JPWO2016042614A1 - 部分放電信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

部分放電信号処理装置は、高電圧電気機器の内部に設けられる部分放電受信部1と、部分放電信号処理部2と、部分放電信号受信部1と部分放電信号処理部2とを接続する同軸ケーブル3と、を備えている。また、部分放電信号受信部1は、部分放電により発生する電磁波を受信する電磁波受信部1aで構成されている。また、部分放電信号処理部2は、同軸ケーブル3を通して送信された部分放電信号を検出する検出部2aと、部分放電信号の周波数帯域を制限する帯域制限部2bと、減衰された部分放電信号を補正する減衰量補正部2cと、補正された部分放電信号を外部の機器に出力する信号出力部2dと、で構成されている。

Description

本発明は、電気機器の内部での部分放電信号を信号処理する部分放電信号処理装置に関するものである。
一般に、電気機器、特に、高電圧電気機器の内部において、導体部を絶縁する絶縁材料の劣化が進行すると、その劣化部位から発生する部分放電が大きくなる傾向がある。
高電圧電気機器の内部での部分放電が放置されると、絶縁破壊が発生する可能性があり、重大な事故に繋がる恐れがある。そこで、部分放電を検出し、重大事故に発展しないよう絶縁材料の劣化の度合いを把握する必要がある。このため、高電圧電気機器の内部の部分放電を計測する部分放電計測装置を設置することが有効である。
高電圧電気機器の絶縁の劣化度合いを把握するために実施する部分放電計測は、タービン発電機を例にすると、運転停止中に実施するオフライン計測と、運転中に実施するオンライン計測に大別される。オフライン計測では、タービン発電機の運転停止中に電機子の各相に高電圧電源を用いて定格電圧付近の電圧を印加し、その時に発生する部分放電の計測を行う。また、オンライン計測では、タービン発電機の運転中は電機子に定格電圧が発生しているので、その時に発生する部分放電を長期間にわたって連続的に計測する。
部分放電が発生すると、巻線の導体内を伝播するパルス状信号もしくは空間を伝播する電磁波として、数kHzから数GHzにわたる幅広い周波数成分を持った部分放電信号を生じるので、その中からある周波数帯域を選択し、適切なセンサを用いて計測を行う。
高電圧電気機器の内部の部分放電を計測する方法としては、例えば、電流、電磁波、音、振動などをセンサにより検出することにより可能である。検出感度、S/N比の良さ、検出範囲の広さなどから部分放電に伴って発生する電磁波を計測する方法が期待されている。特に、部分放電に伴って発生する電磁波には、数kHzから数GHzにわたる信号が含まれており、300MHz〜3GHzのUHF帯域の電磁波を計測する方法が検討されている。
ここで、低周波側の信号(数kHzから数十MHz)は、伝播の際、信号減衰が比較的少ない反面、ノイズの影響を受けやすく、また、高周波側の信号(数百MHzから数GHz)では、信号減衰が比較的大きい反面、ノイズの影響を受け難いという特徴がある。このため、比較的ノイズレベルが小さいオフライン計測では、遠方で発生した部分放電でも、検出できるように低周波側の信号を検出する。また、比較的ノイズレベルが高いオンライン計測ではノイズの影響を受け難い高周波側の信号を検出し、信号減衰が大きいことについては、部分放電源に近い位置にセンサを設置することや、受信感度の高いセンサを適用して対応することが一般的である。
そこで、このような部分放電に伴って発生する電磁波を用いて、部分放電を検出する装置として、例えば、特許文献1に示される部分放電検出装置では、絶縁スペーサの外周面には絶縁スペーサから漏洩する電磁波を受信する導波管アンテナが取り付けられ、導波管アンテナは、導波管部と、導波管部に設置された同軸ケーブル用コネクタとから構成されている。導波管部は一端に金属製の短絡板が設けられ、他端に絶縁スペーサの外周面の一部を覆う開口部が形成されている。これにより、部分放電の検出器が予めガス絶縁機器内部に取り付けられていない場合であっても、ガス絶縁機器から漏洩する電磁波を検出することで、部分放電を検出すること可能であることが開示されている。
特開2008−139207号公報
従来の部分放電検出装置では、数kHzから数GHzの部分放電信号のうち、ある周波数帯域幅を選択して受信部から信号処理部に伝送する必要があるので、それらの接続には高周波信号の伝送が可能な同軸ケーブルが伝送線として使用されるのが一般的である。しかし、この同軸ケーブルは、伝送される信号の周波数が高くなるほど信号の減衰量が大きく、部分放電計測の精度を高めるためには、単位長さあたりの信号減衰量が小さい同軸ケーブルや長さの短い同軸ケーブルを使用して、信号の減衰量を小さくする必要があるが、一般的に、高電圧電気機器は大型であるため、受信部と信号処理部の距離が長くなる傾向があり、このため長い同軸ケーブルを使用する必要があり、信号処理部に到達する部分放電信号が極めて小さくなるという課題があった。
