JPWO2016199324A1 - ハイブリッド押出プレス - Google Patents

ハイブリッド押出プレス

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Abstract

コンテナホルダ(18)を摺動させる電動モータ(65)及び油圧アシストシリンダ(26)を具備するハイブリッド押出プレスにおいて、コンテナホルダ(18)には連結ロッド(50)が固定され、ピストンロッド(32)を有す油圧アシストシリンダ(26)は、連結ロッド(50)とピストンロッド(32)を連結又は連結解除するゲート装置(61)を有し、ゲート装置(61)は、ピストンロッド(32)に固定された中空体(33)と、連結ロッド(50)の一端に設けられて、中空体(33)の中空部(35)内を往復動する拡径部(34)と、中空体(33)に設けられ拡径部(34)を係止する係止部(60)と、を具備する。

Description

本発明は、アルミニウム又はその合金等の押出し材(ビレットという)を押出す押出プレスに係り、特に油圧装置式と電動駆動式の混合の駆動源を使用し、メインクロスヘッドとコンテナホルダがマシンベース上で軸芯上を自在に摺動する構成の押出プレスに関する。本発明は、アルミニウム又はその合金に限らずその他の金属材や合成樹脂材の押出しにも適用することができる。
押出加工とは、中空円筒状コンテナ内に入れた素材ビレットを、メインクロスヘッドに設けられたステムで加圧して、コンテナの押出側の一端部に配置された、所望の孔形状を有するダイスを通して押出して、棒材、形材、管材等の様々な断面形状を成型する加工方法である。メインクロスヘッドは、メインハウジングに設けられた油圧メインラムによって駆動される。ダイスは、エンドプラテン側に設けられており、エンドプラテンは、タイロッドで不動のメインハウジングに連結している。
押出工程中には、コンテナをダイスに一定圧で押圧する必要があり、これを「コンテナシール」という。また、押出工程の完了後に、ディスカード(discard、押出残余部、残渣部)を切断して抜き取るために、コンテナを後退させて、シャー刃が上下動できるようにコンテナとダイスとの隙間を確保することを、「コンテナストリップ」動作という。
このような押出加工において、電動モータ及び液圧による複合式で作動する押出加工装置の運転形式は、特許文献1において開示されている。この先行技術では、ビレットがダイスに当たるまで、ビレット収容体(コンテナ)とラムクロスヘッド(メインクロスヘッド)を電動駆動で移動して、その後は押圧ラム(メインラム)に油圧力を作用させて押出プランジャ(ステム)による押出を開始する。工具セット(ダイス)にビレット収容体が牽引ロッドでコンテナシールする。押出終了後は押圧ラムの圧力を除圧後、ビレット収容体とラムクロスヘッドが電動で駆動され後退限まで戻る。ビレット収容体とラムクロスヘッドの移動案内は、複数本の押圧支持部によって行われる。
この先行技術においては、押出ラムにクランプ装置や、牽引ロッドに環状シリンダクランプユニットが内蔵されている。この先行技術における作用力は、クランプの内部部品をテーパで広げるなどして摩擦力に頼る構造になっている。この構造では、摺動部材が摩耗することは必須であり、部品交換のためのメンテナンスを頻繁に行う必要があるが、クランプの内部に構成されているため、交換時間も長く要する等の問題が想定される。また、プレフィルバルブもメインラムの後部に内蔵されており、複雑な部品で構成されているため、部品交換のメンテナンスに時間を要する。
特表2014−533202号公報
本発明は、上記問題に鑑み、油圧と電動による混合駆動源を使用して省エネルギーを図るとともに、装置全体の構造をシンプルにしてメンテナンス性向上とメンテナンス時間の削減を可能とする、ハイブリッド押出プレスを提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、マシンベース(90)と、ダイス(16)を有するエンドプラテン(10)と、押出ステム(24)を有し、前記マシンベース(90)上を摺動するメインクロスヘッド(22)と、前記メインクロスヘッド(22)に連結した油圧メインラム(12B)と、前記マシンベース上を摺動するコンテナホルダ(18)と、前記コンテナホルダ(18)を摺動させる電動モータ(65)及び油圧アシストシリンダ(26)と、を具備するハイブリッド押出プレスにおいて、前記コンテナホルダ(18)には、連結ロッド(50)が固定され、ピストンロッド(32)を有す前記油圧アシストシリンダ(26)は、前記連結ロッド(50)と前記ピストンロッド(32)を連結又は連結解除するゲート装置(61)を有し、前記ゲート装置(61)は、前記ピストンロッド(32)に固定された中空体(33)と、前記連結ロッド(50)の一端に設けられて、前記中空体(33)の中空部(35)内を往復動する拡径部(34)と、前記中空体(33)に設けられ前記拡径部(34)を係止する係止部(60)と、を具備するハイブリッド押出プレスである。
