JPWO2017022077A1 - 電力制御装置、コスト表示方法、及び、プログラム - Google Patents

電力制御装置、コスト表示方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

電力量集計部(641)は、時間帯別に集計した消費電力量を集計する。電力コスト算定部(642)は、時間帯別に集計された消費電力量と、電気料金テーブルとに基づいて、時間帯別の消費電力コスト(買電コスト、放電コスト、及び、発電コストの内訳も含む)を算定する。表示制御部(644)は、算定された時間帯別の消費電力コストに基づいて、時間帯別の消費電力コストを表すグラフが、内訳(買電コスト、放電コスト、及び、発電コスト)に応じた色で色分けされた消費電力コスト画面を生成する。

Description

本発明は、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示する技術に関する。
近年、HEMS(Home Energy Management System)に代表されるホームシステムに、発電設備や蓄電設備を導入し、エネルギーマネジメント制御(一例として、充放電制御等)が行われている。このようなホームシステムでは、商用電源(商用の電力系統)から買電した電力、及び、発電設備から売電した電力について、売買電量や売買電力料金等がユーザに表示されるようになっている。
このようなホームシステムの先行技術として、例えば、特許文献1には、使用されたエネルギーにおけるグリーン電力(炭素排出強度が比較的低い電力)と非グリーン電力との割合等を表示する電力コントロール装置の発明が開示されている。また、特許文献2には、多様なエネルギー変量の遷移状況のグラフに、蓄電池の蓄電量の遷移状況のグラフを重畳させて表示する管理装置(電力制御システム)の発明が開示されている。
特開2012−019652号公報 特開2014−021616号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2の発明では、消費や発電等された電力量を適宜表示しているだけであり、コストの観点からは、何ら表示がなされていなかった。つまり、特許文献1,2の発明にて表示される電力量の情報だけでは、例えば、どの時間帯に充電や放電を行い、その結果、買電がどの程度抑制できたか等をユーザに提示することができなかった。
そのため、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示する技術が求められていた。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示することのできる電力制御装置、コスト表示方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力制御装置は、
宅内機器にて消費される電力の情報を表示装置に表示する電力制御装置であって、
前記宅内機器によって消費された商用電力及び発電電力を含む前記電力についての電力コストを示すグラフであり、前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、前記表示装置に表示させる表示制御手段、
を備える。
本発明によれば、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示することができる。
本発明の実施形態に係るホームシステムの全体構成の一例を示す模式図である。 電力制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 消費電力量画面の一例を示す模式図である。 消費電力コスト画面の一例を示す模式図である。 消費電力コスト予測画面の一例を示す模式図である。 蓄電残量画面の一例を示す模式図である。 端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 消費電力コスト予測画面に対する操作の様子を説明するための模式図である。 消費電力コスト予測画面に対する操作の様子を説明するための模式図である。 更新された消費電力コスト予測画面の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る画面生成処理の一例を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る消費電力コスト画面の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。以下では、具体例として、本発明がホームシステムに適用される場合について説明するが、後述するように、ビルシステム等についても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素又は全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るホームシステム1の全体構成の一例を示す模式図である。図示するように、ホームシステム1は、電力を蓄える蓄電設備10と、発電する発電設備20と、住居H内に供給される電力を遮断するブレーカ30と、住居H内で消費や発電等される電力を計測する電力計測装置40と、住居H内で電力を消費する家電機器50と、ホームシステム1全体を制御する電力制御装置60と、ユーザに使用される端末装置70とを備えている。