また、受信部と信号処理部の間に信号の減衰量を補正する増幅器を設置することもできるが、部分放電により発生する信号の周波数は、ある帯域幅を有しているので、同軸ケーブルで伝送する場合、帯域幅を広くとると帯域幅の下限周波数よりも帯域幅の上限周波数のほうが信号の減衰が大きくなるという問題が生じ、同軸ケーブルによる信号減衰特性の周波数依存性と、増幅器による信号増幅特性の周波数依存性とを同一にすることは困難であり、信号処理部において受信部での信号の強度を再現することは困難であるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、部分放電信号受信部と部分放電信号処理部との間に伝送線が使用される場合であっても、正確に信号の強度の再現が可能な部分放電信号処理装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る部分放電信号処理装置は、電気機器内の部分放電により発生した電磁波を部分放電信号として受信する部分放電信号受信部、前記部分放電信号を検出し、信号処理する部分放電信号処理部、前記部分放電信号受信部と前記部分放電信号処理部とを接続し、前記部分放電信号を伝送する伝送線、を備え、前記部分放電信号処理部は、基準周波数が1GHz以上に設定され、前記基準周波数を中心とする±1%の周波数の帯域幅で前記部分放電信号の周波数を制限する周波数制限部、前記帯域幅における前記部分放電信号の値を前記伝送線の信号減衰量に基づいて補正する減衰量補正部、補正された前記部分放電信号を外部の機器に出力する信号出力部により構成されていることを特徴とするものである。
本発明の部分放電信号処理装置によれば、部分放電により発生した電磁波を受信し、伝送線で伝送された部分放電信号を予め決められた周波数および帯域幅に制限することで、部分放電信号を伝送線の周波数特性に影響されることなく、精度よく信号処理することができるという効果がある。
実施の形態1に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。 同軸ケーブルの信号減衰特性の一例を示す図である。 部分放電による電磁波の周波数特性の一例を示す図である。 実施の形態1に係る部分放電信号処理装置の部分放電信号処理に使用する基準周波数および帯域幅を示す図である。 実施の形態2に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。 実施の形態2に係る部分放電信号処理装置における信号増幅器の周波数特性の一例を示す図である。 実施の形態3に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。 実施の形態4に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。 実施の形態5に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。 実施の形態5に係る部分放電信号処理装置の他の概略構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図であり、図2は、同軸ケーブルの信号減衰特性の一例を示す図であり、図3は、部分放電による電磁波の周波数特性の一例を示す図であり、図4は、部分放電信号処理に使用する基準周波数および帯域幅を示す図である。
まず、図1を用いて、実施の形態1に係る部分放電信号処理装置の構成について説明する。図1において、部分放電信号処理装置は、高電圧電気機器の内部あるいは外部に設置される部分放電信号受信部1と、高電圧電気機器の外部に設けられる部分放電信号処理部2と、部分放電信号受信部1と部分放電信号処理部2とを接続する伝送線としての同軸ケーブル3と、の3つの部分から構成されている。また、部分放電信号受信部1は、部分放電により発生する電磁波を検出する電磁波受信部1aで構成されている。また、部分放電信号処理部2は、同軸ケーブル3を通して送信された部分放電信号を検出する検出部2aと、検出部2aで検出された部分放電信号を基準周波数を中心として周波数帯域を制限する帯域制限部2bと、制限された周波数帯域において同軸ケーブル3で減衰された部分放電信号を補正する減衰量補正部2cと、補正された部分放電信号を外部の機器に出力する信号出力部2dと、で構成されている。
次に、実施の形態1に係る部分放電信号処理装置の動作について、図1から図4を参照して説明する。
