JPWO2016157852A1 - 外科用ケーブルの締結器及びその製造方法 - Google Patents

外科用ケーブルの締結器及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

締結器の本体部の貫通孔に挿通して本体部にかしめ固定された外科用ケーブルが本体部に対して滑り変位することを防止することができる締結器を提供する。締結器(10)の本体部(12)の貫通孔(18A、18B)の内面に、外科用ケーブルの滑り止めのための凹凸(雌ねじ19)を形成する。締結器(10)の本体部(12)にかしめ固定された外科用ケーブルは、凹凸と外科用ケーブルの外周面との間に生じる摩擦力によって、貫通孔(18)の軸方向、すなわち本体部(12)に対する滑り変位を拘束される。したがって、締結器(10)の本体部(12)に外科用ケーブルを強固に固定することが可能となる。

Description

本発明は、外科用ケーブルの締結器に関し、より詳細には、外科用ケーブルを使用する方式の内固定手術において、外科用ケーブルの両端部を互いに締結するための締結器及びその製造方法に関する。
骨折の外科的治療方法として、金属製のピン、スクリュー、プレート、ロッド、ワイヤ、ケーブル等の固定具を使用して、骨折部を体内で直接固定する内固定手術が知られている。内固定手術の手法の1つとして、外科用ケーブル(体内固定用ケーブル)を骨折部に巻き付けて緊張した後、締結器を使用して外科用ケーブルの両端部を互いに締結して骨折部を固定する方法がある。締結器の本体部には貫通孔が形成されており、貫通孔に外科用ケーブルの両端部を通した後、本体部をかしめ変形(塑性変形)させて貫通孔を潰すことにより、本体部に外科用ケーブルをかしめ固定する。
このような締結器としては、例えば、本願出願人による特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、外科用ケーブルを固定するためのケーブル固定孔が形成された頭部と、骨に刺入される刺入部とを有するスリーブが記載されている。
特許第3738183号
外科用ケーブルの締結器は、体内に埋入される異物であり、生体組織を刺激して炎症、疼痛、出血等の症状を引き起こす虞があるため、できるだけ小型化することが望ましい。しかし、締結器を小型化すると、締結器に形成された貫通孔の長さも短くなるため、貫通孔に挿通してかしめ固定された外科用ケーブルの外周面と締結器の貫通孔の内面との間の摩擦力が不足し、外科用ケーブルが貫通孔の軸方向に滑り変位する虞がある。外科用ケーブルが貫通孔の軸方向に、すなわち締結器に対して滑り変位すると、骨折部等に巻き付けられた外科用ケーブルが緩んで緊張力が低下するため、骨折部等の固定力が低下する。
また、締結器を小型化しない場合でも、外科用ケーブルの素材や、外科用ケーブルを構成する素線の本数等に起因して外科用ケーブルの外周面が滑り易い場合は、締結器を小型化した場合と同様に、締結器の本体部の貫通孔に挿通してかしめ固定された外科用ケーブルの外周面と締結器の貫通孔の内面との間の摩擦力が不足して、外科用ケーブルが締結器に対して滑り変位する虞が生じる。
本発明は、上記の問題点を鑑み、締結器の本体部の貫通孔に挿通してかしめ固定された外科用ケーブルが締結器に対して滑り変位することを防止できる締結器及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、外科用ケーブルの両端部を互いに締結するための締結器(10)であって、前記外科用ケーブルを挿通可能な貫通孔(18)が形成され、かつ前記貫通孔に挿通された前記外科用ケーブルを固定するべくかしめ変形可能な本体部(12)を含み、前記本体部の前記貫通孔の内面に、前記外科用ケーブルの滑り止めのための凹凸(19)が形成されていることを特徴とする。
この態様によれば、締結器の本体部にかしめ固定された外科用ケーブルの、貫通孔の軸方向の滑り変位、すなわち締結器に対する滑り変位を、貫通孔の内面に形成された凹凸と外科用ケーブルの外周面との間に生じる摩擦力によって拘束することができる。したがって、締結器の本体部に外科用ケーブルを強固に固定することが可能となる。
