JP2014124022A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性や耐震性の低下を抑えつつ、縦方向への積み上げが可能な1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置を得ること。
【解決手段】ガス絶縁開閉装置は、2本の主母線1,2同士が複数の接続母線3,4で接続された母線ユニット30を備え、それぞれの接続母線3,4上に3つの遮断器11〜13,21〜23が直列に配置され、接続母線3,4上の遮断器11〜13,21〜23の間から分岐線5,6が分岐された1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置であって、1の接続母線3,4上に配置される3つの遮断器11〜13,21〜23は、縦方向に3段に重ねて配置され、互いに異なる接続母線3,4上に配置される最下段の遮断器11,21同士が、一方の主母線1で接続され、互いに異なる接続母線3,4上に配置される最上段の遮断器13,23同士は、他方の主母線2で接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置に関するものである。
変電所および発電所等の電気所で使用されるガス絶縁開閉装置は、絶縁性能および消弧性能に優れたSF(六フッ化硫黄)等の消弧性ガスを充填密封した金属容器内に開閉装置、母線、変流器、断路器、および変圧器等の所要機器を配置して構成したものである。このようなガス絶縁開閉装置において、所要機器を縦方向に積み上げて設置した構成が、例えば特許文献1に開示されている。
特開昭58−119716号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたガス絶縁開閉装置の回路方式は、2本の主母線間から1回線の分岐母線が引き出される、いわゆる2重母線方式の回路方式となっている。ガス絶縁開閉装置の回路方式としては、大容量の変電所等で高い信頼性を必要とする場合に、いわゆる1・1/2CB(Circuit Breaker:遮断器)構成の母線方式が採用される場合がある。
この母線方式では、2本の主母線間に、ユニット構成をなす3台の遮断器を直列接続して構成している。すなわち、2回線の引き出し用として3台の遮断器を使用し、母線事故の場合でも系統に影響を与えないようにするとともに、遮断器等の点検に際して、線路の停止を伴わないように配慮した方式である。
このような1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置に対して、特許文献1に開示された構成を直接採用することで所要機器を縦方向に積み上げることは難しい。また、特許文献1では、主母線が縦方向に延びるように設けられているため、主母線の間を接続する接続母線の数を増やして引き出し回線数を増加させると、ガス絶縁開閉装置全体の高さも増すこととなり、施工性や耐震性が低下してしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、施工性や耐震性の低下を抑えつつ、縦方向への積み上げが可能な1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、2本の主母線同士が複数の接続母線で接続された母線ユニットを備え、それぞれの接続母線上に3つの遮断器が直列に配置され、接続母線上の遮断器の間から分岐線が分岐された1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置であって、1の接続母線上に配置される3つの遮断器は、縦方向に3段に重ねて配置され、互いに異なる接続母線上に配置される最下段の遮断器同士が、2本の主母線のうちの一方の主母線で接続され、互いに異なる接続母線上に配置される最上段の遮断器同士は、2本の主母線のうちの他方の主母線で接続されることを特徴とする。
この発明によれば、施工性や耐震性の低下を抑えつつ、縦方向への積み上げが可能な1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置を得ることができるという効果を奏する。
図1は、1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の単結線図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置の概略構成を示すための正面図である。 図3は、図2に示すA−A線に沿った矢視図である。 図4は、図2に示すB−B線に沿った矢視図である。 図5は、図2に示すC−C線に沿った矢視図である。 図6は、比較例としてのガス絶縁開閉装置の配置構成例を示す正面図である。 図7は、図6に示すガス絶縁開閉装置の平面図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかるガス絶縁開閉装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の単結線図である。1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置では、2本の主母線1,2の間が複数の接続母線3,4で接続される。
