JPWO2016207941A1 - 内視鏡用撮像装置 - Google Patents

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Abstract

内視鏡用撮像装置10は、受光面20SAの端部に外部電極22が列設されている撮像素子20と、前記外部電極22と超音波接合されている端部電極31を有する配線板30と、を具備し、前記撮像素子20の裏面20SBに複数の溝20Tが形成されており、前記複数の溝20Tが、超音波接合のときの超音波の振動方向に対して傾斜している。

Description

本発明は、受光面に外部電極を有する撮像素子と、前記外部電極と超音波接合されている端部電極を有する配線板と、を具備する内視鏡用撮像装置に関する。
CMOS受光素子等の撮像素子を有する撮像装置を、挿入部の先端部に具備した電子内視鏡が普及している。医療用の内視鏡は、先端部に撮像装置が内蔵された可撓性を有する細長の挿入部を患者等の被検体の体腔内に挿入することによって、被検部位の観察等を行う。
撮像素子は、配線板の端部電極と接合されている外部電極を介して電気信号を送受信する。撮像素子の外部電極と配線板の端部電極との接合信頼性は、内視鏡の信頼性において大きな要因の1つである。また撮像素子は半田接合等の高温処理により劣化するおそれがある。
このため、外部電極と端部電極との接合には、低温で強固な接合が可能な超音波接合が用いられている。超音波接合を確実に行うためには、超音波接合装置の受け治具(アンビル)で保持した撮像素子が、超音波振動により振動しないように固定する必要がある。このため、受け治具には、真空吸着機構およびサイドクランプ等の様々な滑り止め機構が付加されていることがある。
日本国特開平10−289916号公報には、リードフレームのダイパッドに放熱板を超音波接合した半導体装置が記載されている。ダイパッドが載置される受け治具の表面には、摩擦係数を上げるために滑り止め用の溝群が形成されている。
しかし、内視鏡用の撮像素子では低侵襲化のため、例えば、底面が、1.0mm×1.5mm程度の微小サイズである。保持面積が小さい撮像素子の場合、受け治具に滑り止め用の溝群を設けただけでは接合信頼性を担保するのは容易ではないおそれがあった。
特開平10−289916号公報
本発明は、撮像素子の外部電極と配線板のフライングリードとの接合信頼性が高い撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の内視鏡用撮像装置は、受光面の端部に外部電極が列設されている撮像素子と、前記外部電極と超音波接合されている端部電極を有する配線板と、を具備する内視鏡用撮像装置であって、前記撮像素子の前記受光面と対向する裏面に複数の溝が形成されており、前記複数の溝が、超音波接合のときの超音波の振動方向に対して傾斜している。
本発明によれば、撮像素子の外部電極と配線板のフライングリードとの接合信頼性が高い内視鏡用撮像装置を提供できる。
実施形態の撮像装置を含む内視鏡システムの外観図である。 実施形態の撮像装置の斜視図である。 実施形態の撮像装置の上面図である。 実施形態の撮像装置の下面図である。 実施形態の撮像装置の図3のV−V線に沿った断面図である。 実施形態の撮像装置の図3のIV−IV線に沿った断面図である。 実施形態の撮像装置の製造方法を説明するための斜視図である。 実施形態の撮像装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 インフィード型の研削加工機を説明するための模式図である。 インフィード型の研削加工機により形成されるソーマークの方向を示す図である。 実施形態の撮像装置の製造方法における研削ワークの配置を説明するための図である。 実施形態の撮像装置の撮像素子の側面図である。 実施形態の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の撮像装置の研削ワークの上面図である。 実施形態の撮像装置の製造方法を説明するための斜視図である。 実施形態の変形例1の撮像装置の製造方法におけるソーマークの方向を説明するための図である。 実施形態の変形例1の撮像装置の製造方法における研削ワークの配置を説明するための図である。 実施形態の変形例2の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例3の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例4の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例5の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例6の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例7の撮像素子のソーマークの方向を示す図である。 実施形態の変形例8の撮像装置の製造方法を説明するための斜視図である。 実施形態の変形例9の撮像装置のるための斜視図である。
