JPWO2015166904A1 - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
さらなる小型軽量化を可能としつつ、補助ハンドルの取り付け作業性を簡素化できる電動工具を提供するため、回転軸よりも上方に位置するハウジング(20)の側面に設けられ、ねじ穴(28a、28b)が形成されたハンドル固定部(27a、27b)と、ねじ穴(28a、28b)に結合するねじ部(29a)を有し、ハウジング(20)の側面から側方に延在されてハンドル固定部(27a、27b)に固定される補助ハンドル(29)とを有する。
Description
本発明は、ドライバビット等の先端工具を駆動させる電動工具に関する。
可搬型の電動工具には、ドライバビット等の先端工具を駆動させる電動工具がある。この電動工具としてはドライバドリルがあり、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、当該電動機を収容するハウジングとを備えている。そして、ハウジングには、回転軸の軸方向と交差する方向に延在され、作業者により把持されるグリップ部が一体に設けられている。グリップ部のハウジング寄りの部位には操作スイッチが設けられ、当該操作スイッチを操作することで電動機が回転駆動され、ひいては先端工具が駆動される。
ところで、片手でドライバドリルを長時間使用すると把持力(握力)は低下する。これにより、作業者は片手でドライバドリルを安定的に支持するのが難しくなる。そこで、ハウジングに補助ハンドルを装着して他方の手でドライバドリルの支持を補助可能とし、これにより電動工具を長時間使用できるようにすることが行われている。このような補助ハンドルを装着し得るドライバドリルの一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されたドライバドリルは電動工具本体を備え、電動工具本体の先端工具寄りの部位には、補助ハンドルが装着できるようになっている。補助ハンドルは、切欠部を有するリング状のマウントと、切欠部の間隔を調整し得るラチェットと、作業者により把持され、内部にラチェットを収容するハンドルとから形成される。そして、切欠部の間隔を広くしてマウントを電動工具本体の所定位置に配置し、かつラチェットを操作して切欠部の間隔を狭くすることで、補助ハンドルが電動工具本体に固定される。
可搬型の電動工具においては、狭い部分での作業性を向上させ、かつ携帯性を向上させるために、さらなる小型軽量化が望まれている。しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術によれば、リング状のマウントを電動工具本体の周囲から締め付けるようにして固定するため、電動工具本体にはリング状のマウント固定部が必要となる。つまり、リング状のマウント固定部が必要である分、電動工具本体の先端工具の軸方向に沿う寸法が大きくなる。また、補助ハンドルは、リング状のマウントや複雑なラチェット等を備えるため、大型化を招く上に重量が嵩む。さらには、マウント固定部にマウントを配置しつつラチェットを操作する必要があるため、補助ハンドルの電動工具本体への取り付け作業が面倒であった。
本発明の目的は、さらなる小型軽量化を可能としつつ、補助ハンドルの取り付け作業性を簡素化できる電動工具を提供することにある。
本発明の一態様では、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、前記回転軸よりも上方に位置する前記ハウジングの側面に設けられ、ねじ穴が形成されたハンドル固定部と、前記ねじ穴に結合するねじ部を有し、前記ハウジングの側面から側方に延在されて前記ハンドル固定部に固定される補助ハンドルと、を有する。
本発明の他の態様では、前記ハウジングを、前記グリップ部の延在方向と交差する左右方向に分割された第1分割体および第2分割体から形成し、前記ハンドル固定部を、前記第1分割体および前記第2分割体のそれぞれに設けた。
本発明の他の態様では、前記第1分割体および前記第2分割体に設けた前記ハンドル固定部のうち、一方に前記補助ハンドルを固定し、他方に前記ハンドル固定部の内側の露出を防止するキャップ部材を装着した。
本発明の他の態様では、前記ねじ穴は雌ねじで構成されると共に、前記ねじ部は雄ねじで構成され、前記雄ねじを前記雌ねじにねじ結合した。
本発明の他の態様では、前記雌ねじは前記ハウジングを貫通しないように構成される。
本発明の他の態様では、前記ハンドル固定部の内側にハンドル用ナットを設け、前記補助ハンドルに雄ねじを設け、前記雄ねじを前記ハンドル固定部の外側から前記ハンドル用ナットにねじ結合した。
本発明の他の態様では、前記ハンドル用ナットにねじ結合された前記雄ねじの先端部分と、前記ハウジングに収容された前記電動機との間に、絶縁部材を設けた。
本発明の他の態様では、前記ハンドル固定部を、前記ハウジングの左右方向から前記第1分割体および前記第2分割体を支持する支持体により形成した。
本発明の他の態様では、前記支持体を、前記第1分割体および前記第2分割体のそれぞれに、ボルトとナットで固定した。
本発明の他の態様では、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、前記ハウジングの側面に設けられたハンドル固定部と、前記ハンドル固定部に固定され、前記ハウジングの側面から側方に延在された補助ハンドルと、を備え、前記回転軸よりも下方の前記ハウジングに、前記先端工具を照らす発光部が設けられ、前記回転軸の軸方向に沿う方向において前記発光部の後方側の前記ハウジングに、前記ハンドル固定部が設けられる。
本発明の他の態様では、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、前記回転軸よりも下方の前記ハウジングの側面に設けられたハンドル固定部と、前記ハウジングの側面から側方に延在されて前記ハンドル固定部に固定される補助ハンドルと、前記回転軸よりも上方の前記ハウジング及び前記グリップ部の延在方向に沿う前記回転軸とは反対側の前記グリップ部のうちの少なくとも何れか一方に、前記先端工具を照らす発光部が設けられる。
本発明の他の態様では、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者に把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、前記ハウジングの側面に設けられ、複数の固定部材により前記ハウジングに固定されるハンドル固定部と、前記ハンドル固定部に固定され、前記ハウジングの側面から側方に延在された補助ハンドルと、を有する。
