JPWO2016027628A1 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

前の工程において作製された電子部品要素のパラメータを測定するパラメータ測定工程と、フォトレジスト塗布工程と、直接描画方式を用いるフォトレジスト露光工程と、フォトレジスト現像工程と、を含み、フォトレジスト露光工程は、パラメータ測定工程で得られたパラメータに基づき、パラメータのばらつきを減じるように補正されたパターンデータを作製し、そのパターンデータを用いてパターン露光を行う。

Description

本発明は、フォトレジスト塗布工程と、フォトレジスト露光工程と、フォトレジスト現像工程と、を含む電子部品の製造方法に関し、更に詳しくは、フォトレジスト露光工程においてパターン形状を補正することにより、高い特性精度の電子部品を高い歩留まりで製造することができる電子部品の製造方法に関する。
従来から、一般的に、半導体デバイス等の電子部品は、フォトリソグラフィー工程、成膜工程、エッチング工程等を必要に応じて繰り返し、所望の回路パターンを半導体等の基板上に形成することによって製造されている。
図10(a)〜図10(c)、および図11(a)〜図11(c)に、一般的な電子部品の製造方法として、半導体デバイス200の製造方法を示す。
まず、図10(a)に示すように、基板101に導電膜104Aを成膜し、続いて導電膜104Aにフォトレジスト105を塗布する。
基板101は、半導体部102と絶縁体部103とを備えている。
フォトレジスト105には、この製造方法では、ポジ型のものを使用している。なお、ポジ型のフォトレジストに代えて、ネガ型のフォトレジストを使用することもできる。ただし、この場合には、露光に用いるフォトマスクのパターン形状を、後述するものから反転させることが必要になる。
次に、図10(b)に示すように、フォトマスク106を用いて、フォトレジスト105を所定のパターン形状に露光する。
次に、図10(c)に示すように、フォトレジスト105を現像する。
次に、図11(a)に示すように、フォトレジスト105を用いて、導電膜104Aをエッチングする。この結果、導電膜104Aからゲート電極104が形成される。
続いて、図11(b)に示すように、フォトレジスト105を用いて、イオンインプランテーションを行う。この結果、半導体部102に能動層102aが形成される。
次に、図11(c)に示すように、フォトレジスト105を除去する。
この後、更に、一般的なフォトリソグラフィー工程、成膜工程、エッチング工程等を繰り返して、半導体デバイス200を完成させる。
この従来の製造方法においては、図10(b)に示すフォトレジスト露光工程において、フォトマスク106を用いて、フォトレジスト105を所定のパターン形状に露光している。
ところで、これまで、フォトレジストの露光は、ステッパーと呼ばれる縮小投影露光装置を用いておこなうことが多かった。一般に、半導体デバイスの製造工程においては、1つのウエハに数百個、あるいはそれ以上の個数の素子が製造されるが、縮小投影露光装置は、ウエハ上のフォトレジストを複数の領域に区分し、ウエハをずらしながら、フォトレジストの各領域を順番に露光する。
しかしながら、フォトマスクを使用するこの方法では、フォトマスクが予め所定のパターン形状に作製されているため、途中でパターン形状を補正することができなかった。
これに対し、近年、半導体デバイス等の微細化に対応するため、電子ビーム露光やDMD(Digital Micromirror Device)投影露光に代表される、フォトマスクを使用しない直接描画方式による露光も行われている。
電子ビーム露光は、電子銃から発せられた電子線を、電子レンズやアパーチャー、デフレクタ等を通し、微細に制御しながらフォトレジストを所望のパターン形状に露光する。
DMD投影露光は、多数枚(例えば数十万枚)の微小なマイクロミラーを備えたDMDを用い、DMDの個々のマイクロミラーの傾きを制御しながら、光源から光をDMDに照射し、DMDから反射した光をフォーカスレンズを介してウエハ(フォトレジスト)に照射して露光する。
いずれの方法も、フォトマスクを使用することなく、フォトレジストを所望のパターン形状に露光(直接描画方式による露光)することができる。
直接描画方式による露光の場合、フォトマスクを使用しないため、フォトレジストを露光するパターン形状を変更することが可能である。
例えば、特開2002−40670号公報(特許文献1)には、上述したDMDの一種であるDLP(Degital Light Processing)素子を利用し、直接描画方式によりフォトレジストを露光する方式を適用した、圧電基板上への電極形成方法が開示されている。この圧電基板上への電極形成方法では、予め個々の圧電基板の材料特性を測定しておき、この特性に応じて、フォトレジストへの露光パターンを補正することが行われている。