図1における太線は、電力線PLを示している。つまり、蓄電設備10、発電設備20、ブレーカ30、及び、家電機器50には、電力線PLを介して電力が供給(又は、出力)可能に接続されている。そして、それらの機器(設備)の近傍には、電力線PLに流れる電力を計測するための変流器CTが配置されている。
また、図1における点線は、通信線CLを示している。つまり、蓄電設備10、発電設備20、電力計測装置40、家電機器50、電力制御装置60、及び、端末装置70は、通信線CLを通じて宅内ネットワークN1と接続されている。なお、通信線CL(宅内ネットワークN1)は、例えば、有線LAN(Local Area Network)や無線LAN等からなる。
また、ホームシステム1は、住居H外に配置されたサーバ80と通信可能となっている。このサーバ80は、商用電源(商用の電力系統)PSについて、例えば、時間帯別の電気料金(買電料金)を規定した電気料金テーブル81を記憶している。なお、電気料金テーブル81には、発電された電力の買い取り料金(売電料金)も含まれている。この買い取り料金は、一律である必要はなく、時間帯別に規定されていてもよい。電力制御装置60は、宅外ネットワークN2を介してサーバ80に通信接続し、このような電気料金テーブル81を読み出すことが可能となっている。
蓄電設備10は、例えば、定置型の蓄電池(一例として、リチウムイオン電池)を備え、電力の蓄電(充電)及び放電が可能な蓄電システムである。蓄電設備10は、通信線CL(宅内ネットワークN1)を介して電力制御装置60に制御され、蓄電池への充電及び、蓄電池からの放電を行う。なお、蓄電設備10は、この他にも、電気自動車等を利用した充放電システムであってもよい。
発電設備20は、例えば、太陽光によって発電を行うソーラーパネル、及び、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ等を備えた太陽光発電システムである。発電設備20は、通信線CLを介して電力制御装置60に制御され、発電した電力を住居H内の家電機器50等に供給し、また、余剰電力を商用電源PSに逆潮流させる。なお、発電設備20は、この他にも、風力や燃料電池を利用した発電システムであってもよい。
ブレーカ30は、商用電源PSから住居H内の電力線PLへの電力の供給を適宜遮断する。例えば、ブレーカ30は、住居H内で消費されている電力(商用電源PSから供給されている電力)が定められた容量を超えた場合に、商用電源PSと電力線PLとの電気的な接続を遮断する。ブレーカ30の容量は、例えば、ユーザが電力会社と契約する際に定められている。なお、ブレーカ30は、漏電ブレーカであってもよい。
電力計測装置40は、例えば、電力検出部41及び通信部42を備えている。電力検出部41は、上述した変流器CTを用いて、電力線PLを流れる電力量を検出する。また、通信部42は、例えば、電力検出部41が検出した電力量の情報を、電力制御装置60に送信する。すなわち、電力計測装置40は、変流器CTを用いて、発電設備20から電力線PLを通じて商用電源PSへ逆潮流させた売電量、商用電源PSから電力線PLに流入させた買電量、発電設備20による発電量、家電機器50等による消費電力量、蓄電設備10への充電量、及び、蓄電設備10から電力線PLへの放電量を計測する。電力計測装置40は、これらを例えば、売買電量、発電量、消費電力量、及び、充放電量の情報として、電力制御装置60に送信する。
家電機器50は、住居H内にて電力を消費する電力消費機器である。なお、図1では、住宅H内に家電機器50が2台配置されている場合を示しているが、説明を容易にするためであり、家電機器50の台数は、実情に応じて適宜変更可能である。
電力制御装置60は、一例として、住居H内の機器(設備)を統合的に制御することが可能なHEMS(Home Energy Management System)コントローラである。電力制御装置60は、例えば、通信線CLを介して電力計測装置40と通信し、電力計測装置40にて計測された電力量の情報を収集する。この他にも、電力制御装置60は、通信線CLを介して、蓄電設備10や発電設備20等を制御する。
この電力制御装置60の構成の一例について、以下、図2を参照して説明する。図2は、電力制御装置60の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、電力制御装置60は、宅内通信部61と、宅外通信部62と、データ記憶部63と、制御部64とを備える。
宅内通信部61は、例えば、通信線CLを通じて宅内ネットワークN1に接続するための通信ユニットであり、制御部64による制御の下、蓄電設備10、発電設備20、電力計測装置40、家電機器50、及び、端末装置70との通信を行う。例えば、宅内通信部61は、電力計測装置40から送られる電力量の情報を受信する。また、宅内通信部61は、制御部64(後述する表示制御部644)が生成した画面データ(後述する消費電力量画面、消費電力コスト画面、消費電力コスト予測画面、及び、蓄電残量画面等)を端末装置70に送信する。