前記貫通孔(18)は、略平行に2つ形成することが好ましい。この態様によれば、一方の貫通孔(18A)において外科用ケーブルの一方の端部が固定され、他方の貫通孔(18B)において外科用ケーブルの他方の端部が固定されるので、1つの貫通孔において外科用ケーブルの両端部が固定される場合と比べて、外科用ケーブルをより確実に固定することができる。すなわち、貫通孔が1つだけの場合と比べて、外科用ケーブルをより強固に固定することができる。また、各貫通孔に、外科用ケーブルの各端部がそれぞれ挿通されるので、内固定手術時の外科用ケーブルの挿通作業及び締結作業が容易になる。
前記貫通孔の前記内面に形成された前記凹凸は、貫通孔(18)の軸方向に沿って螺旋状に形成された雌ねじ(19)であることが好ましい。この態様によれば、前記凹凸を簡便な方法で容易に実現することができる。また、このように形成された雌ねじは、貫通孔の軸方向に対して交差する方向に延びているので、外科用ケーブルの、貫通孔の軸方向の滑り変位を効果的に拘束することができる。
前記貫通孔の前記内面に形成された前記凹凸は、貫通孔(18)の軸方向に沿って右回りの螺旋状に形成された雌ねじ溝を有する右回り雌ねじ部(19R)と、貫通孔の軸方向に沿って左回りの螺旋状に形成された雌ねじ溝を有する左回り雌ねじ部(19L)とを含むことが好ましい。この態様によれば、凹凸を構成する突条(19a)を、貫通孔の軸方向に直交するように延在させ、外科用ケーブルの、貫通孔の軸方向の滑り変位を効果的に拘束することができる。
前記雌ねじのねじ山の頂が平坦状であることが好ましい。この態様によれば、ねじ山の先端部分が尖っていないので、貫通孔に挿通された外科用ケーブルの外周面を雌ねじのねじ山によって傷つける虞がない。
本発明による外科用ケーブルの締結器(10)は、前記本体部(12)の底面に突設された刺入部(14)をさらに含むことができる。この態様によれば、本発明の締結器をピン・ケーブル方式の内固定手術に使用することができる。
また、本発明による外科用ケーブルの締結器(10)は、前記本体部(12)の上面に突設されたグリップ部(16)をさらに含むことができる。この態様によれば、グリップ部を鉗子や把持具等で把持することにより、内固定手術の際の様々な作業、例えば、刺入部を骨に刺入する作業、本体部の貫通孔に外科用ケーブルを通す作業、または本体部に外科用ケーブルをかしめ固定する作業等を容易にかつ作業性よく行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様は、外科用ケーブルの両端部を互いに締結するための締結器(10)の製造方法であって、前記外科用ケーブルを固定するための本体部(12)をかしめ変形可能にすべく、前記本体部に前記外科用ケーブルを挿通可能な貫通孔(18)を形成する工程と、前記貫通孔の内面に、前記外科用ケーブルの滑り止めのための凹凸(19)を形成する工程とを含むことを特徴とする。
この態様によれば、本体部にかしめ固定された外科用ケーブルの、貫通孔の軸方向の滑り変位、すなわち締結器に対する滑り変位を、貫通孔の内面に形成された凹凸と外科用ケーブルの外周面との間に生じる摩擦力によって拘束できる締結器を容易に製造することができる。
前記凹凸(19)を形成する工程では、タップを使用して前記貫通孔(18)の内面に雌ねじ(19)を形成することが好ましい。この態様によれば、貫通孔の内面に雌ねじを簡単かつ容易に形成することができる。
或いは、前記凹凸(19)を形成する工程は、第1のタップを使用して前記貫通孔(18)の軸方向に沿って右回りの螺旋状を呈する雌ねじ溝を形成する工程と、第2のタップを使用して前記貫通孔の軸方向に沿って左回りの螺旋状を呈する雌ねじ溝を形成する工程とを含むことが好ましい。この態様によれば、凹凸を構成する凸部を、貫通孔の軸方向に直交するように延在させることができる。これにより、外科用ケーブルの、貫通孔の軸方向の滑り変位を効果的に拘束できる締結器を容易に製造することができる。
