JPWO2016035682A1 - タッチ式入力装置、電子機器 - Google Patents

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Abstract

タッチ式入力装置(10)は、絶縁性を有する筐体(40)と、それぞれが平膜状であり、平膜面に平行な方向の伸縮によって電荷を発生する複数の圧電素子からなる圧電素子群(20)と、圧電素子群(20)を筐体(40)の正面壁(401)の裏面に接着する接着部材(30)を備える。圧電素子群(20)は、圧電性シート(21)、第1検出用電極(221,222,223,224)、第2検出用電極(231,232,233,234)を備える。第1検出用電極(221,222,223,224)、第2検出用電極(231,232,233,234)は、圧電性シート(21)の長尺方向に沿って配列して配置されおり、この構成によって、複数の圧電素子が長尺方向に沿って配列される。

Description

本発明は、操作者の入力操作を検出するタッチ式入力装置に関する。
従来、映像音響機器等の電子機器には、操作入力用のスイッチが備え付けられている。操作入力用のスイッチとしては、機械式のスイッチ、静電容量式のスイッチが一般的に用いられている。
例えば、特許文献1に記載の映像音響機器では、筐体の正面に静電容量式のスイッチが配置されている。
特開2013−153292号公報
しかしながら、機械式のスイッチは機械的に部品を挙動させることで操作入力を受け付ける。したがって、使用回数が増加していくと、機構的な接続部等が破損し易くなってしまうという問題がある。
また、静電容量式のスイッチでは、操作面をタッチしただけで操作入力を受け付けることが可能であるが、検出感度の調整が容易でない点、誤検出をする可能性がある点等の問題がある。
したがって、本発明の目的は、正確に操作入力を検出し、且つ、信頼性の高いタッチ式入力装置を提供することにある。
この発明のタッチ式入力装置は、絶縁性を有する筐体と、それぞれが平膜状であり、平膜面に平行な方向の伸縮によって電荷を発生する複数の圧電素子と、複数の圧電素子を筐体の裏面に接着する接着部材と、を備えることを特徴としている。
この構成では、操作者によって、筐体の表面が押し込まれると、押し込み位置の裏面に配置された圧電素子が伸長して、押し込みによる操作入力が検出できる。これにより、操作入力の検出と、操作入力位置の検出が可能になる。
また、この発明のタッチ式入力装置は、次の構成であることが好ましい。複数の圧電素子の配列間隔は、筐体の表面の所望位置を押し込んだときに主として電荷を発生する第1の圧電素子に隣り合う第2の圧電素子の電圧が、第1の圧電素子の電圧の1/10以下になる間隔である。
この構成では、簡素な後処理で、操作位置をより正確に検出することができる。
また、この発明のタッチ式入力装置は、次の構成であってもよい。複数の圧電素子は、伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと、該圧電性シートに対して、配列して形成された検出用電極と、を備える。接着部材の弾性率は、筐体の弾性率よりも低い。
この構成では、複数の圧電素子を一体化できる。これにより、複数の圧電素子の配列間隔を正確に保った状態で、容易に筐体へ配設することができる。また、接着部材の弾性率を上記のように規定することによって、筐体の歪みによって生じる圧電性シートの配列方向の伸長を減衰させることなく、配列方向に直交する方向の伸長を抑制できる。これにより、さらに正確に操作位置を検出できる。
また、この発明のタッチ式入力装置では、接着部材の弾性率は、10Pa以下であることが好ましい。この構成では、より確実且つ正確に操作入力を検出できる。
また、この発明のタッチ式入力装置では、次の構成であってもよい。複数の圧電素子は、伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと、この圧電性シートに対して配列して形成された検出用電極と、を備える。接着部材は、検出用電極と重ならない位置に配置されている。
この構成であっても、複数の圧電素子を一体化できる。これにより、複数の圧電素子の配列間隔を正確に保った状態で、容易に筐体へ配設することができる。また、筐体の歪みによって生じる圧電性シートの配列方向の伸長を減衰させることなく、配列方向に直交する方向の伸長を抑制できる。これにより、さらに正確に操作位置を検出できる。
