JPWO2016190046A1 - シートベルト装置 - Google Patents
シートベルト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2016190046A1 JPWO2016190046A1 JP2017520583A JP2017520583A JPWO2016190046A1 JP WO2016190046 A1 JPWO2016190046 A1 JP WO2016190046A1 JP 2017520583 A JP2017520583 A JP 2017520583A JP 2017520583 A JP2017520583 A JP 2017520583A JP WO2016190046 A1 JPWO2016190046 A1 JP WO2016190046A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- housing
- guide member
- introduction path
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/195—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
Abstract
Description
特許文献1及び2に記載のシートベルト装置は、上記のようなダンパについて記載するものではない。
(1) 乗員を拘束するシートベルトを緊急時に引っ張るプリテンショナーがラップアンカー部及びバックル部の少なくとも一方に設けられたシートベルト装置であって、
前記プリテンショナーは、
一端部がラップアンカーまたはバックルに直接的に、又は他の部材を介して接続されるケーブルと、
前記ケーブルを引き込み可能に収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記ケーブルを前記ハウジング内に導くケーブル導入路と、該ケーブル導入路に設置されて前記ケーブルをガイドするガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材が前記ケーブル導入路に取り付けられたとき、前記ガイド部材の少なくとも一部が弾性変形して入り込むことが可能な溝部を前記ケーブル導入路に備えることを特徴とするシートベルト装置。
(2) 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路のうち、前記ハウジングのケーブル入口付近に設置されることを特徴とする(1)に記載のシートベルト装置。
(3) 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時の衝撃を吸収するダンパであることを特徴とする(1)または(2)に記載のシートベルト装置。
(4) 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時に、当該ラップアンカーまたは前記バックルと前記ハウジングとが接触することを避けることができる保護部材であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(5) 前記溝部は、前記ケーブル導入路の壁面に形成され、且つ、前記ガイド部材の下端部近傍に相当する位置に形成されることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
(6) 前記ガイド部材は、弾性変形可能な樹脂材またはゴム材により形成されることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(7) 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路に装着される前において、円環状に形成されており、
前記ケーブル導入路は、前記ガイド部材が弾性変形して圧入可能なように形成されることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(8) 前記ケーブル導入路は、前記ハウジングが車体に取り付けられた際の車幅方向に開口する開口部を備え、
前記開口部の開口幅は、前記ガイド部材の外径よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のシートベルト装置。
また、以下の説明において、前後方向、鉛直方向、及び幅方向とは、ラップアンカー部16が車体に固定された状態での車体に対する方向を表し、例えば、前後方向とは、シリンダ24の延在方向と略一致する方向である。
また、本実施形態では、ガスジェネレータ25が装着され、ガスが通過するガス挿通路を持ったガスジェネレータ装着部がハウジング30に設けられ、ケーブル導入路31は、ガス挿通路を介して、シリンダ24と連通してもよい。また、ガスジェネレータ装着部は、ハウジング30と別体としてもよい。
例えば、上記実施形態では、ダンパ収容部32は、非円形の穴部34と開口部33とによって形成されているが、ダンパ40を圧入させ、溝部37にダンパ40の一部が入り込むように収容されるものであればよく、穴部34や開口部33の形状は変形可能であり、楕円形や開口部が狭く(角が丸い)略三角形状などであってもよい。
また、上記実施形態のケーブル導入路31は、ダンパ収容部32が非円形に形成されているが、本発明はこれに限らず、ガイド部材が弾性変形して圧入される構成であれば、円形であってもよい。
11 乗員
13 シートベルト
18 バックル部
19、19a プリテンショナー
21 ラップアンカー
23 ケーブル
30 ハウジング
31 ケーブル導入路
32 ダンパ収容部
33 開口部
37 溝部
40 ダンパ(ガイド部材)
D ダンパの外径
W 開口部の開口幅
(1) 乗員を拘束するシートベルトを緊急時に引っ張るプリテンショナーがラップアンカー部及びバックル部の少なくとも一方に設けられたシートベルト装置であって、
前記プリテンショナーは、
一端部がラップアンカーまたはバックルに直接的に、又は他の部材を介して接続されるケーブルと、
前記ケーブルを引き込み可能に収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記ケーブルを前記ハウジング内に導くケーブル導入路と、該ケーブル導入路に設置されて前記ケーブルをガイドするガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材が前記ケーブル導入路に取り付けられたとき、前記ガイド部材の少なくとも一部が弾性変形して入り込むことが可能な溝部を前記ケーブル導入路に備え、
前記ケーブルが前記ケーブル導入路に組み付けられたとき、前記ガイド部材は、当該溝部に達すると当該溝部内で広がる膨出部を形成することを特徴とするシートベルト装置。
(2) 乗員を拘束するシートベルトを緊急時に引っ張るプリテンショナーがラップアンカー部及びバックル部の少なくとも一方に設けられたシートベルト装置であって、
前記プリテンショナーは、