なお、上記に付した符号は、後述する実施形態に記載の具体的実施態様との対応関係を示す一例である。
油圧アシストシリンダに、コンテナシール力、コンテナストリップ力の機能をもたせ、その際に油圧アシストシリンダに装備されたゲート装置の開閉により実行している。このため、構造もシンプルであり、とくに大きく消耗する部品もなくメンテナンス時間を削減することができる。また、コンテナストリップ後のコンテナ後退動作時には、油圧アシストシリンダのゲート装置を開放することにより、油圧アシストシリンダとは完全に切り離して、電動駆動のみでコンテナ後退動作を行うことができる。したがって、本発明では、油圧アシストシリンダのストロークを必要最小限とし、従来必要とされたストロークに比べ、極端に短くすることができる。さらに、ゲート装置の開放により油圧アシストシリンダを切り離すことができるので、油圧アシストシリンダのストロークとは関係なく、保守点検用に電動駆動でコンテナホルダのストロークの拡大を行うことができる。
油圧装置式と電動駆動式の混合の駆動源を使用することにより、省エネルギーを図ることができる。メンテナンスの向上とメンテナンス時間の削減を行って、装置稼働率が向上し、より生産性の高い設備を実現することができる。同時に、油圧ユニットの使用箇所が削減できるため、油漏れのリスクが軽減され作業環境も改善することができ、操作性の良い機械設備となる。
本発明の第1実施形態を示した平面図である。 図1のA−A線に関する断面図である。 (a)、(b)は、ゲート装置の断面図であり、(a)は、ゲート装置が開の状態であり、(b)は、ゲート装置が閉の状態である。 押出プレスの押出終了時の説明図である。 押出プレスのコンテナストリップ時の説明図である。 本発明の第1実施形態のゲート装置の作動ストロークを説明する説明図である。 本発明の第1実施形態のゲート装置の作動ストロークを説明する説明図である。 本発明の第1実施形態のゲート装置の作動ストロークを説明する説明図である。 本発明の第1実施形態のゲート装置の作動ストロークを説明する説明図である。 本発明の実施形態の油圧駆動と電動駆動のシーケンスを示す概略図である。 (a)、(b)は、本発明の第2実施形態の図12のD−D線に関するゲート装置の断面図であり、(a)は、係止部が拡径部を係止していない状態を示す図であり、(b)は、係止部が拡径部を係止している状態を示す図である。 本発明の第2実施形態のゲート装置と油圧アシストシリンダの作動を説明する説明図である。 本発明の第3実施形態を示した平面図である。 図13のE−E線に関する断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。本発明は、必ずしも図1の実施形態に限定されるものではなく、コンテナホルダーを油圧アシストシリンダと電動モータとによって移動できるようにしたタイプの全ての押出プレスに、適用することができるものである。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る押出プレス装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示した平面図である。図2は、図1のA−A線に関する断面図である。図3(a)、(b)は、ゲート装置の断面図であり、(a)は、図6のB−B線に関するゲート装置であり、ゲート装置が開の状態であり、(b)は、図8のC−C線に関するゲート装置であり、ゲート装置が閉の状態である。図4は、押出プレスの押出終了時の説明図である。図5は、押出プレスのコンテナストリップ時の説明図である。図6は、本発明の第1実施形態のゲート装置の断面図であり、図6〜9は、ゲート装置の作動を説明する説明図である。
図1において、コンテナホルダ18から見てダイス16側を前方とし、メインシリンダハウジング12側を後方、図面の垂直方向を上下と称する。本実施形態は、ビレットを、コンテナ18’の後方側からリアローディングした場合の実施形態である。
