JPWO2016056377A1 - 分波装置 - Google Patents

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Abstract

複数の通過帯域の信号を分離する分波装置において、通過帯域外の減衰特性を向上させてアイソレーション特性を改善する。分波装置(1)は、アンテナ端子(T1)に接続された送信フィルタ部(110)および受信フィルタ部(120)を有するデュプレクサ(100)と、アンテナ端子(T1)に接続されたフィルタ(200)とを備える。アンテナ端子(T1)と接地電位との間には、インダクタ(L1)が接続される。送信フィルタ部(110,210)は、複数の直列腕共振子および複数の並列腕共振子を含むラダー型フィルタであり、複数の並列腕共振子と接地電位との間に接続された有極インダクタ(L12,L22)をそれぞれ含む。インダクタ(L1)と有極インダクタ(L12,L22)とは互いに誘導結合し、インダクタ(L1)と有極インダクタ(L12,L22)との間の距離は、有極インダクタ(L12,L22)間の距離よりも短い。

Description

本発明は分波装置に関し、より特定的には、複数のフィルタ装置とインダクタとを備えた分波装置に関する。
携帯電話やスマートフォンなどの通信機器において、弾性表面波フィルタ(SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ)などを用いて送信信号および受信信号を周波数によって分離するデュプレクサ等の分波装置が広く利用されている。
このような分波装置においては、送信信号および受信信号を通過させる周波数帯域である通過帯域を広域化するために、複数の弾性表面波共振子をラダー型に接続したラダー型フィルタが利用されている。さらに、送受信用のアンテナとのインピーダンスを整合するため、および、各フィルタの通過帯域特性を調整するために、フィルタに複数のインダクタを付加する構成が用いられている。
特開2009−21895号公報(特許文献1)には、アンテナに電気的に接続され、互いに異なる周波数の通過帯域を有する第1〜第3のフィルタを備えたアンテナ共用器において、アンテナ端子と接地電位との間に、インピーダンス整合用のインダクタが設けられる構成が開示されている。
また、特開2007−174100号公報(特許文献2)には、送信信号と受信信号とを分離する分波器において、アンテナ整合用のインダクタおよび送信フィルタの特性調整用のインダクタ(伸長インダクタ)が積層基板内にメアンダラインで形成された構成が開示されている。特開2007−174100号公報(特許文献2)に開示された分波器においては、インダクタで発生する磁界を直交させて、互いに作用する電磁界の影響を小さくすることによって、アイソレーション特性を改善している。
特開2009−21895号公報 特開2007−174100号公報
携帯電話などの通信機器においては、機器のさらなる小型化、および、異なる複数の通過帯域を有する信号を精度よく分離することが必要とされている。そのため、上記のような複数のフィルタを有する分波装置においては、各フィルタにおける対象通過帯域外の信号についての減衰特性を向上させ、フィルタ間のアイソレーション特性を改善することが必要となる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、異なる複数の通過帯域の信号を分離する分波装置において、通過帯域外の減衰特性を向上させてアイソレーション特性を改善することである。
本発明による分波装置は、第1〜第4の信号端子と、第1および第2のフィルタと、第1〜第3のインダクタとを備える。第1のフィルタは、第1〜第3の信号端子に接続され、互いに異なる第1および第2の通過帯域を有している。第2のフィルタは、第1および第4の信号端子に接続され、第1および第2の通過帯域とは異なる第3の通過帯域を有している。第1のインダクタは、第1の信号端子と接地電位との間に接続される。第2のインダクタは、第1のフィルタと接地電位との間に接続される。第3のインダクタは、第2のフィルタと接地電位との間に接続される。第1のインダクタは、第2のインダクタおよび第3のインダクタと互いに誘導結合する。第1のインダクタと第2のインダクタとの間の距離および第1のインダクタと第3のインダクタとの間の距離の各々は、第2のインダクタと第3のインダクタとの間の距離よりも短い。
