JP2016005048A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信先の無線機から受信したデータに対して応答データを送信する場合に、遅延を低減させる無線通信装置を得ること。【解決手段】 装置の一部が、起床とスリープとを繰り返す無線通信装置であって、通信先の装置から通知された、通信先の装置の一部が間欠的に動作する間欠周期の情報に基づいて、通信先の装置の一部が次に起床する起床時刻を算出するタイミング算出部と、自装置の一部がスリープしている場合、起床時刻になると自装置の一部の起床を指示するタイミング管理部と、タイミング管理部からの指示により、無線信号の送受信処理を再開する無線処理部と、を備えた。【選択図】 図1

Description

本発明は、間欠的に動作する無線通信装置に関する。
無線センサネットワークなど、多数の無線通信装置(以下、無線機と称す)から構成されるシステムでは、無線機を設置するときに電力を供給できるかどうかが制約となる。無線機が電池を保持する等、無線機自身が電力を供給できれば、無線機を設置するときに場所を自由に選択できるようになる。無線機自身が電力を供給する方法は、電池以外に例えば環境発電がある。環境発電は、身の回りにある光や熱、振動、電波のエネルギーを電気エネルギーに変換する技術である。
しかし、電池や環境発電により供給される電力量は限られている。無線機を長期間にわたって連続運用するためには、電力消費量を極力小さくすることが要求される。運用中の無線機の電力消費量を低減する手法の一つとして、無線機を間欠動作させる方法がある。無線機は他の機器と通信を行う間だけ回路を動作させ、それ以外の期間、回路をスリープ状態にする。スリープ状態では、電力の消費量が小さくなる。
特許文献1には、無線機が起動中で、他の機器からのデータを受信待ちしている場合、受信するデータが自己宛かどうかを判定する機能のみを動作させる技術が開示されている。無線機は、自己宛のデータを検出したときのみ、受信データを処理するために必要な他の回路を動作させている。
特表2011−527873号公報
しかしながら、特許文献1の無線機は、自己宛のデータを検出した後に受信データの処理に必要な回路を動作させているため、通信先の無線機から受信したデータに対して応答データを送信する場合、受信データに対する処理を開始するまでに時間がかかり、通信先の無線機への応答に遅延が発生していた。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、通信先の無線機から受信したデータに対して応答データを送信する場合に、遅延を低減させる無線通信装置を得ることを目的としている。
装置の一部が、起床とスリープとを繰り返す無線通信装置であって、通信先の装置から通知された、通信先の装置の一部が間欠的に動作する間欠周期の情報に基づいて、通信先の装置の一部が次に起床する起床時刻を算出するタイミング算出部と、自装置の一部がスリープしている場合、起床時刻になると自装置の一部の起床を指示するタイミング管理部と、タイミング管理部からの指示により、無線信号の送受信処理を再開する無線処理部と、を備えた。
本発明によれば、通信先の無線機から受信したデータに対して応答データを送信する場合に、遅延を低減させることができる。
実施の形態1に係る無線機の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る無線機のネットワーク構成の一例を示す図。 実施の形態1に係る無線機の経路構築及びデータ通信の処理の流れを示すシーケンス図。 実施の形態1に係る無線機において、経路構築の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1に係る無線機において、データ通信の処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態2に係る無線機の経路構築及びデータ通信の処理の流れを示すシーケンス図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る無線機10の構成を示すブロック図である。無線通信装置としての無線機10は、アンテナ11、無線処理部12、信号処理部13、宛先検出部14、動作制御部15、タイミング算出部16、タイミング情報保持部17、タイミング管理部18により構成される。
