JP6590402B2 - 無線ノード - Google Patents

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Description

本発明は、無線ノード、無線通信方法、プログラム、および無線ネットワークに関する。
センサー情報や制御指示を無線通信で実施する無線センサーアクチュエータネットワーク(WSAN:Wireless Sensor and Actuator Networks)が、農畜産業、社会インフラ、スマートエネルギー分野で注目されている。一般的なWSANでは、無線ノードが間欠動作することで省電力性能を向上させ、電力消費量を下げている。しかし、間欠動作により待ち時間が発生する。このため、省電力化を促進するために間欠動作間隔を長く設定すると、応答性能が低下する。応答性能とは、或る無線ノードに対して通信機会が発生した際に情報を送信し、その情報が到達した旨の応答を当該無線ノードから受信するまでの時間が短いほど高いとされる。
そこで、省電力性能と応答性能を高い次元で両立させるために、通信機会が発生した際に通信相手を起動するオンデマンド方式のROD−WSAN(Radio On Demand−WSAN)が提案されている。
例えば、特許文献1には、センサー値を送信する無線ノードは、センサー値を受信する無線ノードを起動させるためのウェイクアップ信号に当該受信側の無線ノードの起動判定に使用する無線通信資源を示す資源情報を含めることにより、無線ノードをオンデマンドで起動している。ここで、上記資源情報は、無線通信のチャネル、無線通信の時間、無線ノードの電力および経路情報の少なくとも1つを示す情報である。
特許文献1において、無線通信のチャネルをウェイクアップ信号に含める場合、センサー値を送信する無線ノードは、ウェイクアップIDと空いているチャネルをウェイクアップ信号に含めて送信し、ウェイクアップ信号を受信した無線ノードは、ウェイクアップIDに該当すれば、自ノードが接続する無線ネットワークにおいて使用するチャネルの中にウェイクアップ信号に含まれるチャネルが存在する場合に限って自ノードを起動する。これにより、使用中のチャネルを用いてセンサー値が送信されることによるパケットロスを防止している。
また、特許文献1において、無線通信の時間をウェイクアップ信号に含める場合、センサー値を送信する無線ノードは、ウェイクアップIDと空いている無線通信の時間をウェイクアップ信号に含めて送信し、ウェイクアップ信号を受信した無線ノードは、ウェイクアップIDに該当すれば、ウェイクアップ信号に含まれる無線通信の時間の経過後に自ノードを起動する。これにより、空いていない無線通信の時間に無線ノードが起動されてセンサー値が送信されるパケットロスを防止している。
また、特許文献1において、無線ノードの電力をウェイクアップ信号に含める場合、センサー値を送信する無線ノードは、ウェイクアップIDと電源のしきい値をウェイクアップ信号に含めて送信し、ウェイクアップ信号を受信した無線ノードは、ウェイクアップIDに該当すれば、ウェイクアップ信号に含まれる電源のしきい値以上の電力量を有する場合に限って自ノードを起動する。これにより、電源のしきい値よりも少ない電力量を有する無線ノードの無駄な起動を防止している。
また、特許文献1において、経路情報をウェイクアップ信号に含める場合、センサー値を送信する無線ノードは、ウェイクアップIDと自ノードから特定の無線ノードであるシンクノードへセンサー値を送信する経路上の最適な中継ノードのホップ数(当該中継ノードからシンクノードまでのホップ数)をウェイクアップ信号に含めて送信する。一方、ウェイクアップ信号を受信する無線ノードは、自ノードからシンクノードまでのホップ数をウェイクアップ判定器に保持し、ウェイクアップIDに該当すれば、ウェイクアップ信号に含まれるホップ数と上記保持している自ノードのホップ数とを比較し、一致する場合に限って自ノードを起動する。これにより、センサー値を送信する無線ノードからシンクノードまでの経路上の最適な中継ノード以外の無線ノードの無駄な起動を防止している。
一方、特許文献1において、ルーティングプロトコルを用いて或る無線ノードから他の無線ノードに対して経路構築のための制御パケットを送信する際、ウェイクアップ信号を用いて受信側の無線ノードを起動している。しかしながら、経路構築のための制御パケットを送信する際に使用するウェイクアップ信号には、センサー値を送信する際のウェイクアップ信号に含まれるような、当該受信側の無線ノードの起動判定に使用する無線通信資源を示す資源情報は含まれていない。
特開2015−149640号公報 WO2013/137036 A1
上述したように、通信機会が発生した際に通信相手を起動するオンデマンド方式のROD−WSANが提案されているけれども、ルーティングプロトコルを用いて或る無線ノードから他の無線ノードに対して経路構築のための制御パケットを送信する際に使用するウェイクアップ信号には、受信側の無線ノードの起動判定に使用する無線通信資源を示す資源情報は含まれていない。このため、経路構築時に無線ノードが無駄に起動されるという課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する無線ノードを提供することにある。
本発明の実施形態に係る第1の無線ノードは、
マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、
前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
を有する。