本発明による外科用ケーブルの締結器によれば、本体部の貫通孔の内面に凹凸が形成されていることにより、本体部の貫通孔に挿通してかしめ固定された外科用ケーブルが、本体部に対して滑り変位することを防止することができる。その結果、内固定手術において骨折部等に巻き付けられた外科用ケーブルの緊張力を安定的に維持することができる。また、本発明による外科用ケーブルの締結器の製造方法によれば、上記構成の締結器を容易に製造することができる。
本発明による外科用ケーブルの締結器の全体斜視図。 図1の要部拡大斜視図。 図2のIII−III線断面図であり、(A)は一条ねじ型の雌ねじ、(B)は二条ねじ型の雌ねじ、(C)はねじ山が台形状の雌ねじ、(D)は片刃鋸歯状の雌ねじを示す。 一条の両回りの雌ねじが形成された場合の(A)貫通孔の縦断面図、(B)貫通孔の水平断面図、(C)貫通孔の展開図、(D)本体部の正面図 二条の両回りの雌ねじが形成された場合の(A)貫通孔の縦断面図、(B)貫通孔の水平断面図、(C)貫通孔の展開図、(D)本体部の正面図 本発明による外科用ケーブルの締結器を外科用ケーブルと共に使用して、ヒトの骨折した膝関節部を内固定手術した例を示す図。 本発明による外科用ケーブルの締結器の変形例を示す図であり、締結器が本体部だけを備えて構成された例を示す。 本発明による外科用ケーブルの締結器の変形例を示す図であり、2つの貫通孔を8の字状に形成した例を示す。
以下、本発明による外科用ケーブルの締結器(以降、単に「締結器」と称する)の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の締結器10は、外科用ケーブル20(図6参照)を挿通可能な2つの貫通孔18A、18Bが形成された本体部12と、本体部12の底面に垂直に突設されたピン状の刺入部14と、本体部12の上面に垂直に突設された棒状のグリップ部16とを備えて構成されている。刺入部14とグリップ部16は、本体部12を挟んで同一直線上に延在するように設けられている。
締結器10は、例えばステンレス鋼やチタン合金等の生体適合性が高い材料から作製される。例えば、医療器具に一般的に使用されるISO規格5832−1のサージカルステンレスを用いるとよい。この締結器10は、外科用ケーブル20(体内固定用ケーブル)と共に、骨折部を体内で直接固定する内固定手術に使用される。なお、本発明の締結器10は、骨折部の内固定手術以外にも様々な用途に適用可能であり、例えば、生体組織または外科用器具等の固定に用いてもよい。
外科用ケーブル20は、例えばステンレス鋼や高分子材料等の生体適合性が高い材料からなる素線を複数本撚り合わせて構成した、可撓性を有するものが用いられる。なお、外科用ケーブル20としては、撚り線のものに限らず、例えばピアノ線や軟鋼線等の単線のものであってもよい。また、外科用ケーブル20は、締結器10の本体部12をかしめ変形させたときに、本体部12の貫通孔18の内面に密着してかしめ固定されるように、本体部12の左右両側方向(すなわち、貫通孔18の径方向)から圧力を加えたときに塑性変形するものであることが好ましい。
締結器10の本体部12は、外科用ケーブル20の両端部を互いに締結するべく、外科用ケーブル20の両端部を固定するための部分である。本体部12は、略直方体状に形成されており、底面及び上面は略矩形状に形成されている。本体部12の形状は特に限定されるものではないが、内固定手術の際に鉗子等で把持し易いように、左右両側面が平坦な矩形状に形成されていることが望ましい。また、生体組織への刺激を避けるために、本体部12の角は適宜面取りされることが好ましい。
本体部12は、外科用ケーブル20を挿通可能な2つの貫通孔18A、18B(以降、総称するときは、単に貫通孔18と称する)を有している。貫通孔18は、互いに同一の横断面形状及び孔径(内径)を有しており、互いに所定の間隔を隔てて互いに平行に配置されている。具体的には、貫通孔18は、本体部12の上面及び底面に対して平行な方向に、左右に並んで設けられている。貫通孔18は、直線状に形成されており、円形の横断面形状を有している。また、貫通孔18の内径は、外科用ケーブル20の外径よりも少し大きく形成されており、例えば、外科用ケーブル20の外径が1.2mmであれば、貫通孔18の内径は1.3mm程度に形成されている。