一般的には、部分放電受信部は、高電圧電気機器の内部または外部に設置されるが、例えば、図1に示すように、本実施の形態では、部分放電の受信は、部分放電に伴って発生する電磁波を受信するものとし、部分放電信号受信部1は、高電圧電気機器の内部に設置される場合について説明する。また、部分放電信号処理部2は、高電圧電気機器の外部に設置され、部分放電信号受信部1とは伝送線の同軸ケーブル3を介して接続されている。
部分放電信号処理部2では、同軸ケーブル3を介して伝送されてきた高周波の部分放電信号の信号処理等を行うが、部分放電信号は同軸ケーブル3を通過するときに信号の減衰が生じる。この信号の減衰量は、同軸ケーブル3の長さが長いほど、また、図2の同軸ケーブルの信号減衰特性に示すように、周波数が高くなる程大きくなる。
一方、部分放電による電磁波の周波数特性は、例えば、図3に示すように幅広い周波数成分を含んでいるので、検出された電磁波を部分放電信号として同軸ケーブルで伝送すると、周波数の低い領域では減衰量が少なく、周波数の高い領域では減衰量が大きくなる。また、大型の高電圧電気機器では、同軸ケーブル3の長さが長くなるので、より減衰量が大きくなる。これらの理由により、部分放電信号処理部2で受信される部分放電信号は、部分放電信号受信部1で受信した信号とは異なった強度および周波数特性を持つものとなる。
次に、高電圧電気機器として、タービン発電機を例とした場合について説明する。タービン発電機の部分放電のオンライン計測で、部分放電信号を電磁波として受信する場合は、比較的ノイズの影響を受けにくい数百MHzから数GHzの電磁波を受信するので、その性質上、電磁波が電磁波受信部1aに到達するまでの減衰が大きい。また、電磁波受信部1aで受信された電磁波は、高周波の部分放電信号として同軸ケーブル3を介して、タービン発電機の外部に設置された部分放電信号処理部2に送信される。部分放電信号が同軸ケーブル3を通過する際に信号の減衰が生じ、信号減衰量は、同軸ケーブル3の長さが長いほど、また、図2の同軸ケーブルの信号減衰特性のように信号の周波数が高くなるほど大きくなる。つまり、大型のタービン発電機において、オンラインによる部分放電計測を実施すれば、必然的に信号の減衰量が極めて大きくなるので(部分放電信号処理部2での部分放電信号が極めて小さくなる。)、同軸ケーブル3での信号減衰を把握しておかなければ正確な部分放電計測ができないことになる。
そこで、本発明では、部分放電信号処理部2において部分放電信号の信号処理を行う基準周波数f0を、ノイズの影響を受け難い1GHz以上に設定し、基準周波数f0を中心として、同軸ケーブル3の信号減衰量を一様とみなすことができるように、例えば、減衰量の変動が0.1dB以内となる帯域幅ΔWに設定する。図4に示すように、基準周波数f0を1.00GHzとして、帯域幅ΔWを1.00GHzの±1%に設定すると、帯域幅下限の0.99GHzの場合の同軸ケーブル3による信号減衰量は565dB/km、帯域幅上限の1.01GHzの場合の信号減衰量は575dB/kmであり、その差は10dB/kmとなる。したがって、10mの同軸ケーブル3を使用した場合には、帯域幅下限の0.99GHzの場合の信号減衰量は5.65dB、帯域幅上限の1.01GHzの場合の信号減衰量は5.75dBであって、その差は0.1dBであり、信号減衰量を一様と見なすことができ、すなわち、基準周波数f0の1.00GHzに対して、帯域幅ΔWを±0.01GHz(基準周波数f0の±1%)とすることで、減衰量の差が0.1dBとなり、部分放電信号の補正を容易に行うことができる。
これに対して、仮に、基準周波数f0を1.00GHzとして、帯域幅ΔWを1.00GHzの±50%に設定すると、図2の同軸ケーブル3の信号減衰特性の例では、帯域幅下限の0.50GHzの場合の信号減衰量は340dB/km、帯域幅上限の1.50GHzの場合の信号減衰量は780dB/kmであって、その差は440dB/kmとなる。10mの同軸ケーブルを使用した場合には、帯域幅下限の0.50GHzの場合の信号減衰量は3.40dB、帯域幅上限の1.50GHzの場合の信号減衰量は7.80dBであって、その差は4.40dBとなる。この場合には、もはや信号減衰量を一定とみなすことはできない。ケーブルの長さがさらに長くなると、帯域幅下限と上限の減衰量の差がさらに大きくなるので、ケーブルの長さに応じて部分放電信号処理部2で部分放電信号の補正をすることは困難となる。
部分放電信号処理における部分放電信号の帯域幅を狭くするということは、部分放電計測で取り扱う信号が設定された周波数帯域に限定されることになるが、この周波数帯域に部分放電による電磁波が存在するのであれば部分放電計測は可能であり、オンライン計測とオフライン計測の違いから分かるように、検出される周波数帯域を目的に応じて選定することは部分放電計測の特有技術であることから、本発明のように信号処理を行う周波数帯域を狭帯域化としても部分放電計測の本質を損なうことはない。