本発明の他の実施形態に係る無線通信方法は、
マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードが実行する無線通信方法であって、
前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出し、
前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する。
本発明の他の実施形態に係るプログラムは、
マルチホップ無線ネットワークに接続されるコンピュータを、
前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
して機能させる。
本発明の他の実施形態に係る第2の無線ノードは、
本発明の実施形態に係る上記第1の無線ノードから前記ウェイクアップ信号を受信する受信手段と、
前記受信した前記ウェイクアップ信号に含まれる前記指標値を用いて自無線ノードの起動判定を行う判定手段と、
を有する。
本発明の他の実施形態に係る無線ネットワークは、
本発明の実施形態に係る上記第1の無線ノードと上記第2の無線ノードと、
を備える。
本発明は上述した構成を有するため、経路構築時に無線ノードが無駄に起動されるのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークが論理的に形成するツリートポロジを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークにおけるWSANノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークにおけるシンクノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークにおけるシンクノードとWSANノードの配置例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークにおける経路構築動作を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークにおける経路構築のための周期的なDIO送信で、省電力無線通信を使用した場合の動作を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークで使用するウェイクアップ信号のフォーマットを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークで使用するウェイクアップ信号のフォーマットを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークで使用するウェイクアップ信号のフォーマットを示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る無線ノードのブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係る無線ノードのブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークは、図1に示すような構成を採る。図1において、101はシンクノードを示し、102から110は無線センサーアクチュエーターノード(以下、WSANノードと記す)を示す。シンクノード101とWSANノード102〜110は、共に無線通信機能を具備し、WSANノード101がセンシングしたデータをシンクノード101が収集する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る省電力無線通信ネットワークの論理的な構成図を示している。WSANノード102〜110は、センシングしたデータをシンクノード101へ通知するために、図2に示すようなツリー型トポロジを構成し、マルチホップ転送によってデータを届ける。
一般的に、無線センサーネットワークでは、IETF(Internet Engineering Task Force)が策定しているマルチホップ向けのルーティングプロトコルであるRPL(IPv6 Routing Protocol for Low−Power and Lossy Networks(RFC6550))が適用される。図2は、RPLによって構成されたツリートポロジを示している。このツリートポロジに従って、各WSANノードはセンサーデータをシンクノード101までマルチホップにより転送することができる。なお、本発明は、RPLといったツリートポロジに限定せず、OLSR(Optimized Link State Routing Prtocol)といったメッシュ型のトポロジでも効果を得られる。
図3は、WSANノード102の構成を示すブロック図である。WSANノード103〜110もWSANノード102と同様の構成を有する。
図3を参照すると、WSANノード102は、無線通信部301と、制御部302と、経路制御部303と、センサーアクチュエーター部304と、ウェイクアップ信号受信部305と、ウェイクアップ判定部306と、付加情報保持部307とで構成される。これらは、例えば、WSANノード102を構成するコンピュータに所定のプログラムを実行させることにより実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリ等に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時等にコンピュータに読み取られ、コンピュータの動作を制御することにより、コンピュータ上に上述した各機能部301〜307を実現する。
