JPWO2016088263A1 - 共振型電力伝送装置及び給電範囲制御装置 - Google Patents

共振型電力伝送装置及び給電範囲制御装置 Download PDF

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Abstract

送信アンテナ12と、電力を送信アンテナ12に出力する送信電源11と、送信アンテナ12が配置された面内において、当該送信アンテナ12の内側又は外側に配置された中継アンテナ13と、中継アンテナ13を短絡又は開放するよう切替え可能なスイッチ14と、受信アンテナへの鎖交磁束に対応するパラメータを検出し、当該検出結果により当該鎖交磁束が高くなるようスイッチ14の切替え制御を行うスイッチ制御部15とを備えた。

Description

この発明は、受信アンテナを有する受信装置との間で電力伝送を行う共振型電力伝送装置及び給電範囲制御装置に関するものである。
従来から、送信コイル(送信アンテナ)が配置された面に垂直な方向(送信コイルの軸方向)に対して、受信コイル(受信アンテナ)への電力伝送範囲を拡大するシステムが知られている(例えば非特許文献1参照)。この非特許文献1に開示された構成では、送信コイルが、同心円状に配置された複数のコイル(入れ子コイル)から構成されている。そして、上記垂直方向における受信コイルの位置に応じ、当該受信コイルに対して最適な電力伝送ができるコイルを送信コイルとしてON状態にして動作させる。また、その他のコイルを中継コイルとしてON状態にすることで、上記垂直方向における電力伝送範囲を拡大することができる。
また、送信コイルが配置された面に水平な方向に対して、受信コイルへの電力伝送範囲を拡大するシステムも知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された構成では、共鳴コイル(送信コイル)が、電流が流れることで形成される磁界の向きが同じとなる複数の単位コイルから構成されている。そして、この単位コイルを複数形成することで、受信コイルの位置が上記水平方向にずれても送信効率又は受信効率の低減を抑制することができる。
特開2012−178417号公報
2014 年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会B-21-3「磁界共鳴型ワイヤレス電力伝送における入れ子コイルを用いた伝送範囲の拡大」豊橋技術科学大学
非特許文献1に開示された従来技術では、上記垂直方向に対する受信コイルへの電力伝送範囲を拡大することができる。しかしながら、上記水平方向への位置ずれに対しては効果がないという課題がある。また、受信コイルを有する受信装置が、送信コイル上に複数個置かれるような場合にも効果がなく、効率的な電力伝送を行うことができないという課題がある。
また、非特許文献1に開示された従来技術では、送信コイルが複数のコイルで構成され、スイッチを切替えることにより最適なコイルを送信コイルとして選択している。そのため、スイッチ部分に高周波電流が流れて、これが電力損失となり、送信電力効率が低下するという課題がある。
また、特許文献1に開示された従来技術では、上記水平方向に対する受信コイルへの電力伝送範囲を拡大することができる。しかしながら、送信コイルと受信コイルとが同一形状でなければ効果がないという課題がある。よって、受信コイルが送信コイルに対して小さい場合、送信コイルである共鳴コイルのコイル線上では磁束が発生しないため、受信コイルがコイル線上に近づいたときに伝送効率が低下する。また、受信コイルを有する受信装置が、送信コイル上に複数個置かれるような場合にも効果がなく、効率的な電力伝送を行うことができないという課題がある。
そして、非特許文献1に開示された従来技術と特許文献1に開示された従来技術とは、送受信アンテナの構成及び形状等が異なる。そのため、上記垂直方向及び上記水平方向の両方に対する受信コイルへの電力伝送範囲を拡大する構成を、上記従来技術を単に組み合わせることでは実現することはできない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、送信アンテナが配置された面に対して垂直方向及び水平方向において、受信アンテナへの電力伝送範囲を拡大することができる共振型電力伝送装置及び給電範囲制御装置を提供することを目的としている。
この発明に係る共振型電力伝送装置は、送信アンテナと、電力を送信アンテナに出力する送信電源と、送信アンテナが配置された面内において、当該送信アンテナの内側又は外側に配置された中継アンテナと、中継アンテナを短絡又は開放するよう切替え可能なスイッチと、受信アンテナへの鎖交磁束に対応するパラメータを検出し、当該検出結果により当該鎖交磁束が高くなるようスイッチの切替え制御を行うスイッチ制御部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、送信アンテナが配置された面に対して垂直方向及び水平方向において、受信アンテナへの電力伝送範囲を拡大することができる。
この発明の実施の形態1に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 図1に示す共振型電力伝送装置における中継アンテナの切替え例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る共振型電力伝送装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る共振型電力伝送装置の別の構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る共振型電力伝送装置1の構成を示す図である。
共振型電力伝送装置1は、受信アンテナ(不図示)が送信アンテナ12に近づいた際に、中継アンテナ13の動作を切替える機能(給電範囲制御装置の機能)を有し、送信アンテナ12と受信アンテナとの間で電力伝送を行うものである。