なお、ここで、部分放電の伝送に使用される同軸ケーブル3の長さに応じて、減衰量を予め把握しておき、信号減衰量が一様と見なすことができるように帯域幅を設定し、減衰量補正部2cでの部分放電信号の減衰量を補正する補正係数を決定する。
また、部分放電信号の補正に使用する減衰量は、基準周波数f0における減衰量を使用してもよく、帯域幅ΔW内における周波数での減衰量の平均値を使用してもよい。
上述したように、部分放電計測に使用する周波数領域は、部分放電による電磁波の周波数を含む領域であればどこでも選択することができるが、部分放電信号が同軸ケーブル3における信号減衰量が一様とみなすことができる程度の帯域幅ΔWに設定することが必要である。信号処理を行う部分放電信号の周波数帯域を決めることで、同軸ケーブル3による信号減衰量をある一定の値とみなし補正することで、部分放電信号処理部2での部分放電信号の信号強度を部分放電信号受信部1での信号強度に補正することが可能となり、外部の計測機器に出力することにより部分放電計測の精度を向上させることができる。
また、同軸ケーブル3の信号減衰量を、同軸ケーブルの断面寸法の変更や材質の変更により少なくし、同軸ケーブル3の配線ルートを最短化することで、部分放電信号の減衰量を小さくすれば、さらに精度の高い部分放電信号の計測が可能となる。この効果は、信号減衰量が大きい高い周波数の部分放電信号を扱うときにより顕著となる。
このように、実施の形態1に係る部分放電信号処理装置によれば、高電圧電気機器の内部の部分放電により発生した電磁波を受信し、受信された電磁波を高周波の部分放電信号として伝送線で伝送する際に、部分放電信号を予め決められた基準周波数および帯域幅で信号処理を行うことで、部分放電信号が伝送線の周波数特性に影響されることなく、部分放電信号を精度よく補正し、外部の計測機器に出力することにより部分放電信号を正確に計測することができるという効果がある。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図であり、図6は、信号増幅器の周波数特性の一例を示す図である。図1に示す実施の形態1に係る部分放電信号処理装置との違いは、実施の形態2に係る部分放電信号処理装置では、減衰量補正部を同軸ケーブルでの減衰量に合わせた増幅率で部分放電信号を増幅する信号増幅部とした点である。他の構成要素については、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
次に、実施の形態2に係る部分放電信号処理装置の動作について、図5および図6を参照して説明する。
実施の形態2では、同軸ケーブル3での減衰量を補正するために、減衰量補正部の機能として同軸ケーブル3での減衰量に合わせた増幅率で部分放電信号を増幅する信号増幅部2eとしたものであり、基準周波数f0を中心とする帯域幅ΔWにおける部分放電信号受信部1と部分放電信号処理部2との間で減衰した部分放電信号の強度の補正を行うために、信号増幅部2eにおいて減衰量に合わせた部分放電信号の増幅を行う。ここでは、信号増幅部2eの増幅率は、同軸ケーブル3の長さ、設定された帯域幅ΔWにおける減衰特性を考慮して決定する。
部分放電による電磁波の広い帯域で信号処理する場合には、同軸ケーブルによる信号減衰を周波数ごとに補正するように信号増幅器の信号増幅率を定めることが理想的であるが、一般的な信号増幅器は、図6に示すような周波数特性を持っているため、周波数ごとに減衰量の補正を行うには、信号増幅器が複雑かつ高価になる。また、同軸ケーブルの長さを考慮した補正は、さらに煩雑になる。実施の形態2では、信号処理を行う周波数を同軸ケーブルの信号減衰量を一様とみなすことができる程度の帯域幅に設定しているので、増幅率を周波数ごとに調整する必要がなく、信号増幅器を簡素な構造で、かつ安価に作製することができる。
このように、実施の形態2に係る部分放電信号処理装置によれば、信号増幅器により伝送線で減衰した部分放電信号を設定された帯域幅においてのみ増幅を行うことにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、信号増幅器の増幅量の設定が容易で簡素なものを使用することができるという効果がある。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。実施の形態3に係る部分放電信号処理装置では、部分放電により発生した電磁波を受信する部分放電信号受信部及び部分放電信号処理部を複数用意し、高電圧電気機器の複数個所に設けたものであり、他の構成要素については、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
次に、実施の形態3に係る部分放電信号処理装置の動作について、図7を参照して説明する。
