JPWO2016171095A1 - 油水分離装置 - Google Patents
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Abstract
燃料等の油に含まれる水分及びスラッジを沈殿させて分離することができる。中心軸が鉛直方向に略平行に設けられる有底筒状のケース本体には、ケース本体の開口部を覆う蓋であって、濾過前の油をケース本体の内部に導く筒状の流入部と、濾過後の油をケース本体から外部に流出させる筒状の流出部と、を有する蓋が設けられる。ケース本体の内部には、ケース本体の高さより低く、下端部が覆われ、中空部が流出部と連通するように上端部が蓋に液密に設けられるフィルタエレメントと、ケース本体の高さより低く、フィルタエレメントの外周面を覆う略筒状の内部ケースと、が設けられる。濾過前の油は、流入部から内部ケースとケース本体との間に流入して下方に移動し、濾過前の油に含まれる水分及びスラッジは、フィルタエレメント及び内部ケースの鉛直方向下方に形成された貯留部に沈殿する。
Description
本発明は、油水分離装置に関する。
特許文献1には、ケーシング内に流入した燃料が空間を上から下に向かって流れ、分離貯留室において燃料中の水分が自重により分離されて貯留され、フィルタエレメントに水分の含まれていない燃料が導かれるフィルタ装置が開示されている。
建設機械等に用いられるバイオ燃料や粗悪な燃料等に水が混入すると、スラッジが発生する場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、濾過対象の燃料にスラッジが含まれている場合には、スラッジがフィルタに付着することでフィルタが短時間で目詰まりを起こし、フィルタ装置の寿命が短くなるおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、燃料等の油に含まれる水分及びスラッジを沈殿させて分離することができる油水分離装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る油水分離装置は、例えば、中心軸が鉛直方向と略平行に設けられる略有底筒状のケース本体と、前記ケース本体の開口部を覆う蓋であって、濾過前の油を前記ケース本体の内部に導く流入部と、濾過後の油を前記ケース本体から外部に流出させる流出部と、を有する蓋と、前記ケース本体の高さより低く、前記ケース本体の内部に、中心軸が鉛直方向と略平行に設けられる略筒状の濾材を有し、下端部が覆われ、中空部が前記流出部と連通するように上端部が前記蓋に液密に設けられるフィルタエレメントと、前記ケース本体の高さより低く、前記フィルタエレメントの外周面を覆うように前記ケース本体の内部に設けられる略筒状の内部ケースと、を備え、前記流入部は、中心軸が前記ケース本体の中心軸と直交するように設けられ、前記流出部は、中心軸が前記ケース本体の中心軸に沿って設けられ、前記ケース本体の内部には、前記フィルタエレメント及び前記内部ケースの鉛直方向下方に、貯留部となる空間が形成され、前記濾過前の油は、前記流入部から前記内部ケースと前記ケース本体との間に流入して下方に移動し、前記濾過前の油に含まれる水分及びスラッジは、前記貯留部に沈殿することを特徴とする。
本発明によれば、濾過前の油は、中心軸がケース本体の中心軸と直交するように蓋に形成された流入部から内部ケースとケース本体との間に流入し、重力により下方に移動する。そして、濾過前の油に含まれる水分及びスラッジは、油より重いため、重力により、フィルタエレメント及び内部ケースの鉛直方向下方に位置する貯留部に沈殿する。これにより、油に含まれる水分及びスラッジを沈殿させて分離することができる。
ここで、前記流入部は、前記蓋の周縁近傍に設けられ、前記流入部の中心軸は、前記蓋の前記流入部が設けられる位置における法線方向と略一致してもよい。したがって、ケース本体と内部ケースとの間の空間に流入した濾過前の油は、ケース本体の内周面及び内部ケースの外周面に沿って旋回しながら、重力により鉛直下向き(−z方向)に移動する(サイクロン)。これにより、油に含まれる水分及びスラッジを遠心力と重力とにより分離することができる。
ここで、前記フィルタエレメントは、略円筒形状の第1の濾材と、前記第1の濾材の内側に設けられ、前記第1の濾材を通過した油に含まれる水分を捕集する略円筒形状の第2の濾材と、を有してもよい。これにより、貯留部に沈殿しなかった水分を捕集することができる。
