JPWO2016047658A1 - テープ心線の製造方法 - Google Patents

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Abstract

マルチコアファイバ1は、断面が円形であり、複数のコア5が所定の間隔で配置され、周囲をクラッド3で覆われ、クラッド3の外周に樹脂被覆部7が形成された光ファイバである。テープ心線10の長手方向に垂直な断面において、全てのマルチコアファイバ1のコア5の配置が、全て同じ向きになるようにマルチコアファイバ1が配置される。例えば、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1の中心線が、全てテープ心線10の厚み方向に向くようにマルチコアファイバ1が配置される。また、テープ心線10は、テープ心線10の長手方向の全長にわたって、コア5の配置が略一定となる。すなわち、テープ心線10の長手方向の任意の断面において、常に、コア5の配置が略一定となる。

Description

本発明は、光ファイバが複数本併設されたテープ心線等に関するものである。
近年の光通信におけるトラフィックの急増により、一般的に用いられているシングルコアの光ファイバにおいて伝送容量の限界が近づいている。そこで、さらに通信容量を拡大する手段として、一本の光ファイバに複数のコアが形成されたマルチコアファイバが提案されている。マルチコアファイバを用いることで、光ファイバの敷設コストを抑え、伝送容量の拡大が可能となる。
マルチコアファイバが伝送路として用いられた場合、このマルチコアファイバの各コア部は、それぞれ別の光ファイバや光素子等と接続されて伝送信号を送受する必要がある。特に、このようなマルチコアファイバを複数本併設したテープ心線であれば、多心のマルチコアファイバを一括して接続することが必要となる。
一方、マルチコアファイバは、断面の中心以外にもコアが配置されているため、シングルコアの光ファイバと比較して接続が難しいという問題がある。
したがって、このようなマルチコアファイバを複数本併設したテープ心線においては、それぞれのマルチコアファイバのコアの配置を特定の方向に整列させることが望ましい。
マルチコアファイバのコアの配置を特定する方法としては、マルチコアファイバのクラッドに、コアの配置を識別するためのマーカを設けたマルチコアファイバがある(特許文献1)。
また、テープ心線同士の接続、テープ心線と光素子等の接続において、より接続損失を低減することが望まれている。接続損失を低減するにはコア同士の軸ずれをより小さくする必要があり、テープ心線において、各光ファイバの偏芯方向を一定方向に揃えて光ファイバを整列させることが望ましい。
特開2011−170099号公報
しかしながら、特許文献1のように断面においてコア配置を識別可能な光ファイバであっても、それぞれの光ファイバのコアの配置を特定の方向に整列させてテープ心線を構成することは困難である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、テープ心線の長手方向にわたって、それぞれの光ファイバのコアが所定の配置となるテープ心線等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、光ファイバが複数本併設されたテープ心線であって、前記光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、前記光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有し、テープ心線の長手方向に対して垂直な断面において、それぞれの前記光ファイバのコアが、長手方向にわたってそれぞれ一定の位置に配置されることを特徴とするテープ心線である。
前記テープ心線の長手方向に対して垂直な断面において、それぞれの前記光ファイバのコアが、テープ心線の全長にわたってそれぞれ一定の位置に配置されることが望ましい。
前記光ファイバは、断面が円形であることが望ましい。
前記光ファイバは、複数のコアを有するマルチコアファイバであってもよい。
複数の前記光ファイバは、長手方向に対して垂直な断面において、前記光ファイバの外形に対する前記コアの配置が同じであり、前記光ファイバのコアの配置が、全て同じになるように前記光ファイバが配置されてもよい。
複数の前記光ファイバは、長手方向に対して垂直な断面において、前記光ファイバの外形に対する前記コアの配置が同じであり、前記光ファイバの内、一部の前記光ファイバのコアと、他の前記光ファイバのコアとが、それぞれの前記光ファイバの長手方向を軸として互いに90度回転した配置となるように前記光ファイバが配置されてもよい。
第1の発明によれば、光ファイバの断面の形態が、光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有する場合であっても、少なくとも所定の長さ範囲において、テープ心線の長手方向にわたってそれぞれ一定の位置に配置されるため、テープ心線の接続が容易である。
特に、テープ心線の全長にわたって、コアの配置が断面の所定の位置となるように光ファイバが配置されることで、テープ心線の一括接続がより容易である。
また、光ファイバの断面が円形であれば、光ファイバを非円形とする必要がないため、製造性に優れる。
また、本発明の光ファイバとしては、例えば、マルチコアファイバを適用することができる。
また、全ての光ファイバがすべて同一の方向に向くように配置されてもよく、または、互いに垂直な向きとなるように配置されてもよい。
第2の発明は、光ファイバが複数本併設されたテープ心線の製造方法であって、前記光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、前記光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有し、前記光ファイバのコアに光を導入する光導入工程と、前記コアに導入した光を前記光ファイバの外部に漏らす光漏洩工程と、前記光漏洩工程での光の漏れを検知する光検知工程と、前記光検知工程において検知される光の漏れ量が略一定となるように、前記光ファイバを周方向に回転させる光ファイバ回転工程と、光ファイバをテープ化するテープ化工程と、を具備することを特徴とするテープ心線の製造方法である。