<実施形態>
図1を用いて、本発明の実施形態の内視鏡用撮像装置(以下、「撮像装置」ともいう。)10を有する内視鏡2を含む内視鏡システム1について説明する。
なお、図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、表面の凹凸は大きく拡大して表示する。
図1に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡2と、プロセッサ5Aと、光源装置5Bと、モニタ5Cと、を具備する。内視鏡2は、細長い挿入部3を被検体の体腔内に挿入することによって、被検体の体内画像を撮像し撮像信号を出力する。
内視鏡2の挿入部3の基端側には、内視鏡2を操作する各種ボタン類が設けられた操作部4が配設されている。操作部4には、被検体の体腔内に生体鉗子、電気メスおよび検査プローブ等の処置具を挿入するチャンネル3H(図2参照)の処置具挿入口4Aがある。
挿入部3は、撮像装置10が配設されている先端部3Aと、先端部3Aの基端側に連設された湾曲自在な湾曲部3Bと、この湾曲部3Bの基端側に連設された可撓管部3Cとによって構成される。湾曲部3Bは、操作部4の操作によって湾曲する。
操作部4の基端部側に配設されたユニバーサルコード4Bには、先端部3Aの撮像装置10と接続された信号ケーブル75が挿通している。
ユニバーサルコード4Bは、コネクタ4Cを介してプロセッサ5Aおよび光源装置5Bに接続される。プロセッサ5Aは内視鏡システム1の全体を制御するとともに、撮像装置10が出力する撮像信号に信号処理を行い画像信号として出力する。モニタ5Cは、プロセッサ5Aが出力する画像信号を表示する。
光源装置5Bは、例えば、白色LEDを有する。光源装置5Bが出射する光は、ユニバーサルコード4Bおよび挿入部3を挿通するライトガイド(不図示)を介して先端部3Aに導光され、被写体を照明する。
図2〜図6に示すように、内視鏡用撮像装置10は、撮像素子20と配線板30とを具備する。平面視矩形の配線板30の受光面20SAには、受光部21と、受光部21と電気的に接続されている複数の外部電極22が形成されている。撮像素子20は受光面20SAと受光面20SAと対向する裏面20SBとを有する。複数の外部電極22は、撮像素子20の受光面20SAの端部に短軸方向(Y方向)に平行に列設されている。そして、それぞれの外部電極22にはバンプ23が配設されている。
内視鏡2の先端部3Aに配設されている撮像素子20は、低侵襲化のため、例えば、長さ(X軸方向)が1.5mm、幅(Y軸方向)が1mm、厚さ(Z軸方向)が0.3mmと極めて小さい。
一方、配線板30の端面からは、複数のフライングリード31が突出している。端部電極であるフライングリード31は、配線板30の絶縁性基体が選択的に除去された導体配線からなる。フライングリード31は、リードフレームではアウターリードとよばれている
フライングリード31の先端部はバンプ23を介して外部電極22と超音波接合されている。このため、バンプ23は超音波接合のときの超音波の振動方向に対して平行方向に潰れており、フライングリード31の先端部の上面には振動方向に平行な多数のスジ(超音波痕)が形成されている。
撮像装置10では、複数のフライングリード31と複数の外部電極22とが同時に超音波接合される。そして、超音波の振動方向はバンプ23の列設方向(Y方向:短軸方法)である。このため、バンプ23の潰れている方向および超音波痕の方向は、バンプ23の列設方向に平行である。
そして、図4に示すように、撮像素子20の裏面20SBには略直線状の複数の溝20Tが形成されている。後述すように複数の溝20Tは、撮像素子20を作製するウエハ加工プロセスの工程で形成されたソーマーク(研削痕)である。ウエハ加工プロセスで形成される溝は、微細な形状を高精度に形成することが可能である。超音波の振動方向(Y方向)すなわちバンプ23の列設方向に対して複数の溝20Tの方向は、略直交するように傾斜している。