ここで、略円筒形状の第2のフィルタエレメントを備え、前記内部ケースは、中空部を有する円筒部が下端面に形成され、前記第2のフィルタエレメントは、中空部が前記円筒部の中空部と連通するように、上端部が前記円筒部に液密に設けられ、前記フィルタエレメントと前記第2のフィルタエレメントとは、前記ケース本体の内部に鉛直方向に並べて設けられてもよい。これにより、セジメンタの機能であるスラッジ分離機能と、燃料フィルタの油水分離機能とを一体とすることができる。
本発明によれば、油に含まれる水分及びスラッジを沈殿させて分離することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の油水分離装置に係るセジメンタ1の概略を示す正面図である。図2は、セジメンタ1の平面図である。図3は、セジメンタ1の概略を示す要部断面図である。セジメンタ1は、燃料等の液体に含まれる水分及びスラッジ等を除去するものである。なお、図3においては、説明のため、断面を示すハッチング表示を一部省略している。
セジメンタ1は、主として、ケース本体10と、ヘッド20と、フィルタエレメント30と、内部ケース40と、を有する。
ケース本体10は、例えば透明な樹脂を用いて形成された有底筒状の部材である。本実施の形態では、ケース本体10は略有底円筒形状である。ケース本体10は、中心軸A1が鉛直方向(z方向)と略平行に設けられる。
ケース本体10の底面(−z側の面)には、ドレンプラグ11が設けられる。ドレンプラグ11を抜くと、ケース本体10に沈殿した水分及びスラッジ(後に詳述)が外部に排出される。ケース本体10の内部には、フロート12が封入される。フロート12は、比重が水より小さく、油より大きい材料で、水面に浮かぶように形成される。
また、ケース本体10の上側(+z側)には、ヘッド20が取り付けられる。ヘッド20は、ケース本体の開口部を覆う部材であり、金属又は樹脂で形成される。ヘッド20は、全体として略円板形状であり、その中心はケース本体10の中心軸A1と同一である。
ヘッド20には、濾過される前の燃料Fをセジメンタ1に導く流入路20a(図2参照)と、セジメンタ1で濾過された後の燃料Fをセジメンタ1外部に排出する流出路20b(図3参照)と、が形成される。
流入路20aは、筒状であり、流入路20aの中心軸A2は、ケース本体10の中心軸A1と直交する方向であるx方向に沿って設けられる。流入路20aは、ヘッド20の周縁近傍に形成されるため、中心軸A2は、ヘッド20の流入路20aが設けられる位置Bにおける法線方向と略一致する。これにより、流入路20aからケース本体10の内部に導かれた燃料Fは、ケース本体10の内周面に沿って流れる。
流出路20bは、中心軸がケース本体10の中心軸A1と同一である。すなわち、流出路20bは、ヘッド20の中央に設けられる。ただし、流出路20bの中心軸は、中心軸A1に沿って設けられていればよく、中心軸A1と同一でなくてもよい。
ヘッド20の外周面には、雄ねじ20cが形成される。雄ねじ20cは、リング部材21の内周面に形成された雌ねじ21aと螺合される。ケース本体10とヘッド20との間には、ガスケット22が設けられる。リング部材21の雌ねじ21aを雄ねじ20cに締め付けることで、セジメンタ1内部が密封され、ケース本体10とヘッド20との間から液体が漏れないようにシールされる。
フィルタエレメント30は、主として、濾材31と、内筒32と、を有する。濾材31は、ケース本体10に導かれた燃料Fを濾過する部材であり、板状の材料をひだ折りして(プリーツ状にして)略円筒形状にすることにより形成される。濾材31は、燃料F中の水分を分離し、ダストを捕獲する。セジメンタ1の使用状態において、濾材31の中心軸は、鉛直方向に略沿って設けられる。ここでは、濾材31の中心軸は、ケース本体10の中心軸A1と同一である。
濾材31の内周に沿って、内筒32が設けられる。内筒32は、例えば金属製であり、略円筒形状である。内筒32には、複数の貫通孔(図示せず)が形成される。内筒32の中心軸は、濾材31の中心軸と同じである。
フィルタエレメント30の上端部には、濾材31及び内筒32の上端面を覆うプレート34が設けられる。プレート34の略中央には円筒部34aが形成されている。円筒部34aの内周面は、流出路20bが中央に形成された円筒部20fの外周面に嵌合される。これにより、ヘッド20がケース本体10の開口部に取り付けられたときに、フィルタエレメント30がケース本体10の内部に設けられる。円筒部34aの内周面と円筒部20fの外周面との間にはガスケット33が設けられ、これにより円筒部34aの内周面と円筒部20fの外周面との間から液体が漏れないようにシールされ、フィルタエレメント30がヘッド20に液密に設けられる。
