JPWO2016009949A1 - 真空複層ガラスおよび真空複層ガラスの製造方法 - Google Patents

真空複層ガラスおよび真空複層ガラスの製造方法 Download PDF

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Abstract

本製造方法は、(a)第1のガラス基板と第2のガラス基板とを接合層を介して接合して、組立体を構成するステップと、(b)前記第1のガラス基板の貫通孔を介して、前記組立体の間隙部を減圧処理するステップと、(c)封止材を備える封止プレートを用いて、前記貫通孔を封止するステップであって、前記封止材を加熱することにより該封止材が軟化し、前記封止プレートが前記第1のガラス基板に接合され、前記貫通孔が封止されるステップと、を有し、前記(c)のステップにおいて、前記封止プレートに、直接または伝熱体を介してゲッターを接触させた状態で、前記封止材とともに前記封止プレートが加熱されることで前記ゲッターも加熱され、該ゲッターは、前記(c)のステップの完了までに、前記間隙部に活性化された状態で配置される。

Description

本発明は、真空複層ガラスおよび真空複層ガラスの製造方法に関する。
一対のガラス基板を間隙部を介して積層し、該間隙部を真空状態に保持して構成される、いわゆる「真空複層ガラス」は、優れた断熱効果を有するため、例えばビルおよび住宅等の建築物用の窓ガラス用途に広く利用されている。
真空複層ガラスは、例えば、以下のように製造される。
まず、第1のガラス基板と、第2のガラス基板とを準備する。一方のガラス基板の表面には、周囲に沿って、接合層が形成される。次に、第1および第2のガラス基板を、両者が接合層を介して対向するように積層して、組立体を構成する。
次に、この組立体を加熱して、接合層を溶融、軟化させ、両ガラス基板を接合する。これにより、両ガラス基板の間に、間隙部が形成される。
次に、第1のガラス基板に予め設けられていた貫通孔を利用して、間隙部内が減圧処理される。その後、第1のガラス基板の貫通孔を覆うように封止プレートが設置され、貫通孔が封止され、真空複層ガラスが製造される。
前述のように製造される真空複層ガラスにおいて、減圧処理直後には、間隙部に十分な真空度が得られる。ただし、例えばガラス基板および/または接合層等からのガスの放出等の影響により、間隙部の真空性が時間とともに低下する場合がある。このような真空性の低下は、真空複層ガラスの断熱性能の低下につながる。
そこで、このような問題を抑制するため、通常、真空複層ガラスの間隙部には、ゲッターが配置されている。間隙部にゲッターを配置することにより、前述のような放出ガスによる真空性の低下を抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3162832号公報
しかしながら、このゲッターを活性化させるためには、前述の製造プロセスにおいて、第1のガラス基板の開口を封止した後に、例えば誘導加熱法などを用いて、ゲッターを高温に加熱する必要がある。そのため、従来の方法では、真空複層ガラスの製造プロセスが煩雑化し、製造効率の向上が難しいという問題がある。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、製造プロセスを簡略化することが可能な、真空複層ガラスの製造方法を提供することを目的とする。また、本発明では、製造プロセスを簡略化することが可能な構成を有する真空複層ガラスを提供することを目的とする。
本発明では、真空複層ガラスの製造方法であって、
(a)貫通孔を有する第1のガラス基板と第2のガラス基板との間に間隙部を形成するように、前記第1のガラス基板と前記第2のガラス基板とを接合層を介して接合して、組立体を構成するステップと、
(b)前記第1のガラス基板の前記貫通孔を介して、前記組立体の間隙部を減圧処理するステップと、
(c)封止材を備える封止プレートを用いて、前記貫通孔を封止するステップであって、前記封止材を加熱することにより該封止材が軟化し、前記封止プレートが前記第1のガラス基板に接合され、前記貫通孔が封止されるステップと、
を有し、
前記(c)のステップにおいて、前記封止プレートに、直接または伝熱体を介してゲッターを接触させた状態で、前記封止材とともに前記封止プレートが加熱されることで前記ゲッターも加熱され、該ゲッターは、前記(c)のステップの完了までに、前記間隙部に活性化された状態で配置されることを特徴とする真空複層ガラスの製造方法が提供される。
また、本発明では、第1および第2のガラス基板の間に間隙部を有する真空複層ガラスであって、