1本の接続母線3上には、3つの遮断器11〜13が直列に配置される。接続母線3上の各遮断器11〜13の間からは分岐線5が分岐される。分岐線5は、図示しない送電線や変圧器に接続される。接続母線3上の各遮断器11〜13の両側には、図示しない計器用変流器や接地開閉器付の断路器が備えられる。2本の主母線1,2を接続する接続母線3上に設けられた3つの遮断器11〜13を含んで遮断器ユニットU1が構成される。
同様に、1本の接続母線4上には、3つの遮断器21〜23が直列に配置される。接続母線4上の各遮断器21〜23の間からは分岐線6が分岐される。分岐線6は、図示しない送電線や変圧器に接続される。接続母線4上の各遮断器21〜23の両側には、図示しない計器用変流器や接地開閉器付の断路器が備えられる。2本の主母線1,2を接続する接続母線4上に設けられた3つの遮断器21〜23を含んで遮断器ユニットU2が構成される。
遮断器11〜13,21〜23は、SF等の絶縁消弧性ガスが充填された筒部の内部に遮断部(図示せず)が設けられて構成される。以下の説明において、図1に示すような2本の主母線1,2同士が複数の接続母線3,4によって接続されて構成されるユニットを母線ユニット30ともいう。なお、図1では、1つの母線ユニット30に対して2本の接続母線3,4が設けられている構成、を例示しているが、3本以上の接続母線を設けて主母線1,2からの引き出し回線数を増加させてもよい。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるガス絶縁開閉装置の概略構成を示すための正面図である。図3は、図2に示すA−A線に沿った矢視図である。図4は、図2に示すB−B線に沿った矢視図である。図5は、図2に示すC−C線に沿った矢視図である。図2〜図5に示すガス絶縁開閉装置の概略構成は、図1において単線結線図で示した1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の実際の配置構成例を示すものである。
図2に示すガス絶縁開閉装置は、A相,B相,C相の三相分の母線ユニット30(図1も参照)を有する相分離型のガス絶縁開閉装置である。すなわち、ガス絶縁開閉装置は、図1に示す母線ユニット30を3組備える。したがって、主母線1,2も3組設けられ、遮断器ユニットU1には、A相,B相,C相と位相の異なる3本の接続母線3とそれぞれの接続母線3上に配置された9つの遮断器11〜13が含まれることとなる。また、遮断器ユニットU2には、A相,B相,C相と位相の異なる3本の接続母線4とそれぞれの接続母線4上に配置された9つの遮断器21〜23が含まれることとなる。
遮断器11〜13,21〜23は、長手方向が水平方向となる横型の遮断器11〜13,21〜23が用いられる。図2に示すように、1の接続母線3上に配置される3つの遮断器11〜13が縦方向に3段に重ねて配置される。縦方向に重ねて配置された遮断器11〜13同士は接続タンク31で接続される。接続母線3は、接続タンク31内を通して配線される。図示は省略するが、1の接続母線4上に配置される3つの遮断器21〜23も縦方向に3段に重ねて配置される。
そして、図2の紙面手前側から奥側に向けて、遮断器ユニットU1のA相を構成する遮断器11〜13、遮断器ユニットU1のB相を構成する遮断器11〜13、遮断器ユニットU1のC相を構成する遮断器11〜13、遮断器ユニットU2のA相を構成する遮断器21〜23、遮断器ユニットU2のB相を構成する遮断器21〜23、遮断器ユニットU2のC相を構成する遮断器21〜23の順に遮断器11〜13,21〜23が並べられている(図3〜図5も参照)。
図3は、3段に重ねて配置された遮断器11〜13,21〜23のうち、最下段部分を平面視した図となっている。図3に示すように、遮断器ユニットU1,U2が有する遮断器11〜13,21〜23のうち、主母線1の最も近くに接続される遮断器11,21が、A相,B相,C相の三相ごとに最下段にまとめて並べられる。
また、ガス絶縁開閉装置には、2つの遮断器ユニットU1,U2が設けられているため、最下段に配置された各相の遮断器11,21同士が、その一端側で横方向に延びる主母線(一方の主母線)1を介して接続される。なお、主母線1の曲がりを減らして接続できるように、A相,B相,C相の遮断器11同士、遮断器21同士は長手方向に互いにずらして配置されている。また、遮断器11,21の他端側は、縦方向に延びる接続母線3,4を介して、中段に配置される遮断器12,22と接続される。
図4は、3段に重ねて配置された遮断器11〜13,21〜23のうち、中段部分を平面視した図となっている。中段部分でも最下段と同様に、遮断器ユニットU1,U2が有する遮断器11〜13,21〜23のうち、主母線1と主母線2との中間に接続される遮断器12,22がA相,B相,C相の三相ごとにまとめて並べられる。