フィルタエレメント30の高さ(z方向の長さ)は、ケース本体10の高さより低く、例えばケース本体10の高さの2/3程度又はそれ以下である。これにより、ケース本体10の内部には、フィルタエレメント30の鉛直方向下方に、濾過前の燃料Fに含まれる水分及びスラッジ(燃料Fより重い)が沈殿して貯留される貯留部10aとなる空間が形成される。
内部ケース40は、略円筒形状の部材であり、ケース本体10の高さより低い。内部ケース40は、フィルタエレメント30の外側かつ前記ケース本体の内側に、フィルタエレメント30の外周面を覆うように設けられる。内部ケース40の中心軸は、ケース本体10の中心軸A1と同一である。ケース本体10の貯留部10aには対向して2個のリブ10bが形成されている。したがって、リブ10bの上端面と、ヘッド20の凹部20dとで内部ケース40を挟持することで、内部ケース40がケース本体10の内部に設けられる。また、内部ケース40には、フィルタエレメント30が落下しないように内側に向けて突起40aが形成される。
図3において、燃料Fの流れを太矢印で示す。燃料タンク(図示せず)からセジメンタ1に導かれる燃料Fは、濾過される前の状態である。燃料Fは、流入路20aを通って、ケース本体10の内部、ここではケース本体10と内部ケース40との間の空間に流入する。
流入路20aは、ヘッド20の周縁近傍に、その中心軸A2が位置Bにおける法線方向と略一致するように形成されるため、ケース本体10の内部、すなわちケース本体10と内部ケース40との間の空間に流入した燃料Fは、ケース本体10の内周面及び内部ケース40の外周面に沿って旋回しながら、重力により鉛直下向き(−z方向)に移動する(サイクロン)。そのため、遠心力と重力とにより、燃料F中の水分とスラッジとが燃料Fから分離される。
水分及びスラッジは、燃料Fの主成分である油より重い。したがって、分離された水分及びスラッジは、自重により、貯留部10aに沈殿する。
その後、燃料Fは、内部ケース40の下端部の開口を通過して上方(+z方向)へ移動する。フィルタエレメント30の下端部はプレート35により覆われているため、上方へ移動した燃料Fは、フィルタエレメント30の外周面から内側に向かって流れ、濾材31で濾過される。貯留部10aに沈殿しなかったスラッジは、濾材31で捕集される。
濾材31で濾過された燃料Fは、内筒32の内側に流入し、流出路20bを通ってセジメンタ1から流出する。セジメンタ1から流出した燃料Fは、燃料フィルタ(図示せず)に導かれる。
本実施の形態では、水分だけでなく、スラッジをも貯留部10aに沈殿させることができる。すなわち、通常のセジメンタの機能である水分を分離する能力に加え、スラッジ分離機能をセジメンタに付加することができる。
また、スラッジが貯留部10aに沈殿するため、燃料Fに含まれる全てのスラッジが濾材31で捕集されない。したがって、濾材31の負担を軽減(目詰まりしにくい)し、濾材31の寿命を長くすることができる。
なお、本実施の形態では、フィルタエレメント30の外側に内部ケース40が設けられたが、内部ケース40は必須ではない。内部ケース40があることにより、スラッジ分離能力が向上するが、油水分離能力は低下する。したがって、求める性能に応じて、内部ケース40の有無を決めればよい。
また、本実施の形態では、流入路20aがヘッド20の周縁近傍に形成されるが、流入路20aの位置はこれに限られない。以下、セジメンタ2について説明するが、セジメンタ1と同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図4は、変形例に係るセジメンタ2の概略を示す平面図である。図5は、セジメンタ2の概略を示す要部断面図である。図6は、セジメンタ2の概略を部分的に示す斜視図であり、要部を透視した図である。なお、図5においては、説明のため、断面を示すハッチング表示を一部省略している。
ヘッド20Aには、流入路20eが設けられる。流入路20eは、筒状の部材であり、流入路20eの中心軸A3は、ケース本体10の中心軸A1と直交する方向であるx方向に沿って設けられる。流入路20eは、流入路20eを延長したときにケース本体10の中心軸A1を含む位置に設けられる。
