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定値以上であるときのうち少なくとも一方であるときには、電動送風機40を作動させる。
このため、電動送風機40は、自動車の車両前後方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、およびラジエータ30を通して導入される車両走行風を吸い込んで走行用エンジン3側に吹き出す。この吹き出された車両走行風の一部は、空気入口61を通してダクト60の空気流路60a内に流れる。この空気流路60a内に流れた車両走行風は、空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。電動送風機40を通過する車両走行風のうちダクト60の空気入口61に流れる空気流以外の残りの車両走行風は、走行用エンジン3の車両進行方向前側に流れる。
さらに、走行用エンジン3が停止されると、電子制御装置90は、一定期間の間に亘って、電動送風機40を作動させる。
このため、電動送風機40は、自動車の車両前後方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、およびラジエータ30を通して導入される空気流を吸い込んで走行用エンジン3側に吹き出す。この吹き出された空気流の一部は、空気入口61を通してダクト60の空気流路60a内に流れる。この空気流路60a内に流れた空気流は、空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。電動送風機40を通過する空気流のうちダクト60の空気入口61に流れる空気流以外の残りの空気流は、走行用エンジン3の車両進行方向前側に流れる。その後、電子制御装置90は、電動送風機40を停止させる。
以上のように、エキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービンを空気流により冷却することができる。これに加えて、自動車の車両進行方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、ラジエータ30および電動送風機40を通過する空気流が発生する。このため、空気流によってラジエータ30を冷却することができる。このように、ラジエータ30を通過する送風量を確保しつつ、エキゾーストマニホールド5等の所定部位を冷却することができる。
以上説明した本実施形態によれば、冷却モジュール10は、電動送風機40に対して空気流方向の下流側に配置されているダクト60を備える。ダクト60は、電動送風機40および走行用エンジン3のシリンダヘッド3aの間に配置されて電動送風機40側に開口する空気入口61と、フロントエンジンルーム1のうちエキゾーストマニホールド5側に開口する空気出口62とを形成する。ダクト60は、空気入口61から導入された空気流を空気出口62側に流通させる空気流路60aを形成する。
これによれば、導入流路50aから電動送風機40を通過した空気流を空気入口61を通してダクト60の空気流路60a内に導いて、この導いた空気流を空気出口62からフロントエンジンルーム1のうちエキゾーストマニホールド5側に吹き出すことができる。このため、エキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービン等を冷却することができる。
なお、本実施形態のエキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービンは、本開示の所定部位に相当する。
さらに、本実施形態では、電動送風機40は、車両走行時に、導入流路50aを流れる車両走行風を吸い込んで吹き出す。このため、導入流路50aから電動送風機40、およびダクト60を通してエキゾーストマニホールド5側に流れる風量を増やすことができる。このため、エキゾーストマニホールド5等の冷却性能を上げることができる。
本実施形態では、車両走行時に、電動送風機40が停止したときでも、電動送風機40を通過した車両走行風のうち一部は、ダクト60を通過してその空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。このため、エキゾーストマニホールド5等を冷却することができる。
本実施形態では、走行用エンジン3のアイドリング時などにおいても、エンジン冷却水の温度やコンデンサ20の冷媒入口側の冷媒圧力が所定条件を満たすと、電子制御装置90がステップS205でYES判定して、電動送風機40を作動させる。このため、電動送風機40を通過した空気流をダクト60を通してエキゾーストマニホールド5側に吹き出してエキゾーストマニホールド5を冷却することができる。
本実施形態では、走行用エンジン3が停止されると、電子制御装置90は、一定期間の間に亘って、電動送風機40を作動させる。このため、走行用エンジン3を過負荷運転した後に走行用エンジン3を停止した、いわゆるデットソーク時に、電子制御装置90が電動送風機40を作動させることになる。この場合も、電動送風機40からの空気流をダクト60を通してエキゾーストマニホールド5側に吹き出してエキゾーストマニホールド5等を冷却することができる。
本実施形態では、車両走行時に、上述のごとく、電動送風機40を通過した車両走行風のうち一部は、ダクト60を通過してその空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。このため、車両走行時に、エキゾーストマニホールド5等を十分に冷却することができる。これに伴い、走行用エンジン3の停止後に電動送風機40の作動を継続させる、いわゆる、“アフタークーリング”の期間を短くすることができる。