共振型電力伝送装置1は、図1に示すように、送信電源11、送信アンテナ12、中継アンテナ13、スイッチ14及びスイッチ制御部15を有している。
送信電源11は、送信アンテナ12の共振周波数に合わせた電力(高周波電力)を出力するものである。
送信アンテナ12は、送信電源11からの高周波電力の周波数と同一周波数で共振するものである。この送信アンテナ12を構成するコイルの巻き方は、例えば、ヘリカル、スパイラル等、任意の巻き方でよい。なお、送信アンテナ12は、任意の場所に置くことが可能である。
中継アンテナ13は、送信アンテナ12が配置された面内において、送信アンテナ12の内側に配置され、送信アンテナ12の共振周波数と同一周波数で共振するものである。なお、中継アンテナ13の共振周波数は、送信アンテナ12の共振周波数と厳密に一致している必要はなく、ある程度ずれていてもよい。また、中継アンテナ13を構成するコイルの巻き方は、例えば、ヘリカル、スパイラル等、任意の巻き方でよい。
スイッチ14は、中継アンテナ13に設けられ、当該中継アンテナ13を短絡又は解放するよう切替え可能なものである。このスイッチ14により中継アンテナ13が短絡(ON)された場合には、中継アンテナ13は伝送モードとなる。一方、スイッチ14により中継アンテナ13が開放(OFF)された場合には、中継アンテナ13は非伝送モードとなる。ON状態とOFF状態とで中継アンテナ13の共振周波数が全く異なるため、OFF状態では周囲の送信アンテナ12に影響を及ぼさない。このスイッチ14としては、例えば、リレー、フォトカプラ、トランジスタ等を用いることができる。
スイッチ制御部15は、受信アンテナへの鎖交磁束に対応するパラメータを検出する機能(検出機能)と、当該検出結果によりスイッチ14の切替え制御を行う機能(切替え制御機能)とを有するものである。この際、スイッチ制御部15は、受信アンテナに鎖交する磁束を間接的に知ることができるパラメータを検出できればよく、例えば磁気センサにより磁界の強さを検出してもよいし、中継アンテナ13の共振電流を検出してもよい。そして、受信アンテナに鎖交する磁束が高くなるように中継アンテナ13の状態を切替える。なお、スイッチ制御部15は、送信電源11から供給される微弱な電力により駆動する。また、このスイッチ制御部15は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
このスイッチ14及びスイッチ制御部15は、制御回路付きスイッチ16を構成する。
次に、上記のように構成された共振型電力伝送装置1の動作について説明する。
共振型電力伝送装置1の動作では、まず、送信電源11は、送信アンテナ12の共振周波数に合わせた高周波電力を出力する。そして、送信アンテナ12は、この高周波電力の周波数と同一周波数で共振する。
一方、スイッチ制御部15は、受信アンテナに鎖交する磁束に対応するパラメータを検出する。そして、スイッチ制御部15が、この検出結果に基づいて、上記受信アンテナに鎖交する磁束が高くなるように中継アンテナ13の状態を切替える。例えば磁気センサにより磁界の強さを検出する場合には、磁界が強くなるように中継アンテナ13の状態を切替える。また、中継アンテナ13の共振電流を検出する場合には、共振電流が高くなるように中継アンテナ13の状態を切替える。
図2は図1の構成での中継アンテナ13の切替え例を示す図である。図2(a)は、図1の構成における受信アンテナの位置201a〜201eを示している。図2(b)は、受信アンテナが各位置201a〜201eに存在する場合において、中継アンテナ13の状態(ON又はOFF)による受信アンテナへの鎖交磁束と、中継アンテナ13の切替え例を示している。図2(b)において、中継アンテナ13をONとしたときの鎖交磁束をφ_onとし、中継アンテナ13をOFFとしたときの鎖交磁束をφ_offとしている。
図2に示すように、受信アンテナが位置201aに近づいた場合には、中継アンテナ13をOFFにした場合に対してONにした場合の鎖交磁束が高くなる。よって、この場合には中継アンテナ13をONにする。
同様に、受信アンテナが位置201bに近づいた場合には、中継アンテナ13をOFFにした場合に対してONにした場合の鎖交磁束が高くなる。よって、この場合には中継アンテナ13をONにする。
一方、受信アンテナが位置201cに近づいた場合には、中継アンテナ13をONにした場合に対してOFFにした場合の鎖交磁束が高くなる。よって、この場合には中継アンテナ13をOFFにする。
同様に、受信アンテナが位置201dに近づいた場合には、中継アンテナ13をONにした場合に対してOFFにした場合の鎖交磁束が高くなる。よって、この場合には中継アンテナ13をOFFにする。
同様に、受信アンテナが位置201eに近づいた場合には、中継アンテナ13をONにした場合に対してOFFにした場合の鎖交磁束が高くなる。よって、この場合には中継アンテナ13をOFFにする。
なお、中継アンテナ13の切替え制御は、受信アンテナの大きさ、位置により変化する。
このように動作することで、送信アンテナ12の内側においてヌル点を解消することができる。
なお上記では、送信アンテナ12が配置された面に対して水平方向に受信アンテナの位置がずれる場合を例に説明した。それに対し、送信アンテナ12が配置された面に対して垂直方向に受信アンテナの位置がずれる場合にも同様に電力伝送範囲を拡大することができる。すなわち、スイッチ制御部15により、受信アンテナに鎖交する磁束に対応するパラメータを検出し、当該検出結果により当該磁束が高くなるように中継アンテナ13の状態を切替えればよい。
また図1の構成では、中継アンテナ13を送信アンテナ12の内側に配置して、内側のヌル点を解消する場合について示した。それに対し、例えば図3に示すように、中継アンテナ13を、送信アンテナ12が配置された面内において、送信アンテナ12の外側に配置するようにしてもよく、同様の効果が得られ、送信アンテナ12の外側においてヌル点を解消することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、中継アンテナ13を送信アンテナ12の内側又は外側に配置し、スイッチ制御部15により、受信アンテナに鎖交する磁束に対応するパラメータに検出し、当該検出結果により当該鎖交磁束が高くなるようスイッチ14の切替え制御を行うように構成したので、送信アンテナ12が配置された面の垂直方向及び水平方向に対する受信アンテナへの電力伝送範囲を拡大することができ、効率的な電力伝送を行うことができる。