アンテナ11は、他の無線機から無線信号を受信すると無線処理部12に出力する。無線処理部12は、アンテナ11から受信した無線信号の受信処理を行い、信号処理部13に出力する。また、無線処理部12は、無線信号から宛先情報を取り出し、宛先検出部14に出力する。宛先検出部14は、宛先情報が自無線機の場合、受信通知を動作制御部15に出力する。動作制御部15は、予め宛先検出部14に自無線機の識別子を通知しておく。動作制御部15は、宛先検出部14から受信通知が入力されると、信号処理部13に無線処理部12から受信データを取得するように指示する。信号処理部13は、必要に応じて受信したデータを無線機10の外部の機器に出力する。
信号処理部13は、外部の機器から送信データが入力されると動作制御部15に通知する。動作制御部15からの指示により、信号処理部12は送信データの送信処理を行い、無線処理部12に出力する。無線処理部12は、送信データを無線信号としてアンテナ11を介して、他の無線機に送信する。なお、動作制御部15は、外部の機器から送信データが入力された場合以外にも必要に応じて信号処理部12にデータの送信を指示する。
無線機10は、間欠的にスリープする。スリープすると、無線機10は省電力状態となる。タイミング管理部18は、次にスリープするスリープ時刻や次に起床する起床時刻を保持している。スリープ時刻になると、タイミング管理部18が動作制御部15にスリープを指示する。起床時刻になると、タイミング管理部18が動作制御部15に起床を指示する。動作制御部15が無線処理部12、信号処理部13、宛先検出部14に指示を出力する。
タイミング算出部16は、他の無線機より通知される間欠周期の情報から、当該無線機の次の起床時刻を算出し、タイミング情報保存部17に保存する。タイミング管理部18は、タイミング情報保存部17から他の無線機の次の起床時刻を取り出し、その時刻にあわせて動作制御部15に起床を指示する。
無線処理部12は、アンテナ11より無線信号が入力されると、無線信号から受信データの宛先を示す宛先情報を取り出す。宛先情報は、当該データを受信すべき無線機を指定する情報として、予め決定された規則に従って送信側の無線機により付与される。宛先情報は、無線機を一意に特定する識別子である。宛先情報は、複数の無線機に対して同一のデータを配信するときに利用される同報用の識別子であってもよい。
信号処理部13は、無線処理部12から受信データを取得すると信号処理を行い、必要に応じて無線機10の外部の機器に出力する。また、信号処理部13は、外部の機器から入力されたデータや、無線機10において生成されたデータの信号処理を行い、無線処理部12に出力する。さらに、信号処理部13は、自身の動作状態や、無線処理部12や外部の機器から取得したデータに自無線機宛の制御や通知用の情報が含まれていた場合、これらの内容を通知するため、動作状態通知を動作制御部15に出力する。自身の動作状態とは、送信処理中、受信処理中、待機中などの通信処理における状態である。また、自無線機宛の通知用の情報として、他の無線機の間欠周期の情報が含まれていた場合、信号処理部13はこの情報をタイミング算出部16に出力する。
宛先検出部14は、無線処理部12から入力される宛先情報と、保持している自無線機の識別子とを比較する。自無線機の識別子は、動作制御部15から入力される情報である。宛先情報が自無線機の識別子と一致した場合、宛先検出部14は、受信した信号に含まれる受信データは、自己宛のデータであると判定し、受信通知を動作制御部15に出力する。なお、宛先検出部14は、宛先情報が同報用の識別子であった場合も、自己宛のデータであると判定する。
動作制御部15は、自無線機の識別子を宛先検出部14に出力する。自無線機の識別子は、受信した信号が自己宛のデータであるかどうかを判定する条件である。また、動作制御部15は、信号処理部13から入力される動作状態通知や、宛先検出部14からの受信通知により制御内容を決定し、信号処理部13に指示する。動作状態通知には、信号処理部13の状態や送受信データに関する情報が含まれる。動作状態通知に含まれる情報は一つであっても複数であってもよい。動作状態通知に複数の情報が含まれている場合、動作制御部15は複数の情報に対応し、信号処理部13に指示する。
