JPWO2016031935A1 - 表面形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

表面形状測定装置LMSは、距離検出器及び角度検出器が設けられた測定ヘッド(25)と、被測定物Wを移動させるワークステージユニット(10)と、測定ヘッド(25)を揺動させるヘッドステージユニット(30)と、各部の作動を制御する制御部(50)とを備える。距離検出器の第1プローブ光及び角度検出器の第2プローブ光は、ともに測定面に斜めに入射するように構成される。制御部(50)は、第1,第2プローブ光の照射位置が測定ラインに沿って移動するように測定ヘッド(25)及び被測定物Wを相体移動させ、距離検出器(21)により検出された測定面の距離及び角度検出器(22)により検出された測定面の角度に基づいて測定ラインに沿った測定面の形状を導出する。

Description

本発明は、被測定物の表面形状を光学的に測定する表面形状測定装置に関する。例えば、カメラや半導体製造装置、望遠鏡等に用いられるレンズ、ミラー等の光学素子の表面形状を精密に測定可能なものであり、特に光を透過する材質で製作された被測定物の表面形状の測定に好適なものである。
被測定物の形状を非接触で測定する形状測定装置として、レーザ測長器を利用した形状測定装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。また、測定面の位置と傾斜角度とから被測定物の形状を測定する形状測定装置が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
特開平11−51624号公報 特開2003−161615号公報
しかしながら、上記のような従来の形状測定装置には以下のような課題があった。まず、従来の形状測定装置では、ミラーなど光を反射する被測定物の形状は比較的安定的に測定できるが、レンズのように光を透過する材質で形成された被測定物については裏面反射の影響を受けることがあった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、透明な材質で形成された被測定物についても、安定的に表面形状を測定可能な表面形状測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明を例示する態様の表面形状測定装置は、測定ヘッドと、照射位置移動機構(例えば、実施形態におけるワークステージユニット10、ヘッドステージユニット30)と、制御部とを備える。測定ヘッドには、第1プローブ光を用いて被測定物の測定面までの距離を検出する距離検出器と、第2プローブ光を用いて測定面の角度を検出する角度検出器とが設けられる。照射位置移動機構は、測定面における第1プローブ光及び第2プローブ光の照射位置を移動させる。制御部は、第1,第2プローブ光の照射位置、距離検出器により検出された測定面の距離及び角度検出器により検出された測定面の角度に基づいて測定面の形状を導出する。第1プローブ光及び第2プローブ光は、前記測定面に対して所定の入射角を有して測定面に斜めに入射するように構成される。
なお、前記距離検出器及び前記角度検出器は、前記測定面に向けて出射される第1プローブ光と第2プローブ光とが交差するように測定ヘッドに配設され、前記制御装置は、第1プローブ光と第2プローブ光とが交差する位置が測定位置となるように照射位置移動機構の作動を制御するように構成することができる。
また、前記照射位置移動機構は、前記第1プローブ光及び第2プローブ光の照射位置が、予め設定された測定ラインに沿って移動するように制御し、前記測定面に対する第2プローブ光の入射面は測定ラインと直交するように設定することができる。また、前記距離検出器及び前記角度検出器は、前記測定面に対する第1プローブ光の入射面と前記測定面に対する第2プローブ光の入射面とが直交するように測定ヘッドに配設することができる。
また、前記制御装置は、前記測定位置において測定面に立てた法線が、第1プローブ光の入射面と第2プローブ光の入射面との交線と一致するように、前記照射位置移動機構の作動を制御するように構成することができる。
本発明の態様の表面形状測定装置においては、測定面の距離を検出するために照射される第1プローブ光、及び測定面の角度を検出するための第2プローブ光が、ともに測定面に対して斜めに入射するように構成される。そのため、仮に被測定物が透明な材質で形成されていた場合であっても、被測定物の測定面(表面)で反射された反射光と被測定物を透過して裏面側で反射された反射光とが分離される。
本発明の態様を例示する表面形状測定装置の概要構成図である。 上記表面形状測定装置の制御系の概要ブロック図である。 図1中のIII矢視方向に見た光学ユニットの概要図である。 プローブ光を測定ラインに沿って移動させる際における、被測定物の第1の移動パターンを例示する説明図である。 プローブ光を測定ラインに沿って移動させる際における、被測定物の第2の移動パターンを例示する説明図である。 距離検出器及び角度検出器の原理を説明するための説明図であり、(a)は距離検出器の原理説明図、(b)は角度検出器の原理説明図である。 (a)は距離検出器における第1プローブ光の入射面の設定状況を示す説明図、(b)は角度検出器における第2プローブ光の入射面の設定状況を示す説明図である。 本発明の態様の表面形状測定装置に用いた角度検出器の具体的な構成を例示するブロック図である。 本発明の態様の表面形状測定装置により被測定物の表面形状を測定する際の制御ユニットの作用を説明するための説明図であり、測定面の曲率半径が測定装置の計測距離と一致した球面鏡を測定する場合の説明図である。 本発明の態様の表面形状測定装置により被測定物の表面形状を測定する際の制御ユニットの作用を説明するための説明図であり、測定面の曲率半径が測定装置の計測距離と一致しない場合の説明図である。 