JP2015163053A - 植物照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】育成照明装置の他に観賞/観察照明装置を備えた植物照明システムにおいて、観賞または観察時に植物育成環境が劣化することを抑制する。【解決手段】照明システム(14)は、育成照明装置(20A)と観賞照明装置(20B)とを備える。育成照明装置(20A)は、青色波長領域と赤色波長領域との各領域にて発光ピークを有する光を植物に照射する。観賞照明装置(20B)は、青色波長領域の光を発光する発光素子(170B)と、発光素子(170B)からの光にて励起して緑色波長領域の蛍光を発する緑色蛍光体(G)と、発光素子(170B)からの光にて励起して赤色波長領域の蛍光を発する赤色蛍光体(R')とを備える。育成照明装置(20A)のBR比と観賞照明装置(20B)のBR比とを一致または略一致させる。【選択図】図2

Description

本発明は、植物に光を照射する植物照明システムに関する。
植物に対して、育成に必要な人工光を照射する育成照明装置が従来から知られている。育成照明装置は、主に屋内の植物栽培施設に設置されており、季節や天候に関係なく植物を育成させるために用いられる。
植物育成のためには赤色光と青色光とを植物に照射することが好ましいため、育成照明装置は、赤色成分および青色成分を含有する光を植物に照射するように設計される。さらに、照明装置から照射される光のBR比(赤色成分の光のエネルギーと青色成分の光のエネルギーとの比率に応じた値)には、植物育成に適した適正値があり、また、BR比の適正値は植物の種類によって異なることが知られている。それゆえ、育成照明装置は、BR比が光を照射する植物の種類に適した値になるように設計される。
また、波長600〜700nmの範囲の光に加えて、波長700〜800nmの範囲の光(近赤色光)を植物に照射することで、波長600〜700nmの範囲の光及び波長700〜800nmの範囲の光のうち一方の光を照射する場合に比べて、2種類の光による相乗効果で光合成速度が速まることが知られている(いわゆるエマーソン効果)。それゆえ、育成照明装置は、近赤色光を発する発光体を追加した設計がなされる事もある。
しかし、育成照明装置の光には、赤色成分および青色成分が含有されているものの緑色成分は僅かしか含有されていないため、見た目の植物の色味が悪くなり、観察や観賞に向かないという問題がある。そこで、下記に示す特許文献2では、育成照明部の他に観賞照明部を備えた植物照明装置が提案されている。観賞照明部は、育成照明部の照射光には僅かしか含有されていない、450〜600nmの波長領域の光(緑色光)を照射するようになっている。
この構成によれば、通常時は育成照明部のみをオンにするが、観賞または観察時は育成照明部および観賞照明部の両方をオンにすることで、植物の光合成に必要な成分の光を常時供給しつつ、観賞または観察時には演色性を高めることができるようになっている。
特開2013−46621号公報 特許第438864号公報
育成照明部の光のBR比が育成に適した値(適正値)であっても、観賞または観察時に観賞照明部をオンにして緑色光を照射した場合、植物に照射される光全体でのBR比が適正値から大幅に外れてしまうことがあり、観賞または観察時に植物育成環境が劣化するという問題がある。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、育成用照明装置の他に観賞用照明装置を備えた植物照明システムにおいて、観賞または観察時に植物育成環境の劣化を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様の植物照明システムは、400〜500nmの青色波長領域と600〜700nmの赤色波長領域との各領域にて発光ピークを有する光を植物に照射する育成照明装置と、500〜600nmの緑色波長領域に発光ピークを有する第1発光体と、前記緑色波長領域以外の波長領域に発光ピークを有する第2発光体とを少なくとも有し、第1発光体の光と第2発光体の光とが少なくとも混合された光を前記植物に照射する観賞/観察照明装置とを備え、前記青色波長領域の光量子束と前記赤色波長領域の光量子束との比率をBR比とし、前記育成照明装置から照射される光のBR比を1:Lとし、前記観賞/観察照明装置から照射される光のBR比を1:(a×L)とする場合、a=0.9〜1.1に設定されることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、観賞または観察時に植物育成環境が劣化することを抑制できるという効果を奏する。