宅外通信部62は、例えば、外部の宅外ネットワークN2に接続するための通信アダプタであり、制御部64による制御の下、外部のサーバ80との通信を行う。例えば、宅外通信部62は、サーバ80から送られる上述した電気料金テーブル81の情報を受信する。
データ記憶部63は、例えば、不揮発性の半導体メモリ等で構成され、電力計測装置40から受信した電力量の情報や、サーバ80から受信した電気料金テーブル81の情報を記憶する。つまり、データ記憶部63は、制御部64(後述する電力量集計部641)が集計した時間帯別の消費電力量を記憶する。また、データ記憶部63は、時間帯別の電気料金や、電力の買い取り料金を規定した電気料金テーブル81を記憶する。更に、データ記憶部63は、制御部64(後述する電力コスト算定部642)が算定した時間帯別の消費電力コスト(予測される消費電力コストも含む)を記憶する。この他にも、データ記憶部63は、蓄電設備10や発電設備20を制御するために用いられる制御スケジュール等を記憶する。
制御部64は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等を備え(何れも図示せず)、電力制御装置60全体を制御する。制御部64は、機能的には、電力量集計部641と、電力コスト算定部642と、電力量予測部643と、表示制御部644と、操作受付部645と、指令部646とを備える。これらの機能は、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、例えば、ROMに記憶されている各種プログラム(後述する画面生成処理のプログラム等)を適宜実行することにより実現される。
電力量集計部641は、電力計測装置40から受信した電力量から1日分の消費電力量を集計する。一例として、電力量集計部641は、以下のように、1日分の消費電力量を集計する。
まず、電力量集計部641は、受信した電力量のうち、家電機器50等による消費電力量を時間帯別に集計する。そして、電力量集計部641は、時間帯別に集計した消費電力量の内訳を、商用電源PSからの買電量、蓄電設備10からの放電量、及び、発電設備20による発電量(より詳細には、商用電源PSへ逆潮流させた売電量、及び、蓄電設備10への充電量を除いた発電量)から求める。電力量集計部641は、このような時間帯別に集計した消費電力量(買電量、放電量、及び、発電量の内訳も含む)をデータ記憶部63に記憶させる。
電力コスト算定部642は、電力量集計部641が時間帯別に集計した消費電力量と、電気料金テーブル81とに基づいて、時間帯別の消費電力コストを算定する。一例として、電力コスト算定部642は、以下のように、1日分の消費電力コストを算定する。
まず、電力コスト算定部642は、電気料金テーブル81から時間帯別の電気料金や、買い取り料金を参照する。そして、電力コスト算定部642は、電力量集計部641が集計した時間帯別の消費電力量の内訳(買電量、放電量、及び、発電量)に対応する価格(単価)を乗算して、時間帯別の消費電力コストを算定する。つまり、買電量に対しては、同時間帯の電気料金の価格を乗算する。また、発電量に対しては、買い取り料金の価格(時間帯別の価格であれば、同時間帯の価格)を乗算する。これは、消費電力に含まれる発電量は、自家消費しなければ売電によって利益を得ていたと考え、売電できなかった分を発電量のコストとするためである。更に、放電量に対しては、充電に要したコストに充放電時の損失分を上乗せした価格を求め、その価格を乗算する。具体的に、充電効率が90%で放電効率が85%の蓄電設備10(蓄電池)を用いて、12.16[円/kWh]の価格で10kWhだけ買電して、充電した場合を一例として説明すると、電力コスト算定部642は、(12.16[円/kWh]×10[kWh])/(10[kWh]×0.9[%]×0.85[%])を計算して、約15.90[円/kWh]の価格を求める。つまり、充電に要したコストを、放電して使用できる電力量にて除算した価格を求める。電力コスト算定部642は、このように求めた価格を放電量に対して乗算する。
電力コスト算定部642は、このようにして算定した時間帯別の消費電力コスト(買電コスト、放電コスト、及び、発電コストの内訳も含む)をデータ記憶部63に記憶させる。
電力量予測部643は、データ記憶部63に記憶した過去の消費電力量等に基づいて、例えば、翌日における時間帯別の消費電力量を予測する。なお、予測する対象日は、翌日に限られず、適宜変更可能である。また、予測の手法は、このような過去の実績(過去の消費電力量)等に基づくものに限られず任意である。例えば、電力量予測部643は、ユーザの家族構成、家電機器50の数や種類、及び、季節等に基づいて、翌日における時間帯別の消費電力量を予測してもよい。また、上述した電力コスト算定部642は、このようにして予測された時間帯別の消費電力量と、電気料金テーブル81とに基づいて、予測される時間帯別の消費電力コスト(買電コスト、放電コスト、及び、発電コストの内訳も含む)を同様に算定して、データ記憶部63に記憶させる。
