JPWO2016038661A1 - 回転機械 - Google Patents

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大輔 平田
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Abstract

この回転機械は、軸線を中心として回転する回転軸(2)とともに回転するディスク(31)を有し、複数並んで配置されるインペラ(3)と、作動流体(F)を流通させるケーシング流路(43)が形成されているケーシング(4)とを備える。軸線方向の最も他方側に配置されるインペラ(3)は、ケーシング流路(43)の上流側と連通する空間に配置され、ディスク(31)の背面(311)から突出する凸部(5)を有する。凸部(5)は、回転軸(2)の外表面(21)と平行に形成され、ケーシング(4)との隙間を封止するシール面(51)と、外表面(21)からシール面(51)まで延びる受圧面(52)とを有する。

Description

本発明は、回転機械に関する。
遠心圧縮機などの回転機械は、回転するインペラの内部に作動流体を流通させることで、インペラが回転する際に発生する遠心力を利用して作動流体を圧縮する。遠心圧縮機としては、複数のインペラを備えることで、作動流体を段階的に圧縮する多段式の遠心圧縮機が知られている。
このような多段式の遠心圧縮機の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の遠心圧縮機は、同一の回転軸に多数のインペラが取り付けられた一軸多段式遠心圧縮機である。この一軸多段式遠心圧縮機では、ケーシング内で回転軸に対して複数のインペラが軸線方向に並んで取り付けられている。
特開2001−107888号公報
ところで、上述したような遠心圧縮機では、インペラが回転して作動流体を圧縮することで、回転軸に対して作動流体が流れてくる軸線方向の一方側に向かって押しつけるようにスラスト力が生じる。特に、多段式遠心圧縮機のように複数のインペラが同一方向を向いて配置される構造では、このスラスト力が大きくなってしまう。そのため、このような遠心圧縮機では、インペラによって生じる軸線方向の一方側へのスラスト力を弱めるために、反対方向へのスラスト力を発生させて回転軸に働くスラスト力のバランスをとるバランスピストンが、インペラの最後段に隣接して配置されている。
しかしながら、多段式遠心圧縮機のように高圧の作動流体を流通させる回転機械では、インペラとバランスピストンとの隙間に高圧の作動流体が入り込んでしまう。そのため、固体生成物が生じ易い作動流体を用いている場合、このような隙間に固体生成物が堆積され、回転機械の運転を阻害する恐れがある。
本発明は、隙間が形成されることを防止して回転軸に働くスラスト力のバランスをとることが可能な回転機械を提供する。
本発明の第一の態様に係る回転機械は、軸線を中心として回転する回転軸と、前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、前記軸線方向に複数並んで配置されるインペラと、前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングとを備え、複数の前記インペラのうち、少なくとも前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラは、前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置され、前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成される凸部を有し、前記凸部は、前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有する。
このような回転機械によれば、軸線方向の最も他方側の最後段のインペラのディスクに凸部が設けられていることで、最後段のインペラによって、他の複数のインペラによって生じたスラスト力とは反対方向に向かうスラスト力を回転軸に生じさせることができる。これにより、回転軸に働くスラスト力を調整することができる。また、ディスクと一体に形成された凸部によって回転軸に生じるスラスト力を調整することで、実質的にバランスピストンとディスクとを一体的形成できるために、別部材を使用する必要が無くなり、不要な隙間が形成されることを防止できる。
本発明の他の態様に係る回転機械は、前記ケーシングは、前記作動流体を外部から前記ケーシング流路に流入させる吸込口が形成され、前記吸込口と前記空間とが連通していてもよい。
このよう回転機械によれば、空間が、吸込口と連通していることで、受圧面に対して軸線方向の一方側から他方側に向かって引っ張るように働く力を最も大きくすることができる。そのため、凸部の設けられたディスクを介してインペラから回転軸に働く軸線方向の他方側に向かうスラスト力を大きくすることができる。これにより、回転軸に大きなスラスト力が生じる場合であっても、回転軸に生じるスラスト力のバランスを安定してとることできる。