一端部がラップアンカーまたはバックルに直接的に、又は他の部材を介して接続されるケーブルと、
前記ケーブルを引き込み可能に収容するハウジングと、
前記ハウジングに一端部が接続され、前記ケーブルの他端側を収容するシリンダと、
を備え、
前記ハウジングは、前記ケーブルを前記ハウジング内に導くケーブル導入路と、該ケーブル導入路に設置されて前記ケーブルをガイドするガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材が前記ケーブル導入路に取り付けられたとき、前記ガイド部材の少なくとも一部が弾性変形して入り込むことが可能な溝部を前記ケーブル導入路に備え、
前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路のうち、前記ハウジングのケーブル入口付近に設置され、
前記ハウジングのケーブル入口付近には、前記シリンダ側に曲面状の面取りが施されることを特徴とするシートベルト装置。
(3) 乗員を拘束するシートベルトを緊急時に引っ張るプリテンショナーがラップアンカー部及びバックル部の少なくとも一方に設けられたシートベルト装置であって、
前記プリテンショナーは、
一端部がラップアンカーまたはバックルに直接的に、又は他の部材を介して接続されるケーブルと、
前記ケーブルを引き込み可能に収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記ケーブルを前記ハウジング内に導くケーブル導入路と、該ケーブル導入路に設置されて前記ケーブルをガイドするガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材が前記ケーブル導入路に取り付けられたとき、前記ガイド部材の少なくとも一部が弾性変形して入り込むことが可能な溝部を前記ケーブル導入路に備え、
前記ケーブル導入路は、前記ハウジングが車体に取り付けられた際の車幅方向に開口する開口部を備え、
前記開口部の開口幅は、前記ガイド部材の外径よりも小さくなるように形成されていることを特徴とするシートベルト装置。
(4) 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路のうち、前記ハウジングのケーブル入口付近に設置されることを特徴とする(1)又は(3)に記載のシートベルト装置。
(5) 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時の衝撃を吸収するダンパであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(6) 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時に、当該ラップアンカーまたは前記バックルと前記ハウジングとが接触することを避けることができる保護部材であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(7) 前記溝部は、前記ケーブル導入路の壁面に形成され、且つ、前記ガイド部材の下端部近傍に相当する位置に形成されることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(8) 前記ガイド部材は、弾性変形可能な樹脂材またはゴム材により形成されることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のシートベルト装置。
(9) 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路に装着される前において、円環状に形成されており、
前記ケーブル導入路は、前記ガイド部材が弾性変形して圧入可能なように形成されることを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のシートベルト装置。
Claims (8)
- 乗員を拘束するシートベルトを緊急時に引っ張るプリテンショナーがラップアンカー部及びバックル部の少なくとも一方に設けられたシートベルト装置であって、
前記プリテンショナーは、
一端部がラップアンカーまたはバックルに直接的に、又は他の部材を介して接続されるケーブルと、
前記ケーブルを引き込み可能に収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記ケーブルを前記ハウジング内に導くケーブル導入路と、該ケーブル導入路に設置されて前記ケーブルをガイドするガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材が前記ケーブル導入路に取り付けられたとき、前記ガイド部材の少なくとも一部が弾性変形して入り込むことが可能な溝部を前記ケーブル導入路に備えることを特徴とするシートベルト装置。 - 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路のうち、前記ハウジングのケーブル入口付近に設置されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
- 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時の衝撃を吸収するダンパであることを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置。
- 前記ガイド部材は、前記ラップアンカーまたは前記バックルの引き込み時に、当該ラップアンカーまたは前記バックルと前記ハウジングとが接触することを避けることができる保護部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
- 前記溝部は、前記ケーブル導入路の壁面に形成され、且つ、前記ガイド部材の下端部近傍に相当する位置に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
- 前記ガイド部材は、弾性変形可能な樹脂材またはゴム材により形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
- 前記ガイド部材は、前記ケーブル導入路に装着される前において、円環状に形成されており、
前記ケーブル導入路は、前記ガイド部材が弾性変形して圧入可能なように形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシートベルト装置。 - 前記ケーブル導入路は、前記ハウジングが車体に取り付けられた際の車幅方向に開口する開口部を備え、
前記開口部の開口幅は、前記ガイド部材の外径よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106040 | 2015-05-26 | ||
JP2015106040 | 2015-05-26 | ||