前記光導入工程において、前記光ファイバを屈曲させた屈曲部から光を導入してもよい。
前記光導入工程において、前記光ファイバの端部から光を導入してもよい。
前記光ファイバ回転工程は、前記光ファイバを繰り出すボビンの回転面を傾斜させて前記光ファイバを周方向に回転させてもよい。
前記光ファイバ回転工程は、前記光検知工程で光の漏れを検知する検知部の前または後ろに配置されたローラの回転面を傾斜させて前記光ファイバを周方向に回転させてもよい。
前記光ファイバは、断面が円形であることが望ましい。
前記光ファイバは、複数のコアを有するマルチコアファイバであってもよい。
第2の発明によれば、テープ心線の長手方向の全長にわたって、光ファイバのコアの配置が略一定となるように、テープ心線を形成することができる。
また、光導入部が屈曲部であれば、光検知部の近傍で光を光ファイバに導入することができる。
また、光導入部が光ファイバの端部であれば、任意の特定のコアに光を導入することができる。
また、光ファイバの繰り出し方向を回転軸として、光ファイバを繰り出すボビンを回転させることで、光ファイバを容易に捻じることができる。したがって、光検知部で検知される光の強度に追従させて、光ファイバを捻じることで、光ファイバの特定のコアが一定の位置となるように容易に制御することができる。
また、このような効果は、光ファイバ屈曲部の前または後ろに配置されたローラを光ファイバの走行方向を軸として回転させることでも得ることができる。
また、光ファイバの断面が円形であれば、光ファイバを非円形とする必要がないため、製造性に優れる。
また、本発明の光ファイバとしては、例えば、マルチコアファイバを適用することができる。
本発明によれば、テープ心線の長手方向にわたって、それぞれの光ファイバのコアが所定の配置であり、接続性に優れたテープ心線等を提供することができる。
テープ心線10を示す断面図。 光ファイバテープ心線製造装置20を示す平面図。 光ファイバテープ心線製造装置20を示す側方図。 光検知部23近傍を示す図であり、図3のB部拡大図。 図4のE部におけるF−F線断面図であり、光導入コア5aが光ファイバ屈曲部15の垂線G上の最上部に位置した状態を示す図。 図4のE部におけるF−F線断面図であり、光導入コア5aが、垂線Gからずれた部位に位置した状態を示す図。 マルチコアファイバ1の断面における光導入コア5aの位置とボビン12の傾きを示す図で、光導入コア5aが垂線G上に位置する状態を示す図。 マルチコアファイバ1の断面における光導入コア5aの位置とボビン12の傾きを示す図で、光導入コア5aが、垂線Gからずれた部位に位置した状態を示す図。 マルチコアファイバ1の断面における光導入コア5aの位置とボビン12の傾きを示す図で、光導入コア5aが、垂線Gからずれた部位に位置した状態を示す図。 光ファイバテープ心線製造装置20aを示す側方図。 光ファイバテープ心線製造装置20bを示す図。 光ファイバテープ心線製造装置20cを示す図。 テープ心線10aを示す図。 テープ心線10bを示す図。 テープ心線10cを示す図。 テープ心線10dを示す図。 テープ心線10eを示す図。 テープ心線10fを示す図。 テープ心線30を示す図。 テープ心線30aを示す図。 着色樹脂塗布装置40を示す側方図。 光ファイバテープ心線製造装置50を示す図。 テープ心線30bを示す図。 光ファイバテープ心線製造装置60を示す平面図。 光ファイバテープ心線製造装置60を示す側方図。 図16のH部における部分断面図である。 テープ心線30cを示す図。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかるテープ心線について説明する。図1(a)はテープ心線10の断面図である。テープ心線10は、複数のマルチコアファイバ1が併設されて、テープ樹脂被覆9で一体化されたものである。なお、テープ心線10を構成するマルチコアファイバ1の本数は、図示した例には限られない。
マルチコアファイバ1は、断面が円形であり、複数のコア5が所定の間隔で配置され、周囲を複数のコアよりも屈折率が低いクラッド3で覆われた光ファイバである。クラッド3の外周には樹脂被覆部7が形成される。マルチコアファイバ1は、全部で7つのコア5を有し、マルチコアファイバ1の中心と、その周囲に正六角形の各頂点位置に配列される。すなわち、中心のコア5と周囲の6つのコア5とは全て一定の間隔となる。また、6つのコア5において、隣り合う互いのコア5同士の間隔も同一となる。コア5は、信号光の導波路となる。なお、複数のマルチコアファイバ1は、それぞれ、複数のコアの配列が同じである。また、コア5の配置は、図示した例には限られない。
テープ心線10の長手方向に垂直な断面において、全てのマルチコアファイバ1のコア5が、テープ心線10の長手方向にわたって、全て同じ向きに配置するようにマルチコアファイバ1が配置される。例えば、図示した例では、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1の一つの中心線が、全てテープ心線10の厚み方向(図の上下方向)に向くようにマルチコアファイバ1が配置される。また、テープ心線10は、テープ心線10の少なくとも所定の長さ範囲の長手方向にわたって、コア5が一定の位置に配置される。すなわち、テープ心線10の所定の長さ範囲の長手方向の任意の断面において、常に、コア5の配置が略一定となる。なお、特に望ましくは、テープ心線10の全長にわたって、常に、コア5の配置が略一定となることが望ましい。
次に、テープ心線10の製造方法について説明する。図2は、光ファイバテープ心線製造装置20を示す平面図であり、図3は、光ファイバテープ心線製造装置20を示す側方図である。光ファイバテープ心線製造装置20は、主に、ボビン配置部11、ボビン制御部25、ガイド17、光ファイバ屈曲部15、光検知部23、テープ樹脂被覆部21等から構成される。ボビン配置部11、ボビン制御部25、ガイド17、光ファイバ屈曲部15および光検知部23は、テープ心線10を構成するマルチコアファイバ1の本数分配置される。
ボビン配置部11にボビン12が配置される。ボビン12は、マルチコアファイバ1が巻き付けられており、マルチコアファイバ1を繰り出すボビンである。それぞれのボビン配置部11には、光導入部13が設けられる。光導入部13は、マルチコアファイバ1の端部に光を導入する光源である。なお、光導入部13は、全てのコアに光を導入することもできるが、特定のコアにのみ光を導入することもできる。