本発明の他の態様に係る回転機械は、前記凸部は、前記シール面よりも径方向内側で、前記受圧面から前記軸線方向の一方側に向かって凹む凹部を有していてもよい。
このような遠心圧縮機によれば、凹部が形成されることで、凸部を有するインペラの重量の増加を抑えることができる。
本発明の第二の態様に係るインペラは、軸線を中心として回転する回転軸と、前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、軸線方向に複数並んで配置される複数のインペラと、前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングと、を備える回転機械の前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラであって、前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成され、前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置される凸部を有し、前記凸部は、前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有する。
上記した回転機械によれば、ディスクと一体に形成された凸部によって、回転軸に働くスラスト力のバランスをとることができる。また、ディスク背面の隙間形成を防止することができる。
本発明の実施形態における遠心圧縮機を示す模式図である。 本発明の実施形態における遠心圧縮機の最後段のインペラを示す拡大図である。
以下、本発明における実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態の回転機械は、遠心圧縮機1であり、本実施形態では一軸多段式遠心圧縮機となっている。本実施形態の遠心圧縮機1は、例えば、硝酸プラント等に用いられ、作動流体Fとして硝酸を流通させて圧縮している。本実施形態の遠心圧縮機1は、図1に示すように、軸線Oを中心として回転する回転軸2と、回転軸2に一体に回転可能に固定された複数のインペラ3と、回転軸2及びインペラ3を内部に収容するケーシング4とを備える。
回転軸2は、軸線Oに沿って延びる円柱状をなしており、図示しない電動機等の動力源によって軸線O回りに回転する。回転軸2は、ケーシング4に収容されたインペラ3が外嵌されて、これらと共に軸線Oを中心に回転する。この回転軸2は、ジャーナル軸受41及びスラスト軸受42によってケーシング4に対して回転自在に支持されており、また図示しない電動機によって回転駆動される。
複数のインペラ3は、回転軸2の軸線Oの延びる方向である軸線O方向に間隔を空けて複数並んで配置されてケーシング4の内部に収容されている。本実施形態の遠心圧縮機1では、軸線O方向に配置された各インペラ3に対応するように、軸線O方向の最も一方側(図1における紙面左側)の最前段に配置される第一段圧縮機段(最前段圧縮機段)11から軸線O方向の最も他方側(図1における紙面右側)の最後段に配置される第五段圧縮機段(最後段圧縮機段)15までの五段の圧縮機段11、12、13、14、15を備えている。
ケーシング4は、略円柱状の外郭をなすように形成されたもので、中心を貫くように回転軸2が配置されている。ケーシング4には、軸線O方向の両側にジャーナル軸受41が設けられ、軸線O方向の一方側にスラスト軸受42が設けられている。つまり、ケーシング4は、ジャーナル軸受41及びスラスト軸受42を介して回転軸2を支持している。ケーシング4は、縮径及び拡径を繰り返す内部空間が設けられ、この内部空間に複数のインペラ3を収容している。ケーシング4には、軸線O方向の一方側である上流側に配置されたインペラ3から軸線O方向の他方側である下流側に隣接するインペラ3に作動流体Fを流通させるケーシング流路43が形成されている。ケーシング4には、ケーシング流路43の上流側と連通する空間である低圧空間44が形成されている。
ケーシング流路43は、回転軸2の軸線O方向の第一側である一方側のケーシング4の端部に設けられる作動流体Fを外部から流入させる吸込口431から、一方側と軸線O方向の反対側を向く第二側である他方側の端部に設けられる作動流体Fを外部に吐出する吐出口434まで、インペラ3を介してケーシング4内を連通している。
具体的には、本実施形態のケーシング流路43は、作動流体Fを外部から流入させる吸込口431と、後述するインペラ3の内部流路34から作動流体Fが導入されるディフューザ流路432と、ディフューザ流路432から作動流体Fが導入されてインペラ3の内部流路34に作動流体Fを導入するリターン流路433と、作動流体Fを外部に吐出する吐出口434とを有している。
吸込口431は、ケーシング4の軸線O方向の一方側の端部で、ケーシング4の外部と連通している。吸込口431は、軸線O方向の一方側の端部に設けられた最前段のインペラ3の内部流路34の入口に接続されている。
ディフューザ流路432は、回転軸2を中心とするケーシング4の径方向内方側がインペラ3の内部流路34の出口に連通しており、インペラ3によって昇圧された作動流体Fを径方向外側に向かって流通させる。
