JPWO2016194203A1 - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の無線通信装置は、自無線通信装置の有効期間を含む経路情報に関する下り経路制御メッセージを定期的に出力可能なネットワーク制御部と、上りデータを出力するアプリケーションデータ処理部と、ネットワーク制御部から出力された下り経路制御メッセージとアプリケーションデータ処理部から出力された上りデータとを自無線通信装置からゲートウェイに向かう上り経路を通じて送信し、当該送信した上りデータに対する送達確認メッセージを受信する無線送受信部と、送達確認メッセージが無線送受信部を介して入力された場合、下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させる無線制御部と、を備えたので、下り経路を更新するために定期的に下り経路制御メッセージを送信するのにかかる消費電力を低減することができる。

Description

本発明は、無線通信装置に関し、複数の無線通信装置で構成されるネットワークにおける経路情報を更新する技術に関する。
無線モジュールの低コスト化や周波数再編に伴う免許不要な帯域の拡張にワイヤレスM2M(Machine−to−Machine)システムの適用が広がっている。ワイヤレスM2Mシステムは、無線通信により、機器間で監視情報や制御データを送受信するシステムである。ワイヤレスM2Mシステムでは、広いエリアに配置される機器と通信を行うため、通信距離の伸長が課題の一つとして挙げられる。また、電源の確保できない環境に無線通信装置であるノードを設置することも想定されるため、ノードが電池で長期間動作するように低消費電力化も課題である。
通信距離を伸長する技術として、送信元ノードと宛先ノードとの間に中継ノードを配置し、送信元ノードから送信されたデータを中継ノードで受信し、中継ノードから宛先ノードに送信を行うマルチホップ通信技術がある。マルチホップ通信技術を適用することで、無線リンクの通信距離を延ばすことなく、送信元ノードと宛先ノードとの通信距離を伸長することが可能となる。マルチホップ通信技術の一つとして、IETFで標準化されているRPL(IPv6 Routing Protocol for Low Power and Lossy Networks)がある(下記非特許文献1参照)。
無線通信では、電波の状況が時々刻々と変化するため、通信する経路の定期的な更新が必要不可欠である。RPLでは、経路の更新のため、ノードおよびゲートウェイは経路情報を定期的に送信する。ノードは、ゲートウェイから定期的に送信される経路情報をもとにノードからゲートウェイに向かう方向の上り経路を決定している。また、ノードは、他のノードから定期的に送信される経路情報をもとにゲートウェイから他のノードに向かう方向の下り経路を決定している。
しかしながら、無線通信装置であるノードは下り経路を更新するため、定期的に経路情報を送信する必要があり、消費電力が大きくなってしまうという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、下り経路を更新するために定期的に経路情報を送信するのにかかる消費電力を低減する無線通信装置を得ることを目的としている。
この発明の無線通信装置は、自無線通信装置の有効期間を含む経路情報に関する下り経路制御メッセージを定期的に出力可能なネットワーク制御部と、上りデータを出力するアプリケーションデータ処理部と、ネットワーク制御部から出力された下り経路制御メッセージとアプリケーションデータ処理部から出力された上りデータとを自無線通信装置からゲートウェイに向かう上り経路を通じて送信し、当該送信した上りデータに対する送達確認メッセージを受信する無線送受信部と、送達確認メッセージが無線送受信部を介して入力された場合、下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させる無線制御部と、を備えた。
本発明によれば、無線通信装置は送信したデータに対する送達確認メッセージを受信した場合、下り経路制御メッセージの送信を停止するので、下り経路を更新するために定期的に下り経路制御メッセージを送信するのにかかる消費電力を低減することができる。
実施の形態1に係るネットワークの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るノードの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る上り経路管理部が保持するテーブルの一例を示す図。 実施の形態1に係る下り経路管理部が保持するテーブルの一例を示す図。 実施の形態1に係る経路情報管理部が保持するテーブルの一例を示す図。 実施の形態1に係るフレームのフォーマットを示す図。 実施の形態1に係る上り経路を更新するシーケンスを示す図。 実施の形態1に係る下り経路を更新するシーケンスを示す図。 実施の形態1に係る無線制御部の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係る無線制御部の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係るネットワーク制御部の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係るノードの下り経路を更新するシーケンスを示す図。 実施の形態1に係るノードのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施の形態2に係るノードの下り経路を更新するシーケンスを示す図。 実施の形態3に係るノードの構成を示すブロック図。 実施の形態3に係るノードの下り経路を更新するシーケンスを示す図。
実施の形態1.