例えば、受信データに対する応答が必要な場合、動作制御部15は、応答データを送信するように、信号処理部13に指示する。また、受信データを外部機器に出力する必要がある場合、動作制御部15は外部機器にデータを送信するように、信号処理部13に指示する。
また、動作制御部15は、タイミング管理部18からの起床指示により、起床する。また、間欠周期によりタイミング管理部18からスリープを指示された場合、省電力状態へ移行し、動作制御部15はスリープする。
タイミング算出部16は、信号処理部13から他の無線機の間欠周期の情報が入力されると、当該無線機の次の起床時刻を算出し、タイミング情報保存部17に保存する。他の無線機が通知する間欠周期の情報には、当該無線機が起床する間隔やスリープしている時間を示すスリープ時間が含まれる。
タイミング情報保存部17は、複数の他の無線機の次の起床時刻とスリープ時間を、無線機を識別する識別情報と対応付けて保存する。
タイミング管理部18は、自無線機の間欠周期の情報を保持し、次の起床時刻になると動作制御部15に起床を指示する。タイミング管理部18は、間欠周期で起床する毎に、現在時刻に間欠周期の時間を加算することにより次の起床時刻を算出する。また、自無線機がスリープする時刻になると、動作制御部15にスリープを指示する。タイミング管理部18は、タイミング情報保存部17に保存された複数の他の無線機の次の起床時刻を取り出し、その時刻にあわせて動作制御部15に起床を指示する。なお、タイミング管理部18は、動作制御部15が動作を開始するのに要する時間を考慮して動作制御部15に起床を指示するようにするとよい。
図2は、実施の形態1に係る無線機10a〜dのネットワーク構成の一例を示す図である。無線機10a〜dは、図1の無線機10である。ネットワーク21は、無線機10a〜dを含むネットワークである。無線機10a〜dは、親機、子機、中継器のいずれかに該当し、どれに該当するかをあらかじめ認識している。無線機10aは親機である。無線機10bは、無線機10aと無線機10c及び無線機10dとの通信を中継する中継器である。無線機10dは子機である。親機はネットワーク内の子機及び中継器からの通信を集約し、図示しない上位装置と通信する。上位装置は、例えば、複数のネットワークの通信を集約する装置であってもよい。図2の構成は一例であって、親機、子機、及び中継器の台数と構成はこれに限るものではない。
無線機10a〜dは、自身が親機、子機、中継器のどれに該当するかをあらかじめ認識している。無線機10a〜dが親機、子機、中継器のどれに該当するかは、初期設定されるようにしてもよいし、起動後にネットワークを介して、又は直接設定されるようにしてもよい。
次に、ネットワーク21における動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係る無線機10a〜dの経路構築及びデータ通信の処理の流れを示すシーケンス図である。
中継器である無線機10bは、ネットワーク21に参入するため、参入通知を親機または他の中継器に送信する。この時点では、無線機10bはネットワーク21の親機も他の中継器も把握していないため、例えば、無線機10bは参入通知をブロードキャストする。参入通知は、送信元である無線機10bのアドレスと参入したいネットワーク21を識別するネットワークIDを含む(ステップS301)。
親機である無線機10aは、無線機10bからの参入通知を受信する。無線機10bからの参入通知に含まれるネットワークIDが無線機10a自身の属するネットワーク21であるため、無線機10aは経路情報通知を無線機10bに送信する。経路情報通知は、無線機10aが親機であることを無線機10bに通知するとともに、無線機10aから図示しない通信装置への経路の情報を含む。無線機10bは経路情報通知を受信することにより、無線機10aが親機であることを認識する(ステップS302)。
子機である無線機10cは、参入通知を親機または中継器に送信する(ステップS303)。また、子機である無線機10dは、参入通知を親機または中継器に送信する(ステップS304)。この時点で、無線機10c〜dは親機も中継器も把握していない。
中継器である無線機10bは、無線機10c〜dからの参入通知を受信し、経路情報通知を送信する。無線機10bは、自身が中継器であることと、無線機10bから無線機10aへの経路を無線機10c〜dに通知する(ステップS305〜S306)。