前記第1のガラス基板は、前記間隙部により近い第1の表面と第2の表面とを有し、前記第1の表面から前記第2の表面まで貫通する貫通孔を有し、該貫通孔は、前記第1のガラス基板の前記第2の表面に、封止材を介して接合された封止プレートによって封止され、
前記封止プレートには、直接または伝熱体を介して、ゲッターが接触していることを特徴とする真空複層ガラスが提供される。
本発明では、製造プロセスを簡略化することが可能な、真空複層ガラスの製造方法を提供することができる。また、本発明では、製造プロセスを簡略化することが可能な構成を有する真空複層ガラスを提供することができる。
本発明の一実施例による真空複層ガラスの製造方法のフローを概略的に示した図である。 本発明の一実施例による真空複層ガラスの製造方法において使用され得る第1のガラス基板の構成を概略的に示した図である。 本発明の一実施例による真空複層ガラスの製造方法において使用され得る組立体の構成を概略的に示した図である。 第1の製造方法におけるステップS130〜ステップS140の工程の一例を模式的に示した図である。 第2の製造方法におけるステップS130〜ステップS140の工程の一例を模式的に示した図である。 封止プレートによる貫通孔の封止の際に、ゲッターを支持するための方法の一例を、模式的に示した図である。 封止プレートによる貫通孔の封止の際に、ゲッターを支持するための方法の一例を、模式的に示した図である。 封止プレートによる貫通孔の封止の際に、ゲッターを支持するための方法の一例を、模式的に示した図である。 本発明の一実施例による真空複層ガラスの一構成例を概略的に示した図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(本発明の一実施例による真空複層ガラスの製造方法)
以下、図1を参照して、本発明の一実施例による、真空複層ガラスの製造方法(以下、「第1の製造方法」と称する)について説明する。
図1には、第1の製造方法のフローを概略的に示す。
図1に示すように、第1の製造方法は、
(i)貫通孔を有する第1のガラス基板と、第2のガラス基板とを準備し、第1のガラス基板および第2のガラス基板の少なくとも一方の周囲に、接合層を形成するステップ(ステップS110)と、
(ii)第1のガラス基板と第2のガラス基板との間に間隙部を形成するように、第1および第2のガラス基板を接合層を介して接合して、組立体を構成するステップ(ステップS120)と、
(iii)貫通孔を介して、組立体の間隙部を減圧処理するステップ(ステップS130)と、
(iv)封止材を備える封止プレートに直接または伝熱体を介してゲッターを接触させた状態で封止プレートを加熱することにより、封止材の軟化とともにゲッターが活性化され、封止材により封止プレートを第1のガラス基板に接合させて貫通孔を封止するステップ(ステップS140)と、
を有する。
このような真空複層ガラスの製造方法では、ゲッターの活性化に、封止プレートからの伝熱を利用することができる。換言すれば、封止プレートによる貫通孔の封止処理と、ゲッターの活性化処理とを、一度に実施することができる。
従って、本発明による真空複層ガラスの製造方法では、製造プロセスを簡略化することが可能となり、真空複層ガラスの製造効率を高めることが可能になる。
以下、図2〜図4を参照して、各工程について、詳しく説明する。
(ステップS110)
まず、貫通孔を有する第1のガラス基板と、第2のガラス基板とが準備される。
第1のガラス基板は、第1の表面および第2の表面を有し、貫通孔は、第1の表面における第1の開口から、第2の表面における第2の開口まで延在する。第2のガラス基板は、第3の表面および第4の表面を有する。
第1のガラス基板において、貫通孔の形成位置は、特に限られない。ただし、通常の場合、貫通孔は、意匠性が損なわれることがないよう、第1のガラス基板の目立たない位置、例えばいずれかのコーナー部付近等に形成される。
貫通孔の第1および/または第2の開口の形状は、特に限られない。第1および/または第2の開口は、例えば、円、楕円、三角形、または矩形等であってもよい。また、第1および/または第2の開口の寸法は、特に限られない。第1および/または第2の開口の最大寸法(例えば、円の場合は直径。矩形の場合は、対角線の長さ)は、例えば、1mm〜15mmの範囲であってもよい。
また、貫通孔は、第1の開口と第2の開口の間で、形状および/または最大寸法が異なっていてもよい。
次に、第1のガラス基板の第1の表面に、接合層が形成される。
図2には、そのような第1のガラス基板を模式的に示す。
図2に示すように、第1のガラス基板110は、第1の表面112および第2の表面114を有する。また、第1のガラス基板110は、貫通孔120を有し、該貫通孔120は、第1の表面112に第1の開口122を有し、第2の表面114に第2の開口124(図2からは視認できない)を有する。
