JPWO2016199688A1 - カーバメート化合物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

式[A]:で示される化合物をプロトン酸の存在下で式[B]:R3−OH [B]で示されるアルコールと反応させて式[C]:で示される化合物のプロトン酸塩を得る工程;前記工程で得られた式[C]で示される化合物のプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式[D]:で示される化合物を得る工程;および、前記工程で得られた式[D]で示される化合物をアルコールの存在下で、水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させる工程により、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートを製造することができる。

Description

本発明は、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートの製造方法に関する。
tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメート、即ち、式:
Figure 2016199688
で示される医薬品の製造中間体として有用な化合物の製造方法が、例えばWO2013/026773号に開示されている。
本発明は、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートの新たな製造方法を提供する。
本発明は以下の通りである。
[1] 下記の工程1、工程2および工程3を含む式[E]:
Figure 2016199688
で示される化合物(以下、化合物Eと記す。)の製造方法。
工程1 式[A]:
Figure 2016199688
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキル基表す。)
で示される化合物(以下、化合物Aと記す。)を、プロトン酸の存在下で式[B]:
3−OH [B]
(式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
で示されるアルコール(以下、アルコールBと記す。)と反応させて式[C]:
Figure 2016199688
(式中、R3は前記と同じ意味を有する。)
で示される化合物(以下、化合物Cと記す。)のプロトン酸塩を得る工程;
工程2 工程1で得られた化合物Cのプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチル:
O[CO2C(CH332
と反応させて式[D]:
Figure 2016199688
(式中、R3は前記と同じ意味を有する。)
で示される化合物(以下、化合物Dと記す。)を得る工程;
工程3 工程2で得られた化合物DをアルコールBの存在下で、水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させて化合物Eを得る工程。
[2] R1がメチル基またはフェニル基である[1]に記載の方法。
[3] R1がメチル基でありプロトン酸が硫酸である[1]に記載の方法。
[4] 水素化ホウ素アルカリ金属塩が水素化ホウ素ナトリウムである[1]、[2]または[3]に記載の方法。
[5] 式:
Figure 2016199688
で示される化合物を、プロトン酸の存在下でメタノールと反応させて式:
Figure 2016199688
で示される化合物のプロトン酸塩を得る工程;
前記工程で得られた式:
Figure 2016199688
で示される化合物のプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式:
Figure 2016199688
で示される化合物を得る工程;および
前記工程で得られた式:
Figure 2016199688
で示される化合物をメタノールの存在下で、水素化ホウ素ナトリウムと反応させることによる、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートの製造方法。
[6] プロトン酸が硫酸である[5]に記載の方法。
[7] メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩。
[8] メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエートメタンスルホン酸塩
[9] 下記の工程1、工程2および工程3を有する式[E1]:
Figure 2016199688
で示される化合物の製造方法。
工程1 式[A1]:
Figure 2016199688
(式中、R11はメチル基またはフェニル基を表す。)
で示される化合物を、硫酸の存在下でメタノールと反応させて式[C1]:
Figure 2016199688
で示される化合物の硫酸塩を得る工程;
工程2 工程1で得られた式[C1]で示される化合物の硫酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式[D1]:
Figure 2016199688
で示される化合物を得る工程;
工程3 工程2で得られた式[D1]で示される化合物をメタノールの存在下で、水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させて式[E1]で示される化合物を得る工程。
[10] プロトン酸が硫酸である[9]に記載の方法。
本発明は化合物Aを出発原料とし、工程1、工程2および工程3を含む方法により、化合物Eを効率よく製造する方法である。