まず、本発明のネットワーク構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係るネットワーク10の構成を示す図である。ネットワーク10は、ゲートウェイ11および無線通信装置としてのノード12a〜cにより構成されるネットワークである。また、ネットワーク10は、ゲートウェイ11を根とするツリー構造のネットワークである。ゲートウェイ11は、ネットワークを構築し、ノードと直接または他のノードを介してデータを送受信する。また、ゲートウェイ11は、ゲートウェイ11の上位に接続する装置や他のネットワークとデータを送受信する。
ノードからゲートウェイ11に向かう方向が上り、ゲートウェイ11からノードに向かう方向が下りである。ネットワーク10では、ノード12a、ノード12b、ノード12cからゲートウェイ11につながる経路が構築されている。ノード12aは、ノード12bおよびノード12cの下位ノードである。ノード12bは、ノード12cの下位ノードであるとともに、ノード12aの上位ノードである。ノード12cは、ノード12aおよびノード12bの上位ノードである。
次に、ノード12aの構成について説明する。ノード12b〜cは、ノード12aと同様の構成である。
図2は、実施の形態1に係るノード12aの構成を示すブロック図である。
ノード12aは、アンテナ20、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23、およびネットワーク制御部24により構成される。また、ネットワーク制御部24は、上り経路管理部25、下り経路管理部26および経路情報管理部27により構成される。また、ノード12aにはセンサ13が接続されている。
まず、他のノードから無線信号を受信する場合について説明する。
アンテナ20は、他のノードが送信した無線信号を受信し、無線送受信部21に出力する。無線送受信部21は、アンテナ20から入力された無線信号をフレームに変換し、フレームを無線制御部22に出力する。無線制御部22は、無線送受信部21から入力されたフレームの宛先に応じて他のノードに転送するか、自ノードで処理を行うか決定する。転送する場合、無線制御部22は、ネットワーク制御部24に経路情報を問い合わせ、経路情報を設定したフレームを無線送受信部21に出力する。自ノードで処理する場合、無線制御部22は、フレーム種別に応じてフレームのデータ部分をアプリケーションデータ処理部23またはネットワーク制御部24に出力する。フレーム種別がアプリケーションデータの場合、無線制御部22は、フレームのデータ部分をアプリケーションデータ処理部23に出力する。フレーム種別が上り経路制御メッセージまたは下り経路制御メッセージの場合、無線制御部22は、フレームのデータ部分をネットワーク制御部24に出力する。
アプリケーションデータ処理部23は、無線制御部22から入力されたアプリケーションデータをセンサ13が読み取り可能な形式に変換する処理を行い、変換したアプリケーションデータをセンサ13に出力する。この場合、アプリケーションデータは、センサ13を制御する制御情報のデータである。アプリケーションデータは、アプリケーションデータの生成元のノードから宛先のノードに送信するデータである。
ネットワーク制御部24は、無線制御部22から入力された上り経路制御メッセージおよび下り経路制御メッセージに設定された経路情報を保持する。上り経路管理部25は、上り経路情報を保持する。下り経路管理部26は、下り経路情報を保持する。また、ネットワーク制御部24は、自ノードの経路情報を経路情報管理部27に保持する。
次に、他のノードに無線信号を送信する場合について説明する。
アプリケーションデータ処理部23は、センサ13から入力された測定値をあらかじめ指定した形式に変換する処理を行い、アプリケーションデータとして無線制御部22に出力する。この場合、アプリケーションデータは、測定値のデータである。
また、ネットワーク制御部24は、経路情報管理部27が保持する自ノードの経路情報を上位ノードに通知する下り経路制御メッセージを定期的に生成し、無線制御部22に出力する。
無線制御部22は、アプリケーションデータ処理部23から入力されたアプリケーションデータまたはネットワーク制御部23から入力された下り経路制御メッセージをフレームに設定する。無線制御部22は、ネットワーク制御部24に経路情報を問い合わせて経路情報をフレームに設定し、フレームを無線送受信部21に出力する。無線送受信部21は、無線制御部22から入力されたフレームを無線信号に変換し、アンテナ20に出力する。アンテナ20は、無線送受信部21から入力された無線信号を他のノードに送信する。
図3は、実施の形態1に係るノード12bの上り経路管理部25が保持するテーブル31の一例を示す図である。ノード12bは、ゲートウェイ11の経路情報およびノード12cの経路情報が設定された上り経路制御メッセージをノード12cから通知される。ノード12bでは、これらの経路情報を上り経路管理部25に保存するとテーブル31の状態になる。
テーブル31は、上り経路情報32a〜bを保持している。上り経路情報32a〜bは、宛先装置のアドレス、次ノードのアドレス、ランク情報、有効期間およびタイマ識別子から成る。次ノードのアドレスは、宛先装置への経路上にある隣接ノードのアドレスである。ランク情報は、ゲートウェイまでのホップ数および無線電波受信強度などから算出される値である。ランク情報の低いほうがホップ数と電波の状況の点から経路として適している。ノードは、ランク情報が低いノードを選択して経路を決定する。有効期間は、上り経路情報32a〜bの有効期間である。有効期間が経過した上り経路情報32a〜bはテーブル31から削除される。タイマ識別子は有効期間を計時するタイマの識別子である。
上り経路情報32aは、ゲートウェイ11の経路情報である。宛先装置のアドレスはゲートウェイ11のアドレス、次ノードのアドレスはノード12cのアドレスである。上り経路情報32bは、ノード12cの経路情報である。宛先装置のアドレスはノード12cのアドレス、次ノードのアドレスはノード12cのアドレスである。
図4は、実施の形態1に係るノード12cの下り経路管理部26が保持するテーブルの一例を示す図である。ノード12cは、ノード12aの経路情報の経路情報が設定された下り経路制御メッセージをノード12aからノード12bを経由して通知される。また、ノード12cは、ノード12bの経路情報が設定された下り経路制御メッセージをノード12bから通知される。ノード12cでは、これらの経路情報を下り経路管理部26に保存するとテーブル33の状態になる。
テーブル33は、2つの下り経路情報34a〜bを保持している。下り経路情報34a〜bは、宛先装置のアドレス、次ノードのアドレス、ランク情報、有効期間およびタイマ識別子から成る。