無線通信部301は、特定小電力無線やIEEE802.11、IEEE802.15.4に対応した無線通信規格で通信を行う。
制御部302は、WSANノード102の動作を制御する。具体的には、制御部302は、タイマー管理、経路制御部303へのメッセージ通知、自ノードの休止、ウェイクアップ判定部306からの起動信号の受信による自ノードの起動、センサーアクチュエーター部304からのセンサーデータの読出、センサーデータの送信、他のWSANノードから受信したセンサーデータのマルチホップ転送、といったWSANノード自体の制御を行う。また制御部302は、ウェイクアップ信号の生成とその送信制御を行う。より具体的には、制御部302は、例えば特許文献2に記載されるように、無線フレームのフレーム長(時間)によって情報を表現する方法によってウェイクアップ信号の生成を行い、無線通信部301を通じて、この生成したウェイクアップ信号を送信する。
経路制御部303は、WSANノードの経路を制御する。具体的には、経路制御部303は、ルーティングプロトコルを実行し、トポロジ構築や、ルート情報の管理を行う。また経路制御部303は、付加情報保持部307へ自身(WSANノード102)のランク(Rank)値やホップ(HOP)数など、ウェイクアップ判定に使用する情報を通知する。
センサーアクチュエーター部304は、温度や湿度、照度、電力値、CO2濃度、放射線量、人感センサーといったセンサーデバイスである。また、センサーアクチュエーター部304は、センサーだけでなく、モーターやスイッチといったアクチュエーターを実装する。本発明では、センサー種別やアクチュエーター種別、搭載する数量等は限定されず、任意でよい。また、センサーアクチュエーター部304はWSANノード102に含まれる場合だけでなく、外付けの機器となる場合もある。
ウェイクアップ信号受信部305は、フレーム長(時間)で表されたウェイクアップ信号を受信する機能を有する。例えば、ウェイクアップ信号受信部305は、フィルタを用いて、無線フレームの受信信号を複数の周波数チャネルを含む所望の帯域幅で通過させ、検波手段を用いて、フィルタを通過した受信信号を検波し、変換手段を用いて、検波手段による検波結果をサンプリング周期でサンプリングして検波結果をディジタル信号列に変換し、制御手段を用いて、ディジタル信号列に基づいて検出された1つまたは複数の信号検出間隔、つまり、フレーム長を取得する。また、例えば、ウェイクアップ信号受信部305は、無線フレームの受信信号からバンドパスフィルタ(BPF)により所望の周波数を有する信号を抽出し、包絡線検波回路によって上記抽出した信号を一定周期ごとに包絡線検波し、ビット判定器により上記包絡線検波結果の信号を“0”または“1”のビット値に変換し、フレーム長検出回路によってビット列からフレーム長を検出する。ウェイクアップ信号受信部305は、複数のチャネルの受信信号を検波し、フレーム長を取得できればよいため、上述した構成や特許文献1および2等に記載されたウェイクアップ信号受信部の構成以外でも同機能を実現できればよい。
ウェイクアップ判定部306は、ウェイクアップ信号受信部305で受信したウェイクアップ信号からウェイクアップIDと付加情報とを抽出し、ウェイクアップIDがブロードキャストID等のように自ノードに該当すれば、ウェイクアップ信号から抽出した付加情報と付加情報保持部307で保持した情報とを比較し、自WSANノードの起動可否を判定し、起動する場合には起動信号を制御部302に通知する。ウェイクアップ判定部306は、ウェイクアップ信号受信部305から通知されるフレーム長を複数保持することが可能で、複数のフレーム長の組み合わせから情報を抽出する。そして、ウェイクアップ判定部306は、抽出した特定の情報と付加情報保持部307の保持情報とを比較し、自WSANノードを起動するか否かを判断する。ウェイクアップ判定部306は、起動すると判断した場合は、制御部302へ起動信号を送信する。
付加情報保持部307は、経路制御部303から通知された情報を保持する。制御部302によりWSANノード102が休止状態へ遷移した際、ウェイクアップ判定部307は、制御部302が保持するメモリ領域へのアクセスができなくなる。このため、付加情報保持部307は、WSANノード102が休止状態であっても、ウェイクアップ判定部306がアクセス可能な領域を確保し、情報を提供する。
図3に示したWSANノード102の構成はあくまでも一例であり、他の構成であってもよい。例えば、ウェイクアップ信号受信部305、ウェイクアップ判定部306、および、付加情報保持部307が、WSANノード102に接続するモジュールとして一つのハードウェアに実装されていてもよい。
図4は、シンクノード101の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、シンクノード101は、無線通信部401と、制御部402と、経路制御部403と、データベース404と、ウェイクアップ信号受信部405と、ウェイクアップ判定部406と、付加情報保持部407とで構成される。このうち、無線通信部401と制御部402と経路制御部403とウェイクアップ信号受信部405とウェイクアップ判定部406と付加情報保持部407は、WSANノード102の無線通信部301と制御部302と経路制御部303とウェイクアップ信号受信部305とウェイクアップ判定部306と付加情報保持部307と同様の機能を有する。