なお、貫通孔18の横断面形状及び大きさは特に限定されず、外科用ケーブル20を挿通することができ、かつ本体部12をかしめ変形させたときに潰れて外科用ケーブル20をかしめ固定することができる形状及び大きさであれば、楕円形や多角形等の様々な形状及び大きさに形成することができる。また、本実施形態では、貫通孔18は、互いに同一の横断面形状及び大きさを有しているが、貫通孔18の横断面形状及び大きさは、外科用ケーブル20を挿通可能であり、かつ本体部12のかしめ変形時に潰れて外科用ケーブル20を固定可能であれば、互いに異なっていてもよい。
本体部12は、その左右両側面を鉗子等で挟んで強く押圧されたときに、貫通孔18が潰れるようにかしめ変形するように構成されている。すなわち、本体部12は、かしめ変形可能な程度の剛性を有して構成されている。ここで、貫通孔18が潰れるようにかしめ変形するとは、本体部12が塑性変形して、貫通孔18の横断面形状が円形から楕円形に変形することをいう。本体部12をかしめ変形させることにより、貫通孔18に挿通した外科用ケーブル20を本体部12にかしめ固定することができる。
貫通孔18の内面には、外科用ケーブル20の滑り止めのための凹凸が形成されている。このように、貫通孔18の内面に凹凸が形成されると、本体部12をかしめ変形させて外科用ケーブル20を本体部12にかしめ固定したときに、貫通孔18の内面と外科用ケーブル20の外周面との間の摩擦力を高めることができる。そして、前記凹凸により高められた摩擦力によって、外科用ケーブル20の、貫通孔18の軸方向の滑り変位、すなわち本体部12に対する滑り変位を拘束することができる。その結果、本体部12に外科用ケーブル20を強固に固定することができる。
本実施形態では、貫通孔18の内面に雌ねじ19を形成することにより、前記凹凸を実現した。雌ねじ19の形成方法について説明すると、まず、コアドリルを使用して、本体部12に、下穴としての貫通孔18を形成する。次いで、タップを使用して、貫通孔18(下穴)の内面にねじを切って雌ねじ19を形成する。貫通孔18(下穴)の内径が1.3mmの場合、外径1.4mm、谷径1.3mmのタップを使用すると、図3(A)、(B)に示すような形状の雌ねじ19を形成することができる。図3(A)は、一条ねじタイプのタップを使用して、一条ねじ型の雌ねじ19を形成した場合を示し、図3(B)は二条ねじタイプのタップを使用して、二条ねじ型の雌ねじ19を形成した場合を示す。このようにして、雌ねじ19を貫通孔18の軸方向に沿って螺旋状に形成することができる。このように形成された雌ねじ19は、貫通孔18の軸方向に対して交差する方向に延びているので、外科用ケーブル20の、貫通孔18の軸方向の滑り変位を効果的に拘束することができる。
貫通孔18の内面に形成された雌ねじ19のねじ山の先端部分が尖っていると、貫通孔18に挿通された外科用ケーブル20の外周面をねじ山が傷つけ、場合によっては切断する虞があるので、雌ねじ19のねじ山の頂が平坦な面を有するように構成することが望ましい。つまり、雌ねじ19のねじ山が平坦状になるように、ねじ山を台形状に形成することが好ましい。そのためには、貫通孔18(下穴)の内径よりも小さい谷径を有するタップを使用するとよい。このようなタップを使用して雌ねじ19を形成すると、雌ねじ19の内径が、タップの雄ねじの谷径よりも大きくなるので、結果として、雌ねじ19のねじ山を台形状に形成することができる。例えば、貫通孔18(下穴)の内径が1.3mmの場合、外径1.4mm、谷径1.25mmのタップを使用すると、図3(C)に示すような、ねじ山が台形状の雌ねじ19を形成することができる。なお、タップでねじを切った際に、本体部12の材料が塑性変形して流れるので、雌ねじ19(すなわち、タップの雄ねじ)の形状、谷径、ピッチ等は、そのことを考慮して設定する必要がある。
貫通孔18の内面に形成される雌ねじ19の形状は、他にも様々な形状のものが考えられる。例えば、図3(D)に示すような、ねじ山を形成するフランクが略垂直面と傾斜面との組のように互いに異なるフランク角を有する片刃鋸歯状の雌ねじ19であってもよい。雌ねじ19を片刃鋸歯状に形成すると、外科用ケーブル20が貫通孔18の軸方向に滑り変位するときに、外科用ケーブル20の外周面が略垂直面に当接して抵抗を受けることとなる。したがって、外科用ケーブル20がねじ山の略垂直面側と当接する方向(図中の左方向)の摩擦力を高めることができるので、その方向への外科用ケーブル20の滑り変位を抑制することができる。また、雌ねじ19の形状は、上記のような三角ねじ状に限らず、例えば角ねじ状のものや、ねじ山を形成するフランク角が互いに異なるもの等の様々な形状であってもよい。
