JPWO2016031916A1 - 採取生体組織凍結保存用具および組織片凍結保存方法 - Google Patents

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Abstract

採取生体組織凍結保存用具1は、採取組織収納容器2と、採取組織収納容器2を収納するためのヒートシール可能な収納袋5と、収納袋5に収納された採取組織収納容器2を保持するための容器保持部材6とからなる。採取組織収納容器は、有底筒状容器体3と、容器体に気密状態にて装着可能な蓋部材4とからなる。蓋部材4は、組織片載置部材41と、蓋本体部42の内面に設けられ、透明容器体3の開口部を封止するためのシール部材48を備えている。

Description

本発明は、哺乳動物の卵巣などの生体組織を凍結保存する際に使用する採取生体組織凍結保存用具および組織片凍結保存方法に関する。
哺乳動物の生体細胞(例えば、精子、卵子など)の凍結保存が行われている。このような凍結保存は、特定の系統や品種の遺伝資源の保存を可能とする。また、絶滅の危機に瀕している動物種の維持にも有効である。さらに、ヒトの不妊治療においても有用である。
また、特開2003−284546号公報(特許文献1)には、卵巣凍結法が開示されている。この卵巣凍結法は、非ヒト哺乳動物の雌個体から少なくとも卵巣を含む生殖組織を摘出し、これを15〜0℃で保持した後にガラス化法により凍結することを特徴とするものである。
また、哺乳動物胚の凍結保存方法としては、特開2000−189155公報(特許文献2)において、哺乳動物胚または卵子を滅菌処理した凍結ストロー、凍結バイアルまたは凍結チューブ等の凍結保存用容器の内面に、これらの胚または卵子を被包するに充分な最少量のガラス化液で貼り付け、この凍結保存用容器を密封し、そしてこの容器を液体窒素に接触させて急速に冷却することが提案されている。そして、融解方法では、前記の方法で保存した凍結保存用容器を液体窒素から取り出し、容器の一端部を開口し、この容器内に33〜39℃の希釈液を直接注入し、胚または卵子の凍結を融解希釈するものである。この方法によれば、哺乳動物胚または卵子をウイルスや細菌による感染のおそれがなく高い生存率で保存および融解希釈することのできるという優れた効果を備えている。
また、特開2008−222640号公報(特許文献3)に示す組織片凍結保存用プレートを本件出願人は提案している。凍結保存用プレート4は、切取部特定用開口部22の所定幅と同じもしくは若干広い幅を有し、かつ所定長延び組織切取位置特定具10を用いて切り取られた組織片を載置可能な金属性板状部材であり、多数の孔を備えている。
また、本願発明者は、特開2012−219017号公報(特許文献4)に示す凍結保存用具を提案している。特許文献4の凍結保存用具は、組織片や細胞などの生体試料をガラス化凍結法(急速ガラス化凍結法および超急速ガラス化凍結法を含む)で凍結させるための凍結保存用具である。この凍結保存用具は、ステンレスシートを含む試料載置部と、試料載置部の基端部に固定された保持部とを有する。さらに、凍結保存用具は、試料載置部の生体試料が載置される領域に貫通孔を持たず、試料載置部としてステンレスシートを用いることを特徴としている。
特開2003−284546公報 特開2000−189155公報 特開2008−222640公報 (US2010-003662 A) 特開2012−219017公報
特許文献3および4のものは、ガラス化凍結に有効である。しかし、いずれも組織片を直接冷却媒体である液体窒素に接触させることを、また、冷凍保存時において、組織片を収納した容器も直接冷却媒体(液体窒素)に接触させることを前提としている。しかし、容器が冷却媒体(液体窒素)に長期的に接触すると、容器の劣化が生じ、内部に冷却媒体が流入する可能性がある。また、組織片の冷却媒体への直接接触は、ガラス化凍結としては有効であるが、できれば、そのような物質を細胞に直接接触させることは避けるべきである。また、上記特許文献3および4のものでは、収納されている生体組織および生体組織載置部に液体窒素が付着状態にて容器に密閉される。そして、冷凍保存後、使用時には常温環境にて容器が開封される。開封する際に、徐々に開封操作を行わず、開封すると容器内にて気化した液体窒素による内圧により、載置部上の生体組織片が飛散する可能性がある。よって、開封操作を慎重に行う必要がある。