無線機10cは経路情報通知を受信すると、参入完了通知を無線機10bに送信する。参入完了通知は、無線機10cの間欠周期の情報を含む。間欠周期の情報には、無線機10cのスリープ時間Taが含まれる(ステップS307)。
無線機10bは参入完了通知を受信すると、ACKを無線機10cに送信する。また、無線機10bは、参入完了通知で通知された無線機10cのスリープ時間Taの時間の計測を開始する。無線機10cはACKを受信すると、スリープする(ステップS308)。
無線機10dは経路情報通知を受け取ると、参入完了通知を無線機10bに送信する。参入完了通知は、無線機10dの間欠周期の情報を含む。間欠周期の情報には、無線機10dのスリープ時間Tbが含まれる(ステップS309)。
無線機10bは参入完了通知を受信すると、ACKを無線機10dに送信する。また、無線機10bは、参入完了通知で通知された無線機10dのスリープ時間Tbの時間の計測を開始する。無線機10dはACKを受信すると、スリープする(ステップS310)。
無線機10bは、参入完了通知を無線機10aに送信する。中継器である無線機10bは、参入完了通知によって、無線機10b自身がネットワーク21に参入するとともに、無線機10c〜dとの通信を中継することを無線機10aに通知する(ステップS311)。
無線機10aは参入完了通知を受信すると、ACKを無線機10bに送信する。無線機10bはACKを無線機10aから受信すると、スリープする(ステップS312)。
無線機10cは、スリープ時間Taが経過すると起床し、送信要求を無線機10bに送信する。このとき無線機10bは、ステップS308においてACKを送信してからTaが経過したため起床し、送信要求を受信する(ステップS313)。
無線機10bは、送信要求を受信すると、ACKを無線機10cに送信する(ステップS314)。
無線機10cは、ACKを受信すると、データを送信する。通信が終了すると、無線機10bは再びスリープする(ステップS315)。
無線機10dは、スリープ時間Tbが経過すると起床し、送信要求を無線機10bに送信する。このとき無線機10bは、ステップS310においてACKを送信してからTbが経過したため起床し、送信要求を受信する(ステップS316)。
無線機10bは、送信要求を受信すると、ACKを無線機10dに送信する(ステップS317)。
無線機10dは、ACKを受信すると、データを送信する。通信が終了すると、無線機10bは再びスリープする(ステップS318)。
なお、中継器や子機である無線機は起動するといずれかのネットワークに参入が完了するまで、参入通知を定期的に送信する。また、中継器や子機である無線機は、複数の無線機から経路情報通知を受信することもある。この場合、中継器や子機である無線機は、受信した経路情報に基づいて、親機または中継器を選択する。
次に、無線機10における動作について説明する。まず、無線機10が起動してから経路構築までの動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る無線機10における経路構築の処理の流れを示すフローチャートである。
無線機10が起動すると、動作制御部15は信号処理部13に参入通知を送信するように指示する。信号処理部13は、参入通知を生成し、無線処理部12に出力する。無線処理部12は参入通知を他の無線機に送信する。無線処理部12及び信号処理部13は、受信待ち状態となる(ステップS401)。
無線処理部12は他の無線機から経路情報通知を受信すると、信号処理部13を介して、動作制御部15に出力する(ステップS402)。
動作制御部15は、経路情報通知を受信したことをタイミング管理部18に通知する。タイミング管理部18は経路構築タイマを起動する。経路構築タイマが満了するまで、動作制御部15は、他の無線機からの参入通知または自無線機宛の参入完了通知の受信待ち状態となる(ステップS403)。
信号処理部13は、無線処理部12から受信した信号が入力されると他の無線機からの参入通知または自無線機宛の参入完了通知であるか判定する。受信した信号が他の無線機からの参入通知または自無線機宛の参入完了通知でない場合、ステップS409へ進む(ステップS404)。
受信した信号が参入完了通知の場合(ステップS405)、信号処理部13は、参入完了通知に含まれる送信元の間欠周期の情報をタイミング算出部16に通知する(ステップS406)。