表示制御部644は、端末装置70に提供するための画面データを生成する。具体的に、表示制御部644は、図3に示すような消費電力量画面P1、図4に示すような消費電力コスト画面P2、及び、図5に示すような消費電力コスト予測画面P3を構成する画面データを生成する。
図3の消費電力量画面P1は、時間帯別の消費電力量をグラフ(棒グラフ)で表している。なお、このグラフは、買電量、放電量、及び、発電量が、それぞれ色分けされている様子を示している。つまり、消費電力量画面P1は、時間帯別の消費電力量を表すグラフが、内訳(買電量、放電量、及び、発電量)に応じた色で色分けされて表示されている。このような消費電力量画面P1により、時間帯別の消費電力量がどの電力によるものかを視覚化して表示することができる。表示制御部644は、上述した電力量集計部641が時間帯別に集計した消費電力量(買電量、放電量、及び、発電量の内訳も含む)に基づいて、このような消費電力量画面P1を生成する。
図4の消費電力コスト画面P2は、時間帯別の消費電力コストをグラフで表している。なお、このグラフも、買電コスト、放電コスト、及び、発電コストが、それぞれ色分けされている様子を示している。つまり、消費電力コスト画面P2は、時間帯別の消費電力コストを表すグラフが、内訳(買電コスト、放電コスト、及び、発電コスト)に応じた色で色分けされて表示されている。なお、図中の点線にて囲んだ部分は、買電コストを示しており、深夜の時間帯における他の買電コストの色と比べ、同系色ではあるものの、より濃い色にて表されている。この濃い色(同系色の濃い色)は、買電コストの単価が高いことを示している。つまり、買電コストは、時間帯に応じて単価が異なるため、その単価の程度(高い/安い)を濃淡で表している。なお、放電コストや発電コストについても、単価の程度に応じて濃淡を付けてもよい。このような消費電力コスト画面P2により、時間帯別の消費電力コストがどの電力によるものかを視覚化して表示することができる。更に、濃淡で表すことによって、同じ電力でも、価格(単価)が異なることを視覚化して表示することができる。表示制御部644は、上述した電力コスト算定部642が算定した時間帯別の消費電力コスト(買電コスト、放電コスト、及び、発電コストの内訳も含む)に基づいて、このような消費電力コスト画面P2を生成する。
図5の消費電力コスト予測画面P3は、時間帯別に予測される消費電力コストをグラフで表している。この消費電力コスト予測画面P3は、上述した電力量予測部643によって予測された消費電力量に基づいて上述した電力コスト算定部642によって予測される消費電力コストが算定されたものであり、表示の意味するものは、上述した消費電力コスト画面P2と同様である。つまり、消費電力コスト予測画面P3においても、16時付近の買電コストが濃い色(同系色の濃い色)にて表されており、深夜の買電コストよりも単価が高いことを示している。そのため、ユーザは、後述するように、放電コストの振り分け先(ドロップ先)を、どこにすべきかを容易に決めることができる。
表示制御部644は、これら消費電力量画面P1、消費電力コスト画面P2、及び、消費電力コスト予測画面P3だけでなく、他の画面の画面データも生成する。例えば、表示制御部644は、図6に示すような蓄電残量画面P4を構成する画面データを生成する。
蓄電残量画面P4は、蓄電設備10(蓄電池)の蓄電残量をグラフで表している。なお、このグラフは、蓄電(充電)に用いた電源(供給元となった電力)に応じて、それぞれ色分けされている様子を示している。つまり、蓄電残量画面P4は、蓄電残量を表すグラフが、蓄電に用いた電源に応じた色で色分けされて表示されている。なお、このグラフにおいても、同じ買電による充電を示す部分でも、単価の程度に応じて濃淡を付けて表されている。なお、蓄電設備10から放電する際に、例えば、環境配慮を重視する設定の場合は、発電による充電分から使用したり、また、例えば、経済性を重視する設定の場合は、コストの安い電源による充電分から使用する、というようにユーザが選べるようになっている。これにより、例えば、環境配慮を重視するユーザの場合、発電による充電分以上を使用しないように消費電力を抑制できる。また、蓄電設備10が発電していない時間帯であっても発電による充電分の放電で消費電力を賄えていれば、ユーザは、クリーンなエネルギーで生活しているという満足感を得られる。
なお、上述した電力コスト算定部642は、蓄電残量画面P4に示すように、複数の電源を用いて充電されていた場合において、充電に要したコストとして、例えば、平均値を用いる。ただし、放電の際に、上述したように、発電分から使用するような設定の場合に、電力コスト算定部642は、発電による充電分が放電されるまでは、充電に要したコストとして、買い取り料金の価格を用い、それ以降は、平均値(残りの平均値)を用いるようにしてもよい。この他にも、経済性を重視する設定の場合に、電力コスト算定部642は、充電に要したコストとして、コストの安い電源による充電分から順番に用いるようにしてもよい。