また、この発明のタッチ式入力装置では、次の構成であってもよい。複数の圧電素子は、伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと該圧電性シートに形成された検出用電極とをそれぞれ個別に備える。
この構成では、筐体の歪みによって生じる圧電性シートの配列方向の伸長を減衰させることなく、配列方向に直交する方向の伸長を抑制できる。これにより、さらに正確に操作位置を検出できる。
また、この発明の電子機器は、上述のいずれかに記載のタッチ式入力装置と、タッチ式入力装置に対する操作入力によって、該操作入力に応じた機能を実現する機能部と、を備えている。タッチ式入力装置の筐体は、機能部を覆う筐体の少なくとも一部を構成している。
この構成では、電子機器の筐体の一部をタッチ式入力装置に利用することができる。
この発明によれば、正確に操作入力を検出し、且つ、信頼性の高いタッチ式入力装置を実現できる。
本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置における圧電性シートの伸長状態を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置および比較構成における長尺方向と短尺方向の伸長による発生電荷量を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置および比較構成における出力電圧特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係るタッチ式入力装置の側面断面図である。
本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置について、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置の側面断面図である。
タッチ式入力装置10は、圧電素子群20、接着部材30、筐体40を備える。
圧電素子群20は、圧電性シート21、複数の第1検出用電極221,222,223,224、複数の第2検出電極231,232,233,234を備える。
圧電性シート21は、長尺状の平膜である。伸縮によって対向する平膜面に電荷を発生する圧電材料である。例えば、圧電性シート21は、一軸延伸されたポリ乳酸(PLA)、より具体的にはL型ポリ乳酸(PLLA)である。ポリ乳酸の一軸延伸方向は、図1の二点鎖線による太矢印910に示すように、圧電性シート21の長尺方向に対して略45°を成す方向である。なお、この成す角は45°であることが最も好ましいが、±10°程度の範囲内であればよい。
ここで、圧電性シート21を形成するPLLAの特性について説明する。
PLLAはキラル高分子からなる。PLLAは、主鎖が螺旋構造を有する。PLLAは、一軸延伸された方向に分子が配向し、当該分子の配向によって圧電性を有する。そして、一軸延伸されたPLLAは、圧電性シート21が所定方向に伸長することによって、電荷を発生する。発生する電荷量は、圧電性シート21の伸長量によって決まる。一軸延伸されたPLLAの圧電定数は、高分子中で非常に高い部類に属する。例えば、PLLAの圧電歪み定数d14は、延伸条件、熱処理条件、添加物の配合等の条件を整えることにより10〜20pC/Nという高い値が得られる。
そして、圧電性シート21が伸長する方向と、一軸延伸方向が45°の角度をなす態様において、効果的に電荷を発生することができる。
なお、圧電性シート21の延伸倍率は3〜8倍程度が好適である。延伸後に熱処理を施すことにより、ポリ乳酸の延びきり鎖結晶の結晶化が促進され圧電定数が向上する。尚、二軸延伸した場合はそれぞれの軸の延伸倍率を異ならせることによって一軸延伸と同様の効果を得ることが出来る。例えばある方向をX軸としてその方向に8倍、その軸に直交するY軸方向に2倍の延伸を施した場合、圧電定数に関してはおよそX軸方向に4倍の一軸延伸を施した場合とほぼ同等の効果が得られる。単純に一軸延伸したフィルムは延伸軸方向に沿って裂け易いため、前述したような二軸延伸を行うことにより幾分強度を増すことができる。