ボビン12から繰り出されたマルチコアファイバ1は(図中矢印A)、それぞれ、一対のガイド17の間に配置された光ファイバ屈曲部15に送られる。光ファイバ屈曲部15はローラであって、ローラに接して通過するマルチコアファイバ1を所定の曲率に屈曲させる。ガイド17は、光ファイバ屈曲部15にマルチコアファイバ1を所定範囲接触させて屈曲させるために、マルチコアファイバ1の走行ルートをガイドするローラである。
それぞれの光ファイバ屈曲部15の近傍には、光検知部23が配置される。光検知部23は、マルチコアファイバ1からの漏れ光を連続して検出するセンサである。光検知部23で検知された漏れ光の光強度は、それぞれボビン制御部25に送信される。ボビン制御部25は、ボビン12の姿勢を制御する。なお、光検知部23による漏れ光の検出と、これによるボビン12の制御方法については後述する。
光ファイバ屈曲部15を通過したマルチコアファイバ1は、テープ樹脂被覆部21を通過する。テープ樹脂被覆部21では、複数本のマルチコアファイバ1が整列されて、外周部にテープ樹脂被覆9が塗布される。テープ樹脂被覆部21は、例えば、整列ダイスや押出ダイスからなる押出機である。
テープ樹脂被覆部21で塗布されたテープ樹脂被覆9は、必要に応じて、乾燥やUV照射によって硬化する。複数本のマルチコアファイバ1が一体化されたテープ心線10は、図示を省略した巻き取り装置によって巻き取られる。以上により、テープ心線10が製造される。
次に、光検知部23による漏れ光の検出と、ボビン12の制御方法について説明する。図4は、光ファイバ屈曲部15近傍の拡大図(図3のB部拡大図)である。前述した様に、マルチコアファイバ1は、光ファイバ屈曲部15に沿って屈曲する。また、マルチコアファイバ1の少なくとも一つのコア5には、光導入部13によって、光が導入されている(光導入工程)。したがって、所定の曲率以上の曲率でマルチコアファイバ1を屈曲させると、マルチコアファイバ1の歪に応じて、光が外部に漏洩する(図中D)(光漏洩工程)。光検知部23は、この漏れ光を検知する(光検知工程)。
図5(a)、図5(b)は、図4のE部におけるF−F線断面図であり、図5(a)、図5(b)は、光導入コア5aの位置がそれぞれ異なる状態を示す図である。図中の線Gは、マルチコアファイバ1の長手方向と垂直な断面の中心線であって、光ファイバ屈曲部15のローラ面に対して垂直な線である。なお、前述のように、光は全てのコア5に導入することもできるが、簡単のため、以下の説明では、図示した一つの光導入コア5aに光が導入された例について説明する。
図5(a)において、中心のコア5を通り、光ファイバ屈曲部15との接触面に平行な線L(すなわち中立軸)より上方(光ファイバ屈曲部15から遠い方向)が曲げ変形による引張領域となり、中立軸Lより下方(光ファイバ屈曲部15方向)が曲げ変形による圧縮領域となる。すなわち、図5(a)は、光導入コア5aが、線G上に位置し、中立軸L(光ファイバ屈曲部15)から最も遠い部位に位置する状態を示す図である。したがって、この状態における光導入コア5aは、最も大きな引張歪が生じている状態となる。
光導入コア5aが大きな歪を受けると、それに応じて漏れ光が生じる(図中D)。この漏れ光は、歪量に応じて変動し、歪量が大きくなると、漏れ光の光量も増加する。したがって、図5(a)の状態では、漏れ光が最も多くなる。この漏れ光の光強度を光検知部23で検知する。
一方、図5(b)は、光導入コア5aが、垂線Gからずれた部位に位置した状態を示す図である。すなわち、マルチコアファイバ1が、断面中心を軸として、図5(a)の状態からわずかに回転した状態である(図中H)。なお、以下の説明において、マルチコアファイバ1の中心軸を回転軸とした回転を、単に、マルチコアファイバ1の回転と称する場合がある。この状態では、図5(a)の状態と比較して、光導入コア5aが中立軸Lにわずかに近くなる。このため、光導入コア5aの歪量が小さくなる。この結果、漏れ光Dの強度が低くなる。
なお、例えば、複数の光検知部23をマルチコアファイバ1の周方向の異なる位置にそれぞれ配置し、それぞれの方向から漏れ光を検知することで、マルチコアファイバ1の回転方向をより確実に検知することができる。
このように、光導入コア5aからの漏れ光の光強度を光検知部23で検知することで、最も漏れ光の光強度が大きいときが、光導入コア5aが図5(a)の状態であることが分かる。また、漏れ光の光強度が弱くなると、マルチコアファイバ1が回転していることを認識することができる。
なお、全てのコアに光を導入した場合であっても、コアからの漏れ光を検知することで、マルチコアファイバ1の回転を検知することができる。すなわち、このような回転を検知するための光導入コア5aとしては、最外コアを利用することが望ましい。特に、特定のコアにのみ光を導入する場合には、マルチコアファイバ1の中心コア以外のコアを特定のコアとして選択する必要があり、最外コアに光を導入することが望ましい。
次に、ボビン配置部11(ボビン12)の制御方法について説明する。図6(a)〜図6(c)は、マルチコアファイバ1の断面における光導入コア5aの位置とボビン12の傾きを示す図である。なお、各図の左側は、図4のE部におけるF−F線断面図であり、各図の右図は、図3のC方向からみたボビン12の姿勢を示す図である。
図6(a)に示すように、光導入コア5aが、線G上に位置し、光ファイバ屈曲部15から最も遠い部位に位置する状態を基準状態とすると、この基準状態では、ボビン12をまっすぐに維持する。したがって、ボビン12から繰り出されるマルチコアファイバ1は、上方に光導入コア5aが位置することとなる。
一方、光検知部23による漏れ光の光強度が変化し、マルチコアファイバ1が回転していると判断されると、ボビン制御部25は、ボビン12の姿勢を制御する。例えば、図6(b)に示すように、マルチコアファイバ1が回転しており、コア5の配置が、断面中心を軸として図中右方向(図中H)にずれていると判断されると、ボビン制御部25は、ボビン12の回転面を、マルチコアファイバ1の回転方向とは逆方向(図中I方向)に傾斜させる。
