JPWO2016067661A1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

三相分離型であるガス絶縁開閉装置(101)は、同じ高さで平行に延びる2本の第1の主母線(11a),(21a)と、第1の主母線(11a),(21a)間を結ぶ第1の接続母線(31a)と、第1の接続母線(31a)から下方に分岐された第1の分岐母線(41a)と、第1の分岐母線(41a)に接続される第1の遮断器(53)と、を備え、第1の接続母線(31a)と第1の分岐母線(41a)との接続部分(60)は、第1の主母線(11a),(21a)が延びる高さよりも低い位置に設けられ、第1の接続母線(31a)と第1の分岐母線(41a)との接続部分(60)の上方に接地開閉器(52a)が設けられる。

Description

本発明は、タンク内に絶縁ガスを封入したガス絶縁開閉装置に関するものである。
電気所である変電所および発電所で用いられるガス絶縁開閉装置では、U相、V相およびW相の三相の主母線に電圧が印加される。三相の主母線から分岐母線が分岐され、電流を遮断するための遮断器および断路器が分岐母線に接続される。主母線、分岐母線、遮断器および断路器は、絶縁ガスが封入されたタンク内に収容されることで、主回路の絶縁が保たれる。
ガス絶縁開閉装置の回路方式には、2本の主母線間から1本の分岐母線が引き出される、いわゆる2重母線方式の回路方式がある。また、三相の導体をタンク内にまとめて収容する三相一括型のガス絶縁開閉装置と、特許文献1に開示されているような三相の導体を別々のタンクに収容する三相分離型のガス絶縁開閉装置とがある。
国際公開第2008/068944号
三相分離型のガス絶縁開閉装置には、三相分の三組の母線を高さ方向に並べて配置し、同じ相の母線間に接続母線を渡らせ、接続母線から下方に分岐母線を分岐させたものがある。この場合、接続母線の上方に接地開閉器が設けられることで、ガス絶縁開閉装置の高さが増してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高さを低く抑えることのできるガス絶縁開閉装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、同じ高さで平行に延びる2本の第1の主母線と、第1の主母線間を結ぶ第1の接続母線と、第1の接続母線から下方に分岐された第1の分岐母線と、第1の分岐母線に接続される第1の遮断器と、第1の主母線よりも下方で第1の主母線と平行かつ互いに同じ高さで延びる2本の第2の主母線と、第2の主母線間を結ぶ第2の接続母線と、第2の接続母線から下方に分岐された第2の分岐母線と、第2の分岐母線に接続される第2の遮断器と、第2の主母線よりも下方で第1の主母線と平行かつ互いに同じ高さで延びる2本の第3の主母線と、第3の主母線間を結ぶ第3の接続母線と、第3の接続母線から下方に分岐された第3の分岐母線と、第3の分岐母線に接続される第3の遮断器と、を備えるガス絶縁開閉装置であって、第1の接続母線と第1の分岐母線との接続部分は、第1の主母線が延びる高さよりも低い位置に設けられ、第1の接続母線と第1の分岐母線との接続部分の上方に接地開閉器が設けられることを特徴とする。
この発明のガス絶縁開閉装置によれば、高さを低く抑えることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置を単結線図で概略的に示した図 実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置の設置状態を示す平面図 実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置を、図2に示すA−A線に沿って見た矢視断面図 実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置を、図3に示すB−B線に沿って見た矢視断面図 比較例にかかるガス絶縁開閉装置の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図 実施の形態1の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図 実施の形態1の変形例2にかかるガス絶縁開閉装置の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図 本発明の実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置の設置状態を示す平面図 実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置を、図8に示すC−C線に沿って見た矢視断面図 