実施形態1の植物工場の内部を示す模式図である。 図1の植物工場に設置されている栽培棚の各段のうちの一つを示した模式図である。 育成照明装置の上面図である。 図3Aに示す育成照明装置のAA'線断面図である。 図3Aおよび図3Bに示す育成照明装置の斜視図である。 観賞照明装置の上面図である。 図4Aに示す観賞照明装置のBB'線断面図である。 図4Aおよび図4Bに示す観賞照明装置の斜視図である。 観賞照明装置および育成照明装置の夫々の分光分布図であり、BR比を1:1に設定した場合の図である。 観賞照明装置および育成照明装置の夫々の分光分布図であり、BR比を1:2に設定した場合の図である。 観賞照明装置および育成照明装置の夫々の分光分布図であり、BR比を1:4に設定した場合の図である。 観賞照明装置および育成照明装置の夫々の分光分布図であり、BR比を1:8に設定した場合の図である。 観賞照明装置および育成照明装置の配列例を示した模式図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態の植物照明システム(以下、単に「照明システム」と称す)を以下説明する。図1は、本実施形態の照明システムが設置される植物工場の内部を示す模式図である。
図1に示す植物工場Fは、植物を人工的に量産する工場である。図1に示すように、植物工場Fには、栽培棚Tが多数設置されており、栽培棚Tは、上段と中段と下段とからなる。上段、中段、下段は、互いに同じように、水耕栽培に用いられる部材を備えている。
図2は、栽培棚Tの各段のうちの一つを示した模式図である。図2に示すように、栽培棚Tには支柱10が複数立てられており、栽培棚Tの各段には、支柱10に支持されている載置台11と、載置台11に載置されている培養液タンク12と、培養液タンク12の方向へ向けて人工光を照射する照明システム14とが設置される。
培養液タンク12は、水耕栽培用の培養液を貯留するタンクである。また、培養液タンク12には、図示しない苗床(培地)が収容されており、この苗床に植物Pが植えられている。植物Pは、その一部が培養液に浸されると共に、別の一部が培養液の水面から突出し、照明システム14から照射される人工光が浴びせられるようになっている。つまり、植物工場Fにおいては、培養液と、照明システム14から照射される光とを植物Pに与えることで植物Pに光合成を促して、植物Pを育成するようになっている。
照明システム14は、支柱10に支持されている天板15と、天板15に取り付けられている育成照明装置20Aと、同じく天板15に取り付けられている観賞/観察照明装置20B(以下「観賞照明装置20B」と称す)とを備えている。育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの設置場所は、照射光の進行方向に植物Pが位置するように定められる。なお、以下では、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方を指すときは「照明装置20」と称する。
つぎに、育成照明装置20Aについて説明する。植物Pは、細胞の中にクロロフィル(光合成色素)を有しているが、クロロフィルは、400nm〜500nmの青色波長領域の光と、600nm〜700nmの赤色波長領域の光とを吸収する特性を有する。すなわち、植物Pの光合成には、青色光と赤色光とが重要な役割を果たす。そのため、照明システム14には、400〜500nmの青色波長領域と600〜700nmの赤色波長領域との両領域にて発光ピークを有する、育成用の光を照射する育成照明装置20Aが複数取り付けられている。図5Bの右側のグラフが、本実施形態の育成照明装置20Aの分光分布図である。図5Bのグラフにおいて、横軸は波長(Wavelength:単位 nm)を示し、縦軸は発光強度(Emission Intensity:単位 arb.unit)を示す(図5A、図5C、図5Dのグラフも同様)。なお、図5A〜図5Dの各グラフは、育成照明装置20Aまたは観賞照明装置20Bを出力最大(光量最大)にして光を出射させた場合において、積分球および分光光度計を用いて発光強度を測定した結果である。積分球としてはラブスフェア(Labsphere, Inc.)社製のものが用いられ、分光光度計としては大塚電子株式会社製のものが用いられる。
つぎに、観賞照明装置20Bについて説明する。図5Bに示すように、育成照明装置20Aは、400nm〜500nmの青色波長領域および600nm〜700nmの赤色波長領域に発光ピークを有しているが、500nm〜600nmの緑色波長領域での発光は僅かである。それゆえ、仮に、植物Pに光を照射する照明として育成照明装置20Aのみを照明システム14に取り付ける場合、作業員や観賞者が植物Pを見る場合に見た目の色味が悪くなるという問題が生じる(作業員や観賞者にとって植物Pの本来の色がわからなくなる)。