本発明の目的は、採取した生体組織片を冷却媒体に接触させることなく凍結作業を行うことができ、かつ長期的に凍結保存しても、生体組織片が冷却媒体接触することがなく、また凍結保存後の容器体の開封操作時おける生体組織片の飛散もない採取生体組織凍結保存用具および組織片凍結保存方法を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
採取した生体組織片を密閉状態にて、凍結保存するための採取生体組織凍結保存用具であって、前記採取生体組織凍結保存用具は、採取した生体組織片を密閉状態にて収納可能な採取組織収納容器と、前記採取組織収納容器を収納可能であり、収納後にヒートシールすることにより封止可能な液体窒素耐性を有する樹脂製透明収納袋と、前記収納袋に収納された前記採取組織収納容器を保持するための容器保持部を側部に有する細長い容器保持部材とからなり、
前記採取組織収納容器は、開口部を有する透明容器体と、前記開口部に着脱可能かつ気密状態にて装着可能な蓋部材とからなり、前記蓋部材は、蓋本体部と、前記生体組織片を載置可能な組織片載置部材と、前記組織片載置部材を前記蓋本体部に固定するための固定部材と、前記蓋本体部の内面に設けられ、前記透明容器体の開口部を封止するためのシール部材とを備える採取生体組織凍結保存用具。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
上記の採取生体組織凍結保存用具を用いる組織片凍結保存方法であって、生体組織より採取された組織片をガラス化液に浸漬する組織片ガラス化液浸漬工程と、ガラス化液より前記組織片を取り出し、前記蓋部材の前記組織片載置部材上に載置する組織片載置工程と、組織片が載置された前記組織片載置部材を冷却媒体に接触させることなく、前記組織片載置部材を前記透明容器体内に挿入し、前記蓋部材を前記容器体に装着し、前記採取組織収納容器を密閉する組織片密閉工程と、密閉された採取組織収納容器を前記収納袋に収納後、開口部をヒートシールする収納袋封止工程と、前記採取組織収納容器を収納し、かつ封止された収納袋を前記容器保持部材の前記容器保持部に装着する容器体装着工程と、包装された前記容器体を保持した前記容器保持部材を冷却媒体タンク内に収納させる収納工程とを行う組織片凍結保存方法。
図1は、本発明の採取生体組織凍結保存用具の一実施例の正面図である。 図2は、図1に示した採取生体組織凍結保存用具の左側面図である。 図3は、図1の採取生体組織凍結保存用具に用いられている採取組織収納容器の正面図である。 図4は、図3に示した採取組織収納容器の左側面図である。 図5は、図3のA−A線断面図である。 図6は、図4のB−B線断面図である。 図7は、図3に示した採取組織収納容器に用いられている組織片載置部材を備える蓋部材の正面図である。 図8は、図7に示した組織片載置部材を備える蓋部材の左側面図である。 図9は、図7に示した組織片載置部材を備える蓋部材の底面図である。 図10は、図3に示した採取組織収納容器に用いられている容器体の正面図である。 図11は、本発明の他の実施例の採取生体組織凍結保存用具に用いられる組織片載置部材を備える蓋部材の正面図である。 図12は、本発明の他の実施例の採取生体組織凍結保存用具に用いられる組織片載置部材を備える蓋部材の正面図である。 図13は、本発明の採取生体組織凍結保存用具の作用を説明するための説明図である。 図14は、図1の採取生体組織凍結保存用具に用いられている容器保持部材の正面図である。 図15は、図1の採取生体組織凍結保存用具に用いられている容器保持部材の左側面図である。
本発明の採取生体組織凍結保存用具および組織片凍結保存方法を図面に示した実施例を用いて説明する。
本発明の採取生体組織凍結保存用具1は、採取した生体組織片12を密閉状態にて凍結保存するためのものである。採取生体組織凍結保存用具1は、採取した生体組織を密閉状態にて収納可能な採取組織収納容器2と、採取組織収納容器2を収納可能であり、収納後にヒートシールすることにより封止可能な液体窒素耐性を有する樹脂製透明収納袋5と、収納袋5に収納された採取組織収納容器2を保持するための容器保持部62を側部に有する細長い容器保持部材6とからなる。
そして、採取組織収納容器2は、開口部を有する有底筒状容器体3と、開口部に着脱可能かつ気密状態にて装着可能な蓋部材4とからなり、蓋部材4は、蓋本体部42と、組織片載置部材41と、組織片載置部材41を蓋本体部42に固定するための固定部材と、蓋本体部42の内面に設けられ、透明容器体3の開口部を封止するためのシール部材48とを備えている。
この実施例の採取生体組織凍結保存用具1は、採取組織収納容器2と、採取組織収納容器2を収納するための収納袋5と、収納袋5に収納された採取組織収納容器2を保持するための容器保持部62を側部に有する細長い容器保持部材6とからなる。