なお、図3(A)〜(D)に示される雌ねじ19は全て、左回りの(タップや雌ねじ19に合う雄ねじを左(半時計回り)に回すことで螺進する向きに傾斜する)螺旋状とされている。本実施形態では、雌ねじ19は、貫通孔18の形成後にタップを使用して形成したが、側部に突起が形成されたドリル等を使用して、貫通孔18の形成と同時に形成するようにしてもよい。本実施形態では、また、雌ねじ19はタップを使用して形成したが、雌ねじ19は他の工具等を使用して形成してもよい。
図4及び図5は、右回りのタップを使用して貫通孔18の内面にねじを切り、右回りの螺旋状に形成された雌ねじ溝を有する右回り雌ねじ部19Rを形成し、かつ左回りのタップの両方を使用して貫通孔18の内面にねじを切り、左回りの螺旋状に形成された雌ねじ溝を有する左回り雌ねじ部19Lを形成した例をそれぞれ示している。図4は、一条ねじタイプのタップを使用して、右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lを形成した例を示し、図5は、二条ねじタイプのタップを使用して、右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lを形成した例を示している。なお、右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lは、どちらを先に形成してもよい。
図4及び図5のそれぞれにおいて、(A)は貫通孔18の縦断面図(図2のIII−III断面に相当する(D)のA−A断面図)を示し、(B)は貫通孔18の水平断面図((D)のB−B断面図)を示し、(C)は貫通孔18の展開図を示し、(D)は本体部12の正面図((A)のD矢視図)を示している。図4及び図5は共に、貫通孔18(下穴)の内径が1.3mmの場合に、外径1.4mm、谷径1.3mmのタップを使用した場合のように、ねじ山の先端部分が尖っている例を示している。
図4に示されるように、一条ねじのタップを使用して右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lを形成すると、先に形成されたねじ山の一部が、後に使用されるタップにより削られる。これにより、右周りのねじ溝と左回りのねじ溝とが交差する部分が生じるものの、右周り及び左回りのねじ溝は共に完全な形状を有する。一方、ねじ山は、周方向の一部が削られた形状となり、貫通孔18の軸線方向に直交する突条19aを形成する。具体的には、貫通孔18の上下でねじ山が削られて高さが半分になり、貫通孔18の左右でねじ山が高さを維持して突条19aを形成する。そのため、本体部12が左右方向からかしめられると、挿通されている外科用ケーブル20は突条19aによって蛇行するように変形し、貫通孔18の軸方向の力にして大きな摩擦力を発生させる。これにより、外科用ケーブル20の、貫通孔18の軸方向の滑り変位が効果的に拘束される。
図5に示されるように、二条ねじのタップを使用して右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lを形成した場合にも、先に形成されたねじ山は、後に使用されるタップにより一部を削られ、貫通孔18の軸線方向に直交する突条19aを形成する。具体的には、貫通孔18の上下左右でねじ山が高さを維持し、それらの間でねじ山が削られて高さが半分になり、貫通孔18の左右でねじ山が高さを維持して突条19aを形成する。左右のねじ山は、貫通孔18の軸方向において同じ位置に形成されるため、本体部12が左右方向からかしめられると、挿通されている外科用ケーブル20は、ねじ山のピッチと同じピッチで形成された複数の突条19aによって挟み付けられて変形し、貫通孔18の軸方向の力にして大きな摩擦力を発生させる。これにより、外科用ケーブル20の、貫通孔18の軸方向の滑り変位が効果的に拘束される。
