JP2015130838A - 植物育成用照明装置および植物育成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物に均一に光を照射する植物育成用照明装置および植物育成方法を提供する。【解決手段】植物育成用照明装置100は、列状に配置された複数の光源130をそれぞれに有する照明器110、120を備える。照明器110、120は、植物栽培用容器20の口がなす面30から予め定められた高さHで、植物栽培用容器20が配置された領域の外の植物栽培用容器20の口がなす面30に垂直な面40を挟む位置に配置される。照明器110、120は、光源130からの出射光を、植物栽培用容器20の口がなす面30の鉛直軸に対して傾いた方向から植物栽培用容器20に照射する。【選択図】図1

Description

本発明は、植物に光を照射する植物育成用照明装置および植物育成方法に関する。
キノコなどの人工栽培において、蛍光灯やLED(Light Emitting Diode)を光源とする照明装置が使用されている。例えば、特許文献1に記載の栽培物用人工光源では、直管型蛍光ランプがキノコを栽培する容器の中央の直上に配置され、直管型蛍光ランプからの光がキノコに照射される。また、特許文献2に記載のキノコ子実体の生育設備では、蛍光灯がキノコを栽培する容器の中央の直上と側方に配置され、蛍光灯からの光がキノコに照射される。
特開2011−244740号公報 特開2004−166585号公報
特許文献1、2に開示されている照明装置では、光がキノコを栽培する容器の中央の直上、あるいはキノコを栽培する容器の側方から照射されるため、光をキノコに均一に照射することが困難である。光がキノコに均一に照射されない場合、「なびき」と称されるキノコが光の強い方に向いて生長する現象や良好な傘が形成されない現象などが生じ、商品価値の高いキノコを生産することが困難になる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、植物に均一に光を照射する植物育成用照明装置および植物育成方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本願発明の第1の観点に係る植物育成用照明装置は、
列状に配置された複数の光源をそれぞれに有する複数の照明器を備え、
前記複数の照明器は、植物栽培用容器の口がなす面から予め定められた高さで、前記容器が配置された領域の外の前記容器の口がなす面に垂直な面を挟む位置に配置され、
前記照明器は、前記光源からの出射光を、前記容器の口がなす面の鉛直軸に対して傾いた方向から前記容器に照射する、
ことを特徴とする。
前記照明器の間の距離をL、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離をL1、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度の半分の光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離をL2とする場合に、L/3≦L1≦2L/3、L/6≦L2<L/3であることが好ましい。
前記容器の口がなす面において、前記照明器の列方向に隣接する前記光源からの最大光度の半分の光度を有する出射光が互いに交差する位置と該光源を有する前記照明器との水平距離が、L/20以上、L/2以下であることが好ましい。
前記光源からの出射光のうち80%以上の光が、前記容器が配置された領域内に照射されるように、前記予め定められた高さと、前記照明器の間の距離と、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離と、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度の半分の光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離とが調整されることが好ましい。
前記光源が、レンズを装着したチップ型LEDであることが好ましい。
前記の目的を達成するために、本願発明の第2の観点に係る植物育成方法は、
列状に配置された複数の光源をそれぞれに有する複数の照明器が、植物栽培用容器の口がなす面から予め定められた高さで、前記容器が配置された領域の外の前記容器の口がなす面に垂直な面を挟む位置に配置され、
前記容器に、前記容器の口がなす面の鉛直軸に対して傾いた方向から前記照明器が有する前記光源からの出射光を照射する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、植物に均一に光を照射することができる。