好ましくは、第1のインダクタは、第2のインダクタおよび第3のインダクタから略同じ距離となるように配置される。
好ましくは、第1のインダクタは、第1のインダクタと第2のインダクタとの間の結合係数、および、第1のインダクタと第3のインダクタとの間の結合係数が、それぞれ0.04以上かつ0.07以下の範囲内となるように配置される。
好ましくは、第1のフィルタは、第1の通過帯域を有し、第1の直列腕共振子と第1の並列腕共振子とを含む第1のラダー型フィルタ部と、第2の通過帯域を有する縦結合共振子型フィルタとを含む。
好ましくは、第2のフィルタは第3の通過帯域を有し、第2の直列腕共振子と第2の並列腕共振子とを含む第2のラダー型フィルタ部を含む。
好ましくは、第1のフィルタは、第1の直列腕共振子と第1の並列腕共振子とを含む。第2のフィルタは、第2の直列腕共振子と第2の並列腕共振子とを含む。第2のインダクタは第1の並列腕共振子と接地電位との間に接続され、第3のインダクタは第2の並列腕共振子と接地電位との間に接続される。
好ましくは、第1のフィルタは複数の第1の並列腕共振子を含み、第2のフィルタは複数の第2の並列腕共振子を含む。第2のインダクタは、複数の第1の並列腕共振子のうちの少なくとも2つの並列腕共振子と接地電位との間に接続される。第3のインダクタは、複数の第2の並列腕共振子のうちの少なくとも2つの並列腕共振子と接地電位との間に接続される。
好ましくは、分波装置は、第5の信号端子をさらに備える。第1のフィルタは、第1および第2の信号端子に接続されるとともに第1の通過帯域を有する第1フィルタ部と、第1および第3の信号端子に接続されるとともに第2の通過帯域を有する第2フィルタ部とを含む。第2のフィルタは、第1および第4の信号端子に接続されるとともに第3の通過帯域を有する第3フィルタ部と、第1および第5の信号端子に接続されるとともに第3の通過帯域とは異なる第4の通過帯域を有する第4フィルタ部とを含む。
好ましくは、第1〜第4の信号端子は回路基板に設けられる。第1のフィルタは、回路基板上に実装される第1のフィルタチップに含まれる。第2のフィルタは、回路基板上に実装される第2のフィルタチップに含まれる。第1のインダクタは、回路基板上に実装されるインダクタチップに含まれる。第2のインダクタの少なくとも一部は、回路基板を平面視したときに、第1のフィルタチップに重なるように回路基板上に配置される。第3のインダクタの少なくとも一部は、回路基板を平面視したときに、第2のフィルタチップに重なるように回路基板上に配置される。
本発明の分波装置によれば、分波装置において、通過帯域外の減衰特性を向上させてアイソレーション特性を改善することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る分波装置の概略回路図である。 図1の分波装置の各要素についての、回路基板上での概略配置の第1の例を示す図である。 第1のバンドについての、インダクタの誘導結合とアイソレーション特性との関係を説明するための第1の図である。 第1のバンドについての、インダクタの誘導結合とアイソレーション特性との関係を説明するための第2の図である。 第2のバンドについての、インダクタの誘導結合とアイソレーション特性との関係を説明するための第1の図である。 第2のバンドについての、インダクタの誘導結合とアイソレーション特性との関係を説明するための第2の図である。 第1のバンドについての、インダクタの結合係数を変化させたときの受信通過帯域のアイソレーション特性を示す図である。 結合係数と受信通過帯域のアイソレーション特性を示す図である。 図1の分波装置の各要素についての、回路基板上での概略配置の第2の例を示す図である。 実施の形態2に係る分波装置の概略回路図である。 図10の分波装置の各要素についての、回路基板上での概略配置を示す図である。 実施の形態3に係る分波装置の概略回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る分波装置1の概略回路図である。図1を参照して、分波装置1は、各々がアンテナ端子T1においてアンテナ10と電気的に接続されたデュプレクサ100およびフィルタ200を備える、いわゆるトリプレクサである。
第1の信号端子を構成するアンテナ端子T1は、インダクタチップ50に含まれるインダクタL1を介して接地電位に接続される。インダクタL1は、分波装置1とアンテナ10とのインピーダンスを整合させるために用いられ、第1のインダクタを構成する。