なお、複数の溝20Tは厳密には円弧状であるが、裏面20SBの全領域においてバンプ23の列設方向に対して略直交している。すなわち、複数の溝20Tは、バンプ23の列設方向(短軸方向:Y方向)に対する傾斜角θが例えば80度以上100度以下である。
撮像素子20は裏面20SBに超音波の振動方向(Y方向)に対して略直交している複数の溝20Tが形成されている。このため、受け治具(アンビル)40に載置された撮像素子20は、超音波が印加されても、その振動Vにより受け治具40の上で滑って振動することはない(図14参照)。
このため、撮像装置10は、撮像素子20のバンプ23と配線板30のフライングリード31との接合信頼性が高い。
次に、図7に示すフローチャートに沿って撮像装置10の製造方法について説明する。
<ステップS10:撮像ウエハ作製>
複数の受光部21と、それぞれの受光部21と接続された複数の外部電極22および複数のバンプ23と、が、公知の半導体プロセスを用いて、シリコンウエハ等の半導体基板の第1の主面に形成される。受光部21はCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などである。シリコンウエハには、受光部21だけでなく信号処理回路などの半導体回路が形成されていてもよい。なお、300mmφのシリコンウエハの厚さは、例えば、775μmである。
<ステップS11:切断>
シリコンウエハが切断されることで、それぞれに受光部21等が形成された複数の撮像素子20が作製される。撮像素子20は底面の外寸が例えば1mm×1.5mm、すなわち底面積が1.5mmと超小型である。なお、受光部21は形成されたシリコンウエハの第1の主面は、切断されると、撮像素子20の受光面20SAとなる。
<ステップS12:配置>
撮像素子20は、厚さが例えば775μmと厚い。挿入部3の細径化のために、撮像素子20は、厚さが、例えば、20μm以上150μm以下に加工される。
撮像素子20の薄層化のために第2の主面(裏面20SBに相当)の研削加工が行われる。図8に研削加工機80の一例を示す。インフィード型の研削加工機80は、ワークである撮像素子20が載置される保持盤81と、保持盤81に載置された撮像素子20を研削加工する研削盤82とを備えている。研削盤82には、例えばダイヤモンド砥粒を含む複数の砥石が配設されている。撮像素子20は保護テープ等により保持盤81に固定される。研削加工機80は、保持盤81の回転軸O1と研削盤82の回転軸O1とが一致しないセンターレス型である。
ここで、インフィードセンターレス型の研削加工機80では、図9に示すように放射状のソーマーク(溝81T)が保持盤81に配置された複数のワークに形成される。
本実施形態の撮像装置10の製造方法では、図10に示すように、複数の撮像素子20は、ソーマークが形成される方向に対してバンプ23の列設方向が直交するように保持盤81に配置される。すなわち、従来の撮像装置の製造方法では複数の撮像素子を含む半導体基板(シリコンウエハ)の状態で研削加工が行われていた。これに対して実施形態の撮像装置10の製造方法では、裏面研削工程の前にシリコンウエハが撮像素子20に切断され、撮像素子20の状態で研削が行われる。言い替えれば、複数の撮像素子20は半導体基板における配置とは異なる配置に、保持盤81に再配置される。
<ステップS13:研削加工>
撮像素子20は、裏面20SBのソーマーク(溝)の方向に直交する方向の表面粗さRz(JIS B 060:十点平均粗さ、測定長0.2mm)が、0.5μm以上10μm以下になるように裏面側から研削加工される。表面粗さRzは、1μm以上5μm以下であることがより好ましい。なお、表面粗さRmax(JIS B 060:最大高さ、測定長0.2mm)は、1μm以上30μm以下が好ましい。
表面粗さが前記範囲以上であれば、滑り止め効果が顕著で、撮像素子20と配線板30との接合信頼性が高く、前記以下であれば、撮像素子20にクラックが発生したりするおそれがない。
図12Aおよび図12Bに示すように同時に研削加工された複数の撮像素子20は、いずれも同じように短軸方向に対して略直交するように傾斜している複数の溝20Tが形成される。