図4及び図5に示される右回り雌ねじ部19R及び左回り雌ねじ部19Lは、図3(A)や図3(B)の雌ねじ19のようにねじ山の先端部分が尖っているが、図3(C)のようにねじ山が台形状に形成されてもよく、図3(D)のように片刃鋸歯状に形成されてもよい。また、図4及び図5に示されるねじ山は周方向の異なる位置に形成されてもよい。
なお、本実施形態では、貫通孔18の内面に雌ねじ19を形成することにより、凹凸を実現したが、凹凸は他の方法を用いて実現してもよい。例えば、エッチング技術を使用して、凹凸を形成してもよい。その場合、凹凸は、貫通孔18において外科用ケーブル20をかしめ固定した際に、貫通孔18の内面と外科用ケーブル20の外周面との間の摩擦力を高めることができる形状、模様、またはパターンで形成するとよい。また、凹凸は、例えばサンドブラスト技術や3Dプリンタ技術等を使用して形成してもよい。
図1に示される刺入部14は、骨折部の骨に刺入される部分である。刺入部14は、断面円形のピン状に形成されており、2mm程度の直径を有している。刺入部14は、本体部12と一体的に構成されており、刺入部14の基端は本体部12の底面から垂直に延出している。刺入部14の先端は、骨に刺入し易いように、二面取り加工及びV形加工によって尖った槍先形状部14Aになっている。なお、刺入部14の形状や本数は、限定されるものではない。例えば、刺入部14の形状は、ピン状に限らず、例えばスパイク状であってもよい。また、刺入部14の本数は、例えば2本または4本であってもよい。
グリップ部16は、内固定手術の際の様々な作業、例えば、刺入部14を骨に刺入する作業、本体部12の貫通孔18に外科用ケーブル20を通す作業、または本体部12に外科用ケーブル20をかしめ固定する作業等の際に、鉗子、把持具、外科用器具(例えばドリル)、または手術者の手等で掴まれる部分である。このため、グリップ部16は、その側面に、鉗子等で掴み易いように、面取り部26Aを有している。また、グリップ部16は、刺入部14を骨に刺入し、本体部12に外科用ケーブル20を固定した後は不要になるので、本体部12から切り離して除去することができるように構成されている。つまり、本体部12は、本体部12に分離可能に固定されている。具体的には、グリップ部16の本体部12との連結部26Bは、本体部12から切り離し易いように、テーパ状に細径化されている。このように連結部26Bを細径化することにより、切断具を使用することなく、連結部26Bで折ってグリップ部16を本体部12から容易に切り離して除去することができる。
次に、本発明による締結器10を外科用ケーブル20と共に使用して、ヒトの骨折した膝関節部を内固定手術した例を、図6を参照して説明する。
内固定手術の手順を説明すると、まず、骨折部の骨100の所定箇所にそれぞれ締結器10A〜Gを固定する。図6の例では、締結器10A〜Gは、骨100の7箇所に固定される。締結器10A〜Gは、その刺入部14を骨100に刺入することにより固定される。図示のように、刺入部14は、そのほぼ全体が骨100内に挿入される。なお、締結器10の本数や刺入部14の刺入位置等は、骨折部の固定が最適になるように適宜選択される。
次に、骨100に固定された締結器10の本体部12の貫通孔18Aに、外科用ケーブル20を通す。この作業は、外科用ケーブル20の一方の端部をピンセットや鉗子等で掴んで、針穴に糸を通すようにして行う。この作業を、締結器10Aから、10B、10C、10D、10E、10F、10Gの順に順番に行う。次いで、締結器10Gの貫通孔18Aを通した外科用ケーブル20の先端部を、締結器10A、10Bの本体部12の貫通孔18Bに通す。このように、締結器10A、10Bの本体部12に外科用ケーブル20を2重に通すことにより、外科用ケーブル20を環状にすることができる。これにより、外科用ケーブル20は骨折部に巻き付けられる。