実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置を、図8に示すD−D線に沿って見た矢視断面図 実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置を、図8に示すE−E線に沿って見た矢視断面図 実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置を、図8に示すF−F線に沿って見た矢視断面図 実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置を、図8に示す矢印Gに沿って見た図 実施の形態2の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置の断面図であって、図8に示すC−C線に沿って見た断面図に相当する図
以下に、本発明の実施の形態にかかるガス絶縁開閉装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101を単結線図で概略的に示した図である。ガス絶縁開閉装置101は、主母線11,21の間が接続母線31によって接続され、接続母線31から図示しない送受電対象に向けて分岐母線41が分岐される。主母線11と分岐母線41との間となる接続母線31上、および主母線21と分岐母線41との間となる接続母線31上には、断路器51が設けられる。ガス絶縁開閉装置101は、1本の分岐母線41に対して二本の主母線11,21がつながった、いわゆる二重母線型のガス絶縁開閉装置101である。
分岐母線41には、接地開閉器52、遮断器53、計器用変流器54、接地開閉器付断路器55が接続される。ガス絶縁開閉装置101では、事故時に遮断器53の接点が開くことで被害の拡大が防がれる。また、遮断器53のメンテナンス時には、断路器51および接地開閉器付断路器55の接点が開かれる。
次に、ガス絶縁開閉装置101のより具体的な構成について説明する。図2は、ガス絶縁開閉装置101の設置状態を示す平面図である。図3は、実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101を、図2に示すA−A線に沿って見た矢視断面図である。図4は、実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101を、図3に示すB−B線に沿って見た矢視断面図である。ガス絶縁開閉装置101では、図1の単結線図で示した主母線11,21が三組組み合わされて設置される。以下の説明において、三組の主母線を第1の主母線11a,21a、第2の主母線11b,21bおよび第3の主母線11c,21cと呼ぶ。また、第1の主母線11a,21aが含まれる系統の接続母線31を第1の接続母線31a、分岐母線41を第1の分岐母線41a、接地開閉器52を第1の接地開閉器52aと呼ぶ。また、第2の主母線11b,21bが含まれる系統の接続母線31を第2の接続母線31b、分岐母線41を第2の分岐母線41b、接地開閉器52を第2の接地開閉器52bと呼ぶ。また、第3の主母線11c,21cが含まれる系統の接続母線31を第3の接続母線31c、分岐母線41を第3の分岐母線41c、接地開閉器52を第3の接地開閉器52cと呼ぶ。なお、断路器51、遮断器53、計器用変流器54、接地開閉器付断路器55については、主母線11,21の系統ごとに異なる名称は用いない。すなわち、第1から第3の遮断器である遮断器53は、同じ名称を用いて説明する。
ガス絶縁開閉装置101では、第1から第3の主母線11a〜c,21a〜cのそれぞれから分岐された第1から第3の分岐母線41a〜cで1つの回路が構成される。ガス絶縁開閉装置101は、いわゆる三相分離型のガス絶縁開閉装置101であり、第1の主母線11a,21aを含む系統、第2の主母線11b,21bを含む系統および第3の主母線11c,21cを含む系統のそれぞれが別々のタンクに収容されて構成される。なお、各系統を収容するタンク内には、絶縁ガスが封入されている。絶縁ガスの一例には、SFガスが挙げられる。
主母線11,21は、矢印Xに示す水平方向に沿って平行に延びるように配置される。第1の主母線11a,21a同士は、同じ高さに配置される。第2の主母線11b,21bは、第1の主母線11a,21aと同様に、矢印Xに示す水平方向に沿って延びるように配置される。また、第2の主母線11bは、第1の主母線11aの下方に配置される。また、第2の主母線21bは、第1の主母線21aの下方に配置される。第2の主母線11b,21b同士は、同じ高さに配置される。