本発明の他の態様では、前記ハンドル固定部は、前記ハウジングに固定される固定本体と、前記固定本体に設けられ、前記補助ハンドルの雄ねじがねじ結合される雌ねじを備えたボス部と、を有する。
本発明の他の態様では、前記補助ハンドルが、前記ハンドル固定部に一体成形された。
本発明の他の態様では、前記ハンドル固定部と前記補助ハンドルとの固定部分が、前記回転軸よりも上方または下方に位置する前記ハウジングの側面に設けられた。
本発明によれば、従前のようにリング状のマウントを装着するためのリング状のマウント固定部をハウジングに設ける必要が無く、リング状ではないハンドル固定部を部分的にハウジングに設けるだけで済む。これにより、従前に比してハウジングの回転軸の軸方向に沿う寸法を詰めることができ、さらなる小型軽量化が可能となる。補助ハンドルをハンドル固定部にねじ結合等により固定すれば、補助ハンドルとハンドル固定部との固定構造を簡素化できる。よって、従前のように補助ハンドルにリング状のマウントや複雑なラチェットを設ける必要が無くなり、補助ハンドルの小型軽量化が図れる。
[実施の形態1] 以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は実施の形態1のドライバドリルを側方から見た平面図を、図2(a)は図1のA−A線に沿うハウジングの断面図、(b)は図2(a)の変形例を示す断面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、電動工具としてのドライバドリル10は、充電可能なバッテリ(二次電池)11と、当該バッテリ11を電源として回転駆動される電動モータ(電動機)12とを備えている。電動モータ12は回転軸13を有し、当該回転軸13は、図示しない遊星歯車機構(減速機)を介して、先端工具としてのドライバビット14を駆動(回転)させる。ここで、ドライバビット14はキーレスチャック15に固定され、当該キーレスチャック15を操作することにより、他の仕様のドライバビットやヘキサゴンソケット等の先端工具に取り換えられるようになっている。
また、キーレスチャック15の電動モータ12寄りの部位には、ドライバドリル10の締め付け力を調整するための調整キャップ16が設けられている。そして、調整キャップ16を時計方向(正方向)に回転させることで、ドライバドリル10の締め付け力を大きくすることができ、調整キャップ16を反時計方向(逆方向)に回転させることで、ドライバドリル10の締め付け力を小さくすることができる。
ドライバドリル10は、その外郭を形成するハウジング20を備えている。ハウジング20は、プラスチック等を射出成形することで、側方から見た形状が略T字形状となるように形成されている。ハウジング20は、ハウジング本体21とグリップ部22と備えており、グリップ部22は、回転軸13の軸心C1が延びる方向(軸方向)と交差する方向(第1方向)に延在されている。具体的には、グリップ部22はハウジング本体21から下方に延在されている。
ハウジング20は、回転軸13の軸方向およびグリップ部22の延在方向と交差する方向(図1の手前側および奥側の左右方向)に分割され、図2に示すように、第1分割体20aと第2分割体20bとを備えている。第1分割体20aおよび第2分割体20bは、回転軸13の軸心C1を中心として鏡像対称となるよう略同じ形状に形成されている。これにより、第1,第2分割体20a,20bを成形するのに用いる金型(図示せず)を容易に準備できるようにしている。そして、第1分割体20aおよび第2分割体20bを組み付けた状態のもとで、ハウジング20の内側には空洞Hが形成される。
図1に示すように、グリップ部22の延在方向に沿うハウジング本体21側とは反対側には、バッテリ保持部23が設けられている。バッテリ保持部23には、バッテリ11がワンタッチで装着されるようになっている。なお、バッテリ11は、図示しないロック機構によりバッテリ保持部23に固定されている。したがって、ドライバドリル10の使用時等において、振動等によりバッテリ保持部23からバッテリ11が脱落することは無い。
ハウジング本体21の内側には、ブラシレスDCモータよりなる電動モータ12と、回転軸13の回転速度を所定の回転速度に減速し、高トルク化された回転力を出力する遊星歯車機構(図示せず)とが収容されている。電動モータ12は、ハウジング本体21の回転軸13の軸方向に沿う一方側(図中右側)に配置され、遊星歯車機構は、ハウジング本体21の回転軸13の軸方向に沿う他方側(図中左側)に配置されている。つまり、遊星歯車機構は、電動モータ12とドライバビット14との間に配置されている。これらの電動モータ12,遊星歯車機構およびドライバビット14に加えて、キーレスチャック15は、何れも同軸上(軸心C1上)に配置されている。これにより、ドライバビット14は振れること無くスムーズに回転することができる。
グリップ部22の延在方向に沿うハウジング本体21寄りの部位には、回転軸13の軸方向に移動し得るスライドスイッチ24が設けられている。このスライドスイッチ24は、作業者がグリップ部22の中心C2を把持したときに、人差し指が丁度位置するところに配置されている。これにより、ドライバドリル10の操作性向上が図られている。ここで、スライドスイッチ24をグリップ部22側に引き込んだ状態で保持すると、電動モータ12の回転駆動状態が保持される。なお、スライドスイッチ24の引き込み量に応じて、電動モータ12の回転数が調整され、具体的には、引き込み量が多いほど電動モータ12の回転数は大きくなる。
また、ハウジング本体21のグリップ部22側で、かつスライドスイッチ24の近傍には、電動モータ12の回転方向、つまりドライバビット14の回転方向を、切り換える正逆転ボタン25が設けられている。正逆転ボタン25は、作業者がグリップ部22の中心C2を把持したときに、図1の手前側と奥側とで、親指と人差し指とがそれぞれ丁度位置するところに配置されている。そして、正逆転ボタン25を図1の手前側に押すと、電動モータ12が正転駆動されてねじ締めを行うことができる。一方、正逆転ボタン25を図1の奥側に押すと、電動モータ12が逆転駆動されてねじを弛めることができる。