PCT/JP2016/063266 WO2016190046A1 (ja) | 2015-05-26 | 2016-04-27 | シートベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2016190046A1 true JPWO2016190046A1 (ja) | 2018-05-10 |
JP6420474B2 JP6420474B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=57394015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017520583A Active JP6420474B2 (ja) | 2015-05-26 | 2016-04-27 | シートベルト装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6420474B2 (ja) |
WO (1) | WO2016190046A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021100437A1 (de) | 2021-01-12 | 2022-07-14 | Autoliv Development Ab | Straffvorrichtung für eine Sicherheitsgurtkomponente |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11170564A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-06-29 | Canon Inc | チューブ接合方法 |
JP2001271980A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Piolax Inc | 導電性チューブのコネクタ |
JP2003054360A (ja) * | 2001-06-06 | 2003-02-26 | Takata Corp | シートベルト装置 |
JP2005225476A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-08-25 | Takata Corp | シートベルト装置 |
JP2008095765A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Toyox Co Ltd | ホース継手 |
JP2015091342A (ja) * | 2014-12-18 | 2015-05-14 | 三田理化工業株式会社 | シリンジ充填装置 |
-
2016
- 2016-04-27 JP JP2017520583A patent/JP6420474B2/ja active Active
- 2016-04-27 WO PCT/JP2016/063266 patent/WO2016190046A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11170564A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-06-29 | Canon Inc | チューブ接合方法 |
JP2001271980A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Piolax Inc | 導電性チューブのコネクタ |
JP2003054360A (ja) * | 2001-06-06 | 2003-02-26 | Takata Corp | シートベルト装置 |
JP2005225476A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-08-25 | Takata Corp | シートベルト装置 |
JP2008095765A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Toyox Co Ltd | ホース継手 |
JP2015091342A (ja) * | 2014-12-18 | 2015-05-14 | 三田理化工業株式会社 | シリンジ充填装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016190046A1 (ja) | 2016-12-01 |
JP6420474B2 (ja) | 2018-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102399622B1 (ko) | 차량의 사이드 에어백 장치 | |
KR102452467B1 (ko) | 차량용 에어백 | |
US8132829B2 (en) | Pretensioner | |
US6131951A (en) | Pretensioner | |
US7350734B2 (en) | Seat belt pretensioner | |
JP4664151B2 (ja) | プリテンショナ及びシートベルト装置 | |
KR102332056B1 (ko) | 사이드 에어백 장치 | |
CN100450836C (zh) | 安全带装置 | |
US7631900B2 (en) | Pre-tensioner | |
KR102651824B1 (ko) | 루프 에어백 장치 | |
JP4981614B2 (ja) | プリテンショナ及びシートベルト装置 | |
JP5294444B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2019064548A (ja) | 車両用シートベルト装置 | |
JP6420474B2 (ja) | シートベルト装置 | |
JP2016193657A (ja) | バックル装置及びバックル装置を備えたシートベルト装置 | |
KR102298873B1 (ko) | 차량의 안전벨트용 프리텐셔너 | |
KR101788184B1 (ko) | 프리텐셔너 및 이를 갖춘 안전벨트장치 | |
JP2007238030A (ja) | シートベルト装置 | |
US8960724B2 (en) | Controlled pressure release for seatbelt pretensioning devices | |
KR101382446B1 (ko) | 차량의 프리텐셔너 | |
JP5399183B2 (ja) | プリテンショナ | |
KR102585755B1 (ko) | 차량용 시트 벨트 안전 장치 | |
JP5027033B2 (ja) | プリローダ | |
KR101321089B1 (ko) | 시트 벨트 고정 장치 | |
KR101518955B1 (ko) | 차량용 리트랙터 프리텐셔너 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6420474 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |