JP3152449U - 締付け工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】狭いスペース内でもボルト、ナットあるいはねじの締付け作業を安定してかつスムースに行うことができる締付け工具を提供する。【解決手段】ケース本体11の後端部にケース本体の長さL1以上の長さL2を有するグリップ12が一体に形成された薄形ケース10と、ケース本体内の先端部に設けられ、ソケット又はドライバーが連結される被駆動ピース20と、ケース本体内の後端部に回転軸が被駆動ピースの回転軸と平行になるように設けられ、駆動モータ、インパクトレンチ又は操作レバーの軸が連結される駆動ピース21と、被駆動ピースと駆動ピースの間で駆動力を伝達するギア群30,31,32と、を備える。【選択図】図1
Description
本考案は締付け工具に関し、特に狭いスペース内でもボルト、ナットあるいはねじの締付け作業を安定してかつスムースに行うことができるようにした工具に関する。
最近、各種の機械、装置、設備ではコンパクト化の観点等から、部品レイアウトの省スペースが図られている。例えば、ソケットレンチなどの締付け工具を差し込んでボルト・ナットやねじの締付け作業をするためのスペースはコンパクト化の観点からは無駄又は可能な限り小さくすべきスペースである。
しかし、締付け作業のためのスペースを犠牲にすると、メンテナンス時に工具を差し込んで作業をすることが難しく、機械、装置や設備の一部を分解する必要が生じ,作業効率が悪い。
これに対し、薄形ケースの一端部にソケットやドライバー等を取付けるピースを、他端部に操作レバー等を取付けるピースを回転可能に設け、両ピースの間に駆動力伝達用のギア群を設け、他端側ピースに操作レバーやインパクトレンチの軸を連結し、一端側ピースにソケットやドライバーを取付けて狭いスペース内に差し込み、ソケットやドライバーをボルト、ナットあるいはねじ頭部に嵌め合せ、操作レバーやインパクトレンチによってソケットやドライバーを回転させ、ボルト、ナットあるいはねじを締付けあるいは緩めるようにした締付け工具が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
しかし、特許文献1、2記載の締付け工具では操作レバーやインパクトレンチで締付け操作を行うときに反力によって薄形ケースが一端側ソケットの廻りに回ってしまわないように薄形ケースを押さえておく必要があるが、操作レバーやインパクトレンチの連結部位近くを片手で押さえる必要があるので、大きな反力を片手で受けなければならず、手への負担が大きいばかりでなく、両手が近づきすぎて非常に作業がし難い。
本考案は、かかる点に鑑み、楽に作業を行え、しかも手への負担が少ない締付け工具を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る締付け工具は、ケース本体の後端部に該ケース本体の長さ以上の長さを有するグリップが一体に形成された薄形ケースと、上記ケース本体内の先端部に回転自在に設けられ、ソケット又はドライバーが連結される被駆動ピースと、上記ケース本体内の後端部に回転自在にかつ回転軸が上記被駆動ピースの回転軸と平行になるように設けられ、駆動モータ、インパクトレンチ又は操作レバーの軸が連結される駆動ピースと、上記被駆動ピースと駆動ピースの間で駆動力を伝達するギア群と、を備えたことを特徴とする。
本考案の特徴の1つはケースに長尺のグリップを一体に形成し、駆動モータ、インパクトレンチ又は操作レバーの軸の連結部位から離れた箇所でグリップを握れるようにした点にある。
これにより、駆動モータ、インパクトレンチ又は操作レバーを持つ手と、グリップを握った手との間に適切な間隔をあけることができ、締付け作業を楽に行うことができる。
また、被駆動ピースから離れた箇所でグリップを握ることができるので、ボルト、ナットあるいはねじからの反力を梃子の作用によって片手で軽く受けることができ、手への負担が少なく、締付け作業を安定に行うことができる。
ギア群は具体的には次のように構成できる。すなわち、被駆動ピース及び駆動ピースには平歯車を外嵌し、該両平歯車に平歯車を噛合させることができる。
また、ケース本体内にラチット機構を内蔵し、回転方向を一方向に規制するようにしてもよい。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本考案に係る締付け工具の好ましい実施形態を示す。図において、薄形ケース10は適切な金属材料又はプラスチック材料を用いて製造され、ケース本体11とグリップ12と蓋13とから構成されている。
ケース本体11は中空状をなし、一面が開口され、該開口は蓋13によって封鎖され、ねじ13Cによって締付け固定されるようになっている。
ケース本体11内には先端側に被駆動ピース20が回転軸(図示せず)によって回転自在に取付けられ、ケース本体11内の後端側には駆動ピース21が回転軸(図示せず)によって回転自在に取付けられ、被駆動ピース20の回転軸と駆動ピース21の回転軸は相互に平行に設けられている。
被駆動ピース20には連結用アダプタ50又はドライバー51のアダプタ51Aが差し込まれてピース20内面の凹部にストッパーを嵌入させることによって抜止めされるようになっている。
駆動ピース21にはインパクトレンチ40の駆動軸40A先端のアダプタ40B又は操作レバー41の軸41A先端のアダプタ41Bが差し込まれてピース21内面の凹部にストッパーを嵌入させることによって抜止めされるようになっている。
また、被駆動ピース20及び駆動ピース21にはそれぞれ平歯車30、32が外嵌され、両平歯車30、32には中間の平歯車31が噛合され、中間の平歯車31は回転軸31Aによってケース本体11と蓋13とに回転可能に支持されている。
また、蓋13には被駆動ピース30、駆動ピース32、中間平歯車31の回転軸31A及びねじ13Cが挿通する開口13A、13B、13D、13Eが形成されている。
このケース本体11の後端にはグリップ12が一体に形成され、グリップ12の長さL2はケース本体11の長さL1と等しいか又は長くなっている。