第3の主母線11c,21cは、第1の主母線11a,21aと同様に、矢印Xに示す水平方向に沿って延びるように配置される。また、第3の主母線11cは、第2の主母線11bの下方に配置される。また、第3の主母線21cは、第2の主母線21bの下方に配置される。第3の主母線11c,21c同士は、同じ高さに配置される。また、第1の主母線11aと第2の主母線11bと第3の主母線11cとが、矢印Yに示す鉛直方向に沿って直線的に並べて配置される。これは、第1の主母線11aと第3の主母線11cとの間に第2の主母線11bが配置されると換言できる。また、第1の主母線21aと第2の主母線21bと第3の主母線21cとが、矢印Yに示す鉛直方向に沿って直線的に並べて配置される。図2および図4に示すように、第1の接続母線31aと第2の接続母線31bと第3の接続母線31cは、矢印Xに示す方向に互いにずらした位置に設けられる。
第1の接続母線31aと第1の分岐母線41aとの接続部分60は、第1の主母線11a,21aが配置される高さよりも低い位置となっている。より具体的には、第1の主母線11aから接続部分60に向かう第1の接続母線31aを下方に傾斜させている。同様に、第1の主母線21aから接続部分60に向かう第1の接続母線31aを下方に傾斜させている。これにより、第1の接続母線31aは、接続部分60で下方に凹んだ形状となる。なお、第1の接続母線31aの傾斜角度は、図3に示す例では水平方向に対して45度となっているが、この角度には限られない。接続部分60の上方には、第1の接地開閉器52aが設けられる。
第1の分岐母線41aの下方には、矢印Zに示す方向であって、第1の分岐母線41aに対して第1の主母線21a側となる方向に延びる遮断器53が接続される。遮断器53に対して、第1から第3の主母線21a〜cを避けた位置で計器用変流器54と接地開閉器付断路器55が接続される。
第2の接続母線31bと第2の分岐母線41bとの接続部分は、第2の主母線11b,21bと同じ高さとなっている。すなわち、第2の接続母線31bは、第2の主母線11b,21b同士を直線的に結んでいる。第2の接続母線31bと第2の分岐母線41bとの接続部分の上方には、第2の接地開閉器52bが設けられる。
第3の接続母線31cと第3の分岐母線41cとの接続部分は、第3の主母線11c,21cと同じ高さとなっている。すなわち、第3の接続母線31cは、第3の主母線11c,21c同士を直線的に結んでいる。第3の接続母線31cと第3の分岐母線41cとの接続部分の上方には、第3の接地開閉器52cが設けられる。
第2の分岐母線41bおよび第3の分岐母線41cに接続される遮断器53、計器用変流器54および接地開閉器付断路器55は、第1の分岐母線41aに接続されるものと同様の構成であるので、詳細な説明を省略する。
次に、比較例にかかるガス絶縁開閉装置の構成について説明する。図5は、比較例にかかるガス絶縁開閉装置102の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図である。比較例にかかるガス絶縁開閉装置102は、実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101と同様に、第1の主母線111a,121a、第2の主母線111a,121b、第3の主母線111c,121c、第1から第3の接続母線131a〜c、第1の分岐母線141a、接地開閉器152、遮断器153、計器用変流器154、接地開閉器付断路器155を備える。
図5に示すように、ガス絶縁開閉装置102では、第1の接続母線131aと第1の分岐母線141aとの接続部分160が、第1の主母線111a,121aと同じ高さになっている。そのため、第2の主母線111b,121b同士を結ぶ第2の接続母線131bおよび第3の主母線111c,121c同士を結ぶ第3の接続母線131cと同様に、第1の接続母線131aが第1の主母線111a,121a同士を直線的に結んでいる。
ここで、比較例にかかるガス絶縁開閉装置102では、接続部分160の上方に設けられた接地開閉器152が、第1の主母線111a,121aよりも上方に突出する。一方、図3に示すように、本実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101では、接続部分60が第1の主母線11a,21aよりも下方に位置するので、接続部分60の上方に設けられる第1の接地開閉器52aが第1の主母線11a,21aよりも上方に突出する突出量を抑えることができる。本実施の形態1では、第1の接地開閉器52aは、第1の主母線11a,21aよりも上方に突出していない。
そのため、本実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101の高さCを、比較例にかかるガス絶縁開閉装置102の高さDよりも低く抑えることができる。ガス絶縁開閉装置101には、設置場所に運搬する際に運搬車両に積載するために、装置の高さ制限が存在する。ガス絶縁開閉装置101の高さが、高さ制限よりも高くなってしまうと、ガス絶縁開閉装置101を分解して運搬車両に積載しなければならないため、分解および組立を行うための余計な費用がかかってしまう。本実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置101では、装置の高さを抑えることができるので、運搬時の高さ制限よりも装置の高さを低く抑えやすいため、費用の抑制を図ることができる。