図1、2に示すように、押出プレスはエンドプラテン10とメインシリンダハウジング12を対向して配置し、両者を複数のタイロッド14(ここでは上下2本ずつ)によって連結している。エンドプラテン10のメインシリンダハウジング側には、ダイス穴16Aが形成されたダイス16を挟んで、コンテナ18’が配置されている。コンテナ18’にビレットを装填し、これをダイス16に向けて押出加圧することによりダイス穴16A(図4参照)に応じた断面の製品が押出成形される。コンテナ18’は、コンテナホルダ18に固定されている。
押出力を発生させるメインシリンダハウジング12は、メインシリンダ12Aに油圧メインラム12Bを内蔵して、油圧メインラム12Bをダイス16、コンテナ18’に向けて押圧移動可能としている。この油圧メインラム12Bの前端部にはメインクロスヘッド22が取り付けられており、この前面部中央にはコンテナ18’のビレット装填孔18Aと同芯(軸芯O)に配置されるように押出ステム24がコンテナ18’に向けて突出状態で取り付けられている。コンテナ18’を有するコンテナホルダ18は、図2に示すように、マシンベース90に設置されたレール91に載置されて、軸芯Oに関してスライダ92を介して摺動する。図示していないが、メインクロスヘッド22も同様に、マシンベース90に設置されたレール91に載置されて、軸芯Oに関してスライダを介して摺動する。本実施形態では、4本のタイロッド14は摺動ガイドとしては使用されていない。
押出ステム24は、ステムスライド方式であって、その根元部25がすべり溝27と嵌合して、図1上で上下に摺動する。ビレットをローディングする時には、上方に押出ステムを上昇させて、コンテナ18’後方にビレットを載置する。ビレットローダーでビレットをビレット装填孔18Aに挿入する。その後、押出ステム24は下降して、軸芯O上に同芯となる。図示していないサイドシリンダが、クロスヘッド22の両側に連結しており、サイドシリンダを駆動すると、押出ステム24が、コンテナ18’の装填孔18Aにビレットを挿入する。油圧メインラム12Bを駆動してクロスヘッド22を前進させると、装填されたビレットの後端面を加圧して製品20A(図4参照)を押出すのである。
メインシリンダ12Aには、押出プレス軸芯Oと平行で両側に、油圧アシストシリンダ26が取り付けられている。この油圧アシストシリンダ26は、後述する電動モータ65とともに、コンテナホルダ18の前後方向の移動を行うものである。油圧アシストシリンダ26は、コンテナシール動作(図4)、コンテナストリップ用動作(図5)などの押圧力の必要な場合に作動し、一方、電動モータ65は、それ以外のコンテナホルダ18の前後方向の移動を迅速に行うために使用される。電動モータ65の負荷を軽くするために、本実施形態の特徴であるゲート装置61が活用される。
油圧アシストシリンダ26とゲート装置61について説明する。
図1、6にみられるように、油圧アシストシリンダ26は、油圧シリンダ内にピストン31とピストンロッド32を内蔵し、油圧ポート28、29を有している。シリンダチューブ26’とロッドカバ21からなるシリンダケーシング26’’の前方には、円筒体39が連結固定されている。ピストンロッド32の前方端には、中空体33が固定されている。一方、図1に示すように、コンテナホルダ18には連結ロッド50が固定され、連結ロッド50の後方端部には、拡径部34が設けられている。拡径部34は、中空体33の中空部35内を往復動する。中空体33には、拡径部34を係止する係止部60が設けられている。コンテナホルダ18に連結した連結ロッド50の拡径部34を、係止部60の第1係止面51’と第2係止面52’が係止する。係止部60は、後述するように、第1ブラケット51、第2ブラケット52などから構成されている。第1ブラケット51の前面を、第1係止面51’とし、拡径部34の後面に接触する。第2ブラケット52の面を、第2係止面52’とし、拡径部34の後面に接触する。なお、拡径部34とは、連結ロッド50の直径より大きい部分として定義される。本実施形態では、図3(a)にみられるように、拡径部34は完全な円形断面ではなく、左右両側が切り取られている。そのため、第1ブラケット51、第2ブラケット52が開放しているときに、拡径部34が通り抜けることができるようになっている。連結ロッド50は、メインクロスヘッド22を貫通穴23で貫通している。
ゲート装置61は、ピストンロッド32に固定された中空体33と、連結ロッド50の一端に設けられて、中空体33の中空部35内を往復動する拡径部34と、中空体33に設けられ拡径部34を係止する係止部60とから構成される。