例えば、図3に示されるように、狭いスペース内のナット61をボルト60に締付ける場合、インパクトレンチ40の駆動軸40Aのアダプタ40Bを本例の締付け工具10の駆動ピース21に嵌め込む一方、締付け工具10の被駆動ピース20に連結用アダプタ50を嵌め込み、連結用アダプタ50にソケット52を連結する。
次に、本例の締付け工具10のグリップ12を片手で握り、他方の手でインパクトレンチ40のグリップを握り、締付け工具10先端のソケット52をナット61に嵌め合せ、その状態でインパクトレンチ40を作動させると、駆動力がギア32、31、30と伝わり、ソケット52が回転してナット61をボルト60に締付けることができる。ナット61を緩める時にはインパクトレンチ40を逆回転させればよい。
また、作業スペースが制限されるときにはインパクトレンチ40を図3に一点鎖線で示す状態にしてセットするようにしてもよい。
ソケット52に代え、ドライバー51のアダプタ51Aを被駆動ピース20に嵌め込み、操作レバー41の軸41A先端のアダプタ41Bを駆動ピース21に嵌め込み、操作レバー41を回転操作することによってねじを締付けたり緩めたりすることができる。
10 薄形ケース
11 ケース本体
12 グリップ
13 蓋
20 被駆動ピース
21 駆動ピース
30、31、32 ギア
40 インパクトレンチ
40A 駆動軸
41 操作レバー
41A 軸
51 ドライバー
52 ソケット
60 ボルト
61 ナット
11 ケース本体
12 グリップ
13 蓋
20 被駆動ピース
21 駆動ピース
30、31、32 ギア
40 インパクトレンチ
40A 駆動軸
41 操作レバー
41A 軸
51 ドライバー
52 ソケット
60 ボルト
61 ナット
Claims (2)
- ケース本体(11)の後端部に該ケース本体(11)の長さ(L1)以上の長さ(L2)を有するグリップ(12)が一体に形成された薄形ケース(10)と、
上記ケース本体(11)内の先端部に回転自在に設けられ、ソケット(52)又はドライバー(51)が連結される被駆動ピース(20)と、
上記ケース本体(11)内の後端部に回転自在にかつ回転軸が上記被駆動ピース(20)の回転軸と平行になるように設けられ、駆動モータ、インパクトレンチ(40)又は操作レバー(41)の軸(40A,41A) が連結される駆動ピース(21)と、
上記被駆動ピース(20)と駆動ピース(21)の間で駆動力を伝達するギア群(30,31,32)と、を備えたことを特徴とする締付け工具。 - 上記被駆動ピース(20)及び駆動ピース(21)に平歯車(30,32)が外嵌され、該両平歯車(30,32)に平歯車(31)が噛合されている請求項1記載の締付け工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003314U JP3152449U (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | 締付け工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003314U JP3152449U (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | 締付け工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3152449U true JP3152449U (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=54856766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003314U Expired - Fee Related JP3152449U (ja) | 2009-05-21 | 2009-05-21 | 締付け工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3152449U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012086300A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Shuzo Hiwaki | ボルト緩め工具 |
WO2012098814A1 (ja) * | 2011-01-17 | 2012-07-26 | 有限会社テックみなみ | ナット締結治具 |
JP3184850U (ja) * | 2013-05-09 | 2013-07-18 | 木谷信一 | ボルト・ナット締め補助工具 |
CN117718915A (zh) * | 2023-12-22 | 2024-03-19 | 广东纳睿雷达科技股份有限公司 | 一种测雨雷达专用开口扭矩扳手 |
-
2009
- 2009-05-21 JP JP2009003314U patent/JP3152449U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012086300A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Shuzo Hiwaki | ボルト緩め工具 |
WO2012098814A1 (ja) * | 2011-01-17 | 2012-07-26 | 有限会社テックみなみ | ナット締結治具 |
JP5607161B2 (ja) * | 2011-01-17 | 2014-10-15 | 有限会社テックみなみ | ナット締結治具 |
JP3184850U (ja) * | 2013-05-09 | 2013-07-18 | 木谷信一 | ボルト・ナット締め補助工具 |
CN117718915A (zh) * | 2023-12-22 | 2024-03-19 | 广东纳睿雷达科技股份有限公司 | 一种测雨雷达专用开口扭矩扳手 |
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