なお、表面粗さが前記範囲以内で、かつ、複数の溝20Tのバンプ23の列設方向に対する傾斜角θが45度超135度未満であれば、特に滑り止め効果がある。傾斜角θは60度以上120度以下が好ましく、80度以上100度以下がより好ましい。なお、ソーマークである溝20Tは厳密には曲線であるが、撮像素子20では裏面20SBの全ての領域において傾斜角θは前記範囲内である。
また、シリコンウエハを個々の撮像素子20に個片化してから研削加工する場合を例に説明した。しかし、図13に示すように、複数の撮像素子20を含むワーク20CSに切断し、ワーク20CSを研削加工し、その後に撮像素子20に個片化してもよい。
ワーク20CSは含まれる全ての撮像素子20の裏面20SBに形成される複数の溝20T(ソーマーク)の方向が所定方向、すなわち、短軸方向に対して傾斜した方向になるように保持盤81に配置される。
ワーク20CSは裏面研削の後に、個々の撮像素子20に個片化される。ワーク20CSによる研削は、保持盤81への配置が容易である。
<ステップS14:配線板作製>
別途、配線板30が作製される。配線板30は、例えばポリイミド等の絶縁性樹脂を基体とし、導体配線、例えば、銅配線を有する。そして、端部の絶縁性樹脂が選択的に除去されることで、先端から突出した銅配線がフライングリード31となっている。
フライングリード31の配設間隔と、撮像素子20の外部電極22(バンプ23)の配設間隔は、同じになるように設定されている。
<ステップS15:超音波接合>
図14に示すように、超音波接合装置60は、固定ステージである受け治具(アンビル)40と、超音波振動する圧子ツール(ホーン)50とを含む。圧子ツール50は、超音波振動子(不図示)と機械的に結合しており、例えばV方向に40kHz、振幅2μmで振動する。
受け治具40には、撮像素子20の位置を規定し保持するために、撮像素子20の両側面を固定するサイドクランプ41、42が配設されている。また、受け治具40の撮像素子20が載置される表面(載置面)40SAには撮像素子20の裏面20SBを真空吸着し固定するための孔H40が形成されている。なお、サイドクランプおよび吸着孔は受け治具40の必須構成要素ではない。受け治具40は、金属、セラミックまたは樹脂等からなる。
撮像素子20が、受け治具40に載置される。配線板30の複数のフライングリード31の先端部が、撮像素子20の複数の外部電極22(バンプ23)の直上に配置され、同時に圧子ツール50で押圧されながら超音波が印加される。
超音波振動によりフライングリード31とバンプ23の界面の酸化被膜および汚れが取り除かれ、結晶粒同士が原子間距離になるまで接近することで強力な引力が働き、冶金結合が生成される。このとき、バンプ23は超音波印加方向(Y方向)に沿って潰れ、圧子ツール50と接触していたフライングリード31の先端部には超音波印加方向にスジ(超音波痕)が刻み込まれる。
すでに説明したように、超小型の撮像素子では、サイドクランプ41、42および真空吸着による固定だけでは、超音波が印加されると撮像素子が滑ってしまい、接合信頼性を担保するのは容易ではないおそれがあった。
これに対して撮像素子20は裏面20SBに形成された溝(ソーマーク)20Tに滑り止め効果があるため、高い接合信頼性を得ることができる。
超音波印加方向に対して傾斜している、言い替えれば、超音波印加方向と平行方向でなければ溝20Tは滑り止め効果を奏する。高い滑り止め効果を奏するために、溝20Tはすでに説明したように、超音波印加方向に対して傾斜しているが、傾斜角は45度超であることが好ましく、略直交、すなわち80度以上傾斜していることが特に好ましい。
なお、溝20Tは、薄層化のための研削加工により形成されるソーマークに限られるものではない。例えば研削加工により形成されたソーマークの滑り止め効果が不十分な場合には、さらに滑り止め効果を奏するための所定仕様の溝を、研削加工またはエッチング加工等により形成してもよい。
なお、溝20Tは、特に底面の面積が4mm以下の超小型の撮像素子を配線板と超音波接合する場合に顕著な効果がある。撮像素子の底面の面積の下限は特にないが、ハンドリングの技術的な限界から、例えば0.25mm以上である。
また、撮像装置10では超音波印加方向が外部電極22の列設方向(Y方向)と平行であった。このため、溝20Tは、Y方向に直交するX方向に平行に形成されていた。これに対して、例えば超音波印加方向が外部電極22の列設方向(Y方向)に直交するX方向の場合には、溝20Tは、X方向に直交するY方向に平行に形成されることは言うまでも無い。
<実施形態の変形例>