また、ハウジング20を形成する第1分割体20aのバッテリ保持部23寄りの部位には、金属製のフック26が設けられている。このフック26は、作業の合間等において腰ベルトに引っ掛けて、ひいてはドライバドリル10を腰ベルトに吊り下げられるようにするためのものである。
図2に示すように、ハウジング20を形成するハウジング本体21の側面には、第1ハンドル固定部27aおよび第2ハンドル固定部27bが設けられている。これらの第1,第2ハンドル固定部27a,27bは、ハウジング本体21を形成する第1,第2分割体20a,20bのそれぞれに一体に設けられている。
第1,第2ハンドル固定部27a,27bは、断面が略円形に形成されたハウジング本体21の外周側に突出するようにして形成され、第1,第2ハンドル固定部27a,27bには、有底(ハウジング本体21を貫通しない)の第1,第2雌ねじ28a,28bがそれぞれ設けられている。なお、第1,第2雌ねじ28a,28bが開口される方向は、回転軸13の軸方向と交差する方向で、かつグリップ部22の延在方向とは異なる方向(第2方向)となっている。
第1,第2ハンドル固定部27a,27bが配置される位置は、より具体的には、ハウジング本体21の回転軸13から見てグリップ部22側とは反対側、つまり図中上側(回転軸13よりも上側)となっている。これにより、第1,第2ハンドル固定部27a,27bの何れか一方に、後述する補助ハンドル29を固定した際に、当該補助ハンドル29とグリップ部22との間に回転軸13が配置されることになる。したがって、回転軸13の回転駆動に伴う回転軸13の振れ(回転モーメント)を、補助ハンドル29とグリップ部22との双方に略均等に分散させることができる。よって、補助ハンドル29とグリップ部22とを把持する作業者は、ドライバドリル10を安定的に保持することができる。また、作業者に伝達される振動が抑えられるので作業者への負担が軽減される。
さらに、図2に示すように、第1,第2ハンドル固定部27a,27bを、ハウジング本体21の側面の上側に配置することで、ハウジング本体21の第1,第2雌ねじ28a,28bが開口する方向への張り出し量を抑えている。これにより、補助ハンドル29を外した状態のもとでドライバドリル10を薄型化でき、ひいては狭い部分での作業性を向上させることができる。
また、第1,第2雌ねじ28a,28bが、有底すなわちハウジング本体21を貫通しないように構成され、ハウジング本体21の側面に設けられている。そのため、補助ハンドル29の雄ねじ29aが、ハウジング本体21の内部に侵入することを防止できるため、ハウジング本体21をコンパクトにすることができる。雌ねじがハウジング本体21を貫通する場合には、電動モータ12や動力伝達機構(不図示)等のハウジング本体21内の内蔵物を避ける必要があるため、それを避けるように雌ねじを設けなければならず、ハウジング本体21が大きくなってしまう。また、第1,第2雌ねじ28a,28bが有底の穴となっているため、そこから粉塵等の異物がハウジング本体21内に侵入することも防止できる。
第1,第2雌ねじ28a,28b(補助ハンドル29)の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、比較的長い距離のオフセット量OS1となっている。つまり、第1,第2ハンドル固定部27a,27bが配置される位置は、ハウジング本体21(第1,第2分割体20a,20b)の上端部分となっている。
第1,第2ハンドル固定部27a,27bの第1,第2雌ねじ28a,28bには、補助ハンドル29の雄ねじ29aがねじ結合により固定されるようになっている。したがって、補助ハンドル29の延在方向は、回転軸13の軸方向と交差する方向で、かつグリップ部22の延在方向とは異なる方向(第2方向)となる。すなわち、補助ハンドル29はハウジング本体21の側面から側方(右方向又は左方向)に延在している。そして、補助ハンドル29を第1ハンドル固定部27aにねじ結合した場合には、利き手でグリップ部22を把持する場合において右利きの作業者に対応可能となる。一方、補助ハンドル29を第2ハンドル固定部27bにねじ結合した場合には、利き手でグリップ部22を把持する場合において左利きの作業者に対応可能となる。
補助ハンドル29は、第1,第2雌ねじ28a,28bにねじ結合可能な雄ねじ29aと、作業者が把持するハンドル本体29bと、補助ハンドル29の長手方向に沿う雄ねじ29aとハンドル本体29bとの間に位置する鍔部29cとを備えている。鍔部29cは、ハンドル本体29bの直径寸法よりも大径となっており、これによりハンドル本体29bを把持する作業者は、ハウジング本体21に触れること無く、ドライバドリル10を安定的に保持することができる。
補助ハンドル29は、第1,第2ハンドル固定部27a,27bの何れか一方にねじ結合により固定されるため、着脱が容易になっている。したがって、補助ハンドル29を固定するために複雑な機構を用いずに部品点数の増加を抑えることができる。また、作業者の右利きまたは左利きに速やかに対応することができる。さらには、使用後のドライバドリル10を素早く工具ケースに仕舞うことができる。
ここで、図2(a)に示す第1,第2雌ねじ28a,28bを、図2(b)の変形例に示すように形成しても良い。具体的には、図2(b)に示す第1,第2雌ねじ28c,28dは、第1,第2分割体20a,20bの内外をそれぞれ連通するよう形成されている。これにより、第1,第2雌ねじ28c,28dを、容易に成形することができる。
また、第1,第2雌ねじ28c,28dのうち、補助ハンドル29を装着していない他方の第2雌ねじ28dに、キャップ部材としてのゴムキャップ30を装着するようにしている。このゴムキャップ30は、第2ハンドル固定部27bの内側(第2雌ねじ28dの内側)の外部への露出を防止している。さらに、ゴムキャップ30により粉塵等の異物が第1,第2雌ねじ28c,28dからハウジング本体21内に侵入することも防止することができる。
これにより、第1,第2分割体20a,20bの内側(空洞H)に埃等が進入するのを防止しつつ、ドライバドリル10の見栄えを向上させることができる。ただし、図2(a)に示す第2雌ねじ28bに、ゴムキャップ30を装着するようにしても良い。
以上詳述したように、本実施の形態に係るドライバドリル10によれば、従前のようにリング状のマウントを装着するためのリング状のマウント固定部をハウジング20に設ける必要が無く、リング状ではない第1,第2ハンドル固定部27a,27bを部分的にハウジング20に設けるだけで済む。