また、受信アンテナを有する受信装置が、送信アンテナ12上に複数個置かれるような場合であっても有効であり、効率的な電力伝送を行うことができる。また、広域に対する給電範囲制御を共振型電力伝送装置1の少ない回路構成で達成しているため、小型化、軽量化、低コスト化が可能である。また、小規模の回路で構成できるため、消費電力が小さく、システム全体としての消費電力を小さくすることができる。
また、送信アンテナ12に従来構成のようなスイッチは不要なため、スイッチによる接点損失はない。
また上記では、共振型電力伝送装置1に対して1つの受信アンテナが近づいた場合について説明したが、共振型電力伝送装置1に対して複数の受信アンテナが近づいた場合にも同様に動作する。しかしながら、複数個の受信アンテナが近づいた場合には、その受信アンテナの形状、サイズ等によっては全ての受信アンテナに対して電力伝送を行えるとは限らない。
実施の形態2.
実施の形態1では、送信アンテナ12の内側又は外側に単一の中継アンテナ13を設けた場合についた場合を示した。それに対し、図4,5に示すように、送信アンテナ12の内側又は外側に複数の中継アンテナ13を設けてもよい。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、中継アンテナ13を矩形状に構成した場合について示した。それに対し、図6,7に示すように、中継アンテナ13をハニカム形状に構成してもよい。なお図6は、ハニカム形状の中継アンテナ13を、送信アンテナ12の内側に複数配置した場合を示している。また、図7は、ハニカム形状の中継アンテナ13を、同じくハニカム形状の送信アンテナ12の外側に複数配置した場合を示している。
このように、中継アンテナ13をハニカム形状とすることで、受信アンテナの位置に依らずに、同様の効率で電力伝送を行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、各中継アンテナ13の大きさを同一とし、各中継アンテナ13、又は送信アンテナ12と中継アンテナ13を、互いに重ならないように配置した場合について示した。それに対し、図8,9に示すように、各中継アンテナ13の大きさを変え、また、各中継アンテナ13、又は送信アンテナ12と中継アンテナ13を、互いに重なるように配置してもよい。なお図8は、送信アンテナ12の内側において、異なる大きさの中継アンテナ13を重ねて配置した場合を示している。また、図9は、送信アンテナ12の外側に大きな径の単一の中継アンテナ13を配置し、さらに、送信アンテナ12と小さな径の複数の中継アンテナ13を重ねて配置した場合を示している。なお、各中継アンテナ13の大きさ、配置は、受信アンテナの大きさや近づく位置等に応じて任意に設定可能である。
実施の形態5.
図10,11はこの発明の実施の形態5に係る共振型電力伝送装置1の構成を示す図である。図10は送信アンテナ12の内側に中継アンテナ13を配置した場合を示し、図11は送信アンテナ12の外側に中継アンテナ13を配置した場合を示している。この図10,11に示す実施の形態5に係る共振型電力伝送装置1は、図1に示す実施の形態1に係る共振型電力伝送装置1に反射電力検出回路17を備えたものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
反射電力検出回路17は、送信アンテナ12からの反射電力を検出するものである。
そして、スイッチ制御部15は、反射電力検出回路17による検出結果も用いてスイッチ14の切替え制御を行う。この際、スイッチ制御部15は、反射電力検出回路17により検出された反射電力が小さくなるように中継アンテナ13の状態を切替える。
実施の形態6.
図12,13はこの発明の実施の形態6に係る共振型電力伝送装置1の構成を示す図である。図12は送信アンテナ12の内側に中継アンテナ13を配置した場合を示し、図13は送信アンテナ12の外側に中継アンテナ13を配置した場合を示している。この図12,13に示す実施の形態6に係る共振型電力伝送装置1は、図1に示す実施の形態1に係る共振型電力伝送装置1に自動整合回路(整合回路)18を備えたものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
自動整合回路18は、送信電源11と送信アンテナ12とのインピーダンスを自動で整合するものである。この自動整合回路18は、中継アンテナ13がONでもOFFでも動作可能である。この自動整合回路18を設けることで、電力伝送効率を高くすることができる。
また、実施の形態1〜6では、給電範囲制御装置の機能を共振型電力伝送装置1に適用し、電力伝送を行う場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、給電範囲制御装置を電力伝送以外の動作を行う装置に適用してもよい。例えば、受信アンテナが送信アンテナ12に近づいた際に、中継アンテナ13の動作を切替え、送信アンテナ12と受信アンテナとの間で可視光通信又は音声通信を行う装置に適用してもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る共振型電力伝送装置は、送信アンテナが配置された面の垂直方向及び水平方向に対して、受信アンテナへの電力伝送範囲を拡大することができ、受信アンテナを有する受信装置との間で電力伝送を行う共振型電力伝送装置等に用いるのに適している。
1 共振型電力伝送装置、11 送信電源、12 送信アンテナ、13 中継アンテナ、14 スイッチ、15 スイッチ制御部、16 制御回路付きスイッチ、17 反射電力検出回路、18 自動整合回路(整合回路)。