遮断器12,22の一端側は、縦方向に延びる接続母線3,4を介して、最下段に配置される遮断器11,21と接続される。また、遮断器12,22の他端側は、縦方向に延びる接続母線3,4を介して、最上段に配置される遮断器13,23と接続される。
図5は、3段に重ねて配置された遮断器のうち、最上段部分を平面視した図となっている。最上段部分でも最下段と同様に、遮断器ユニットU1,U2が有する遮断器11〜13,21〜23のうち、主母線2の最も近くに接続される遮断器13,23がA相,B相,C相の三相ごとにまとめて並べられる。
また、ガス絶縁開閉装置には、2つの遮断器ユニットU1,U2が設けられているため、最上段に配置された各相の遮断器13,23同士が、その一端側で横方向に延びる主母線(他方の主母線)2を介して接続される。なお、主母線2の曲がりを減らして接続できるように、A相,B相,C相の遮断器13同士、遮断器23同士は長手方向に互いにずらして配置されている。また、遮断器13,23の他端側は、縦方向に延びる接続母線3,4を介して、中段に配置される遮断器12,22と接続される。
以上説明したように配置された1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置では、遮断器11〜13,21〜23を縦方向に重ねているものの、主母線1,2は横方向に延ばしているので、主母線1,2間に設けられる接続母線を増やして遮断器ユニットの数を増加させても、主母線1,2を横方向にさらに延ばすことで対応することができる。したがって、遮断器ユニットの数がガス絶縁開閉装置の高さに与える影響はほとんどない。そのため、ガス絶縁開閉装置の高さを抑えることができ、施工性や耐震性の低下も抑えることができる。
また、遮断器11〜13,21〜23が三相ごとに並べて配置されるので、遮断器ユニットごとに設けられて、その遮断器ユニットが有する遮断器を制御するコントロールユニット(図示せず)を、各遮断器ユニットの近くに配置することが可能となる。したがって、遮断器ユニットとコントロールユニットとの対応関係が把握しやすくなり、意図していない遮断器ユニットを制御してしまうといった誤操作の発生を抑えることができる。
図6は、比較例としてのガス絶縁開閉装置の配置構成例を示す正面図である。図7は、図6に示すガス絶縁開閉装置の平面図である。図6,図7に示すガス絶縁開閉装置は、図2〜5に示したガス絶縁開閉装置と同様に、図1において単線結線図で示した1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置の実際の配置構成例を示すものである。なお、図6,図7に示すガス絶縁開閉装置と、図2〜5に示したガス絶縁開閉装置とで、遮断器等の対応関係が理解しやすいように同じ符合を用いて示している。
図6,図7に示すガス絶縁開閉装置では、すべての遮断器11〜13,21〜23が横方向に並べて配置されている。このように、すべての遮断器11〜13,21〜23を横方向に並べて配置した場合に比べて、図2〜5に示したように遮断器11〜13,21〜23を縦方向に重ねて配置したほうが、遮断器11〜13,21〜23を除いた配線部分、より具体的には、主母線1,2と接続タンク31を合計した長さが短くなり、製造コストの抑制を図ることができる。
以上のように、本発明にかかるガス絶縁開閉装置は、1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置に有用である。
1,2 主母線、3,4 接続母線、5,6 分岐線、11〜13,21〜23 遮断器、31 接続タンク、30 母線ユニット、U1,U2 遮断器ユニット。

Claims (2)

  1. 2本の主母線同士が複数の接続母線で接続された母線ユニットを備え、それぞれの前記接続母線上に3つの遮断器が直列に配置され、前記接続母線上の前記遮断器の間から分岐線が分岐された1・1/2CB方式のガス絶縁開閉装置であって、
    1の前記接続母線上に配置される3つの前記遮断器は、縦方向に3段に重ねて配置され、
    互いに異なる前記接続母線上に配置される最下段の前記遮断器同士が、2本の前記主母線のうちの一方の主母線で接続され、
    互いに異なる前記接続母線上に配置される最上段の前記遮断器同士が、2本の前記主母線のうちの他方の主母線で接続されることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記ガス絶縁開閉装置は、前記母線ユニットが三相分設けられた相分離式のガス絶縁開閉装置であり、
    前記遮断器は、平面視において三相ごとに並べて配置されることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
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