本発明の実施の形態1に係る植物育成用照明装置が設置された栽培棚の側面の概略を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る植物育成用照明装置が設置された栽培棚の上面の概略を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器の配置と照明器の光源からの出射光が照射される位置を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器における光源の間隔を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器の上面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器の配置と照明器の光源からの出射光が照射される位置を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る照度測定のための座標軸を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る照度の測定結果を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る照度の測定結果を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る栽培結果を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る照度の測定結果を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る照度の測定結果を示す図である。
(実施の形態1)
図1〜図10を参照して、本実施の形態における植物育成用照明装置100について説明する。ここで、図1は本実施の形態における植物育成用照明装置100が設置された栽培棚10の側面の概略を、図2は本実施の形態における植物育成用照明装置100が設置された栽培棚10の上面の概略を示す。栽培棚10には、植物を栽培する植物栽培用容器20(以下、容器20)が1つ又は複数配置される。
本実施の形態における植物育成用照明装置100は、照明器110と照明器120とを備える。照明器110、120は、長さ方向に一列に配置された複数の光源130を有する。照明器110、120は、栽培棚10に設置される。照明器110、120は、容器20の口がなす面30から予め定められた高さHで、容器20が配置された領域の外の容器20の口がなす面30に垂直な面40を挟む位置に配置される。すなわち、植物育成用照明装置100が配置された栽培棚10を平面視した場合に、照明器110、120は、配置された容器20を挟む位置に配置される(図2)。また、照明器110、120は、一列に配置された光源130の配列方向と容器20の口がなす面30とが平行となる向きに配置される。さらに、本実施の形態において、照明器110と照明器120は平行に配置される。ここでは、照明器110と照明器120の間の距離をLとする。
光源130からの出射光は容器20に向けて出射される。すなわち、光源130からの出射光は、容器20の口がなす面30の鉛直軸に対して傾いた方向から容器20に照射される。
図3は、本実施の形態における照明器110、120の配置と光源130からの出射光が照射される位置を示す。容器20の口がなす面30において(H=0mm)、光源130からの出射光のうち最大光度を有する出射光R1が照射される位置と、その光源130を有する照明器100、120との水平距離をL1とした場合、図3に示すように、出射光R1は容器20の口がなす面30においてL/3≦L1≦2L/3の範囲に照射される。
また、容器20の口がなす面30において(H=0mm)、光源130からの出射光のうち最大光度の半分の光度を有する出射光R2が照射される位置と、その光源130を有する照明器100、120との水平距離をL2とした場合、出射光R2は容器20の口がなす面30においてL/6≦L2<L/3の範囲に照射される(図3)。
光源130からの出射光が、上述の範囲に出射されることによって、本実施の形態における植物育成用照明装置100は、容器20、容器20で栽培される植物に均一に光を照射することができる。
なお、照明器110、120における光源130の間隔Dは、容器20の口がなす面30(H=0mm)において、照明器110、120の隣接する光源130からの最大光度の半分の光度を有する出射光R2が互いに交差する位置と、その光源130を有する照明器110、120との水平距離が、容器20の口がなす面30において、L/20以上、L/2以下となるように設定されることが好ましい(図4)。これにより、照明器110、120の光源130の配列方向(照明器110、120の長さ方向)における光の均一性が向上する。さらに、光源130からの最大光度を有する出射光R1と最大光度の半分の光度を有する出射光R2とがなす角度(半値幅θa/2)は、5.0°以上、40.0°以下であることが好ましい。これにより、栽培棚10の外に漏れる光を少なくし、光源130からの出射光の光利用効率を高くできる。
植物育成用照明装置100の具体的構成、配置を説明する。
図5は、照明器110、120の断面図である。照明器110、120は、光源LED140と複数の光源LED140を実装する実装基板150と、光源LED140が実装された部分以外の実装基板150を覆う白色反射板162と、ケース164とから構成される。光源LED140は、チップ型LED142とレンズ144とから構成される。
本実施の形態において、チップ型LED142は白色LEDである。チップ型LED142は光出射面に垂直な方向に最大光度を有する光R1を出射する。また、チップ型LED142からの出射光の半値幅θb/2は、例えばθb/2=60°である。レンズ144は、チップ型LED142からの出射光を集光する。レンズ144はガラス又はプラスチックから構成される。レンズ144は、例えば接着によってチップ型LED142に取り付けられる。