特開2002−40670号公報
しかしながら、半導体デバイス等の高性能化に伴い回路の微細化が進み、加工ばらつきがデバイスの特性に大きく影響を与えるようになり、製品の歩留まりに大きく関係するようになってきている。
このため、歩留まりを基準以上に維持するためには、前述の特許文献1に開示されているような、基板の特性をその基板を使った製品の製造に反映させて補正するだけでは不十分であり、その製品の製造工程において発生した加工ばらつきを、その製品のその後の製造工程にフィードバックさせ、補正を行うことにより、要求されたデバイス特性を満たすことが求められている。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その手段として本発明の電子部品の製造方法は、前の工程において作製された電子部品要素のパラメータを測定するパラメータ測定工程と、フォトレジスト塗布工程と、直接描画方式を用いるフォトレジスト露光工程と、フォトレジスト現像工程と、を含み、フォトレジスト露光工程は、パラメータ測定工程で得られたパラメータに基づき、パラメータのばらつきを減じるように補正されたパターンデータを作製し、そのパターンデータを用いてパターン露光を行うようにした。
本発明においては、フォトレジスト露光工程が、直接描画方式により行われるため、露光パターン形状の補正を容易に行うことができる。
また、本発明においては、製造される電子部品を、例えば、第1電極と、層間絶縁膜と、第2電極とが積層されたMIM型キャパシタを含むものとし、パラメータ測定工程で測定されるパラメータを、層間絶縁膜の膜厚とし、フォトレジスト露光工程で、第2電極を形成するためのパターン形状を補正することができる。この場合には、パラメータ測定工程で測定された層間絶縁膜の膜厚が、予め定められた値よりも小さい場合には、フォトレジスト露光工程において第2電極の形状が予め定められた値よりも小さくなるようにパターン形状の大きさを補正し、パラメータ測定工程で測定された層間絶縁膜の膜厚が予め定められた値よりも大きい場合には、フォトレジスト露光工程において第2電極の形状が予め定められた値よりも大きくなるようにパターン形状の大きさを補正することにより、MIM型キャパシタの静電容量の大きさを厳格に規定値の範囲内に維持することができる。
また、本発明においては、製造される電子部品を、例えば、振動部と、振動部上に形成され振動部を振動させるための励振部を有する振動子を含むものとし、パラメータ測定工程で測定されるパラメータを、振動部の厚みとし、フォトレジスト露光工程で、振動部の形状を特定するためのパターン形状を補正することができる。
また、本発明においては、1個のウエハに複数個の電子部品を製造することとし、パラメータ測定工程は、ウエハを複数の領域に区分し、区分ごとに電子部品要素のパラメータを測定し、フォトレジスト露光工程は、区分ごとにパターン形状を補正するようにしても良い。この場合には、ウエハの区分ごとに、フォトレジスト露光工程のパターン形状を補正することができる。すなわち、ウエハの面内で連続的にデバイス特性の補正を行うことができる。したがって、製造される電子部品の特性精度をより高くすることができる。例えば、ウエハの各電子部品(1個の電子部品)が形成される区分ごとに電子部品要素のパラメータを測定し、その区分ごとに、フォトレジスト露光工程のパターン形状を補正するようにしても良い。
本発明によれば、パラメータ測定工程で得られたパラメータに基づき、フォトレジスト露光工程においてパターン形状を補正するので、高い特性精度の電子部品を高い歩留まりで製造することができる。
図1(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の実施形態1に係る製造方法において施される工程を示す断面図である。 図2(a)〜(d)は、図1(d)の続きであり、それぞれ、本発明の実施形態1に係る製造方法において施される工程を示す断面図である。 図3は、本発明の実施形態2に係る振動装置を示す斜視図である。 図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。 図5(a)〜(d)は、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す断面図である。 図6(a)〜(c)は、図5(d)の続きであり、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す図である。 