ゲート装置61は、連結ロッド50とピストンロッド32を連結(閉という)又は連結解除(開という)する。コンテナシール動作、コンテナストリップ用動作のような押圧力の必要な場合には、連結ロッド50とピストンロッド32とを連結して、油圧アシストシリンダ26の油圧力が、コンテナホルダ18に伝わるようにしている。係止部60の第1係止面51’と第2係止面52’が、連結ロッド50とピストンロッド32との連結を解除するように、後退すると、拡径部34は、中空体33の中空部35内を自由に往復動することができるようになる。
次に、コンテナホルダ18の電動駆動について説明する。電動による位置決めは、油圧による位置決めより高速でかつ精度を上げるのに容易である。図1にみられるように、コンテナホルダ18において、電動モータ65が設置されている。図2に示すように、電動モータ65によって回転駆動制御される歯車63が、マシンベース90側に固定されたラック64(図1参照)と噛合っており、コンテナホルダ18を軸芯O方向に電動駆動することができるようになっている。コンテナホルダ18を、電動モータ65により電動駆動する場合には、係止部60の第1係止面51’と第2係止面52’が、連結ロッド50とピストンロッド32との連結を解除する。これにより、連結ロッド50から、ピストン31とピストンロッド32の質量が切り離されるとともに、油圧アシストシリンダ26のオイルの粘性抵抗からもフリーとなって、電動モータ65により電動駆動される対象が軽量化される。
すなわち、ゲート装置61が開となると、拡径部34は、中空体33の中空部35内を自由に往復動することができるようになる。こうすれば、油圧アシストシリンダ26の油圧力を必要としない場合の、コンテナホルダ18の前進後退動作などには、電動モータ65だけで、迅速にかつ応答性を高めてコンテナホルダ18を移動させることができる。ゲート装置61が開とは、第1係止面51’と第2係止面52’が後退して、拡径部34が中空部35内を通過できる状態であり、ゲート装置61が閉とは、第1係止面51’と第2係止面52’が前進して、拡径部34に係止して後退を阻止する状態を指している。
拡径部34を係止する係止部60を、図3(a)、図6を参照して説明する。
係止部60は、油圧アシストシリンダ26のピストンロッド32に固定された中空体33に設置されており、中空体33の移動に伴い、固定側に対して係止部60が移動できるように、円筒体39などには間隙36(図6)が形成されている。係止部60は、第1係止面51’と第2係止面52’、シリンダ58が固定された第3ブラケット53、第1ブラケット51、第2ブラケット52、第3ブラケット53と第1ブラケット51とを連結する2本のタイロッド54、55から構成されている。第2ブラケット52は、タイロッド54、55を通す貫通穴が設けられており、シリンダ58の駆動によりタイロッド54、55をガイドにして、第1ブラケット51に対して開閉動作する。第1ブラケット51と第2ブラケット52には、拡径部34と係止する第1係止面51’と第2係止面52’が設けられている。シリンダ58のロッド56の端部は、第2ブラケット52に固定されている。第3ブラケット53の両側にはガイド59が設けられており、ガイド59はリニアガイド57に沿って摺動する。リニアガイド57は中空体33に固定されている。
シリンダ58に流体圧(空気圧)がかかると、ロッド56が第2ブラケット52を押し上げると、その反力で第1ブラケット51が、図3(b)に示すように、図上で下方に下降し、第1ブラケット51、第2ブラケット52が接合する。このとき、図8に示すように、第1係止面51’と第2係止面52’が拡径部34と係止して、連結ロッド50とピストンロッド32連結する。なお、作動制御のために第1ブラケット51、第2ブラケット52の開閉状態を検知するセンサーを設けておくと良い。
コンテナホルダ18の移動は、ゲート装置61により、油圧アシストシリンダ26の油圧駆動と、電動モータ65による電動駆動とが効果的に切り分けることができる。すなわち、油圧アシストシリンダ26をロッド50に連結して、コンテナシール動作、コンテナストリップ用動作を行い、コンテナホルダ18の前進動作、後退動作などには、電動モータ65だけで移動を行うことができる。これによって、電動モータ65の出力を小さくすることができるとともに、油圧アシストシリンダ26の油圧駆動の期間を削減できるので、省エネルギー効果が得られる。
本実施形態の押出プレスは可変吐出型の油圧ポンプ(図示せず)、又は、インバータモータによる回転数制御による吐出量可変型油圧ポンプを備え、油圧回路を介してメインシリンダ12Aの開口11、及び、油圧アシストシリンダ26の油圧ポート28、29へ油圧を供給するようにしている。開口11’はメインシリンダ12Aの出口ポートである。
