JP2020192581A - 間接押出プレス装置の補助ホットソー装置 - Google Patents

間接押出プレス装置の補助ホットソー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】間接押出プレス装置においてビレットの押し詰まりが発生したとき、ダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断することができる補助ホットソー装置と、該補助ホットソー装置を使用する押出製品の切断方法を提供する。【解決手段】隣り合うタイロッド3と平行に配置されるガイド部41と、ガイド部41に案内されるベース部42と、ベース部42及びタイロッド3間に配置され、ベース部42をエンドプラテン11に対して離間及び接近させる駆動シリンダ43と、ベース部42に配置され、コンテナホルダ13との干渉を回避する待機位置と、ダイステム8とコンテナホルダ13との間に露出させた押出製品150の切断が可能な切断位置との間で、回転可能なホットソー44aを移動させるホットソー移動機構44と、を備える、間接押出プレス装置1の補助ホットソー装置40によって達成される。【選択図】図2

Description

本発明は、間接押出プレス装置においてビレットの”押し詰まり”が発生した場合に、ダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断することができる補助ホットソー装置に関する。
特許文献1に開示されているように、間接押出成形用の押出プレス装置(以後、間接押出プレス装置)においては、押出成形後に、コンテナ(コンテナ10)を収納するコンテナホルダ(コンテナホルダー11)をエンドプラテン(カウンタフレーム12)側に接近させて、エンドプラテンから突出するように配置させたダイステム(ダイステム13)の先端のダイス(ダイ33)に付着したディスカード(ディスカード36)を、コンテナのメインクロスヘッド(クロスヘッド15)側の端面から突出させた後、突出させたディスカードを、ダイス端面で切断分離させる形態が一般的である(同文献の第11図)。そのため、シャー刃を備えるシャー装置(ディスカードシャ35)が、コンテナホルダのメインクロスヘッド側上方に配置される(同文献の第2図)。尚、理解を容易にするために、括弧内に特許文献1の名称及び符号を挙げている。
特開平04−071719号公報
押出プレス装置においては、押出工程中に様々な要因でコンテナ内のビレットをダイスから押し出すことが困難になる場合がある。このような現象を”押し詰まり”等と呼称する。間接押出プレス装置においても同様であり、特に、銅もしくは銅合金をビレットとして使用した場合、アルミ合金を使用した場合に対して、”押し詰まり”の発生頻度が高くなる傾向があることが知られている。
間接押出プレス装置において”押し詰まり”が発生した場合、最終的には、コンテナ内の押残しビレットを公知の構成や方法で排出させる。しかしながら、その前に、押出製品と、押出製品に連続する押残しビレットと、を切断しなければならない。具体的には、押出工程を中止させた後、押出ステム及びコンテナホルダ(コンテナ)をエンドプラテンから離間させて、コンテナ内の押残しビレットと連続する押出製品を、エンドプラテンに配置させたダイステムとコンテナホルダとの間に露出させる。この時、特許文献1に開示されている間接押出プレス装置では、コンテナホルダを介して、露出させた押出製品の反対側、すなわち、コンテナホルダのメインクロスヘッド側上方にシャー装置が配置されているため、露出させた押出製品の切断は困難である。そのため、露出させた押出製品近傍に作業員が寄り付き、バンドソー等を使用して、人手で押出製品を切断しなければならないという問題がある。
また、アルミ合金のビレットは、400℃前後に加熱された状態で押出工程が行われ、銅もしくは銅合金のビレットは、更に高い700〜950℃加熱された状態で押出工程が行われる。切断後のコンテナ内の押残しビレットの排出作業を鑑みて、上記のような人手による押出製品の切断時に、コンテナ内の押残しビレットの加熱中断や、加熱温度の低下が困難であるため、”押し詰まり”が発生した場合の、このような高温環境下における人手による押出製品の切断作業を一層困難なものにしている。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたもので、間接押出プレス装置においてビレットの押し詰まりが発生したとき、エンドプラテンに配置させたダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断することができる補助ホットソー装置と、該補助ホットソー装置を使用する押出製品の切断方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、エンドプラテンとコンテナホルダとの間の、隣り合うタイロッドと平行に配置されるガイド部と、
前記ガイド部に案内されるベース部と、