図7(a),(b)は、図6(c)の続きであり、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す図である。 図8(a),(b)は、図7(b)の続きであり、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す図である。 図9は、図8(a)においてフォトレジストがパターニングされた状態を示す平面図である。 図10(a)〜(c)は、それぞれ、従来の製造方法において施される工程を示す断面図である。 図11(a)〜(c)は、図10(c)の続きであり、それぞれ、従来の製造方法において施される工程を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(実施形態1)
図1(a)〜図1(d)、および図2(a)〜図2(d)に、本発明の電子部品の製造方法の実施形態1に係る、MIM型キャパシタ8を含む電子部品100の製造方法を示す。
なお、本実施形態においては、基板1として直径150mmφのウエハを用意し、そのウエハに、MIM型キャパシタ8を含む電子部品100を7000個形成する。ただし、以下においては、便宜上、そのうちの1個の電子部品100のMIM型キャパシタ8部分を中心に説明する。
まず、図1(a)に示すように、基板1上に絶縁膜2を成膜する。基板1の材質、種類は任意である。また、絶縁膜2の材質、膜厚、形成方法等も任意である。ただし、絶縁膜2の材質としては、例えば、SiO、SiN、Al等を用いることができる。また、絶縁膜2の形成方法としては、例えば、スパッタリング、CVD等を用いることができる。
次に、同じく図1(a)に示すように、絶縁膜2上に、所定の形状からなる導電膜3を形成する。導電膜3の材質、膜厚、形成方法等は任意である。ただし、材質としては、例えば、Ti、Al、Ta、Au、Cu、W等を用いることができる。導電膜3は、その一部分が、MIM型キャパシタ8の第1電極13を構成する。
次に、図1(b)に示すように、絶縁膜2及び第1電極13(導電膜3)上に、絶縁膜4を形成する。絶縁膜4の材質、形成方法等は、例えば、絶縁膜2の材質、形成方法等と同一にすることができる。ただし、絶縁膜4の一部分は、MIM型キャパシタの容量を形成する層間絶縁膜14を構成するため、絶縁膜4の膜厚については、別途、厳格な値が定められる。
次に、図示しないが、本発明の特徴的な工程であるパラメータ測定工程として、MIM型キャパシタ8の層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚面内分布を測定する。すなわち、本実施形態においては、それよりも前の工程において作製された電子部品要素のパラメータとして、層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚を測定する。膜厚の測定は、例えば、光学式膜厚計を使用しておこなう。
上述の通り、本実施形態においては、1個のウエハに、MIM型キャパシタ8を含む電子部品100を7000個形成する。MIM型キャパシタ8の層間絶縁膜14(絶縁膜4)は、加工ばらつき等により膜厚がばらつく場合がある。この膜厚のばらつきは、ウエハ間で発生する場合もあるが、1個のウエハ内においても領域ごとに発生する場合がある。
そこで、本実施形態においては、1個のウエハを複数の領域に区分し、区分ごとに層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚を測定し、後述するフォトレジスト露光工程において、区分ごとに露光されるフォトレジストのパターン形状を補正する。なお、上記区分を、ウエハの各電子部品の各MIM型キャパシタ8が形成される領域ごとに設定すれば、MIM型キャパシタ8ごとにフォトレジストのパターン形状の補正をすることができ、MIM型キャパシタ8の特性精度を格段に向上させることができる。
ところで、MIM型キャパシタに蓄えられる電気量Q(C)は、Q=CVで表される。ここにCは静電容量(F)である。Vは電圧(V)である。
そして、コンデンサの静電容量C(F)は、C=εS/dで表される。ここにεは層間絶縁膜14の誘電率である。Sは層間絶縁膜14を挟んで対向する第1電極13と後述する第2電極15との対向面積(m)である。dは層間絶縁膜14の膜厚(m)である。
したがって、コンデンサの静電容量Cを予め定められた規定値に保つためには、層間絶縁膜14の膜厚の加工ばらつきに応じて、第2電極15の大きさを補正し、第1電極13と第2電極15との対向面積Sを補正すれば良い。具体的には、層間絶縁膜14の膜厚が予め定められた規定値よりも小さい場合には、第2電極15の大きさを小さくして、第1電極13と第2電極15との対向面積Sを小さくすれば良い。逆に、層間絶縁膜14の膜厚が予め定められた規定値よりも大きい場合には、第2電極15の大きさを大きくして、第1電極13と第2電極15との対向面積Sを大きくすれば良い。