図4に示す押出工程の完了後に、ディスカードを切断して抜き取るために、コンテナを後退させて、シャー刃が上下動できるようにコンテナとダイスとの隙間を確保する。図1には図示していないが、ディスカード切断装置が、エンドプラテン10に連結して設置されている。図5に示すように、エンドプラテン10には、ダイス16から押出される製品20Aが通る穴が設けられている。41はビレットの押し残しであり、製品20Aと切断分離されて回収されるディスカードである。ビレットを装填するコンテナ18’はコンテナホルダ18に支持されている。ダイス16を前面側に保持しているエンドプラテン10のコンテナ側上部には、ディスカード切断装置が取り付けられている。
ビレットの押出が終了した後、コンテナ18’と押出ステムを後退させて、コンテナ18’をダイス16より離間させる。ダイス16のコンテナ側端面にはビレットの押出残部であるディスカード41が取り残される。この状態で、ディスカード切断装置のシャー刃42がディスカード41を切断する。
次に、図4〜10を参照して、本実施形態の押出工程を説明する。図10は、本発明の実施形態の油圧駆動と電動駆動のシーケンスを示す概略図である。
本実施形態の押出工程は次の通りである。
1.イニシャルポジション
イニシャルポジションでは、メインクロスヘッド22、コンテナホルダ18が後退限にある。連結ロッド50の拡径部34は、図6に示すように中空体33の中空部35のY1の後退限にある。油圧アシストシリンダ26のピストン31もX1の後退限にある。
2.コンテナ前進、押出ステム前進
図6に示すイニシャルポジション状態から、電動モータ65を駆動してコンテナホルダ18を前進させる(コンテナ前進)。このとき、第1係止面51’と第2係止面52’は開の状態であるので、コンテナホルダ18に固定されたロッド50の拡径部34は、第1係止面51’と第2係止面52’に係止されることなく、中空部35内を前進することができる。したがって、中空部33やピストンロッド32やピストン31を、引きずることなく軽量化されて迅速に前進することができる(図1、6、10参照)。同時に、油圧アシストシリンダ26も駆動されて、X1の位置からX2の位置に前進するので、中空部33は前進端に達する。この場合の油圧アシストシリンダ26の駆動は、コンテナストリップ時に中空部33が後退した分を前進させるものである。
中空部33とコンテナホルダ18が前進端に達すると、図7に示されているように、連結ロッド50の拡径部34の状態は、Y1に位置からY2の位置に移動している。このとき、コンテナ18’は、図1に示すように、前進してダイス16に接触している。コンテナ前進前に、ビレットがコンテナ18’の後方側からリアローディングされており、コンテナが前進した後に、サイドシリンダ(図示せず)を駆動して、押出ステム24を前進させ、ビレットをコンテナ18’の装填孔18Aに挿入する。押出ステム24にビレットは加圧されて、ビレットは、ダイス16に接する状態となる。
3.コンテナシール、押出開始
次に、図8に示すように、第1係止面51’と第2係止面52’を閉の状態にする。したがって、コンテナホルダ18に固定されたロッド50の拡径部34は、第1係止面51’と第2係止面52’に係止されて、連結ロッド50とピストンロッド32を連結する。これによって、油圧アシストシリンダ26がコンテナホルダ18を押圧することができるようになり、コンテナ18’にコンテナシールをかける。ほぼ同時に、メインクロスヘッド22に連結した油圧メインラム12Bに圧力をかけ、押出ステム24は、ビレット20の後端面を加圧して製品20Aを押出し始める(図10参照)。
4.押出終了
図4に示すように、ビレットのディスカード41を残して、油圧メインラム12Bを圧抜きして押出を終了する。
5.コンテナストリップ開始
押出が終了したら、図8の状態でコンテナストリップを開始し、コンテナホルダ18をコンテナストリップストローク分だけ後退する。このとき、油圧アシストシリンダ26を後退するように駆動する。油圧アシストシリンダ26が後退するときは、拡径部34の前面34Aが、中空体33の中空部35の前面端部に係合するので、コンテナホルダ18を後退させることができる(図9参照)。この間に、第1係止面51’と第2係止面52’を開の状態にする。
コンテナストリップ動作完了のシャー装置侵入のためのコンテナ後退は、大きな所要力が不要のためモータ65で行われる。シャー装置侵入のための隙間が確保されると、ディスカード切断装置のシャー刃42がディスカード41を切断する(図5参照)。