リターン流路433は、一端側がディフューザ流路432に連通し、他端側がインペラ3の内部流路34の入口に連通するようになっている。このリターン流路433は、ディフューザ流路432を通って径方向外側に向かって流れてきた作動流体Fの向きを径方向内側に向くように反転させている。
吐出口434は、ケーシング4の軸線O方向の他方側の端部で、ケーシング4の外部と連通している。吐出口434は、軸線O方向の他方側の端部に設けられた最後段のインペラ3の内部流路34の出口に接続されている。
低圧空間44は、ケーシング4の最後段のインペラ3の軸線O方向の他方側に形成されている。低圧空間44は、最後段のインペラ3よりも上流側のケーシング流路43と連通している。つまり、低圧空間44は、ケーシング流路43の中でも、最後段のインペラ3で圧縮された作動流体Fよりも圧力の低い部分と連通している。本実施形態では、低圧空間44は、ケーシング流路43の中で最も圧力の低い吸込口431と連通しており、吸込口431と同じ圧力となっている。
各々のインペラ3は、図2に示すように、径方向外側に進むにつれて漸次拡径した略円盤状のディスク31と、ディスク31の表面から回転軸2の軸線O方向の一方側に向かって立ち上がるように、ディスク31に放射状に取り付けられて周方向に並んだ複数のブレード32とを有している。このインペラ3は、軸線O方向の一方側からこれら複数のブレード32を周方向に覆うように取り付けられたカバー33を有する。
なお、各々のインペラ3はカバー33を有していないオープンインペラであってもよい。
インペラ3は、軸線O方向の一方側から流入する作動流体Fを径方向外側に向かって排出するように流通させる空間である内部流路34が形成されている。
この内部流路34は、周方向に互いに隣り合う一対のブレード32の二つの面とともに、ブレード32の軸線O方向の両側にそれぞれ設けられるディスク31及びカバー33の面によって画成される。内部流路34は、ブレード32がディスク31と一体に回転することで作動流体Fを取り込んで排出する。具体的には、内部流路34は、内部を流通する作動流体Fがブレード32における軸線O方向の一方側、即ち、径方向内側を作動流体Fの流入する入口として流体を取り込む。内部流路34は、径方向外側を作動流体Fが流出する出口として案内した作動流体Fを排出する。
ディスク31は、軸線O方向の一方側を向く前面が小径とされ、軸線O方向の他方側を向く背面311が大径とされている。ディスク31は、軸線O方向の一方側である前面から他方側である背面311に向かうにしたがって漸次拡径している。即ち、ディスク31は、軸線O方向視で略円盤状をなし、全体として略傘形状をなしている。
ディスク31は、径方向内側にディスク31を軸線O方向に貫く貫通孔が形成されている。この貫通孔に回転軸2が挿入されて不図示の焼き嵌め、若しくはキーを介して嵌合されることで、インペラ3は、回転軸2に対して固定され、回転軸2とともに一体として回転可能となっている。
複数のインペラ3のうち、少なくとも軸線O方向の最も他方側に配置されたインペラ3は、ディスク31と一体的に形成される凸部5を有している。本実施形態では、図1に示すように、軸線O方向の最も他方側である最後段の第五段圧縮機段15に配置されているインペラ3のみが凸部5を有している。
凸部5は、回転軸2の外表面21と交差する面であるディスク31の背面311から軸線O方向の後方側に突出している。凸部5は、低圧空間44に配置されている。本実施形態の凸部5は、ディスク31の貫通孔を囲むように、ディスク31の背面311から環状に突出している。本実施形態の凸部5は、図2に示すように、回転軸2の外表面21と平行に形成されるシール面51と、回転軸2の外表面21からシール面51まで延びる受圧面52と、受圧面52から凹む凹部53と、を有する。
シール面51は、ケーシング4とディスク31との間の径方向の隙間を封止する。シール面51は、凸部5の径方向外側を向く水平面であり、軸線Oに対して平行に延びている。本実施形態のシール面51は、ラビリンスシール51aを有しており、軸線O方向の一方側から他方側に向かって作動流体Fを封止するために必要な幅だけディスク31の背面311から延びている。つまり、本実施形態のシール面51は、ケーシング4の径方向内側向く水平面との間を封止している。したがって、シール面51は、インペラ3の内部流路34から排出された高圧の作動流体Fが低圧空間44に向かって漏れだすことを抑制している。
また、本実施形態では、ディスク31の背面311からの凸部5の突出量は、シール面51の軸線O方向の幅によって定められている。
シール面51は、回転軸2の外表面21から所定の距離だけ離れた位置に形成されている。具体的には、本実施形態におけるシール面51が形成される回転軸2の外表面21からの所定の距離は、受圧面52を軸線O方向の他方側から見た際の回転軸2の外表面21からの受圧面52の径方向の長さである。所定の距離は、遠心圧縮機1ごとに予め設定される値である。所定の距離は、回転軸2に働くスラスト力のバランスをとるために、受圧面52が受ける力の大きさに応じて定められる。本実施形態の所定の距離は、低圧空間44の圧力の大きさと、最後段のインペラ3によって圧縮された作動流体Fの圧力の大きさとの比によって定められる。