本実施の形態において、光源LED140からの出射光は、チップ型LED142の光出射面に垂直な軸に対して20°傾いた方向に最大光度を有する。本実施の形態においては、チップ型LED142の光出射面に垂直な軸をZ軸、チップ型LED142の光出射面内でZ軸に垂直な軸をX軸、Z軸およびX軸に垂直な軸をY軸とする。この場合、光源LED140からの最大光度を有する出射光R1は、Z軸に対してX軸方向に20°傾いた方向に出射する。
また、本実施の形態において、光源LED140からの出射光のXZ平面における半値幅θc/2はθc/2=19.5°、最大光度を有する出射光R1を含みXZ平面に垂直な平面における半値幅θd/2はθd/2=30.0°である。
光源LED140は、実装基板150の上に、D=104.5mm間隔で、6個実装される(図6)。本実施の形態において、光源LED140は、最大光度を有する出射光R1が実装基板150の実装面に垂直な軸から実装基板150の幅方向(照明器110、120の幅方向)に20°傾いて出射されるように、実装される(図5、6)。すなわち、実装基板150の実装面に垂直な方向がZ軸方向、照明器110、120の幅方向がX軸方向、照明器110、120の長さ方向がY軸方向となる。
光源LED140は実装基板150の上で直列に接続される。直列に接続された光源LED140は、図示しない電源に接続される。
白色反射板162は、例えばエポキシ樹脂から構成される。白色反射板162は光源LED140からの出射光を反射する。ケース164は、例えばアルミニウム合金から構成される。ケース164は光源LED140、実装基板150、白色反射板162を収納する。
図7は、照明器110、120の配置と光源130からの出射光が照射される位置を示す。照明器110と照明器120との距離LはL=840mmに設定される。照明器110、120は、それぞれ容器20の口がなす面30から高さH=220mmに配置される。また、照明器110、120は、最大光度を有する出射光R1と容器20の口がなす面30の鉛直軸とがなす角度が大きくなる向きに、光源LED140が実装される面を容器20の方向にφ=45°傾けて配置される。この場合、L1=472mm(L/3≦L1≦2L/3)、L2=224mm(L/6≦L2<L/3)となる。
上記のように、植物育成用照明装置100を栽培棚10に設置し、容器20の口がなす面30を含む面50(H=0mm)における照度分布を測定した。照度は、照明器110の長さ方向の中央(光源LED140同士の中間)に相当する位置を原点、照明器110の長さ方向に直交する照明器120への方向をx軸方向、照明器110長さ方向をy軸方向として(図8)、所定の測定点において測定した。
また、比較例1として、チップ型LED142(レンズを装着していない)を光源とした照明装置について、植物育成用照明装置100と同様に照度分布を測定した。比較例1の照明装置の構成は、光源LED140の代わりにチップ型LED142を光源に使用すること以外は、植物育成用照明装置100と同様である。なお、比較例1おいては、チップ型LED142は光出射面に垂直な方向に最大光度を有する出射光R1を出射するので、比較例1における最大光度を有する出射光R1と容器20の口がなす面30の鉛直軸とがなす角度は45°となる。
図9は植物育成用照明装置100における照度分布の測定結果を、図10は比較例1の照明装置における照度分布の測定結果を示す。図9、10に示すように、植物育成用照明装置100によって、容器20の口がなす面30において均一な照度分布を得ることができる。すなわち、植物育成用照明装置100は容器20、容器20で栽培される植物に均一に光を照射することができる。また、植物の成長に必要な光量子束密度についても、照度と同様の均一性を得ることができる。さらに、光源LED140からの出射光は半値幅θA/2、θB/2が狭いので、栽培棚10の外に漏れる光が少なく、高効率で容器20、容器20で栽培される植物に光を照射することができる。
(実施の形態2)
上記植物育成用照明装置100を使用して、ブナシメジ(品種:NN−12)を栽培した結果について説明する。
容器20には、容量850ml、口径58mmのポリプロピレン製容器を使用した。培地基材としてスギオガコ、栄養剤としてコメユカなどを含む培地を容器20に詰め、培地に種菌を接種し、ブナシメジの栽培を行った(接種〜菌回り:30日、菌かき〜収穫:21日)。
植物育成用照明装置100による光の照射は、菌かき後の容器20に対して行った。植物育成用照明装置100による光の照射は、収穫時まで15分間の照射と15分間の照射停止を繰り返した(消費電力8W)。容器20は栽培棚10に4個×4個の配列で配置した。
また、比較例2として、1灯の蛍光灯型白色LED(株式会社佐野製作所製、形式k−100:消費電力20W)を4個×4個に配列された容器20の中央の直上に設け、上記栽培条件と同様の条件でブナシメジの栽培を行った。
図11は、本実施の形態と比較例2の栽培結果を示す。ここで、有効茎数は1株内で傘の直径が10mm以上の茎の数を表す。本実施の形態で栽培されたブナシメジは比較例2で栽培されたフナシメジに比べ、収量が多く、有効茎数も多い。また、本実施の形態で栽培されたブナシメジは傘の奇形も少ない。したがって、植物育成用照明装置100を使用して光を照射することによって、低消費電力で高い収量を実現できる。さらに、植物育成用照明装置100を使用して均一な光を照射することによって、高い収量で「なびき」による不良、傘の不良を抑制できる。
ブナシメジの収穫直前の株の高さ(H=80mm)での容器20の口がなす面30と平行な面における照度分布を図12に示す。また、比較例1の照明装置のH=80mmでの容器20の口がなす面30と平行な面における照度分布を図13に示す。測定点は、実施の形態1と同様である。