第1のフィルタを構成するデュプレクサ100は、第1の通過帯域(たとえば、704〜716MHz)を有する送信フィルタ部110と、第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域(たとえば、734〜756MHZ)を有する受信フィルタ部120とを含む。フィルタ200は、第1および第2の通過帯域とは異なる第3の通過帯域(たとえば、777〜787MHz)を有する送信フィルタ部210を含む。
送信フィルタ部110は、アンテナ端子T1と送信用端子T2との間に接続されたラダー型フィルタであり、送信用端子T2で受けた送信用信号をラダー型フィルタでフィルタリングして、アンテナ端子T1から出力する。送信フィルタ部110は、アンテナ端子T1と送信用端子T2との間に直列接続された直列腕共振子S11〜S14と、並列腕共振子P11〜P13とを含む。
並列腕共振子P11の一方端は、直列腕共振子S11,S12の接続ノードと接続されており、他方端はインダクタL11を介して接地電位に接続されている。並列腕共振子P12の一方端は、直列腕共振子S12,S13の接続ノードと接続されており、他方端は第2のインダクタを構成するインダクタL12を介して接地電位に接続されている。並列腕共振子P13の一方端は、直列腕共振子S13,S14の接続ノードと接続されており、他方端は並列腕共振子P12とインダクタL12との接続ノードに接続されている。すなわち、並列腕共振子P13も、インダクタL12を介して接地電位に接続されている。
受信フィルタ部120は、第2および第3の信号端子を構成する受信用端子T3とアンテナ端子T1との間に接続されたバランス型のフィルタであり、より具体的には、縦結合共振子型弾性波フィルタにより構成されている。受信フィルタ部120は、弾性表面波共振子S15と、縦結合共振子型弾性波フィルタ121,122とを含む。受信用端子T3は、互いに逆位相の信号を伝達する一対の平衡信号端子である。
弾性表面波共振子S15の一方端はアンテナ端子に接続され、他方端は縦結合共振子型弾性波フィルタ121に接続される。縦結合共振子型弾性波フィルタ121と縦結合共振子型弾性波フィルタ122とは、互いに縦接続されており、平衡−不平衡変換機能を有している。受信フィルタ部120は、弾性表面波共振子S15を介してアンテナ10で受信した不平衡信号を平衡信号に変換して、受信用端子T3に平衡信号として出力する。
なお、受信フィルタ部120は、送信フィルタ部110が用いられるバンド(Band17)の受信信号と、後述する送信フィルタ部210が用いられるバンド(Band13)の受信信号の双方を受信可能な、共通の受信フィルタとして機能する。
第2のフィルタを構成するフィルタ200に含まれる送信フィルタ部210は、第4の信号端子を構成する送信用端子T4とアンテナ端子T1との間に接続されたラダー型フィルタであり、送信用端子T4で受けた送信用信号をフィルタリングして、アンテナ端子T1から出力する。送信フィルタ部210は、アンテナ端子T1と送信用端子T4との間に直列接続された直列腕共振子S21〜S24と、並列腕共振子P21〜P23とを含む。
並列腕共振子P21の一方端は、直列腕共振子S22,S23の接続ノードと接続されており、他方端はインダクタL21を介して接地電位に接続されている。並列腕共振子P22の一方端は、直列腕共振子S23,S24の直列腕に設けられた接続ノードと接続されており、他方端は第3のインダクタを構成するインダクタL22を介して接地電位に接続されている。並列腕共振子P23の一方端は、送信用端子T4と接続される直列腕に接続されており、他方端は並列腕共振子P22とインダクタL22との接続ノードに接続されている。すなわち、並列腕共振子P23も、インダクタL22を介して接地電位に接続されている。
なお、送信フィルタ部110,210における直列腕共振子および並列腕共振子の数ならびに接続態様は図1に図示したものに限られず、使用する通過帯域に応じて適宜選択される。
送信フィルタ部110,210のようなラダー型フィルタにおける並列腕共振子と接地電位との間に接続されるインダクタ(L11,L12,L21,L22)は、一般的に「伸長インダクタ(伸長コイル)」と称され、発振回路における負荷容量を直列にするために用いられる。また、このうち、インダクタL12,L22のように、複数の並列腕共振子と接地電位との間に接続されたインダクタは「有極インダクタ(有極コイル)」とも称され、所望の周波数に減衰極を設けて高周波数域の減衰を向上するために用いられる。