そこで、本実施形態の照明システム14には、図2に示すように、育成照明装置20Aの他に、緑色光を発する緑色蛍光体を含んだ観賞照明装置20Bが取り付けられる。また、照明システム14において、育成照明装置20Aの設置数と観賞照明装置20Bの設置数との割合を2:1に設定する(育成照明装置20Aが2であるのに対し、観賞照明装置20Bが1である)。また、育成照明装置20Aを「育成」と称し、観賞照明装置20Bを「観賞」と称す場合、図6に示すように、栽培棚Tの一端側から他端側に向けて、育成、観賞、育成、育成、観賞、育成、育成、観賞、育成、…の順に並ぶように各照明装置20の配置が定められる。育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの配置を図6の例のようにすることで、栽培棚Tの全ての植物Pに対し、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方の光を照射できる。
また、本実施形態の照明システム14においては、各々の育成照明装置20A毎に電源スイッチが設けられ、また、各々の観賞照明装置20B毎に電源スイッチが設けられている。それゆえ、(1)全ての育成照明装置20Aをオンにする一方で全ての観賞照明装置20Bをオフにすること、(2)全ての育成照明装置20Aをオフにする一方で全ての観賞照明装置20Bをオンにすること、(3)全ての育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bをオンにすること等が可能である。
以上にて説明した本実施形態の照明システム14によれば、観察や観賞を行わない間は多数若しくは全ての育成照明装置20Aをオンにする一方で全ての観賞照明装置20Bをオフにし、観察または観賞時において育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方をオンにすることにより、植物の光合成に必要な成分の光を常時供給しつつ、観賞または観察時には演色性を高めることができる。
つぎに、育成照明装置20Aの光のBR比を説明する。
まず、BR比について説明する。本実施形態のBR比は、青色波長領域(400〜500nm)の光量子束をBとし、赤色波長領域(600〜700nm)の光量子束をRとする場合のBとRとの比率を指す(B:R)。なお、光量子束は以下のようにして求める。横軸が波長を示し縦軸が発光強度を示すグラフ(図5A〜図5Dの各グラフ)において、発光強度を、単位時間当たりの光子数に変換し、青色波長領域での変換値(単位時間当たりの光子数)の積分値を青色波長領域の光量子束(B)とし、赤色波長領域での変換値(単位時間当たりの光子数)の積分値を赤色波長領域の光量子束(R)とした。つまり、BR比は、赤色成分の光のエネルギーと青色成分の光のエネルギーとの比率に応じた値である。
ここで、光量子束(単位:μmol・s−1)について詳細に説明する。光の分野では、光量の単位として光量子束密度(単位:μmol・m−2・s−1)が用いられることがある。光量子束密度は、対象物質に光を照射している場合に、1秒間(単位時間)に照射される光子数を対象物質の受光面積で割った値を指す(つまり単位時間に単位面積に照射される光子数を指す)。そして、光量子束は、光量子束密度に対して光照射面積を乗じた値を指す(つまり単位時間当たりに対象物質に照射される光子数を指す)。
すなわち、本実施形態で用いられる光量子束とは、単位時間当たりに対象物質に照射される光子のうち、対象となる波長領域の光子の数を指す。つまり、青色波長領域の光量子束は、単位時間当たりに対象物質に照射される青色波長領域の光子数を示した値であり、赤色波長領域の光量子束は、単位時間当たりに対象物質に照射される赤色波長領域の光子数を示した値である。
そして、前述したように、青色波長領域の光量子束は、図5A〜図5Dの各グラフにおいて、発光強度を光子数に変換した上で、青色波長領域の光子数を積分することで求めることができる。また、赤色波長領域の光量子束は、図5A〜図5Dの各グラフにおいて、発光強度を光子数に変換した上で、赤色波長領域の光子数を積分することで求めることができる。
ちなみに、植物育成の技術分野で慣用されている光合成有効光量子束密度(PPFD:photosynthetic photon flux density)は、単位時間に単位面積に照射される光子数のうち、クロロフィルが吸収する400nm〜700nmの光子数に相当する(つまり、光合成有効光量子束密度とは、対象となる波長領域を400nm〜700nmとした光量子束密度に相当する)。