下り経路情報34aは、ノード12aの経路情報である。宛先装置のアドレスはノード12aのアドレス、次ノードのアドレスはノード12bのアドレスである。上り経路情報34bは、ノード12bの経路情報である。宛先装置のアドレスはノード12bのアドレス、次ノードのアドレスはノード12bのアドレスである。
図5は、実施の形態1に係るノード12aの経路情報管理部27が保持する自ノードの経路情報35の一例を示す図である。
自ノードの経路情報35は、自ノードのアドレス、ランク情報および有効期間から成る。ランク情報は、上り経路管理部25のゲートウェイ11の経路情報のランク情報と同じ値が設定される。有効期間は、自ノードの経路情報35の有効期間である。有効期間はパラメータとしてあらかじめ指定された値である。
次に、上り経路制御メッセージ、下り経路制御メッセージまたはアプリケーションデータを送信するフレームのフォーマットについて説明する。
図6は、実施の形態1に係るフレーム36のフォーマットを示す図である。フレーム36はヘッダ37およびデータ38から構成される。さらに、ヘッダ37は、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先ネットワークアドレス、送信元ネットワークアドレスおよびフレーム種別から成る。宛先MACアドレスは、宛先装置への経路上にある隣接ノードのアドレスである。送信元MACアドレスは、フレームを送信するノードのアドレスである。宛先ネットワークアドレスは、フレームの宛先となるノードのアドレスである。送信元ネットワークアドレスは、フレームを生成して送信した生成元ノードのアドレスである。
例えば、ノード12aからゲートウェイ11宛に送信されるフレームをノード12bがノード12cに転送する場合、宛先MACアドレスはノード12c、送信元MACアドレスはノード12b、宛先ネットワークアドレスはゲートウェイ11、送信元ネットワークアドレスはノード12aのアドレスが設定される。
フレーム種別は、データ38に設定された内容を示す識別子である。データ38には、上り経路制御メッセージ、下り経路制御メッセージまたはアプリケーションデータが設定される。例えば、データ38に上り経路制御メッセージが設定された場合、フレーム種別は、上り経路制御メッセージを示す値が設定される。
次に、RPLを利用した経路の更新について説明する。
まず、上り経路の更新について説明する。
図7は、実施の形態1に係る上り経路を更新するシーケンスを示す図である。
ゲートウェイ11は、定期的に上り経路制御メッセージをネットワーク10内にフラッディングしている。フラッディングとは、ブロードキャストされたフレームを受信したノードが、ブロードキャストで転送することにより、ネットワーク全体に転送する通信方式である。
S101において、ゲートウェイ11は、ゲートウェイ11のアドレス、ランク情報、および有効期間を設定した上り経路制御メッセージを生成し、ブロードキャストで送信する。
S102において、ノード12cは、上り経路制御メッセージを受信すると、通知されたゲートウェイ11の経路情報を上り経路管理部25に保存する。このとき、ノード12cは、現在のホップ数および無線電波受信強度を考慮してランク情報を再計算し、再計算した値を保存する。また、ノード12cは、ゲートウェイ11の経路情報の次ノードには、上り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているゲートウェイ11のアドレスを保存する。
S103において、ノード12cは、受信した上り経路制御メッセージのゲートウェイ11の経路情報のランク情報に再計算した値を設定する。また、ノード12cは、受信した上り経路制御メッセージに、経路情報管理部27が保持する自ノードの経路情報を追加し、上り経路制御メッセージを更新する。ノード12cは、更新した上り経路制御メッセージをブロードキャストで送信する。
S104において、ノード12bは、ノード12cから受信したゲートウェイ11の経路情報およびノード12cの経路情報を上り経路管理部25に保存する。このとき、ノード12bは、現在のホップ数や無線電波受信強度を考慮してゲートウェイ11およびノード12cの経路情報のランク情報をそれぞれ再計算し、再計算した値を保存する。ノード12bは、上り経路管理部25のゲートウェイ11およびノード12cの経路情報の次ノードには、上り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているノード12cのアドレスを保存する。
S105において、ノード12bは、受信した上り経路制御メッセージのゲートウェイ11およびノード12cの経路情報のランク情報にそれぞれ再計算した値を設定する。また、ノード12bは、受信した上り経路制御メッセージに、経路情報管理部27が保持する自ノードの経路情報を追加し、上り経路制御メッセージを更新する。ノード12bは、更新した上り経路制御メッセージをブロードキャストで送信する。
S106において、ノード12aは、ノード12bから受信したゲートウェイ11、ノード12cおよびノード12bの経路情報を上り経路管理部25に保存する。このとき、ノード12aは、現在のホップ数や無線電波受信強度を考慮してゲートウェイ11、ノード12cおよびノード12bの経路情報のランク情報をそれぞれ再計算する。ノード12aは、上り経路管理部25のゲートウェイ11、ノード12cおよびノード12bの経路情報の次ノードには、上り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているノード12bのアドレスを保存する。
S107において、ノード12aは、受信した上り経路制御メッセージのゲートウェイ11、ノード12cおよびノード12bの経路情報のランク情報にそれぞれ再計算した値を設定する。また、ノード12aは、受信した上り経路制御メッセージに、経路情報管理部27が保持する自ノードの経路情報を追加し、上り経路制御メッセージを更新する。ノード12aは、更新した上り経路制御メッセージをブロードキャストで送信する。
各ノードは、上り経路管理部25に保存された経路情報のうち、ランク情報が最小の隣接ノードをゲートウェイ11への上り経路の次ノードとして決定する。隣接ノードは、経路情報の宛先装置のアドレスと次ノードのアドレスが同じノードである。
また、各ノードのネットワーク制御部24は、上り経路制御メッセージで通知された経路情報を上り経路管理部25に保存すると計時を開始する。ネットワーク制御部24は、経路情報ごとにタイマを起動し、計時した時間が経路情報の有効期間を超えると経路情報を上り経路管理部25から削除する。また、ネットワーク制御部24は、タイマを識別するタイマ識別子を上り経路管理部25のノードの経路情報に保存する。無線制御部22から経路情報の更新を指示された場合、ネットワーク制御部24は、上り経路管理部25のノードの経路情報に保存されたタイマ識別子のタイマの計時を停止し、新たに計時を開始する。