なお、上述の通り、キャパシタの静電容量Cは、第1電極と第2電極との対向面積Sに比例し、層間絶縁膜の膜厚dに反比例する。したがって、静電容量Cが大きいキャパシタを省スペースで形成するためには、第1電極と第2電極との対向面積Sをあまり大きくすることはできず、層間絶縁膜の膜厚dを小さくしなければならなかった。そのため、層間絶縁膜の膜厚dに加工ばらつきがあると、静電容量Cが大きくばらついてしまい、規定値の範囲から容易に外れてしまいやすかった。すなわち、層間絶縁膜の膜厚dの加工ばらつきが、MIM型キャパシタの歩留まりの低下の大きな原因になっていた。本発明は、このような問題を解決するのに寄与するものである。
次に、図1(c)に示すように、絶縁膜4(層間絶縁膜14)上に、導電膜5を形成する。導電膜5の材質、膜厚、形成方法等は、例えば、導電膜3の材質、膜厚、形成方法等と同一にすることができる。この導電膜5は、後述するように、エッチングされてMIM型キャパシタの第2電極15になる。
次に、図1(d)に示すように、導電膜5上に、フォトレジスト6を形成する。フォトレジスト6の材質、膜厚、形成方法等は任意である。また、フォトレジスト6が、ポジ型であるか、ネガ型であるかも任意である。なお、フォトレジスト6は、後述するように、導電膜5をエッチングするため使用される。
次に、図2(a)に示すように、フォトマスクを使用しない直接描画方式により、フォトレジスト6を所望のパターン形状に露光する。
具体的には、以下のような補正工程を行う。
まず、測定することにより得られた層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚に基づいて、膜厚のばらつきによる静電容量のばらつきが小さくなるように、第2電極15のパターンを補正するための、DMDパターンデータを作製する。そして、該パターンデータを用いてパターン露光を行う。この工程により、層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚ばらつきに拠らない静電容量を有するMIM型キャパシタ8を得ることができる。
この工程は、本発明の特徴的な工程であるフォトレジスト露光工程であり、上述したパラメータ測定工程において得られた、前記区分ごとの層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚に応じて、区分ごとに露光されるパターン形状を補正しながら行う。上述した通り、各区分において、層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚が予め定められた規定値よりも小さい場合には、第2電極15の大きさが小さくなるように、層間絶縁膜14(絶縁膜4)の膜厚が予め定められた規定値よりも大きい場合には、第2電極15の大きさが大きくなるように、露光されるパターン形状を補正する。
なお、フォトレジスト露光工程は、直接描画方式の露光装置7を用いて行う。露光装置7の詳細は任意であるが、例えば、光源7aと、DMD7bとフォーカスレンズ7cとを備える。DMD7bは、多数枚(例えば数十万枚)の微小なマイクロミラーを備え、それらの傾きをそれぞれ電子制御することにより、所望の露光パターン形状を造り出すことができる。
次に、図2(b)に示すように、フォトレジスト6を現像する。
次に、図2(c)に示すように、フォトレジスト6を用いて、導電膜5をエッチングし、MIM型キャパシタ8の第2電極15を形成する。
なお、本実施形態においては、まず導電膜5を形成し、次にフォトレジスト6を用いて導電膜5をエッチングすることによりMIM型キャパシタ8の第2電極15を形成しているが、これに代えて、フォトレジスト6に形成されるパターン形状を反転させておき、リフトオフ工程によりMIM型キャパシタ8の第2電極15を形成することも可能である。
次に、図2(d)に示すように、フォトレジスト6を除去し、MIM型キャパシタ8を完成させる。MIM型キャパシタ8は、層間絶縁膜14の膜厚の加工ばらつきに基づいて、第2電極15のパターン形状を補正しているため、規定値の範囲内の適正な静電容量特性を備えている。
この後、図示しないが、更に、必要に応じて、成膜工程、フォトリソグラフィー工程、エッチング工程、ウエハのカット工程等を実施して、第1電極13、層間絶縁膜14、第2電極15からなるMIM型キャパシタ8を含む電子部品100を完成させる。
以上、本発明の実施形態に係る電子部品100の製造方法について説明した。