以上のように、ダクト60から吹き出される空気流によりエキゾーストマニホールド5等を冷却することができるので、エキゾーストマニホールド5等からその周辺の部品に輻射される熱量を少なくすることができる。このため、エキゾーストマニホールド5等の周辺の部品温度を下げることができる。したがって、輻射熱を遮る遮熱板の使用数を減らしたり、部品の耐熱性を下げることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、ダクト60のうち空気入口61を形成する空気入口形成部61aを、電動送風機40のファンケース40bに接続した例について説明した。第2実施形態では、これに代えて、図7、図8に示すように、ダクト60の空気入口形成部61aがファンケース40bから離すように配置される。
上記第1実施形態では、ダクト60のうち空気入口61を形成する空気入口形成部61aを、電動送風機40のファンケース40bに接続した例について説明した。第2実施形態では、これに代えて、図7、図8に示すように、ダクト60の空気入口形成部61aがファンケース40bから離すように配置される。
図7は、第2実施形態の冷却モジュール10において、ダクト60および電動送風機40を示す上面図であり、図8は、第2実施形態においてダクト60および電動送風機40を示す側面図である。
ダクト60の空気入口61は、電動送風機40に対して空気流れ方向下流側において、電動送風機40から離れて配置されている。ダクト60のうち空気入口61を形成する空気入口形成部61aは、電動送風機40のファンケース40bに接続されていない。ダクト60の空気入口形成部61aは、電動送風機40に対して空気流れ方向下流側において、ファンケース40bから離れて配置されている。本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本第3実施形態では、上記第1実施形態の冷却モジュール10のダクト60に吹出口60c、60dを設けて、エキゾーストマニホールド5以外の被冷却部品を冷却する例について説明する。
本第3実施形態では、上記第1実施形態の冷却モジュール10のダクト60に吹出口60c、60dを設けて、エキゾーストマニホールド5以外の被冷却部品を冷却する例について説明する。
図9は、本実施形態の冷却モジュール10の側面図である。本実施形態の冷却モジュール10は、上記第1実施形態の冷却モジュール10において、ダクト60に吹出口60c、60dを設けたものである。このため、以下、ダクト60の吹出口60c、60dについて説明し、その他の構成の説明を省略する。なお、図9において、図3と同一の符号は、同一のものを示している。
吹出口60c、60dは、ダクト60の空気入口61および空気出口62の間において空気流路60a内からダクト60の外側に開口されている。吹出口60c、60dは、不図示の各被冷却部品に対して天地方向上側に位置する。各被冷却部品として、例えば、オルタネータ、ウエストゲートバルブ、その他の部品がある。吹出口60dは、吹出口60cに対して空気出口62側に配置されている。
このように構成される本実施形態では、自動車が走行しているときには、自動車の車両前後方向前側からフロントグリル開口部2、コンデンサ20、ラジエータ30、および電動送風機40を通過した車両走行風としての空気流の一部が、空気入口61を通してダクト60の空気流路60aに導入されて空気出口62からエキゾーストマニホールド5側に吹き出される。
このとき、空気流路60aから吹出口60c、60dを通してダクト60の外側に空気流が吹き出される。このため、各被冷却部品に対して吹出口60c、60dから空気流を吹き出すことができる。このため、複数の被冷却部品をスポット冷却することができる。
以上説明した本実施形態によれば、ダクト60のうち空気入口61および空気出口62の間には、空気流路60a内からダクト60の外側に開口させる吹出口60c、60dが設けられている。したがって、吹出口60c、60dから各被冷却部品に対して空気流を吹き出すことにより、エキゾーストマニホールド5以外の各種の各被冷却部品をスポット冷却することができる。
(第4実施形態)
本第4実施形態は、上記第1実施形態に対して、ダクト60が1つの空気入口61と2つの空気出口62とを備えるように変更されている。
本第4実施形態は、上記第1実施形態に対して、ダクト60が1つの空気入口61と2つの空気出口62とを備えるように変更されている。
図10は、第4実施形態における冷却モジュール10のダクト60を示す側面図である。
本実施形態のダクト60は、分岐ダクト64d、64cを備える。分岐ダクト64d、64cは、それぞれ、空気出口62を形成している。分岐ダクト64d、64cのそれぞれの空気流れ方向の上流側は、接続されて1つの空気入口61を構成している。つまり、ダクト60のうち空気入口61側から分岐ダクト64d、64cがそれぞれ分岐するようにダクト60が形成されている。
この場合、分岐ダクト64c、64dは、1つの空気入口61から吸い込んだ空気流を矢印Kbの如く分流させてそれぞれの空気出口62に導くことになる。このため、複数の被冷却部品にそれぞれ空気流を吹き出すことができる。
なお、上記第4実施形態では、ダクト60に2つの空気出口62を備えた例について説明したが、これに代えて、ダクト60に3つ以上の空気出口62を備えるようにしてもよい。
(第5実施形態)
上記第1〜第4実施形態では、ダクト60の空気出口62を走行用エンジン3に対して車両進行方向後側に向けて開口した例について説明した。第5実施形態では、これに代えて、フロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3に対して車両幅方向(すなわち車両左右方向)にダクト60の空気出口62が開口する。