次に、下り経路の更新について説明する。
図8は、実施の形態1に係る下り経路を更新するシーケンスを示す図である。
S201において、ノード12aは、経路情報管理部27が保持している自ノードのアドレス、ランク情報および有効期間を設定し、下り経路制御メッセージを生成する。ノード12aは、下り経路制御メッセージをユニキャストでノード12bに送信する。
S202において、ノード12bは、ノード12aから下り経路制御メッセージを受信すると、通知されたノード12aの経路情報を下り経路管理部26に保存する。このとき、ノード12bは、ノード12aの経路情報の次ノードとして、下り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているノード12aのアドレスを保存する。
S203において、ノード12bは、受信した下り経路制御メッセージの宛先MACアドレスをノード12c、送信元MACアドレスをノード12bに書き換え、ノード12cにユニキャストで送信する。
S204において、ノード12cは、ノード12bから下り経路制御メッセージを受信すると、通知されたノード12aの経路情報を下り経路管理部26に保存する。このとき、ノード12cは、ノード12aの経路情報の次ノードとして、下り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているノード12bのアドレスを保存する。
S205において、ノード12cは、受信した下り経路制御メッセージの宛先MACアドレスをゲートウェイ11、送信元MACアドレスをノード12cに書き換え、をゲートウェイ11にユニキャストで送信する。
S206において、ゲートウェイ11は、ノード12cから下り経路制御メッセージを受信すると、通知されたノード12aの経路情報を保存する。ゲートウェイ11は、ノード12aへの経路の次ノードとして、下り経路制御メッセージの送信元MACアドレスに設定されているノード12cのアドレスを保存する。
各ノードは定期的に下り経路制御メッセージをゲートウェイ11に向けて送信する。
また、各ノードにおいて、下り経路制御メッセージの送信先は、上り経路管理部25の経路情報のうちランク情報が最小の隣接ノードである。
また、各ノードのネットワーク制御部24は、下り経路制御メッセージで通知された経路情報を下り経路管理部26に保存すると計時を開始する。ネットワーク制御部24は、経路情報ごとにタイマを起動し、計時した時間が経路情報の有効期間を超えると経路情報を下り経路管理部26から削除する。また、ネットワーク制御部24は、タイマを識別するタイマ識別子を下り経路管理部26のノードの経路情報に保存する。無線制御部22から経路情報の更新を指示された場合、ネットワーク制御部24は、下り経路管理部26のノードの経路情報に保存されたタイマ識別子のタイマの計時を停止し、新たに計時を開始する。
次に、ノード12a〜cがアプリケーションデータおよび経路制御メッセージのフレームを受信する場合の無線制御部22の動作について、図2、9を用いて説明する。
図9は、実施の形態1に係る無線制御部22の処理の流れを示すフローチャートである。
アンテナ20は、他のノードから無線信号を受信すると無線信号を無線送受信部21に出力する。無線送受信部21は、無線信号を図6のフレームに変換し、このフレームを無線制御部22に出力する。無線制御部22は、無線送受信部21からフレームが入力されるとS301より処理を開始する。
S301において、無線制御部22は、フレームの宛先MACアドレスが自ノードか否かを判定する。フレームの宛先MACアドレスが自ノードの場合、処理はS302に進む。
S302において、無線制御部22は、フレームの送信元MACアドレスが示すノードにフレームを受信したことを通知するため、送達確認メッセージを生成し、無線送受信部21に出力する。無線送受信部21は、アンテナ21を介して送達確認メッセージを送信元MACアドレスが示すノードに送信する。処理はS304に進む。
S301において、フレームの宛先MACアドレスが自ノードでない場合、S303に進む。
S303において、無線制御部22は、フレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスを示すか判定する。フレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスを示す場合、S304に進む。フレームの宛先MACアドレスがブロードキャストアドレスを示さない場合、他のノード宛のフレームのため、無線制御部22は、処理を終了する。
S304において、無線制御部22は、フレームの送信するデータがアプリケーションデータか否かを判定する。フレームの送信するデータがアプリケーションデータの場合、処理はS305に進む。
S305において、無線制御部22は、フレームの宛先ネットワークアドレスが自ノードか否かを判定する。フレームの宛先ネットワークアドレスが自ノードの場合、処理はS306に進む。
S306において、無線制御部22は、アプリケーションデータをアプリケーションデータ処理部23に出力する。処理はS307に進む。
S307において、無線制御部22は、送信元ネットワークアドレスが示すノードの経路情報を更新するようにネットワーク制御部24に指示する。ネットワーク制御部24は、送信元ネットワークアドレスが示すノードの経路情報に対応するタイマの計時を停止し、新たに計時を開始することにより有効期間を更新する。有効期間の更新により、経路情報の有効期間が延びることになる。処理は終了する。
S305において、フレームの宛先ネットワークアドレスが自ノードでない場合、処理はS308に進む。
S308において、無線制御部22は、ネットワーク制御部24にフレームの宛先ネットワークアドレスを出力し、次ノードのアドレスを問い合わせる。ネットワーク制御部24は、上り経路管理部25および下り経路管理部26を参照し、宛先ネットワークアドレスの経路情報を検索する。検索された経路情報の次ノードのアドレスを無線制御部22に出力する。無線制御部22は、フレームの宛先MACアドレスに次ノードのアドレスを設定し、送信元MACアドレスに自ノードのアドレスを設定し、フレームを無線送受信部21に出力する。無線送受信部21はフレームを無線信号に変換し、アンテナ20を介して無線信号を次のノードに送信する。処理はS309に進む。
S309において、無線制御部22は、アプリケーションデータが上りデータか否かを判定する。無線制御部22は、フレームの宛先ネットワークアドレスをネットワーク制御部24に出力し、上り経路管理部25が保持する経路情報のノードのアドレスと一致するか否かを問い合わせる。一致する場合、アプリケーションデータは上りデータである。アプリケーションデータが上りデータの場合、処理はS310に進む。