第1のガラス基板110の第1の表面112の周囲には、接合層130が形成される。接合層130は、貫通孔120よりも外側に、環状に形成される。
接合層130は、後に第1のガラス基板と第2のガラス基板を積層した際に形成される間隙部を適正にシールすることができる限り、その形態は、特に限られない。
例えば、接合層130は、ガラス固化層で構成されてもよい。そのようなガラス固化層は、例えば、ガラスフリットを含むペーストを焼成することにより形成することができる。ペースト中に含まれるガラスフリットの量および組成を変化させることにより、ガラス固化層の焼成温度(さらには溶融温度および/または軟化温度)を調整することができる。
なお、第2のガラス基板の一方の表面(第3の表面)にも、接合層を配置してもよい。あるいは、第1のガラス基板110の代わりに、第2のガラス基板の一方の表面(第3の表面)にのみ、接合層を設置してもよい。
(ステップS120)
次に、ステップS110で準備された第1および第2のガラス基板を用いて、組立体が構成される。
図3には、そのような組立体の構成例を概略的に示す。
図3に示すように、組立体150は、第1のガラス基板110と第2のガラス基板140を、接合層130を介して相互に対向するように配置することにより形成される。すなわち、第1のガラス基板110は、第1の表面112の側が内側となるようにして、第2のガラス基板140と積層される。同様に、第2のガラス基板140は、第3の表面142の側が内側となり、第4の表面144が外側となるようにして、第1のガラス基板110と積層される。
これにより、両ガラス基板110、140の間に、間隙部152が形成される。
その後、組立体150は、接合層130の軟化温度以上の温度に加熱され、これにより、両ガラス基板110、140が接合層130を介して接合される。
加熱温度は、接合層130の種類によって異なるが、例えば、250℃〜520℃の範囲である。
(ステップS130〜ステップS140)
次に、組立体150の間隙部152が真空吸引され、減圧処理される。また、第1のガラス基板110の貫通孔120が封止される。
以下、図4を参照して、このステップS130〜ステップS140の工程の一例について説明する。
図4には、ステップS130〜ステップS140の工程の一例を模式的に示す。
この工程では、まず、第1のガラス基板110が上側となり、第2のガラス基板140が下側となるようにして、組立体150が配置される。
次に、図4(a)に示すように、組立体150の上部に、封止装置160が配置される。封止装置160は、第1のガラス基板110の貫通孔120を取り囲むようにして、第1のガラス基板110の第2の表面114側に配置される。
封止装置160は、排気管162を有し、該排気管162は、真空処理手段(図示されていない)に接続される。
また、封止装置160は、内部が空間となっており、この内部空間には、ヒータ165と、封止プレート170とが収容されている。ヒータ165および封止プレート170は、最初の段階では、封止装置160の内部空間の上方に配置されており、第1のガラス基板110の第2の表面114とは接触していない。
封止プレート170は、下面171の周囲に、環状の封止材175を有する。封止材175は、封止装置160を上部から見たとき、組立体150の第1のガラス基板110の第1の開口122を取り囲むようにして、封止プレート170の下面171に配置される。
封止材175は、ろう材、半田またはガラスフリットなどを含む、例えば、約250℃〜520℃の範囲に軟化点を有する材料で構成されてもよい。また、封止材175は、ゲッター155を短時間で活性化させるために、例えば、ガラスフリットを含むガラス固化層のような軟化点が約350℃〜520℃である材料で構成されてもよい。封止材175は、製造効率の向上の観点から、軟化点が400℃〜520℃である材料であることが好ましい。
なお、図4(a)に示すように、組立体150の上部に封止装置160が配置される前に、組立体150の貫通孔120内には、ゲッター155が配置される。
ゲッター155は、貫通孔120が封止された後、間隙部152内で生じるガスを除去する役割を有する。ゲッター155は、第2のガラス基板140の第3の表面142上に配置された支持部材157上に配置される。支持部材157は、例えば、弾性部材で構成される。
ステップS130〜ステップS140を実施する場合、まず、組立体150上に、封止装置160が設置される。次に、封止装置160の排気管162に接続された真空処理手段が作動し、これにより、封止装置160の内部空間、さらには組立体150の間隙部152が減圧処理される。
また、減圧処理を継続したまま、組立体150の少なくとも一部、好ましくは全体を、例えば200℃〜400℃に加熱することにより、組立体150の間隙部152に含まれるガスを効率的に排気することができる。