内部ケース41は、主として、略円筒形状の円筒部41aと、略円錐台形状の底部41bと、を有する。底部41bは、円筒部41aの底面側の開口部を覆うように、円筒部41aに一体形成される。底部41bの略中央には、内部ケース41の下端部の開口である孔41cが形成される。
底部41bは、上側(+z側)に凸となるように設けられる。底部41bの下端面は、リブ10bと当接する。したがって、リブ10bの上端面と、ヘッド20の凹部20gとで内部ケース41を挟持することで、内部ケース41がケース本体10の内部に設けられる。
図5、6において、燃料Fの流れを太矢印で示す。燃料Fは、流入路20aを通って、ケース本体10と内部ケース41との間の空間に流入する。流入路20eは、中心軸A1と交差する位置に設けられるため、流入路20aからケース本体10の内部に導かれた燃料Fは、旋回せず、重力によって落下する。落下した燃料Fは、底部41bとケース本体10との間から貯留部10aに移動する。そして、水分及びスラッジは、自重により貯留部10aに沈殿する。
その後、燃料Fは、内部ケース41の孔41cを通過して上方(+z方向)へ移動する。上方へ移動した燃料Fは、フィルタエレメント30の外周面から内側に向かって流れ、濾材31で濾過され、内筒32の内側に流入し、流出路20bを通ってセジメンタ1から流出する。
本変形例によれば、渦流を発生させる場合と比べて水分とスラッジとを燃料Fから分離させる能力は低いが、重力によって燃料F中の水分とスラッジとを燃料Fから分離させることができる。
なお、本変形例のセジメンタ2は、内部ケース41を備えるが、内部ケース41のかわりに内部ケース40を用いてもよい。また、セジメンタ1は、内部ケース40を備えるが、内部ケース40のかわりに内部ケース41を用いてもよい。
<第2の実施の形態>
図7は、本発明の油水分離装置に係る燃料フィルタ3の概略を示す平面図である。図8は、燃料フィルタ3の概略を示す要部断面図である。図9は、燃料フィルタ3の概略を部分的に示す斜視図であり、要部を透視した図である。図10は、燃料フィルタ3の分解斜視図である。なお、図8においては、説明のため、断面を示すハッチング表示を一部省略している。以下、燃料フィルタ3について説明するが、セジメンタ1、2と同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、本発明の油水分離装置に係る燃料フィルタ3の概略を示す平面図である。図8は、燃料フィルタ3の概略を示す要部断面図である。図9は、燃料フィルタ3の概略を部分的に示す斜視図であり、要部を透視した図である。図10は、燃料フィルタ3の分解斜視図である。なお、図8においては、説明のため、断面を示すハッチング表示を一部省略している。以下、燃料フィルタ3について説明するが、セジメンタ1、2と同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
燃料フィルタ3は、主として、ケース本体10A、ヘッド20Aと、フィルタエレメント70と、フィルタエレメント50と、内部ケース60と、を有する。なお、ケース本体10Aとケース本体10とは、高さ及び部分的な形状のみが異なり、その他は同一である。
フィルタエレメント50は、フィルタエレメント70によりスラッジが除去された燃料Fを濾過するものであり、濾材が一重若しくは二重に設けられたエレメントである。フィルタエレメント50は、主として、塵埃を除去する外側の濾材51と、水分を除去する内側の濾材52と、それぞれの濾材51、52に設けられた内筒53、54と、内側の濾材で除去された水分を下方(−z方向)へ落下させる筒部材55と、を有する。
濾材51、52は、ケース本体10Aに導かれた燃料Fを濾過する部材であり、板状の材料をひだ折りして(プリーツ状にして)略円筒形状にすることにより形成される。
フィルタエレメント50の上端部には、濾材51、52及び内筒53、54の上端面を覆うプレート56が設けられる。プレート56の略中央には円筒部56aが形成されている。円筒部56aの内周面は、流出路20bが中央に形成された円筒部20fの外周面に嵌合される。これにより、ヘッド20Aがケース本体10Aの開口部に取り付けられたときに、フィルタエレメント50がケース本体10A内部に設けられる。また、ガスケット33により円筒部56aの内周面と円筒部20fの外周面との間から液体が漏れないようにシールされることで、フィルタエレメント50がヘッド20に液密に設けられる。
内部ケース60は、略円筒形状の部材であり、フィルタエレメント50を覆うように設けられる。内部ケース60の中心軸は、鉛直方向と略平行、例えばケース本体10Aの中心軸A1と同一である。内部ケース60の下端には、筒部60aが形成される。