また、植物育成の技術分野で慣用されている光合成光量子束は、単位時間に照射される光子数のうち、クロロフィルが吸収する400nm〜700nmの光子数に相当する(つまり、光合成光量子束は、対象となる波長領域を400nm〜700nmとした光量子束に相当する)。
つぎに、育成照明装置20AのBR比の最適値について説明する。前述したように、植物Pの光合成には青色光と赤色光とが重要な役割を果たすことため、青色波長領域と赤色波長領域とに発光ピークを有する光を育成照明装置20Aから射出するようになっているが、射出される光のBR比の適正値は、育成対象の植物の種類に応じて定められる。
それゆえ、育成照明装置20Aは、射出光のBR比が植物Pにとっての最適値になるように設計される。本実施形態では、植物PにとってのBR比の最適値は1:2であり、育成照明装置20Aは、射出光のBR比(青色波長領域の積分値:赤色波長領域の積分値)が1:2になるように設計される。具体的には、本実施形態の育成照明装置20Aの分光分布は、図5Bの右側のグラフのようになり、BR比が1:2になる。
ところで、観賞照明装置20Bは緑色蛍光体から生じる緑色光を照射するようになっているが、緑色蛍光体や緑色LEDから発生する緑色光には若干ながら赤色波長領域の光が混ざっていることが多い。また、後述するが、本実施形態の観賞照明装置20Bは、青色光を発生する発光素子を有し、この発光素子の光によって緑色蛍光体を励起するようになっている。つまり、観賞照明装置20Bの照射光には、青色波長領域および赤色波長領域の光が僅かに含まれていることになる。
それゆえ、仮に観賞照明装置20Bの照射光のBR比を特に制限しないことにすると、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方から光を照射する場合、育成照明装置20Aの射出光のBR比が植物Pにとって最適値であったとしても、植物Pに照射される光全体でのBR比が適正値から大幅に外れてしまうことになり、観賞または観察時に植物育成環境が劣化するという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、観賞照明装置20Bは、その照射光のBR比が育成照明装置20Aの照射光のBR比と一致するように設計される。つまり、育成照明装置20Aの照射光のBR比は1:2であるとともに、観賞照明装置20Bの射出光のBR比も1:2になっている。具体的には、本実施形態の観賞照明装置20Bの分光分布は、図5Bの左側のグラフのようになり、BR比が1:2である。
以上の構成によれば、観賞照明装置20Bから照射される光のBR比を、育成照明装置20Aから照射される光のBR比に一致させているため、観賞または観察時に、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方をオンにしても、植物に照射される光全体でのBR比が育成照明装置20Aの光のBR比(最適値)から大きく外れてしまうことを抑制できる。それゆえ、観賞または観察時に植物育成環境が劣化することを抑制できるという効果を奏する。
つぎに、育成照明装置20Aの構成について図を参照して説明する。図3Aは、育成照明装置20Aの上面図であり、図3Bは、育成照明装置20AのAA'線断面図であり、図3Cは、育成照明装置20Aの斜視図である。
図3A〜図3Cに示すように、育成照明装置20Aは、基板150Aと、ホルダ160Aと、発光素子170Aと、封止樹脂180Aとを有している(図3Cでは、説明の便宜上、発光素子170Aおよび封止樹脂180Aを省略している)。
基板150Aは、発光素子170Aに電力を供給するための配線および電極等が形成された配線基板である。ホルダ160Aは、貫通孔Hを有する形状であって、基板150Aの一方の面の側に配置されている。
発光素子170Aは、400〜500nmの青色波長領域に発光ピークを有する青色LED(light emitting diode)である。発光素子170Aとしては、GaN系半導体発光素子を用いることができる。
発光素子170Aは、ホルダ160Aの貫通孔Hの内部空間に位置するように、基板150Aの一方の面の側に実装されている。発光素子170Aは、基板150Aに形成されている配線に対して電気的に接続されている。
また、図3A〜図3Cに示すように、育成照明装置20Aには6個の発光素子170Aが取り付けられているが、発光素子170Aの設置数は、勿論6個に限定されるものではなく、設定すべきBR比に応じて適宜定められる。
封止樹脂180Aは、ホルダ160Aの貫通孔Hに挿入されている樹脂であり、発光素子170Aをホルダ160Aの貫通孔Hに封止するためのものである。封止樹脂180Aとしては、周知慣用されている材料を用いることができ、一例としてはシリコーン樹脂が挙げられる。