組立体150の間隙部152が十分に減圧状態となった後、図4(b)に示すように、封止装置160の上方に収容されていた封止プレート170が、組立体150の方に押し付けられる。この動作には、例えば、封止装置160に備わるエアシリンダ機構167のような機構が使用されてもよい。
なお、この際には、必要に応じて、ヒータ165の温度をより高い温度、例えば250℃〜520℃まで、上昇させてもよい。これにより、封止プレート170に設置されている封止材175が軟化する。このとき組立体150も予備加熱しておくと、封止材を有する封止プレート170を接触させたときに割れにくくなる。
図4(b)に示すように、封止プレート170が組立体150の方に押し付けられると、軟化した封止材175により、封止プレート170は、組立体150を構成する第1のガラス基板110と、第2の表面114で接合される。従って、封止プレート170によって、第1のガラス基板110に設けられた貫通孔120を封止することができる。
また、封止プレート170が組立体150の方に押し付けられると、封止プレート170の下面171からの押し付けにより、支持体157で支持されたゲッター155は、支持体157の弾性変形により、組立体150の下方に移動する。従って、封止プレート170が第1のガラス基板110と接合された後には、ゲッター155を間隙部152内に収容することができる。
その後、封止装置160が除去されると、図4(c)に示すように、ゲッター155が間隙部152(より正確には、第1のガラス基板110と第2のガラス基板140の間)に封入された真空複層ガラス100が得られる。
ここで、図4(b)に示すように、第1の製造方法では、封止プレート170が組立体150の方に押し付けられた際に、封止プレート170の下面171は、支持体157で支持されたゲッター155と接触する。また、封止プレート170は、封止材175を軟化させるため、ヒータ165によって高温に加熱されている。このため、ゲッター155は、封止プレート170からの伝熱により活性化される。
従って、第1の製造方法では、第1のガラス基板110の貫通孔120の封止処理と、ゲッター155の活性化処理とを一度に実施することが可能となり、真空複層ガラスの製造プロセスを簡略化することができる。また、これにより、真空複層ガラス100の製造効率を高めることができる。
(本発明の一実施例による真空複層ガラスの別の製造方法)
次に、図5を参照して、本発明の一実施例による、真空複層ガラスの別の製造方法(以下、「第2の製造方法」と称する)について説明する。
なお、第2の製造方法においても、前述の図1に示した第1の製造方法のフローが等しく適用できる。ただし、第2の製造方法では、ステップS130〜ステップS140の工程が、前述の第1の製造方法とは異なっている。
従って、ここでは、第2の製造方法におけるステップS130〜ステップS140の工程について、詳しく説明する。なお、以下の説明において、各部材を表す際は、図4で使用した参照符号と同じ参照符号を使用するものとする。
図5には、第2の製造方法におけるステップS130〜ステップS140の工程の一例を模式的に示す。
図5(a)に示すように、第2の製造方法においても、第1のガラス基板110と第2のガラス基板140とが、接合層130を介して相互に接合された組立体150が使用される。
ただし、第2の製造方法では、組立体150は、第1のガラス基板110が下側となるように配置される。従って、封止装置160は、組立体150の下側に配置される。より具体的には、封止装置160は、第1のガラス基板110の貫通孔120を取り囲むようにして、第1のガラス基板110の第2の表面114側に配置される。
また、第2の製造方法では、図5(a)に示すように、ゲッター155は、封止プレート170上に設置される。従って、図4に示したような支持部材157は、使用されない。
ステップS130〜ステップS140を実施する際には、まず、組立体150の下方に、封止装置160が設置される。次に、封止装置160の排気管162に接続された真空処理手段が作動し、これにより、封止装置160の内部空間、さらには組立体150の間隙部152が減圧処理される。
また、減圧処理を継続したまま、組立体150の少なくとも一部、好ましくは全体を、例えば200℃〜400℃に加熱することにより、組立体150の間隙部152に含まれるガスを効率的に排気することができる。
組立体150の間隙部152が十分に減圧状態となった後、図5(b)に示すように、封止装置160の底部に収容されていた封止プレート170が、組立体150の方に押し付けられる。この動作には、例えば、封止装置160に備わるエアシリンダ機構167のような機構が使用されてもよい。