同様に、図6(c)に示すように、マルチコアファイバ1が回転しており、コア5の配置が、中心を軸として図中左方向(図中J)にずれていると判断されると、ボビン制御部25は、マルチコアファイバ1の回転方向とは逆方向(図中K方向)にボビン12の回転面を傾斜させる。すなわち、ボビン制御部25およびボビン12は、マルチコアファイバ1を回転させるための光ファイバ回転部として機能する。このように、光検知工程において検知される光の漏れ量が略一定となるように、光ファイバを周方向に回転させる(光ファイバ回転工程)。
なお、それぞれのボビン12の傾斜角度は、マルチコアファイバ1の回転角度に応じて設定される。例えば、光検知部23によって検知された光強度から、回転角度を算出し、それを打ち消す角度だけボビン12を傾斜してもよいし、光検知部23での漏れ光の光強度が基準となる最大強度となるまで傾斜してもよい。
なお、それぞれのボビン12は、ボビン12ごとに光検知部23によって漏れ光が検出されて、ボビン制御部25によって個々に姿勢が制御される。したがって、テープ樹脂被覆部21に送られる全てのマルチコアファイバ1を、それぞれ同一の方向に向くように制御することができる。
テープ樹脂被覆部21では、マルチコアファイバ1が整列されて、外周部にテープ樹脂被覆9が塗布される(テープ化工程)。なお、テープ樹脂被覆9は、テープ心線10の長手方向に連続的または断続的に塗布される。このように、常に、特定のコア(光導入コア5a)が、テープ心線10の断面における所定の位置にくるように制御することで、テープ心線10の長手方向に対して、コア5の配置を略一定とすることができる。
このように、テープ心線10は、全てのマルチコアファイバ1のコアの配置が一定であるため、テープ心線10を他のファイバや素子と接続する際、その位置合わせが容易となる。
以上、本実施の形態によれば、テープ樹脂被覆部21に送られるマルチコアファイバ1の径方向断面における特定のコア5の位置を、常に一定に保つことができる。したがって、テープ化した際に、特定のコア5を常に一定の位置に配置することができる。このため、テープ心線10の少なくとも所定の長さ(望ましくは全長)にわたって、すべてのマルチコアファイバ1のコア5の配置を略一定にすることができる。
したがって、本発明によれば、製造時におけるマルチコアファイバの不可避的な回転が生じたとしても、回転を打ち消すようにマルチコアファイバ1を捻じりながらテープ化するため、長手方向にわたって、コアの配置を一定にすることが可能となる。
このように、コアの配置が一定なテープ心線を得ることができるため、融着やコネクタを用いて、容易に多心のマルチコアファイバを一括接続することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、光導入部13をマルチコアファイバ1の端部とした例について説明した。この方法によれば、特定のコアのみを選択して光を導入することができる。これに対し、他の方法でマルチコアファイバ1に光を導入することもできる。
図7は、光ファイバテープ心線製造装置20aを示す図である。なお、以下の説明においては、光ファイバテープ心線製造装置20と同一の構成については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。光ファイバテープ心線製造装置20aは、光ファイバテープ心線製造装置20と略同様であるが、光導入部13に代えて、光導入部13aを有する。
光導入部13aは、一対のガイド29の間に光導入屈曲部27と光源を具備する。光導入屈曲部27はローラであって、ローラに接して通過するマルチコアファイバ1を所定の曲率に屈曲させる。ガイド29は、光導入屈曲部27にマルチコアファイバ1を所定範囲接触させて屈曲させるために、マルチコアファイバ1の走行ルートをガイドするローラである。
光導入屈曲部27の近傍に配置された光源によって、光導入屈曲部27を通過するマルチコアファイバ1に光を照射すると、屈曲部からマルチコアファイバ1の内部のコアに光が導入される。すなわち、光ファイバ屈曲部15における漏れ光と逆の原理によって、光がマルチコアファイバ1に導入される。マルチコアファイバ1に導入された光の一部は、光ファイバ屈曲部15において漏れ光として光検知部23で検知される。
以上のように、第2の実施形態によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、光導入部13aでは、特定のコアのみに光を導入することはできないため、複数コアあるいは略全てのコアに光が導入される。しかしながらのこの方法においても、中立軸から最も遠い最外コアには効率よく光を導入することができるとともに、漏れ光を検知することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。図8(a)は、光ファイバテープ心線製造装置20bを示す図である。光ファイバテープ心線製造装置20bは、光ファイバテープ心線製造装置20と略同様であるが、ファイバ回転部31が設けられる点で異なる。
ファイバ回転部31は、ボビン12と光ファイバ屈曲部15(ガイド17)との間に配置される。ファイバ回転部31は、例えばローラである。マルチコアファイバ1は、ファイバ回転部31と所定の範囲で接触する。したがって、マルチコアファイバ1とファイバ回転部31との間には所定の摩擦力が生じる。
光検知部23で検知された漏れ光によって、回転部制御部24は、ファイバ回転部31の姿勢を制御する。具体的には、前述したボビンを傾斜させるのと同じ要領でファイバ回転部31の回転面を傾斜させる。ファイバ回転部31がこの方向に傾斜することで、ファイバ回転部31と接触して通過するマルチコアファイバ1に回転を加えることができる。したがって、テープ樹脂被覆部21に送られるマルチコアファイバ1の長手方向と垂直な断面におけるコア5の位置を、常に一定に保つことができる。
以上のように、第3の実施形態によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、ボビン12と比較して小型のローラの姿勢を制御すればよいため、制御が容易である。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。図8(b)は、光ファイバテープ心線製造装置20cを示す図である。光ファイバテープ心線製造装置20cは、光ファイバテープ心線製造装置20bと略同様であるが、ファイバ回転部31の設置箇所が異なる。