図2は、図1に示される分波装置の各要素についての、回路基板20上での概略配置を示す図である。
図2を参照して、回路基板20上には、デュプレクサ100を含む第1のフィルタチップを構成するフィルタチップ30と、フィルタ200を含む第2のフィルタチップを構成するフィルタチップ40と、インダクタL1を含むインダクタチップ50とが実装される。
フィルタチップ30とインダクタチップ50とは回路基板20上のパターン配線EL1によって電気的に接続され、フィルタチップ40とインダクタチップ50とは回路基板20上のパターン配線EL2によって電気的に接続される。そして、インダクタチップ50は、パターン配線EL3によってアンテナ端子T1に電気的に接続される。パターン配線EL1、パターン配線EL2、パターン配線EL3は互いに共通する接続点で接続されている。フィルタチップ30の一方端、フィルタチップ40の一方端とインダクタチップ50の一方端は、共通する接続点を介してアンテナ端子T1に接続されている。なお、インダクタチップ50の他方端は、接地電位に接続されている。
デュプレクサ100の送信フィルタ部110に接続される有極インダクタL12、および、フィルタ200の送信フィルタ部210に接続される有極インダクタL22は、回路基板20上にパターン配線を周回させることにより形成されている。インダクタL12,L22は、回路基板20を平面視したときに、少なくともその一部または全部が、それぞれフィルタチップ30,40と重なる位置に配置される。これによって、回路基板20における実質的な実装面積を節約することができる。
このような2つのバンドのフィルタを有する分波装置は、たとえば携帯電話やスマートフォンなどのモバイル機器に用いられる場合があるため、できるだけ小型化することが望ましい。
一方で、小型化することによって、互いに異なる通過帯域を有する2つのバンドのフィルタが近接すると、相手側のフィルタを通過する信号が影響してしまい、特に、通過帯域が共通する受信フィルタ部において受信信号の品質低下につながる場合がある。そのため、装置全体の小型化とともに、各フィルタ間のアイソレーション特性を向上させることが必要とされる。
本実施の形態1においては、フィルタ間のアイソレーション特性を改善するために、送信フィルタ部110,210のインダクタL12,L22を、インダクタL1が含まれるインダクタチップ50に近接配置することによって、インダクタL1とインダクタL12との間、および、インダクタL1とインダクタL22との間で、インダクタ同士が互いに誘導結合できるようにする。
このように、入力側(アンテナ側)のインダクタと出力側(フィルタ側)のインダクタとを誘導結合することによって、インダクタ間の空間を介した、パターン配線の信号経路とは異なる新たな信号経路を形成する。そして、インダクタンス等のパラメータを適宜調整することによって、この誘導結合による新たな信号経路を通過する信号を用いて、相手側のバンドを通過する信号からの影響を低減する。たとえば、対象となる周波数帯域において、同じ振幅でかつ逆位相の信号を誘導結合により伝達することによって、フィルタを通過する不要な信号を除去することができる。
これによって、各フィルタにおいて、相手側バンドの通過帯域の信号減衰量を向上できるので、フィルタ間のアイソレーション特性を改善することができる。
より具体的には、図2に示されるように、回路基板20上において、インダクタチップ50を2つのフィルタチップ30,40の間に配置し、インダクタL21,L22とインダクタL1とを近接配置する。
一般的に、誘導結合は結合係数κに比例し、結合係数κはインダクタ間の距離が近くなるほど大きくなることが知られている。そのため、アイソレーション特性を改善するためには、インダクタL21,L22をインダクタチップ50にできるだけ近づけるように配置することが望ましい。
具体的には、図2に示されるように、インダクタチップ50とインダクタL12との間の距離をD1、インダクタチップ50とインダクタL22との間の距離をD2、インダクタL12,22の間の距離をD3とすると、D1およびD2がD3よりも小さく(D1<D3かつD2<D3)、さらに、D1≒D2とすることが好適である。