また、PLLAは、延伸等による分子の配向処理で圧電性を生じるので、PVDF等の他のポリマーや圧電セラミックスのように、ポーリング処理を行う必要がない。すなわち、強誘電体に属さないPLLAの圧電性は、PVDFやPZT等の強誘電体のようにイオンの分極によって発現するものではなく、分子の特徴的な構造である螺旋構造に由来するものである。このため、PLLAには、他の強誘電性の圧電体で生じる焦電性が生じない。さらに、PVDF等は経時的に圧電定数の変動が見られ、場合によっては圧電定数が著しく低下する場合があるが、PLLAの圧電定数は経時的に極めて安定している。したがって、出力電荷量が使用時間の長さや周囲環境に影響されない。
複数の第1検出用電極221,222,223,224は、圧電性シート21の表面に配設されている。複数の第1検出用電極221,222,223,224は、圧電性シート21の長尺方向に沿って間隔を空けて配列されている。
複数の第2検出用電極231,232,233,234は、圧電性シート21の裏面に配設されている。複数の第2検出用電極231,232,233,234は、第1検出用電極221,222,223,224にそれぞれ対向する位置に配設されている。
この構成により、複数の圧電素子が圧電性シート21の長尺方向に沿って間隔を空けて配列された構成を実現できる。具体的には、圧電性シート21の両面に第1検出用電極221と第2検出用電極231とが対向して配設される部分が第1の圧電素子であり、圧電性シート21の両面に第1検出用電極222と第2検出用電極232とが対向して配設される部分が第2の圧電素子である。圧電性シート21の両面に第1検出用電極223と第2検出用電極233とが対向して配設される部分が第3の圧電素子であり、圧電性シート21の両面に第1検出用電極224と第2検出用電極234とが対向して配設される部分が第4の圧電素子である。
接着部材30は、平面視して圧電性シート21と略同じ形状の平膜である。接着部材30の弾性率は、筐体40の弾性率よりも低い。より好ましくは、接着部材30の弾性率は、10Pa以下である。
筐体40は、絶縁性樹脂である。筐体40は、正面壁401、第1側面壁402、および第2側面壁403を備える。正面壁401、第1側面壁402、および第2側面壁403は、長尺状の平板である。第1側面壁402は、正面壁401の長尺方向に沿って延びる一方の側面に接続されている。第2側面壁403は、正面壁401の長尺方向に延びる他方の側面に接続されている。第1側面壁402と第2側面壁403の平板面は、正面壁401の平板面と直交している。第1側面壁402と第2側面壁403は対向している。この構成により、正面壁401の裏面側に、正面壁401と、第1、第2側面壁402,403とで囲まれる空間が形成されている。
正面壁401の表面には、長尺方向に沿って所定の間隔を空けて操作位置マーク411,412,413,414が形成されている。
圧電素子群20は、接着部材30を用いて、正面壁401の裏面に接着されている。この際、圧電素子群20は、圧電性シート21の平膜面が、正面壁401の裏面に対向するように接着される。
この際、図2に示すように、第1検出用電極221と第2検出用電極231の配設領域(第1圧電素子の形成領域)と操作位置マーク411が重なり、第1検出用電極222と第2検出用電極232の配設領域(第2圧電素子の形成領域)と操作位置マーク412が重なる。第1検出用電極223と第2検出用電極233の配設領域(第3圧電素子の形成領域)と操作位置マーク413が重なり、第1検出用電極224と第2検出用電極234の配設領域(第4圧電素子の形成領域)と操作位置マーク414が重なる。
このような構成とすることで、筐体40の正面壁401の表面が操作者によって押し込まれると、筐体40の正面壁401の歪みによって、圧電性シート21が伸長し、電荷を発生する。この際、本実施形態に係るタッチ式入力装置10を用いることにより、操作位置マーク411,412,413,414の押し込み(操作入力)を、識別して検出することができる。
次に、本実施形態に係るタッチ式入力装置10の検出概念を、図を参照して説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置における圧電性シートの伸長状態を示す分解斜視図である。図4は、本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置および比較構成における長尺方向と短尺方向の伸長による発生電荷量を示すグラフである。図4において、横軸は平面視して押し込み位置を原点とする位置座標であり、縦軸は電圧値である。図5は、本発明の第1の実施形態に係るタッチ式入力装置および比較構成における出力電圧特性を示すグラフである。図5において、横軸は平面視して押し込み位置を原点とする位置座標であり、縦軸は電圧値である。
