JP3173617U - 細胞凍結作業用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】細胞凍結作業用具1は、凍結用冷媒収納部を有する本体2を備え、収納部4は、ケーン収納部5と、ケーン収納部の先端より延びかつ幅が先端に向かって拡がる細胞凍結作業部6と、両側部より中央方向に延びる2つの側部膨出部7,8を備え、側部膨出部間により、ケーン収納部および細胞凍結作業部が形成されている。側部膨出部は、ケーン収納部5に向かって斜め下方に傾斜するケーン収納部側部傾斜部71,81と、細胞凍結作業部6に向かって斜め下方に傾斜するとともに幅が細胞凍結作業部6の先端に向かって狭くなる作業用傾斜面72,82と、ケーン収納部5の先端部に設けられたケーン浮上抑制部3を備える。
【選択図】図12
Description
本考案の目的は、液体窒素の使用量を低減でき、かつ細胞凍結作業が容易に行うことができる細胞凍結作業用具を提供するものである。
(1) 凍結用冷媒耐性材料により形成された細胞凍結作業用具であって、前記細胞凍結作業用具は、凍結用冷媒収納部を有する本体を備え、前記凍結用冷媒収納部は、スリーブ装着ケーンを収納可能なケーン収納部と、前記ケーン収納部の先端より延びかつ幅が先端に向かって拡がる細胞凍結作業部とを備え、前記本体は、両側部より中央方向に延びる2つの側部膨出部を備え、前記側部膨出部間により、前記ケーン収納部および前記細胞凍結作業部が形成されており、さらに、前記2つの側部膨出部は、前記ケーン収納部に向かって斜め下方に傾斜するケーン収納部側部傾斜部と、前記細胞凍結作業部に向かって斜め下方に傾斜するとともに幅が前記細胞凍結作業部の先端に向かって狭くなる作業用傾斜面とを備え、前記細胞凍結作業用具は、前記本体の前記ケーン収納部の先端部に設けられたケーン浮上抑制部を備え、前記ケーン浮上抑制部の下部は、前記スリーブ装着ケーンの一部が進入可能な空洞部となっている細胞凍結作業用具。
(3) 前記ケーン収納部の後端と前記ケーン浮上抑制部の後端間の距離は、前記スリーブ装着ケーンの全長より短く、かつ、前記ケーン収納部の後端と前記ケーン浮上抑制部の先端間の距離は、前記スリーブ装着ケーンの全長より長いものとなっている上記(1)または(2)に記載の細胞凍結作業用具。
(4) 前記ケーン浮上抑制部は、前記ケーン収納部の上端より、所定長下方に位置する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(5) 前記ケーン収納部側部傾斜部と前記作業用傾斜面は、連続している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(6) 前記細胞凍結作業部は、前記ケーン収納部の先端部を短辺とし、前記細胞凍結作業部の先端部を長辺とする略台形状のものとなっている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(7) 前記ケーン浮上抑制部は、下部が開口したコの字型部材により形成され、前記コの字型部材の両脚部が、前記側部膨出部の内側面に固定されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(8) 前記スリーブ装着ケーンは、先端屈曲部と、凍結チューブ装着部を有し、前記ケーン浮上抑制部の幅は、前記凍結チューブ装着部に装着された凍結チューブの開口端と前記先端屈曲部間の距離より短いものとなっている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(9) 前記ケーン浮上抑制部の上面は、前記スリーブ装着ケーンの端部が載置可能となっている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(10) 前記ケーン収納部の幅は、前記本体の幅の1/3以下である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
(11) 前記細胞凍結作業用具は、生体細胞凍結作業用具である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
このため、ケーン収納部には、収納されるケーンを冷却可能かつ少ない量の凍結用冷媒が収納されるものとなっており、凍結用冷媒の使用量を減少させることができる。さらに、細胞凍結作業部は、十分な大きさを有し、かつ、作業用傾斜面を用いることにより、凍結作業を容易に行うことが可能である。