なお、この際には、必要に応じて、ヒータ165の温度を、250℃〜520℃まで、上昇させてもよい。これにより、封止プレート170に設置されている封止材175が軟化する。このとき組立体150も予備加熱しておくと、封止材を有する封止プレート170を接触させたときに割れにくくなる。
封止プレート170が組立体150の方に押し付けられると、軟化した封止材175により、封止プレート170は、組立体150を構成する第1のガラス基板110と、第2の表面114で接合される。従って、封止プレート170によって、第1のガラス基板110に設けられた貫通孔120を封止することができる。
その後、封止装置160が除去されると、図5(c)に示すように、ゲッター155が間隙部152(第1のガラス基板110と第2のガラス基板140の間)に封入された真空複層ガラス101が得られる。
ここで、図5(b)に示すように、第2の製造方法においても、封止プレート170によって貫通孔120を封止する際には、封止プレート170は、封止材175を軟化させるため、ヒータ165によって高温に加熱されている。このため、ゲッター155は、封止プレート170からの伝熱により活性化される。
従って、第2の製造方法においても、第1のガラス基板110の貫通孔120の封止処理と、ゲッター155の活性化処理とを一度に実施することが可能となり、真空複層ガラス101の製造プロセスを簡略化することができる。また、これにより、真空複層ガラス101の製造効率を高めることができる。
以上、図1〜図5を参照して、本発明の一実施例による、真空複層ガラスの製造方法について説明した。しかしながら、本発明における真空複層ガラスの製造方法は、これらの例に限られるものではない。
例えば、前述の第1および第2の製造方法では、いずれの場合も、ゲッター155は、封止プレート170と直接接触した状態で、活性化される。しかしながら、これは、単なる一例であって、ゲッター155は、封止プレート170と必ずしも接触している必要はない。すなわち、ゲッター155は、封止プレート170による貫通孔120の封止の際に、封止プレート170からの伝熱により活性化される限り、いかなる態様で配置されてもよい。
例えば、ゲッター155は、「伝熱体」を介して、封止プレート170と熱的に接触していてもよい。ここで、「伝熱体」とは、空気よりも熱伝導率の高い、あらゆる部材を意味する。伝熱体は、金属の他、セラミックスまたはガラス等であってもよい。
例えば、図5に示した例において、ゲッター155は、封止プレート170上に直接設置される代わりに、伝熱体を介して封止プレート170上に配置されてもよい。
また、図4に示した例では、ゲッター155は、弾性部材のような支持部材157により支持されている。しかしながら、これは単なる一例であって、ゲッター155は、その他の方法で支持されてもよい。
図6〜図8には、封止プレート170による貫通孔120の封止の際に、ゲッター155を支持する他の方法の例を示す。
例えば、図6では、第1のガラス基板110に設けられる貫通孔120は、第2の表面114側において、より寸法の大きな拡張部125を有し、ゲッター155は、この拡張部125に収容、配置されている。この場合、図4に示したような支持部材157は、省略することができる。なお、このときゲッター155には少なくとも一つの貫通孔(図示されていない)が形成されており、その貫通孔を介して間隙部の減圧処理が可能となっている。または、ゲッター155で第1のガラス基板110の貫通孔120を完全に塞がないように配置される。
また、図7に示す例では、封止プレート170は、下面171に吊り下げ部材158を有し、ゲッター155は、この吊り下げ部材158によって支持されている。この場合も、図4に示したような支持部材157は、省略することができる。なお、この例では、吊り下げ部材158が伝熱体となり、ゲッター155は、吊り下げ部材158と接触する。
さらに、図8に示す例では、ゲッター155は、封止プレート170の下面171に設置された接着部材159を介して、封止プレート170に結合されている。この場合も、図4に示したような支持部材157は、省略することができる。なお、この例の場合、接着部材159は、封止プレート170による貫通孔120の封止処理の際の温度に耐え得る材料で構成されることに留意する必要がある。
(本発明の一実施例による真空複層ガラス)
次に、図9を参照して、本発明の一実施例による真空複層ガラス(以下、「第1の真空複層ガラス)と称する)の一構成例について説明する。
図9には、第1の真空複層ガラス600の概略的な断面図を示す。