シリンダロッド及びシリンダ本体部のいずれか一方が前記タイロッド側に、他方が前記ベース部に固定され、前記ベース部を前記エンドプラテンに対して離間及び接近させる駆動シリンダと、
前記ベース部に配置され、前記コンテナホルダとの干渉を回避する待機位置と、前記エンドプラテンに配置されるダイステムと前記コンテナホルダとの間に露出させた押出製品の切断が可能な切断位置との間で、回転可能なホットソーを移動させるホットソー移動機構と、
を備える、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置によって達成される。
上記のような、本発明に係る、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置は、前記ガイド部が、上方の隣り合う前記タイロッドと平行に配置される構成であっても良い。また、前記エンドプラテンに対向配置され、前記タイロッドで前記エンドプラテンと連結されるメインシリンダハウジングと、前記エンドプラテンとの間に、前記メインシリンダハウジング及び前記エンドプラテンに接触するように、前記タイロッドの外周に配置されたプリコンチューブに、前記ガイド部が配置される構成であっても良い。
そして、本発明の上記目的は、上記の補助ホットソー装置を使用する、前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に維持させて、前記補助ホットソー装置を補助ホットソー装置待機位置に待機させておく補助ホットソー装置待機工程と、
押出工程途中に、コンテナ内のビレットの押し詰まりが発生した際、前記コンテナホルダを前記エンドプラテンから離間させて、前記エンドプラテンに配置される前記ダイステムと前記コンテナホルダとの間に前記押出製品を露出させる押出製品切断準備工程と、
前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを前進限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置を前記押出製品の前記切断位置の上方に対応する補助ホットソー装置切断位置に移動させる補助ホットソー装置移動工程と、
前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記切断位置まで移動させて、前記押出製品を切断させる押出製品切断工程と、
前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記待機位置まで移動させた後、前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置を前記補助ホットソー装置待機位置に移動させる補助ホットソー装置収納工程と、
を備える押出製品の切断方法によっても達成される。
本発明に係る、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置は、エンドプラテンとコンテナホルダとの間の、隣り合うタイロッドと平行に配置されるガイド部と、
前記ガイド部に案内されるベース部と、
シリンダロッド及びシリンダ本体部のいずれか一方が前記タイロッド側に、他方が前記ベース部に固定され、前記ベース部を前記エンドプラテンに対して離間及び接近させる駆動シリンダと、
前記ベース部に配置され、前記コンテナホルダとの干渉を回避する待機位置と、前記エンドプラテンに配置されるダイステムと前記コンテナホルダとの間に露出させた押出製品の切断が可能な切断位置との間で、回転可能なホットソーを移動させるホットソー移動機構と、
を備えるため、間接押出プレス装置でビレットの押し詰まりが発生したとき、エンドプラテンに配置させたダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断することができる。
また、本発明に係る、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置を使用する押出製品の切断方法は、上記の補助ホットソー装置を使用する、前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に維持させて、前記補助ホットソー装置を補助ホットソー装置待機位置に待機させておく補助ホットソー装置待機工程と、
押出工程途中に、コンテナ内のビレットの押し詰まりが発生した際、前記コンテナホルダを前記エンドプラテンから離間させて、前記エンドプラテンに配置される前記ダイステムと前記コンテナホルダとの間に前記押出製品を露出させる押出製品切断準備工程と、
前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを前進限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置を前記押出製品の前記切断位置の上方に対応する補助ホットソー装置切断位置に移動させる補助ホットソー装置移動工程と、
前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記切断位置まで移動させて、前記押出製品を切断させる押出製品切断工程と、