次に、骨折部に巻き付けられた外科用ケーブル20を骨折部に所定の圧力を持って密着させるべく、外科用ケーブル20の両端部をそれぞれ鉗子等で掴んで緊張し、外科用ケーブル20に張力を加える。この張力印加状態で、外科用ケーブル20を2重に通した締結器10A、10Bの各本体部12の左右両側面を鉗子等で挟んで強く押圧してかしめ変形させる。これにより、貫通孔18A、18Bは潰れ変形し、また外科用ケーブル20も塑性変形し、貫通孔18A、18Bの内面に外科用ケーブル20の外周面が密着した状態で、貫通孔18A、18Bにおいて本体部12に外科用ケーブル20がかしめ固定される。このようにして、締結器10によって、外科用ケーブル20の両端部を、所定の張力を持って互いに締結することができる。
外科用ケーブル20の両端部の締結後、各締結器10のグリップ部16を連結部16Bで折り曲げて切り離し、本体部24から除去する。その後、縫合等を行うことにより内固定手術は完了する。なお、外科用ケーブル20の端部の余剰部は、切断して除去される。
このような内固定手術では、締結器10の本体部12の貫通孔18の内面と外科用ケーブル20の外周面との間の摩擦力が不足した場合、締結器10の本体部12に固定された外科用ケーブル20が本体部12に対して滑り変位する虞がある。外科用ケーブル20が本体部12に対して滑り変位すると、外科用ケーブル20に加えられている張力が緩むため、骨折部の骨を安定して固定することができなくなる。
しかし、本発明の締結器10では、上述したように、本体部12の貫通孔18の内面に外科用ケーブル20の長手方向の滑り止めのための凹凸が形成されており、貫通孔18の内面と外科用ケーブル20との間の摩擦力を高めることができるので、貫通孔18に挿通して本体部12にかしめ固定された外科用ケーブル20が本体部12に対して滑り変位する虞はない。したがって、外科用ケーブル20を本体部12に強固に固定することができる。その結果、外科用ケーブル20の張力を安定的に保持することができるので、骨折部の骨を安定して固定することができる。
なお、上記した内固定手術では、締結器10C〜10Gは、単に外科用ケーブル20を挿通支持するために使用されているので、外科用ケーブル20は締結器10C〜10Gに固定されていないが、所望に応じて、締結器10C〜10Gの本体部12のいずれかまたは全てに外科用ケーブル20をかしめ固定してもよい。その場合、外科用ケーブル20が固定された締結器間において、外科用ケーブル20の張力を安定的に保持することができる。そのため、締結器10A及び10Bでの外科用ケーブル20の固定が緩んだまたは損なわれた場合でも、外科用ケーブル20が固定された締結器間において、外科用ケーブル20の張力は安定的に保持される。したがって、外科用ケーブル20の張力をより確実に保持することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明の締結器10は刺入部14を備えて構成されているが、本発明の締結器10は刺入部14を備えていなくてもよい。同様に、上記実施形態では、本発明の締結器10はグリップ部16を備えて構成されているが、本発明の締結器10はグリップ部16を備えていなくてもよい。締結器10が刺入部14及びグリップ部16を備えていない場合の実施形態、すなわち、締結器10が本体部12だけを備えて構成されている場合の実施形態を図7に示す。図7に示す締結器10は、外科用ケーブル20を骨折部等に巻き付けるために、外科用ケーブル20の両端部を互いに締結するのに使用される。
また、上記実施形態では、2つの貫通孔18A、18Bは、互いに所定の間隔を隔てて平行に形成されているが、所定の間隔を隔てずに幅方向(孔径方向)に互いに連続するように形成してもよい。例えば、図8に示すように、貫通孔18A、18Bの円形横断面の一部が互いに重なるように形成してもよい。このように、2つの貫通孔18が孔径方向に互い連続し、かつ横断面形状が8の字状になるように形成すると、本体部12をかしめ変形させたときの貫通孔18の潰れ変形をより大きくすることができ、それにより、貫通孔18の内面と外科用ケーブル20とをより密着させることができるので、外科用ケーブル20をより強固に固定することができる。
また、上記実施形態では、2つの貫通孔18A、18Bは、本体部12の上面及び底面に対して平行な方向に左右に並んで形成されているが、貫通孔18A、18Bの形成位置は、本体部12をかしめ変形したときに潰れて外科用ケーブル20をかしめ固定することができる位置であれば、任意に変更可能である。例えば、貫通孔18A、18Bは、本体部12の上面及び底面に対して直交する方向に互いに位置をずらして形成してもよい。