しかしながら、本発明が上述した内容に限定されることはなく、発明の趣旨に沿って、種々の変更を加えることができる。
例えば、上述した実施形態では、MIM型キャパシタ8を内部に含んだ電子部品100の製造方法を示したが、本発明によって製造される電子部品の種類は任意であり、これには限定されない。例えば、半導体デバイスや圧電デバイス等であっても良い。
また、上述した実施形態では、パラメータ測定工程でMIM型キャパシタの層間絶縁膜14の膜厚を測定し、フォトレジスト露光工程で、導電膜5をエッチングして第2電極15を形成するためのフォトレジスト6のパターン形状を補正しているが、パラメータ測定工程で測定される電子部品要素のパラメータや、フォトレジスト露光工程で補正されるフォトレジストが何を形成するために使用されるフォトレジストであるか等も任意であり、上述した内容には限定されない。
(実施形態2)
本実施形態においては、電子部品が振動装置を含むものを例示して、電子部品の製造方法について説明する。
図3は、本発明の実施形態2に係る振動装置を示す斜視図である。図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。図3および図4を参照して、本実施形態に係る振動装置40について説明する。
図3および図4に示すように、振動装置40は、支持部20と、振動腕30a,30b,30cとを備える共振型振動子である。振動腕30a,30b,30cの基端は、支持部20に接続されている。
振動腕30a,30b,30cは、支持部20から延出するように設けられている。振動腕30a,30b,30cは、片持ち梁構造を有する。振動腕30a,30b,30cの先端は、自由端となる。したがって、振動腕30a,30b,30cは、振動可能に構成されている。
振動腕30a,30b,30cが並ぶ方向における支持部20の両端には、振動腕30a,30b,30cと平行に延びるように側枠50,60が接続されている。支持部20および側枠50,60は、フォトリソ法等によって一体に形成されている。
図4に示すように、振動腕30a,30b,30cは、酸化ケイ素膜32、振動部としてのSi層31、酸化ケイ素膜33、および励振部34により構成されている。酸化ケイ素膜32、Si層31、酸化ケイ素膜33、および励振部34は、この順で積層されている。
Si層31は、たとえば縮退半導体であるn型Si半導体によって構成されている。n型ドーパントのドーピング濃度は、1×1019/cm以上である。上記n型ドーパントとしては、P、AsまたはSbなどの第15元素を採用することができる。
Si層31は、酸化ケイ素膜32と酸化ケイ素膜33とによって挟まれている。Si層31の下面には酸化ケイ素膜32が設けられている。Si層31の上面には酸化ケイ素膜33が設けられている。酸化ケイ素膜32および酸化ケイ素膜33は、たとえばSiOによって構成される。
なお、酸化ケイ素膜32および酸化ケイ素膜33は、SiOに限定されず、SiaOb(a、bは整数)の適宜の組成を有する酸化ケイ素材料により構成することができる。また、酸化ケイ素膜32と酸化ケイ素膜33とは、省略されていてもよい。
酸化ケイ素膜33の上方には、励振部34が設けられている。励振部34は、第1電極36、圧電薄膜35、および第2電極37を有する。第1電極36、圧電薄膜35、および第2電極37は、この順で積層されている。第1電極36および第2電極37は、圧電薄膜35を挟むように設けられている。
また、酸化ケイ素膜33の上面には、圧電薄膜35aが設けられている。さらに、第2電極37を覆うように、圧電薄膜35の上面に圧電薄膜35bが設けられている。圧電薄膜35aは、シード層として機能する。圧電薄膜35bは、保護層として機能する。圧電薄膜35a,35bは、励振部34を構成するものではなく、省略されていてもよい。
圧電薄膜35を構成する圧電材料は、特に限定されないが、バルク波を利用した振動装置では、Q値が高いことが好ましい。このため、電気機械結合係数kは小さいが、Q値が高い、AlNが好適に用いられる。
もっとも、ZnO,Sc置換AlN、PZT、KNNなどを用いてもよい。Sc置換AlN膜(ScAlN)は、ScとAlの原子濃度を100at%から50at%程度であることが好ましい。
ScAlNは、AlNよりも電気機械結合係数kが大きく、PZTやKNNよりも機械的なQmが大きいため、共振型振動子に適用することで以下の利点がある。共振型振動子の用途として発振器がある。たとえば、TCXO(温度補償型発振器)では、内蔵する温度センサの信号を、振動子と直列接続された可変容量素子にフィードバックし、可変容量素子の容量値を変化させる。それによって、発振周波数を調整することができる。この際、圧電薄膜としてAlNの代わりにScAlNを用いると、共振型振動子の比帯域が広がる。これにより、発振周波数の調整範囲を広げることができる。