データベース404は、WSANノード102〜110がセンシングしたデータを蓄積するデータベースである。なお、図4に示すシンクノード101の構成はあくまでも一例であり、他の構成であってもよい。例えば、シンクノード101の他の構成として、有線接続により他のデータベースサーバと通信を行う構成が考えられる。
次に、本実施形態に係る省電力無線通信ネットワークの動作として、経路構築動作の説明と、無線フレームの送信、受信後の起動動作について説明する。経路構築動作の説明では、一例として、IETFでRFC化されたRPLを用いて説明する。ただし、本発明で使用するルーティングプロトコルをRPLに限定するものではない。
<経路構築動作>
前提として、シンクノード101とWSANノード102〜110の配置は、図5に示すようになっているものとする。図5に示す配置では、WSANノード107の電波範囲REGに6つのWSANノード104〜106、108〜110が存在している。このような配置状態において、WSANノード107に注目して、RPLにおける経路構築動作を、図6を参照して説明する。
WSANノード107は、起動後、制御部302の制御の下に、周辺探査用のDIS(DODAG Information Solicitation)を無線通信部301により送信する(図6の608)。
WSANノード107から送信された上記DISは、WSANノード104〜106、108〜110の無線通信部301で受信される(図6の609〜614)。DISを受信したWSANノード104〜106、108〜110は、制御部302の制御の下に、制御パケットDIO(DODAG Information Object)を無線通信部301から送信する(図6の615、617、619、621、623、625)。DIOは、rootのアドレスと、送信先と、送信元と、ID格納部と、Rankと、DTSNとを含む。rootのアドレスは、シンクノード101のアドレスからなる。送信先は、制御パケットDIOの送信先のWSANノード107のアドレスからなる。送信元は、制御パケットDIOを生成したWSANノードのアドレスからなる。ID格納部は、ESSIDまたはPANIDからなる。Rankは、シンクノード101から制御パケットDIOを生成したWSANノードまでのホップ数に依存した値になる。DTSNは、正の整数からなる値であり、その値は1つの無線ノードが新たな制御パケットDIOを生成するごとに1ずつ増加する。
DISを送信したWSANノード107は、制御部302の制御の下に、DIO受信期間を設け、WSANノード107から送信されたDIOを無線通信部301で受信する(図6の616、618、620、622、624、626)。そして、WSANノード107は、制御部302の制御の下に、自ノード107にとって一番良い経路情報を持つノードへ制御パケットDAOを無線通信部301から送信する。制御パケットDAOは、親ノードのアドレスと、送信元と、DAOSequenceとを含む。
図5に示す配置状態では、WSANノード104のランク値は1であり、他のWSANノード105〜106、108〜110のランク値よりも小さいため、WSANノード107は、WSANノード104を自ノードの親ノードに決定し、WSANノード104へDAOを送信する(図6の627)。WSANノード104は、WSANノード107から送信されたDAOを受信する(図6の628)。ここでは、WSANノード107は、一定期間待って経路構築処理で一番良いと判断したWSANノード104へDAOを送信したが、DIOを最初に受信したWSANノード109へDAOを送信してもよく、何れの方法を採用するかは経路構築方法に依存する。
<省電力無線通信>
さて、その後、WSANノード107は、制御部302の制御の下に、タイマーを設定し、周期的にDIOを周囲の無線ノードへ送信する。DIOの送信間隔はある規則を持って設定され、一定周期ではなく、ある程度の揺らぎを持つように設定される。
経路構築のための周期的なDIO送信で、省電力無線通信を使用した場合の動作を、図7を参照して説明する。
省電力無線通信を用いる場合、WSANノード107は、制御部302の制御の下に、DIO送信前に起動用信号であるウェイクアップ信号(Wake−Up Signal)を生成し、無線通信部301から送信する(図7の708)。
WSANノード107が送信するウェイクアップ信号は、図8に示すように、ブロードキャストIDとRANKとを含む。本実施形態では、ブロードキャストIDは、ブロードキャストIDとして設定したフレーム長(時間)によって表現され、RANKは、RANKの値とリンクするフレーム長(時間)によって表現される。WSANノード107が送信するウェイクアップ信号に含まれるRANKは、WSANノード107のRANKである。RANKは、RPL等で使用される、接続先を選択する際に使用される指標値である。通常、RANKは、小さい値ほど良く、無線品質が悪い場合やシンクノードからのホップ数が増えると大きくなる。WSANノード107のRANKは、経路制御部303で算出される。ここでは、RANKはシンクノードからのホップ数が少ないものがより小さな値をとるものとする。そして、説明の便宜上、WSANノード107のRANK値は2とする。さらに、周辺ノードのうち、WSANノード104のRANK値は1、WSANノード105、106のRANKの値は2、WSANノード108〜110のRANKの値は3とする。
