JPWO2016071966A1 - 空調特殊服 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、使用者は、空気案内手段30の後側の中央部に設けられた面状ファスナー35と服本体10に設けられた面状ファスナーとを切り離し、空気案内手段30の後側において、空気案内手段30の上端部と服本体10との間を広く開口させる。これにより、使用者は、この開口している部分から空気案内手段30と服本体10との間に容易に手を差し込むことができる。
使用者が電源装置50のスイッチ(不図示)を操作すると、二つのファン40,40は動作を開始し、外部の空気が各ファン40から空気案内手段30の内側に取り込まれる。これにより、空気案内手段30と服本体10との間の空間内の圧力が陽圧になり、空気案内手段30と服本体10との間に空気流通路が自動的に形成される。各ファン40から取り込まれた空気は空気流通路内を上方に移動し、各空気排出部32から外部に排出される。このように、服本体10の外側に設けた密着手段20、空気案内手段30、ファン40等の各部は、空調服としての機能を服本体10に付与することができる。特に、本実施形態では、密着手段20が服本体10を身体又は下着に密着させていることにより、空気案内手段30と服本体10との間の空気流通路を十分に且つ確実に確保することができる。したがって、本実施形態の空調特殊服1は、通常の空調服と同様に、空気流通路内を流通する空気により服本体10を介して身体を冷却することができる。例えば、外気温が体表面温度(一般的な体形の人では33°C程度)よりも低い場合、空気流通路を流通する外気の温度と使用者の体表面温度との温度差により、身体が冷却される。また、本実施形態では、第一シート状素材(服本体部10の素材)として透湿性を有するものを用いたことにより、身体から出た汗は第一シート状素材を透過して空気流通路内に入り込むことができる。このため、空気流通路内を流通する空気が第一シート状素材を介して空気流通路内に透過してきた身体からの汗を蒸発させ、その蒸発の際の気化熱により身体をより効果的に冷却することができる。
いま、密着手段20が設けられておらず、身体と服本体10との間に幅10mmの空間が生じている場合を考える。図3は服本体10の外側に身体に沿って空気が流れている場合に身体からの距離とその距離の位置での温度との関係を示す図である。ここでは、人の体表面温度を33°C、空気の温度を25°Cとしている。服本体10の外表面が大量の空気により冷却され、服本体10の外表面の温度が25°Cになったとしても、図3に示すように、身体の表面と服本体10との間における温度勾配は緩やかである。これは、身体の表面と服本体10とがその間にある空気により断熱され、身体から発生する熱が効率よく外部に放出することができないからである。このため、身体からごく僅かな距離だけ離れたところの温度は33°Cより僅かしか低くならず、したがって、服本体10の外側に身体に沿って大量の空気を流したとしても身体を有効に冷却することができない。これに対し、本実施形態では、服本体10の外側に密着手段20を設け、この密着手段20が服本体10を身体又は下着に密着させていることにより、身体と服本体10との間の断熱層をなくすことができる。このため、身体からごく僅かな距離だけ離れたところに25°Cの空気を大量に流通させることができるので、その空気は身体から多量の熱を奪い、身体を効果的に冷却することができる。尚、湿度についても温度と同様に、服本体を身体に密着させることにより、湿度勾配を大きくすることができるので、身体から出た汗を効率よく服本体の外側に放出することができる。
使用者は、まず、電源収納ポケット34から電源装置50を取り出し、電源装置50と電源ケーブルとの接続を解除することにより、電源装置50を取り外す。次に、使用者は、空調特殊服1を脱ぐ。その後、その脱いだ空調特殊服1に対して、空気案内手段30に設けられた面状ファスナー35と服本体10に設けられた面状ファスナーとを切り離し、空気案内手段30の上端部と服本体10との間に手を差し込んで、ファン40,40と電源ケーブル60との接続を解除し、ファン40,40を空気案内手段30から取り外す。本実施形態では、服本体10として防護服を用いているので、取り外した後の電気部品(ファン40、電源装置50、電源ケーブル60)は汚染されている可能性があり、適切に処理する必要がある。汚染されている電気部品は、通常そのまま廃棄されるが、場合によっては洗浄して再使用されることもある。
10 服本体
11 ファスナー(開閉手段)
20 密着手段
30 空気案内手段
40 ファン
50 電源装置
60 電源ケーブル
32 空気排出部
33 空気漏れ防止手段
34 電源収納ポケット
35 面状ファスナー
Claims (8)
- 所定の第一シート状素材で作製された、身体を覆う服本体と、