フィルタエレメント70は、内部ケース60の下端に設けられる。筒部60aには、フィルタエレメント70の上端面を覆うプレート71の略中央に形成された円筒部71aの内周面が嵌合される。円筒部34aの内周面と筒部60aの外周面との間は、ガスケット36によりシールされる。これにより、フィルタエレメント70が内部ケース60に液密に設けられる。フィルタエレメント70の構成は、フィルタエレメント30と略同一であるため、説明を省略する。
フィルタエレメント70とフィルタエレメント50とは、ケース本体10Aの内部に、鉛直方向に並べて設けられる。例えば燃料フィルタ3では、フィルタエレメント70の上側(+z側)にフィルタエレメント50が設けられる。
ケース本体10Aの内部には、フィルタエレメント70の鉛直方向下方に、貯留部10aとなる空間が形成される。貯留部10aに設けられたリブ10bの上端面には、フィルタエレメント70が当接する。したがって、内部ケース60及びフィルタエレメント70は、ヘッド20Aの凹部20gとリブ10bの上端面とにより挟持される。
図8、9において、燃料Fの流れを太矢印で示す。燃料タンク(図示せず)から燃料フィルタ3に導かれる燃料Fは、濾過される前の状態である。燃料Fは、流入路20eを通って、ケース本体10Aの内部、ここではケース本体10Aと内部ケース60との間の空間に流入する。
ケース本体10Aと内部ケース60との間の空間に流入した燃料Fは、重力により鉛直下向き(−z方向)に移動する。フィルタエレメント70の外側において、燃料F中の水分Wとスラッジとが燃料Fから分離され、水分Wとスラッジとが分離された燃料Fがフィルタエレメント70を外周面から内側に向かって流れる。
水分W及びスラッジは、燃料Fの主成分である油より重い。したがって、分離された水分W及びスラッジは、自重により、ケース本体10Aとフィルタエレメント70との間の空間や、リブ10bとリブ10bとの間の空間を通って、ケース本体10Aの貯留部10aに沈殿する(図8、9の2点鎖線参照)。なお、貯留部10aに沈殿しなかったスラッジは、燃料Fがフィルタエレメント70を通過するときにフィルタエレメント70で捕集される。
フィルタエレメント70で濾過された燃料Fは、内部ケース60の内側を通ってフィルタエレメント50の外周に供給される。フィルタエレメント50の下端部はプレート57、58により覆われているため、上方へ移動した燃料Fは、濾材51、52の外周面から内側に向かって流れる。フィルタエレメント50で濾過された燃料Fは、流出路20bを通って燃料フィルタ3から流出する。燃料フィルタ3から流出した燃料Fは、エンジン(図示せず)に導かれる。
また、貯留部10aに沈殿しなかった水分Wは、フィルタエレメント50の内側の濾材52で捕集される。この水分Wは、自重により、筒部材55の内部を通って、ケース本体10Aの貯留部10aに沈殿する(図5太破線参照)。
本実施の形態によれば、セジメンタの機能であるスラッジ分離機能と、燃料フィルタの油水分離機能とを一体とすることができる。
なお、セジメンタ1、2は、フィルタエレメント30を備えるが、フィルタエレメント30のかわりにフィルタエレメント50を備えてもよい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。当業者であれば、実施形態の各要素を、適宜、変更、追加、変換等することが可能である。
また、本発明において、「略」とは、厳密に同一である場合のみでなく、同一性を失わない程度の誤差や変形を含む概念である。例えば、「略平行」とは、厳密に平行の場合には限られず、例えば数度程度の誤差を含む概念である。また、例えば、単に平行、直交、一致等と表現する場合において、厳密に平行、直交、一致等の場合のみでなく、略平行、略直交、略一致等の場合を含むものとする。また、例えば、「鉛直方向に略沿って設けられる」とは、鉛直方向に沿う場合と、鉛直方向と数度程度の誤差を含む方向に沿う場合とを含む概念である。
また、本発明において「近傍」とは、基準となる位置の近くのある範囲(任意に定めることができる)の領域を含むことを意味する。例えば、上端近傍という場合に、上端の近くのある範囲の領域であって、上端を含んでもいても含んでいなくてもよいことを示す概念である。
1、2 :セジメンタ
3 :燃料フィルタ
10、10A :ケース本体
10a :貯留部
10b :リブ
11 :ドレンプラグ
12 :フロート