採取組織収納容器2は、図3ないし図10に示すように、開口部を有する有底筒状容器体3と、開口部に着脱可能かつ気密状態にて装着可能な蓋部材4とからなる。この実施例では、有底筒状容器体3は、図10に示すように、有底のほぼ円筒状のものが用いられている。また、容器体3としては、透明であること、特に、無色透明であることが好ましい。
そして、この容器体3では、ほぼ同一外径の円筒状本体部31と、底部32と、上部開口部と、内部収納部30を備えている。そして、上部開口部の外面には、容器体側螺合部33を備えている。また、この容器体3では、本体部31の上部部分が若干小径の小径部31aとなっている。この小径部に容器体側螺合部33が設けられている。また、容器体側螺合部33より所定長底部側となる小径部31aの基端部に、フランジ部34が形成されている。そして、容器体3は、フランジ部34より基端側に向かって拡径するテーパー部35を備えている。
蓋部材4は、蓋本体部42と、組織片載置部材41と、組織片載置部材41を蓋本体部42の内面側に固定するための固定部材と、蓋本体部42の内面に設けられ、透明容器体3の開口部を封止するためのシール部材48とを備えている。
蓋本体部42は、上面閉塞部を有する短い円筒状部材であり、環状側部の内面に、容器体側螺合部33と螺合可能な蓋部材側螺合部47を備えている。蓋部材側螺合部47は、螺旋状リブにより形成されている。また、上面閉塞部の内面には、シール部材48が収納されている。また、この実施例では、上面閉塞部およびシール部材48は、後述する固定具44の挿通用の開口を備えている。
蓋部材4が備える組織片載置部材41は、所定長延びる板状部材により形成されている。板状部材としては、金属性板状部材、グラファイトシートなどの熱伝導性が高いものを用いることが好ましい。金属性板状部材の形成金属としては、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、金、金合金、銀、銀合金、ステンレス合金から選択されたものが好ましい。さらに、組織片載置部材としては、図11に示す実施例の蓋部材4aが備える組織片載置部材41aのようなものであってもよい。この組織片載置部材は、金属線材により形成されたメッシュ状のものとなっている。また、組織片載置部材としては、図12に示す実施例の蓋部材4bが備える組織片載置部材41bのようなものであってもよい。この組織片載置部材41bは、金属板状部材により形成され、かつ複数の孔49を有している。
そして、これら実施例における組織片載置部材41,41a,41bでは、先端屈曲部46を有している。この屈曲部46は、組織片の組織片載置部材からの離脱(落下)を防止する。そして、組織片載置部材41は、組織片載置部材41の基端部を保持する組織片載置部材保持部材43と、保持部材43を蓋本体部42の内面に固定する固定具44を備えている。保持部材43は、一端側に組織片載置部材41の基端部が挿入可能なスリットを備え、他端側に、雌ねじ部を有する凹部を備えている。そして、組織片載置部材41は、保持部材43のスリットに挿入され、保持部材43の側孔に螺合されたネジ部材45により固定されている。固定具44は、保持部材43の凹部に設けられた雌ねじ部と螺合可能な雄ねじ部を備えている。また、固定具44は、雄ねじ部より拡径した頭部を備え、蓋本体部42の上面部開口部の周縁およびシール部材48の開口部の周縁は、固定具44の頭部と保持部材43の端部により挟圧された状態となっている。
また、保持部材43は、円柱状のものとなっており、その外径は、容器体3の開口部の内径より小さいものとなっている。特に、この実施例では、保持部材43に装着されるネジ部材45の頭部も容器体3の内面に接触しないものとなっている。
そして、この実施例では、蓋部材4を容器体3に取付け、容器体3の開口部が蓋部材4により密閉された状態、言い換えれば、容器体3の開口部に蓋部材4のシール部材48が密着した状態において、組織片載置部材41の先端は、容器体3の底面に当接しないものとなっている。
収納袋5は、採取組織収納容器2(容器体3に蓋部材4が装着されたもの)を収納可能な容量を有している。また、収納袋5は、周縁部の一部が開口し、採取組織収納容器2を挿入可能なものとなっている。
具体的には、収納袋5は、矩形状の2枚の透明性樹脂フィルムを積層し、3つの辺56がヒートシールされたものとなっている。そして、ヒートシールされていない辺により、開口部が形成されている、そして、その開口部も採取組織収納容器2の収納した状態にて、ヒートシール可能であり、図13に示すように、収納袋5の開口部は、シール部57となる。