本考案の凍結用冷媒耐性材料により形成された細胞凍結作業用具1は、凍結用冷媒収納部を有する本体2を備え、凍結用冷媒収納部4は、スリーブ装着ケーン20を収納可能なケーン収納部5と、ケーン収納部5の先端より延びかつ幅が先端に向かって拡がる細胞凍結作業部6とを備える。本体2は、両側部より中央方向に延びる2つの側部膨出部7,8を備え、2つの側部膨出部7,8間により、ケーン収納部5および細胞凍結作業部6が形成されており、さらに、2つの側部膨出部7,8は、ケーン収納部5に向かって斜め下方に傾斜するケーン収納部側部傾斜部71,81と、細胞凍結作業部6に向かって斜め下方に傾斜するとともに幅が細胞凍結作業部6の先端に向かって狭くなる作業用傾斜面72,82とを備えている。細胞凍結作業用具1は、本体2のケーン収納部5の先端部に設けられたケーン浮上抑制部3を備え、ケーン浮上抑制部3の下部は、スリーブ装着ケーンの一部が進入可能な空洞部31となっている。
この実施例の細胞凍結作業用具1は、図1ないし図6に示すように、本体2を備えており、本体2には、凹部となっている凍結用冷媒収納部4が形成されている。特に、この実施例では、凍結用冷媒収納部4は、略Y字状の凹部となっており、この収納部には、凍結用冷媒が、収納される。凍結用冷媒としては、液体窒素、液化二酸化炭素または液体空気など使用可能であるが、通常、液体窒素が用いられる。
凍結用冷媒収納部4は、スリーブ装着ケーン20を収納可能なケーン収納部5と、ケーン収納部5の先端より延びかつ幅が先端に向かって拡がる細胞凍結作業部6とを備える。また、本体2は、両側部より中央方向に延びる2つの側部膨出部7,8を備え、側部膨出部7,8間により、ケーン収納部5および細胞凍結作業部6が形成されている。
ケーン収納部5は、所定幅にて直線的に延びる直方体状のものとなっており、細胞凍結作業部6は、ケーン収納部5より先端方向に向かって幅が拡がりながら延びる台形柱状のものとなっている。つまり、本体2は、上述した側部膨出部7,8を備えるため、凍結用冷媒収納部4を形成する凹部は、本体2の全体ではなく、所定領域にのみ設けられている。このため、凍結用冷媒収納部4の大きさ(容量)は、本体2に形成可能な収納部の最大容量より十分に小さいものとなっている。特に、ケーン収納部5には、収納されるケーンを冷却可能かつ少ない量の凍結用冷媒が収納されるものとなっている。また、細胞凍結作業部6は、作業に十分な量の凍結用冷媒が収納可能となっている。
また、細胞凍結作業部6は、ケーン収納部5の先端部を短辺とし、細胞凍結作業部6の先端部を長辺とする略台形状のものとなっている。ケーン収納部5の幅は、本体2の幅の1/2以下であることが好ましく、特に、1/3以下が好ましく、さらには、1/4以下が好ましい。また、ケーン収納部5の幅は、細胞凍結作業部6の最大幅の1/2以下であることが好ましく、特に、1/3以下が好ましく、さらには、1/4以下が好ましい。
また、ケーン収納部5の後端とケーン浮上抑制部3の後端間の距離は、スリーブ装着ケーン20の全長より短く、かつ、ケーン収納部5の後端とケーン浮上抑制部3の先端間の距離は、スリーブ装着ケーンの全長より長いものとなっている。このため、スリーブ装着ケーン20の端部のケーン浮上抑制部3の空洞部31への進入作業が容易であるとともに、進入させたスリーブ装着ケーン20が浮上してもその端部は、図13に示すように、ケーン浮上抑制部3の上板部32の下面に当接するため、それ以上の浮上を抑制する。そして、ケーン浮上抑制部3は、ケーン収納部5の上端より、所定長下方に位置している。
そして、本体2としては、高さが、10〜20cmが好ましく、幅が、200〜30cmが好ましく、長さが、30〜60cmが好ましい。また、ケーン収納部5の深さは、6〜10cmが好ましく、幅が、4〜10cmが好ましく、長さが、20〜40cmが好ましい。また、ケーン浮上抑制部3としては、ケーン収納部5の底面からの高さは、2〜5cmが好ましく、ケーン収納部5の上端との間の距離は、2〜6cmが好ましく、幅は、1〜3cmが好ましい。ケーン収納部5の後端とケーン浮上抑制部3の後端間の距離は、使用されるスリーブ装着ケーン20の全長より、0.5〜2cm短いことが好ましく、かつ、ケーン収納部5の後端とケーン浮上抑制部3の先端間の距離は、使用されるスリーブ装着ケーン20の全長より、0.5〜2cm長いことが好ましい。