距離検出器により検出された距離から、x軸回りの角度の補正値を算出する手法を説明するための説明図である。 測定点の位置データと補正された角度データとから、測定面の形状を導出する手法を説明するための説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、被測定物の基準形状に基づいてプローブ光を概略スキャンし、被測定物の表面のプローブ光が照射される点について、基準形状との偏差を測定することにより、被測定物の表面形状を測定するものである。基準形状との偏差は2つのプローブ光を用いて、位置偏差と角度偏差をそれぞれ計測することによる。まず、本発明に係る表面形状測定装置の全体構成について図1〜図3を参照して概要説明する。図1は本発明の態様を例示する表面形状測定装置LMSの概要構成図、図2は表面形状測定装置LMSにおける制御系の概要ブロック図、図3は図1中のIII矢視方向に見た光学ユニット20(測定ヘッド25)の概要図である。
説明を明瞭化するため、相互に直交するx軸、y軸、z軸から成る座標系を規定し図1中に示す。ここで、x軸は紙面に沿って左右に延びる軸、y軸は紙面を表裏貫通して前後に延びる軸、z軸は紙面に沿って上下に延びる軸であり、x−y平面が水平面、z軸が鉛直軸に相当する。なお、説明の便宜上から、図1に示す姿勢をもってx軸に沿った方向を左右方向、y軸に沿った方向を前後方向、z軸に沿った方向を上下方向と表すことがあるが、x,y,z各軸の取り方は任意であり、位置や姿勢を規定するものではない。
表面形状測定装置LMSは、概略的には、被測定物Wを各軸方向に移動させるワークステージユニット10と、被測定物Wの測定面に第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2を出射し反射光を受光して測定面の距離及び角度を測定する光学ユニット20と、第1,第2プローブ光が所定の測定ラインに沿って移動するように、光学ユニット20が取り付けられた測定ヘッド25をθx軸回りに揺動させるヘッドステージユニット30と、オペレータの操作に基づいてワークステージユニット10や光学ユニット20やヘッドステージユニット30等の各部の作動を制御する制御ユニット50などから構成される。
ワークステージユニット10、光学ユニット20、及びヘッドステージユニット30は、ベースフレーム81を基礎とし、温度及び湿度が所定値で一定となるように管理された環境チャンバ82内に設置される。
ベースフレーム81には、精密除振装置83を介して定盤85が支持されており、この定盤85にワークステージユニット10が取り付けられている。また、定盤85にはワークステージユニット10を跨ぐ門型フレーム18が取り付けられており、この門型フレーム18の上部梁18bに光学ユニット20及びヘッドステージユニット30が取り付けられている。
ワークステージユニット10は、被測定物Wを保持するワークホルダ15と、ワークホルダ15を各軸方向に移動させる複数のステージを主体として構成される。すなわち、ワークステージユニット10は、ワークホルダ15をx軸方向(左右方向)に移動させるxステージ11、y軸方向(前後方向)に移動させるyステージ12、z軸方向(上下方向)に移動させるzステージ13、ワークホルダ15を上下鉛直に延びるθz軸(旋回軸)回りに回動させるθzステージ14などを備えて構成される。
門型フレーム18には、ワークホルダ15のx軸方向位置,y軸方向位置,z軸方向位置を各々検出するxセンサ41,yセンサ42,zセンサ43が設けられ、各センサにより検出されたワークホルダ15のx軸方向,y軸方向,z軸方向の位置検出信号が制御ユニット50に入力されている。また、θzステージ14にはワークホルダ15の旋回角度位置を検出するθzセンサ44が設けられ、このセンサにより検出されたワークホルダ15の旋回角度の位置検出信号が制御ユニット50に入力されている。なお、xセンサ41,yセンサ42,zセンサ43は測長干渉計やリニアスケール等を用いることができ、θzセンサ44はスケールが曲面形状のリニアスケールやロータリーエンコーダを用いることができる。
光学ユニット20は、被測定物Wに第1プローブ光PL1を照射し測定面で反射された第1プローブ光を受光して測定面までの距離を検出する距離検出器21と、被測定物Wに第2プローブ光PL2を照射し測定面で反射された第2プローブ光を受光して測定面の角度を検出する角度検出器22とを含む。距離検出器21及び角度検出器22は共通のユニットベース23に取り付けられており、測定面までの距離及び角度を測定する測定ヘッド25が一体に形成される。
ヘッドステージユニット30は、光学ユニット20が設けられた測定ヘッド25を、図1において紙面に沿って左右水平に延び、図3において紙面直交方向に延びるθx軸(測定軸)33回りに揺動させるθxステージ35を主体として構成される。θxステージ35には測定ヘッド25の揺動角度位置を検出するθxセンサ45が設けられ、θxセンサ45により検出された測定ヘッド25の揺動角度の位置検出信号が制御ユニット50に入力されている。θxセンサ45は、ロータリーエンコーダやスケールが曲面形状のリニアスケールを用いることができる。
ここで、光学ユニット20は、距離検出器21の第1プローブ光PL1の光軸と、角度検出器22の第2プローブ光PL2の光軸とが、θx軸33から所定距離(計測距離)Dだけ離れた位置で交差するように調整設定される。すなわち距離検出器21の第1プローブ光PL1と角度検出器22の第2プローブ光PL2とが、θx軸33から計測距離Dの位置(測定位置)で重複し、これらが合成されたプローブ光PLが照射された状態になる。制御ユニット50は、光学ユニット20から出力された第1,第2プローブ光PL1,PL2が上記測定位置で測定面に照射されるように各ステージの作動を制御する。そのため、θxステージ35により測定ヘッド25をθx軸33回りに揺動させることによって、光学ユニット20から出射されたプローブ光PLを被測定物Wの測定面上で走査させることができる。なお、光学ユニット20については後に詳述する。