以下、図3〜図8を用いて、図2で説明したような配置の実施の形態1の分波装置についてのアイソレーション特性について説明する。なお、図3〜図7においては、相手バンド側の有極インダクタをインダクタチップ50から十分に離して誘導結合しない状態とした上で、当該バンドの有極インダクタを誘導結合させない場合と誘導結合させた場合のアイソレーション特性が示される。図3〜図7においては、縦軸に挿入損失[dB]が示され、横軸には周波数[MHz]が示される。また、図8においては、縦軸に挿入損失[dB]が示されており、横軸には結合係数κが示される。
図3および図4は、送信フィルタ部110側の第1のバンド(Band17)についての結合係数とアイソレーション特性との関係を説明するためのグラフである。ここで、図3は結合係数κ=0として誘導結合させない場合のシミュレーション結果を示し、図4は結合係数κ=0.05で誘導結合させた場合のシミュレーション結果を示す。
図3と図4とを比較すると、誘導結合を行なうことによって、共通する受信フィルタ部120の通過帯域である734〜756MHz付近においての挿入損失が低減している。すなわち、入力側のインダクタL1と有極インダクタL12とを誘導結合させることによって、受信側通過帯域(Rx帯)のアイソレーション特性が向上していることがわかる。
図5および図6は、送信フィルタ部210側の第2のバンド(Band13)についての結合係数とアイソレーション特性との関係を説明するためのグラフである。図3および図4での説明と同様に、図5は結合係数κ=0として誘導結合させない場合のシミュレーション結果を示し、図6は結合係数κ=0.05で誘導結合させた場合のシミュレーション結果を示す。
図5と図6とを比較すると、誘導結合を行なうことによって、共通する受信通過帯域である734〜756MHz付近においての挿入損失が低減している。すなわち、入力側のインダクタL1と有極インダクタL22とを結合係数κ=0.05に調整して誘導結合させることによって、Rx帯のアイソレーション特性が向上するような入力側のインダクタL1と有極インダクタL22との間に信号経路が構成されていることがわかる。
図7は、第1のバンドにおいて、結合係数をκ=0からκ=0.1まで変化させた時の、Rx帯のアイソレーション特性の変化を説明するためのグラフである。図7においては、線LN1〜LN5は、それぞれκ=0,0.02,0.05,0.07,0.1の場合を示す。
図7を参照して、結合係数κ=0から増加するにつれて、初めは徐々に挿入損失が低減しているが、κ=0.05よりも大きくなると、逆に、結合係数κの増加とともに挿入損失は増加している。また、図8は結合係数κと挿入損失との関係を示すグラフであるが、この図8からも、結合係数κ=0の状態からκ=0.05付近になるまでは徐々に挿入損失が低減し、κ=0.05から増加すると徐々に挿入損失が増加していることがわかる。
ここで、受信側の通過帯域(Rx帯)における一般的なアイソレーションの要求は55dB以上であるので、本実施の形態1の構成においては、結合係数κを0.04〜0.07の範囲となるようにパラメータを設定することが望ましい。
以上のように、本実施の形態1のような2つのバンドで送受信が可能な分波装置(トリプレクサ)において、各送信フィルタ部の有極インダクタを入力側の整合用インダクタと誘導結合させることによって、共通の受信フィルタ部における受信側通過帯域のアイソレーション特性を向上させることが可能となる。
(変形例)
回路基板上における有極インダクタの配置については、図2で示した配置には限定されず、インダクタチップ内の入力側インダクタと誘導結合できれば、他の配置とすることも可能である。
図9は、送信フィルタ部210側の回路において、インダクタL22の全体が、フィルタチップ40と重なり合うように配置された例である。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、2つのバンドの受信側のフィルタを共通化した構成の場合について説明した。実施の形態2においては、それぞれのバンドで受信側フィルタが設けられる、2つのデュプレクサ(クワッドプレクサ)を採用した構成の例について説明する。
図10は、実施の形態2に係る分波装置1Aの概略回路図である。図10においては、図1で示した分波装置1におけるフィルタ200の送信フィルタ部210のバンドについて、個別の受信フィルタ部220が設けられており、送信フィルタ部210と受信フィルタ部220によりデュプレクサ200Aが形成されている。なお、図10において、図1と重複する要素の説明については繰り返さない。