また、第1の主母線11aと第2の主母線11bと第3の主母線11cとが直線的に並べられることで、主母線11と接続母線31との接続部分またはその近傍に設けられる3つの断路器51を一本の操作軸でまとめて操作することが可能となる。また、第1の主母線21aと第2の主母線21bと第3の主母線21cとが直線的に並べられることで、主母線21と接続母線31との接続部分またはその近傍に設けられる3つの断路器51を一本の操作軸でまとめて操作することが可能となる。
図6は、実施の形態1の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置103の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図である。実施の形態1の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置103では、最も下方に設けられる第3の接続母線31cと分岐母線41との接続部分61が、第3の主母線11c,21cが配置される高さよりも高い位置となっている。より具体的には、第3の主母線11cから接続部分61に向かう第3の接続母線31cを上方に傾斜させている。同様に、第3の主母線21cから接続部分61に向かう第3の接続母線31cを下方に傾斜させている。これにより、第3の接続母線31cは、接続部分61で上方に凹んだ形状となる。なお、第3の接続母線31cの傾斜角度は、図6に示す例では水平方向に対して45度となっているが、この角度には限られない。
実施の形態1の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置103では、接続部分61が第3の主母線11c,21cよりも上方になっているので、分岐母線41の下方に設けられる構成部品と第3の接続母線31cとの高さ方向における距離Gを、図3に示す距離Fより短くしても、接続部分61と構成部品との間に分岐母線41を設ける距離を確保しやすくなる。そのため、主母線11,21全体を図3に示すガス絶縁開閉装置101よりも低くすることができ、実施の形態1の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置103の高さEをより一層低く抑えることが可能となる。
図7は、実施の形態1の変形例2にかかるガス絶縁開閉装置104の断面図であって、図2に示すA−A線に沿った断面図に相当する図である。実施の形態1の変形例2にかかるガス絶縁開閉装置104では、主母線11,21が、下方に配置される主母線11,21ほど互いの距離が短くなるように配置されている。具体的には、第1の主母線11a,21a間の距離よりも第2の主母線11b,21b間の距離のほうが短く、第2の主母線11b,21b間の距離よりも第3の主母線11c,21c間の距離のほうが短くなっている。
また、第1の主母線11aと第2の主母線11bと第3の主母線11cとが、直線的に並べて配置される。これは、第1の主母線11aと第3の主母線11cとの間に第2の主母線11bが配置されると換言できる。また、第1の主母線21aと第2の主母線21bと第3の主母線21cとが、直線的に並べて配置される。これは、第1の主母線21aと第3の主母線21cとの間に第2の主母線21bが配置されると換言できる。
実施の形態1の変形例2に示すガス絶縁開閉装置104では、下方に設けられる主母線11,21を分岐母線41側に近づけることができる。これにより、図3に示したガス絶縁開閉装置101よりも、計器用変流器54および接地開閉器付断路器55を分岐母線41に近づけることができる。したがって、実施の形態1の変形例2にかかるガス絶縁開閉装置104では、主母線11,21の延びる方向と垂直かつ水平な矢印Zに示す方向に沿った幅の縮小化を図ることができる。
なお、図7に示す例では、主母線11側と主母線21側の両方で、下方の主母線11,21を分岐母線41に近づけているが、計器用変流器54および接地開閉器付断路器55が設けられる側の主母線、すなわち主母線21側で下方の主母線21を分岐母線41に近づけるように構成すれば、矢印Zに示す方向に沿ったガス絶縁開閉装置104の幅の縮小化を図ることができる。
また、第1の主母線11aと第2の主母線11bと第3の主母線11cとが直線的に並べられることで、主母線11と接続母線31との接続部分またはその近傍に設けられる3つの断路器51を一本の操作軸でまとめて操作することが可能となる。また、第1の主母線21aと第2の主母線21bと第3の主母線21cとが直線的に並べられることで、主母線21と接続母線31との接続部分またはその近傍に設けられる3つの断路器51を一本の操作軸でまとめて操作することが可能となる。