制御ユニット50は、オペレータが作動操作を行う操作部51、測定プログラムや被測定物の基準形状等が設定記憶された記憶部52、各種の演算処理を行う演算部53、演算部53から出力される指令信号に基づいてx,y,z,θx,θz,の各ステージ11,12,13,35,14の作動を制御するステージ制御部54、演算部53から出力される指令信号に基づいて光学ユニット20の作動を制御する計測制御部55、外部と信号の入出力を行うI/O部56などを備えて構成される。
図4及び図5は、プローブ光PLと被測定物Wとを相体移動させ、プローブ光PLを測定ラインに沿って移動させる際における被測定物の移動パターンの概要を例示する説明図である。両図は、ワークホルダ15に保持された被測定物Wを上方から見たときの様子を模式的に示しており、プローブ光PL(測定位置における第1,第2プローブ光PL1,PL2)が移動する測定面上の測定ラインをL1〜L3で示している。
図4は、メニスカスレンズや非球面レンズ等のように測定面の表面形状が軸対称な被測定物を計測する場合に好適な移動パターンの一例である。本例においては、θxステージ35を作動させて測定ヘッド25を揺動させプローブ光PLを移動させたときに、プローブ光PLが被測定物Wの中心軸を通るように、xステージ11及びyステージ12により被測定物Wのx軸方向位置及びy軸方向位置をアライメントしておく。
そして、図4(a)に示すように、プローブ光PLが測定面のスタートポイントSPに照射された状態から、θxステージ35を作動させてプローブ光PLを測定ラインL1に沿って移動させ、測定ラインL1上の各測定点で検出した距離および角度から測定ラインL1に沿った測定面の形状を計測する。次に、図4(b)に示すように、θzステージ14により被測定物Wを所定角度(例えば2度程度)回動して当該旋回角度位置で保持し、再びθxステージ35を作動させてプローブ光PLを測定ラインL2に沿って移動させ、測定ラインL2上の各測定点で検出した距離および角度から測定ラインL2に沿った測定面の形状を計測する。以下同様にθzステージ14及びθxステージ35を作動させ測定ラインL3…に沿った測定面の形状を計測する。これにより、被測定物Wについて測定面全体を放射状に測定した表面形状の測定データを得ることができる。
図5は、矩形平板状の被測定物やシリンドリカルレンズ等を計測する場合に好適な移動パターンの一例である。この例では、プローブ光PLが測定面のスタートポイントSPに照射された状態から、θxステージ35を作動させてプローブ光PLを測定ラインL1に沿って移動させ、測定ラインL1上の各測定点で検出した距離及び角度から測定ラインL1に沿った測定面の形状を計測する。次に、xステージ11を作動させて被測定物Wを図5における右方に移動させた後、θxステージ35を作動させてプローブ光PLを測定ラインL2に沿って移動させ、測定ラインL2上の各測定点で検出した距離及び角度から測定ラインL2に沿った測定面の形状を計測する。以下同様にxステージ11及びθxステージ35を作動させ測定ラインL3…に沿った測定面の形状を計測する。
これにより、被測定物Wについて測定面全体を平行なライン状に形状測定した測定データを得ることができる。また、上記測定後にθzステージ14により被測定物Wを所定角度(例えば90度)旋回させて当該旋回角度位置で保持し、再びθxステージ35x及びステージ11の交互移動により測定ラインに沿った測定面の形状測定を行うことにより、測定面全体を格子状に形状測定した測定データを得ることもできる。
このように概要構成される表面形状測定装置LMSにおいては、光学ユニット20から出射された第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2を測定位置で被測定物Wの測定面に照射し、測定面で反射された第1、第2プローブ光を光学ユニット20の光検出器で受光することにより、プローブ光PLが照射された測定面の距離と角度が求められる。制御ユニット50は、各ステージの作動を制御してプローブ光と被測定物Wとを相体移動させ、プローブ光の照射位置を移動させることにより、測定ラインにL沿った測定面上の各部の距離及び角度を順次計測する。そして、多点計測された各測定点について検出距離に基づいて検出角度を補正し、測定点の位置データ及び補正された角度データを積分処理やフィッティング処理等の公知の手法を用いて演算処理することにより測定面の形状を導出する。
すなわち、表面形状測定装置LMSは、測定面の位置と傾斜角度とから被測定物の形状を測定する形状測定装置を基礎とする。その上で、表面形状測定装置LMSでは、距離検出器21により検出された測定点の距離を用いて角度検出器22により検出された測定点の角度を補正し、測定点の位置データ及び補正された角度データを用いて測定面の形状を導出する。位置検出器21により検出された距離によって角度を補正する手法、及び補正された角度データを用いて測定面の形状を導出する手法については後に詳述する。
以下、光学ユニット20について、図6及び図7を併せて参照しながら詳細に説明する。光学ユニット20は、被測定物Wに第1プローブ光PL1を照射し測定面で反射された第1プローブ光を受光して測定面までの距離を検出する距離検出器21と、被測定物Wに第2プローブ光PL2を照射し測定面で反射された第2プローブ光を受光して測定面の角度を検出する角度検出器22とを主体として構成される。
図6は、距離検出器21及び角度検出器22の原理を説明するための説明図であり、図6(a)は距離検出器21の原理説明図、図6(b)は角度検出器22の原理説明図である。図6では、距離検出器21の第1プローブ光PL1、及び角度検出器22の第2プローブ光PL2を、x−y方向に水平に延びる測定面Wsに入射させた状態を示している。