また、封止樹脂180Aには、図3Bに示すように赤色蛍光体Rが分散されている。赤色蛍光体Rとしては、650nm付近に発光ピークを有する赤色蛍光体を使用することができる。例えば、下記の一般式Aで実質的に表される2価のユーロピウム付活窒化物蛍光体を赤色蛍光体Rとして用いることができる。
一般式A:(MIV1−cEu)MVSiN
MIVは、Mg、Ca、SrおよびBaから選ばれる少なくとも1種の元素である。
MVは、Al、Ga、In、Sc、Y、La、GdおよびLuから選ばれる少なくとも1種の元素である。
0.001≦c≦0.15である。
また、ピーク発光波長が互いに異なる2種類以上の赤色蛍光体Rを用いてもよい。2種類以上の赤色蛍光体としては、例えば、一般式Aにおいて、MIVのMg、CaおよびSrの各原子組成比を変えることによって実現できる。また、赤色蛍光体Rとしては、ユーロピウム付活窒化物蛍光体以外であって周知慣用されている赤色蛍光体を用いることも勿論可能である。
以上にて示した育成照明装置20Aによれば、電源をオンにすると、基板150A上の全ての発光素子170Aが一斉に青色光を発光し、封止樹脂180Aに分散されている赤色蛍光体Rが当該青色光によって励起して赤色光を発光し、青色光と赤色光とが混ざり合った光が外部へ射出されるようになっている。これにより、青色波長領域および赤色波長領域に発光ピークを有する光を照射できるのである。また、本実施形態では、育成照明装置20Aは、図5Bの右側のグラフの分光分布を示し且つBR比が1:2になるように、各構成部材(発光素子170A、封止樹脂180A、赤色蛍光体R等)の種類、量等が適宜設定されている。
つぎに、観賞照明装置20Bの構成について図を参照して説明する。図4Aは、観賞照明装置20Bの上面図であり、図4Bは、観賞照明装置20BのBB'線断面図であり、図4Cは、観賞照明装置20Bの斜視図である。
図4A〜図4Cに示すように、観賞照明装置20Bは、基板150Bと、ホルダ160Bと、発光素子(第2発光体)170Bと、仕切プレート161と、封止樹脂180Bと、封止樹脂181Bとを有している(なお、図4Cでは、説明の便宜上、発光素子170B、封止樹脂180B、封止樹脂181Bが省略されている)。
基板150B、ホルダ160B、発光素子170Bは、各々、基板150A、ホルダ160A、発光素子170Aと同じものであるため、その説明を省略する。
仕切プレート161は、図4A〜図4Cに示すように、ホルダ160Aに形成されている貫通孔の内部空間を2つの領域に区画する仕切りである。仕切プレート161は、基板150Bのうち発光素子170B側の面において、基板150Bの面方向に対して垂直に立設されている。なお、仕切プレート161によって区画される領域を、分割領域190、分割領域191とする。仕切プレート161は、分割領域190の広さと分割領域191の広さとが均等になるように配置される。また、観賞照明装置20Bには6個の発光素子170Bが取り付けられているが、図4Aに示すように、分割領域190および分割領域191の夫々に発光素子170Bが3個ずつ配置されることになる。
封止樹脂180Bは、分割領域190に挿入されている樹脂であり、分割領域190に位置する発光素子170Bを封止するためのものである。封止樹脂181Bは、分割領域191に挿入されている樹脂であり、分割領域191に位置する発光素子170Bを封止するためのものである。封止樹脂180B・181Bとしては、周知慣用されている材料を用いることができ、一例としてはシリコーン樹脂が挙げられる。
封止樹脂180Bには、図4Bに示すように、赤色蛍光体R'が分散されている。封止樹脂180Bに分散される赤色蛍光体R'としては、育成照明装置20Aにて用いられている赤色蛍光体Rと同じものを利用できる。
封止樹脂181Bには、図4Bに示すように、緑色蛍光体(第1発光体)Gが分散されている。緑色蛍光体Gとしては、500nm〜600nmの波長領域に発光ピークを有する緑色蛍光体を利用できる。このような緑色蛍光体としては、下記の一般式Bに示される蛍光体を利用できる。
一般式B:(Lu1−xCeAl13
0.001≦x≦0.05とする。
また、ピーク発光波長が互いに異なる2種類以上の緑色蛍光体Gを用いてもよい。2種類以上の緑色蛍光体としては、例えば、一般式Bにおいて、Lu、Ceの各原子組成比を変えることによって実現できる。
さらに、緑色蛍光体Gとしては、一般式Bに示されるものに限られるわけではなく、一般式B以外であって周知慣用されている緑色蛍光体を用いることも勿論可能である。
以上にて示した観賞照明装置20Bによれば、電源をオンにすると、基板150B上の全ての発光素子170Bが一斉に青色光を発光し、封止樹脂180Bに分散されている赤色蛍光体R'が当該青色光によって励起して赤色光を発光し、封止樹脂181Bに分散されている緑色蛍光体Gが当該青色光によって励起して緑色光を発光する。これにより、緑色光と赤色光と青色光とが混ざり合った光が外部へ射出されるようになっている。