これにより、従前に比してハウジング20の回転軸13の軸方向に沿う寸法を詰めることができ、さらなる小型軽量化が可能となる。また、補助ハンドル29を第1ハンドル固定部27aにねじ結合により固定したので、補助ハンドル29と第1ハンドル固定部27aとの固定構造を簡素化できる。よって、従前のように補助ハンドルにリング状のマウントや複雑なラチェットを設ける必要が無くなり、補助ハンドル29の小型軽量化が図れる。
さらに、作業者がグリップ部22を把持してドライバビット14をねじ等に押し付けた際に、ねじ等から反力を受けて回転しようとするモーメントが生じるが、補助ハンドル29を軸心C1より上方側(反グリップ部22側)に設けたことにより、補助ハンドル29を把持することで反力に抗してドライバドリル10をねじ等に押し付けることが容易になり作業性を向上することができる。
[実施の形態2] 次に、本発明の実施の形態2について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3は実施の形態2のドライバドリルを側方から見た平面図を、図4(a)は図3のB−B線に沿うハウジングの断面図、(b)は図4(a)の変形例を示す断面図をそれぞれ示している。
図3および図4に示すように、実施の形態2に係るドライバドリル40は、第1,第2分割体20a,20bに設けられる第1,第2ハンドル固定部41a,41bの位置のみが異なっている。具体的には、第1,第2ハンドル固定部41a,41bは、ハウジング本体21の回転軸13から見てグリップ部22側、つまり図中下側に配置されている。
また、第1,第2ハンドル固定部41a,41bは、回転軸13の軸方向に沿うスライドスイッチ24よりもドライバビット14寄りの部位に配置されている。これにより、作業者は両手を近付けた状態のもとで、ドライバドリル40を安定的に支持することができる。
図4(a)に示すように、第1,第2ハンドル固定部41a,41bをハウジング本体21の下側に配置することで、実施の形態1と同様に、ハウジング本体21の第1,第2雌ねじ28a,28bが開口する方向への張り出し量を抑えている。また、第1,第2雌ねじ28a,28b(補助ハンドル29)の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、実施の形態1のオフセット量OS1と略同じ距離のオフセット量OS2となっている(OS1=OS2)。つまり、第1,第2ハンドル固定部41a,41bが配置される位置は、ハウジング本体21(第1,第2分割体20a,20b)の下端部分となっている。
ここで、図4(b)の変形例に示すように、実施の形態1の変形例と同様に、第1,第2雌ねじ28c,28dを、第1,第2分割体20a,20bの内外をそれぞれ連通するよう形成しても良い。また、補助ハンドル29を装着していない他方の第2雌ねじ28dにゴムキャップ30を装着しても良い。さらには、図4(a)に示す第2雌ねじ28bに、ゴムキャップ30を装着するようにしても良い。
以上のように形成した実施の形態2のドライバドリル40においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。
[実施の形態3] 次に、本発明の実施の形態3について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5は実施の形態3のドライバドリルを側方から見た平面図を、図6は図5のC−C線に沿うハウジングおよび電動モータの断面図をそれぞれ示している。
図5および図6に示すように、実施の形態3に係るドライバドリル50は、第1,第2分割体20a,20bに設けられる第1,第2ハンドル固定部51a,51bの形状と位置、さらには補助ハンドル29の固定構造が異なっている。
図5に示すように、第1,第2ハンドル固定部51a,51bは、ハウジング本体21の回転軸13から見てグリップ部22側とは反対側で、かつ回転軸13の軸心C1の近傍に配置されている。具体的には、第1,第2ハンドル固定部51a,51b(補助ハンドル29)の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、比較的短い距離のオフセット量OS3となっている(OS3<OS1(OS2))。つまり、第1,第2ハンドル固定部51a,51bが配置される位置は、ハウジング本体21(第1,第2分割体20a,20b)の略真横の部位となっている。また、第1,第2ハンドル固定部51a,51bは、回転軸13の軸方向に沿う電動モータ12の略真横に配置されている。
図6に示すように、第1,第2ハンドル固定部51a,51bは、断面が略長方形形状に形成され、その内側には第1,第2ナット収容部52a,52bが形成されている。そして、これらの第1,第2ナット収容部52a,52bには、第1,第2ハンドル用ナット53a,53bがそれぞれ回転不能に設けられている。第1,第2ハンドル固定部51a,51bには、補助ハンドル29の雄ねじ29aが挿通される第1,第2挿通孔54a,54bが設けられている。これにより、第1,第2ハンドル固定部51a,51bの内側にある第1,第2ハンドル用ナット53a,53bに対して、第1,第2ハンドル固定部51a,51bの外側から第1,第2ハンドル用ナット53a,53bにねじ結合することができる。
ここで、補助ハンドル29の雄ねじ29aを、第1,第2ハンドル用ナット53a,53bにねじ結合させると、雄ねじ29aの先端部分は、第1,第2ハンドル固定部51a,51bの内側に露出される。そして、第1,第2ハンドル固定部51a,51bのハウジング20の外周側への突出量は、極力小さくなるよう抑えられているため、雄ねじ29aの先端部分は、電動モータ12に近接配置されることになる。したがって、雄ねじ29aと電動モータ12との接触を避けるために、雄ねじ29aの先端部分と電動モータ12との間に、ゴムシート等の絶縁材料よりなる第1,第2絶縁部材55a,55bを設けている。
また、第1,第2ハンドル固定部51a,51bのうち、補助ハンドル29を装着していない他方の第2ハンドル固定部51bの第2挿通孔54bには、実施の形態1と同様のキャップ部材としてのゴムキャップ56が装着されている。
以上のように形成した実施の形態3のドライバドリル50においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態3においては、補助ハンドル29を第1,第2ハンドル用ナット53a,53bにねじ結合させて固定するので、補助ハンドル29の固定強度を向上させることができる。よって、出力トルクが大きいドライバドリルに対応可能となる。