収納袋5は、図13に示すように、液体窒素耐性を有する樹脂製であり、かつ透明性を有するものとなっている。収納袋5としては、例えば、液体窒素耐性を有する樹脂製外層(例えば、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート)と、ヒートシール用内層(低融点ポリエチレン)を備えるフィルムを、ヒートシール用内層が向かい合うように積層し、コの字型に周縁部をヒートシールすることにより形成されたものが好ましい。特に、外層としては、二軸延伸フィルムであることが好ましく、例えば、二軸延伸ポリエステルフィルム(二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリスチレンフィルム、二軸延伸ポリアミドフィルム、高密度二軸延伸ポリエチレンフィルムなどが好適である。特に、それらの透明フィルムが好ましい。
容器保持部材6は、図1、図2、図14および図15に示すように、収納袋5に収納された採取組織収納容器2を保持するための容器保持部62を側部に有する所定長延びる細長い部材である。
この実施例の容器保持部材6は、所定長軸方向に延び、底面が湾曲した細長い保持部材本体61と、保持部材本体の下部側に設けられた容器保持部62と、冷却媒体流通用開口部63とを備えている。特に、この実施例の容器保持部材6では、容器保持部62は、容器保持部材6の下端部付近に設けられている。また、冷却媒体流通用開口部63は、複数設けられている。
そして、容器保持部材6は、丸み加工されており、収納(装着)される収納袋5に損傷を与える可能性のあるエッジ部を持たないものとなっている。また、この容器保持部材6では、容器保持部62は、所定長軸方向に延び、かつ向かい合う2つの湾曲部により形成されている。さらに、容器保持部62の上部が向かい合う湾曲部間距離が他の部分より広く、かつ有底筒状容器体の下部の外径より大きい拡径部62aとなっている。このため、収納袋5に収納された採取組織収納容器2の容器保持部62への装着が容易なものとなっている。また、拡径部62aより下方は、有底筒状容器体3の下部の外径と同等もしくは若干小さく、容器体を保持可能なものとなっている。
さらに、この実施例の容器保持部材6は、図14および図15に示すように、下端には、保持部材本体61の中心方向に屈曲した底部65を備え、上端には、保持部材本体61の外側に屈曲した懸架部64を備えている。懸架部64は、補保存用タンク内に収納されるキャニスターの筒状収納部に懸架する際に、使用される。
そして、本発明の採取生体組織凍結保存用具1は、卵巣組織片凍結保存用具として特に有効である。また、肝臓組織片凍結保存用具としても有効に利用できる。
次に、採取生体組織凍結保存用具1を用いた組織片凍結保存方法(組織片ガラス化凍結保存方法)について説明する。
本発明の組織片凍結保存方法では、最初に、対象生体組織より採取された組織片12を準備する。組織片は、例えば、特開2008−222640に開示されているような採取組織切取位置特定具を用いて、対象生体組織(例えば、摘出された生体器官、具体的には、卵巣)より採取することができる。なお、組織片は、通常のメス等を用いて採取してもよい。採取される組織片12は、使用する容器保持部材6に保持された採取組織収納容器2の組織片載置部材41の表面に載置可能な大きさにて採取する。
そして、採取した組織片12をガラス化液に浸漬する組織片液浸漬工程を行う。
組織片ガラス化液浸漬工程は、採取した組織片をガラス化液に浸漬することにより行われる。ガラス化液としては、従来より用いられているものを使用することができる。具体的には、グリセロール、プロピレングリコール、ジメチルスルホサイド(DMSO)、エチレングリコール、ブタンジオールなどから選択される1種または2種以上の細胞膜透過性凍結保護物質と、シュークロース、トレハロース、パーコール、ポリエチレングリコール、ポリヴィニルピロリドン、ウシ血清アルブミン、フィコールなどから選択される1種または2種以上の細胞膜非透過性凍結保護物質を含有するものが好適である。
また、ガラス化液に浸漬する前に、採取した組織片の平衡液浸漬処理を行うことが好ましい。平衡液としては、細胞膜透過性凍結保護物質の低濃度溶液が好ましい。細胞膜透過性凍結保護物質としては、上述したものが使用できる。
そして、組織片ガラス化液浸漬工程が終了した後、ガラス化液より組織片を取り出し、蓋部材4の組織片載置部材41上に載置する組織片載置工程を行う。