図9に示すように、第1の真空複層ガラス600は、第1のガラス基板610および第2のガラス基板640を有する。第1のガラス基板610は、第1の表面612および第2の表面614を有し、第2のガラス基板640は、第3の表面642および第4の表面644を有する。
第1のガラス基板610の第1の表面612と、第2のガラス基板640の第3の表面642の間には、間隙部652が形成されており、該間隙部652は、シール部材632によって取り囲まれ、シール部材632によって密閉されている。
シール部材632は、図2に示したような接合層130で構成されてもよい。あるいは、シール部材632は、別の構成を有してもよい。
また、第1のガラス基板610は、第1の表面612から第2の表面614まで貫通する貫通孔620を有する。この貫通孔620は、第1のガラス基板610の第2の表面614の側に、封止材675を介して接合された封止プレート670によって、封止されている。
また、貫通孔620の中には、間隙部652の内部に配置された支持部材657で支持されたゲッター655が設置されている。支持部材657は、弾性部材であってもよい。
このような構成を有する第1の真空複層ガラス600は、前述の第1の製造方法のような真空複層ガラスの製造方法を用いて、製造することができる。従って、第1の真空複層ガラス600は、製造の際のプロセスを簡略化することができる。また、このため、第1の真空複層ガラス600は、効率的に製造することができる。
なお、図9に示した第1の真空複層ガラス600において、ゲッター655は、封止プレート670の下面671と接触するように配置されている。また、ゲッター655は、支持部材657に支持された状態で、間隙部652内に収容されている。
しかしながら、ゲッター655の配置態様は、これに限られるものではない。例えば、ゲッター655は、前述の図6および図7で示した例のように、支持部材657の代わりに、第1のガラス基板の拡張部125または吊り下げ部材158等により、支持されてもよい。
また、第1の真空複層ガラス600の封止プレート670およびゲッター655は、前述の図8に示したような構成を有してもよい。
さらに、第1の真空複層ガラス600において、ゲッター655と封止プレート670の間には、その他の「伝熱体」が介在されてもよい。
(真空複層ガラスの各構成部材について)
次に、本発明の一実施例による真空複層ガラス600を構成する各構成部材について説明する。なお、ここでは、各部材を説明する際に、図9に示した参照符号を使用する。
(ガラス基板610、640)
ガラス基板610、640の寸法および組成は、特に限られない。ガラス基板610、640には、従来の真空複層ガラスに使用されているいかなるガラス基板を使用してもよい。
なお、第1のガラス基板610と第2のガラス基板640は、異なる組成を有してもよい。また、第1のガラス基板610および/または第2のガラス基板640には、各種機能膜が設置されてもよい。
(間隙部652)
間隙部652は、必要に応じて、複数のスペーサが設置されてもよい。スペーサを設けることにより、間隙部652の高さ(第1のガラス基板610の第1の表面612と第2のガラス基板640の第3の表面642の間の距離)を所望の値に維持することが容易となる。ただし、スペーサの設置は任意である。
(シール部材632)
間隙部652の周囲に配置されるシール部材632には、従来から使用されているシール部材を適用することができる。シール部材632は、例えば、図2に示したような接合層130で構成されてもよい。
この場合、接合層130は、ガラス固化層で構成されてもよい。
(封止プレート670)
封止プレート670は、例えば、金属、セラミック、またはガラス等で構成されてもよい。封止プレートは、例えばアルミニウムのような金属であることが好ましい。
封止プレート670の厚さは、これに限られるものではないが、例えば、0.03mm〜3mmの範囲であってもよい。
(封止材675)
封止材675は、例えば、ガラス固化層で構成されてもよい。その場合、ガラス固化層は、以下の表1に示すような組成を有してもよい。
Figure 2016009949
なお、このガラス固化層の軟化温度は、約350℃〜520℃であってよい。
(ゲッター655)
ゲッター655には、従来の真空複層ガラスに使用されているいかなる材料を使用してもよい。ゲッター655は、例えば、Ze−V系の多孔質焼結体などの非蒸発型ゲッター材であってもよい。
(支持部材657)
支持部材657の材質は、第1のガラス基板610の貫通孔620の封止処理の間、耐熱性を有する材料である限り、特に限られない。支持部材657は、例えば、アルミニウムまたはステンレス鋼のような金属であってもよい。
支持部材657は、弾性部材(例えばバネ形状)であってもよい。あるいは、支持部材657は、ウール状部材であってもよい。