図10を参照して、デュプレクサ200Aにおける受信フィルタ部220は、第5の信号端子を構成する受信用端子T5とアンテナ端子T1との間に接続された第3のフィルタを構成するバランス型のフィルタであり、より具体的には、受信フィルタ部220は縦結合共振子型弾性波フィルタにより構成されている。受信フィルタ部220は、弾性表面波共振子S25と、縦結合共振子型弾性波フィルタ221,222とを含む。
弾性表面波共振子S25の一方端はアンテナ端子に接続され、他方端は縦結合共振子型弾性波フィルタ221に接続される。縦結合共振子型弾性波フィルタ221と縦結合共振子型弾性波フィルタ222とは、互いに縦接続されており、平衡−不平衡変換機能を有している。受信フィルタ部220は、弾性表面波共振子S25を介してアンテナ10で受信した不平衡信号を平衡信号に変換して、受信用端子T5に平衡信号として出力する。
なお、実施の形態2においては、デュプレクサ200Aの受信フィルタ部220の通過帯域は、デュプレクサ100の受信フィルタ部120の通過帯域と同じ通過帯域に設定されてもよいし、異なる通過帯域に設定されてもよい。
図11は、図10の分波装置の各要素についての、回路基板20上での概略配置を示す図である。図11においては、実施の形態1の図2におけるフィルタチップ40に代えて、デュプレクサ200Aを含むフィルタチップ40Aが実装されたものとなっている。フィルタチップ30とフィルタチップ40Aとは、インダクタチップ50に対して対称に配置されており、有極インダクタL12、L22は、それぞれインダクタチップ50内のインダクタL1と誘導結合するように近接して配置されている。
このように、各バンドにおいて個別の受信フィルタを有する2つのデュプレクサを用いる分波装置においても、各デュプレクサの有極インダクタを入力側のインダクタと誘導結合させることによって、受信側通過帯域のアイソレーション特性を向上させることが可能となる。
[実施の形態3]
実施の形態3における分波装置1Bは、実施の形態1におけるデュプレクサ100が、2つの送信フィルタ部110,110Aを有するトリプレクサ100Aに置き換わったものとなっている。すなわち、分波装置1Bは、互いに異なる通過帯域を有する3つの異なるバンドに対応した送信フィルタ部110,110A,210と、共通の受信フィルタ部120とを有する。
このように、3つ以上のバンドを有する分波装置1Bにおいても、各送信フィルタ部110,110A,210の有極インダクタL12,L12A,L22をアンテナ側のインダクタL1と誘導結合させることによって、各バンドにおける受信側通過帯域のアイソレーション特性を向上させることが可能となる。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 分波装置、
10 アンテナ、
20 回路基板、
L1,L11,L11A,L12,L12A,L21,L22 インダクタ、
30,40,40A フィルタチップ、
50 インダクタチップ、
100,200A デュプレクサ、
100A トリプレクサ、
110,110A,210 送信フィルタ部、
120,220 受信フィルタ部、
121,122,221,222 縦結合共振子型弾性波フィルタ、
S15,S25 弾性表面波共振子、
200 フィルタ、
EL1〜EL3 パターン配線、
P11〜P13,P21〜P23 並列腕共振子、
S11〜S14,S21〜S24 直列腕共振子、
T1 アンテナ端子、
T2,T4 送信用端子、
T3,T5 受信用端子。
第1のフィルタを構成するデュプレクサ100は、第1の通過帯域(たとえば、704〜716MHz)を有する送信フィルタ部110と、第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域(たとえば、734〜756MH)を有する受信フィルタ部120とを含む。フィルタ200は、第1および第2の通過帯域とは異なる第3の通過帯域(たとえば、777〜787MHz)を有する送信フィルタ部210を含む。

Claims (9)

  1. 第1〜第4の信号端子と、
    前記第1〜第3の信号端子に接続され、互いに異なる第1および第2の通過帯域を有する第1のフィルタと、
    前記第1および第4の信号端子に接続され、前記第1および第2の通過帯域とは異なる第3の通過帯域を有する第2のフィルタと、
    前記第1の信号端子と接地電位との間に接続された第1のインダクタと、