図2に戻って、操作受付部645は、表示制御部644が生成し、端末装置70に送られた画面データ(例えば、消費電力コスト予測画面P3等)に対するユーザの操作を受け付ける。つまり、表示制御部644が生成した画面データが、端末装置70に送信されて表示された後に、端末装置70を使用するユーザの操作(例えば、後述するように、消費電力コスト予測画面P3のグラフに対して行われたドラッグアンドドロップ操作等)に応じた操作データが端末装置70から送られた場合に、操作受付部645は、その操作データを受け付ける。
指令部646は、宅内通信部61を通じて、蓄電設備10や発電設備20等に対する制御を指令する。例えば、指令部646は、操作受付部645が受け付けた操作(例えば、消費電力コスト予測画面P3のグラフに対して行われたドラッグアンドドロップ操作等)に応じて、制御スケジュールが見直された場合に、見直された制御スケジュールに応じた制御を蓄電設備10や発電設備20等に指令する。
図1に戻って、端末装置70は、例えば、タブレット端末やスマートフォン等の携帯端末であり、ユーザによって使用される。この端末装置70の構成の一例について、以下、図7のブロック図を参照して説明する。図示するように、端末装置70は、通信部71と、表示部72と、入力部73と、データ記憶部74と、制御部75と、を備える。
通信部71は、例えば、通信線CLを通じて宅内ネットワークN1に接続するための通信ユニット(一例として、無線LANユニット)であり、制御部75による制御の下、電力制御装置60との通信を行う。
表示部72は、液晶パネル等を備え、制御部75の制御の下、種々の画面を表示する。具体的に表示部72は、電力制御装置60から送られた画面データに基づいて、上述した消費電力コスト予測画面P3等を表示する。
入力部73は、タッチパネル,タッチパッド等から構成され、ユーザからの操作入力を受け付ける処理を行う。例えば、入力部73としてタッチパネルを採用する場合、静電容量の変化を検出する透明な平板状の静電容量センサが、液晶表示器に重ねて実装される。この静電容量センサにより、ユーザの指先や専用のペン等によるタッチ面(ユーザにとっては液晶表示器の表示画面)の接触(押圧)が検出されると、その位置の情報(座標データ)が制御部75に出力される。
データ記憶部74は、例えば、不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部74は、電力制御装置60にて生成され、通信部71を通じて受信した画面データ(上述した消費電力コスト予測画面P3等の画面データ)を一時的に記憶する。この他にもデータ記憶部74は、制御部75が実行するプログラム等を記憶する。
制御部75は、CPU,ROM,RAM等(何れも図示せず)を備え、端末装置70全体を制御する。制御部75は、機能的には、画面表示処理部751と入力検出部752とを備える。この機能は、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROMやデータ記憶部74に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより実現される。
画面表示処理部751は、通信部71を通じて、コントローラ10から送られた画面データに基づく画面(上述した消費電力コスト予測画面P3等)を、表示部72に表示する。
入力検出部752は、例えば、画面に対するユーザからの操作を入力部73から受け付けると、操作データを生成して、通信部71を通じて、電力制御装置60に送信する。具体的に、消費電力コスト予測画面P3に対する操作を一例として、図8A,8Bを参照して説明する。図8Aに示すような消費電力コスト予測画面P3において、ユーザの指によって、グラフにおける深夜の放電コストSL(一例として、複数の時間帯の放電コスト)が選択されたとする。この放電コストSLがドラッグされ、図8Bに示すように、グラフにおける夕方(16時前の時間帯)の買電コスト上にドラッグされると、入力検出部752は、このようなドラッグアンドドロップの操作データを生成し、通信部71を通じて、電力制御装置60に送信する。
上述した電力制御装置60の操作受付部645が、このような操作データを受け付けると、上述した電力量予測部643は、その操作データに基づいて、消費電力量の予測を見直す。具体的には、電力量予測部643は、図8Aの放電コストSLにて示される放電を、図8Bにてドロップされた時間帯に行うように、消費電力量の予測を見直す。そして、上述した電力コスト算定部642によって消費電力コストが再度算定され、表示制御部644によって、図9に示すように、消費電力コスト予測画面P3が更新される。つまり、図8Aにて選択された放電コストSLの時間帯は、図9では、買電コストに見直され、また、図8Bにて放電コストSLがドロップされた時間帯は、図9では放電コストに見直されている。
上述した図8A,図8Bに示すようなドラッグアンドドロップ操作を行う際に、ユーザは、16時付近の買電コストが濃い色(同系色の濃い色)にて表されていることから、深夜の買電コストよりも単価が高いこと認識し、放電コストの振り分け先(ドロップ先)を、その16時付近にすべきであることを容易に決めることができる。