タイミング算出部16は、間欠周期の情報から次の起床時刻を計算し、参入完了通知の送信元アドレスと次の起床時刻とをタイミング情報保存部17に保存する(ステップS407)。
信号処理部13は、参入完了通知の送信元の無線機に対するACKを生成し、無線処理部12を介して送信する(ステップS408)。
ステップS405において、受信した信号が参入完了通知でない場合、信号処理部13は、無線処理部12を介して経路情報通知を参入通知の送信元の無線機に送信する。
経路構築タイマが満了すると、タイミング管理部18は動作制御部15に通知する。経路構築タイマが満了していない場合、処理はステップS404に戻る(ステップS409)。
動作制御部15は、経路情報通知を受信した無線機に対して参入完了通知を送信するように信号処理部13に指示する。信号処理部13は、無線処理部12を介して参入完了通知を送信する(ステップS410)。
動作制御部15は、無線処理部12、信号処理部13を介して送信した参入完了通知に対するACKを受信する。また、動作制御部15はACKの受信をタイミング管理部に通知する(ステップS411)。
タイミング管理部18は、タイミング情報保存部17から他の無線機の間欠周期の情報を取得し、他の無線機の次の起床時刻に合わせて起動するようにタイマを設定する。タイミング管理部18が動作制御部15にスリープを指示する。動作制御部15からの指示により、無線処理部12、信号処理部13、及び宛先検出部14はスリープし、処理は終了する(ステップS412)。
次に、無線機10のデータ通信の動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る無線機10におけるデータ通信の処理の流れを示すフローチャートである。
タイミング管理部18は、スリープのタイマが満了すると(ステップS501)、動作制御部15に起床指示を出力する。(ステップS502)。
動作制御部15は起床し、無線処理部12、信号処理部13及び宛先検出部14に起床を指示する。動作制御部15は、宛先検出部14に宛先情報を設定する(ステップS503)。
タイミング管理部18は、予め設定している起床時間に基づいて、起床タイマを起動する(ステップS504)。
無線処理部12及び宛先検出部14は、受信待ち状態となる(ステップS505)。
無線処理部12は、信号を検出すると宛先検出部14に信号の宛先情報を出力する。宛先検出部14は、入力された宛先情報から自無線機宛の信号か否かを判断する(ステップS506)。
自無線機宛の信号の場合、宛先検出部14は動作制御部15に受信通知を出力する(ステップS507)。
動作制御部15は、無線処理部12から受信信号を取得するように信号処理部13に指示する(ステップS508)。
信号処理部13は、必要に応じて受信データに対する応答信号を無線処理部12に出力する。さらに、動作制御部15や外部の機器からの指示に応じて、信号処理部13は無線処理部12を介して他の無線機と信号を送受信する。信号の内容は、例えば、送信要求やそれに対するACK、アプリケーションデータ等である(ステップS509)。
信号の送受信が完了すると(ステップS510)、タイミング管理部18は、タイミング情報保存部17に問い合わせ、次に起床する他の無線機の次の起床時刻を取得する。タイミング管理部18は、起動するためのタイマを設定し、動作制御部15にスリープを指示する。動作制御部15からの指示により、無線処理部12、信号処理部13及び宛先検出部14はスリープし、処理は終了する(ステップS511)。
ステップS506において、無線処理部12が受信した信号が自無線機宛の信号ではない場合、タイミング管理部18は起床タイマが満了したか判定する。起床タイマが満了していない場合、ステップS505に戻る。起床タイマが満了した場合、ステップS511の処理を行った後、終了する(ステップS506)。
なお、本実施の形態において、無線機10が構成するネットワークはメッシュネットワークに限定せず、他の無線機10からの通信を中継する中継器や、他の無線機10からの通信を集約する親機であれば、遅延を低減させる効果が得られる。