距離検出器21は、第1プローブ光を発生する第1光源211、第1光源211により発生された第1プローブ光PL1を集光して被測定物の測定面Wsに照射する集光レンズ212、測定面Wsで反射された第1プローブ光(第1反射光という)RL1を集光する集光レンズ213、第1反射光の位置を検出する光検出器214などから構成される。
角度検出器22は、第2プローブ光を発生する第2光源221、第2光源221により発生された第2プローブ光PL2を集光して被測定物の測定面Wsに照射する集光レンズ222、測定面Wsで反射された第2プローブ光(第2反射光という)RL2をコリメートするコリメートレンズ223、第2反射光の位置を検出する光検出器224などから構成される。
第1光源211及び第2光源221は、発振波長や光出力、ビームポインティング等を安定化させたレーザ光源であり、例えばファイバーレーザやDFB半導体レーザなどが用いられる。第1光源211及び第2光源221の出力部にはコリメータが設けられており、各光源から平行光束化された第1プローブ光PL1、第2プローブ光PL2が出力される。光検出器214,224はそれぞれ第1反射光RL1、第2反射光RL2の位置を検出する検出器であり、例えば、QPD(Quadrant Photo Detector:四分割光検出器)、CCDやCMOS等の固体撮像素子等を用いることができるが、本実施形態ではQPDを用いた構成を示す。
距離検出器21では、第1光源211から出射した第1プローブ光PL1が集光レンズ212により集光されて測定面Wsに入射する。測定面Wsで反射した第1プローブ光すなわち第1反射光RL1は集光レンズ213により集光されて光検出器214に入射する。この距離検出器21では、測定面Wsの角度が変化(チルト)しても光検出器214に集光入射する第1反射光RL1の入射位置は変化しない。一方、測定面Wsの位置が上下方向(z軸方向)に変化(シフト)すると光検出器214に集光入射する第1反射光RL1の入射位置が変化する。そのため、光検出器214から制御ユニット50に出力される位置検出信号に基づいて、測定ヘッド25の基準位置となるθx軸33から測定面Wsまでの距離を算出することができる。
角度検出器22では、第2光源221から出射した第2プローブ光PL2が集光レンズ222により集光されて測定面Wsに入射する。測定面Wsで反射した第2プローブ光すなわち第2反射光RL2はコリメートレンズ223によりコリメートされて光検出器224に入射する。この角度検出器22では、測定面Wsの位置が上下方向に変化(シフト)しても光検出器224に入射する第2反射光RL2の入射位置は殆ど変化しない。一方、測定面Wsの角度が変化(チルト)すると光検出器224に入射する第2反射光RL2の入射位置が変化する。そのため、光検出器224から制御ユニット50に出力される角度検出信号に基づいて、測定面Wsの傾斜角度を算出することができる。
ここで、表面形状測定装置LMSでは、距離検出器21における第1プローブ光PL1の入射面と、角度検出器22における第2プローブ光PL2の入射面が交差するように設定される。具体的には、距離検出器21の第1プローブ光PL1の入射面がy−z平面に沿うように設定され、角度検出器22の第2プローブ光PL2の入射面はy−z平面と直交するx−z平面に沿うように設定されている。図7は、上記状況を説明するための説明図であり、図7(a)は距離検出器21の第1プローブ光PL1の入射面の設定状況を示し、図7(b)は角度検出器22の第2プローブ光PL2の入射面の設定状況を示す。
図7(a)に示すように、距離検出器21は、第1プローブ光PL1の入射面がy−z平面に沿うように設定される。y−z平面は、x軸と平行に延びるθx軸33と直交する面である。すなわち、距離検出器21は、測定ヘッド25の基盤であるユニットベース23の平面上に形成され、第1光源211及び集光レンズ212と、集光レンズ213及び光検出器214とが、θx軸33を挟んで配設される(図3を参照)。
図7(b)に示すように、角度検出器22は、第2プローブ光PL2の入射面がx−z平面に沿うように設定される。x−z平面は、x軸及びθx軸33と平行な面である。すなわち、角度検出器22は、測定ヘッド25の基盤であるユニットベース23の厚さ方向に形成され、第2光源221、集光レンズ222、コリメートレンズ223、及び光検出器224が、θx軸33を含む面内に配設される。
さらに、概要説明で述べたように、光学ユニット20は、第1プローブ光PL1の光軸と第2プローブ光PL2の光軸とが交差するように構成されており、その交点がθx軸33から図7中にDで示す距離だけ離れた位置になるように(図7(a)と図7(b)とを重ね合わせた状態になるように)調整・設定されている。
すなわち、光学ユニット20は、y−z平面に沿って形成された距離検出器21と、x−z平面に沿って形成された角度検出器22とからなり、y−z平面上の第1プローブ光PL1とx−z平面第2プローブ光PL2とがθx軸33から所定距離Dだけ離れた測定位置で交差するように調整・設定される。そのため、測定位置では、第1プローブ光PL1と第2プローブ光PL2とが重複し、これらが合成されたプローブ光PLが照射された状態になる。そして、このように調整・設定された光学ユニット20が一体化されて形成された測定ヘッド25が、θxステージ35によりθx軸33回りに揺動可能に取り付けられている(図3を参照)。