光ファイバテープ心線製造装置20cでは、ファイバ回転部31が、光ファイバ屈曲部15(ガイド17)とテープ樹脂被覆部21との間に配置される。この場合には、ファイバ回転部31の回転角度は、マルチコアファイバ1の回転角度に応じて設定される。例えば、光検知部23によって検知された光強度から、回転角度を算出し、それを打ち消す角度だけファイバ回転部31を傾斜させればよい。
以上のように、第4の実施形態によっても、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、テープ樹脂被覆部21により近い部位でマルチコアファイバ1の周方向位置を制御することができる。
(他のテープ心線の実施形態1)
本発明に適用可能なテープ心線は、図1に示したような形態には限られない。例えば、図9(a)に示すテープ心線10aのように、マルチコアファイバ1の向きがテープ心線10と異なるように整列させてもよい。テープ心線10aでは、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1の一つの中心線が、全てテープ心線10の幅方向(図の左右方向)に向くようにマルチコアファイバ1が配置される。すなわち、テープ心線10aは、テープ心線10に対して、全てのマルチコアファイバ1の向きが90度異なる向きに配置される。このように、テープ心線を構成するマルチコアファイバのコアの配置方向は、任意の方向に向けることができる。
また、本発明のテープ心線を構成するマルチコアファイバのコアの配置は、前述した例には限られない。例えば、図9(b)に示すテープ心線10bのように、コア5が一列に配列したマルチコアファイバ1aを用いてもよい。この場合、コア5の配列方向が、図示したようにテープ心線10bの幅方向に向くようにしてもよく、これと垂直な方向など、他の方向に向くようにマルチコアファイバ1を配置してもよい。このように、テープ心線を構成するマルチコアファイバのコアの配置は、図示した例に限られず、任意の配置とすることができる。
また、図9(c)に示すテープ心線10cのように、テープ心線10cを構成する全てのマルチコアファイバの向きが、同一でなくてもよい。テープ心線10cは、コア5がテープ心線10cの幅方向に配列するマルチコアファイバ1aと、コア5がテープ心線10cの厚み方向に配列するマルチコアファイバ1aとが交互に整列される。すなわち、テープ心線10cの長手方向にわたって、すべてのマルチコアファイバ1aの内、一部のマルチコアファイバ1aのコア5と、他のマルチコアファイバ1aのコア5とが、それぞれのマルチコアファイバ1aの長手方向を軸として互いに90度回転した配置となるようにマルチコアファイバ1aが配置される。
このように、テープ心線を構成するマルチコアファイバの向きは、全て同一である必要はなく、テープ心線の長手方向の任意の断面において、それぞれのマルチコアファイバのコアの配置が略一定の配置となればよい。なお、図9(c)に示すテープ心線10cは、幅方向の中心線Mを軸とした場合に、対称にはならないため、左右端のマルチコアファイバ1aを識別でき、テープ心線10cの接続方向を誤ることがない。
なお、以上の説明において、テープ心線を構成する光ファイバがマルチコアファイバである例について説明したが、本発明はこれに限られない。マルチコアファイバ以外であっても、光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有する光ファイバであれば、適用可能である。
例えば、図10(a)に示すテープ心線10dのように、単心ファイバであっても、コアが光ファイバの中心から偏心した位置にある光ファイバ2aに対しても適用可能である。また、図10(b)に示すテープ心線10eのように、コアの偏心量が比較的小さい光ファイバ2bや、図10(c)に示すテープ心線10fのように、コア5が中心にあり、両側に応力付与部6が設けられる偏波保持ファイバである光ファイバ2cや、偏平コアファイバの場合には、信号光用のコアとは別にマーカ8が設けられることで、本発明が適用が可能である。この場合には、マーカ8に光を導入すればよい。当該光ファイバのマーカ8は、光を所定の長さだけ保持できればよく、信号光の伝送用に用いられるものではないため、光の伝送特性を考慮する必要がない。このため、コアと比較して光が漏れやすい構成とすることができ、この様にすると、本実施形態に特に好適である。
このように、本実施形態によれば、光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有する光ファイバが複数本併設されたテープ心線において、光ファイバのコアが、長手方向にわたってそれぞれ一定の位置に配置されたテープ心線を得ることができる。
(他のテープ心線の実施形態2)
図11(a)は、テープ心線30を示す図である。テープ心線30は、テープ心線10と略同様であるが、マルチコアファイバ1dの外周面に着色部33が設けられる点で異なる。クラッド3の外周の樹脂被覆部7の外面の周方向の一部には、着色部33が形成される。着色部33は、マルチコアファイバ1dの長手方向に連続または断続して形成される。
マルチコアファイバ1dの長手方向と垂直な断面において、特定のコア5の位置と、着色部33が形成される位置とは、マルチコアファイバ1dの長手方向にわたって略一定となる。すなわち、マルチコアファイバ1dの長手方向の任意の位置(着色部33の形成範囲の任意の位置)において、この位置関係が維持される。
例えば、着色部33が最外コアに最も近い位置(最外コアの直上)に形成されれば、特定のコア5の位置を容易に視認することができる。すなわち、着色部33は、コアの位置を認識するためのマーカとして機能する。
テープ心線30は、複数のマルチコアファイバ1dが併設されて、テープ樹脂被覆9で一体化されたものである。テープ心線30の長手方向に垂直な断面において、全てのマルチコアファイバ1dのコア5の配置が、全て同じ向きとなるようにマルチコアファイバ1dが配置される。例えば、図示した例では、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1dの一つの中心線が、全て、テープ心線30の厚み方向(図の上下方向)に向くようにマルチコアファイバ1dが配置される。また、テープ心線30は、テープ心線30の所定の長さ範囲の長手方向(望ま郁は全長)にわたって、コア5の配置が略一定である。すなわち、テープ心線30の長手方向の任意の断面において、常に、コア5の配置が略一定となる。