図3に示すように、筐体40の操作位置マーク412の領域が押し込まれると、筐体40が歪み、圧電性シート21が伸長する。この際、圧電性シート21において最も伸長する領域は、操作位置マーク412に重なる(対向する)領域である。
ここで、弾性率の低い接着部材30を用いることによって、図3のハッチングした矢印に示すように、圧電性シート21の長尺方向への伸長を減衰させることなく、圧電性シート21の短尺方向への伸長を抑制することができる。
このため、図4の上段のグラフに示すように、長尺方向において、押し込み位置で正の極大値の電圧を取得できる。一方、図4の上段のグラフに示すように、短尺方向においては、全体として低い電圧値となる。したがって、長尺方向の伸長による電圧と短尺方向の伸長による電圧が相殺されない。これにより、図5の実線に示すように、長尺方向において、押し込み位置で正の極大値の電圧を検出でき、操作入力の検出を確実に行うことができる。また、押し込み位置の電圧値は長尺方向の他の位置での電圧値よりも十分に高くなるので、複数の圧電素子が長尺方向に配列されていても、筐体40が押し込まれた位置を正確に検出することができる。
この際、複数の圧電素子の配置間隔を、筐体40の表面の所望位置(操作位置マーク411の示す領域)を押し込んだときに、この位置に対向する圧電素子(第1の圧電素子)に隣り合う圧電素子(第2の圧電素子)の電圧が、第1の圧電素子の電圧の1/10以下になる間隔にするとよい。このような圧電素子の配列間隔を採用することによって、操作位置の識別をより確実に行うことができる。
なお、図4の下段のグラフおよび図5に示すように、比較構成では、押し込み位置を正確に検出することは難しい。比較構成とは、接着部材の弾性率が筐体と同じかそれ以上である構成である。この構成では、長尺方向だけでなく短尺方向にも圧電性シート21が伸長する。このため、図4の下段のグラフに示すように、長尺方向および短尺方向の両方で同程度の正の電圧が生じて、これらが相殺されてしまう。したがって、図5に示すように、押し込み位置での電圧の絶対値が低くなる。また、この場合、押し込み位置から所定距離離間した位置での電圧の絶対値が大きくなってしまう。これは、筐体40の押し込み位置では圧電性シート21は伸長するように変形するが、伸長する領域の両側に収縮する応力が加わる領域が生じるためである。このため、比較構成において、絶対値で電圧を検出しても、この収縮の応力が加わる領域が極大となり、押し込み位置を正確に検出することができない。
以上のように、本実施形態の構成を用いることによって、筐体40の表面への操作入力を正確且つ確実に検出することができる。また、本実施形態の構成を用いることによって、操作入力位置を正確に検出することができる。特に、筐体40の表面に複数の操作入力位置を配列する態様であっても、各操作入力位置に対する操作入力を、正確に識別して検出することができる。
さらに、本実施形態の構成を用いること、特に、ポリ乳酸を用いることによって、焦電性がなく、圧電特性の時間変化等が殆ど生じないので、信頼性の高いタッチ式入力装置を実現することができる。
また、本実施形態の構成は、圧電素子と接着部材と筐体のみからなるので、操作入力を正確に検出し、操作入力位置を正確に識別できる信頼性の高いタッチ式入力装置を、簡素な構成で実現できる。
また、メカニカルスイッチを用いた場合、表面壁に対して操作位置マークの部分を物理的に分離しなければならず、この分離によって隙間が生じてしまう。しかしながら、本実施形態の構成を用いることによって、このような物理的な分離は必要なく、隙間が生じない。これにより、正面壁の外部から水分、埃等不要物が内部に入り込むことを防止でき、信頼性が向上する。
本発明の第2の実施形態に係るタッチ式入力装置について、図を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。
本実施形態に係るタッチ式入力装置10Aは、第1の実施形態に係るタッチ式入力装置10に対して、接着部材30Aの構成が異なるものである。他の構成は、第1の実施形態に係るタッチ式入力装置10と同じである。