上記第1〜第4実施形態では、ダクト60の空気出口62を走行用エンジン3に対して車両進行方向後側に向けて開口した例について説明した。第5実施形態では、これに代えて、フロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3に対して車両幅方向(すなわち車両左右方向)にダクト60の空気出口62が開口する。
図11は、第5実施形態における冷却モジュール10のダクト60を示す側面図である。
本実施形態のダクト60の空気出口62は、フロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3の車両幅方向に向けて開口している。具体的には、ダクト60の空気出口62は、例えば、バッテリ70に向けて開口している。本実施形態のバッテリ70は、本開示の所定部位に対応している。
バッテリ70は、フロントエンジンルーム1のうち走行用エンジン3の車両幅方向に配置されている。このため、ダクト60は、その空気出口62からバッテリ70に空気流を吹き出す。したがって、電動送風機40から吹き出される空気流をバッテリ70に十分に流通させる空気通路を確保できない場合であっても、ダクト60から直接、バッテリ70に吹き出される空気流によって、バッテリ70を冷却することができる。
(第6実施形態)
上記第1実施形態では、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、一定期間の間に亘って電動送風機40の動作が継続してから電動送風機40が停止した例について説明した。これに代えて、本第6実施形態では、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、電動送風機40が停止する例について説明する。
上記第1実施形態では、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、一定期間の間に亘って電動送風機40の動作が継続してから電動送風機40が停止した例について説明した。これに代えて、本第6実施形態では、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、電動送風機40が停止する例について説明する。
図12は、電子制御装置90によるファン制御処理を示すフローチャートである。
電子制御装置90は、図12のフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。図12と図6で同じ符号が付されたステップでは、同じ処理が行われる。図12では、図6に対して、ステップS230に代わるステップS230Aを備える。
本実施形態の電子制御装置90は、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したとき、ステップS220においてYESと判定する。このとき、ステップS230Aにおいて、電動送風機40を直ちに、すなわち、上述の一定期間よりも遙かに短い期間内に、停止させる。
以上説明した本実施形態によれば、イグニッションスイッチ92がオン状態からオフ状態に変化したときに、電動送風機40を停止させることができる。
ここで、車両走行時に、ダクト60を通過した車両走行風によってエキゾーストマニホールド5等を十分に冷却することができる。このため、走行用エンジン3の停止後に、電動送風機40を停止させても、エキゾーストマニホールド5やその周辺の部品に熱による問題(すなわち、熱害)が生じない。したがって、走行用エンジン3の停止後に電動送風機40の作動を継続させる、いわゆる、“アフタークーリング”が必要なくなる。
(他の実施形態)
(1)上記第1〜第6実施形態では、走行用エンジン3が稼働しているとき電動送風機40を作動させる例について説明した。これに加えて、自動車の速度が所定速度以上である高速走行時に電動送風機40を停止させるようにしてもよい。
(1)上記第1〜第6実施形態では、走行用エンジン3が稼働しているとき電動送風機40を作動させる例について説明した。これに加えて、自動車の速度が所定速度以上である高速走行時に電動送風機40を停止させるようにしてもよい。
(2)上記第1〜第6実施形態では、熱媒体としてのエンジン冷却水を冷却するラジエータ30を車載熱交換器として用いた例について説明した。しかし、これに代えて、熱媒体としてのエンジンオイルを冷却するオイルクーラを用いてもよい。
(3)上記第1〜第6実施形態では、ラジエータ30に対して車両進行方向前側にフロントグリル開口部2を設けた例について説明した。しかし、これに代えて、次のようにしてもよい。すなわち、フロントグリル開口部2としては、フロントエンジンルーム1からフロントグリルの車両進行方向前方に連通する開口部であるならば、ラジエータ30に対して車両幅方向にフロントグリル開口部2をオフセットして配置してもよい。
(4)上記第1〜第6実施形態では、本開示のフロント開口部をフロントグリルに形成したフロントグリル開口部2とした例について説明した。しかし、これに代えて、フロント開口部を、自動車のうちフロントグリル以外の部位に形成してもよい。つまり、フロントエンジンルーム1に対して車両進行方向前側以外の部位にフロント開口部を配置してもよい。例えば、フロントエンジンルーム1を天地方向上側から閉じるトランクリットにフロント開口部を形成してもよい。
(5)上記第3実施形態では、吹出口60c、60dを各被冷却部品に対して天地方向上側に配置した例について説明した。しかし、これに代えて、吹出口60c、60dを各被冷却部品に対して車両幅方向に配置してもよい。