また、細胞凍結作業部6の先端部での深さは、6〜15cmが好ましく、長さ(ケーン収納部までの距離)が、7〜14cmが好ましい。
さらに、本考案の細胞凍結作業用具1は、図16および図17に示すような本体2の上面に取り付け可能な蓋体50を備えていてもよい。さらに、この実施例の細胞凍結作業用具1では、本体2は、上面に環状の突出部9を備えている。また、蓋体50は、図16および図17に示すように、本体部51の周縁より下方に延びる環状突出部52を備えている。本体2の環状突出部9と蓋体50の環状突出部52が係合することにより、蓋体50は、本体をほぼ気密状態にて封止可能となっている。
図7は、本考案の細胞凍結作業用具を用いて細胞凍結を行うための細胞凍結保存具の一例の正面図である。図8は、図7に示した細胞凍結保存具の作用(本体部に筒状部材17を装着した状態)を説明するための説明図である。
図示する細胞凍結保存具10は、凍結用冷媒耐性材料(具体的には、液体窒素耐性材料)により形成された本体部11と、凍結用冷媒耐性材料(具体的には、液体窒素耐性材料)により形成された細胞付着保持部12と、細胞付着保持部12を被包可能に本体部11に着脱自在に取り付けられる一端が封鎖され、かつ凍結用冷媒耐性材料(具体的には、液体窒素耐性材料)により形成された筒状部材17とを備えている。
本体部11は、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体)、スチレン系樹脂(例えば、ポリスチレン、メタクリレート−スチレン共重合体、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体)、ポリアミド(例えば、6ナイロン,66ナイロン)、ポリサルホン、フッ素樹脂、ポリイミド等の耐寒性樹脂が使用され、特に、液体窒素の温度に耐え得るものが好ましい。
細胞付着保持部12は、可撓性かつ透明性かつ液体窒素耐性材料により形成されており、この実施例では、細長い平坦フィルム状のものとなっている。細胞付着保持部12は、卵付着作業を容易にするために、可撓性かつ無色透明な平坦フィルム状のものが用いられている。細胞付着保持部12の露出する部分の長さは、10〜30mm程度、幅0.5〜2.0mm程度、厚さが0.01〜0.4mm程度のものが用いられる。
筒状部材17は、細胞付着保持部12を被包可能に本体部11に着脱自在に取り付けられる一端が封鎖され、かつ耐寒性材料により形成されたものである。特に、この実施例の筒状部材17は、一端側内部に挿入された綿状体19により通気可能に封止されている。
スリーブ装着ケーン20は、ケーン本体21と、ケーン本体に着脱可能に装着されるスリーブ22,23とからなる。この例では、ケーン本体21は、2つの縦に並んだスリーブ装着部を備えている。そして、ケーン本体21は、先端部に形成された先端屈曲部(把持部)24を備える幅の細い半筒状のものとなっている。そして、屈曲部24より所定長基端側に、先端側スリーブ装着部を形成する2つのスリーブ保持部21a、21bを備え、保持部21bの基端部付近に、第1の係止部25を備えている。さらに、第1の係止部25より、所定長基端側に、後端側スリーブ装着部を形成する2つのスリーブ保持部21c、21dを備え、保持部21dの基端部付近でありかつ本体21の基端に形成された第2の係止部26を備えている。そして、上述したケーン浮上抑制部3の幅は、スリーブ装着ケーン20の先端屈曲部24と先端側の凍結チューブ装着部21a,21bに装着された凍結チューブ22の開口端間の距離より短いものとなっていることが好ましい。このようにすることにより、図15に示すように、ケーン20の浮上時に、上記スリーブ装着ケーン20の先端屈曲部24と先端側の凍結チューブ装着部21a,21bに装着された凍結チューブ22の開口端間に ケーン浮上抑制部3が入り込むことが可能となり、浮上したケーンの動きを抑制する。そして、この例のケーン本体21は、スリーブ保持部21a、21b、21c、21dの底面部に開口部27a,27b,27c,27dが形成されており、凍結用冷媒のスリーブへの接触を確実なものとしている。また、この例のケーン本体21は、図11に示すように、スリーブの開口端が斜め上方を向いた状態にて仮保持することが可能となっている。スリーブ22,23は、先端が開口し、基端が閉塞した筒状部材である。