上記のように、角度検出器22はx−z平面に沿って形成される。すなわち測定ヘッド25におけるユニットベース23のプレート面に直交する方向に、第2光源221、集光レンズ222、光検出器224などの構成要素が配設される。図8に、表面形状測定装置LMSに用いた角度検出器22の具体的な構成例を示す。図示のように、角度検出器22は、第2プローブ光を発生する第2光源221と、第2光源221で発生した第2プローブ光を導光する光ファイバ225、光ファイバ225の出射端部に設けられて出射する第2プローブ光を平行光束にコリメートするコリメータ226、コリメータ226により平行光束化された第2プローブ光PL2を集光して測定面Wsに照射する集光レンズ222、測定面Wsで反射され再び集光レンズ222を透過することにより平行光束化された第2プローブ光(第2反射光)RL2を反射するミラー227、被測定物の裏面で反射された第2プローブ光(第2裏面反射光)を除去するアパーチャ228、第2反射光RL2の位置を検出する光検出器224などから構成される。
図8に示す角度検出器22の具体的構成と、図6(b)及び図7(b)に示す角度検出器の原理的な構成とを対比して理解されるように、表面形状測定装置LMSで用いた角度検出器22は、測定面Wsに照射する第2プローブ光PL2と測定面Wsで反射された第2プローブ光RL2とを同じ集光レンズ222を透過させることにより、コリメートレンズ223を省略した構成になっている。これにより、x−z平面に沿って形成される角度検出器22を小型化でき、測定ヘッド25をコンパクトに構成することができる。また、被測定物の裏面で反射された第2裏面反射光を除去するアパーチャ228を光検出器224の直前に設けたことにより、仮に被測定物の厚さが薄い場合やウェッジ角が小い場合であっても、第2裏面反射光を効果的に除去することができる。
なお、第2プローブ光PL2を測定面に集光する集光レンズ222の焦点距離f2は80〜160mm程度が好ましく、例えばf2=120mmのアクロマートレンズが好適に用いられる。また、第2プローブ光の測定面Wsへの入射角θ2は3〜8度程度が好ましく、例えばθ2=5度に設定される。
一方、距離検出器21はy−z平面に沿って形成される。すなわち測定ヘッド25におけるユニットベース23のプレート面に沿って、第1光源211、集光レンズ212、集光レンズ213、光検出器214などが配設される。そのため、表面形状測定装置LMSに用いた距離検出器21の具体的な構成では、ユニットベース23の中心部に角度検出器22を設け、この角度検出器を22を挟んで距離検出器21の投光部と受光部とを配設している。すなわち、図3において、角度検出器22の左側に第1光源211及び集光レンズ212を有する投光部21a、右側に集光レンズ213及び光検出器214を有する受光部21bを設けている。これにより、ユニットベース23のプレート面を有効活用して測定ヘッド25をコンパクトに構成することができる。
ここで、第1プローブ光PL1を測定面に集光する集光レンズ212の焦点距離f1は集光レンズ222と同様の範囲で適宜に設定することができるが、表面形状測定装置LMSでは、集光レンズ212の焦点距離f1を集光レンズ222の焦点距離f2と同一としf 1=120mmのアクロマートレンズを用いている。これにより、距離検出器21及び角度検出器22の焦点調整作業を共通化できることに加えて、測定点に集光照射される第1プローブ光と第2プローブ光の焦点深度が略同一になるため、焦点深度の相違に基づく誤差成分等の影響を排除することができる。なお、第1プローブ光の測定面Wsへの入射角θ1は5〜30度程度が好ましく、例えばθ1=25度に設定される。
プローブ光が照射される範囲は、例えば直径200μmほどの円形のスポットである。距離検出器21は、このスポットの平均的な位置変位を測定し、角度検出器22はこのスポットの平均的なx軸まわりの角度を検出する。
以上のように光学ユニット20が構成される表面形状測定装置LMSでは、θxステージ35を駆動して測定ヘッド25をθx軸33回りに揺動させることにより、第1,第2プローブ光PL1,PL2を測定ラインに沿って移動させる。すなわち、表面形状測定装置の測定ラインL(L1〜L3等)はy軸方向に形成される。
制御ユニット50は、測定ラインLに沿って第1,第2プローブ光PL1,PL2を照射し、距離検出器21及び角度検出器22により測定ラインL上の各測定点の距離及び角度を測定する。
制御ユニット50は、図2を参照して概要説明したように、オペレータが作動操作を行う操作部51、測定プログラムや被測定物の基準形状等が設定記憶された記憶部52、各種の演算処理を行う演算部53、演算部53から出力される指令信号に基づいてx,y,z,θx,θz,の各ステージ11,12,13,35,14の作動を制御するステージ制御部54、演算部53から出力される指令信号に基づいて光学ユニット20の作動を制御する計測制御部55、外部と信号の入出力を行うI/O部56などを備えて構成される。
操作部51には、測定プログラムや測定結果などの情報を表示する液晶表示パネル、数値や文字情報を入力するキーボード、選択操作を行うマウス、各種スイッチ類、CDやUSBメモリー等の記録媒体に記録された測定面Wsの基準形状のデータや測定結果等を読み書き可能なリーダーライター等が設けられており、対話形式で測定面Wsのタイプ(例えば、平面、球面、非球面、シリンドリカル等)や測定パターン(放射状、ライン状、格子状等)に対応した形状測定が行えるようになっている。
記憶部52は、ROMやRAM等の記憶素子が複数設けられて構成される。ROMには、表面形状測定装置LMSの各部の作動を制御する制御プログラム、被測定物Wのタイプや測定パターンに対応した測定プログラムなどが予め設定記憶されている。操作部51において被測定物Wのタイプや測定パターンが選択設定され、対応する測定プログラムが制御プログラムに組み込まれることにより、被測定物Wに好適な表面形状測定装置が構成される。RAMには、操作部51に設けられたリーダーライターまたはI/O部56を介して読み込まれた被測定物の測定面Wsの基準形状(設計値のベクターデータ)、測定プログラムに設定された測定ライン上の測定点の基準傾斜角度、測定プログラムの実行中に距離検出器21及び角度検出器22から出力される各測定点の距離データ及び角度データなどが一時記憶される。