20、20A :ヘッド
20a :流入路
20b :流出路
20c :雄ねじ
20d、20g:凹部
20e :流入路
21 :リング部材
21a :雌ねじ
22 :ガスケット
30 :フィルタエレメント
31 :濾材
32 :内筒
33、36 :ガスケット
34、35 :プレート
40 :内部ケース
40a :突起
50 :フィルタエレメント
51、52 :濾材
53、54 :内筒
55 :筒部材
60 :内部ケース
60a :筒部
70 :フィルタエレメント
3 :燃料フィルタ
10、10A :ケース本体
10a :貯留部
10b :リブ
11 :ドレンプラグ
12 :フロート
20、20A :ヘッド
20a :流入路
20b :流出路
20c :雄ねじ
20d、20g:凹部
20e :流入路
21 :リング部材
21a :雌ねじ
22 :ガスケット
30 :フィルタエレメント
31 :濾材
32 :内筒
33、36 :ガスケット
34、35 :プレート
40 :内部ケース
40a :突起
50 :フィルタエレメント
51、52 :濾材
53、54 :内筒
55 :筒部材
60 :内部ケース
60a :筒部
70 :フィルタエレメント
Claims (4)
- 中心軸が鉛直方向と略平行に設けられる略有底筒状のケース本体と、
前記ケース本体の開口部を覆う蓋であって、濾過前の油を前記ケース本体の内部に導く流入部と、濾過後の油を前記ケース本体から外部に流出させる流出部と、を有する蓋と、
前記ケース本体の高さより低く、前記ケース本体の内部に、中心軸が鉛直方向と略平行に設けられる略筒状の濾材を有し、下端部が覆われ、中空部が前記流出部と連通するように上端部が前記蓋に液密に設けられるフィルタエレメントと、
前記ケース本体の高さより低く、前記フィルタエレメントの外周面を覆うように前記ケース本体の内部に設けられる略筒状の内部ケースと、
を備え、
前記流入部は、中心軸が前記ケース本体の中心軸と直交するように設けられ、
前記流出部は、中心軸が前記ケース本体の中心軸に沿って設けられ、
前記ケース本体の内部には、前記フィルタエレメント及び前記内部ケースの鉛直方向下方に、貯留部となる空間が形成され、
前記濾過前の油は、前記流入部から前記内部ケースと前記ケース本体との間に流入して下方に移動し、
前記濾過前の油に含まれる水分及びスラッジは、前記貯留部に沈殿する
ことを特徴とする油水分離装置。 - 請求項1に記載の油水分離装置であって、
前記流入部は、前記蓋の周縁近傍に設けられ、
前記流入部の中心軸は、前記蓋の前記流入部が設けられる位置における法線方向と略一致する
ことを特徴とする油水分離装置。 - 請求項1又は2に記載の油水分離装置であって、
前記フィルタエレメントは、略円筒形状の第1の濾材と、前記第1の濾材の内側に設けられ、前記第1の濾材を通過した油に含まれる水分を捕集する略円筒形状の第2の濾材と、を有する
ことを特徴とする油水分離装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の油水分離装置であって、
略円筒形状の第2のフィルタエレメントを備え、
前記内部ケースは、中空部を有する円筒部が下端面に形成され、
前記第2のフィルタエレメントは、中空部が前記円筒部の中空部と連通するように、上端部が前記円筒部に液密に設けられ、
前記フィルタエレメントと前記第2のフィルタエレメントとは、前記ケース本体の内部に鉛直方向に並べて設けられる
ことを特徴とする油水分離装置。
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CN110560274A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-12-13 | 东营华亚国联航空燃料有限公司 | 一种航空用燃料量计的分离器装置 |
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CN110560274A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-12-13 | 东营华亚国联航空燃料有限公司 | 一种航空用燃料量计的分离器装置 |
CN110560274B (zh) * | 2019-08-28 | 2020-04-17 | 东营华亚国联航空燃料有限公司 | 一种航空用燃料量计的分离器装置 |
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