そして、本実施形態では、観賞照明装置20Bは、図5Bの左側のグラフの分光分布を示し且つBR比が1:2になるように、各構成部材(発光素子170B、封止樹脂180B・181B、赤色蛍光体R'、緑色蛍光体G等)の種類、量等が適宜設定される。
以上のように、育成照明装置20Aと観賞照明装置20Bとを併設し、照明装置20毎に電源スイッチを備えた照明システム14によれば、観察や観賞を行わない間は多数若しくは全ての育成照明装置20Aをオンにする一方で全ての観賞照明装置20Bをオフにし、観察または観賞時において育成照明装置20Aおよび育成照明装置20Aの両方をオンにすることにより、植物の光合成に必要な成分の光を常時供給しつつ、観賞または観察時には演色性を高めることができる。
また、育成用の光を照射する照明装置に緑色光を発する発光体が組み込まれている照明システムによれば、観察や観賞を行わない間も緑色光を発光させなければならず(緑色発光体のみオフにできない)、エネルギーロスの問題が生じるが、本実施形態ではこのような問題は生じない。
なお、照明システム14における育成照明装置20Aの設置数と観賞照明装置20Bの設置数との割合は1:2に限定されないし、育成照明装置20Aの設置数と観賞照明装置20Bとの配列例は図6に示す例に限定されない。要は、栽培棚Tの全ての植物Pに対し(栽培棚Tのうち植物Pを植えることの可能な範囲全域に対し)、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方の光を照射できれば、設置数の割合、および、配列の形態(列方向における育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの順序)は適宜変更可能である。例えば、育成照明装置20Aの設置数と観賞照明装置20Bの設置数との割合は1:1にし、栽培棚Tの一端側から他端側に向けて、育成照明装置20Aと観賞照明装置20Bとを交互に配列するようになっていてもよい。
また、栽培棚Tの全ての植物Pに対して育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方の光を照射できれば、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの配列形態を適宜変更可能である事は既に述べたとおりであるが、例えば、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bが一列で並ぶ形態のみならず、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bがマトリクス状に配列する形態であってもよい。そして、栽培棚Tの全ての植物Pに対して育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方の光を照射できれば、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの位置関係(各行および各列における育成照明装置20Aと観賞照明装置20Bとの順序)はどのようにしても構わない。
また、本実施形態の照明システム14は、植物工場Fの栽培棚Tに適用されるだけでなく、家庭用の栽培キットにも適用可能である。
また、本実施形態の育成照明装置20Aでは、波長600〜700nmの範囲の光に加えて、波長700〜800nmの範囲の光(近赤色光)を植物に照射するようになっているが、これはエマーソン効果を促すためである。
〔実施形態2〕
実施形態1の育成照明装置20Aの照射光のBR比および観賞照明装置20Bの照射光のBR比は1:2であったが、特に1:2に限定されるものではない。育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの照射光のBR比が揃っていればよく、BR比自体は植物Pの種類に応じて適宜変更可能である。なお、BR比を1:Xとする場合、X=0.5〜10の範囲内に設定される。これは、植物工場Fで育成される殆どの種類の植物においては、BR比の適正値が1:0.5〜10の範囲内に収まるからである。
例えば、育成照明装置20Aの照射光のBR比および観賞照明装置20Bの照射光のBR比を1:1とする場合、分光分布が図5Aに示すようになる。また、育成照明装置20Aの照射光のBR比および観賞照明装置20Bの照射光のBR比を1:3とする場合、分光分布は図5Cに示すようになり、育成照明装置20Aの照射光のBR比および観賞照明装置20Bの照射光のBR比を1:8とする場合、分光分布は図5Dに示すようになる。