WSANノード107から送信されたウェイクアップ信号は、周辺ノードのWSANノード104、105、106、108、109、110のウェイクアップ信号受信部305で受信される(図7の709、710、711、712、713、714)。WSANノード104、105、106、108、109、110のウェイクアップ判定部306は、ウェイクアップ信号受信部305で受信したウェイクアップ信号に含まれるRANK値と各々のノードの付加情報保持部307に格納された各々のノードのRANK値とを比較して、各々のノードを起動するか否かの起動判定を実施する(図7の715、716、717、718、719、720)。この起動判定は、値の大小比較にて判断されるため、処理にかかる時間や負荷は極めて低い。
WSANノード104は、ウェイクアップ信号に含まれるRANK値2が自身のRANK値1より小さくないので、起動すると判定せず、休止状態を継続する(図7の721)。またWSANノード105および106は、ウェイクアップ信号に含まれるRANK値2が自身のRANK値2より小さくないので、起動すると判定せず、休止状態を継続する(図7の722、723)。
他方、WSANノード108、109、110は、ウェイクアップ信号に含まれるRANK値2が自身のRANK値3より小さいので、起動すると判定し、休止状態の自ノードを起動する(図7の724、725、726)。具体的には、WSANノード108、109、110では、ウェイクアップ判定部306から制御部302に対して起動のための信号を送信し、制御部302の制御の下で各々のWSANノード108、109、110が起動される。起動したWSANノード108、109、110は、無線通信部301により信号の送受信が可能となる。
次に、WSANノード107は、制御部302の制御の下に、経路構築用メッセージであるDIOを無線通信部301から周囲ノードに送信する(図7の727)。WSANノード107から送信されたDIOは、起動したWSANノード108、109、110の無線通信部301で受信される(図7の728、729、730)。WSANノード108、109、110は、制御部302の制御の下に、受信したDIOに設定されたWSANノード107のRANK値と各々の経路制御部303が保持する各々のRANK値を比較し、各々のWSANノード108、109、110の接続先の切り替え判定を行う。
接続先切り替え処理等の具体的な内容は特に限定しないが、例を示せば、以下のようになる。まず、WSANノード108、109、110は、受信したDIOに設定されたWSANノード107のRANK値が、直近に複数受信したDIOのRANK値の最小値であれば、WSANノード107を自ノードの上位ノード(親ノード)とし、上位ノードのアドレスをルーティングテーブルに書き込み、自ノードのRANK値を上記最小のRANK値に1を足した値とする。そして、WSANノード108、109、110は、上位ノードを選択したら、その旨のメッセージをDAOにて上位ノードに知らせる。このメッセージはルートまで転送され、ルートでは各ノードまでのルートを記憶する。
<その他の動作>
WSANノード102〜110の各々は、センサーによってセンサー値を検出する。そして、WSANノード102〜110の各々は、ウェイクアップ信号によってシンクノード101までの経路上のWSANノードを起動させながらセンサー値をシンクノードへ送信する。上記ウェイクアップ信号には、特許文献1に記載されるような、受信側のWSANノードの起動判定に使用する情報を含めるようにしてよい。シンクノードは、収集したセンサー値をデータベース404に蓄積する。WSANノード102〜110の各々は、アクチュエーターを制御するための制御指示をシンクノード101から受信し、その受信した制御指示に従ってアクチュエーターを動作させる。
上記の場合、WSANノード102〜110の各々は、他のWSANノードから受信したセンサー値を転送し、シンクノードまたは他のWSANノードから受信した制御指示を転送する。
このように本実施形態によれば、経路構築時に無線ノードが無駄に起動されるのを防止することができる。その理由は、ウェイクアップ信号を送信するWSANノードは、特定の無線ノードであるシンクノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信し、ウェイクアップ信号を受信したWSANノードは、受信したウェイクアップ信号に含まれる上記指標値を用いて自無線ノードの起動判定を行うためである。
一般に周辺に多くのWSANノードが存在する場合、各々のWSANノードは、経路構築用のブロードキャストメッセージを多く受信する。この経路構築用メッセージは、自ノードよりもシンクノードからのホップ数が多いノード(下流ノード)が送信したものである場合、受信しても破棄するため、経路構築用メッセージの送信に先だって送信されるウェイクアップ信号によって一律にWSANノードが起動することは無駄である。本実施形態では、そのような無駄な起動を防止することができる。
このように無駄な起動が減ることにより、WSANノードの電力消費量を削減し、電池駆動でも長期間動作が可能となる。また、ウェイクアップ信号で判定できるため、無線通信部301、制御部302を起動せずに、処理ができ、休止状態と同様の電力消費量で運用が可能となる。さらに、複雑な処理なしで簡単に実現できるため、処理自体も電力消費量が少ない。ウェイクアップレシーバ(Wake−up Receiver)上の低処理能力のマイコンで実現可能な処理で実現できるため、電力消費量を少なくできる。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、図8に示したように、ウェイクアップ信号は、ブロードキャストIDとRANKとを含み、ブロードキャストIDは、ブロードキャストIDとして設定したフレーム長(時間)によって表現され、RANKは、RANKの値とリンクするフレーム長(時間)によって表現されていた。本実施形態では、ブロードキャストIDとRANKとを1つのフレーム長(時間)によって表現したウェイクアップ信号を使用する。