演算部53は、CPUやシフトレジスター等により構成され、記憶部52に予め設定記憶された制御プログラム及び測定プログラムに基づいて各種の演算処理を行い、ステージ制御部54や計測制御部55等に指令信号を出力して、ワークステージユニット10、光学ユニット20、ヘッドステージユニット30の作動を制御する。
ステージ制御部54は、演算部53から出力される指令信号に基づいてワークステージユニット10のxステージ11、yステージ12、zステージ13、θzステージ14、ヘッドステージユニット30のθxステージ35等に駆動信号を出力し、各ステージの作動を制御する。計測制御部55は、演算部53から出力される指令信号に基づいて光学ユニット20の距離検出器21及び角度検出器22に測定制御信号を出力し測定面Wsの形状測定を制御する。
制御ユニット50は、距離検出器21及び角度検出器22により測定ライン上の測定点の距離及び角度を測定するのに際し、測定点に立てた法線がθx軸33を通り、かつ第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2が同一測定点に照射されるように、yステージ12及びzステージ13の作動を制御する。換言すれば、距離検出器21のy−z平面と角度検出器22のx−z平面とが交わる交線(以下、便宜的に「仮想光軸」という)Sが測定面に垂直に交わり、かつ仮想光軸上のθx軸33と測定点との距離が前述した計測距離Dになるように、yステージ12及びzステージ13の作動を制御する。
仮想光軸Sが測定面に垂直入射し、かつ仮想光軸上のθx軸33と測定点との距離が計測距離Dになるようにするため、制御ユニット50はyステージ12及びzステージ13を以下のように制御する。まず、演算部53は、記憶部52に設定記憶された測定面Wsの基準形状から、測定プログラムで設定された測定ラインに沿った測定面Wsの基準形状(断面形状)を算出する。次いで、測定ライン上に設定された測定点について、各測定点の傾斜角度を算出する。次に、算出された各測定点の傾斜角度から、その測定点に仮想光軸が垂直入射しθx軸33と測定点との距離が計測距離Dになる測定ヘッド25(θxステージ35)の角度位置、yステージ12及びzステージ13の座標位置を算出する。次いで、算出された各ステージの位置に基づいた駆動信号を生成し、y,z,θxの各ステージ12,13,35に駆動信号を出力して、被測定物W及び測定ヘッド25を相対移動させる。
そして、位置決めされた被測定物Wに対し、計測制御部55から光学ユニット20の距離検出器21及び角度検出器22に計測制御信号を出力して光学ユニット20から第1,2プローブ光PL1,PL2を出射させる。これにより、仮想光軸が測定面に垂直入射し光学ユニット20から出射された第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2が同一の測定点(測定位置)に照射される。
図9はこの様子を模式的に例示した説明図であり、測定面Wsが凹の球面形状である場合を示している。この場合において、測定面の曲率半径が計測距離Dと一致している場合には、測定ライン上のいずれか一点において、仮想光軸Sが測定面Wsに垂直入射しθx軸33と測定点との距離が計測距離Dになるようにyステージ12及びzステージ13の位置を調整(芯出し)すれば、以降の測定では、θxステージ35のみを作動させて測定ヘッド25を揺動させることにより、y軸に沿った測定ライン上で第1,第2プローブ光PL1,PL2を同一測定点に入射させることができる。
一方、測定面Wsの曲率半径が計測距離Dと一致しない場合や、凸面である場合、あるいは非球面であるような場合には、測定ライン上で第1,第2プローブ光を走査させるθxステージ35に加えて、yステージ12及びzステージ13を作動させなければ、仮想光軸を測定面Wsに垂直入射させθx軸33と測定点との距離を計測距離Dにすることはできない。
例えば、被測定物の測定面Wsが非球面形状であり、図10に示すように、軸心部の測定点Pwaの曲率半径がr1、周縁部の測定点Pwb及びPwcの曲率半径がr2であるような場合がある。このような場合に、演算部53は、記憶部52に予め設定記憶された測定面Ws全体の基準形状を読み出して、測定ラインに沿った測定面の基準形状を算出し、測定ライン上に設定された測定点Pwa,Pwb,Pwc…について、各測定点の傾斜角度を算出する。次に、算出された測定点の傾斜角度に基づいて、各測定点Pwa,Pwb,Pwc…に仮想光軸Sが垂直入射する状態になるθxステージ35の角度位置を算出する。また、θxステージ35が当該角度位置にある状態において、θx軸33と測定点との距離が計測距離Dになるyステージ12及びzステージ13の座標位置を算出する。
そして、各測定点について算出されたステージ位置に基づいた駆動信号をy,z,θxステージ11,13,35に出力して被測定物W及び測定ヘッド25を移動し位置決めすることにより、y軸に沿った測定ライン上の各測定点Pwa,Pwb,Pwc…で仮想光軸Sが測定面に垂直入射し光学ユニット20から出射された第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2が同一測定点に照射される。そして、測定点Pwa,Pwb,Pwc…の位置、各測定点Pwa,Pwb,Pwc…において距離検出器21により検出されたθx軸から測定点までの距離、及び角度検出器22により検出された測定点の角度に基づいて、測定ラインに沿った測定面Wsの形状が導出される。