前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記待機位置まで移動させた後、前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置を前記補助ホットソー装置待機位置に移動させる補助ホットソー装置収納工程と、
を備えるため、間接押出プレス装置でビレットの押し詰まりが発生したとき、エンドプラテンに配置させたダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断することができる。
第1実施形態に係る補助ホットソー装置が配置される、間接押出プレス装置のコンテナ近傍の側面図である。 図1のA矢視図である。 図2のB−B矢視図である。 図2のC矢視図である。 第1実施形態に係る補助ホットソー装置を使用する、押出製品の切断方法を説明する側面図である。 第1実施形態とは異なる、補助ホットソー装置のガイド部を説明する概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る、間接押出プレス装置1の補助ホットソー装置40について、図1乃至図4を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら、補助ホットソー装置40が配置される近傍の、間接押出プレス装置1の構成について説明する。エンドプラテン11とメインシリンダハウジング(図示せず)とが、プリコンチューブ4が装着された4本のタイロッド3によって連結されている。そして、エンドプラテン11のコンテナ12(コンテナホルダ13)側に突出させるように、ダイステム8がその基部をダイステムホルダ9により支持され、エンドプラテン11に配置されている。尚、図を見易くするため、コンテナ12が収納されるコンテナホルダ13を、エンドプラテン11に対して離間・接近させるコンテナシリンダの図示は省略している。また、図示を省略したメインクロスヘッドのコンテナ12側に突出させるように、先端にラムノーズ7aが装着された押出ステム7が配置されている。
コンテナホルダ13の押出ステム7側の上方にはシャー装置20が配置されている。そして、エンドプラテン11のコンテナ12側の上方にはコンテナストッパー装置30が配置されている。コンテナストッパー装置30は、エンドプラテン11(あるいはダイステムホルダ9)に対するコンテナ12(コンテナホルダ13)の位置決めに使用される装置である。具体的には、押出成形後のシャー装置20による押出製品とディスカードとの切断時に、コンテナホルダ13の押出ステム7側の上方に配置されたシャー装置20のシャー刃(図示せず)の下降位置と、ダイステム8の先端に装着されるダイス(図1中には図示せず)端面とを一致させる際の位置決めに使用される。
第1実施形態に係る補助ホットソー装置40は、エンドプラテン11とコンテナホルダ13との間の、上方の隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4に配置される。尚、図1は、押出工程が完了し、コンテナ12(コンテナホルダ13)をエンドプラテン11に接近させると共に、図示しないメインクロスヘッドに配置される押出ステム7をコンテナ12から離間させて、ダイステム8及び押出ステム7間に、次の押出工程に使用するビレットの供給スペースを確保させた状態を示す。この状態において、例えば、間接押出プレス装置1の側方から、図示しないビレット供給手段により、押出中心までビレットが供給された後、コンテナシリンダ(図示せず)によりコンテナ12(コンテナホルダ13)を押出ステム7側に移動させて、コンテナ12内にビレットを収納させる。尚、補助ホットソー装置40は、後述する補助ホットソー装置待機位置にある。
次に、図2乃至図4を参照しながら、補助ホットソー装置40を説明する。図2に示すように、上方の隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4のそれぞれの対向する部位に、タイロッド3と平行にガイド部41が配置される。ガイド部41の上面には直動ガイド41aのレールが配置される。図2は図1のA矢視図である。
ここで、プリコンチューブ4について簡単に説明する。プリコンチューブ4は、押出工程中にエンドプラテン11に作用する押出作用力の変動に伴い変動するエンドプラテン11の変形量を抑制するため、予め、間接押出プレス装置1において、所定の押出作用力を発生させた状態における、タイロッド3の伸張状態(弾性変形域)を維持させる部材である。プリコンチューブ4は、エンドプラテン11側に形成されるフランジ部位等(図示せず)で、タイロッド3に対して回転不能にエンドプラテン11に固定され、且つ、内挿されたタイロッド3の弾性変形域における伸張を阻害しないように、メインシリンダハウジング(図示せず)と、エンドプラテン11との間に、メインシリンダハウジング及びエンドプラテン11に接触するように、タイロッド3の外周に配置される。