図9は本実施形態で使用するウェイクアップ信号のフォーマットを示す。この例のウェイクアップ信号は、ブロードキャストIDとRANK値との組み合わせに一意に対応するフレーム長(時間)を有する。
本実施形態における上記以外の構成と動作は、第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
上述した第1の実施形態では、図8に示したように、ウェイクアップ信号は、ブロードキャストIDとRANKとを含んでいた。本実施形態では、ブロードキャストIDとRANKとに加えて、更に、次に送信するフレームのメッセージ種別を示すメッセージIDを含むウェイクアップ信号を使用する。
図10は本実施形態で使用するウェイクアップ信号のフォーマットを示す。この例のウェイクアップ信号は、ブロードキャストIDとメッセージ種別とRANK値とを含み、ブロードキャストIDは、ブロードキャストIDとして設定したフレーム長(時間)によって表現され、メッセージIDは、メッセージ種別とリンクするフレーム長(時間)によって表現され、RANKは、RANKの値とリンクするフレーム長(時間)によって表現されている。当該ウェイクアップ信号を送信した後、次にDIOを送信する場合、ウェイクアップ信号にはDIOに対応するメッセージ種別を設定する。
本実施形態における上記以外の構成と動作は、第1の実施形態と同様である。
[第4の実施形態]
上述した第1の実施形態では、図8に示したように、ウェイクアップ信号は、ブロードキャストIDとRANKとを含んでいた。本実施形態では、ブロードキャストIDとRANKとに加えて、更に、ウェイクアップ信号を送信するWSANノードの親ノードの識別情報(例えばノード番号)、経路上の役割(例えば、子ノードの接続の有無)を含むウェイクアップ信号を使用する。ここで、WSANノードの親ノードとは、図2に示したツリートポロジにおける当該WSANノードからシンクノードに至る経路上のノードのうち、当該WSANノードからのホップ数が1のノードのことである。また、WSANノードの子ノードとは、当該WSANノードを親ノードとするWSANノードのことである。上記親ノードの識別情報と経路上の役割は、ブロードキャストIDとRANKと同様に、フレーム長(時間)で表現することができる。
[第5の実施形態]
図11を参照すると、本発明の第5の実施形態に係る無線ノード800は、マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、算出手段801と送信手段802とを有する。
算出手段801は、マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノード800との間のホップ数に依存する指標値などのような経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する機能を有する。上記特定の無線ノードは、シンクノードとも呼ばれる。
送信手段802は、算出手段801で算出された指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する機能を有する。
このように構成された無線ノード800は、次のように動作する。即ち、無線ノード800は、先ず、算出手段801により、マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノード800との間のホップ数に依存する指標値などのような経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する。次に、無線ノード800は、送信手段802により、算出手段801で算出された指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する。
このように本実施形態の無線ノード800は、特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信するため、経路構築時に無線ノードが無駄に起動されるのを防止することができる。
[第6の実施形態]
図12を参照すると、本発明の第6の実施形態に係る無線ノード900は、マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、受信手段901と判定手段902とを有する。
受信手段901は、図11に示した無線ノード800からウェイクアップ信号を受信する機能を有する。
判定手段902は、受信手段901で受信したウェイクアップ信号に含まれる指標値を用いて自無線ノード900の起動判定を行う機能を有する。
このように構成された無線ノード900は、次のように動作する。即ち、無線ノード900は、先ず、受信手段901により、マルチホップ無線ネットワークに接続される他の無線ノード800からウェイクアップ信号を受信する。次に、無線ノード900は、判定手段902により、受信手段901で受信したウェイクアップ信号に含まれる指標値を用いて自無線ノード900の起動判定を行う。
このように本実施形態の無線ノード900は、受信したウェイクアップ信号に含まれる上記指標値を用いて自無線ノードの起動判定を行うため、経路構築時に自無線ノードを無駄に起動するのを防止できる。