[実施の形態4] 次に、本発明の実施の形態4について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7は実施の形態4のドライバドリルを側方から見た平面図を、図8(a)は図7のD−D線に沿うハウジングおよびハンドル固定部の断面図、(b)は図8(a)の変形例を示す断面図をそれぞれ示している。
図7および図8に示すように、実施の形態4に係るドライバドリル60は、第1,第2分割体20a,20bとは別体の鋼材よりなる支持体61を備え、当該支持体61をハンドル固定部とした点が異なっている。また、支持体61には、補助ハンドル29が一体に設けられている。
ハウジング本体21の回転軸13から見てグリップ部22側とは反対側で、かつハウジング本体21(第1,第2分割体20a,20b)の上端部分には、第1,第2支持体固定部62a,62bが形成されている。これらの第1,第2支持体固定部62a,62bは、第1,第2分割体20a,20bを互いに組み付けた状態のもとで断面が略長方形に形成されている。そして、第1,第2支持体固定部62a,62bには、支持体61が固定されている。
第1,第2支持体固定部62a,62bには、補助ハンドル29の軸心C3に沿う方向に貫通させて、第1,第2ボルト挿通孔63a,63bが形成されている。第1,第2支持体固定部62a,62bの内側には、第1,第2支持体固定用ボルト(ボルト)64a,64bがねじ結合される、第1,第2支持体固定用ナット(ナット)65a,65bが配置されている。ここで、第1,第2支持体固定用ボルト64a,64bおよび第1,第2支持体固定用ナット65a,65bは、支持体61を第1,第2分割体20a,20bのそれぞれに固定するためのものである。
支持体61は、断面が略U字形状に形成され、補助ハンドル29の軸心C3の方向に延在された本体部61aと、当該本体部61aの長手方向両側に設けられ、第1,第2支持体固定部62a,62bに向けて延在された一対の腕部61b,61cとを備えている。そして、支持体61の各腕部61b,61cは、第1,第2支持体固定部62a,62bを外側(図8(a)の左右側)から支持している。このように、支持体61は、グリップ部22の延在方向と交差する方向から、第1,第2分割体20a,20bを挟持するように支持している。
本体部61aの長手方向一側(図8(a)の右側)には、所定距離L1に設定されたねじ回しスペースSを介して、補助ハンドル29が連結されている。具体的には、本体部61aに補助ハンドル29の鍔部29cが一体化されている。つまり、実施の形態4の補助ハンドル29には、雄ねじ29a(図2参照)が設けられていない。
各腕部61b,61cには、第1,第2支持体固定用ボルト64a,64bが挿通されるボルト挿通孔61dがそれぞれ形成されている。これにより、支持体61は各腕部61b,61cを介して、第1,第2支持体固定部62a,62bに強固に固定される。ここで、ねじ回しスペースSには、略L字形状に形成されたねじ回し(図示せず)が入り込めるようになっている。そのため、補助ハンドル29の鍔部29cが、支持体61のハウジング20への固定作業の妨げになることは無い。
そして、実施の形態4のドライバドリル60においては、第1,第2支持体固定部62a,62bの外側を覆うようにして支持体61の本体部61aが設けられるので、補助ハンドル29(本体部61a)の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、実施の形態1のオフセット量OS1(図1参照)よりも大きいオフセット量OS4となっている(OS4>OS1)。
ここで、図8(a)に示す支持体61を、図8(b)の変形例に示すように形成しても良い。具体的には、図8(b)に示す支持体66は、ハウジング20と同様にプラスチック等により形成されている。また、本体部66aの厚み寸法を、支持体61の本体部61aの厚み寸法よりも厚くし、本体部66aの長手方向両側に第1,第2雌ねじ67a,67bを形成している。そして、これらの雌ねじ67a,67bのうち、一方の雌ねじ67aに補助ハンドル29の雄ねじ29aがねじ結合により固定されている。ただし、補助ハンドル29を固定していない他方の雌ねじ67bに、図2(b)に示すようなゴムキャップ30を装着しても良い。
なお、実施の形態4の変形例においては、本体部66aに雌ねじ67a,67bを設けているので、本体部66aの図中上下方向に沿う厚み寸法が、支持体61の本体部66aの厚み寸法よりも厚くなっている。これにより、補助ハンドル29(本体部66a)の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、図8(a)に示すオフセット量OS4よりも、若干大きいオフセット量OS5となっている(OS5>OS4)。
以上のように形成した実施の形態4のドライバドリル60においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態4においては、支持体61,66を、グリップ部22の延在方向と交差する方向から、第1,第2分割体20a,20bを挟持するように設けたので、ハウジング20の強度、つまり第1,第2分割体20a,20bの結合強度を向上させることができる。
また、支持体61,66を、第1,第2支持体固定用ボルト64a,64bおよび第1,第2支持体固定用ナット65a,65bのねじ結合により固定するので、補助ハンドル29の固定強度を向上させることができる。よって、出力トルクが大きいドライバドリルに対応可能となる。
[実施の形態5] 次に、本発明の実施の形態5について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態2と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9は実施の形態5のドライバドリルを側方から見た平面図を示している。
図9に示すように、実施の形態5に係るドライバドリル70は、実施の形態2(図3参照)に比して、ドライバビット(先端工具)14の先端部周辺を照らすLEDライト(発光部)71を設けた点が異なっている。具体的には、LEDライト71は、ハウジング20を形成するハウジング本体21の回転軸13から見てグリップ部22側で、かつ調整キャップ16寄りの部位に設けられている。