Claims (9)

  1. 送信アンテナと、
    電力を前記送信アンテナに出力する送信電源と、
    前記送信アンテナが配置された面内において、当該送信アンテナの内側又は外側に配置された中継アンテナと、
    前記中継アンテナを短絡又は開放するよう切替え可能なスイッチと、
    受信アンテナへの鎖交磁束に対応するパラメータを検出し、当該検出結果により当該鎖交磁束が高くなるよう前記スイッチの切替え制御を行うスイッチ制御部と
    を備えた共振型電力伝送装置。
  2. 前記中継アンテナは複数設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の共振型電力伝送装置。
  3. 前記中継アンテナはハニカム形状である
    ことを特徴とする請求項2記載の共振型電力伝送装置。
  4. 前記中継アンテナは重なって配置された
    ことを特徴とする請求項2記載の共振型電力伝送装置。
  5. 前記中継アンテナは異なる大きさに構成された
    ことを特徴とする請求項2記載の共振型電力伝送装置。
  6. 前記中継アンテナは、前記送信アンテナに重なって配置された
    ことを特徴とする請求項2記載の共振型電力伝送装置。
  7. 前記送信アンテナからの反射電力を検出する反射電力検出回路を備え、
    前記スイッチ制御部は、前記反射電力検出回路による検出結果も用いて前記スイッチの切替え制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の共振型電力伝送装置。
  8. 前記送信電源と前記送信アンテナとのインピーダンスを整合する整合回路を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の共振型電力伝送装置。
  9. 送信アンテナと、
    電力を前記送信アンテナに出力する送信電源と、
    前記送信アンテナが配置された面内において、当該送信アンテナの内側又は外側に配置された中継アンテナと、
    前記中継アンテナを短絡又は開放するよう切替え可能なスイッチと、
    受信アンテナへの鎖交磁束に対応するパラメータを検出し、当該検出結果により当該鎖交磁束が高くなるよう前記スイッチの切替え制御を行うスイッチ制御部と
    を備えた給電範囲制御装置。
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