なお、BR比を1:1とする場合のみ、観賞照明装置20Bにおいては赤色蛍光体R'を用いていない。これは、赤色蛍光体R'を用いなくても、発光素子170Bの青色波長域の発光と、緑色蛍光体Gによる赤色波長領域の発光とによって、1:1のBR比を実現できるからである。この場合、観賞照明装置20Bは、図3A〜図3Cに示す育成照明装置20Aと同様に仕切プレート161を有しない構造になっている。つまり、この場合の観賞照明装置20Bは、封止樹脂180Aおよび赤色蛍光体Rの代わりに封止樹脂181Bおよび緑色蛍光体Gが挿入されている点で図3A〜図3Cの育成照明装置20Aと異なるだけで、他の点は図3A〜図3Cの育成照明装置20Aと同じ構造になっている。
なお、図5A〜図5Bの分光分布を実現する各照明装置20において、封止樹脂に対する蛍光体配合比を25%程度に設定することが好ましい。これは、蛍光体の添加量をこれ以上増やすと、発光素子(青色LED)の光取り出し量が低下し、全体としての発光効率が大きく低下するためである。
また、以上では、BR比を1:(0.5〜10)に設定してもよい点を述べたが、観賞照明装置20Bの緑色波長領域の光量子束については例えば下記のように設定される。緑色波長領域の光量子束をGとし、青色波長領域の光量子束をBとし、赤色波長領域の光量子束をRとする場合、観賞照明装置20Bが出力最大で光を照射したときのBとGとRとの比率が1:1.5〜10:0.5〜10の範囲に収まるようになっていてもよい。
〔実施形態3〕
また、以上の実施形態では、育成照明装置20Aは、発光素子170Aおよび赤色蛍光体Rにより光を照射する形態であるが、発光素子170Aおよび赤色蛍光体Rの他に青色蛍光体を備える形態であってもよい。この場合、育成照明装置20Aは、図4A〜図4Cに示す観賞照明装置20Bと同様に仕切プレート161を有する構造になっている。つまり、この場合の育成照明装置20Aは、封止樹脂181Bおよび緑色蛍光体Gの代わりに、青色蛍光体と、青色蛍光体が分散される封止樹脂とが挿入されている点で図4A〜図4Cの観賞照明装置20Bと異なるだけで、他の点は図4A〜図4Cの観賞照明装置20Bと同じ構造になっている。なお、青色蛍光体としては、特許文献1の段落〔0044〕〔0045〕に開示されている高濃度BAMを用いることができる。
また、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bは、共に、発光素子および蛍光体により光を照射するようになっているが、蛍光体を備えずに発光素子のみで光を照射するようになっていても勿論よい。例えば、育成照明装置20Aは、青色光を発する青色発光素子と、赤色光を発する赤色発光素子とを備え、観賞照明装置20Bは、青色光を発する青色発光素子と、赤色光を発する赤色発光素子と、緑色光を発する緑色発光素子を備える形態であってもよい。
〔実施形態4〕
以上の各実施形態では、育成照明装置20AのBR比と観賞照明装置20BのBR比とを一致させたが、完全に一致させる必要はなく、観賞または観察時に植物育成環境が劣化しない程度の範囲で略一致していればよい。具体的には、BR比を1:(a×L)とする場合、a=0.9〜1.1になっていれば、観賞または観察時に植物育成環境が劣化することはない。例えば、育成照明装置20Aまたは観賞照明装置20Bを出力最大(光量最大)にして光を出射させた場合において、ラブスフェア(Labsphere, Inc.)社製の積分球と大塚電子株式会社製の分光光度計とを用いて分光分布を測定した結果から光量子束を求めた場合のBR比が1:(a×L)になっていればよい。
なお、以上示した各実施形態において、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bは、勿論、光量調整可能であってもよい。育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bは、光量調整が行われてもBR比は略一定であるため、出力最大時におけるBR比が1:(a×L)になっていれば、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの光量調整が行われても、観賞または観察時における植物育成環境の劣化を抑制できるのである。
〔まとめ〕