また、図11(b)に示したテープ心線30aのように、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1dの一つの中心線を、全て、テープ心線30aの厚み方向(図の上下方向)から所定角度回転させてもよい。また、それぞれのマルチコアファイバ1dの向きが、全て同一でなくてもよい。例えば、すべてのマルチコアファイバ1dの内、一部のマルチコアファイバ1dのコア5と、他のマルチコアファイバ1dのコア5とが、それぞれのマルチコアファイバ1dの長手方向を軸として互いに90度回転した配置となるようにマルチコアファイバ1dを配置してもよい。いずれにしても、テープ心線30の長手方向の任意の断面において、常に、コア5の配置が略一定となればよい。
次に、マルチコアファイバ1dの製造方法について説明する。図12は、着色樹脂塗布装置40を示す図である。着色樹脂塗布装置40は、主に、ボビン配置部11、41、ボビン制御部25、ガイド17、光ファイバ屈曲部15、光検知部23、樹脂塗布部43等から構成される。
ボビン配置部11には、着色前のマルチコアファイバ1dが巻き付けられたボビン12が配置されており、マルチコアファイバ1dがボビン12から繰り出される。ボビン配置部11には、光導入部13が設けられる。
ボビン12から繰り出されたマルチコアファイバ1dは、一対のガイド17の間に配置された光ファイバ屈曲部15に送られる。光ファイバ屈曲部15はローラであって、ローラに接して通過するマルチコアファイバ1dを所定の曲率に屈曲させる。光ファイバ屈曲部15の近傍には、光検知部23が配置される。光検知部23で検知された漏れ光の光強度は、ボビン制御部25に送信される。ボビン制御部25は、前述した様に、ボビン12の姿勢を制御する。
光ファイバ屈曲部15を通過したマルチコアファイバ1dは、樹脂塗布部43を通過する。樹脂塗布部43では、マルチコアファイバ1dの樹脂被覆部7の外周面の所定の位置に着色樹脂が塗布される。樹脂塗布部43は、例えば着色樹脂を保持するローラをマルチコアファイバ1dの外周面に接触させることで、着色樹脂をマルチコアファイバ1dの全長にわたって、連続的にまたは断続的に塗布することができる。なお、着色樹脂は、樹脂被覆部7に対して識別可能な色であれば色は問わない。
樹脂塗布部43で塗布された着色樹脂は、必要に応じて、乾燥やUV照射によって硬化されて、着色部33が形成される。着色部33が形成されたマルチコアファイバ1dは、ボビン配置部41に配置された巻き取り用のボビン42によって巻き取られる。以上により、着色部33を具備するマルチコアファイバ1dが製造される。
樹脂塗布部43では、マルチコアファイバ1dの周方向の所定の位置に、長手方向に対して連続的または断続的に着色樹脂が塗布される。したがって、常に、特定のコア(光導入コア5a)が、マルチコアファイバ1dの長手方向と垂直な断面における所定の周方向位置にくるように制御することで、着色部33と、特定のコアとの位置関係を、マルチコアファイバ1dの長手方向に対して略一定とすることができる。
例えば、着色樹脂をマルチコアファイバ1dの上方から塗布すれば、前述した光導入コア5a(特定の最外コア)の直上に着色部33を形成することができる。すなわち、特定のコアが、マルチコアファイバの長手方向と垂直な断面において、クラッドの外周部に最も近い最外コアである場合において、着色部33は、この最外コアに最も近い樹脂被覆部の外面の周方向位置に形成することができる。このため、特定のコアの位置を、マルチコアファイバ1dの外面から容易に視認することができる。
次に、得られたマルチコアファイバ1dを用いたテープ心線の製造方法について説明する。図13は、テープ心線30を製造するための光ファイバテープ心線製造装置50を示す平面図である。光ファイバテープ心線製造装置50は、主に、ボビン配置部41a、ボビン制御部25a、ガイド54、ガイド54、着色部位検知部56、テープ樹脂被覆部21等から構成される。ボビン配置部41a、ボビン制御部25a、ガイド54、着色部位検知部56は、テープ心線30を構成するマルチコアファイバ1の本数分配置される。
ボビン配置部41aにボビン42aが配置される。ボビン42aは、前述した着色部33が形成されたマルチコアファイバが巻き付けられており、マルチコアファイバ1を繰り出すボビンである。
ボビン42aから繰り出されたマルチコアファイバ1dは、それぞれ、ガイド54に送られる。ガイド54はローラであって、マルチコアファイバ1dを所定の位置に誘導する。例えば、ガイド54にV溝を設け、マルチコアファイバ1dが常に一定の位置を通過するように誘導する。
それぞれのガイド54の近傍には、着色部位検知部56が配置される。着色部位検知部56は、マルチコアファイバ1dの表面を撮像し、着色部33の位置を連続して検出するセンサである。着色部位検知部56は、例えば、CCDカメラである。着色部位検知部56で検知された着色部33の位置は、それぞれボビン制御部25aに送信される。
ボビン制御部25aは、着色部33の位置が常に一定の位置になるように、ボビン42aの姿勢を制御する。具体的には、マルチコアファイバ1dの画像において、着色部33が画像中央からずれたと判断すると、そのずれと反対向きに着色部33が移動するように、ボビン42aを傾斜させる。このようにすることで、常に着色部33が一定の方向に向いた状態で、マルチコアファイバ1dをテープ樹脂被覆部21に送ることができる。なお、ボビン制御部25aによるボビン42aの傾斜は、前述したボビン制御部25によるボビン12の傾斜と同様である。
すべて一定の向きに揃ったマルチコアファイバ1dは、テープ樹脂被覆部21を通過する。テープ樹脂被覆部21では、複数本のマルチコアファイバ1dが整列されて、外周部にテープ樹脂被覆が塗布される。テープ樹脂被覆部21は、例えば、整列ダイスや押出ダイスからなる押出機である。
テープ樹脂被覆部21で塗布されたテープ樹脂被覆は、必要に応じて、乾燥やUV照射によって硬化する。複数本のマルチコアファイバ1dが一体化されたテープ心線30は、図示を省略した巻き取り装置によって巻き取られる。以上により、テープ心線30が製造される。
このように、着色部33の位置をセンサなどで識別してマルチコアファイバ1dを回転させながら整列させることで、コアの配置が長手方向にわたって一定となるテープ心線30を得ることができる。
(他のテープ心線の実施形態3)