LEDライト71は、ハウジング本体21の内側に配置されている。また、LEDライト71の周囲には、ライト固定部72や配線73等が配置されている。したがって、第1,第2ハンドル固定部41a,41bをLEDライト71に近接して設けると、ハウジング本体21における第1,第2ハンドル固定部41a,41bの周辺が強度不足となる虞がある。そこで、実施の形態5に係るドライバドリル70では、第1,第2ハンドル固定部41a,41bを、LEDライト71の後方側(図中右側)に配置している。つまり、第1,第2ハンドル固定部41a,41bは、回転軸13の軸方向に沿う方向において、LEDライト71から見てドライバビット14側とは反対側のハウジング本体21に設けられている。すなわち、LEDライト71の後方側に、第1,第2ハンドル固定部41a,41bが設けられている。
さらに、LEDライト71の後方側には正逆転ボタン25が配置されている。そのため、実施の形態5に係るドライバドリル70では、第1,第2ハンドル固定部41a,41bを、正逆転ボタン25と干渉しない位置、具体的には図9の紙面に対して垂直方向に重ならない位置に配置している。
なお、実施の形態5においては、第1,第2ハンドル固定部41a,41bを、正逆転ボタン25と干渉しない位置に配置するため、補助ハンドル29の軸心C3の位置が、実施の形態2に比して回転軸13の軸心C1寄りの部位にある。よって、補助ハンドル29の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、図3に示すオフセット量OS2よりも、若干大きいオフセット量OS6となっている(OS6>OS2)。
ここで、図中符号IDの二点鎖線(想像線)は、LEDライト71の照射方向を模式的に示すものである。
以上のように形成した実施の形態5のドライバドリル70においても、上述した実施の形態2と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態5においては、LEDライト71の邪魔にならずに補助ハンドル29を設けつつ、ドライバビット14の先端部周辺を確実に照らすことができる。したがって、暗闇等でのねじ締めの作業性をより向上させることが可能となる。
[実施の形態6] 次に、本発明の実施の形態6について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態2と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10は実施の形態6のドライバドリルを側方から見た平面図を、図11は図10のE矢視図をそれぞれ示している。
図10および図11に示すように、実施の形態6に係るドライバドリル80は、実施の形態2(図3参照)に比して、2つの上方側LEDライト(発光部)81a,81b、および1つの下方側LEDライト(発光部)82を備えた点が異なっている。これらの3つのLEDライト81a,81b,82は、ドライバビット(先端工具)14の先端部周辺を照らすようになっている。なお、ドライバビット14の先端部周辺を照らすことができれば、上方側LEDライト81a,81bと下方側LEDライト82のうちのいずれか一方だけであっても良い。
2つの上方側LEDライト81a,81bは、ハウジング20を形成するハウジング本体21の、回転軸13から見てグリップ部22側とは反対側で、かつ調整キャップ16寄りの部位に設けられている。2つの上方側LEDライト81a,81bは、第1,第2分割体20a,20bのそれぞれに設けた第1,第2ライト収容部83a,83bの内側に収容されている。そして、第1,第2ライト収容部83a,83bは、ドライバビット14の先端部に向けて開口されている。
一方、下方側LEDライト82は、ハウジング20を形成するバッテリ保持部23に設けられている。具体的には、下方側LEDライト82は、グリップ部22の延在方向に沿う回転軸13側とは反対側で、かつ回転軸13の軸方向に沿うドライバビット14寄りの部位に設けられている。また、下方側LEDライト82は、図11に示すように、第1分割体20aと第2分割体20bとの間に、挟持されるようにして設けられている。そして、下方側LEDライト82は、透明のライトカバー84で覆われており、ドライバビット14の先端部に向けられている。
以上のように形成した実施の形態6のドライバドリル80においても、上述した実施の形態2と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態6においては、ドライバビット14の先端部周辺をより確実に照らすことができる。したがって、暗闇等でのねじ締めの作業性をさらに向上させることができる。
また、スライドスイッチ24や正逆転ボタン25の周辺にLEDライトを設けずに済むため、ハウジング20の回転軸13から見てグリップ部22側に補助ハンドル29を配置する場合において、補助ハンドル29の配置自由度を十分に確保できる。
ただし、上方側LEDライト81a,81bおよび下方側LEDライト82のうちの何れか一方を省略しても良い。例えば、上方側LEDライト81a,81bを省略すれば、ハウジング20の回転軸13から見てグリップ部22側とは反対側に補助ハンドル29を配置する場合においても、補助ハンドル29の配置自由度を十分に確保できる。
[実施の形態7] 次に、本発明の実施の形態7について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12は実施の形態7のドライバドリルを側方から見た平面図を、図13(a)は図12のF−F線に沿うハウジングおよびハンドル固定部の断面図、(b)は、図13(a)の変形例aを示す断面図を、図14(a)は図13(a)の変形例bを示す断面図、(b)は図13(a)の変形例cを示す断面図をそれぞれ示している。
図12および図13(a)に示すように、実施の形態7に係るドライバドリル90は、実施の形態1(図1参照)に比して、ハウジング20を形成する第1分割体20aの外側に、鋼材よりなるハンドル保持部材(ハンドル固定部)91を介して補助ハンドル29を固定した点が異なっている。ハンドル保持部材91は、図13(a)に示すように、第1分割体20aの外郭形状に倣って断面が略円弧状に形成され、かつ薄板状となった固定本体92と、当該固定本体92の中央部に一体に設けられ、補助ハンドル29の雄ねじ29aがねじ結合により固定される雌ねじ93aを備えたボス部93とを備えている。