複数の部分放電信号受信部1,10(図7では、部分放電信号受信部が2つである場合を示す。)が、高電圧電気機器の異なる箇所に取付けられ、電磁波受信部1a,10aで同時に受信された電磁波を高周波の部分放電信号として送信部1b、10bにより同軸ケーブル3,30を通して、部分放電信号処理部2,20により部分放電信号の処理を行うものである。部分放電信号処理部2,20での動作については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。部分放電信号受信部1,10と部分放電信号処理部2,20とを接続する同軸ケーブル3,30の長さによる減衰量の違いや周波数特性を補正することで、それぞれの部分放電信号を正確に処理することができる。これにより、高電圧電気機器の複数箇所で、同時に部分放電を捉えることができ、これらを比較することにより、正確な部分放電信号の情報を得ることができ、異常監視、異常個所の把握が容易になる。
このように、実施の形態3に係る部分放電信号処理装置によれば、複数の部分放電信号受信部を用意して同時に部分放電信号を処理することにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、高電圧電気機器の複数箇所で、同時に部分放電を捉えることができ、これらを比較することにより、正確な部分放電信号の情報を得ることができ、異常監視、異常個所の把握が容易になるという効果がある。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。実施の形態1に係る部分放電信号処理装置との相違点は、実施の形態4では、部分放電信号処理部に同軸ケーブルの減衰特性を記憶した記憶部を備えていることである。その他の構成については、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
次に、実施の形態4に係る部分放電信号処理装置の動作について、図8を参照して説明する。
図8に示すように、部分放電信号処理部2に、記憶部2fが設けられ、記憶部2fには図2で示す同軸ケーブル3の減衰特性が記憶されており、この記憶されたデータを参照して、減衰量補正部2cにて、減衰された部分放電信号を補正する。同軸ケーブル3の長さが分かれば、その長さを部分放電信号処理部2に入力することによって、同軸ケーブル3による減衰量を推定することができ、減衰された部分放電信号を部分放電信号受信部1で受信した部分放電信号の強度に容易に戻すことができる。部分放電信号処理部2での他の動作については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このように、実施の形態4に係る部分放電信号処理装置によれば、部分放電信号処理部に記憶部を設け、伝送線の減衰特性を記憶させておくことにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、伝送線の長さが変わっても容易に減衰量を推定することができ、部分放電信号の強度を正確に補正することが可能になるという効果がある。
実施の形態5.
図9は、実施の形態5に係る部分放電信号処理装置の概略構成を示す図である。実施の形態1に係る部分放電信号処理装置との相違点は、実施の形態5では、部分放電信号処理部に同軸ケーブルの減衰特性を測定する減衰量測定部を備えていることである。その他の構成については、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
次に、実施の形態5に係る部分放電信号処理装置の動作について、図9を参照して説明する。
図9に示すように、部分放電信号処理部2に、減衰量測定部2gが設けられ、同軸ケーブル3の減衰量を測定するため、部分放電信号受信部1に設置された送信部1bから基準周波数f0で所定の強度を持つ減衰量測定信号を同軸ケーブル3に送り、部分放電信号処理部2の減衰量測定部2gで減衰量測定信号を受信して減衰量を測定する。この測定された減衰量に基づいて、減衰量補正部2cにて、減衰された部分放電信号を補正する。これにより、同軸ケーブル3の長さが変わっても実際の同軸ケーブル3による減衰量を決定することができ、部分放電伝送時に減衰された部分放電信号を部分放電信号受信部1から送信された部分放電信号の強度に容易に戻すことができる。部分放電信号処理部2での他の動作については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。上記説明では、新たに減衰量測定部2gを設ける例について説明したが、検出部2aに減衰量測定部2gの機能を持たせてもよい。
また、図10に示すように、同軸ケーブル3の減衰量測定する他の方法として、減衰量測定部2gから基準周波数f0で所定の強度を持つ減衰量測定信号を同軸ケーブル3に送り、部分放電信号受信部1の送信部1bで折り返し、同軸ケーブル3を通った減衰量測定信号を減衰量測定部2gにて受信して減衰量を測定することもできる。