前述したように、表面形状測定装置LMSでは、距離検出器21により検出された測定点の距離を用いて角度検出器22により検出された測定点の角度を補正し、測定点の位置データ及び補正された角度データを用いて測定面の形状を導出する。以下、距離検出器21により検出された測定点の距離を用いた角度補正、及び、測定点の位置データと補正後の角度データを用いた測定面の形状導出について、具体的な構成例を説明する。
角度検出器22の光検出器224はQPDを用いており、測定面の傾斜角を全方位について検出可能である。本構成例では、各測定点において角度検出器22により検出された測定面の角度から、x軸回りの角度(y軸方向の傾斜角度)を算出する。また、距離検出器21により検出されたθx軸33と測定点との距離からx軸回りの角度の補正値を算出する。そして、角度検出器22により検出されたx軸回りの角度を、距離検出器21により検出された距離に基づくx軸回りの角度の補正値により補正して、当該測定位置のx軸回りの角度、すなわち測定ラインに沿ったy軸方向の傾斜角度を算出する。
図11は、距離検出器21により検出された距離から、x軸回りの角度の補正値を算出する手法を説明するための説明図である。同図は距離検出器21から出射した第1プローブ光が測定面Wsで反射される状態を示しており、図中の点線は被測定物が本来の測定位置にある場合の測定面を、実線は被測定物の位置が微小距離ずれた状態(実際の測定状態)での測定面を示す。図中の拡大図は二つの測定点の位置関係を示す。
このとき、距離検出器21により検出されるθx軸33と測定点との距離は、被測定物が本来の測定位置にあるときと現実の測定位置にあるときとでΔL相違する。また、角度検出器22により検出される角度は、被測定物が本来の測定位置にあるときにα′であるが現実の測定位置ではαである。ここで、二つの測定点の距離の差ΔLは、記憶部52に設定記憶された測定面Wsの基準形状と、位置検出器21により検出された測定点の距離とから求められる。また、二つの測定点のy軸方向のずれは、測定ヘッド25の傾き角度をθとしたときにΔLsinθとして求められる。二つの測定点の角度の差α′−αは、測定面Wsの基準形状の曲率半径をRとすれば、次式で表される。
α′―α=ΔLsinθ/R
このように、距離検出器21により検出された距離に基づき、測定点の位置ずれに起因する角度の補正値であるΔLsinθ/Rを算出し、この補正値を角度検出器22により検出されたx軸回りの角度αに加算することにより、測定面の角度をより精度よく求めることができる。補正された角度データを用いる事でより高精度な面形状算出が可能となる。また、距離検出器21で検出された変位(単位:μm)と角度変位の相関をあらかじめ求めておき、この相関に基づいて角度検出器22で検出された傾斜角度の値を補正することもできる。
次に、このようにして求めた傾斜角度の値を用いて、面形状を求める。図12は、測定点の位置データと補正された角度データとから、測定面の形状を導出する手法を説明するための説明図である。図12において、P1,P2,P3は測定ラインに沿った各測定点を、P1Y,P2Y,P3Yは各測定点P1,P2,P3のy軸方向の位置データ(上記本来の測定位置)を、P1A,P2A,P3Aは各測定点P1,P2,P3の上記の手順で補正後の角度データでを示している。
測定点P2,P3,P4…のz軸方向の位置をP2Z,P3Z,P4Zとすると、これらは次式で求められる。
P2Z=(P2Y−P1Y)×(P1A+P2A)/2+P1Z
P3Z=(P3Y−P2Y)×(P2A+P3A)/2+P2Z
P4Z=(P4Y−P3Y)×(P3A+P4A)/2+P3Z


いま、測定点P1のz軸方向の位置P1Zとして0(ゼロ)を設定すると、測定点P2のz軸方向の位置P2Zは次式で表される。
P2Z=(P2Y−P1Y)×(P1A+P2A)/2
ここで、P2Y,P3Yは測定点P2,P3のy軸方向の位置データであり既知である。また、P1A,P2Aは距離検出器21により検出された距離に基づく角度補正を行った補正後の測定点P1,P2の角度データである。そのため、測定点P2のz軸方向の位置P2Zが求められ、以下同様にして順次P3Z.,P4Z…が求められる。これにより、y軸方向に延びる測定ラインに沿った測定点P1,P2,P3…のz方向位置およびy軸方向の傾斜角度が求められる。
そして、以上のようにして求められた各測定点のz方向位置およびy軸方向の傾斜角度から、積分処理やフィッティング処理等の公知の手法を用いて演算処理することにより、測定ラインに沿った測定面Wsの形状が導出される。
以上説明したように、表面形状測定装置LMSにおいては、距離検出器21の第1プローブ光PL1、及び角度検出器22の第2プローブ光PL2が、ともに測定面Wsに所定の入射角θ1,θ2(θ1≠0,θ2≠0)で斜めに入射するように構成される。そのため、被測定物Wが第1、第2プローブ光に対して透明な材質で形成されていたとしても、測定面Wsで反射された反射光と被測定物の裏面側で反射された裏面反射光とが明瞭に分離される。また、裏面反射光を分離するために、適宜な位置にアパーチャ等を設けてもよい。
また、表面形状測定装置LMSでは、角度検出器22の第2プローブ光の入射面が、測定ラインLと直交するように構成している(図7(b)を参照)。これは、特に軸対称な測定面を測定する場合に測定ラインLに沿った方向の角度変化が大きく、測定ラインLに直交する方向の角度変化が小さいことに基づいて設定されたものである。これにより、第2プローブ光を照射する測定点の位置的な誤差に基づく検出角度の誤差を抑制することができる。
また、距離検出器21は第1プローブ光PL1の入射面をy−z平面とし、角度検出器22は第2プローブ光PL2の入射面をx−z平面としている。すなわち、第1プローブ光の入射面と第2プローブ光の入射面とが直交するように設定して測定ヘッド25を構成している。これにより、比較的小径のユニットベース23に距離検出器21と角度検出器22とを効率的に配置することができ、測定ヘッド25をコンパクトに構成することができる。