S310において、無線制御部22は、次ノードに送信したアプリケーションデータに対する送達確認メッセージを受信すると、処理はS307に進む。
S309において、アプリケーションデータが上りデータでない場合、下りデータである。無線制御部22は、宛先のノードに下りデータを転送し、処理は終了する。
S310において、送達確認メッセージを受信しない場合、処理は終了する。
S304において、フレームの送信するデータがアプリケーションデータではない場合、処理はS311に進む。
S311において、無線制御部22は、フレームの送信するデータが経路制御メッセージか否か判定する。データが経路制御メッセージの場合、処理はS312に進む。データが経路制御メッセージではない場合、無線制御部22はデータに応じた処理を行い、終了する。
S312において、無線制御部22は、経路制御メッセージによって通知された経路情報をネットワーク制御部24に出力し、ネットワーク制御部24に経路情報の保存を指示する。ネットワーク制御部24は、経路情報を上り経路管理部25または下り経路管理部26に保存すると、経路情報ごとに計時を開始する。また、ネットワーク制御部24は、自ノードの経路情報を経路制御メッセージに追加し、追加した経路制御メッセージを無線制御部22に出力する。処理はS313に進む。
S313において、無線制御部22は、経路制御メッセージを次ノードに送信する。処理は終了する。
次に、ノード12a〜cがアプリケーションデータを送信する動作について説明する。
図10は、実施の形態1に係る無線制御部22の処理の流れを示すフローチャートである。
アプリケーションデータ処理部23からアプリケーションデータと宛先が入力されると、無線制御部22は処理を開始する。
S401において、無線制御部22は、フレームのデータ部分にアプリケーションデータを設定し、ネットワーク制御部24に宛先に対応する次ノードを問い合わせる。ネットワーク制御部24は、宛先MACアドレスに次ノードを設定する。無線制御部22は送信するフレームを無線送受信部21に出力する。無線送受信部21はフレームを無線信号に変換し、アンテナ20を介してアプリケーションデータを次ノードに送信する。
S402において、無線制御部22は、アンテナ20、無線送受信部21を介して次ノードから送達確認メッセージを受信した場合、処理はS403に進む。
S403において、無線制御部22は、ネットワーク制御部24に下り経路制御メッセージの出力の停止を指示する。停止する期間はあらかじめ定めた値とする。無線制御部22から下り経路制御メッセージの出力の再開を指示されるまで、ネットワーク制御部24は、下り経路制御メッセージを定期的に送信するタイミングになっても下り経路制御メッセージを出力しない。
S404において、下り経路制御メッセージの出力の停止する期間が経過すると、無線制御部22は、ネットワーク制御部24に下り経路制御メッセージの出力の再開を指示する。ネットワーク制御部24は、下り経路制御メッセージを定期的に送信するタイミングになると下り経路制御メッセージを出力する。処理は終了する。
S402において、次ノードから送達確認メッセージを受信しない場合、処理は終了する。
次に、ノード12a〜cが下り経路制御メッセージをゲートウェイ11に向けて定期的に送信する動作について説明する。
図11は、実施の形態1に係るネットワーク制御部24の処理の流れを示すフローチャートである。
ネットワーク制御部24は、下り経路制御メッセージを送信するタイミングになると、処理を開始する。
S501において、ネットワーク制御部24は下り経路制御メッセージの送信の停止を指示されているかどうかを判定する。無線制御部22から下り経路制御メッセージの出力の停止を指示されていない場合、処理はS502に進む。
S502において、ネットワーク制御部24は、下り経路制御メッセージを生成する。ネットワーク制御部24は、自ノードの経路情報として、自ノードのアドレス、自ノードのランク情報および経路の有効期間を下り経路制御メッセージに設定する。また、ネットワーク制御部24は、上り経路情報管理部25に保存された上り経路情報から、ランク情報が最小の隣接ノードを選択し、ゲートウェイ11への上り経路の次ノードとして決定する。ネットワーク制御部24は、生成した下り経路制御メッセージと次ノードのアドレスを無線制御部22に出力する。無線制御部22は下り経路制御メッセージの宛先MACアドレスとして次ノードのアドレスを設定し、無線送受信部21に出力する。無線送受信部21はフレームを無線信号に変換し、アンテナ21を介して下り経路制御メッセージを次ノードに送信する。処理は終了する。
S501において、無線制御部22から下り経路制御メッセージの出力の停止を指示されている場合、処理を終了する。
次に、下り経路を更新する動作について説明する。なお、説明の簡略化のため、装置名を主体に動作を説明する。
図12は、実施の形態1に係るノード12aの下り経路を更新するシーケンスを示す図である。
S601において、ノード12aは、ノード12c宛のアプリケーションデータをフレームに設定し、フレームをノード12bに送信する。処理はS401に進む。
S602において、ノード12bは、ノード12c宛のアプリケーションデータが設定されたフレームを受信すると、ノード12aに送達確認メッセージを送信する。ノード12aは、送達確認メッセージを受信すると、あらかじめ定めた期間、下り経路制御メッセージの送信を停止する。
S603において、ノード12bは、受信したアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスを参照する。ノード12bは、送信元ネットワークアドレスであるノード12aの下り経路情報の有効期間を更新する。
S604において、ノード12bは、ノード12c宛のアプリケーションデータをノード12cに送信する。
S605において、ノード12cは、ノード12c宛のアプリケーションデータを受信すると、ノード12bに送達確認メッセージを送信する。
S606において、ノード12cは、受信したアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスを参照する。ノード12cは、送信元ネットワークアドレスであるノード12aの下り経路情報の有効期間を更新する。
下り経路制御メッセージが通る経路と上りのアプリケーションデータが通る経路とが同じため、送達確認メッセージによって上りアプリケーションデータの送信を確認できれば、経路が維持されていることは確認できる。よって、あらかじめ定めた期間、下り経路制御メッセージの定期的な送信を停止することで消費電力を低減しつつ、経路を維持することができる。