6.コンテナ後退、押出ステムの後退
コンテナホルダ18の電動モータ65を駆動して、コンテナホルダ18を後退させる。既に、第1係止面51’と第2係止面52’を開の状態になっており、油圧アシストシリンダ26との連結は、切り離されている。したがって、コンテナホルダ18の移動質量は、軽量化されており、電動モータ65の駆動出力は最小限に抑えられている。図10に示すように、油圧アシストシリンダ26は無負荷状態となっている。この間に押出ステムも後退する。このようにして、図9から、再度イニシャルポジションの図6の状態になる。本実施形態においては、エネルギー効果が十分に発揮されている。
以上説明したように、本実施形態において、コンテナホルダ18の移動は、ゲート装置61により、油圧アシストシリンダ26の油圧駆動と、電動モータ65による電動駆動とが効果的に切り分けることができる。すなわち、油圧アシストシリンダ26をロッド50に連結して、コンテナシール動作、ディスカードを抜き取るコンテナストリップ用動作を行い、コンテナホルダ18の前進動作、後退動作などには、電動モータ65だけで、高速で移動を行うことができる。これによって、電動モータ65の出力を小さくすることができるとともに、図10にみられるように、油圧アシストシリンダ26の油圧駆動の期間(油圧ポンプの作動している時間)を削減できるので、省エネルギー効果が得られる。
通常、コンテナ後退とメインクロスヘッドヘッド後退は同時に動作されるが、コンテナシリンダとサイドシリンダの油圧シリンダは、速度低下をしないように作動油の分配を避けて直列に作動油が流れるように、直列連結されている。このため、油圧回路の応答性の遅れなどにより始動時のショックが避けられなかったが、本実施形態では、コンテナは、電動モータ駆動とし、メインクロスヘッドヘッドは、油圧シリンダ駆動としているので、始動ショックのないスムーズな前進、後退動作が得られる。また、油圧アシストシリンダのストロークを必要最小限とし、従来必要とされたストロークに比べ、極端に短くすることができる。このため、偏荷重の要因を少なくでき、パッキンなどの消耗品の寿命を長期化させることができ、メンテナンスの上で効果的である。
さらに、ゲート装置の開放により油圧アシストシリンダを切り離すことができるので、油圧アシストシリンダのストロークとは関係なく、保守点検用に電動駆動でコンテナホルダのストロークの拡大を行うことができる。
油圧装置式と電動駆動式の混合の駆動源を使用することにより、省エネルギーを図ることができる。メンテナンスの向上とメンテナンス時間の削減を行って、装置稼働率が向上し、より生産性の高い設備を実現することができる。同時に、油圧ユニットの使用箇所が削減できるため、油漏れのリスクが軽減され作業環境も改善することができ、操作性の良い機械設備となる。
(第2実施形態)
図11(a)、(b)は、本発明の第2実施形態の図12のD−D線に関するゲート装置の断面図であり、(a)は、係止部が拡径部を係止していない状態を示す図であり、(b)は、係止部が拡径部を係止している状態を示す図である。図12は、本発明の第2実施形態のゲート装置と油圧アシストシリンダの作動を説明する説明図である。
第2実施形態は、拡径部34を係止する係止部60の機構が、図11(a)、(b)にみられるように、第1実施形態と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。拡径部34の断面形状が四角形を含む所定形状であり、係止部60は、シリンダ68、及び、拡径部の断面形状と同一形状の係止板貫通穴37を有する係止板38から構成されている。シリンダ68により係止板38を連結ロッド50の軸心回りに回転させて、拡径部34を係止する。第1実施形態では、拡径部34の断面形状は円形を基本としていたが、第2実施形態では、正方形である。拡径部34の断面形状は、円形を除けば、拡径部34の断面形状は、三角形などの多角形、楕円等、任意の所定形状であって良い。要は、係止板貫通穴37が、連結ロッド50の軸心回りに回転させると、回転しない拡径部34を係止するような形状であればよい。連結ロッド50は、コンテナホルダ18に固定されているので、軸心回りには回転しない。中空部35の内周面37の断面形状は正方形となっている。なお、係止板38の前方側の中空部35は、拡径部34の断面形状と同じ形状であるが、本実施形態では、係止板38の後方側の中空部35も正方形断面になっているが、拡径部が通過できる内径であれば良い。