図12に示すように、ドライバドリル90を側方から見た際に、略長方形の固定本体92の四隅には、固定ねじ(固定部材)94が設けられている。つまり、ハンドル保持部材91は、複数(4つ)の固定ねじ94によって第1分割体20aに固定されている。ここで、図13(a)に示すように、第1分割体20aには、4つの固定ねじ94がねじ結合される4つの雌ねじ95(図示では2つのみ示す)が設けられている。また、第1分割体20aと対向する第2分割体20bにも、4つの固定ねじ94がねじ結合される4つの雌ねじ96(図示では2つのみ示す)が設けられている。つまり、ドライバドリル90においても、右利きおよび左利きの作業者にそれぞれ対応可能となっている。
なお、第1,第2分割体20a,20bには、ハウジング本体21の径方向外側への突出量が低く抑えられた4つずつの雌ねじ95,96をそれぞれ設ければ良い。したがって、第1,第2分割体20a,20bを、補助ハンドル29を備えない低廉な価格のドライバドリルに適用することができ、ひいては部品の共通化を図ることができる。
図12に示すように、第1分割体20aにハンドル保持部材91を固定した状態のもとで、補助ハンドル29の軸心C3と回転軸13の軸心C1とは直交している。また、固定本体92のボス部93が設けられる位置は、4つの固定ねじ94が形成する対角線上となっている。これにより、補助ハンドル29から伝達される負荷は、略均等に各固定ねじ94に分散される。よって、各固定ねじ94や各雌ねじ95,96を小さくしても十分な固定強度を確保することができる。
ここで、図13(a)に示すハンドル保持部材91および補助ハンドル29を、図13(b)の「変形例a」に示すように形成しても良い。つまり、変形例aにおいては、ハンドル保持部材91に補助ハンドル29を一体成形している。具体的には、ハンドル保持部材91のボス部93を省略するとともに補助ハンドル29の雄ねじ29aを省略し、ハンドル保持部材91の固定本体92に補助ハンドル29の鍔部29cを一体化している。変形例aにおいては、ボス部93および雄ねじ29aを備えない分、鍔部29cと第1分割体20aとの離間距離L2を短くすることができ、より小型化を図ることができる。
また、図14(a)の「変形例b」のように形成しても良い。具体的には、ハンドル保持部材91のボス部93と、補助ハンドル29の雄ねじ29aとの固定部分が、ハウジング20の回転軸13から見てグリップ部22側(図12参照)とは反対側に設けられている。そして、補助ハンドル29の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、図1に示すオフセット量OS1よりも、若干小さいオフセット量OS7となっている(OS7<OS1)。
さらに、変形例bにおいては、変形例aに対して、ハンドル保持部材91と第1分割体20aとの固定構造が異なっている。つまり、変形例aでは、固定ねじ94を第1分割体20aに一体成形した雌ねじ95に直接ねじ結合させていたが、変形例bでは、ハンドル固定部用ナット97とハンドル固定部用ボルト98とをねじ結合させている。つまり、変形例bでは、ハンドル保持部材91を第1分割体20aに固定するための固定部材を、ハンドル固定部用ナット97とハンドル固定部用ボルト98とから形成している。
ハンドル固定部用ナット97は、ハンドル固定部用ボルト98に対応して、ハウジング20を形成する第1分割体20aの所定箇所に合計4つ埋設されている(図示では2つのみ示す)。4つのハンドル固定部用ボルト98は、固定本体92の四隅(図12参照)をそれぞれ貫通しており、かつ4つのハンドル固定部用ナット97にそれぞれねじ結合されている。
なお、第2分割体20bにも、4つのハンドル固定部用ナット(固定部材)99が同様に埋設されている。そして、補助ハンドル29の固定に使用していない他方の第2分割体20bのハンドル固定部用ナット99が設けられる部位には、キャップ部材としてのゴムキャップ100が装着されている。これにより、ハウジング20の内側の空洞Hへの埃等の進入が防止される。
さらに、図14(b)の「変形例c」のように形成しても良い。具体的には、変形例bに比して、ハンドル保持部材91のボス部93と、補助ハンドル29の雄ねじ29aとの固定部分が、ハウジング20の回転軸13から見てグリップ部22側(図12参照)に設けられている。そして、補助ハンドル29の軸心C3と、回転軸13の軸心C1との離間距離は、変形例bと同じオフセット量OS7となっている。つまり、変形例cは、変形例bに対して、ハンドル保持部材91を上下逆にして第1分割体20aに固定した点が異なっている。
以上のように形成した実施の形態7のドライバドリル90においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態7においては、ハンドル固定部としてのハンドル保持部材91を取り外すことができる。したがって、実施の形態1に比してハウジング20の径方向外側への張り出し量をより小さくして、ひいては狭い部分での作業性をより向上させることが可能となる。
さらに、複数の固定ねじ94(ハンドル固定部用ボルト98)によって、ハンドル保持部材91(補助ハンドル29)をハウジング20に固定しているため、補助ハンドル29からハウジング20に伝達される負荷を、各固定ねじ94に分散することができる。よって、負荷が一か所に集中することを防止でき、ハウジング20の破損を防止することができる。
なお、図13において、補助ハンドル29の固定に使用していない他方の雌ねじ96に、図14に示すゴムキャップ100を装着しても良い。また、ハンドル保持部材91をプラスチック等で形成しても良い。さらに、図12に示すように、固定本体92を第1分割体20aに対して、4つの固定ねじ94で固定するに限らず、例えば上下側で3つずつ(合計6つ)の固定ねじにより固定しても良い。要は、ハンドル保持部材91のハウジング20に対して必要とされる固定強度に応じて、固定ねじの数を適宜設定することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。上記各実施の形態においては、電動工具としてドライバドリルであるものを示したが、本発明はこれに限らず、先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、電動機を収容するハウジングとを備えた他の電動工具、例えば、インパクトドライバ等の電動工具にも適用することができる。