したがって、本実施形態のシール面51は、例えば、凸部5が設けられている最後段のインペラ3のみで、最後段のインペラ3以外の他の四つのインペラ3によって回転軸2に生じる軸線O方向の一方側へのスラスト力と同等の大きさで、反対側である軸線O方向の他方側への力を回転軸2に生じさせることが可能な大きさの力が受圧面52に働くように定められている。
受圧面52は、低圧空間44に面して形成され、凸部5の軸線O方向の他方側に向く面である。受圧面52は、低圧空間44に向かって軸線O方向の他方側へ引かれるように力を受ける。本実施形態の受圧面52は、シール面51の軸線O方向の他方側の端部と繋がって形成される主受圧面521と、後述する凹部53によって形成される第一受圧面522及び第二受圧面523とによって構成されている。
主受圧面521は、シール面51の軸線O方向の他方側の端部から径方向内側に向かって垂直に延びる面である。即ち、主受圧面521は、回転軸2の外表面21と直交する面であって、軸線O方向の他方側を向いている。
凹部53は、シール面51よりも径方向内側で受圧面52から軸線O方向の一方側に凹んでいる。本実施形態の凹部53は、主受圧面521から凹むことで、受圧面52の一部であって、回転軸2の外表面21と直交する第一受圧面522と、第一受圧面522よりも径方向外側で回転軸2の外表面21を向くように傾斜して形成される第二受圧面523と、を形成している。
第一受圧面522は、ディスク31の貫通孔の軸線O方向の他方側の端部から径方向外側に向かって垂直に延びる面である。即ち、第一受圧面522は、主受圧面521及びディスク31の背面311と平行に形成され、軸線O方向の他方側を向いている。本実施形態の第一受圧面522は、軸線O方向の位置がディスク31の背面311と同じ位置となるように形成されている。
第二受圧面523は、第一受圧面522と主受圧面521とを繋ぐ面である。具体的には、第二受圧面523は、第一受圧面522の径方向外側の端部から径方向外側に向かうにしたがって軸線O方向の他方側の向かい、主受圧面521の径方向内側の端部に繋がるように形成されている。即ち、第二受圧面523は、軸線O方向の他方側及び径方向内側を向くように傾斜して形成されている。
次に、上記構成の回転機械である遠心圧縮機1の作用について説明する。
上記のような遠心圧縮機1では、吸込口431から流入した作動流体Fは、第一段圧縮機段11に配置された一段目のインペラ3の内部流路34、ディフューザ流路432、リターン流路433の順に流れた後、第二圧縮機段12に配置された二段目のインペラ3の内部流路34、ディフューザ流路432、リターン流路433という順に圧縮されながら流れていく。そして、第五段圧縮機段15に配置された最後段のインペラ3からディフューザ流路432まで流れた作動流体Fは、吐出口434を介して外部に排出される。作動流体Fは、前述した順で流れる途中、各インペラ3の内部流路34を流通することによって圧縮される。つまり、本実施形態の遠心圧縮機1では、作動流体Fを複数のインペラ3によって段階的に圧縮し、これによって大きな圧縮比を得るようになっている。
上記のような遠心圧縮機1によれば、複数のインペラ3によって段階的に作動流体Fを圧縮していくことで、ディスク31を介してインペラ3に固定されている回転軸2には、軸線O方向の一方側に向かってスラスト力が生じる。ところが、軸線O方向の最も他方側の最後段のインペラ3のディスク31に凸部5が設けられていることで、最後段のインペラ3によって、一段目から四段目までのインペラ3によって生じたスラスト力とは反対方向である軸線O方向の他方側に向かうスラスト力を回転軸2に生じさせることができる。
具体的には、凸部5が低圧空間44に設けられ、シール面51によって最後段のインペラ3の内部流路34から排出された高圧の作動流体Fが低圧空間44に向かって漏れださないように封止されている。そのため、シール面51を境界として、軸線O方向の他方側の低圧空間44の圧力は、軸線O方向の一方側のインペラ3の周りの空間よりも低い圧力となっている。したがって、第一受圧面522、第二受圧面523、及び主受圧面521によって構成された受圧面52には、カバー33及び背面311と比べて低い圧力が作用する。これにより、回転軸2に対して、凸部5の設けられたディスク31を介して最後段のインペラ3から軸線O方向の他方側に向かうスラスト力を生じさせることができる。
その結果、一段目から四段目までのインペラ3によって回転軸2が受けるスラスト力を最後段のインペラ3によって弱めることができる。これにより、回転軸2に働くスラスト力を調整することができる。したがって、回転軸2が軸線O方向にずれてしまうことを抑制できる。