この説明では、細胞である卵子を凍結保存する場合を例に取り説明する。
まず、本考案の細胞凍結作業用具1の本体2の凍結用冷媒収納部4に液体窒素45をケーン浮上抑制部3の上面付近もしくは上面を若干越える程度まで、注入する。そして、図11に示すように、ケーン本体21にスリーブの開口端が斜め上方を向いた状態にて仮保持させたものを、図15に示すように、ケーン本体21の先端部(屈曲部)がケーン浮上抑制部3上となるように、載置し、ケーン本体21およびスリーブを冷却する。
そして、ピペットの先端に卵子を採取し、卵子の細胞内液を平衡液に置換する作業を行い、さらに、細胞外液をガラス化液に置換する作業を行う。そして、顕微鏡下において、細胞凍結保存具10の細胞付着保持部12に卵子を少量のガラス化液とともに付着させる。そして、卵子が付着保持された細胞凍結具を一方の手(例えば、右手)に持ち、他方の手(左手)に、細胞凍結保存具10に被嵌される筒状部材17を保持具(図示せず)により把持し、それぞれの手を細胞凍結作業用具1の作業用傾斜面72,82に載せる。これにより、手は自然に細胞凍結作業部6方向を向くものとなり、その状態にて、卵子が付着された細胞付着保持部12を進行させて、細胞凍結作業部6内の液体窒素45に浸漬し凍結(ガラス化)させる。凍結させたのち、速やかに、筒状部材17に細胞凍結具本体11を挿入し、図8の状態とした後、スリーブ21内に挿入する。通常、同一対象者より複数の卵子を採取しており、上記の作業を複数回繰り返す。そして、一つのケーン20により保持される細胞凍結保存具10の凍結作業が終了後、凍結チューブ22,23を鉗子等にて押し、凍結チューブ22,23を完全にケーンに装着させた後、ケーン20を図12および図13に示すように、ケーン収納部5内に充填されている液体窒素45内に浸漬させるとともに、その一端(屈曲部)が、ケーン浮上抑制部3の下方となるように、ケーン収納部5内に配置する。浸漬されたケーン20は、液体窒素45の表面に浮上することがあるが、浮上しても、図13のように、ケーン浮上抑制部3に当接するため、それ以上の浮上が抑制され、冷却状態を確実に保持する。上述したように、同一対象者より複数の卵子を採取しており、続いて、第2のケーン20により保持される細胞凍結保存具10の凍結作業を上記と同様に行い、作業対象のすべてのケーンについて、上記の凍結作業が終了した後、ケーン収納部5内のケーンを取り出し、液体窒素が収納されている冷却保管用タンク内の収納させる。また、細胞凍結作業用具1内の液体窒素は、異なる対象者の卵子凍結に用いることなく、廃棄する。
2 本体
3 ケーン浮上抑制部
4 凍結用冷媒収納部
5 ケーン収納部
6 細胞凍結作業部
7,8 側部膨出部
10 細胞凍結保存具
20 スリーブ装着ケーン
22,23 スリーブ
71,81 ケーン収納部側部傾斜部
72,82 作業用傾斜面
Claims (11)
- 凍結用冷媒耐性材料により形成された細胞凍結作業用具であって、前記細胞凍結作業用具は、凍結用冷媒収納部を有する本体を備え、前記凍結用冷媒収納部は、スリーブ装着ケーンを収納可能なケーン収納部と、前記ケーン収納部の先端より延びかつ幅が先端に向かって拡がる細胞凍結作業部とを備え、前記本体は、両側部より中央方向に延びる2つの側部膨出部を備え、前記側部膨出部間により、前記ケーン収納部および前記細胞凍結作業部が形成されており、さらに、前記2つの側部膨出部は、前記ケーン収納部に向かって斜め下方に傾斜するケーン収納部側部傾斜部と、前記細胞凍結作業部に向かって斜め下方に傾斜するとともに幅が前記細胞凍結作業部の先端に向かって狭くなる作業用傾斜面とを備え、前記細胞凍結作業用具は、前記本体の前記ケーン収納部の先端部に設けられたケーン浮上抑制部を備え、前記ケーン浮上抑制部の下部は、前記スリーブ装着ケーンの一部が進入可能な空洞部となっていることを特徴とする細胞凍結作業用具。