本発明において、R1、R2およびR3で表される炭素数1〜4のアルキル基としては例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec-ブチル基が挙げられ、R1で表される置換されていてもよいフェニル基としては例えばフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−クロロフェニル基が挙げられる。
本発明においてR1で示される基はメチル基またはフェニル基が好ましい。
工程1の反応は、化合物Aをプロトン酸の存在下でアルコールBと反応させるものである。工程1におけるプロトン酸としては、塩化水素、臭化水素等のハロゲン化水素、硫酸、並びに燐酸等の無機酸や、メタンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。工程1におけるプロトン酸は、直接反応系に加えてもよい。プロトン酸がハロゲン化水素である場合、反応系内で発生させてもよく、塩化チオニル、塩化スルフリル、臭化チオニル、オキシ塩化リン等のハロゲン化剤とアルコールBとを反応させることにより、ハロゲン化水素を反応系内で発生させることができる。
工程1におけるアルコールBの使用量は、通常化合物Aの1重量部に対して3〜20重量部であり、好ましくは5〜10重量部である。
工程1におけるプロトン酸の使用量は、化合物A1モルに対して1モル以上であればよく、通常は1〜10モルであり、2〜5モルが好ましい。
工程1の反応は通常0〜150℃の温度範囲内にて行われ、50〜120℃の範囲内が好ましく、80〜110℃の範囲内が更に好ましい。尚、反応温度がアルコールBの沸点以上で実施する場合は、オートクレーブ等の加圧容器を使用する。
工程1の反応時間は通常1〜50時間である。
工程1の反応終了後、反応混合物よりアルコールBを留去することにより、化合物Cのプロトン酸塩を得ることができる。化合物Cのプロトン酸塩は再沈殿、晶析等の精製操作に付すこともできるが、そのまま次工程の原料として使用することもできる。
工程2の反応は、化合物Cのプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させるものである。
工程2における二炭酸-tert-ブチルの使用量は、化合物Cのプロトン酸塩1モルに対して1モル以上であるが、通常は1〜2モルであり、1〜1.5モルが好ましい。
工程2において使用される塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム等の無機塩基等が挙げられる。これらの無機塩基は水溶液の形態で使用してもよい。トリエチルアミンまたは水酸化ナトリウムが好ましく用いられる。
塩基は反応系のpHが7〜12になるように加えるのが好ましい。
工程2において使用される塩基は化合物Cのプロトン酸塩1モルに対して1モル以上であり、通常は1〜2モルである。
工程2は通常、有機溶媒中で実施される。使用される溶媒としては、ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素溶媒、テトラヒドロフラン等のエーテル溶媒、酢酸エチル等のエステル溶媒が挙げられる。トルエンまたは酢酸エチルが好ましく用いられる。また、工程2は水を加えて行うこともできる。
工程2の反応は通常0〜100℃の温度範囲内にて行われ、20〜50℃の範囲内が好ましく、25〜45℃の範囲内が更に好ましい。
工程2の反応時間は通常0.5〜10時間である。
工程2の反応終了後、反応混合物に水を加えて分液した後、有機層を濃縮して、化合物Dを得ることができる。化合物Dは再沈殿、晶析等の精製操作に付すこともできるが、粗生成物をそのまま次工程に使用することもできる。
工程3の反応は、化合物Dを水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させるものである。
水素化ホウ素アルカリ金属塩としては、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム等が挙げられる。水素化ホウ素アルカリ金属塩の使用量は、化合物D1モルに対して1モル以上であり、通常は1〜2.5モルである。
工程3はアルコールBの存在下で、通常、有機溶媒中で実施される。使用される溶媒としては、ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素溶媒、およびテトラヒドロフラン等のエーテル溶媒が挙げられる。トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく用いられる。アルコールBの使用量は、化合物D1モルに対して通常1〜10モルであり、好ましくは2〜8モルである。
工程3は、例えば化合物D、アルコールBおよび有機溶媒の混合物に水素化ホウ素アルカリ金属塩を加えるか、または化合物D、有機溶媒および水素化ホウ素アルカリ金属塩の混合物にアルコールBを少量ずつ加えることにより行われる。
工程3の反応は通常0〜50℃の温度範囲内にて行われ、10〜30℃の範囲内が好ましい。
工程3の反応時間は通常0.5〜15時間である。
工程3の反応終了後、反応混合物に塩酸などの酸性水を加えて分液した後、有機層を濃縮して、化合物Eを得ることができる。また、化合物Eを含む溶液にヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶媒を加えることで、化合物Eの結晶を析出させ、結晶をろ過することにより、化合物Eを得ることができる。また、化合物Eを塩析抽出することもできる。得られた化合物Eは再結晶等により精製することができる。
化合物Aは例えば、下式:
Figure 2016199688
で示される化合物を公知の方法によりエステル化することで製造することができる。
また、下記に示す方法または公知の方法に準じて製造することができる(式中、Acはアセチル基を表す)。