次に、ノード12aのハードウェア構成について説明する。ノード12b〜cは、ノード12aと同様の構成である。
図13は、実施の形態1に係るノード12aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ノード12aは、メモリ41、プロセッサ42、及び無線通信機43により構成される。無線通信機43にはアンテナ21が接続されている。
メモリ41は、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23およびネットワーク制御部24の各機能を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ41は、上り経路管理部26および下り経路管理部27の各機能を実現するためのデータを記憶する。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)で構成される。
プロセッサ42は、メモリ41に記憶されたプログラム及びデータを読み出し、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23およびネットワーク制御部24の各機能を実現する。プロセッサ42は、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路により、実現される。
なお、複数の処理回路が連携して、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23およびネットワーク制御部24の機能を実行するように構成してもよい。
無線通信機43は、メモリ41及びプロセッサ42とともに、無線送受信部21および無線制御部22の機能を実現する。無線通信機43は、無線送信機と無線受信機とから構成され、無線回線を介して他の装置と無線信号を送受信する。
なお、本実施の形態において、アプリケーションデータはフレームのデータ38と明示的に区別するため、アプリケーションデータとしたが、データと呼んでもよい。また、ユーザデータと呼ばれる場合もある。また、アプリケーションデータはセンサ13を制御する制御情報のデータまたはセンサ13の測定値のデータと説明したが、ノード12a〜cの装置内で生成したデータまたはノード12a〜cの装置内でデータを生成するための制御データであってもよい。
また、本実施の形態において、ノード12a〜cおよびゲートウェイ11のアドレスはネットワーク10内でノードを一意に識別できる識別子であればよい。
したがって、本実施の形態では、ノード12aのネットワーク制御部24は、ノード12aの有効期間を含む経路情報に関する下り経路制御メッセージを定期的に出力可能であり、アプリケーションデータ処理部23は上りデータを出力し、無線送受信部21は、ネットワーク制御部24から出力された下り経路制御メッセージとアプリケーションデータ処理部23から出力された上りデータとをノード12aからゲートウェイ11に向かう上り経路を通じて送信し、当該送信した上りデータに対する送達確認メッセージを受信し、無線制御部22は、送達確認メッセージが無線送受信部21を介して入力された場合、下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させるので、ノード12aは消費電力を低減することができる。経路制御メッセージを生成するノード12aだけでなく、この経路制御メッセージをゲートウェイ11まで送信する経路上のノード12b〜cの消費電力も低減することができる。
ノード12aは、上りのアプリケーションデータを送信する機会が多くなるほど、下り経路制御メッセージを送信する回数を削減でき、下り経路制御メッセージの送信を削減することができる。よって、上りアプリケーションデータを送信するためのパケットが増えても、下り経路制御メッセージの送信の削減によりパケットが削減されるため、トラフィック負荷を抑制する効果が得られる。
また、無線制御部22は、下り経路制御メッセージの出力の停止をネットワーク制御部24に指示した後、あらかじめ定めた時間が経過した場合、経路制御メッセージの出力の再開をネットワーク制御部24に指示するので、あらかじめ定めた時間、上りのアプリケーションデータが送信されなければ、再び下り経路制御メッセージが送信され、経路の更新をすることができる。
また、ノード12cの下り経路管理部26は、ゲートウェイ11からノード12cを介してさらに下り方向に存在する他のノードである下位のノード12a〜bから下り経路制御メッセージによって通知された下位のノード12a〜bの有効期間を含む経路情報を下位のノード12a〜bを識別する識別子と対応付けて保存し、ネットワーク制御部24は、下位のノード12a〜bの経路情報を下り経路情報管理部26に保存するとその有効期間の計時を開始し、無線送受信部21はデータを生成した生成元の下位のノード12aから送信された上りデータを受信すると、送達確認メッセージを送信し、無線制御部22は、生成元のノード12aから送信された上りデータが無線送受信部21を介して入力されると、生成元のノード12aの経路情報の更新をネットワーク制御部24に指示し、ネットワーク制御部24は、無線制御部22から生成元のノード12aの経路情報の更新を指示されると、生成元のノード12aの経路情報の有効期間の計時を停止した後、新たに計時を開始するので、経路制御メッセージを受信しなくても経路を維持することができる。特にノードが移動しない場合は、一度構築された経路が変更されることが少ないケースもある。このようなケースでも、経路の維持のために経路制御メッセージを定期的に送信する必要がある。本実施の形態を適用すれば、経路制御メッセージの送信を削減することができ、ノードは消費電力を低減することができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、上りアプリケーションデータを受信したことにより、送信元ノードの下り経路情報を更新するようにしたものであるが、本実施の形態では、送信元ノードに加えて、上りアプリケーションデータが経由したノードの下り経路情報を更新する実施形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1と異なる部分について、説明する。
本実施の形態は、上りアプリケーションデータを受信した場合の動作が実施の形態1と異なる。
図9のS310において、無線制御部22は、上りアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスが示すノードに加えて、送信元MACアドレスが示すノードの経路情報の有効期間を更新する。