- 前記作業用傾斜面は、凍結作業時における作業者の手の載置可能部を形成している請求項1に記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン収納部の後端と前記ケーン浮上抑制部の後端間の距離は、前記スリーブ装着ケーンの全長より短く、かつ、前記ケーン収納部の後端と前記ケーン浮上抑制部の先端間の距離は、前記スリーブ装着ケーンの全長より長いものとなっている請求項1または2に記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン浮上抑制部は、前記ケーン収納部の上端より、所定長下方に位置する請求項1ないし3のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン収納部側部傾斜部と前記作業用傾斜面は、連続している請求項1ないし4のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記細胞凍結作業部は、前記ケーン収納部の先端部を短辺とし、前記細胞凍結作業部の先端部を長辺とする略台形状のものとなっている請求項1ないし5のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン浮上抑制部は、下部が開口したコの字型部材により形成され、前記コの字型部材の両脚部が、前記側部膨出部の内側面に固定されている請求項1ないし6のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記スリーブ装着ケーンは、先端屈曲部と、凍結チューブ装着部を有し、前記ケーン浮上抑制部の幅は、前記凍結チューブ装着部に装着された凍結チューブの開口端と前記先端屈曲部間の距離より短いものとなっている請求項1ないし7のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン浮上抑制部の上面は、前記スリーブ装着ケーンの端部が載置可能となっている請求項1ないし8のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記ケーン収納部の幅は、前記本体の幅の1/3以下である請求項1ないし9のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
- 前記細胞凍結作業用具は、生体細胞凍結作業用具である請求項1ないし10のいずれかに記載の細胞凍結作業用具。
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JP2011007105U JP3173617U (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 細胞凍結作業用具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP3173617U true JP3173617U (ja) | 2012-02-09 |
Family
ID=48000842
Family Applications (1)
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JP2011007105U Expired - Lifetime JP3173617U (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 細胞凍結作業用具 |
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JP (1) | JP3173617U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020120627A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 三菱製紙株式会社 | 細胞又は組織のガラス化凍結保存用治具 |
JP2021114962A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 三菱製紙株式会社 | 被包部材 |
-
2011
- 2011-12-01 JP JP2011007105U patent/JP3173617U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020120627A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 三菱製紙株式会社 | 細胞又は組織のガラス化凍結保存用治具 |
JP7163207B2 (ja) | 2019-01-31 | 2022-10-31 | 三菱製紙株式会社 | 細胞又は組織のガラス化凍結保存用治具 |
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