本実施形態では、中空体33に固定されたブラケット66にシリンダ68が設置されている。シリンダ68のロッド56の先端は係止板38の一部に枢着されている。係止板38には、正方形の係止板貫通穴37が設けられており、拡径部34の断面形状と同じ形状になっている。そのため、図11(a)のように、係止板貫通穴37と拡径部34の断面形状とが一致すると、拡径部34は中空部35を自由に往復動する。シリンダ68のロッド56を伸張させると、図11(a)にみられるように、係止板貫通穴37と拡径部34の断面形状とが一致する。したがって、このとき、拡径部34は、中空部35を通過することができる。これにより、連結ロッド50から、ピストン31とピストンロッド32の質量が切り離されるとともに、油圧アシストシリンダ26のオイルの粘性抵抗からもフリーとなって、電動モータ65により電動駆動される対象が軽量化される。
一方、シリンダ68のロッド56を後退させると、係止板38が約45°回転して、図11(b)にみられるように、係止板貫通穴37の辺の位置に、正方形の拡径部34の角部との当たり面Sが発生する。これにより、図11(b)の場合には、第1実施形態の第1係止面51’と第2係止面52’と同様に、拡径部34は係止されて、連結ロッド50とピストンロッド32を連結する。すなわち、油圧アシストシリンダ26をロッド50に連結して、コンテナシール動作、ディスカードを抜き取るコンテナストリップ用動作を行う。
本実施形態においても、油圧アシストシリンダ26をロッド50に連結して、コンテナシール動作、ディスカードを抜き取るコンテナストリップ用動作を行い、コンテナホルダ18の前進動作、後退動作などには、電動モータ65だけで、高速で移動を行うことができる。その他の作用効果は、第1実施形態と同じである。
(第3実施形態)
図13は、本発明の第3実施形態を示した平面図である。図14は、図13のE−E線に関する断面図である。第3実施形態は、第1実施形態とは、コンテナホルダ18を移動させる電動モータ65の取付け位置において相違する実施形態である。
第1実施形態では、コンテナホルダ18を前進又は後退駆動させる電動モータ65は、コンテナホルダ18に取り付けられていたが、第3実施形態では、コンテナホルダ18と一緒に移動することなく、マシンベース90側に静止して取り付けられている。マシンベース90は、アンカーナット73で基礎に取り付けられており、電動モータ65は、マシンベース90の上部梁90’に、ブラケット93を介して取り付けられている。電動モータ65の出力軸には歯車63が取り付けられている。歯車63に噛合うラック64は、コンテナホルダ支持台19に、図13、14に示すように固定されている。コンテナホルダ支持台19は、下面にスライダ92が設置されている。スライダ92は、マシンベース90に設置されたレール91に載置されている。コンテナホルダ支持台19には、後述する芯調整機構70を介して、コンテナホルダ18が、水平及び垂直方向に位置決めできるように載置されている。マシンベース90に固定された電動モータが、歯車63(ピニオン)を回転駆動すると、コンテナホルダ側に固定されたラック64を介して、コンテナホルダ18は、レール91上を軸芯Oに沿って摺動自在に移動する。
コンテナホルダ18には、コンテナホルダ支持台19に対して、図14の左右、前後の少なくとも4箇所に芯調整機構70が設けられている。芯調整機構70は、それぞれ、水平方向の調整ネジ71と垂直方向の調整ネジ72からなる。水平方向の調整ネジ71はコンテナホルダ支持台19にネジ結合しており、その先端がコンテナホルダ18の側端部18Bを押圧している。同様に、垂直方向の調整ネジ72は側端部18Bにネジ結合しており、その先端がコンテナホルダ支持台19の上面を押圧している。これらのネジにより、コンテナ18’のビレット装填孔18Aと、メインクロスヘッド22の押出ステム24が、同芯(軸芯O)に配置されるように調整する。図14にみられるように、電動モータ65は調整ネジ71の下方に設置されているので、第1実施形態とは異なり、調整ネジ71は、電動モータ65の設置位置に影響されることなく、コンテナホルダ18の任意の位置に設置することができる。以上述べたように、第3実施形態は、電動モータ65がマシンベース90側に取り付けられている点を除き、油圧アシストシリンダ26、ゲート装置61などを有し、第1実施態様の構成、作用効果と同じである。
第3実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、次のような効果が得られる。