    前記第1のフィルタと接地電位との間に接続された第2のインダクタと、
    前記第2のフィルタと接地電位との間に接続された第3のインダクタとを備え、
    前記第1のインダクタは、前記第2のインダクタおよび前記第3のインダクタと互いに誘導結合し、
    前記第1のインダクタと前記第2のインダクタとの間の距離および前記第1のインダクタと前記第3のインダクタとの間の距離の各々は、前記第2のインダクタと前記第3のインダクタとの間の距離よりも短い、分波装置。
  2. 前記第1のインダクタは、前記第2のインダクタおよび前記第3のインダクタから略同じ距離となるように配置される、請求項1に記載の分波装置。
  3. 前記第1のインダクタは、前記第1のインダクタと前記第2のインダクタとの間の結合係数、および、前記第1のインダクタと前記第3のインダクタとの間の結合係数が、それぞれ0.04以上かつ0.07以下の範囲内となるように配置される、請求項1または2に記載の分波装置。
  4. 前記第1のフィルタは、
    前記第1の通過帯域を有し、第1の直列腕共振子と第1の並列腕共振子とを含む第1のラダー型フィルタ部と、
    前記第2の通過帯域を有する縦結合共振子型フィルタとを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分波装置。
  5. 前記第2のフィルタは、前記第3の通過帯域を有し、第2の直列腕共振子と第2の並列腕共振子とを含む第2のラダー型フィルタ部を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の分波装置。
  6. 前記第1のフィルタは、第1の直列腕共振子と第1の並列腕共振子とを含み、
    前記第2のフィルタは、第2の直列腕共振子と第2の並列腕共振子とを含み、
    前記第2のインダクタは、前記第1の並列腕共振子と接地電位との間に接続され、
    前記第3のインダクタは、前記第2の並列腕共振子と接地電位との間に接続される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分波装置。
  7. 前記第1のフィルタは、複数の第1の並列腕共振子を含み、
    前記第2のフィルタは、複数の第2の並列腕共振子を含み、
    前記第2のインダクタは、前記複数の第1の並列腕共振子のうちの少なくとも2つの並列腕共振子と接地電位との間に接続され、
    前記第3のインダクタは、前記複数の第2の並列腕共振子のうちの少なくとも2つの並列腕共振子と接地電位との間に接続される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分波装置。
  8. 第5の信号端子をさらに備え、
    前記第1のフィルタは、
    前記第1および第2の信号端子に接続され、前記第1の通過帯域を有する第1フィルタ部と、
    前記第1および第3の信号端子に接続され、前記第2の通過帯域を有する第2フィルタ部とを含み、
    前記第2のフィルタは、
    前記第1および第4の信号端子に接続され、前記第3の通過帯域を有する第3フィルタ部と、
    前記第1および第5の信号端子に接続され、前記第3の通過帯域とは異なる第4の通過帯域を有する第4フィルタ部とを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の分波装置。
  9. 前記第1〜第4の信号端子は回路基板に設けられ、
    前記第1のフィルタは、前記回路基板上に実装される第1のフィルタチップに含まれ、
    前記第2のフィルタは、前記回路基板上に実装される第2のフィルタチップに含まれ、
    前記第1のインダクタは、前記回路基板上に実装されるインダクタチップに含まれ、
    前記第2のインダクタの少なくとも一部は、前記回路基板を平面視したときに、前記第1のフィルタチップに重なるように前記回路基板上に配置され、
    前記第3のインダクタの少なくとも一部は、前記回路基板を平面視したときに、前記第2のフィルタチップに重なるように前記回路基板上に配置される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の分波装置。
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