Figure 2016199688
式[VI-1]で示される(2Z)−2−アセチルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エン酸は、例えばOrg. Synth,. Coll. Vol. 2, 1 (1943) に記載の方法に準じて合成することができる。式[VI-1]で示される(2Z)−2−アセチルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エン酸を例えばChemische Berichte 28, 3252に記載の方法でメチルエステル化するか、もしくは、Org. Synth., Coll. Vol. 2, 1 (1943) に記載の式[V]で示されるアズラクトン体を例えばJournal of Organic Chemistry (1989), 54, 4511に記載の方法に準じてメタノールと反応させることで、式[VI-2]で示されるメチル(2Z)−2−アセチルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エノエートを合成することができる。式[VI-1]で示される(2Z)−2−アセチルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エン酸もしくは式[VI-2]で示されるメチル(2Z)−2−アセチルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エノエートを、例えばAdvanced Synthesis & Catalysis (2003), 345(1+2), 308、Journal of Organometallic Chemistry (2003), 687(2), 494、および、特開2003−261522号公報に記載のように、光学活性ホスフィン化合物とロジウム化合物との組合せによる触媒を用いて不斉水素添加反応を行うことで、式[I-1]で示される2−(アセチルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパン酸および式[I-2]で示されるメチル2−(アセチルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエートを得ることができる。
上記の操作でアセチル基およびメトキシカルボニル基を必要により適宜変更することで、化合物Aを得ることができる。
式[VI]:
Figure 2016199688
(式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有する。)
で示される2−アシルアミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロプ−2−エン酸アルキルエステル(以下、化合物VIと記す。)は、光学活性ホスフィン化合物とロジウム化合物との組合せによる触媒の存在下に水素と反応させることにより、化合物Aに導くことができる。
不斉水素添加反応に用いられる光学活性ホスフィン化合物としては、1−[(R)−フェロセニル−2−(S)−エチル−1−(ジメチルアミノ)フェニル]−(R)−ホスフィノ−1’−ジシクロへキシルホスフィノフェロセン、1−[(S)−フェロセニル−2−(R)−エチル−1−(ジメチルアミノ)フェニル]−(S)−ホスフィノ−1’−ジシクロへキシルホスフィノフェロセン、(−)−1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジメチルホスホラノ]ベンゼン、(+)−1,2−ビス[(2S,5S)−2,5−ジメチルホスホラノ]ベンゼン、(−)−1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン、(+)−1,2−ビス[(2S,5S)−2,5−ジエチルホスホラノ]ベンゼン、(−)−1,2−ビス[(2R,5R)−2,5−ジイソプロピルホスホラノ]ベンゼン、(R,R)−2,3−ビス(tert−ブチルメチルホスフィノ)キノキサリン、(+)−1,2−ビス[(2S,5S)−2,5−ジイソプロピルホスホラノ]ベンゼン、(R)−(−)−4,12−ビス(ジフェニルホスフィノ)−[2,2]−パラシクロファン、(S)−(+)−4,12−ビス(ジフェニルホスフィノ)−[2,2]−パラシクロファン、(4R,5R)−(−)−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン、(4S,5S)−(+)−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン、(R,R)−1,2−ビス[(2−メトキシフェニル)(フェニルホスフィノ)]エタンおよび(S,S)−1,2−ビス[(2−メトキシフェニル)(フェニルホスフィノ)]エタンからなる群から選択される。
不斉水素添加反応に用いられる光学活性ホスフィン化合物の使用量はロジウム化合物1モルに対して通常1〜5モル、好ましくは1.01〜2モルである。
不斉水素添加反応に用いられるロジウム化合物は、例えば[Rh(nbd)2]X、[Rh(cod)2]X、[Rh(nbd)Cl]2、[Rh(cod)Cl]2が挙げられ、好ましくは[Rh(nbd)2]BF4が挙げられる。(式中、codは1,5-シクロオクタジエンを表し、nbdはノルボルナジエンを表し、Xはハロゲン原子、BF4、CF3SO3等を表す。)ロジウム化合物の使用量は化合物VIの1モルに対して、通常0.00001〜0.01モル、好ましくは0.00005〜0.001モルである。