間接押出プレス装置1において、エンドプラテン11側にプリコンチューブ4を固定させた状態で所定の押出作用力を発生させると、タイロッド3が伸張され、プリコンチューブ4のメインシリンダハウジング側の端面及びメインシリンダハウジング間にタイロッド3の伸張量分の隙間が形成される。この隙間に2分割構造等のスペーサ(図示せず)を取り付けることにより、押出作用力が解除された後も、タイロッド3の伸張状態が維持される。
プリコンチューブは、間接押出プレス装置だけでなく、直接押出プレス装置にも一般的に採用される構成である。このプリコンチューブは、タイロッド3に対して回転不能に、且つ、内挿されたタイロッド3の弾性変形域における伸張を阻害しないようにエンドプラテン11に固定される構成であるため、ガイド部41の配置に好適な構成である。第1実施形態においては、タイロッド3と平行に配置されるガイド部41が、このプリコンチューブ4に配置される形態を説明するものとする。
補助ホットソー装置40の説明に戻る。ガイド部41の上方の、隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4間にベース部42が配置される。ベース部42の下方に、直動ガイド41aのガイドブロックが配置され、ベース部42が、ガイド部41の直動ガイド41aのレールに案内される。そして、ベース部42及びプリコンチューブ4間に配置される駆動シリンダ43により、ベース部42をエンドプラテン11に対して離間及び接近させる。第1実施形態においては、1台の駆動シリンダ43が、隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4の一方(図2における右側)にのみ配置され、図4に示すように、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aがベース部ブラケット42aを介してベース部42に固定され、駆動シリンダ43のシリンダ本体部43bがシリンダブラケット4aを介してタイロッド3側に、すなわち、プリコンチューブ4に固定されている。図4は図2のC矢視図であって、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aが後退限位置にある状態、すなわち、補助ホットソー装置40が、後述する補助ホットソー装置待機位置にある状態を示す。
上記形態であれば、間接押出プレス装置1に対して駆動シリンダ43が移動しないため、駆動シリンダ43を駆動させるためのエアーや作動油の供給が容易である。しかしながら、必要に応じて、駆動シリンダ43をこの逆、すなわち、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aがプリコンチューブ4(タイロッド3側)に固定され、駆動シリンダ43のシリンダ本体部43bがベース部42に固定される形態も可能である。
そして、ベース部42には、回転可能なホットソー44aを移動させる、すなわち、下降及び上昇させるホットソー移動機構44が配置される。ホットソー44aは、図2及び図3に示すように、ホットソー支持ブラケット44cの下方に回転可能に支持され、ホットソー支持ブラケット44cの上方に配置される電動モータ等の回転駆動手段44bにより、チェーンやベルト等の回転伝達機構44dを介して任意に回転駆動される。図3は図2のB−B矢視図である。そのため、図3の回転駆動手段44bの出力軸やホットソー44aの向きが、図1及び図5の側面図とは逆である点に留意されたい。
ホットソー支持ブラケット44cには、上方に突出するように2本のガイドロッド44eが固定されている。また、ブッシュ等の摺動支持部材が内挿された昇降ガイド部44fが、ガイドロッド44eに対応するベース部42の所定位置に固定されており、ガイドロッド44eが、昇降ガイド部44fにより上下方向に案内される構成により、ホットソー支持ブラケット44cの下降及び上昇が案内される。また、ベース部42には、ホットソー昇降シリンダ44gのシリンダ本体部が固定され、同シリンダロッドとホットソー支持ブラケット44cとが、クレビス等の接続部材を介して連結されている。
このようなホットソー移動機構44により、コンテナホルダ13との干渉を回避する待機位置、すなわち、コンテナホルダ13より上方の待機位置と、ダイステム8とコンテナホルダ13との間に露出させた押出製品150の切断が可能な切断位置との間で、ホットソー44aを移動(下降及び上昇)させることができる。ホットソー44aの切断位置については後述する。
引き続き、第1実施形態に係る、間接押出プレス装置1の補助ホットソー装置40を使用する、”押し詰まり”発生時における押出製品の切断方法について、図5を参照しながら説明する。
図5(a)は間接押出プレス装置1における間接押出工程を示す。図5(a)は側面図であるが、説明を理解し易くするために部分的に断面を図示すると共に、ガイド部41を含む補助ホットソー装置40全体を図示している。図5(b)及び(c)も同様である。