また、上記実施形態では、本体部12に2つの貫通孔18A、18Bが形成されているが、本体部12に形成される貫通孔18は1つだけであってもよい。その場合は、貫通孔18の形状及び大きさは、外科用ケーブル20を二重に通すことができ、かつ本体部12をかしめ変形したときに潰れて外科用ケーブル20をかしめ固定することができる形状及び大きさである必要がある。なお、図6に示される、外科用ケーブル20が一度しか通らない位置に使用される締結器10C〜10Gでは、本体部12に形成される1つの貫通孔18の大きさは、外科用ケーブル20を挿通可能であればよく、かしめ変形される本体部12において、貫通孔18の横断面形状がかしめ変形時に潰れて外科用ケーブル20を固定可能であればよい。
10 締結器
12 本体部
14 刺入部
16 グリップ部
18 貫通孔
19 雌ねじ(凹凸)
19R 右回り雌ねじ部
19L 左回り雌ねじ部
19a 突条
20 外科用ケーブル
100 骨

Claims (10)

  1. 外科用ケーブルの両端部を互いに締結するための締結器であって、
    前記外科用ケーブルを挿通可能な貫通孔が形成され、かつ前記貫通孔に挿通された前記外科用ケーブルを固定するべくかしめ変形可能な本体部を含み、
    前記本体部の前記貫通孔の内面に、前記外科用ケーブルの滑り止めのための凹凸が形成されていることを特徴とする外科用ケーブルの締結器。
  2. 前記貫通孔が略平行に2つ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の外科用ケーブルの締結器。
  3. 前記凹凸が、前記貫通孔の軸方向に沿って螺旋状に形成された雌ねじであることを特徴とする請求項1または2に記載の外科用ケーブルの締結器。
  4. 前記凹凸が、前記貫通孔の軸方向に沿って右回りの螺旋状に形成された第1雌ねじ溝を有する第1の雌ねじ部と、前記貫通孔の軸方向に沿って左回りの螺旋状に形成された第2雌ねじ溝を有する第2の雌ねじ部とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の外科用ケーブルの締結器。
  5. 前記雌ねじのねじ山の頂が平坦状であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の外科用ケーブルの締結器。
  6. 前記本体部の底面に突設された刺入部をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の外科用ケーブルの締結器。
  7. 前記本体部の上面に突設されたグリップ部をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の外科用ケーブルの締結器。
  8. 外科用ケーブルの両端部を互いに締結するための締結器の製造方法であって、
    前記外科用ケーブルを固定するための本体部をかしめ変形可能にすべく、前記本体部に前記外科用ケーブルを挿通可能な貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔の内面に、前記外科用ケーブルの滑り止めのための凹凸を形成する工程と
    を含むことを特徴とする締結器の製造方法。
  9. 前記凹凸を形成する工程では、タップを使用して前記貫通孔の内面に雌ねじを形成することを特徴とする請求項8に記載の締結器の製造方法。
  10. 前記凹凸を形成する工程は、
    第1のタップを使用して前記貫通孔の軸方向に沿って右回りの螺旋状を呈する第1雌ねじ溝を形成する工程と、
    第2のタップを使用して前記貫通孔の軸方向に沿って左回りの螺旋状を呈する第2雌ねじ溝を形成する工程と
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の締結器の製造方法。
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