不斉水素添加反応は溶媒中で行われる。溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、2−プロパノールなどのアルコール溶媒、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなど極性有機溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルエーテルなどのエーテル溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、1,1,1−トリクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素溶媒、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素溶媒、またはそれらの混合溶媒が挙げられ、好ましくはメタノールとテトラヒドロフランとの混合溶媒が挙げられる。
不斉水素添加反応は、溶媒等の反応条件、還元装置であるオートクレーブの仕様等により適宜選択できるが、通常0〜150℃の温度範囲内にて行われ、水素の圧力は通常0.1〜20MPaの範囲内で行われる。
反応時間は、通常1〜12時間である。
反応終了後は、反応混合物に水を加えた後、析出している結晶をろ過するか、または有機溶媒に抽出操作等の通常の後処理操作を行い、化合物Aを単離することができる。単離された化合物Aは再結晶等により精製することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない
実施例1
(工程1)
300mL容量のオートクレーブ容器に、化学純度100.0%、光学純度100.0%e.e.のメチル(2R)−2−(アセチルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート67.3mmol(20.0g)、メタノール100mL、および硫酸80.7mmol(7.91g)を入れ、100℃で15時間撹拌した。反応液を減圧下に濃縮することで、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート硫酸塩の結晶を得た。
(工程2)
前記工程1で得られたメチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート硫酸塩の結晶にトルエン140mLを加え、次いでトリエチルアミン121.1mmol(12.3g)を加えた。さらに二炭酸-tert-ブチル66.9mmol(14.6g)を25℃で滴下し、同温度で24時間撹拌した。得られた反応混合物に水100mLを加えて洗浄し、分液した。次に水40mLを有機層に加えて洗浄し、分液した。得られた有機層にトルエン135mLを加え、次いで減圧下に100mLを留去し、メチル(2R)−3−(ビフェニル−4−イル)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]プロパノエートのトルエン溶液を得た。
(工程3)
前記工程2で得られたメチル(2R)−3−(ビフェニル−4−イル)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]プロパノエートのトルエン溶液に15℃で水素化ホウ素ナトリウム74.0mmol(2.80g)を加え、15℃でメタノール15mLを5時間かけて滴下し、13時間撹拌した。さらに15℃で水素化ホウ素ナトリウム6.7mmol(0.25g)を加えて4時間撹拌した。得られた混合物を、トルエン85mL、35%塩酸8.41g(80.7mmol)および水37.6mLの混合液の中に加え、35℃で分液した。得られた有機層に水20mLを加えて洗浄した。得られた有機層をさらに5.6%炭酸水素ナトリウム水溶液21.2g(14.2mmol)で洗浄し、分液し、得られた有機層を減圧下で濃縮し、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートを得た(工程1〜工程3までの通算収率97.1%)。
実施例2
100ml容量のオートクレーブ容器に、化学純度100.0%、光学純度98.2%e.e.のメチル(2R)−2−(ベンゾイルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート5.56mmol(2.0g)、メタノール20mL、および硫酸8.34mmol(0.82g)を入れ、100℃で56時間撹拌した。さらに硫酸5.56mmol(0.55g)を加え100℃で74時間撹拌した。得られた反応混合物を濃縮した後メタノール20mLを加え、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート硫酸塩を収率93.0%で得た。
実施例3
100ml容量のテフロン(登録商標)内筒密閉容器に、化学純度100.0%、光学純度100.0%e.e.のメチル(2R)−2−(アセチルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート3.36mmol(1.0g)、メタノール10mL、および塩化チオニル8.4mmol(1.0g)を入れ、100℃のオイルバスに浸けて24時間撹拌した。室温まで冷却後、反応液を減圧下に濃縮し、析出した結晶を取り出した。得られた結晶を冷アセトン5mLで洗浄後減圧下に乾燥し、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート塩酸塩2.5mmol(0.73g、収率74.4%)を得た。光学純度100.0%e.e.。
得られた結晶のNMRスペクトルを以下に示す。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6) ppm:
3.227(dddd、2H、J=6.8、5.6)、3.699(s、3H)、4.297(t、1H、J=6.4)、7.348−7.386(m、3H)、7.473(t、2H、J=7.6)、7.636−7.681(m、4H)、8.824(s、2H)