同様にScAlNをVCXO(電圧制御発振器)に用いる場合は、発振周波数の調整範囲が広がるため、共振型振動子の初期の周波数ばらつきを可変容量素子で調整することができ、周波数調整工程のコストが大幅に削減される。
第1電極36および第2電極37は、Mo、Ru、Pt、Ti、Cr、Al、Cu、Ag、またはこれらの合金などの適宜の金属により形成することができる。
圧電薄膜35は、厚み方向に分極している。このため、第1電極36および第2電極37間に交番電界を印加することにより、励振部34が圧電効果により励振される。その結果、振動腕30a,30b,30cは、上下方向に屈曲振動する。
中央に位置する振動腕30bと、その両側に位置する振動腕30a,30cとは、逆位相で上下方向に屈曲振動する。これは、振動腕30a,30cに印加される交番電界の位相と、振動腕30bに印加される交番電界の位相とを逆位相とすることにより達成し得る。あるいは、圧電薄膜35における分極方向を、中央に位置する振動腕30bと、その両側に位置する振動腕30a,30cとで逆方向としてもよい。
側枠50,60は、酸化ケイ素膜22、Si基板21、酸化ケイ素膜32、Si層31、酸化ケイ素膜33、および圧電薄膜35が積層されることにより構成されている。支持部20も側枠50,60同様に構成されている。
Si基板21の上面には、凹部21aが形成されている。振動腕30a,30b,30cは、凹部21aの上方に配置されている。Si基板21は、支持部20及び側枠50,60の一部を構成する支持基板である。酸化ケイ素膜22は、保護膜であり、Si基板21の下面に設けられている。
図5(a)〜(d)は、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す断面図である。図6(a)〜(c)は、図5(d)の続きであり、本発明の実施形態に係る製造方法において施される工程を示す図である。図7(a),(b)は、図6(c)の続きであり、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す図である。図8(a),(b)は、図7(b)の続きであり、本発明の実施形態2に係る製造方法において施される工程を示す図である。
図5(a)〜(d)、図6(a)〜(c)、図7(a),(b)、および図8(a),(b)を参照して、電子部品としての振動装置40の製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、Si基板21を用意する。Si基板21の上面にエッチングにより凹部21aを形成する。凹部21aの深さは10μm〜30μm程度とすればよい。
次に、図5(b)に示すように、ドーピング濃度が1×1019/cm以上でPがドープされたSi層31を用意し、Si層31の上面及び下面に酸化ケイ素膜32,33Aを形成する。酸化ケイ素膜32,33Aは熱酸化法により形成する。熱酸化法により形成された酸化ケイ素膜はQ値の劣化が生じ難いため好ましい。酸化ケイ素膜32,33Aの厚みは、0.4μmとする。
続いて、図5(c)に示すように、Si基板21上に、酸化ケイ素膜32,33Aが形成されているSi層31を積層する。積層に際しては、Si基板21の凹部21aが設けられている側の面に、酸化ケイ素膜32を接触させる。
次に、図5(d)に示すように、研磨により、酸化ケイ素膜33Aを除去し、さらにSi層31の厚みを薄くする。それによって、Si層31の厚みを、10μm程度とする。
続いて、図示しないが、本発明の特徴的な工程であるパラメータ測定工程として、Si層31の膜厚面内分布を測定する。すなわち、本実施形態においては、それよりも前の工程において作製された電子部品要素のパラメータとして、振動部としてのSi層31の膜厚を測定する。膜厚測定は、たとえば、光学式膜厚系を使用して行なう。
本実施形態においては、1個のウエハに、振動装置40を含む電子部品100をたとえば、数千個形成する。振動装置40のSi層31は、加工ばらつき等により膜厚がばらつく場合がある。この膜厚のばらつきは、ウエハ間で発生する場合もあるが、1個のウエハ内においても領域ごとに発生する場合がある。
そこで、本実施形態においては、1個のウエハを複数の領域に区分し、区分ごとにSi層31の膜厚を測定し、後述するフォトレジスト露光工程において、区分ごとに露光されるフォトレジストのパターン形状を補正する。
なお、上記区分を、ウエハの各電子部品の各振動装置40が形成される領域ごとに設定すれば、振動装置40毎にフォトレジストのパターン形状の補正をすることができ、振動装置40の特性精度を格段に向上させることができる。