なお、通常、消費電力コスト予測画面P3には、電力制御装置60によって最適な制御スケジュールに沿ったグラフを表示するものではあるが、ユーザの状況によっては、適切でない場合も起こり得る。例えば、急な来客予定が入ったり、家電機器50を通常とは異なる時間帯で使用する場合等、このようなドラッグアンドドロップ操作によって指示することで制御スケジュールを見直すことができるため、手動の操作も容易に可能となる。
また、消費電力コスト予測画面P3は、電力制御装置60が、発電設備20の発電量や家電機器50の動作による負荷を予測して、作成するものであるが、ユーザが予測が外れると認識している場合等にも、同様に手動の操作(ドラッグアンドドロップ操作)によって、容易に制御スケジュールを見直すことができる。
例えば、昼間の発電設備20による発電で賄う予定の時間帯に、家電機器50を多く動かす予定があり、発電量だけでは不足する恐れがある場合に、ユーザは、上記と同様に、その時間帯に放電コストを移動させる(ドラッグアンドドロップする)。
また、蓄電設備10として電気自動車(蓄電池)を用いている場合に、電気自動車にて外出する予定がある時間帯に放電コストが表示されていたならば、ユーザは、その時間帯の放電コストを、別の時間帯に移動させる。
以下、本発明の実施形態に係る電力制御装置60(制御部64)の動作について、図10を参照して説明する。図10は、制御部64が実行する画面生成処理の一例を示すフローチャートである。この画面生成処理は、例えば、端末装置70にて、ユーザによる所望の画面への遷移が指示され、その画面データの生成要求が、端末装置70から送られた際に開始される。
まず、制御部64は、1日分の消費電力量を集計する(ステップS101)。すなわち、電力量集計部641は、電力計測装置40から受信した電力量から1日分の消費電力量を集計する。例えば、電力量集計部641は、受信した電力量のうち、家電機器50等による消費電力量を時間帯別に集計する。そして、電力量集計部641は、時間帯別に集計した消費電力量の内訳を、商用電源PSからの買電量、蓄電設備10からの放電量、及び、発電設備20による発電量(より詳細には、商用電源PSへ逆潮流させた売電量、及び、蓄電設備10への充電量を除いた発電量)から求める。
制御部64は、1日分の消費電力コストを算定する(ステップS102)。すなわち、電力コスト算定部642は、上記のステップS101にて時間帯別に集計した消費電力量と、電気料金テーブル81とに基づいて、時間帯別の消費電力コストを算定する。例えば、電力コスト算定部642は、電気料金テーブル81から時間帯別の電気料金や、買い取り料金を参照する。そして、電力コスト算定部642は、電力量集計部641が集計した時間帯別の消費電力量の内訳(買電量、放電量、及び、発電量)に対応する価格(単価)を乗算して、時間帯別の消費電力コストを算定する。つまり、買電量に対しては、同時間帯の電気料金の価格を乗算する。また、発電量に対しては、買い取り料金の価格(時間帯別の価格であれば、同時間帯の価格)を乗算する。そして、放電量に対しては、充電に要したコストに充放電時の損失分を上乗せした価格を求め、その価格を乗算する。
制御部64は、予測が必要であるか否かを判別する(ステップS103)。例えば、制御部64は、端末装置70から要求されたのが、消費電力コストを予測するための画面であるかどうかを判別する。制御部64は、予測が必要でないと判別すると(ステップS103;No)、後述するステップS106に処理を進める。
一方、予測が必要であると判別した場合(ステップS103;Yes)に、制御部64は、翌日の消費電力量を予測する(ステップS104)。すなわち、電力量予測部643は、データ記憶部63に記憶した過去の消費電力量等に基づいて、翌日における時間帯別の消費電力量を予測する。なお、予測の手法は、このような過去の実績(過去の消費電力量)等に基づくものに限られず任意である。例えば、電力量予測部643は、ユーザの家族構成、家電機器50の数や種類、及び、季節等に基づいて、翌日における時間帯別の消費電力量を予測してもよい。
制御部64は、予想される消費電力コストを算定する(ステップS105)。すなわち、電力コスト算定部642は、上記のステップS104にて予測された時間帯別の消費電力量と、電気料金テーブル81とに基づいて、予測される時間帯別の消費電力コストを算定する。
制御部64は、画面データを生成する(ステップS106)。すなわち、表示制御部644は、端末装置70に提供するための画面データを生成する。つまり、消費電力量を表示するための画面データが要求されている場合に、表示制御部644は、図3に示すような消費電力量画面P1を構成する画面データを生成する。また、消費電力コストを表示するための画面データが要求されている場合に、表示制御部644は、図4に示すような消費電力コスト画面P2を構成する画面データを生成する。また、消費電力コストを予測表示するための画面データが要求されている場合に、表示制御部644は、図5に示すような消費電力コスト予測画面P3を構成する画面データを生成する。更に、蓄電池の残量を表示するための画面データが要求されている場合に、表示制御部644は、図6に示すような蓄電残量画面P4を構成する画面データを生成する。
制御部64は、画面データを端末装置70に送信する(ステップS107)。すなわち、表示制御部644は、生成した画面データを、宅内通信部61から端末装置70に送信する。