また、実施の形態1の変形例1で示した例と同様に、最も下方に設けられる第3の接続母線31cと分岐母線41との接続部分が第3の主母線11c,21cが配置される位置よりも上方となるように構成してもよい。第3の接続母線31cと分岐母線41との接続部分の下方には、接地開閉器を設けるスペースを確保する必要がないため、第3の主母線11c,21c間の距離を第1の主母線11a,21a間の距離よりも短く構成することが可能である。このように構成することで、ガス絶縁開閉装置の高さ方向および幅方向のより一層の小型化を図ることが可能となる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105の設置状態を示す平面図である。図9は、実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105を、図8に示すC−C線に沿って見た矢視断面図である。図10は、実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105を、図8に示すD−D線に沿って見た矢視断面図である。図11は、実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105を、図8に示すE−E線に沿って見た矢視断面図である。図12は、実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105を、図8に示すF−F線に沿って見た矢視断面図である。図13は、実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105を、図8に示す矢印Gに沿って見た図である。なお、上記実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態2にかかるガス絶縁開閉装置105では、図9に示すように、第1の接続母線31aが、第1の主母線11a,21aから下方に延出された第1鉛直部71と、第1鉛直部71から水平に延びて第1鉛直部71同士を結ぶ第1水平部81とを有する。第1の分岐母線41aは、第1水平部81から下方に分岐される。
この構成によって、上記実施の形態1と同様に、第1の接続母線31aと第1の分岐母線41aとの接続部分62を、第1の主母線11a,21aが配置される高さよりも低い位置とすることができる。したがって、上記実施の形態1と同様に、接続部分62の上方に設けられる第1の接地開閉器52aが第1の主母線11a,21aよりも上方に突出する突出量を抑えて、ガス絶縁開閉装置105の高さを低く抑えることができる。
また、第2の接続母線31bは、図10に示すように、第2の主母線11b,21bから水平に延出されて第2の主母線11b,21b同士を結ぶ第2水平部82を有する。第2の分岐母線41bは、第2水平部82から下方に分岐される。
また、第3の接続母線31cは、図11に示すように、第3の主母線11c,21cから上方に延出された第3鉛直部73と、第3鉛直部73から水平に延出されて第3鉛直部73同士を結ぶ第3水平部83とを有する。第3の分岐母線41cは、第3水平部83から下方に分岐される。
また、第2の主母線11b,21b間の距離は、第1水平部81および第3水平部83の長さよりも大きい。これにより、第2の主母線11b,21bとの干渉を回避して第1鉛直部71および第3鉛直部73を設けることが可能となる。また、第1の主母線11a,21a同士の距離の短縮化を図ることで、ガス絶縁開閉装置105の小型化を図ることができる。また、第3の主母線11c,21c同士の距離の短縮化を図ることで、ガス絶縁開閉装置105の小型化を図ることができる。
図14は、実施の形態2の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置106の断面図であって、図8に示すE−E線に沿って見た断面図に相当する図である。実施の形態2の変形例1にかかるガス絶縁開閉装置106では、第3の主母線11c,21c同士が、第3の主母線11c,21cから水平に延出された第3水平部83で結ばれている。これにより、第3の接続母線31cの長さを抑えることができるため、ガス絶縁開閉装置106の軽量化および使用材料の削減による製造費用の抑制を図ることができる。なお、第3の接続母線31cを収容するタンク内を複数のガス区分に区画するスペーサ56は、第3の主母線11c,21cに向けて凹となるように設けられている。また、計器用変流器54と、接地開閉器付断路器55とを横に並べて配置することで、遮断器53の長さを抑えることができる。計器用変流器54と、接地開閉器付断路器55とを横に並べて配置することは、上記実施の形態1等で説明したガス絶縁開閉装置にも適用可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