本発明の態様1の照明システム14は、400〜500nmの青色波長領域と600〜700nmの赤色波長領域との各領域にて発光ピークを有する光を植物Pに照射する育成照明装置20Aと、500〜600nmの緑色波長領域に発光ピークを有する緑色蛍光体G(第1発光体)と、緑色波長領域以外の波長領域に発光ピークを有する発光素子170B(第2発光体)とを少なくとも有し、第1発光体の光と第2発光体の光とが少なくとも混合された光を前記植物に照射する観賞照明装置20Bとを備え、前記青色波長領域の光量子束と前記赤色波長領域の光量子束との比率をBR比とし、育成照明装置20Aから照射される光のBR比を1:Lとし、観賞照明装置20Bから照射される光のBR比を1:(a×L)とする場合、a=0.9〜1.1に設定されることを特徴とする。
本発明の態様1によれば、観賞照明装置20Bから照射される光のBR比を、育成照明装置20Aから照射される光のBR比に一致または略一致させているため、観賞または観察時に、育成照明装置20Aおよび観賞照明装置20Bの両方をオンにしても、植物Pに照射される光全体でのBR比が育成照明装置20Aの光のBR比から大きく外れてしまうことを抑制できる。それゆえ、観賞または観察時に植物育成環境が劣化することを抑制できるという効果を奏する。
本発明の態様2の照明システム14において、前記第2発光体は、前記青色波長領域に発光ピークを有する発光素子170Bであり、前記第1発光体は、発光素子170Bから発する光によって励起して発光する緑色蛍光体Gであることを特徴とする。
本発明の態様2によれば、発光効率の悪い緑色発光素子(緑色LED)や電球を用いずに緑色光を照射できるため、発光効率の良い植物照明システムを構築できる。
また、緑色蛍光体Gは、前記緑色波長領域に発光ピークを有すると共に、前記赤色波長領域にも発光特性を有する。それゆえ、前記のLを低値(例えば1)に設定する場合、観賞照明装置20Bは発光素子170Bおよび緑色蛍光体Gを備えていれば目標とするBR比を実現できる。しかし、前記のLを高値(例えば8)に設定する場合、観賞照明装置20Bは、発光素子170Bおよび緑色蛍光体Gを備えるだけでは、赤色光が不足して目標とするBR比を実現できない。
そこで、本発明の態様3の照明システム14において、観賞照明装置20Bは、発光素子170Bから発する光によって励起して発光する赤色蛍光体R'をさらに備え、発光素子170Bの光と緑色蛍光体Gの光と赤色蛍光体R'の光とが混合された光を植物Pに照射するようになっていることを特徴とする。
これにより、前記のLを高値(例えば8)に設定する場合であっても、赤色光が不足することがなく、目標とするBR比を実現できる。
また、前記Lの適正値(育成に適した値)は植物の種類によって異なるが、殆どの種類の植物においては前記Lの適正値は0.5〜10の範囲内の値になる。それゆえ、本発明の態様4の照明システム14において、前記Lは、0.5〜10.0の範囲であることが好ましい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、植物に光を照射する照明システムに利用できる。
14 照明システム(植物照明システム)
20A 育成照明装置
20B 観賞照明装置(観賞/観察照明装置)
170A 発光素子
170B 発光素子(第2発光体)
G 緑色蛍光体(第1発光体)
R 赤色蛍光体
R' 赤色蛍光体

Claims (4)

  1. 400〜500nmの青色波長領域と600〜700nmの赤色波長領域との各領域にて発光ピークを有する光を植物に照射する育成照明装置と、
    500〜600nmの緑色波長領域に発光ピークを有する第1発光体と、前記緑色波長領域以外の波長領域に発光ピークを有する第2発光体とを少なくとも有し、第1発光体の光と第2発光体の光とが少なくとも混合された光を前記植物に照射する観賞/観察照明装置とを備え、
    前記青色波長領域の光量子束と前記赤色波長領域の光量子束との比率をBR比とし、前記育成照明装置から照射される光のBR比を1:Lとし、前記観賞/観察照明装置から照射される光のBR比を1:(a×L)とする場合、a=0.9〜1.1に設定されることを特徴とする植物照明システム。
  2. 前記第2発光体は、前記青色波長領域に発光ピークを有する発光素子であり、前記第1発光体は、前記発光素子から発する光によって励起して発光する緑色蛍光体であることを特徴とする請求項1に記載の植物照明システム。
  3. 前記観賞/観察照明装置は、前記発光素子から発する光によって励起して発光する赤色蛍光体をさらに備え、前記発光素子の光と前記緑色蛍光体の光と前記赤色蛍光体の光とが混合された光を前記植物に照射するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の植物照明システム。
  4. 前記Lは、0.5〜10.0の範囲であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の植物照明システム。
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