先に説明した、コンテナ12内へのビレットの収納後、押出ステム7によりコンテナ12をエンドプラテン11側に押圧させる。押出ステム7の先端に装着されたラムノーズ7aは、コンテナ12のビレット収納部内径に挿入可能な小径部と、ビレット収納部内径よりも大きな大径部とを備えている。このような構成により、間接押出工程における、コンテナ12内のビレット50の押出ステム7側への漏洩を抑制し、ビレット50をコンテナ12内に確実に保持させると共に、メインシリンダハウジングのメインラム(共に図示せず)、及びサイドシリンダ(図示せず)の協働により発生させた押出作用力を、図示を省略したメインクロスヘッドのコンテナ12側に配置される押出ステム7を介して確実にコンテナ12に作用させる。この時、コンテナシリンダ(図示せず)は、コンテナホルダ13の押出方向への移動を妨げない状態に維持される。
一方、コンテナ12内のビレット50は、コンテナ12のエンドプラテン11への接近により、ダイステム8の先端に装着されたダイス10に押圧され、その結果、所望する断面形状の押出製品150が、ダイス10及び中空のダイステム8を通って、エンドプラテン11側へ連続して押出成形される。尚、間接押出工程中、補助ホットソー装置40は、ホットソー44aをコンテナホルダ13より上の待機位置、すなわち、コンテナホルダ13との干渉を回避する待機位置に保持させた状態で、且つ、補助ホットソー装置待機位置にある。補助ホットソー装置待機位置は、間接押出工程や、ビレット供給工程等の非押出工程における、コンテナホルダ13他、関連構成の必要動作が、補助ホットソー装置40により阻害されない位置であって、補助ホットソー装置40の駆動シリンダ43のシリンダロッド43aの後退限位置である。また、本願においては、説明を容易にするため、補助ホットソー装置40が補助ホットソー装置待機位置にある状態を補助ホットソー装置待機工程と呼称する。
図5(a)に示す間接押出工程において、”押し詰まり”が発生した状態を図5(b)に示す。先に説明したように、間接押出工程を中止させた後、押出ステム7をエンドプラテン11(コンテナホルダ13)から離間させると共に、コンテナシリンダ(図示せず)により、コンテナホルダ13(コンテナ12)もエンドプラテン11から離間させる。本願においては、このコンテナホルダ13の離間により、コンテナ12内に押し残したビレット50(押残しビレット)と連続する押出製品150を、ダイステム8とコンテナホルダ13(コンテナ12)との間に露出させる工程を押出製品切断準備工程と呼称する。
押出製品切断準備工程後、あるいは、押出製品切断準備工程により押出製品150を露出させるタイミングに合わせて、駆動シリンダ43により補助ホットソー装置40を補助ホットソー装置待機位置から補助ホットソー装置切断位置へと移動させる。補助ホットソー装置切断位置は、ホットソー44aを切断位置まで移動(下降)させる際、ホットソー44aと、ホットソー44aの回転支持部位等が配置されたホットソー支持ブラケット44cとが、ダイステム8に干渉しない位置であって、補助ホットソー装置40の駆動シリンダ43のシリンダロッド43aの前進限位置である。
また、ホットソー44aを移動(下降)させる切断位置は、間接押出プレス装置1で使用が想定されるダイス10により押出中心において押出成形される押出製品150よりもホットソー44aの下方外周部が下方に到達し、押出製品150を確実に切断可能な位置である。言い換えれば、ホットソー44aを移動(下降)させる切断位置に対応する位置、すなわち、該切断位置の上方が補助ホットソー装置切断位置となる。本願においては、補助ホットソー装置40を補助ホットソー装置待機位置から補助ホットソー装置切断位置に移動させる工程を補助ホットソー装置移動工程と呼称する。
補助ホットソー装置切断位置は、ホットソー44aを移動(下降)させる切断位置において、ホットソー44aと、ホットソー44aの回転支持部位等が配置されたホットソー支持ブラケット44cとが、ダイステム8に干渉しない位置であれば良いため、押出方向におけるダイステム8に対するホットソー44aの位置について、高い位置精度は必要なく、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aの前進限位置とする位置決めで問題はない。
一方、押出製品切断準備工程における、エンドプラテン11に対するコンテナホルダ13(コンテナ12)の離間位置も、ホットソー44aを移動(下降)させる切断位置において、ホットソー44aと、ホットソー44aの回転支持部位等が配置されたホットソー支持ブラケット44cとが、ダイステム8に干渉しない位置であれば良いため、コンテナホルダ13の離間位置についても高い位置精度は必要ない。したがって、ダイステム8に対して、十分なクリアランスが確保できる位置(離間位置)までコンテナホルダ13を離間させれば、押出方向におけるコンテナホルダ13に対するホットソー44aの位置について高い位置精度は必要なく、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aの前進限位置とする位置決めで問題はない。しかしながら、補助ホットソー装置40を後付けする場合の制約や、間接押出プレス装置の仕様上の制約により、補助ホットソー装置切断位置に位置決め精度が必要な場合は、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aの前進限位置を位置決め可能な公知の位置決め機構が採用されれば良い。