ところで、振動装置40が有する振動腕30a,30b,30cの共振周波数frは、下記数式(1)により示される。
Figure 2016027628
このため、複数の振動装置40間で共振周波数frを予め定められた規定値に保つためには、Si層31の膜厚のばらつきに応じて、振動腕30a,30b,30cの長さを補正すればよい。
具体的には、Si層31の膜厚が予め定められた規定値よりも小さい場合には、振動腕30a,30b,30cの長さを短くする。逆に、Si層31の膜厚が予め定められた規定値よりも大きい場合には、振動腕30a,30b,30cの長さを長くする。なお、振動腕30a,30b,30cの長さを補正する方法については、図8(a),(b)および図9を用いて、後述する。
振動腕30a,30b,30cの長さを補正しない場合には、Si層31の膜厚分布に応じて、複数の振動装置40間で共振周波数frが大きくばらついてしまい、規定値の範囲から容易に外れてしまい易かった。すなわち、Si層31の膜厚のばらつきが、振動装置40の歩留りの低下の大きな原因となっていた。本発明は、このような問題を解決するのに寄与するものである。
次に、図6(a)に示すように、熱酸化法により、Si層31の上面に酸化ケイ素膜33を形成するとともに、Si基板21の下面に酸化ケイ素膜22を形成する。酸化ケイ素膜33の厚みは0.4μmとする。
続いて、図6(b)に示すように、酸化ケイ素膜33の上面に、30nm〜100nm程度の厚みでAlNからなる圧電薄膜35aを形成した後に、圧電薄膜35aの上面に第1電極36を形成する。第1電極36は、Moからなる第1の層とAlからなる第2の層とが積層された積層電極である。圧電薄膜35aはシード層であり、圧電薄膜35aが設けられていることにより、第1電極36におけるMoからなる第1の層が高い配向性で形成される。
次に、図6(c)に示すように、圧電薄膜35aと第1電極36との上面にAlNからなる圧電薄膜35を形成した後に、圧電薄膜35の上面に第2電極37を形成する。第2電極37は、Moからなる第1の層とAlからなる第2の層とが積層された積層電極である。第1電極36と第2電極37とは、例えば、スパッタリング法を用いたリフトオフ・プロセスにより形成する。
続いて、図7(a)に示すように、圧電薄膜35と第2電極37との上面に、30nm〜100nm程度の厚みでAlNからなる圧電薄膜35bを形成する。
次に、図示しないが、フォトレジスト塗布工程にて、圧電薄膜35b上にフォトレジスト70を塗布する。フォトレジスト70の材質、膜厚、形成方法等は任意である。また、フォトレジスト70が、ポジ型であるか、ネガ型であるかも任意である。なお、フォトレジスト70は、後述するように、圧電薄膜35b,35,35a、酸化ケイ素膜33、Si層31および酸化ケイ素膜32をエッチングするために使用される。
次に、図7(b)に示すように、フォトマスクを使用しない直接描画方式により、フォトレジスト70を所望のパターン形状に露光する。
具体的には、以下のような補正工程を行う。
まず、測定することにより得られたSi層31の膜厚に基づいて、膜厚のばらつきによる共振周波数frのばらつきが小さくなるように、振動腕30a,30b,30cの長さを補正するためのDMDパターンデータを作製する。そして、該パターンデータを用いてパターン露光を行う。
この工程は、本発明の特徴的な工程であるフォトレジスト露光工程であり、上述したパラメータ測定工程において得られた、前記区分ごとのSi層31の膜厚に応じて、区分ごとに露光されるパターン形状を補正しながら行う。上述した通り、各区分において、Si層31の膜厚が予め定められた規定値よりも小さい場合には、振動腕30a,30b,30cの長さが短くなるように、露光されるパターン形状を補正する。一方、Si層31の膜厚が予め定められた規定値よりも大きい場合には、振動腕30a,30b,30cの長さが長くなるように、露光されるパターン形状を補正する。
なお、フォトレジスト露光工程は、直接描画方式の露光装置7を用いて行う。露光装置7の詳細は任意であるが、例えば、光源7aと、DMD7bとフォーカスレンズ7cとを備える。DMD7bは、多数枚(例えば数十万枚)の微小なマイクロミラーを備え、それらの傾きをそれぞれ電子制御することにより、所望の露光パターン形状を造り出すことができる。
次に、図8(a)に示すように、現像工程にてフォトレジスト70を現像する。これにより、フォトレジスト70が所望の形状にパーニングされる。図9は、図8(a)においてフォトレジストがパターニングされた状態を示す平面図である。