図12、13に示すように、植物育成用照明装置100を使用して光を照射することによって、収穫直前における株の高さにおいても均一な照度分布を得ることができる。すなわち、植物育成用照明装置100は、栽培初期から収穫直前の期間に渡って、均一な光を容器20、容器20で栽培される植物に照射することができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
光源130、光源LED140からの出射光は白色光に限られない。光源130、光源LED140からの出射光は赤色の光、青色の光などの有彩色の光であっても、紫外光であってもよい。
また、光源130はLEDに限られない。有機EL(Electro Luminescence)などを光源とすることができる。光源LED140の配列数は6個に限られない。例えば、光源LED140は、照明器110、120にD=104.5mm間隔で12個実装されてもよい。また、光源130、光源LED140は複数列に配列されてもよい。
さらに、照明器110、120の配置は、列状に配置された光源130、光源LED140の列方向と容器20の口がなす面30とが平行となる向きに配置される場合に限られない。照明器110と照明器120とは、植物育成用照明装置100が配置された栽培棚10を平面視した場合に、平行に配置されなくともよい。
本発明の植物育成用照明装置100によって栽培されるキノコは、ブナシメジに限られない。植物育成用照明装置100は、例えばエリンギ、マイタケ、エノキダケ、バイリングなどのキノコの栽培に使用することができる。
さらに、本発明の植物育成用照明装置100によって栽培される植物は、キノコに限られない。植物育成用照明装置100は、例えばトマト、エンドウマメ、カイワレダイコンなどの屈光性あるいは背光性の高い植物の栽培に使用することができる。
10 栽培棚
20 植物栽培用容器、容器
30 容器(植物栽培用容器)の口がなす面
40 容器の口がなす面に垂直な面
50 照度の測定面(容器の口がなす面を含む面)
100 植物育成用照明装置
110 照明器
120 照明器
130 光源
140 光源LED
142 チップ型LED
144 レンズ
150 実装基板
162 白色反射板
164 ケース
H 容器の口がなす面からの高さ
L 照明器と照明器の間の距離
R1 最大光度を有する出射光
R2 最大光度の半分の光度を有する出射光
φ 照明器の傾き角
θa/2 出射光の半値幅
θc/2 出射光の半値幅

Claims (6)

  1. 列状に配置された複数の光源をそれぞれに有する複数の照明器を備え、
    前記複数の照明器は、植物栽培用容器の口がなす面から予め定められた高さで、前記容器が配置された領域の外の前記容器の口がなす面に垂直な面を挟む位置に配置され、
    前記照明器は、前記光源からの出射光を、前記容器の口がなす面の鉛直軸に対して傾いた方向から前記容器に照射する、
    ことを特徴とする植物育成用照明装置。
  2. 前記照明器の間の距離をL、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離をL1、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度の半分の光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離をL2とする場合に、L/3≦L1≦2L/3、L/6≦L2<L/3である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物育成用照明装置。
  3. 前記容器の口がなす面において、前記照明器の列方向に隣接する前記光源からの最大光度の半分の光度を有する出射光が互いに交差する位置と該光源を有する前記照明器との水平距離が、L/20以上、L/2以下である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の植物育成用照明装置。
  4. 前記光源からの出射光のうち80%以上の光が、前記容器が配置された領域内に照射されるように、前記予め定められた高さと、前記照明器の間の距離と、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離と、前記容器の口がなす面において前記光源からの出射光のうち最大光度の半分の光度を有する出射光が照射される位置と該光源を有する前記照明器との水平距離とが調整された、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の植物育成用照明装置。
  5. 前記光源が、レンズを装着したチップ型LEDである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の植物育成用照明装置。
  6. 列状に配置された複数の光源をそれぞれに有する複数の照明器が、植物栽培用容器の口がなす面から予め定められた高さで、前記容器が配置された領域の外の前記容器の口がなす面に垂直な面を挟む位置に配置され、
    前記容器に、前記容器の口がなす面の鉛直軸に対して傾いた方向から前記照明器が有する前記光源からの出射光を照射する、
    ことを特徴とする植物育成方法。
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