本発明は、建築物の窓ガラス等に使用される真空複層ガラス等に利用することができる。
本願は、2014年7月18日に出願した日本国特許出願2014−147909号に基づく優先権を主張するものであり同日本国出願の全内容を本願に参照により援用する。
100、101、600 真空複層ガラス
110、610 第1のガラス基板
112、612 第1の表面
114、614 第2の表面
120、620 貫通孔
122 第1の開口
124 第2の開口
125 拡張部
130 接合層
140、640 第2のガラス基板
142、642 第3の表面
144、644 第4の表面
150 組立体
152、652 間隙部
155、655 ゲッター
157、657 支持部材
158 吊り下げ部材
159 接着部材
160 封止装置
162 排気管
165 ヒータ
167 エアシリンダ機構
170、670 封止プレート
171、671 下面
175、675 封止材
632 シール部材

Claims (13)

  1. 真空複層ガラスの製造方法であって、
    (a)貫通孔を有する第1のガラス基板と第2のガラス基板との間に間隙部を形成するように、前記第1のガラス基板と前記第2のガラス基板とを接合層を介して接合して、組立体を構成するステップと、
    (b)前記第1のガラス基板の前記貫通孔を介して、前記組立体の間隙部を減圧処理するステップと、
    (c)封止材を備える封止プレートを用いて、前記貫通孔を封止するステップであって、前記封止材を加熱することにより該封止材が軟化し、前記封止プレートが前記第1のガラス基板に接合され、前記貫通孔が封止されるステップと、
    を有し、
    前記(c)のステップにおいて、前記封止プレートに、直接または伝熱体を介してゲッターを接触させた状態で、前記封止材とともに前記封止プレートが加熱されることで前記ゲッターも加熱され、該ゲッターは、前記(c)のステップの完了までに、前記間隙部に活性化された状態で配置されることを特徴とする真空複層ガラスの製造方法。
  2. 前記(c)のステップにおいて、前記ゲッターは、前記間隙部内に配置された支持部材によって支持された状態で配置される、請求項1に記載の真空複層ガラスの製造方法。
  3. 前記支持部材は、弾性部材である、請求項2に記載の真空複層ガラスの製造方法。
  4. 前記組立体は、前記第1のガラス基板が下側となり、前記第2のガラス基板が上側となるように配置され、
    前記(c)のステップは、前記ゲッターが前記封止プレートの前記第1のガラス基板側である上面に載置された状態で、実施される、請求項1に記載の真空複層ガラスの製造方法。
  5. 前記(b)のステップは、前記組立体の少なくとも一部を加熱した状態で実施される、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の真空複層ガラスの製造方法。
  6. 前記伝熱体は、接着部材である、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の真空複層ガラスの製造方法。
  7. 前記封止材は、350℃から520℃の範囲で軟化する、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の真空複層ガラスの製造方法。
  8. 第1および第2のガラス基板の間に間隙部を有する真空複層ガラスであって、
    前記第1のガラス基板は、前記間隙部により近い第1の表面と第2の表面とを有し、前記第1の表面から前記第2の表面まで貫通する貫通孔を有し、該貫通孔は、前記第1のガラス基板の前記第2の表面に、封止材を介して接合された封止プレートによって封止され、
    前記封止プレートには、直接または伝熱体を介して、ゲッターが接触していることを特徴とする真空複層ガラス。
  9. 前記ゲッターは、間隙部内に配置された支持部材により支持される、請求項8に記載の真空複層ガラス。
  10. 前記支持部材は、弾性部材で構成される、請求項9に記載の真空複層ガラス。
  11. 前記貫通孔は、前記第1のガラス基板の第1の表面側に第1の開口を有し、前記第1のガラス基板の第2の表面側に第2の開口を有し、
    前記第2の開口は、前記第1の開口よりも大きな寸法を有し、
    前記ゲッターは、前記貫通孔の前記第2の開口に収容される、請求項8に記載の真空複層ガラス。
  12. 前記伝熱体は、接着部材である、請求項8乃至11のいずれか一つに記載の真空複層ガラス。
  13. 前記封止材は、ガラス固化層であり、軟化温度が350℃から520℃の範囲にある、請求項8乃至12のいずれか一つに記載の真空複層ガラス。
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