10…ドライバドリル(電動工具)、12…電動モータ(電動機)、13…回転軸、14…ドライバビット(先端工具)、20…ハウジング、20a…第1分割体、20b…第2分割体、22…グリップ部、27a…第1ハンドル固定部(ハンドル固定部)、27b…第2ハンドル固定部(ハンドル固定部)、28a…第1雌ねじ(雌ねじ)、28b…第2雌ねじ(雌ねじ)、28c…第1雌ねじ(雌ねじ)、28d…第2雌ねじ(雌ねじ)、29…補助ハンドル、29a…雄ねじ、30…ゴムキャップ(キャップ部材)、40…ドライバドリル(電動工具)、41a…第1ハンドル固定部(ハンドル固定部)、41b…第2ハンドル固定部(ハンドル固定部)、50…ドライバドリル(電動工具)、51a…第1ハンドル固定部(ハンドル固定部)、51b…第2ハンドル固定部(ハンドル固定部)、53a…第1ハンドル用ナット(ハンドル用ナット)、53b…第2ハンドル用ナット(ハンドル用ナット)、55a…第1絶縁部材(絶縁部材)、55b…第2絶縁部材(絶縁部材)、56…ゴムキャップ(キャップ部材)、60…ドライバドリル(電動工具)、61…支持体、64a…第1支持体固定用ボルト(ボルト)、64b…第2支持体固定用ボルト(ボルト)、65a…第1支持体固定用ナット(ナット)、65b…第2支持体固定用ナット(ナット)、66…支持体、67a…第1雌ねじ(雌ねじ)、67b…第2雌ねじ(雌ねじ)、70…ドライバドリル(電動工具)、71…LEDライト(発光部)、80…ドライバドリル(電動工具)、81a,81b…上方側LEDライト(発光部)、82…下方側LEDライト(発光部)、90…ドライバドリル(電動工具)、91…ハンドル保持部材(ハンドル固定部)、92…固定本体、93…ボス部、93a…雌ねじ、94…固定ねじ(固定部材)、95…雌ねじ、96…雌ねじ、97…ハンドル固定部用ナット(固定部材)、98…ハンドル固定部用ボルト(固定部材)、99…ハンドル固定部用ナット(固定部材)、100…ゴムキャップ(キャップ部材)
Claims (15)
- 先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、
前記回転軸よりも上方に位置する前記ハウジングの側面に設けられ、ねじ穴が形成されたハンドル固定部と、
前記ねじ穴に結合するねじ部を有し、前記ハウジングの側面から側方に延在されて前記ハンドル固定部に固定される補助ハンドルと、を有する電動工具。 - 前記ハウジングを、前記グリップ部の延在方向と交差する左右方向に分割された第1分割体および第2分割体から形成し、前記ハンドル固定部を、前記第1分割体および前記第2分割体のそれぞれに設けた、請求項1に記載の電動工具。
- 前記第1分割体および前記第2分割体に設けた前記ハンドル固定部のうち、一方に前記補助ハンドルを固定し、他方に前記ハンドル固定部の内側の露出を防止するキャップ部材を装着した、請求項2に記載の電動工具。
- 前記ねじ穴は雌ねじで構成されると共に、前記ねじ部は雄ねじで構成され、前記雄ねじを前記雌ねじにねじ結合した、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動工具。
- 前記雌ねじは前記ハウジングを貫通しないように構成される、請求項4に記載の電動工具。
- 前記ハンドル固定部の内側にハンドル用ナットを設け、前記補助ハンドルに雄ねじを設け、前記雄ねじを前記ハンドル固定部の外側から前記ハンドル用ナットにねじ結合した、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動工具。
- 前記ハンドル用ナットにねじ結合された前記雄ねじの先端部分と、前記ハウジングに収容された前記電動機との間に、絶縁部材を設けた、請求項6に記載の電動工具。
- 前記ハンドル固定部を、前記ハウジングの左右方向から前記第1分割体および前記第2分割体を支持する支持体により形成した、請求項2に記載の電動工具。
- 前記支持体を、前記第1分割体および前記第2分割体のそれぞれに、ボルトとナットで固定した、請求項8に記載の電動工具。
- 先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、
前記ハウジングの側面に設けられたハンドル固定部と、
前記ハンドル固定部に固定され、前記ハウジングの側面から側方に延在された補助ハンドルと、を備え、
前記回転軸よりも下方の前記ハウジングに、前記先端工具を照らす発光部が設けられ、
前記回転軸の軸方向に沿う方向において前記発光部の後方側の前記ハウジングに、前記ハンドル固定部が設けられる、電動工具。 - 先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者により把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、
前記回転軸よりも下方の前記ハウジングの側面に設けられたハンドル固定部と、
前記ハウジングの側面から側方に延在されて前記ハンドル固定部に固定される補助ハンドルと、
前記回転軸よりも上方の前記ハウジング及び前記グリップ部の延在方向に沿う前記回転軸とは反対側の前記グリップ部のうちの少なくとも何れか一方に、前記先端工具を照らす発光部が設けられる、電動工具。 - 先端工具を駆動させる回転軸を有する電動機と、前記電動機を収容するハウジング本体及び前記ハウジング本体から下方に延在されて作業者に把持されるグリップ部を有するハウジングと、を備えた電動工具であって、
前記ハウジングの側面に設けられ、複数の固定部材により前記ハウジングに固定されるハンドル固定部と、
前記ハンドル固定部に固定され、前記ハウジングの側面から側方に延在された補助ハンドルと、を有する電動工具。 - 前記ハンドル固定部は、前記ハウジングに固定される固定本体と、前記固定本体に設けられ、前記補助ハンドルの雄ねじがねじ結合される雌ねじを備えたボス部と、を有する、請求項12に記載の電動工具。
- 前記補助ハンドルが、前記ハンドル固定部に一体成形された、請求項12に記載の電動工具。
- 前記ハンドル固定部と前記補助ハンドルとの固定部分が、前記ハウジングの前記回転軸よりも上方または下方に位置する前記ハウジングの側面に設けられた、請求項12〜14のいずれか1項に記載の電動工具。
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