(6)上記第3実施形態では、ダクト60において空気流路内からその外側に開口させる孔として、2つの吹出口60c、60dを用いた例について説明した。しかし、これに限らず、ダクト60において空気流路内からその外側に開口させる吹出口の個数は、1つでもよく、或いは、2つでもよい。さらには、上記吹出口の個数は、3つ以上でもよい。
(7)上記第1〜第6実施形態では、ダクト60の空気入口61を電動送風機40および走行用エンジン3のシリンダヘッド3aの間に配置した例について説明した。しかし、これに代えて、次の(a)(b)のようにしてもよい。
(a)ダクト60の空気入口61を電動送風機40に対して空気流れの下流側で、かつ走行用エンジン3よりも天地方向上側に配置してもよい。
ここで、電動送風機40に対して空気流れの下流側とは、電動送風機40から吹き出される空気流のうち最も風量が多い主流の流れ方向の下流側を意味する。
(b)ダクト60の空気入口61を電動送風機40と走行用エンジン3との間で、かつ走行用エンジン3のシリンダヘッド3aに対して天地方向下側に配置してもよい。
(8)上記第1〜6実施形態において、電動送風機40として、軸流ファンを用いた例について説明した。しかし、これに代えて、軸流ファン以外の各種のファン(例えば、遠心ファン)を用いてもよい。
(9)上記第1実施形態では、本開示の所定部位を、エキゾーストマニホールド5、触媒装置、およびターボチャージャー用タービンとし、上記第5実施形態では、本開示の所定部位を、バッテリ70とした例について説明した。しかし、これに限らず、次のようにしてもよい。
すなわち、エキゾーストマニホールド5、触媒装置、ターボチャージャー用タービン、およびバッテリ70以外の部位を本開示の所定部位(つまり、被冷却対象)としてもよい。
(10)上記第3実施形態では、ダクト60が電動送風機40に接続され、かつダクト60に吹出口60c、60dを設けた例について説明した。しかし、これに代えて、ダクト60が電動送風機40から離れている冷却モジュール10において、ダクト60に吹出口60c、60dを設けてもよい。
(11)上記第4実施形態では、ダクト60が電動送風機40に接続され、かつダクト60に分岐ダクト64d、64cを設けた例について説明した。しかし、これに代えて、ダクト60が電動送風機40から離れている冷却モジュール10において、ダクト60に分岐ダクト64d、64cを設けてもよい。
(12)なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。さらに、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
本開示の1つの観点によれば、冷却装置は、フロントエンジンルームのうち走行用エンジンに対して車両進行方向前側に配置される送風機と、フロントエンジンルームのフロント開口部の車両進行方向前側からフロント開口部を通して流入される空気流を送風機に導く導入流路を形成するシュラウドとを備える自動車に適用される。そして、冷却装置は、送風機に対して空気流の流れ方向の下流側に配置されて送風機に開口する空気入口と、フロントエンジンルームのうち所定部位に開口する空気出口と、空気入口を通して送風機から導入される空気流を空気出口に流通させる空気流路とを形成するダクトを備え、空気出口から吹き出される空気流により所定部位を冷却し、空気入口は、送風機が作動することによって送風機から吹き出された空気流を受け入れる位置に配置されている。
Claims (7)
- フロントエンジンルーム(1)のうち走行用エンジン(3)に対して車両進行方向前側に配置される送風機(40)と、前記フロントエンジンルームのフロント開口部(2)の車両進行方向前側から前記フロント開口部を通して流入される空気流を前記送風機に導く導入流路(50a)を形成するシュラウド(10)とを備える自動車に適用される冷却装置であって、
前記送風機に対して前記空気流の流れ方向の下流側に配置されて前記送風機に開口する空気入口(61)と、前記フロントエンジンルームのうち所定部位に開口する空気出口(62)と、前記空気入口を通して前記送風機から導入される空気流を前記空気出口に流通させる空気流路(60a)とを形成するダクト(60)を備え、前記空気出口から吹き出される前記空気流により前記所定部位を冷却する冷却装置。 - 前記空気入口は、前記送風機と前記走行用エンジンの間に位置する請求項1に記載の冷却装置。
- 前記ダクトのうち前記空気入口と前記空気出口の間には、前記空気流路内から空気流を吹き出す吹出口(60c、60d)が形成されている請求項1または2に記載の冷却装置。
- 前記ダクトは、前記空気出口をそれぞれ形成する複数の分岐ダクト(64c、64d)を備え、
前記複数の分岐ダクトのそれぞれの前記空気流の流れ方向の上流側は、接続されて前記空気入口を形成している請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷却装置。 - 前記ダクトのうち前記空気入口を形成する空気入口形成部(61a)は、前記送風機に接続されている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の冷却装置。
- 前記空気入口は、前記送風機から離れている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の冷却装置。
- 前記所定部位はエキゾーストマニホールド(5)である請求項1ないし6のいずれか1つに記載の冷却装置。
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