この工程では、ガラス化液より組織片を取り出し、液体窒素などの冷却媒体に接触させることなく、組織片載置部材41上に載置する。組織片載置部材41への組織片の載置では、組織片は、ガラス化凍結されない。
続いて、組織片12を保有した組織片載置部材41を透明容器体3内に挿入し、蓋部材4を容器体3に装着し、採取組織収納容器2を密閉する組織片密閉工程が行われる。
この工程は、組織片12を保有した組織片載置部材41を先端側より、容器体3内に挿入し、その後、蓋本体部42を回転させて、蓋本体部42の螺合部47と、容器体3の螺合部33を螺合させる。両者の螺合が進行することにより、蓋本体4のシール部材48が、容器体3の開口部に当接し、開口部をシールする。そして、容器体3の開口部が、蓋部材4により、密閉される。この状態において、組織片載置部材41の先端は、容器体3の内底面に当接しないものとなっている。
続いて、密閉された採取組織収納容器2を収納袋5に収納し、開口部をヒートシールする収納袋封止工程を行う。
この工程では、最初に、上記のように蓋部材4を容器体3に装着することにより、密閉状態となった採取組織収納容器2を収納袋5の開口部より、内部に収納する。そして、収納袋5の開口部をヒートシーラーにより、シールすることにより、開口部は、シール部57となる。これにより、採取組織収納容器2は、収納袋5内に密閉される。
そして、採取組織収納容器2を収納し、かつ封止された収納袋を容器保持部材6の容器保持部に装着する容器体装着工程を行う。
この工程では、上記のように採取組織収納容器2を収納し、かつ封止された収納袋5を、容器保持部材6の容器保持部にはめ込むことにより行われる。
そして、包装された容器体10を装着した容器保持部材6を冷却媒体タンク内に収納させる収納工程を行う。この工程は、冷却媒体(一般的には、液体窒素)が所定量注入された充填された冷却補保存用タンク内に、採取組織収納容器2を保持した容器保持部材6を投入することにより、行われる。具体的には、タンク内には、キャニスターが収納されており、キャニスターの筒状収納部に、採取組織収納容器2を保持した容器保持部材6を投入すること、また、筒状容器の上縁部に容器保持部材6を懸架することにより行われる。
そして、この冷却補保存用タンク内にて、収納袋5、採取組織収納容器2および組織片12は、冷却される。組織片12は、ガラス化液を保有している(具体的には、細胞内液がある程度ガラス化液と置換されている)ため、凍結すると、結晶化せず、ガラス化凍結状態となる。そして、この状態において、使用時まで保管される。
本発明の採取生体組織凍結保存用具は、以下のものである。
(1) 採取した生体組織片を密閉状態にて、凍結保存するための採取生体組織凍結保存用具であって、前記採取生体組織凍結保存用具は、採取した生体組織片を密閉状態にて収納可能な採取組織収納容器と、前記採取組織収納容器を収納可能であり、収納後にヒートシールすることにより封止可能な液体窒素耐性を有する樹脂製透明収納袋と、前記収納袋に収納された前記採取組織収納容器を保持するための容器保持部を側部に有する細長い容器保持部材とからなり、
前記採取組織収納容器は、開口部を有する透明容器体と、前記開口部に着脱可能かつ気密状態にて装着可能な蓋部材とからなり、前記蓋部材は、蓋本体部と、前記生体組織片を載置可能な組織片載置部材と、前記組織片載置部材を前記蓋本体部に固定するための固定部材と、前記蓋本体部の内面に設けられ、前記透明容器体の開口部を封止するためのシール部材とを備える採取生体組織凍結保存用具。
ガラス化のための処理を行った生体組織片を蓋部材の組織片載置部材に載置し、組織片載置部材を容器体に挿入し、蓋部材を容器体に取り付けることにより、組織片を密封状態とすることできる。さらに、密封された採取組織収納容器を樹脂製透明収納袋に収納し、開口部を封止することにより、採取組織収納容器自体を密封することができる。そして、収納袋に密封された採取組織収納容器を容器保持部材の容器保持部に保持させることにより、冷却媒体を収納した保存用タンクに挿入することにより、タンク内にて冷却されることにより、凍結し、その状態にて保存することができる。そして、この採取生体組織凍結保存用具では、採取組織収納容器は密閉されているともに、収納袋により、容器全体も密閉されている。このため、冷凍保存時に、採取組織収納容器内に冷却媒体が侵入することがなく、また、採取組織収納容器自体、冷却媒体に接触しない。このため、冷却媒体との接触に起因する採取組織収納容器の劣化が生じにくく、また、組織片も冷却媒体に接触しない。さらに、容器体内には、液体窒素が実質的に存在していないため、保存後、容器体の開封時における冷却媒体の気化に起因する組織片の飛散もない。