補助ホットソー装置移動工程後、図5(c)に示すように、補助ホットソー装置切断位置にある補助ホットソー装置40のホットソー44aを切断位置まで移動(下降)させて、露出させた押出製品150を切断させる。本願においては、補助ホットソー装置40のホットソー44aを待機位置から切断位置まで移動(下降)させて、押出製品150を切断させる工程を押出製品切断工程と呼称する。
また、図示はしていないが、押出製品切断工程後、補助ホットソー装置切断位置にある補助ホットソー装置40のホットソー44aを待機位置まで移動(上昇)させた後、駆動シリンダ43により補助ホットソー装置40を補助ホットソー装置待機位置まで移動させる。本願においては、これを補助ホットソー装置収納工程と呼称する。補助ホットソー装置収納工程により補助ホットソー装置待機位置に戻った補助ホットソー装置40の、駆動シリンダ43のシリンダロッド43aが後退限位置にあることは先に説明したとおりである。
このように、”押し詰まり”発生時における押出製品の切断について、第1実施形態に係る、間接押出プレス装置1の補助ホットソー装置40により、露出させた押出製品近傍に作業員が寄り付き、バンドソー等を使用して、人手で押出製品を切断する必要がなくなる。これにより、”押し詰まり”発生時の押出製品の切断に要する時間を大幅に短縮できる。押出製品切断後の、コンテナ内の押残しビレットの排出については、公知の排出工程や排出構成が採用されれば良いため説明は割愛する。
また、第1実施形態に係る、間接押出プレス装置1の補助ホットソー装置40は、すべての構成が、エンドプラテンとコンテナホルダとの間の、上方の隣り合うタイロッドのプリコンチューブに配置される。そのため、新規に製造する間接押出プレス装置だけでなく、既設の間接押出プレス装置への後付けも容易である。
以上、発明を実施するための形態について、第1実施形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された内容を逸脱しない範囲で、色々な形で実施できる。
例えば、第1実施形態において、補助ホットー装置40のガイド部41が、上方の隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4のそれぞれの対向する部位に配置される形態を説明した。しかしながら、それぞれのプリコンチューブ4の上方にガイド部41が配置される形態であっても良い。
一方、タイロッドにプリコンチューブが装着されない間接押出プレス装置であっても、本願に係る補助ホットソー装置40の採用は可能である。具体的には、タイロッドに対して回転不能に、且つ、タイロッドの弾性変形域における伸張を阻害しないように、エンドプラテンに固定される部材、例えば、図6に示すようなガイド部支持部材61により、ガイド部が、タイロッドの上方、あるいは内側側方に配置されれば良い。
図6(a)は、ガイド部支持部材61の斜視概略図である。このガイド部支持部材61は、平板部61aがガイド部41を兼用しており、ガイド部41の直動ガイド41aのレールを平板部61aの上面、すなわち、タイロッド3の上方に配置させる形態である。平板部61aの一端に形成されたL字形状のフランジ部61bがエンドプラテン11への取り付け部位になっている。また、ガイド部支持部材61をタイロッド3に取り付けるために、平板部61aの下面に2分割の固定リング62の一方が取り付けられている。図6(b)は図6(a)のD矢視図である。
一方、ガイド部支持部材61は、タイロッド3への取り付けを90度変更し、図6(c)に示すように、平板部61aに直交するように新たにガイド部41を配置させることにより、タイロッド3にプリコンチューブ4が装着されていなくても、第1実施形態と同様の位置に、ガイド部41の直動ガイド41aを配置させることが可能である。
また、第1実施形態において、ベース部42の案内を、ガイド部41に配置された直動ガイド41aで行わせる形態を説明したが、公知の直動案内構成が採用されても良い。
一方、第1実施形態において、駆動シリンダ43により、ベース部42をエンドプラテン11に対して離間及び接近させる形態を説明したが、駆動シリンダ43は、エアー駆動や油圧駆動、あるいは、電動モータ及びボールねじ機構等の回転運動変換機構を組み合わせた電動式アクチュエータ等、様々な駆動形態が採用可能である。
そして、第1実施形態においては、1台の駆動シリンダ43が、隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4の一方にのみ配置される形態を説明したが、隣り合うタイロッド3のプリコンチューブ4のそれぞれに駆動シリンダ43が配置される形態で合っても良い。