(1)電動モータ65はコンテナ18’から離れたマシンベース90に固定されているため、加熱されるコンテナ18’からの熱影響がなく、電動モータ65の温度の上昇がないので、電動モータ65は加熱による影響がない。
(2)コンテナホルダ18の芯調整機構70の設置位置が、電動モータ65の配置に影響されない。このため、電動モータ65や芯調整機構70の配置位置を確保するために、コンテナホルダ18が余計に長くなることがなく、適切なコンテナホルダ18の長さに基づきビレット長を設定することができる。
(3)電動モータ65がマシンベース90側に固定されているため、電動モータ65の動作による振動の影響をコンテナ18’が受けず、安定した押出性能が得られる。
(4)電動モータ65はマシンベース90に静止固定されており、また、モータ伝達機構はシンプルな構造でよいため、モータ交換やメンテナンスが容易である。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
10 エンドプラテン
12 メインシリンダハウジング
12A メインシリンダ
18 コンテナホルダ
22 メインクロスヘッド
24 押出ステム
26 油圧アシストシリンダ
32 ピストンロッド
33 中空体
34 拡径部
35 中空部
50 連結ロッド
61 ゲート装置
65 電動モータ
90 マシンベース

Claims (5)

  1. マシンベース(90)と、
    ダイス(16)を有するエンドプラテン(10)と、
    押出ステム(24)を有し、前記マシンベース(90)上を摺動するメインクロスヘッド(22)と、
    前記メインクロスヘッド(22)に連結した油圧メインラム(12B)と、
    前記マシンベース上を摺動するコンテナホルダ(18)と、
    前記コンテナホルダ(18)を摺動させる電動モータ(65)及び油圧アシストシリンダ(26)と、を具備するハイブリッド押出プレスにおいて、
    前記コンテナホルダ(18)には連結ロッド(50)が固定され、
    ピストンロッド(32)を有す前記油圧アシストシリンダ(26)は、前記連結ロッド(50)と前記ピストンロッド(32)を連結又は連結解除するゲート装置(61)を有し、
    前記ゲート装置(61)は、前記ピストンロッド(32)に固定された中空体(33)と、前記連結ロッド(50)の一端に設けられて、前記中空体(33)の中空部(35)内を往復動する拡径部(34)と、前記中空体(33)に設けられ前記拡径部(34)を係止する係止部(60)と、を具備するハイブリッド押出プレス。
  2. 前記係止部(60)は、シリンダ(58)、第1ブラケット(51)、前記シリンダ(58)が固定された第3ブラケット(53)、前記第3ブラケット(53)と第1ブラケット(51)とを連結するタイロッド(54、55)、及び、前記タイロッド(54、55)にガイドされて前記シリンダ(58)により摺動する第2ブラケット(52)から構成され、前記第1ブラケット(51)と前記第2ブラケット(52)が閉鎖して、前記拡径部(34)の後端面を係止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド押出プレス。
  3. 前記拡径部(34)の断面形状が四角形を含む所定形状であり、
    前記係止部(60)は、シリンダ(68)、及び、前記拡径部(34)の断面形状と同一形状の係止板貫通穴(37)を有する係止板(38)から構成され、前記シリンダ(68)により係止板(38)を前記連結ロッド(50)の軸心回りに回転させて、前記拡径部(34)を係止することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド押出プレス。
  4. 前記ゲート装置(61)により前記連結ロッド(50)と前記ピストンロッド(32)を連結した場合に、コンテナシール動作、コンテナストリップ用動作を、前記油圧アシストシリンダ(26)で行い、
    前記ゲート装置(61)により前記連結ロッド(50)と前記ピストンロッド(32)を連結解除した場合に、コンテナホルダ(18)の前進動作、後退動作を、前記電動モータ(65)で行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のハイブリッド押出プレス。
  5. 前記電動モータ(65)は、前記マシンベース(90)に固定されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のハイブリッド押出プレス。
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