本発明の採取生体組織凍結保存用具の実施態様は、以下のものであってもよい。
(2) 前記容器保持部材の前記容器保持部は、縁部が面取りもしくは丸み加工されており、前記収納袋に損傷を与える可能性のあるエッジ部を持たないものとなっている上記(1)に記載の採取生体組織凍結保存用具。
(3) 前記樹脂製透明収納袋は、液体窒素耐性を有する樹脂製外層と、ヒートシール用内層を備えている上記(1)または(2)に記載の採取生体組織凍結保存用具。
(4) 前記容器保持部材は、細長い保持部材本体と、前記保持部材本体の下部側に設けられた前記容器保持部と、冷却媒体流通用開口部とを備えている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(5) 前記透明容器体は、開口部に設けられた容器体側螺合部を備え、前記蓋部材は、前記容器体側螺合部と螺合可能な蓋部材側螺合部を備えている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(6) 前記蓋部材を前記容器体に取付け、前記容器体の前記開口部が前記蓋部材により密閉された状態において、前記組織片載置部材の先端は、前記容器体の底面に当接しないものとなっている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(7) 前記組織片載置部材は、先端屈曲部を有している上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(8) 前記蓋部材の前記固定部材は、前記組織片載置部材の端部を保持する組織片載置部材保持部材と、前記保持部材を前記蓋本体部の内面に固定する固定具を備えている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(9) 前記組織片載置部材は、所定長延びる金属性板状部材である上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(10) 前記組織片載置部材は、多数の孔を有している上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
(11) 前記採取生体組織凍結保存用具は、卵巣組織片凍結保存用具または肝臓組織片凍結保存用具である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
また、本発明の組織片凍結保存方法は、以下のものである。
(12) 上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具を用いる組織片凍結保存方法であって、生体組織より採取された組織片をガラス化液に浸漬する組織片ガラス化液浸漬工程と、ガラス化液より前記組織片を取り出し、前記蓋部材の前記組織片載置部材上に載置する組織片載置工程と、組織片が載置された前記組織片載置部材を冷却媒体に接触させることなく、前記組織片載置部材を前記透明容器体内に挿入し、前記蓋部材を前記容器体に装着し、前記採取組織収納容器を密閉する組織片密閉工程と、密閉された採取組織収納容器を前記収納袋に収納後、開口部をヒートシールする収納袋封止工程と、前記採取組織収納容器を収納し、かつ封止された収納袋を前記容器保持部材の前記容器保持部に装着する容器体装着工程と、包装された前記容器体を保持した前記容器保持部材を冷却媒体タンク内に収納させる収納工程とを行う組織片凍結保存方法。
この組織片凍結保存方法によれば、採取した生体組織片の凍結作業を容易、かつ確実に行うことができる。さらに、上述した採取生体組織凍結保存用具を用いるものであるので、冷凍保存時に、採取組織収納容器内に冷却媒体が流入することがなく、また、採取組織収納容器自体、冷却媒体に接触しない。このため、冷却媒体との接触に起因する採取組織収納容器の劣化が生じにくく、また、組織片も冷却媒体に接触しない。さらに、この方法により保存された容器体内には、液体窒素が実質的に存在していないため、保存後、容器体の開封時における冷却媒体の気化に起因する組織片の飛散もない。
また、本発明の組織片凍結保存方法の実施態様は、以下のものであってもよい。
(13) 前記組織片凍結保存方法は、卵巣組織片凍結保存方法もしくは肝臓組織片凍結保存方法である上記(12)に記載の組織片凍結保存方法。

Claims (13)