制御部64は、グラフに対する操作があったか否かを判別する(ステップS108)。すなわち、操作受付部645は、表示制御部644が生成し、端末装置70に送られた画面データのグラフに対する操作があったかどうかを判別する。制御部64は、グラフに対する操作がないと判別すると(ステップS108;No)、引き続き、操作の有無を判別する。
一方、グラフに対する操作があったと判別した場合(ステップS108;Yes)に、制御部64は、画面データを更新する(ステップS109)。例えば、上述した図8A,8Bに示すような消費電力コスト予測画面P3のグラフに対して、ドラッグアンドドロップ操作があった場合において、電力量予測部643は、図8Aの放電コストSLにて示される放電を、図8Bにてドロップされた時間帯に行うように、消費電力量の予測を見直す。また、電力コスト算定部642は、見直された消費電力量の予測に従って、消費電力コストを再度算定する。され、そして、表示制御部644は、再度算定された消費電力コストに基づいて、図9に示すように、消費電力コスト予測画面P3を更新する(更新した画面データを端末装置70に送信する)。
そして、制御部64は、上述したステップS108に処理を戻す。なお、他の画面への遷移が、端末装置70のユーザから指示された場合には、制御部64は、上述したステップS101に処理を戻すものとする。
このような画面生成処理によって、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示することができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、上述した図3〜図6の各画面P1〜P4にて示したように、表示制御部644が、内訳(各コスト等)を色分けして表したグラフを生成する場合について説明したが、色分け以外に表示態様を異ならせることにより、内訳を識別可能なグラフを生成してもよい。例えば、表示制御部644は、異なる模様等によって、内訳を識別可能なグラフを生成してもよい。更に、グラフの種類も棒グラフに限られず、円グラフや折れ線グラフ等を用いてもよい。
また、上記の実施形態では、消費電力量画面P1、消費電力コスト画面P2、及び、消費電力コスト予測画面P3等を、比較対象のない単独のグラフにて表示する場合について説明したが、比較対象を含めたグラフにて表示するようにしてもよい。例えば、表示制御部644は、図11に示すような消費電力コスト画面P5を構成する画面データを生成し、端末装置70に表示させてもよい。
図11の消費電力コスト画面P5は、蓄電設備10や発電設備20を導入する前と比較可能に、時間帯別の消費電力コストをグラフで表している。このような消費電力コスト画面P5によって、蓄電設備10や発電設備20の導入による効果や、電力制御装置60によるエネルギーマネジメント制御の効果を適切に視覚化して表示することができる。なお、この消費電力コスト画面P5では、一例として、蓄電設備10や発電設備20の導入前後のグラフを重ねて表示する場合を示しているが、他に、導入前後のグラフを上下に並べて表示したり、切り替えて表示したりする等、適宜変更可能である。
上記の実施形態では、ユーザが画面を操作する例として、消費電力コスト予測画面P3のグラフを操作する場合について説明したが、消費電力量画面P1や消費電力コスト画面P2についても、ユーザは操作可能である。
例えば、消費電力量画面P1や消費電力コスト画面P2の買電量(買電コスト)をユーザがタッチした場合に、電力制御装置60は、その時間帯に家電機器50の動作を停止や抑制する制御を行うことにより節電し、買電量(買電コスト)を最小にする。
この他にも、複数の制御(例えば、省エネルギーを重視する経済モードや、発電量を積極的に消費するグリーンモード等)の結果を、ユーザが選択できるようにして、その制御に基づく消費電力量画面P1や消費電力コスト画面P2を表するようにしてもよい。
また、消費電力コスト画面P2において、ユーザが契約した電気料金プラン以外を適用した場合も表示するようにしてもよい。例えば、複数の電力会社や複数の電気料金プランをユーザが選択でき、電力制御装置60は、それに応じた消費電力コスト画面P2を表示する。これにより、ユーザは、よりお得になる電気料金プランを見つけることができ、電気料金プランのスイッチング支援にもつながる。更に、電力制御装置60は、時間帯ごとに電力会社や電気料金プランを変えて表示してもよい。
また、消費電力量画面P1や消費電力コスト画面P2において、放電量(放電コスト)を表示する際に、放電が効率的にされた箇所は、色を濃くする等により、より分かり易く表示してもよい。なお、放電の効率は主に放電量によって決まる。例えば、パワーコンディショナの定格で放電すると、効率が良い。この他にも、温度等の要因も考慮して、効率を求め、色を濃くする等により、より分かり易く表示してもよい。
また、消費電力量画面P1、消費電力コスト画面P2、及び、消費電力コスト予測画面P3,P5を端末装置70に表示する際に、端末装置70の表示部72の大きさの大小(例えば、タブレット型や、スマートフォン型等)に応じて、表示するグラフの時間幅を変更するようにしてもよい。