図9に示すように、フォトレジスト70は、支持部20、側枠50,60および振動腕30a,30b,30cに対応する部分を覆うようにパターンニングされている。上述のように露光されるパターン形状を補正することにより、フォトレジスト70のうち振動腕30a,30b,30cに対応する部分における基端から先端までの長さを調整することができる。
続いて、図8(b)に示すように、所望の形状にパターンニングされたフォトレジスト70を用いて、ドライエッチングまたはウェットエッチングにより、所定の長さを有する振動腕30a,30b,30cおよび側枠50,60が形成されるとともに、振動装置40が製造される。
以上のように、本実施形態においては、Si層の厚みを測定し、測定された厚みに応じて、振動装置40が形成される領域ごとに、露光されるパターン形状を補正して、所望の形状にフォトレジスト70をパターニングすることにより、振動腕30a,30b,30cの長さを調整することができる。これにより、振動装置40間の共振周波数frのばらつきを抑制させることができ、特性精度を格段に向上させることができる。この結果、振動装置40の歩留りの低下を抑制することができる。
上述した実施形態2においては、振動装置40が形成される領域ごとに、露光されるパターン形状を補正する場合を例示して説明したが、これに限定されず、一つの振動装置40が形成される領域内にて、Si層の厚みに応じて、各振動腕30a,30b,30cの長さが異なるように露光されるパターン形状を補正してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 基板、2,4 絶縁膜、5 導電膜、6 レジスト、7 直接描画方式の露光装置、8 MIM型キャパシタ、13 第1電極(導電膜3から形成されたもの)、14 層間絶縁膜(絶縁膜4から形成されたもの)、15 第2電極(導電膜5から形成されたもの)、20 支持部、21 基板、21a 凹部、22 酸化ケイ素膜、30a,30b,30c 振動腕、31 Si層、32,33,33A 酸化ケイ素膜、34 励振部、35,35a,35b 圧電薄膜、36 第1電極、37 第2電極、40 振動装置、50,60 側枠、100 電子部品、101 基板、102 半導体部、102a 能動層、103 絶縁体部、104 ゲート電極、104A 導電体、106 フォトマスク、200 半導体デバイス。

Claims (5)

  1. 前の工程において作製された電子部品要素のパラメータを測定するパラメータ測定工程と、
    フォトレジスト塗布工程と、
    直接描画方式を用いるフォトレジスト露光工程と、
    フォトレジスト現像工程と、を含み、
    前記フォトレジスト露光工程は、前記パラメータ測定工程で得られたパラメータに基づき、前記パラメータのばらつきを減じるように補正されたパターンデータを作製し、前記パターンデータを用いてパターン露光を行う、電子部品の製造方法。
  2. 前記電子部品が、第1電極と、層間絶縁膜と、第2電極とが積層されたMIM型キャパシタを含み、
    前記パラメータ測定工程で測定されるパラメータが、前記層間絶縁膜の膜厚であり、
    前記フォトレジスト露光工程で補正されるパターン形状が、前記第2電極を形成するためのパターン形状である、請求項1に記載された電子部品の製造方法。
  3. 前記フォトレジスト露光工程は、
    前記パラメータ測定工程で測定された前記層間絶縁膜の前記膜厚が、予め定められた値よりも小さい場合には、前記第2電極の形状が予め定められた値よりも小さくなるように、前記パターン形状の大きさを補正し、
    前記パラメータ測定工程で測定された前記層間絶縁膜の前記膜厚が、予め定められた値よりも大きい場合には、前記第2電極の形状が予め定められた値よりも大きくなるように、前記パターン形状の大きさを補正する、請求項2に記載された電子部品の製造方法。
  4. 前記電子部品が、振動部と、前記振動部上に形成され前記振動部を振動させるための励振部を有する振動子を含み、
    前記パラメータ測定工程で測定されるパラメータが、前記振動部の厚みであり、
    前記フォトレジスト露光工程で補正されるパターン形状が、前記振動部の形状を特定するためのパターン形状である、請求項1に記載された電子部品の製造方法。
  5. 1個のウエハに複数個の前記電子部品を形成することとし、
    前記パラメータ測定工程は、前記ウエハを複数の領域に区分し、区分ごとに前記電子部品要素のパラメータを測定し、
    前記フォトレジスト露光工程は、前記区分ごとに前記パターン形状を補正する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された電子部品の製造方法。
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