図14は、マルチコアファイバ1bからなるテープ心線30bを示す断面図である。マルチコアファイバ1bは、マルチコアファイバ1とほぼ同様の構成であるが、クラッド3aが略しずく形である点が異なる。すなわち、クラッド3aは非真円形である。なお、樹脂被覆部7の断面外形は略真円形状である。また、樹脂被覆部7の中心とクラッド3aの中心は略一致する。
ここで、しずく形とは、全周が連続した円弧状に形成されており、楕円と同様に、長軸およびこれと直交する短軸とを有し、長軸を対称軸として略線対称な形状であるとともに、長軸上の一方の円弧部とこれと対向する他方の円弧部の曲率半径が互いに異なる形状である。図示した例では、長軸方向の中心線上の上方の円弧部が小径部4aであり、下方の円弧部が小径部4aよりも曲率半径の大きな大径部4bとなる。
マルチコアファイバ1bは、マルチコアファイバ1と同様に、マルチコアファイバ1bのクラッド3aの中心(長軸方向の中心線と短軸方向の中心線の交点)と、コア群(以下、複数のコア5をまとめて、コア群とする。)の中心がずれている。ここで、クラッド3aの短軸方向の中心線は、長軸方向の中心線と直交し、長軸方向の中心線上の長軸方向のクラッド3aの長さ(最大長さ)に対し、端部からその1/2となる位置を通る中心線をいう。
このように、コア群は、クラッド3aに対して偏心して配置される。なお、コア群の偏心方向は、長軸方向であって、曲率半径の大きな大径部4b側であることが望ましい。この場合、クラッド3aの長軸方向の中心線とコア群の同一方向の中心線とが共通する。
次に、マルチコアファイバ1bを用いたテープ心線の製造方法について説明する。図15は、光ファイバテープ心線製造装置60を示す概略平面図、図16は、光ファイバテープ心線製造装置60を示す概略側方図である。光ファイバテープ心線製造装置60は、ローラ63、テープ樹脂被覆部21等からなる。なお、図示した例では、4本のマルチコアファイバ1bをテープ化する例を示すが、マルチコアファイバ1bの本数は問わない。
ボビン12から繰り出されたマルチコアファイバ1bは、それぞれローラ63に送られる。マルチコアファイバ1bは、所定の張力が付与された状態でローラ63に接して屈曲する。
図17は、図16のH部における部分断面図である。図11に示すように、所定の張力を付した状態でマルチコアファイバ1bをローラ63に接触させて屈曲させると、マルチコアファイバ1bは、より安定な回転方向の向きとなるように、自身で回転する。具体的には、クラッド3aの重心位置(大径部4b)が、ローラ63側(屈曲部の内周側)にくるように、マルチコアファイバ1bが回転する。これは、大径部4b側は、小径部4a側と比較して、軽量で伸びやすい樹脂被覆部7の量が少ないため、変形のしやすい小径部4aが外周側に向き、重心に近く変形のしにくい大径部4bがローラ63に押し付けられるようになるためと思われる。
より具体的には、マルチコアファイバ1bの長手方向に垂直な断面において、クラッド3aの長軸と直交する樹脂被覆部7の中心線でマルチコアファイバ1bの断面を二つの領域に区分した場合、マルチコアファイバ1bの断面のそれぞれの領域におけるクラッド3aが占める割合を比較すると、小径部4a側よりも大径部4b側の方が、クラッド3aの占める割合が多く、大径部4b側よりも小径部4a側の方が、樹脂被覆部7の占める割合が多い。ここで、マルチコアファイバ1bの断面における任意の中心線で領域を区分した場合において、最もクラッド3aの割合が多くなる方向が、ローラ63側となる方向に安定しやすい。したがって、大径部4b側がローラ63側に押し付けられる方向に回転する。
このように、それぞれのマルチコアファイバ1bがローラ63との接触によって、より安定な向きに揃えられ、すべて一定の向きに揃ったマルチコアファイバ1bは、テープ樹脂被覆部21を通過する。テープ樹脂被覆部21では、複数本のマルチコアファイバ1bが整列されて、外周部にテープ樹脂被覆が塗布される。テープ樹脂被覆部21は、例えば、整列ダイスや押出ダイスからなる押出機である。
テープ樹脂被覆部21で塗布されたテープ樹脂被覆は、必要に応じて、乾燥やUV照射によって硬化する。複数本のマルチコアファイバ1bが一体化されたテープ心線30bは、図示を省略した巻き取り装置によって巻き取られる。以上により、テープ心線30bが製造される。
このようにして製造されたテープ心線30bは、テープ心線30bの長手方向に垂直な断面において、全てのマルチコアファイバ1bのクラッド3aが同一の方向に向くように配置される。より具体的には、クラッド3aの大径部4bが、テープ心線30bの同一の面方向に揃うように配置される。
この結果、全てのマルチコアファイバ1bのコア5の配置が、全て同じ向きとなるようにマルチコアファイバ1bが配置される。例えば、図示した例では、3つのコア5をつなぐそれぞれのマルチコアファイバ1の一つの中心線が、全て、テープ心線30bの厚み方向(図の上下方向)に向くようにマルチコアファイバ1が配置される。また、テープ心線30bは、テープ心線30bの所定の長さ範囲の長手方向(望ましくは全長)にわたって、コア5の配置が略一定である。すなわち、テープ心線30bの長手方向の任意の断面において、常に、コア5の配置が略一定となる。
(他のテープ心線の実施形態4)
図18は、マルチコアファイバ1cを用いたテープ心線30cの断面図である。マルチコアファイバ1cは、マルチコアファイバ1cの長手方向と垂直な断面において、クラッド3と樹脂被覆部7の中心位置は略一致する。一方、マルチコアファイバ1cの長手方向と垂直な断面において、マルチコアファイバ1cの中心の位置と、コア群の中心の位置は異なっている。
テープ心線30cは、マルチコアファイバ1cの端面の側方観察で、コア5の位置を観察し、全てのマルチコアファイバ1cの方向を合わせながら、外周に被覆樹脂を設けてテープ化することで製造される。このようにすることで、テープ心線30cの長手方向に垂直な断面において、全てのマルチコアファイバ1のクラッド3が同一の方向に向くように配置することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、各実施形態は、互いに組み合わせることができることは言うまでもない。
1、1a、1b、1c、1d………マルチコアファイバ
2a、2b、2c………光ファイバ
3、3a………クラッド
4a………小径部
4b………大径部
5………コア
5a………光導入コア
6………応力付与部
7………樹脂被覆部