13C−NMR(100MHz、DMSO−d6) ppm:
35.367、52.615、53.158、126.544、126.808、127.466、128.981、130.086、133.970、139.033、139.700、169.363
実施例4
実施例3において、塩化チオニル8.4mmolの代わりに塩化水素ガス9.6mmolを使用する以外は同様に処理し、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート塩酸塩を得る。生成物の光学純度は原料のメチル(2R)−2−(アセチルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエートの光学純度と同等である。
実施例5
実施例3において、塩化チオニル8.4mmolの代わりに硫酸4.8mmolを使用する以外は同様に処理し、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩3.28mmol(1.00g、収率97.7%)を得た。光学純度100.0%e.e.。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6) ppm:
3.160(dddd、2H、J=7.6、6.8)、3.718(s、3H)、4.356(t、1H、J=6.4)、7.327−7.388(m、3H)、7.473(t、2H、J=7.6)、7.644−7.680(m、4H)、8.465(s、2H)
実施例6
実施例3において、塩化チオニル8.4mmolの代わりにメタンスルホン酸6.7mmolを使用する以外は同様に処理し、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエートメタンスルホン酸塩2.54mmol(0.89g、収率75.2%)を得た。
得られた結晶のNMRスペクトルを以下に示す。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6) ppm:
2.417(d、3H)、3.183(dddd、2H、J=7.2、6.4)、3.715(s、3H)、4.357(br、1H)、7.340−7.393(m、3H)、7.478(t、2H、J=8.0)、7.667(m、4H)、8.531(s、2H)
13C−NMR(100MHz、DMSO−d6) ppm:
35.589、52.722、53.282、126.594、126.890、127.524、129.031、130.101、133.880、139.132、139.725、169.445
実施例7
100ml容量のテフロン(登録商標)内筒密閉容器に、化学純度100.0%、光学純度98.2%e.e.のメチル(2R)−2−(ベンゾイルアミノ)−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート2.78mmol(1.0g)、メタノール10mL、および硫酸4.0mmolを入れ、100℃のオイルバスに浸けて48時間撹拌したところ、メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩を収率66.3%で得た。
実施例8
100mL容量の4ツ口フラスコに、実施例1で得られたメチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート塩酸塩1.03mmol(0.30g)、トリエチルアミン1.24mmol(0.125g)およびトルエン3.0mLを入れ、撹拌しながら二炭酸-tert-ブチル1.09mmol(0.237g)を加えた。反応混合物を30℃で3時間撹拌し、その後室温まで冷却した(LC面積百分率99.3%)。
反応混合物に水3mLを入れて洗浄し、分液した。得られた有機層を減圧下に濃縮し、メチル(2R)−3−(ビフェニル−4−イル)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]プロパノエート0.73mmol(0.26g、収率71%)を得た。生成物の光学純度は原料のメチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート塩酸塩の光学純度と同等であった。
実施例9
100mL容量の4ツ口フラスコに、実施例8で得られたメチル(2R)−3−(ビフェニル−4−イル)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]プロパノエート32.1mmol(11.4g)、トルエン39mLおよびメタノール7.2mLを入れ、撹拌しながら20℃で水素化ホウ素ナトリウム38.5mmol(1.46g)を加えた。同温度で3.5時間撹拌した後、反応混合物を、トルエン38mLおよび5.5%塩酸25.5g(38.5mmol)の混合液の中に加え、35℃で分液した。得られた有機層に水11.4mLを加えて洗浄した。得られた有機層をさらに5.0%炭酸水素ナトリウム水溶液11.3g(6.7mmol)で洗浄し、分液し、得られた有機層を減圧下で濃縮した。濃縮残渣をトルエン98.8mLに溶解したのちにヘプタン91.7mLを加え、結晶を析出させて、析出した結晶をろ過した。得られた結晶をトルエン7.7mLとへプタン7.0mLとの混合液で洗浄したのち、減圧下に乾燥してtert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメート30.5mmol(10.0g、収率95.0%)を得た。光学純度99.2%e.e.。
実施例10