また、例えば、本実施形態のように、遠心圧縮機1が硝酸プラントで用いられており、作動流体Fとして硝酸を用いた場合には、前の工程で使用するアンモニアの一部が誤ってケーシング流路43内に流入した際に、硝酸とアンモニアが反応して硝酸アンモニウムが固体生成物として生成されてしまう。そのため、バランスピストンとして環状の別部材を最後段のインペラ3のディスク31の背面311に配置して回転軸2に生じるスラスト力を調整しようとすると、高圧の作動流体Fが流れ込んだ際に、ディスク31の背面311と別部材との間に形成される隙間に、個体生成物が隙間に堆積してしまう。
ここで、隙間が形成されないようにディスク31の背面311と別部材とをメタルタッチでシール可能な状態まで接触させた場合であっても、流入する作動流体Fが高圧であるために、隙間への作動流体Fの流入を防止することが難しい。
ところが、ディスク31と一体に形成された凸部5によって回転軸2に生じるスラスト力を調整することで、実質的にバランスピストンとディスク31とを一体的形成できるために、別部材を使用する必要が無くなり、不要な隙間が形成されることを防止できる。
これらによって、隙間が形成されることを防止して回転軸2のスラスト力のバランスをとることができる。
また、低圧空間44が、ケーシング流路43の中でも最も圧力の低い吸込口431と連通していることで、受圧面52に対して軸線O方向の一方側から他方側に向かって引っ張るように働く力を最も大きくすることができる。そのため、凸部5の設けられたディスク31を介して最後段のインペラ3から回転軸2に働く軸線O方向の他方側に向かうスラスト力を大きくすることができる。これにより、インペラ3が複数設けられることで、回転軸2に大きなスラスト力が生じる場合であっても、回転軸2に生じるスラスト力のバランスを安定してとることができる。したがって、回転軸2が軸線O方向にずれてしまうことを安定して抑制できる。
また、シール面51が形成される径方向の位置が受圧面52に対して低圧空間44側である軸線O方向の他方側へ働かせる力の大きさに応じて定められるため、単純に凸部5を形成した場合、凸部5は径方向に大きく形成されてしまう。ところが、受圧面52から凹む凹部53が形成されていることで、受圧面52を形成しながら凸部5の肉を削って凸部5を小さく形成することができる。したがって、凹部53が形成されることで、凸部5を有するインペラ3の重量の増加を抑えることができる。
また、凸部5がディスク31と一体に形成されていることで、バランスピストンのような別部材をディスク31の背面311で固定する必要が無くなる。そのため、別部材を回転軸2に対して焼嵌めして固定するために回転軸2の外表面21にスペースを確保する必要が無くなる。その結果、回転軸2の軸線O方向の長さを短くすることができ、回転軸2の振動を抑えることができる。
また、シール面51が回転軸2の外表面21と平行に形成されていることで、複数のインペラ3を有する遠心圧縮機1等の回転機械において、軸線O方向への伸びが回転軸2に生じたとしても、影響を受けることを抑えることができる。例えば、シール面51が傾斜して形成されていたり、階段状に形成されていたりする場合には、軸線O方向への伸びが回転軸2に生じることで、シール面51がケーシング4に接触してしまうおそれがある。その結果、シール性を損なうだけでなく、回転軸2を損傷させるおそれもある。ところが、シール面51が回転軸2の外表面21と平行に形成されていることで、シール面51の位置が軸線O方向に移動した場合であっても、ケーシング4と接触することなくシール性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、本実施形態では、凸部5に第一受圧面522と第二受圧面523とを形成するように凹部53が形成されていたが、このような構造に限定されるものではない。例えば、凹部53は、断面半円状に主受圧面521から凹むように凹部53が形成されていているように、任意の形状でよい。また、凸部5には凹部53自体が形成されていなくともよい。
また、インペラ3は、本実施形態の遠心圧縮機1のように五つ配置されている構成に限定されるものでない。例えば、四段よりも少なくともよく、六段以上の構成としてもよい。
上記した回転機械によれば、ディスク31と一体に形成された凸部5によって、隙間を生じさせることを防止することができ、かつ、回転軸2に働くスラスト力のバランスをとることができる。
O 軸線
F 作動流体
1 遠心圧縮機
2 回転軸
21 外表面
3 インペラ
31 ディスク
311 背面
32 ブレード
33 カバー
34 内部流路
5 凸部
51 シール面
51a ラビリンスシール
52 受圧面
521 主受圧面
522 第一受圧面
523 第二受圧面
53 凹部
4 ケーシング
41 ジャーナル軸受
42 スラスト軸受
43 ケーシング流路
431 吸込口
432 ディフューザ流路
433 リターン流路
434 吐出口
44 低圧空間