更に、消費電力量画面P1、消費電力コスト画面P2、及び、消費電力コスト予測画面P3,P5では、1日分の消費電力量(消費電力コスト)を表示しているが、この他にも、1週間、1ヵ月間、又は、1年間等、ユーザが任意に切り替えられる様にしてもよい。その際、天気予報やユーザの在不在(例えば、ユーザのスケジュール情報から取得)の情報も併せて表示するようにしてもよい。
上記の実施形態では、ホームシステム1を一例として説明したが、例えば、ビル等に配置されるビルシステム等にも、同様に適用可能である。
上記の実施形態では、電力制御装置60が住宅H内に配置された場合について説明したが、電力制御装置60を住宅H外に配置するようにしてもよい。例えば、図1に示すサーバ80を電力制御装置60として機能させてもよい。この場合も、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示することができる。
また、上記実施形態では、専用の電力制御装置60を用いる場合について説明したが、この電力制御装置60の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る電力制御装置60して機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、消費された電力のコストを適切に視覚化して表示することのできる電力制御装置、コスト表示方法、及び、プログラムに採用され得る。
1 ホームシステム、10 蓄電設備、20 発電設備、30 ブレーカ、40 電力計測装置、41 電力検出部、42,71 通信部、50 家電機器、60 電力制御装置、61 宅内通信部、62 宅外通信部、63,74 データ記憶部、64,75 制御部、641 電力量集計部、642 電力コスト算定部、643 電力量予測部、644 表示制御部、645 操作受付部、646 指令部、70 端末装置、72 表示部、73 入力部、751 画面表示処理部、752 入力検出部、80 サーバ、81 電気料金テーブル
上記目的を達成するために、本発明に係る電力制御装置は、
内機器によって消費された商用電力及び発電電力を含む電力についての電力コストを示すグラフであり、前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、表示装置に表示させる表示制御手段
前記表示装置に表示させたグラフに対するユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記受け付けた操作に応じて前記グラフを更新する。

Claims (6)

  1. 宅内機器にて消費される電力の情報を表示装置に表示する電力制御装置であって、
    前記宅内機器によって消費された商用電力及び発電電力を含む前記電力についての電力コストを示すグラフであり、前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、前記表示装置に表示させる表示制御手段、
    を備える電力制御装置。
  2. 前記宅内機器による消費電力量を集計する電力量集計手段と、
    前記集計された消費電力量及び料金情報に基づいて、前記商用電力及び前記発電電力の電力コストを算定する電力コスト算定手段と、を更に備える、
    請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記電力コスト算定手段は、蓄電池からの放電電力の電力コストを更に算定し、
    前記表示制御手段は、前記算定された前記商用電力、前記発電電力、及び、前記放電電力を含む前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、前記表示装置に表示させる、
    請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 前記表示装置に表示させたグラフに対するユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記受け付けた操作に応じて見直した制御スケジュールに従って、前記宅内機器に指令を発する指令手段とを更に備える、
    請求項1に記載の電力制御装置。
  5. 宅内機器にて消費される電力の情報を表示装置に表示する電力制御装置によるコスト表示方法であって、
    前記宅内機器によって消費された商用電力及び発電電力を含む前記電力についての電力コストを示すグラフであり、前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、前記表示装置に表示させる表示制御ステップ、
    を備えるコスト表示方法。
  6. 宅内機器にて消費される電力の情報を表示装置に表示するコンピュータを、
    前記宅内機器によって消費された商用電力及び発電電力を含む前記電力についての電力コストを示すグラフであり、前記電力コストの内訳を識別可能に表したグラフを、前記表示装置に表示させる表示制御部、
    として機能させるプログラム。
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