本発明は、無線マルチホップネットワーク、少電力無線マルチホップネットワーク、ワイヤレスセンサーネットワーク、少電力ワイヤレスセンサーネットワーク、ワイヤレスセンサーアクチュエータネットワーク、少電力ワイヤレスセンサーアクチュエータネットワーク等に利用できる。
101…シンクノード
102〜110…WSANノード
301…無線通信部
302…制御部
303…経路制御部
304…センサーアクチュエーター部
305…ウェイクアップ信号受信部
306…ウェイクアップ判定部
307…付加情報保持部
401…無線通信部
402…制御部
403…経路制御部
404…データベース
405…ウェイクアップ信号受信部
406…ウェイクアップ判定部
407…付加情報保持部
800…無線ノード
801…算出手段
802…送信手段
900…無線ノード
901…受信手段
902…判定手段

Claims (9)

  1. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、前記指標値と前記ウェイクアップIDと次に送信するフレームのメッセージ種別を示すメッセージIDとを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する無線ノード。
  2. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、前記指標値と前記ウェイクアップIDと自無線ノードの親ノードの識別情報と子ノードの接続の有無とを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する無線ノード。
  3. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードであって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記ウェイクアップ信号は、前記ウェイクアップIDと前記指標値との組み合わせを表すフレーム長を有する無線フレームから構成される、
    無線ノード。
  4. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードが実行する無線通信方法であって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出し、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信し、
    前記送信では、前記指標値と前記ウェイクアップIDと次に送信するフレームのメッセージ種別を示すメッセージIDとを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する無線通信方法。
  5. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードが実行する無線通信方法であって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出し、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信し、
    前記送信では、前記指標値と前記ウェイクアップIDと自無線ノードの親ノードの識別情報と子ノードの接続の有無とを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する無線通信方法。
  6. マルチホップ無線ネットワークに接続される無線ノードが実行する無線通信方法であって、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出し、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信し、
    前記ウェイクアップ信号は、前記ウェイクアップIDと前記指標値との組み合わせを表すフレーム長を有する無線フレームから構成される無線通信方法。
  7. マルチホップ無線ネットワークに接続されるコンピュータを、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記送信手段は、前記指標値と前記ウェイクアップIDと次に送信するフレームのメッセージ種別を示すメッセージIDとを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信するプログラム。
  8. マルチホップ無線ネットワークに接続されるコンピュータを、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記送信手段は、前記指標値と前記ウェイクアップIDと自無線ノードの親ノードの識別情報と子ノードの接続の有無とを含む前記ウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信するプログラム。
  9. マルチホップ無線ネットワークに接続されるコンピュータを、
    前記マルチホップ無線ネットワークに接続される特定の無線ノードと自無線ノードとの間の経路もしくは無線リンクを選択するのに使用する指標値を算出する算出手段と、
    前記指標値とウェイクアップIDとを含むウェイクアップ信号を生成して周囲の無線ノードに送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記ウェイクアップ信号は、前記ウェイクアップIDと前記指標値との組み合わせを表すフレーム長を有する無線フレームから構成されるプログラム。
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