次に実施形態の変形例の撮像装置10A〜10Iおよび撮像装置10A〜10Iの製造方法について説明する。変形例の撮像装置10A〜10I等は、実施形態の撮像装置10等と類似し、同じ機能を有しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
<変形例1>
変形例1の撮像装置10Aでは、撮像素子20Aは、研削加工機として、スルーフィールド(クリープフィード)型加工機を用いて薄層化される。
スルーフィールド型加工機では、図15に示す方向のソーマーク80TAが保持盤81Dに載置された撮像素子に形成される。
このため、図16に示すように、複数の撮像素子20Aは、形成されるソーマークの方向が所定の同じ方向になるように保持盤81Aに再配置される。
撮像装置10Aは、撮像素子20Aの溝の方向が短軸方向(超音波印加方向)に対して、略直交しているため、高い接合信頼性を得ることができる。
すなわち、研削方法はセンターレスインフィード研削が生産性の観点が好ましい。しかしインフィード加工機に限られるものでは無く、撮像素子の再配置によりソーマークの方向が短軸方向に対して略直交するように加工できればスルーフィールド加工機等であってもよい。
<変形例2>
図17に示す変形例2の撮像装置10Bの撮像素子20Bでは、ソーマーク20TBは、超音波印加方向(Y方向)に対して傾斜している。そして、裏面20SBの全領域において傾斜角θは45度超である。
溝20TBは滑り止め効果を奏するため、撮像装置10Bは、高い接合信頼性を得ることができる。
<変形例3>
図18に示す変形例3の撮像装置10Cの撮像素子20Cでは、ソーマーク20TCは、略楕円形である。このため、ソーマーク20TCは超音波印加方向(Y方向)に対して傾斜角が45度以下の領域がある。しかし、ソーマーク20TCは超音波印加方向(Y方向)に対して45度超傾斜している領域(ハッチングで表示した領域)があるため、滑り止め効果を奏する。
<変形例4、5>
図19に示す変形例4の撮像装置10Dの撮像素子20Dでは、ソーマーク20TDは、中心から放射状に円弧が広がっている。
図20に示す変形例5の撮像装置10Eの撮像素子20Eでは、ソーマーク20TEは、中心から放射状に直線が広がっている。
ソーマーク20TD、20TEは超音波印加方向(Y方向)に対して傾斜角が45度以下の領域がある。しかし、20TD、20TEは超音波印加方向(Y方向)に対して45度超傾斜している領域(ハッチングで表示した領域)があるため、滑り止め効果を奏する。
<変形例6>
図21に示す変形例6の撮像装置10Fの撮像素子20Fでは、ソーマーク20TFは、略直線上であるが、それぞれのソーマーク20TFは、ランダムである。
ソーマーク20TFは超音波印加方向(Y方向)に対して傾斜角が45度以下の部分もある。しかし、ソーマーク20TFは超音波印加方向(Y方向)に対して45度超傾斜している部分があるため、滑り止め効果を奏する。
<変形例7>
図22に示す変形例7の撮像装置10Gの撮像素子20Gでは、裏面40SBにランダムに微少な凹凸パターン20TGがある。凹凸パターンTGは例えばエッチング痕であるが、微少な溝と見なすことができる。
パターン20TGは、微視的には、超音波印加方向(Y方向)に対して傾斜角が45度以下の部分もある。しかし、パターン20TGは超音波印加方向(Y方向)に対して45度超傾斜している部分があるため、滑り止め効果を奏する。
以上の説明のように、変形例2〜7の撮像装置の撮像素子は、ソーマークが超音波印加方向(Y方向)に対して45度超傾斜している領域が裏面20SBの一部にあれば滑り止め効果を奏する。なお、特に、裏面20SBの面積の25%以上の領域に45度超傾斜しているソーマークが形成されていることが、滑り止め効果を奏するために特に好ましい。
<変形例8>
図23に示す変形例8の撮像装置10Hの製造方法で用いられる超音波接合装置60Hは受け治具40Hが、実施形態の超音波接合装置60と異なる。
受け治具40Hの表面40SAには、超音波の振動方向と直交する方向の複数の溝40THが形成されている。そして、表面40SAの表面粗さRz40が、撮像素子20の裏面20SBの表面粗さRz20と略同じ、例えば、0.5μm以上10μm以下である。
このため、超音波が印加されたときに、溝20THの凹凸と溝40THの凹凸とが嵌合しあうため、特に高い滑り止め効果を奏する。