また、第1実施形態において、上方の隣り合うタイロッド3と平行にガイド部41が配置される形態を説明した。これに対して、図示はしていないが、上下に隣り合うタイロッド3と平行にガイド部41を配置させて、これに案内されるベース部に、ホットソー44aを水平に移動させるホットソー移動機構44を配置させる構成も可能である。この形態においては、”押し詰まり”が発生した場合に、ホットソー44aを水平移動させて押出製品を切断する。この形態は、第1実施形態から具体的な形態の把握が容易であるため、詳細な説明は割愛する。
さらに、図示はしていないが、エンドプラテンの上方に配置されるコンテナストッパー装置30との干渉や、コンテナホルダ13が押出・非押出工程において移動する押出方向の移動範囲側方の諸装置・設備との干渉が回避可能であれば、コンテナホルダ13の上方や側方にホットソー移動機構44を配置させて、コンテナホルダ13と一体で移動させて、”押し詰まり”が発生した場合に、ホットソー44aを移動させて、ダイステムとコンテナホルダとの間に露出させた押出製品を切断する形態も可能である。
1 間接押出プレス装置、3 タイロッド、4 プリコンチューブ、7 押出ステム、8 ダイステム、9 ダイステムホルダ、10 ダイス、11 エンドプラテン、12 コンテナ、13 コンテナホルダ、20 シャー装置、30 コンテナストッパー装置、40 補助ホットソー装置、41 ガイド部、41a 直動ガイド、42 ベース部、43 駆動シリンダ、43a シリンダロッド、43b シリンダ本体部、44 ホットソー移動機構、44a ホットソー、44b 回転駆動手段、44c ホットソー支持ブラケット、44d 回転伝達機構、44e ガイドロッド、44f 昇降ガイド部、44g ホットソー昇降シリンダ、50 ビレット、61 ガイド部支持部材、62 固定リング、150 押出製品

Claims (4)

  1. エンドプラテンとコンテナホルダとの間の、隣り合うタイロッドと平行に配置されるガイド部と、
    前記ガイド部に案内されるベース部と、
    シリンダロッド及びシリンダ本体部のいずれか一方が前記タイロッド側に、他方が前記ベース部に固定され、前記ベース部を前記エンドプラテンに対して離間及び接近させる駆動シリンダと、
    前記ベース部に配置され、前記コンテナホルダとの干渉を回避する待機位置と、前記エンドプラテンに配置されるダイステムと前記コンテナホルダとの間に露出させた押出製品の切断が可能な切断位置との間で、回転可能なホットソーを移動させるホットソー移動機構と、
    を備える
    ことを特徴とする、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置。
  2. 前記ガイド部が、上方の隣り合う前記タイロッドと平行に配置される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置。
  3. 前記エンドプラテンに対向配置され、前記タイロッドで前記エンドプラテンと連結されるメインシリンダハウジングと、前記エンドプラテンとの間に、前記メインシリンダハウジング及び前記エンドプラテンに接触するように、前記タイロッドの外周に配置されたプリコンチューブに、前記ガイド部が配置される
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置。
  4. 前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に維持させて、前記補助ホットソー装置を補助ホットソー装置待機位置に待機させておく補助ホットソー装置待機工程と、
    押出工程途中に、コンテナ内のビレットの押し詰まりが発生した際、前記コンテナホルダを前記エンドプラテンから離間させて、前記エンドプラテンに配置される前記ダイステムと前記コンテナホルダとの間に前記押出製品を露出させる押出製品切断準備工程と、
    前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを前進限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置を前記押出製品の前記切断位置に対応する補助ホットソー装置切断位置に移動させる補助ホットソー装置移動工程と、
    前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記切断位置まで移動させて、前記押出製品を切断させる押出製品切断工程と、
    前記補助ホットソー装置の前記ホットソーを前記待機位置まで移動させた後、前記駆動シリンダの前記シリンダロッドを後退限位置に移動させて、前記補助ホットソー装置切断位置から前記補助ホットソー装置を前記補助ホットソー装置待機位置に移動させる補助ホットソー装置収納工程と、
    を備える
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の、間接押出プレス装置の補助ホットソー装置を使用する押出製品の切断方法。
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