次に、下り経路を更新する動作について説明する。なお、説明の簡略化のため、装置名を主体に動作を説明する。
図14は、実施の形態2に係るノード12aの下り経路を更新するシーケンスを示す図である。S701〜S702は、図12のS601〜S602の処理と同じため、説明を省略する。
S703において、ノード12bは、受信したアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスおよび送信元MACアドレスを参照する。送信元ネットワークアドレスおよび送信元MACアドレスはいずれもノード12aである。ノード12bは、ノード12aの下り経路情報の有効期間を更新する。
S704において、ノード12bは、ノード12c宛のアプリケーションデータをノード12cに送信する。
S705において、ノード12cは、ノード12c宛のアプリケーションデータを受信すると、ノード12bに送達確認メッセージを送信する。
S706において、ノード12cは、受信したアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスおよび送信元MACアドレスを参照する。送信元ネットワークアドレスはノード12a、送信元MACアドレスはノード12bである。ノード12cは、ノード12aおよび12bの下り経路情報の有効期間を更新する。
したがって、本実施の形態では、ノード12cの無線制御部22は、生成元のノード12aから自ノード12cまでの経路に存在し、生成元のノード12aから送信された上りデータを転送した下位のノード12bの経路情報の更新をネットワーク制御部24に指示し、ネットワーク制御部24は、無線制御部22より指示された転送したノード12bの経路情報の有効期間の計時を停止した後、新たに計時を開始するので、上りのアプリケーションデータを転送したノード12bの経路情報についても有効期間を延長し、経路を維持することができる。
実施の形態3.
以上の実施の形態2では、上りアプリケーションデータを受信したことにより、送信元ノードと上りアプリケーションデータが経由したノードの下り経路情報を更新するようにしたものであるが、本実施の形態では、上りアプリケーションデータの宛先のノードが間欠制御を行う実施形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1と異なる部分について、説明する。
次に、ノード50の構成について説明する。
図15は、実施の形態3に係るノード50の構成を示すブロック図である。ノード50は、実施の形態1のノード12aに間欠制御部51を追加した構成である。
間欠制御部51は、間欠制御情報保持部としてのノード管理部52および起動管理部53から構成される。ノード管理部52は、隣接するノードのMACアドレスおよび各ノードが間欠制御を行っているか否かを対応付けて保持する。ノードはネットワークに参入するときに、自ノードのMACアドレスおよび間欠制御を行うかどうかを周囲のノードに送信する。このときの情報からノード管理部52は、隣接するノードが間欠制御を行っているかを把握することができる。また、起動管理部53は自ノードの間欠周期を保持する。
無線制御部22は、アプリケーションデータを送信する場合、次ノードが間欠制御をしているか否かを間欠制御部51に問い合わせる。間欠制御部51は、ノード管理部52を参照し、次ノードが間欠制御をしているか否かを無線制御部22に出力する。
次に、下り経路を更新する動作について説明する。なお、説明の簡略化のため、装置名を主体に動作を説明する。
ネットワーク構成は、図1に示すネットワーク10のノード12cがノード50に置き換わった構成である。
図16は、実施の形態3に係るノード12aの下り経路を更新するシーケンスを示す図である。S801〜S803は、図12のS601〜S603の処理と同じため、説明を省略する。
S804において、ノード12bは、次ノードが間欠制御を行っている場合、ノード50宛のアプリケーションデータの送信を保留する。
S805において、ノード50がスリープから起動すると、周囲のノードに起動したことを通知し、保留していたデータの送信を要求するデータ要求を送信する。
S806において、ノード12bは、ノード50からのデータ要求を受信すると、ノード50宛のアプリケーションデータをノード50に送信する。
S807において、ノード50は、ノード50宛のアプリケーションデータを受信すると、ノード12bに送達確認メッセージを送信する。
S808において、ノード50は、受信したアプリケーションデータのフレームの送信元ネットワークアドレスを参照する。ノード50は、送信元ネットワークアドレスであるノード12aの下り経路情報の有効期間を更新する。ノード50は間欠制御周期になるとスリープする。
次に、ノード50のハードウェア構成について説明する。ハードウェア構成は、ノード12aの図12のハードウェア構成と同様である。
ノード50は、メモリ41、プロセッサ42、及び無線通信機43により構成される。無線通信機43にはアンテナ21が接続されている。
メモリ41は、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23、ネットワーク制御部24および間欠制御部51の各機能を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ41は、上り経路管理部25、下り経路管理部26、経路情報管理部27、ノード管理部52および起動管理部53の各機能を実現するためのデータを記憶する。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)で構成される。
プロセッサ42は、メモリ41に記憶されたプログラム及びデータを読み出し、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23、ネットワーク制御部24および間欠制御部51の各機能を実現する。プロセッサ42は、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路により、実現される。
なお、複数の処理回路が連携して、無線送受信部21、無線制御部22、アプリケーションデータ処理部23、ネットワーク制御部24および間欠制御部27の機能を実行するように構成してもよい。
無線通信機43は、メモリ41及びプロセッサ42とともに、無線送受信部21および無線制御部22の機能を実現する。無線通信機43は、無線送信機と無線受信機とから構成され、無線回線を介して他の装置と無線信号を送受信する。
なお、間欠制御を行うノードが上りアプリケーションデータを受信したことにより、送信元ノードの下り経路情報を更新する場合について説明したが、送信元ノードに加えて経由したノードの下り経路情報を更新するようにしてもよい。間欠受信制御を行うノードは、さらに低消費電力であることが求められるため、本実施の形態を適用することにより、消費電力を低減することができる。