したがって、本実施の形態では、装置の一部が、起床とスリープとを繰り返す無線通信装置であって、通信先の装置から通知された、通信先の装置の一部が間欠的に動作する間欠周期の情報に基づいて、通信先の装置の一部が次に起床する起床時刻を算出するタイミング算出部と、自装置の一部がスリープしている場合、起床時刻になると自装置の一部の起床を指示するタイミング管理部と、タイミング管理部からの指示により、無線信号の送受信処理を再開する無線処理部と、を備えたので、通信先の無線機から受信したデータに対して応答データを送信する場合に、遅延を低減させることができる。さらに、通信先の無線機がデータを送信した後に、起床したまま応答データの受信待ちをしている場合には、通信先の無線機の消費電力を低減させることができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、他の無線機の起床時刻にあわせて無線機が起床するようにしたものであるが、本実施の形態においては、他の無線機の間欠周期のタイミングをずらすことによって無線機が起床する回数を削減する実施の形態を示す。
本実施の形態における無線機は、図1の無線機10の構成である。また、ネットワークの構成は図2のネットワーク21である。実施の形態1と異なる部分のみを説明する。
無線機10が集約する中継器や子機が増加すると、無線機の起床時刻にあわせて起床する回数が多くなり、消費電力が大きくなってしまう。そこで、本実施の形態は、通信先の無線機の間欠周期の開始タイミングをずらし、自無線機が起床している期間に通信先の無線機が起床させることによって、自無線機が起床する回数を削減し、消費電力を低減させる。
ネットワーク21における動作について説明する。
図6は、実施の形態1に係る無線機10a〜dの経路構築及びデータ通信の処理の流れを示すシーケンス図である。図6のステップS601〜S606において、図3のステップS301〜S306と同じ処理が行われた後、図6のステップS607から処理が行われる。
無線機10cは、参入完了通知を無線機10bに送信する。参入完了通知は、無線機10cの間欠周期の情報を含む。間欠周期の情報には、無線機10cのスリープ時間Taの情報が含まれる(ステップS607)。
無線機10bは参入完了通知を受信すると、ACKを無線機10cに送信する。ACKには、間欠周期を開始するタイミングを遅らせるためのオフセット値が含まれる。この時点では、無線機10bが参入完了通知を受信したのは無線機10cのみのため、無線機10bはオフセット値を0に設定し、無線機10cの間欠周期を開始するタイミングを変更しない。無線機10bは、参入完了通知で通知された無線機10cのスリープ時間Taの時間の計測を開始する。無線機10cはACKを受信すると、スリープする(ステップS608)。
無線機10dは、参入完了通知を無線機10bに送信する。参入完了通知は、無線機10dの間欠周期の情報を含む。間欠周期の情報には、無線機10dのスリープ時間Tbの情報が含まれる(ステップS609)。
無線機10bは参入完了通知を受信すると、オフセット値Tfを含めたACKを無線機10dに送信する。このとき、無線機10bは、すでに無線機10cに参入完了通知に対するACKを送信している。そこで、無線機10bのタイミング算出部16は、無線機10cが起床する時刻にあわせて、無線機10dが起床するようにオフセット値Tfを算出する。無線機10bは、無線機10dが次に起床する時刻としてオフセット値Tfとスリープ時間Tbとをあわせた時間の計測を開始する。無線機10dはACKを受信すると、オフセット値Tfが経過した後にスリープする(ステップS610)。
無線機10bは、参入完了通知を無線機10aに送信する。中継器である無線機10bは、参入完了通知によって、無線機10b自身がネットワーク21に参入するとともに、無線機10c〜dとの通信を中継することを無線機10aに通知する(ステップS611)。
無線機10aは参入完了通知を受信すると、ACKを無線機10bに送信する。無線機10bはACKを受信すると、スリープする(ステップS612)。
無線機10cは、スリープ時間Taが経過すると起床し、送信要求を無線機10bに送信する。このとき無線機10bは、ステップS608においてACKを送信してからスリープ時間Taが経過したため起床し、送信要求を受信する(ステップS613)。
無線機10bは、送信要求を受信すると、ACKを無線機10cに送信する(ステップS614)。
無線機10cは、ACKを受信すると、データを送信する。(ステップS615)。