本発明の第一の態様に係る回転機械は、軸線を中心として回転する回転軸と、前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、前記軸線方向に複数並んで配置されるインペラと、前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングとを備え、複数の前記インペラのうち、少なくとも前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラは、前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置され、前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成される凸部を有し、前記凸部は、前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有するし、前記受圧面は、前記シール面の前記軸線の方向の他方側の端部と繋がって形成される主受圧面と、前記回転軸が挿入される前記ディスクの貫通孔の前記軸線方向の他方側の端部から径方向外側に向かって垂直に延びる第一受圧面と、前記第一受圧面よりも径方向外側で前記回転軸の外表面を向くように傾斜して前記第一受圧面と前記主受圧面とを繋ぐ第二受圧面とを有する
本発明の第二の態様に係るインペラは、軸線を中心として回転する回転軸と、前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、軸線方向に複数並んで配置される複数のインペラと、前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングと、を備える回転機械の前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラであって、前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成され、前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置される凸部を有し、前記凸部は、前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有するし、前記受圧面は、前記シール面の前記軸線の方向の他方側の端部と繋がって形成される主受圧面と、前記回転軸が挿入される前記ディスクの貫通孔の前記軸線方向の他方側の端部から径方向外側に向かって垂直に延びる第一受圧面と、前記第一受圧面よりも径方向外側で前記回転軸の外表面を向くように傾斜して前記第一受圧面と前記主受圧面とを繋ぐ第二受圧面とを有する

Claims (4)

  1. 軸線を中心として回転する回転軸と、
    前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、前記軸線方向に複数並んで配置されるインペラと、
    前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングとを備え、
    複数の前記インペラのうち、少なくとも前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラは、
    前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置され、前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成される凸部を有し、
    前記凸部は、
    前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、
    前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有する回転機械。
  2. 前記ケーシングは、前記作動流体を外部から前記ケーシング流路に流入させる吸込口が形成され、前記吸込口と前記空間とが連通している請求項1に記載の回転機械。
  3. 前記凸部は、
    前記シール面よりも径方向内側で、前記受圧面から前記軸線方向の一方側に向かって凹む凹部を有する請求項1または請求項2に記載の回転機械。
  4. 軸線を中心として回転する回転軸と、
    前記回転軸とともに回転するディスクを有し、前記軸線の延びる軸線方向の一方側から流入する作動流体を径方向外側に向かって排出する内部流路が形成され、軸線方向に複数並んで配置される複数のインペラと、
    前記軸線方向の一方側に配置されたインペラから他方側に隣接するインペラに、前記作動流体を流通させるケーシング流路が形成されているケーシングと、を備える回転機械の前記軸線方向の最も他方側に配置されるインペラであって、
    前記ディスクの前記軸線方向の他方側を向く背面から突出して前記ディスクと一体的に形成され、前記ケーシング流路の上流側と連通する空間に配置される凸部を有し、
    前記凸部は、
    前記回転軸の外表面と平行に形成され、前記ケーシングとの間の径方向の隙間を封止するシール面と、
    前記回転軸の前記外表面から前記シール面まで延びる受圧面とを有するインペラ。
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