11,21 主母線、11a,21a,111a,121a 第1の主母線、11b,21b,111b,121b 第2の主母線、11c,21c,111c,121c 第3の主母線、31 接続母線、31a,131a 第1の接続母線、31b,131b 第2の接続母線、31c,131c 第3の接続母線、41 分岐母線、41a 第1の分岐母線、41b 第2の分岐母線、41c 第3の分岐母線、51 断路器、52 接地開閉器、52a 第1の接地開閉器、52b 第2の接地開閉器、52c 第3の接地開閉器、53 遮断器、54 計器用変流器、55 接地開閉器付断路器、56 スペーサ、60,61,62 接続部分、71 第1鉛直部、81 第1水平部、82 第2水平部、73 第3鉛直部、83 第3水平部、101,102,103,104,105,106 ガス絶縁開閉装置。

Claims (8)

  1. 三相分離型のガス絶縁開閉装置であって、
    同じ高さで平行に延びる2本の第1の主母線と、
    前記第1の主母線間を結ぶ第1の接続母線と、
    前記第1の接続母線から下方に分岐された第1の分岐母線と、
    前記第1の分岐母線に接続される第1の遮断器と、
    前記第1の主母線よりも下方で前記第1の主母線と平行かつ互いに同じ高さで延びる2本の第2の主母線と、
    前記第2の主母線間を結ぶ第2の接続母線と、
    前記第2の接続母線から下方に分岐された第2の分岐母線と、
    前記第2の分岐母線に接続される第2の遮断器と、
    前記第2の主母線よりも下方で前記第1の主母線と平行かつ互いに同じ高さで延びる2本の第3の主母線と、
    前記第3の主母線間を結ぶ第3の接続母線と、
    前記第3の接続母線から下方に分岐された第3の分岐母線と、
    前記第3の分岐母線に接続される第3の遮断器と、を備え、
    前記第1の接続母線と前記第1の分岐母線との接続部分は、前記第1の主母線が延びる高さよりも低い位置に設けられ、
    前記第1の接続母線と前記第1の分岐母線との接続部分の上方に接地開閉器が設けられることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1の接続母線は、前記第1の分岐母線との接続部分に向けて下方に傾斜することを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記第3の接続母線と前記第3の分岐母線との接続部分は、前記第3の主母線が延びる高さよりも高い位置に設けられることを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記第1の主母線同士の距離よりも前記第2の主母線同士の距離および前記第3の主母線同士の距離のほうが短いことを特徴とする請求項2または3に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記第1の主母線の延びる方向に沿って見た場合に、第1から第3の分岐母線を挟んだ少なくとも一方側で、前記第1の主母線と前記第3の主母線との間に前記第2の主母線が配置されることを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記第1の接続母線は、前記第1の主母線から下方に延出された第1鉛直部と、前記第1鉛直部から水平に延出されて前記第1鉛直部同士を結ぶ第1水平部とを有し、
    前記第2の接続母線は、前記第2の主母線から水平に延出されて前記第2の主母線同士を結ぶ第2水平部を有し、
    前記第1の分岐母線は、前記第1水平部から分岐され、
    前記第2の分岐母線は、前記第2水平部から分岐され、
    前記第2の主母線間の距離は、前記第1水平部の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記第3の接続母線は、前記第3の主母線から上方に延出された第3鉛直部と、前記第3鉛直部から水平に延出されて前記第3鉛直部同士を結ぶ第3水平部とを有し、
    前記第3の分岐母線は、前記第3水平部から分岐され、
    前記第2の主母線間の距離は、前記第3水平部の長さよりも大きいことを特徴とする請求項6に記載のガス絶縁開閉装置。
  8. 前記第3の接続母線は、前記第1の主母線から水平に延出されて前記第2鉛直部同士を結ぶ第3水平部を有し、
    前記第3の分岐母線は、前記第3水平部から分岐されることを特徴とする請求項6に記載のガス絶縁開閉装置。
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