このように、実施の形態5に係る部分放電信号処理装置によれば、部分放電信号処理部に減衰量測定部を設け、伝送線の減衰特性を測定することにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、伝送線の長さが変わっても減衰量を正確に決定することができ、部分放電信号の強度を正確に補正することが可能になるという効果がある。
なお、上記実施の形態では、伝送線として、同軸ケーブルを使用する例について説明したが、その長さ、減衰特性を考慮して、部分放電の電磁波による部分放電信号の基準周波数を伝送することができるものであれば、同軸ケーブルに限らず、ツイストペア線等の伝送線であってもよい。
また、上記実施の形態では、高電圧電気機器として、タービン発電機を例に動作を説明したが、タービン発電機以外の高電圧電気機器にもこの技術を適用することができる。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1、10 部分放電信号受信部、1a、10a電磁波受信部、
1b、10b 送信部、2、20 部分放電信号処理部、
3、30 同軸ケーブル、2a、20a 検出部、
2b、20b 帯域制限部、2c、20c 減衰量補正部、
2d、20d 信号出力部、2e 信号増幅部、2f 記憶部、
2g 減衰量測定部。
上記課題を解決するために、本発明に係る部分放電信号処理装置は、電気機器内の部分放電により発生した電磁波を部分放電信号として受信する部分放電信号受信部、前記部分放電信号を検出し、信号処理する部分放電信号処理部、前記部分放電信号受信部と前記部分放電信号処理部とを接続し、前記部分放電信号を伝送する伝送線、を備え、前記部分放電信号処理部は、基準周波数が1GHz以上に設定され、前記基準周波数を中心とする±1%の周波数の帯域幅で前記部分放電信号の周波数を制限する周波数制限部、前記帯域幅における前記部分放電信号の値を前記伝送線の前記帯域幅における信号減衰量に基づいて補正する減衰量補正部、補正された前記部分放電信号を出力する信号出力部により構成されていることを特徴とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る部分放電信号処理装置は、電気機器内の部分放電により発生した電磁波を部分放電信号として受信する部分放電信号受信部、前記部分放電信号を検出し、信号処理する部分放電信号処理部、前記部分放電信号受信部と前記部分放電信号処理部とを接続し、前記部分放電信号を伝送する同軸ケーブル、を備え、前記部分放電信号処理部は、基準周波数が1GHz以上に設定され、前記基準周波数を中心とし、減衰量の変動が0.1dB以内の周波数の帯域幅で前記部分放電信号の周波数を制限する周波数制限部、前記帯域幅における前記部分放電信号の値を前記同軸ケーブルの前記帯域幅における信号減衰特性の信号減衰量に基づいて補正する減衰量補正部、補正された前記部分放電信号を出力する信号出力部、により構成されていることを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. 電気機器内の部分放電により発生した電磁波を部分放電信号として受信する部分放電信号受信部、
    前記部分放電信号を検出し、信号処理する部分放電信号処理部、
    前記部分放電信号受信部と前記部分放電信号処理部とを接続し、前記部分放電信号を伝送する伝送線、を備え、
    前記部分放電信号処理部は、基準周波数が1GHz以上に設定され、前記基準周波数を中心とする±1%の周波数の帯域幅で前記部分放電信号の周波数を制限する周波数制限部、前記帯域幅における前記部分放電信号の値を前記伝送線の信号減衰量に基づいて補正する減衰量補正部、補正された前記部分放電信号を外部の機器に出力する信号出力部、により構成されていることを特徴とする部分放電信号処理装置。
  2. 前記部分放電信号処理部は、前記帯域幅における前記伝送線による信号減衰量に基づいて、前記部分放電信号の値を増幅する増幅部を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の部分放電信号処理装置。
  3. 前記部分放電信号処理部は、前記伝送線の信号減衰量の特性値を記憶させた記憶部を備え、前記特性値を用いて、前記部分放電信号の値を補正することを特徴とする請求項1に記載の部分放電信号処理装置。
  4. 前記部分放電信号処理部は、前記伝送線の信号減衰量を測定する減衰量測定部を備え、測定された前記信号減衰量に基づいて、前記部分放電信号の値を補正することを特徴とする請求項1に記載の部分放電信号処理装置。
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