接着部材30Aには、複数の開口部310が設けられている。複数の開口部310は、接着部材30Aの長尺方向に沿って配列されている。複数の開口部310は、接着部材30Aを介して圧電素子群20Aを筐体40に接着する際に、第1検出用電極221,222,223,224に重ならない位置に設けられている。すなわち、各開口部310は、タッチ式入力装置10Aを平面視して、第1検出用電極221,222,223,224を囲む形状で、接着部材30Aに設けられている。
接着部材30Aは、弾性率が筐体40と同程度であってもよい。
このような構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第3の実施形態に係るタッチ式入力装置について、図を参照して説明する。図7は、本発明の第3の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。
本実施形態に係るタッチ式入力装置10Bは、第2の実施形態に係るタッチ式入力装置10Aに対して、接着部材30Bの構成が異なるものである。他の構成は、第2の実施形態に係るタッチ式入力装置10Aと同じである。
接着部材30Bは、第1長尺部材311と第2長尺部材312とを備える。第1長尺部材311および第2長尺部材312の幅(短尺方向の長さ)は、第1の実施形態に示した接着部材30の幅(短尺方向の長さ)よりも狭い。
第1長尺部材311は、圧電性シート21における第1検出用電極221,222,223,224の配設位置と長尺方向に沿った第1の端辺との間に配置されている。
第2長尺部材312は、圧電性シート21における第1検出用電極221,222,223,224の配設位置と長尺方向に沿った第2の端辺との間に配置されている。
このような構成であっても、上述の各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第4の実施形態に係るタッチ式入力装置について、図を参照して説明する。図8は、本発明の第4の実施形態に係るタッチ式入力装置の分解斜視図である。
本実施形態に係るタッチ式入力装置10Cは、第3の実施形態に係るタッチ式入力装置10Bに対して、接着部材30Cの構成が異なるものである。他の構成は、第3の実施形態に係るタッチ式入力装置10Bと同じである。
接着部材30Cは、複数の個別部材321,322,323,324,325を備える。
個別部材321は、圧電性シート21における短尺方向に沿った第1の端辺と第1検出用電極221との間に配置されている。個別部材322は、圧電性シート21における第1検出用電極221,222間に配置されている。個別部材323は、圧電性シート21における第1検出用電極222,223間に配置されている。個別部材324は、圧電性シート21における第1検出用電極223,224間に配置されている。個別部材325は、圧電性シート21における第1検出用電極224と短尺方向に沿った第2の端辺との間に配置されている。
このような構成であっても、上述の各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第5の実施形態に係るタッチ式入力装置について、図を参照して説明する。図9は、本発明の第5の実施形態に係るタッチ式入力装置の側面断面図である。
本実施形態に係るタッチ式入力装置10Dは、圧電素子群20Dの構成が第1の実施形態に係るタッチ式入力装置10と異なる。他の構成は、第1の実施形態に係るタッチ式入力装置10と同じである。
圧電素子群20Dは、圧電性シート21、第1検出用電極221,222,223,224、第2検出用電極231,232,233,234、絶縁性基板220D、絶縁性フレキシブルシート230Dを備える。
第1検出用電極221,222,223,224は、絶縁性基板220Dの表面に形成されている。第1検出用電極221,222,223,224の表面は、圧電性シート21の表面に当接している。
第2検出用電極231,232,233,234は、絶縁性フレキシブルシート230Dの表面に形成されている。第2検出用電極231,232,233,234は、圧電性シート21の裏面に当接している。
このような構成であっても、上述の各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施形態の構成を用いることによって、電極形成が容易でない圧電性シートに対して、検出用電極を容易に配置することができる。