無線機10dは、オフセット値Tfとスリープ時間Tbが経過すると起床し、送信要求を無線機10bに送信する。(ステップS616)。
無線機10bは、送信要求を受信すると、ACKを無線機10dに送信する(ステップS617)。
無線機10dは、ACKを受信すると、データを送信する。処理は終了する(ステップS618)。
なお、通信先の複数の無線機から参入完了通知で間欠周期の情報が通知された場合、最も早く次に起床する無線機にあわせてオフセットを算出するようすればよい。
したがって、本実施の形態では、タイミング算出部は、複数の通信先の装置から間欠周期の情報を通知された場合、複数のうちの1台の通信先の装置の起床時刻に基づいて、複数のうちの他の通信先の装置が間欠周期を開始する時刻を遅らせるオフセット値を算出し、無線処理部は、オフセット値を通信先の装置に送信するので、自無線通信装置が起床する回数を削減することができる。よって、自無線通信装置の消費電力を低減することができる。
10 無線機
11 アンテナ
12 無線処理部
13 信号処理部
14 宛先検出部
15 動作制御部
16 タイミング算出部
17 タイミング情報保存部
18 タイミング管理部

Claims (7)

  1. 装置の一部が、起床とスリープとを繰り返す無線通信装置であって、
    通信先の装置から通知された、前記通信先の装置の一部が間欠的に動作する間欠周期の情報に基づいて、前記通信先の装置の一部が次に起床する起床時刻を算出するタイミング算出部と、
    自装置の一部がスリープしている場合、前記起床時刻になると自装置の一部の起床を指示するタイミング管理部と、
    前記タイミング管理部からの指示により、無線信号の送受信処理を再開する無線処理部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記タイミング算出部は、複数の通信先の装置から前記間欠周期の情報を通知された場合、前記複数のうちの第1の通信先の装置の起床時刻に基づいて、前記複数のうちの第2の通信先の装置が間欠周期を開始する時刻を遅らせるオフセット値を算出し、
    前記無線処理部は、前記オフセット値を前記第2の通信先の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. メッシュネットワークを構成し、前記通信先の装置からの通信を中継することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記メッシュネットワークにおいて、前記通信先の装置からの通信を集約する親機であることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  5. 通信先の前記装置を識別する識別子と対応付けて、前記タイミング算出部から入力される、前記通信先の装置の次の起床時刻を保存するタイミング保存部と、
    前記無線処理部から入力される受信信号と前記無線処理部に出力する送信信号の信号処理を行う信号処理部と、
    通信先の前記装置から受信した無線信号の宛先情報が自装置を示す識別子と一致するか否かを検出する宛先検出部と、
    前記タイミング管理部からの指示により、前記無線処理部と前記信号処理部と前記宛先検出部とをスリープ又は起床させる動作制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記タイミング管理部は、前記オフセット値が入力されると、次に自装置がスリープする時刻から前記オフセット値が示す時間が経過した後、スリープを指示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 装置の一部が、起床とスリープとを繰り返す無線通信方法であって、
    通信先の装置から通知された、前記通信先の装置の一部が間欠的に動作する間欠周期の情報に基づいて、前記通信先の装置の一部が次に起床する起床時刻を算出するタイミング算出ステップと、
    自装置の一部がスリープしている場合、前記起床時刻になると自装置の一部の起床を指示するタイミング管理ステップと、
    前記タイミング管理ステップからの指示により、無線信号の送受信処理を再開する無線処理ステップと、
    を有する無線通信方法。
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