実施例5において、メタノールの代わりにエタノールを使用する以外は同様に処理し、エチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩2.51mmol(0.80g、収率74.8%)を得た。光学純度100.0%e.e.。
得られた結晶のNMRスペクトルを以下に示す。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6) ppm:
3.174(dddd、2H、J=7.2、6.0)、3.806(dd、2H、J=6.8、7.2)、4.155(m、3H)、4.347(t、1H、J=6.8)7.349−7.393(m、3H)、7.480(t、2H、J=8.0)、7.652−7.683(m、4H)、8.467(s、2H)
13C−NMR(100MHz、DMSO−d6) ppm:
13.814、15.156、35.746、53.265、61.473、61.506、61.827、126.602、126.874、127.532、129.047、130.150、133.838、139.206、139.766、169.025
実施例11
実施例7において、メタノールの代わりにエタノールを使用する以外は同様に処理し、エチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩収率25.7%で得た。
本発明により、医薬品の製造中間体として有用なtert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートを製造することができる。

Claims (10)

  1. 下記の工程1、工程2および工程3を有する式[E]:
    Figure 2016199688
    で示される化合物の製造方法。
    工程1 式[A]:
    Figure 2016199688
    (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
    で示される化合物を、プロトン酸の存在下で式[B]:
    3−OH [B]
    (式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
    で示されるアルコールと反応させて式[C]:
    Figure 2016199688
    (式中、R3は前記と同じ意味を有する。)
    で示される化合物のプロトン酸塩を得る工程;
    工程2 工程1で得られた式[C]で示される化合物のプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式[D]:
    Figure 2016199688
    (式中、R3は前記と同じ意味を有する。)
    で示される化合物を得る工程;
    工程3 工程2で得られた式[D]で示される化合物を式[B]で示されるアルコールの存在下で、水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させて式[E]で示される化合物を得る工程。
  2. 1がメチル基またはフェニル基である請求項1に記載の方法。
  3. 1がメチル基でプロトン酸が硫酸である請求項1に記載の方法。
  4. 水素化ホウ素アルカリ金属塩が水素化ホウ素ナトリウムである請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 式:
    Figure 2016199688
    で示される化合物を、プロトン酸の存在下でメタノールと反応させて式:
    Figure 2016199688
    で示される化合物のプロトン酸塩を得る工程;
    前記工程で得られた式:
    Figure 2016199688
    で示される化合物のプロトン酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式:
    Figure 2016199688
    で示される化合物を得る工程;及び
    前記工程で得られた式:
    Figure 2016199688
    で示される化合物をメタノールの存在下で、水素化ホウ素ナトリウムと反応させることによる、tert−ブチル[(2R)−1−(ビフェニル−4−イル)−3−ヒドロキシプロパン−2−イル]カーバメートの製造方法。
  6. プロトン酸が硫酸である請求項5に記載の方法。
  7. メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエート1/2硫酸塩。
  8. メチル(2R)−2−アミノ−3−(ビフェニル−4−イル)プロパノエートメタンスルホン酸塩
  9. 下記の工程1、工程2および工程3を有する式[E1]:
    Figure 2016199688
    で示される化合物の製造方法。
    工程1 式[A1]:
    Figure 2016199688
    (式中、R11はメチル基またはフェニル基を表す。)
    で示される化合物を、硫酸の存在下でメタノールと反応させて式[C1]:
    Figure 2016199688
    で示される化合物の硫酸塩を得る工程;
    工程2 工程1で得られた式[C1]で示される化合物の硫酸塩を塩基の存在下で二炭酸-tert-ブチルと反応させて式[D1]:
    Figure 2016199688
    で示される化合物を得る工程;
    工程3 工程2で得られた式[D1]で示される化合物をメタノールの存在下で、水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させて式[E1]で示される化合物を得る工程。
  10. 11がメチル基である請求項9に記載の方法。
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