本実施形態では、距離検出器21では集光レンズ213で集光した光を光検出器214で受光する光学系となっているため、測定点の高さの変位を感度よく検出することができる。さらに、角度検出器22はコリメートレンズ223でコリメートされた光を受光する光学系となっているため、測定点の面の傾きを感度よく検出することができる。
また、表面形状測定装置LMSでは、距離検出器21の第1プローブ光PL1と、角度検出器22の第2プローブ光PL2とが交差するように設定され、これら2つのプローブ光が交差する位置(測定位置)が測定点となるように制御される。そのため、測定点に照射される第1プローブ光PL1及び第2プローブ光PL2が測定ライン上の位置によって変化するようなことがなく、これにより、測定ライン上の位置によらず一定の精度で表面形状を測定することができる。さらに、距離検出器21の第1プローブ光PL1を集光する集光レンズ212と、角度検出器22の第2プローブ光PL2を集光する集光レンズ222とを、焦点距離が同一の集光レンズを用いている。この構成により、測定点に集光照射される第1プローブ光と第2プローブ光の焦点深度が略同一になり、焦点深度の相違に基づく誤差成分等の影響を排除することができる。
なお、本実施形態では、距離検出器21と角度検出器22の具体例を示し実施形態を説明したが、プローブ光を測定点に斜めに入射して数百ミクロンほどの領域の距離の変位と角度の変位をそれぞれ測定できる光学系であれば、使用することができる。
LMS 表面形状測定装置
10 ワークステージユニット(照射位置移動機構)
11 xステージ、12 yステージ、13 zステージ、14 θzステージ
15 ワークホルダ
20 光学ユニット
21 距離検出器(21a 投光部、21b 受光部)、22 角度検出器
25 測定ヘッド
30 ヘッドステージユニット(照射位置移動機構)
33 θx軸
35 θxステージ
50 制御ユニット(制御部)
L(L1〜L3) 測定ライン
PL1 第1プローブ光
PL2 第2プローブ光
W(W1,W2) 被測定物
Ws 測定面
θ1 第1プローブ光の測定面への入射角
θ2 第2プローブ光の測定面への入射角

Claims (7)

  1. 第1プローブ光を用いて被測定物の測定面までの距離を検出する距離検出器、及び第2プローブ光を用いて前記測定面の角度を検出する角度検出器が設けられた測定ヘッドと、
    前記測定面における前記第1プローブ光及び前記第2プローブ光の照射位置を移動させる照射位置移動機構と、
    前記第1,第2プローブ光の照射位置、前記距離検出器により検出された前記測定面の距離及び前記角度検出器により検出された前記測定面の角度に基づいて前記測定面の形状を導出する制御部とを備え、
    前記第1プローブ光及び前記第2プローブ光は、前記測定面に対して所定の入射角を有して前記測定面に斜めに入射するように構成されることを特徴とする表面形状測定装置。
  2. 前記距離検出器及び前記角度検出器は、前記測定面に向けて出射される前記第1プローブ光と第2プローブ光とが交差するように前記測定ヘッドに配設されており、
    前記制御部は、前記第1プローブ光と前記第2プローブ光とが交差する位置が測定位置となるように、前記照射位置移動機構の作動を制御することを特徴とする請求項1に記載の表面形状測定装置。
  3. 前記照射位置移動機構は、前記第1プローブ光及び前記第2プローブ光の照射位置が、予め設定された測定ラインに沿って移動するように制御し、
    前記測定面に対する前記第2プローブ光の入射面は、前記測定ラインと直交するように設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の表面形状測定装置。
  4. 前記距離検出器及び前記角度検出器は、前記測定面に対する前記第1プローブ光の入射面と前記測定面に対する前記第2プローブ光の入射面とが直交するように前記測定ヘッドに配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表面形状測定装置。
  5. 前記制御部は、前記測定位置において前記測定面に立てた法線が、前記第1プローブ光の入射面と前記第2プローブ光の入射面との交線と一致するように、前記照射位置移動機構の作動を制御することを特徴とする請求項2に記載の表面形状測定装置。
  6. 第1プローブ光を用いて被測定物の測定面までの距離を検出する距離検出器、及び第2プローブ光を用いて前記測定面の角度を検出する角度検出器が設けられた測定ヘッドと、
    前記測定面における前記第1プローブ光及び前記第2プローブ光の照射位置を移動させる照射位置移動機構と、
    前記第1,第2プローブ光の照射位置、前記距離検出器により検出された前記測定面の距離及び前記角度検出器により検出された前記測定面の角度に基づいて前記測定面の形状を導出する制御部とを備え、
    前記測定ヘッドは回転軸を有し、前記測定ヘッドが前記回転軸の周りに回転可能に構成されることにより、前記距離検出器及び前記角度検出器とが揺動可能に構成され、
    前記第1プローブ光は、前記測定面に対して所定の入射角を有して前記測定面に斜めに入射するように構成されることを特徴とする表面形状測定装置。
  7. 前記第2プローブ光は、前記測定面に対して所定の入射角を有して前記測定面に斜めに入射するように構成され、
    前記距離検出器及び前記角度検出器は、前記第1プローブ光と前記第2プローブ光とが交差するように前記測定ヘッドに配設され、
    前記制御部は、前記第1プローブ光と前記第2プローブ光とが交差する位置が測定位置となるように、前記照射位置移動機構の作動を制御することを特徴とする請求項6に記載の表面形状測定装置。
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