また、ノード50は、ノード12aと同様に、上りアプリケーションデータを送信し、送信先のノードから送達確認メッセージを受信した場合、下り経路制御メッセージを定期的に送信することをあらかじめ定めた期間、停止するようにしてもよい。間欠制御を行うノード50に送信する経路制御メッセージを削減することができ、間欠制御を行うノード50の消費電力を低減することができる。
したがって、本実施の形態では、ノード12bのノード管理部52は、次のノード50が間欠制御するかを示す間欠制御情報を保持し、無線制御部22は、ノード管理部52の間欠制御情報に基づき、次のノード50が間欠制御を行うかを判断し、次のノード50が間欠制御を行う場合は、次のノード50が起動したことを通知するメッセージを無線送受信部21を介して入力された後に、上りのアプリケーションデータの次のノード50への送信を無線送受信部21に指示するので、間欠制御を行うノード50は、経路制御メッセージを受信しなくても経路を維持することができる。よって、間欠制御を行うノード50の消費電力を低減することができる。
10 ネットワーク
11 ゲートウェイ
12a〜c、50 ノード
21 アンテナ
22 無線送受信部
23 アプリケーションデータ処理部
24 ネットワーク制御部
25 上り経路管理部
26 下り経路管理部
27 経路情報管理部
31、33 テーブル
32 上り経路情報
34 下り経路情報
35 経路情報
36 フレーム
37 ヘッダ
38 データ
41 メモリ
42 プロセッサ
43 無線通信機
51 間欠制御部
52 ノード管理部
53 起動管理部

Claims (8)

  1. 自無線通信装置の有効期間を含む経路情報に関する下り経路制御メッセージを定期的に出力可能なネットワーク制御部と、
    上りデータを出力するアプリケーションデータ処理部と、
    前記ネットワーク制御部から出力された下り経路制御メッセージと前記アプリケーションデータ処理部から出力された上りデータとを自無線通信装置から前記ゲートウェイに向かう上り経路を通じて送信し、当該送信した上りデータに対する送達確認メッセージを受信する無線送受信部と、
    前記送達確認メッセージが前記無線送受信部を介して入力された場合、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させる無線制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記無線制御部は、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させた後、あらかじめ定めた時間が経過した場合、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信を再開させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記無線送受信部は、前記下り経路制御メッセージと前記上りデータとを、前記上り経路で自無線通信装置の次の装置である、他の無線通信装置または前記ゲートウェイに送信し、前記送信した上りデータに対する前記次の装置からの前記送達確認メッセージを受信し、
    前記無線制御部は、前記次の装置からの前記送達確認メッセージが前記無線送受信部を介して入力された場合、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線制御部は、前記下り経路制御メッセージの出力の一時的な停止を前記ネットワーク制御部に指示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 前記無線制御部は、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信を一時的に停止させた後、あらかじめ定めた時間が経過した場合、前記下り経路制御メッセージの定期的な送信の再開を前記ネットワーク制御部に指示することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記ゲートウェイから自無線通信装置を介してさらに下り方向に存在する他の無線通信装置である下位の無線通信装置から下り経路制御メッセージによって通知された前記下位の無線通信装置の有効期間を含む経路情報を前記下位の無線通信装置を識別する識別子と対応付けて保存する下り経路管理部を備え、
    前記ネットワーク制御部は、前記下位の無線通信装置の経路情報を前記下り経路情報管理部に保存するとその有効期間の計時を開始し、
    前記無線送受信部は、データを生成した生成元の下位の無線通信装置から送信された上りデータを受信すると、前記送達確認メッセージを送信し、
    前記無線制御部は、前記生成元の下位の無線通信装置から送信された上りデータが前記無線送受信部を介して入力されると、前記生成元の下位の無線通信装置の経路情報の更新を前記ネットワーク制御部に指示し、
    前記ネットワーク制御部は、前記無線制御部から前記生成元の下位の無線通信装置の経路情報の更新を指示されると、前記生成元の下位の無線通信装置の経路情報の有効期間の計時を停止した後、新たに計時を開始することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記無線制御部は、前記生成元の下位の無線通信装置から自無線通信装置までの経路に存在し、前記生成元の無線通信装置から送信された上りデータを転送した下位の無線通信装置の経路情報の更新を前記ネットワーク制御部に指示し、
    前記ネットワーク制御部は、前記無線制御部より指示された前記転送した下位の無線通信装置の経路情報の有効期間の計時を停止した後、新たに計時を開始することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 前記上り経路で自無線通信装置の次の無線通信装置が間欠制御するかを示す間欠制御情報を保持する間欠制御情報保持部を備え、
    前記無線制御部は、前記間欠制御情報保持部の前記間欠制御情報に基づき、前記次の無線通信装置が間欠制御を行うかを判断し、前記次の無線通信装置が間欠制御を行う場合は、前記次の無線通信装置が起動したことを通知するメッセージが前記無線送受信部を介して入力された後に、前記上りデータの前記次の無線通信装置への送信を前記無線送受信部に指示することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信装置。
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