8………マーカ
9………テープ樹脂被覆
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、30、30a、30b、30c………テープ心線
11………ボビン配置部
12………ボビン
13、13a………光導入部
15………光ファイバ屈曲部
17………ガイド
19………樹脂塗布部
20、20a、20b、20c………光ファイバテープ心線製造蔵置
21………テープ樹脂被覆部
23………光検知部
24………回転部制御部
25、25a………ボビン制御部
27………光導入屈曲部
29………ガイド
31………ファイバ回転部
33………着色部
40………着色樹脂塗布装置
41、41a………ボビン配置部
42、42a………ボビン
43………樹脂塗布部
50………光ファイバテープ心線製造装置
54………ガイド
56………着色部位検知部
60………光ファイバテープ心線製造装置
63………ローラ
本発明は、光ファイバが複数本併設されたテープ心線の製造方法に関するものである。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、テープ心線の長手方向にわたって、それぞれの光ファイバのコアが所定の配置となるテープ心線の製造方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明は、光ファイバが複数本併設されたテープ心線の製造方法であって、前記光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、前記光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有し、前記光ファイバのコアに光を導入する光導入工程と、前記コアに導入した光を前記光ファイバの外部に漏らす光漏洩工程と、前記光漏洩工程での光の漏れを検知する光検知工程と、前記光検知工程において検知される光の漏れ量が略一定となるように、前記光ファイバを周方向に回転させる光ファイバ回転工程と、光ファイバをテープ化するテープ化工程と、を具備することを特徴とするテープ心線の製造方法である。
発明によれば、テープ心線の長手方向の全長にわたって、光ファイバのコアの配置が略一定となるように、テープ心線を形成することができる。
本発明によれば、テープ心線の長手方向にわたって、それぞれの光ファイバのコアが所定の配置であり、接続性に優れたテープ心線の製造方法を提供することができる。

Claims (13)

  1. 光ファイバが複数本併設されたテープ心線であって、
    前記光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、前記光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有し、
    テープ心線の長手方向に対して垂直な断面において、それぞれの前記光ファイバのコアが、長手方向にわたってそれぞれ一定の位置に配置されることを特徴とするテープ心線。
  2. 前記テープ心線の長手方向に対して垂直な断面において、それぞれの前記光ファイバのコアが、テープ心線の全長にわたってそれぞれ一定の位置に配置されることを特徴とする請求項1記載のテープ心線。
  3. 前記光ファイバは、断面が円形であることを特徴とする請求項1記載のテープ心線。
  4. 前記光ファイバは、複数のコアを有するマルチコアファイバであることを特徴とする請求項1記載のテープ心線。
  5. 複数の前記光ファイバは、長手方向に対して垂直な断面において、前記光ファイバの外形に対する前記コアの配置が同じであり、前記光ファイバのコアの配置が、全て同じになるように前記光ファイバが配置されることを特徴とする請求項1記載のテープ心線。
  6. 複数の前記光ファイバは、長手方向に対して垂直な断面において、前記光ファイバの外形に対する前記コアの配置が同じであり、前記光ファイバの内、一部の前記光ファイバのコアの配置と、他の前記光ファイバのコアの配置とが、それぞれの前記光ファイバの長手方向を軸として互いに90度回転した配置となるように前記光ファイバが配置されることを特徴とする請求項1記載のテープ心線。
  7. 光ファイバが複数本併設されたテープ心線の製造方法であって、
    前記光ファイバの長手方向に対して垂直な断面の形態が、前記光ファイバの長手方向を軸とする回転方向に対して方向性を有し、
    前記光ファイバのコアに光を導入する光導入工程と、
    前記コアに導入した光を前記光ファイバの外部に漏らす光漏洩工程と、
    前記光漏洩工程での光の漏れを検知する光検知工程と、
    前記光検知工程において検知される光の漏れ量が略一定となるように、前記光ファイバを周方向に回転させる光ファイバ回転工程と、
    前記光ファイバをテープ化するテープ化工程と、
    を具備することを特徴とするテープ心線の製造方法。
  8. 前記光導入工程において、前記光ファイバを屈曲させた屈曲部から光を導入することを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
  9. 前記光導入工程において、前記光ファイバの端部から光を導入することを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
  10. 前記光ファイバ回転工程は、前記光ファイバを繰り出すボビンの回転面を傾斜させて前記光ファイバを周方向に回転させることを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
  11. 前記光ファイバ回転工程は、前記光検知工程で光の漏れを検知する検知部の前または後ろに配置されたローラの回転面を傾斜させて前記光ファイバを周方向に回転させることを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
  12. 前記光ファイバは、断面が円形であることを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
  13. 前記光ファイバは、複数のコアを有するマルチコアファイバであることを特徴とする請求項7記載のテープ心線の製造方法。
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