なお、上述の各実施形態では、一枚の圧電性シートに対して、第1検出用電極および第2検出用電極を複数個配置することで、複数の圧電素子を配列する態様を示した。しかしながら、複数の圧電素子をそれぞれ個別の圧電性シートを用いて形成し、筐体40に配列して配置してもよい。ただし、上述の一枚の圧電性シートを用いる態様では、複数の圧電素子の位置関係を容易に固定できる。このため、複数の圧電素子の配置位置の誤差を低減し、正確に操作入力および操作位置に検出を行えるタッチ式入力装置を、容易に形成することができる。
また、上述の実施形態では、筐体を絶縁性材料によって形成する態様を示したが、筐体は、圧電素子の接地側と反対側の検出用電極に接続しなければ、導体であってもよく、絶縁体の表面に導体のメッキを行う構成であってもよい。
このような構成からなるタッチ式入力装置は、例えば、液晶ディスプレイのフレーム部分、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型端末のベゼル部分等の一部として用いることができる。この場合、タッチ式入力装置は、液晶ディスプレイの表示制御の操作入力、携帯型端末の所望の機能への操作入力に用いることができる。すなわち、液晶ディスプレイや携帯型端末の機能部は、タッチ式入力装置への操作入力に応じた機能を実現する。
10,10A,10B,10C,10D:タッチ式入力装置
20,20A,20D:圧電素子群
21:圧電性シート
30,30A,30B,30C:接着部材
40:筐体
220D:絶縁性基板
221,222,223,224:第1検出用電極
230D:絶縁性フレキシブルシート
231,232,233,234:第2検出電極
310:開口部
311:第1長尺部材
312:第2長尺部材
321,322,323,324,325:個別部材
401:正面壁
402:第1側面壁
403:第2側面壁
411,412,413,414:操作位置マーク

Claims (7)

  1. 筐体と、
    それぞれが平膜状であり、平膜面に平行な方向の伸縮によって電荷を発生する複数の圧電素子と、
    前記複数の圧電素子を前記筐体の裏面に接着する接着部材と、
    を備える、タッチ式入力装置。
  2. 前記複数の圧電素子の配列間隔は、
    前記筐体の表面の所望位置を押し込んだときに主として電荷を発生する第1の圧電素子に隣り合う第2の圧電素子の電圧が、前記第1の圧電素子の電圧の1/10以下になる間隔である、
    請求項1に記載のタッチ式入力装置。
  3. 前記複数の圧電素子は、
    前記伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと、
    該圧電性シートに対して配列して形成された検出用電極と、
    を備え、
    前記接着部材の弾性率は、前記筐体の弾性率よりも低い、
    請求項1または請求項2に記載のタッチ式入力装置。
  4. 前記接着部材の弾性率は、10Pa以下である、
    請求項3に記載のタッチ式入力装置。
  5. 前記複数の圧電素子は、
    前記伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと、
    該圧電性シートに対して、配列して形成された検出用電極と、
    を備え、
    前記接着部材は、前記検出用電極と重ならない位置に配置されている、
    請求項1または請求項2に記載のタッチ式入力装置。
  6. 前記複数の圧電素子は、
    それぞれ個別に、前記伸縮によって電荷を発生する圧電性シートと該圧電性シートに形成された検出用電極とを備える、
    請求項1または請求項2に記載のタッチ式入力装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のタッチ式入力装置と、
    前記タッチ式入力装置に対する操作入力によって、該操作入力に応じた機能を実現する機能部と、
    を備えた電子機器であって、
    前記タッチ式入力装置の筐体は、機能部を覆う筐体の少なくとも一部を構成している、
    電子機器。
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