なお、溝20THの表面粗さRz20と溝40THの表面粗さRz40とは略同じ、例えば±20%であることが、両者が嵌合するために特に好ましいが、±50%以下であれば所定の効果が得られる。例えば撮像素子20の表面粗さRz20が2μmであれば、受け治具40Hの表面粗さRz40は1μm以上4μm以下であることが好ましい。
<変形例9>
図24に示す変形例9の撮像装置10Iの撮像素子20Iでは、配線板30Iの端部電極31Iは、裏面30SBに配設された電極パッドである。
すなわち、配線板30Iの端部電極31Iはフライングリードに限られるものではない。
また、バンプは撮像素子の外部電極22ではなく、配線板の端部電極に配されていてもよい。さらにバンプに替えて配線板の端部電極が突起部を有していてもよい。
本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等ができる。
また、上述した実施形態では内視鏡を医療用として説明したが、これに限られず、細径の工業用内視鏡にも適用可能であることは言うまでもない。
1…内視鏡システム
2…内視鏡
10、10A〜10I…内視鏡用撮像装置
20…撮像素子
20SA…受光面
20SB…裏面
20T…溝
21…受光部
22…外部電極
23…バンプ
30…配線板
31…フライングリード
40…受け治具
50…圧子ツール
60…超音波接合装置
80…研削加工機
81…保持盤
81T…溝
82…研削盤

Claims (8)

  1. 受光面の端部に外部電極が列設されている撮像素子と、
    前記外部電極と超音波接合されている端部電極を有する配線板と、を具備する内視鏡用撮像装置であって、
    前記撮像素子の前記受光面と対向する裏面に複数の溝が形成されており、前記複数の溝が、超音波接合のときの超音波の振動方向に対して傾斜していることを特徴とする内視鏡用撮像装置。
  2. 前記振動方向が、前記外部電極の列設方向であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像装置。
  3. 前記複数の溝が、研削加工によるソーマークであることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用撮像装置。
  4. 前記複数の溝が、前記振動方向に対して45度超傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用撮像装置。
  5. 前記振動方向に直交する方向の前記撮像素子の前記裏面の表面粗さRzが、0.5μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用撮像装置。
  6. 受光面の端部に外部電極が列設されている底面積が0.25mm以上4mm以下の撮像素子と、
    前記外部電極と超音波接合されている端部電極を有する配線板と、を具備する内視鏡用撮像装置であって、
    前記撮像素子の前記受光面と対向する裏面に研削加工によるソーマークが形成されており、前記ソーマークが、前記裏面の全領域において、前記外部電極の列設方向に対して80度以上100度以下傾斜しており、前記外部電極の列設方向に直交する方向の前記裏面の表面粗さRzが、0.5μm以上10μm以下であることを特徴とする内視鏡用撮像装置。
  7. 受光面の端部に外部電極が列設されている撮像素子と、前記外部電極のそれぞれと超音波接合されている端部電極を有する配線板と、を具備する内視鏡用撮像装置の製造方法であって、
    半導体基板の第1の主面に複数の受光部を形成する工程と、
    前記半導体基板を切断し複数の撮像素子を作製する工程と、
    形成されるソーマークの方向が前記撮像素子の短軸方向に対して傾斜した方向になるように、前記複数の撮像素子を研削加工機に再配置する工程と、
    前記複数の撮像素子の前記受光面と対向する裏面を研削加工し、超音波接合するときの超音波の振動方向に対して傾斜しているソーマークを形成する工程と、
    超音波接合装置の受け治具に載置された前記撮像素子の外部電極と、前記配線板の端部電極とを超音波接合する工程と、を具備することを特徴とする内視鏡用撮像装置の製造方法。
  8. 前記受け治具表面に複数の溝が形成されており、
    前記受け治具の前記表面の表面粗さと、前記撮像素子の前記裏面の表面粗さとが、同じであることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡用撮像装置の製造方法。
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