前記服本体の所定部位を身体又は下着に密着させるための密着手段と、
通気性の小さな又は通気性のない第二シート状素材で作製された、前記密着手段の上から前記服本体の一部又は全部を覆うように前記服本体に装着され、前記服本体との間の空間において空気を身体に沿って所定方向に案内するためのものであって、一又は複数の開口孔と、前記一又は複数の開口孔の近傍を除く所定部位に設けられた、空気を外部に排出するための一又は複数の空気排出部と、所定の端部に設けられた、空気が当該端部から外部に漏れるのを防ぐための空気漏れ防止手段とを有する空気案内手段と、
前記一又は複数の開口孔の周囲における前記空気案内手段の部位に取り付けられた、空気を外部から取り込んで前記空気案内手段と前記服本体との間の空間に空気の流れを強制的に生じさせる一又は複数のファンと、
前記一又は複数のファンに電力を供給するための電源装置と、
を備え、
前記一又は複数のファンを駆動して外部の空気を前記一又は複数のファンから前記空気案内手段と前記服本体との間に取り込むことにより前記空気案内手段と前記服本体との間の空間内の圧力を陽圧にして前記空気案内手段と前記服本体との間に空気流通路を形成し、その取り込んだ空気を前記空気流通路に流通させて前記一又は複数の空気排出部から外部に排出することにより前記空気流通路内を流通する空気によって前記服本体を介して身体を冷却することを特徴とする空調特殊服。 - 前記第一シート状素材は透湿性を有するものであり、前記空気流通路内を流通する空気が前記第一シート状素材を介して前記空気流通路内に透過してきた身体からの汗を蒸発させ、その蒸発の際の気化熱により身体を冷却することを特徴とする請求項1記載の空調特殊服。
- 前記服本体は液体又は気体に含まれている有害物質が前記服本体内に浸入することを防護する機能を有することを特徴とする請求項1、2記載の空調特殊服。
- 前記服本体は身体又は下着から出た塵が前記服本体の外側に流出することを防止する機能を有することを特徴とする請求項1、2記載の空調特殊服。
- 前記空気案内手段の所定の端部は前記服本体に固着されており、前記空気漏れ防止手段は前記服本体に固着されている前記空気案内手段の所定の端部であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の空調特殊服。
- 前記服本体はその前部に設けられた開閉手段としてのファスナーを有しており、前記密着手段は伸縮性を有するメッシュ状素材で作製され、前記密着手段の左右の端部は前記ファスナーの両側の近傍に固着されていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の空調特殊服。
- 前記服本体はその前部に設けられた開閉手段としてのファスナーを有しており、前記空気案内手段は前記ファスナーを覆うことなく前記空気案内手段の所定の端部は前記ファスナーの両側の近傍に固着されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の空調特殊服。
- 前記一又は複数の空気排出部の全部又は一部は前記空気案内手段の所定の端部の内側の近傍に設けられ、その設けられた前記空気排出部に対応する前記空気案内手段の前記所定の端部は前記服本体に固着されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の空調特殊服。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62141015U (ja) * | 1986-02-25 | 1987-09-05 | ||
JP2001040512A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-13 | Seft Dev Lab Co Ltd | 冷却服 |
WO2005063065A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Seft Development Laboratory Co.,Ltd. | 空調衣服 |
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- 2014-11-04 JP JP2016557380A patent/JP6374527B2/ja active Active
- 2014-11-04 WO PCT/JP2014/079274 patent/WO2016071966A1/ja active Application Filing
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Also Published As
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