  1. 採取した生体組織片を密閉状態にて、凍結保存するための採取生体組織凍結保存用具であって、
    前記採取生体組織凍結保存用具は、採取した生体組織片を密閉状態にて収納可能な採取組織収納容器と、前記採取組織収納容器を収納可能であり、収納後にヒートシールすることにより封止可能な液体窒素耐性を有する樹脂製透明収納袋と、前記収納袋に収納された前記採取組織収納容器を保持するための容器保持部を側部に有する細長い容器保持部材とからなり、
    前記採取組織収納容器は、開口部を有する透明容器体と、前記開口部に着脱可能かつ気密状態にて装着可能な蓋部材とからなり、前記蓋部材は、蓋本体部と、前記生体組織片を載置可能な組織片載置部材と、前記組織片載置部材を前記蓋本体部に固定するための固定部材と、前記蓋本体部の内面に設けられ、前記透明容器体の開口部を封止するためのシール部材とを備えることを特徴とする採取生体組織凍結保存用具。
  2. 前記容器保持部材の前記容器保持部は、縁部が面取りもしくは丸み加工されており、前記収納袋に損傷を与える可能性のあるエッジ部を持たないものとなっている請求項1に記載の採取生体組織凍結保存用具。
  3. 前記樹脂製透明収納袋は、液体窒素耐性を有する樹脂製外層と、ヒートシール用内層を備えている請求項1または2に記載の採取生体組織凍結保存用具。
  4. 前記容器保持部材は、細長い保持部材本体と、前記保持部材本体の下部側に設けられた前記容器保持部と、冷却媒体流通用開口部とを備えている請求項1ないし3のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  5. 前記透明容器体は、開口部に設けられた容器体側螺合部を備え、前記蓋部材は、前記容器体側螺合部と螺合可能な蓋部材側螺合部を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  6. 前記蓋部材を前記容器体に取付け、前記容器体の前記開口部が前記蓋部材により密閉された状態において、前記組織片載置部材の先端は、前記容器体の底面に当接しないものとなっている請求項1ないし5のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  7. 前記組織片載置部材は、先端屈曲部を有している請求項1ないし6のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  8. 前記蓋部材の前記固定部材は、前記組織片載置部材の端部を保持する組織片載置部材保持部材と、前記保持部材を前記蓋本体部の内面に固定する固定具を備えている請求項1ないし7のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  9. 前記組織片載置部材は、所定長延びる金属性板状部材である請求項1ないし8のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  10. 前記組織片載置部材は、多数の孔を有している請求項1ないし9のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  11. 前記採取生体組織凍結保存用具は、卵巣組織片凍結保存用具または肝臓組織片凍結保存用具である請求項1ないし10のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の採取生体組織凍結保存用具を用いる組織片凍結保存方法であって、
    生体組織より採取された組織片をガラス化液に浸漬する組織片ガラス化液浸漬工程と、ガラス化液より前記組織片を取り出し、前記蓋部材の前記組織片載置部材上に載置する組織片載置工程と、組織片が載置された前記組織片載置部材を冷却媒体に接触させることなく、前記組織片載置部材を前記透明容器体内に挿入し、前記蓋部材を前記容器体に装着し、前記採取組織収納容器を密閉する組織片密閉工程と、密閉された採取組織収納容器を前記収納袋に収納後、開口部をヒートシールする収納袋封止工程と、前記採取組織収納容器を収納し、かつ封止された収納袋を前記容器保持部材の前記容器保持部に装着する容器体装着工程と、包装された前記容器体を保持した前記容器保持部材を冷却媒体タンク内に収納させる収納工程とを行うことを特徴とする組織片凍結保存方法。
  13. 前記組織片凍結保存方法は、卵巣組織片凍結保存方法もしくは肝臓組織片凍結保存方法である請求項12に記載の組織片凍結保存方法。
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