JPWO2015155832A1 - 移動車両 - Google Patents

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Abstract

車体の台枠(12)の下面には、エンジン発電機と、このエンジン発電機に接続されるラジエータ(26)とファン(30)からなる冷却器と、車体長手方向(520)に沿って、主回路電線(42)、制御電線(40)が収容される電線樋(44)が車体幅方向両端部に配置されている。冷却器は、台枠(12)の下面における車体幅方向(510)両端部において、互いに対向するように配置され、各送風機(30、30)によって、車体幅方向(510)両端部から車体中央部に向かう空気流(500)を形成する。車体中央部で衝突した空気流(500)が空気流(501)として向きを変え、電線樋(44)に向かって送風される。これにより、電線樋(44)が冷却され、内部に収容された主回路電線(42)、制御電線(40)が絶縁劣化を起こすような温度まで過熱するのを防止する。

Description

本発明は、移動車両、特に、エンジン発電機と主電動機を備える鉄道車両に関する。
電化区間と非電化区間を直通運転する鉄道車両は、架線または第3軌条から得た電力を主電動機へ供給する装置と、エンジンで発電機を運転して得た電力を前述した主電動機へ供給する装置と、を備える。このような鉄道車両は、DEMU(Diesel Electric Multiple Unit)、Bi−mode、あるいはEDC方式などと呼称されている。以後、これらを総称してDEMUと呼ぶ。また、エンジンで発電機を運転する装置をエンジン発電機と記す。
DEMUには、大きく分けで2種類の方式がある。一方の方式は編成全体の電力を発電するエンジン発電機を搭載した発電専用車両と、エンジン発電機を搭載しない客車と、から組成される集中発電方式である。他方の方式は発電専用車両を設けず、比較的小型のエンジン発電機を分散して搭載した複数の客車と、エンジン発電機を搭載しない客車と、から組成される分散発電方式である。
集中発電方式では、エンジン発電機を発電専用車両に集中して搭載することができるため、エンジン発電機を大型化(高出力化)しやすい上に、大きな振動源及び音源となりやすいエンジン発電機を客車から遠ざけることができる等の利点を有する。しかし、大きなエンジン発電機を搭載する場合には、発電専用車両の軸重(重量)が過大となる傾向がある。
一方、分散発電方式では、編成車両の走行に必要な電力を分散配置したエンジン発電機によって得るため、小さな出力のエンジン発電機を複数台準備すればよい。さらに、車両編成の組み換えの自由度を高めることができる。また、仮に1台のエンジン発電機が故障しても、他の車両に搭載されるエンジン発電機により運行を継続することができる冗長性を有しているので、今日、DEMUの大半は分散発電方式を採用している。
しかしながら、分散発電方式では、広い客室空間を得るために、エンジン発電機を客車の床下に備える必要がある。さらなる高速化を図るため、エンジン発電機の出力を大きくする場合、車両の床下の空間の大きさに制約されるため、大きな困難を伴う場合が多い。
また、エンジン発電機で発電された電力を客車の床下に敷設された主変換器等の機器へ給電する主回路電線は、客車の床下の狭く限られた空間に配線せざるを得ないので、熱源となるエンジン発電機の近傍に敷設されることが多い。このため、主回路電線は、自ら発する熱に加えてエンジン発電機からの熱によって高い温度環境にさらされることとなり、その絶縁性能が低下する等によって耐用年数が短縮するというおそれがある。
特許文献1には、電線自体の過熱を防止するため、電気エネルギを伝送する主回路電線をダクト内に備え、車両が動作している間、このダクト中に冷却風を供給して主回路電線を空気で冷却するようにした車両が記載されている。
国際公開第2008/031752号
高速で運用できる分散発電方式のDEMUを製造する場合、エンジン発電機と、このエンジン発電機で発電した電力を主変換器等へ供給する主回路電線等を、客車の床下の狭い空間に備える必要がある。エンジン発電機や電線等はそれ自体が熱源となる。このため、これら機器を冷却する機器を備える空間を客車の床下に確保しなければならず、客車の床下の空間が一層狭くなる傾向がある。しかも、近年では、エンジン発電機の高出力化に伴って、電線を流れる電流量の増加に伴って、ジュール熱に起因する電線自体の発熱量も大きくなる傾向がある。
さらに、客車の床下に搭載されるエンジン発電機の周囲を、遮音性を有する側カバーなどで囲い込んで、エンジン発電機から放射される騒音が客室の内部に伝搬することを抑制することにより、客車内の騒音レベルを低減する対策を講じる場合がある。
この場合、エンジン発電機の周囲に備えられる側カバーが、エンジン発電機及び配線が納められる配線樋の周囲の冷却風の流れを阻害することとなり、エンジン発電機や配線樋の周囲に熱が滞留しやすくなり、電線の一層の過熱を招く原因となる。
このように、床下に実装したエンジン発電機の近傍に電線が敷設されるため、電線はエンジン発電機の熱的影響を受けやすくなることに加えて、エンジン発電機の高出力化に伴う電流の増大のため、電線自体がジュール熱によって上昇するケースがある。高温になった電線は、絶縁性能等の経年劣化が早く進行するため、絶縁性能が低下して耐用年数を短縮する恐れがある。耐用年数が短くなることは、交換等の保守作業が短い周期で必要となるため、メンテナンスコストの増大を招くこととなる。
そこで、本発明の目的は、分散発電方式のDEMUにおいて、床下に備えられる電線に及ぼすエンジン発電機からの熱的影響を小さくし、電線自体が高温度にさらされることを抑制して耐用年数の長い移動車両を提供することである。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、本発明の移動車両は、車体下面に備えられるエンジン発電機と、前記エンジン発電機に接続されるラジエータと送風機とからなる冷却器と、車体下面に車体長手方向に沿って配置されるとともに、電線を収容する電線樋とを備える移動車両において、前記冷却器は、車体下面の車体幅方向両端部において、互いに対向するように配置され、各送風機によって、車体幅方向両端部から車体中央部に向かう空気流を形成し、車体中央部で衝突した空気流が向きを変えて、前記電線樋に向かうようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、電化区間と非電化区間を直通運転可能であり、電線樋に冷却機の送風機により形成される空気流を電線樋に向かわせることにより、内部に収容された電線の温度上昇を抑制することができ、耐用年数の長い移動車両を提供することができる。
図1は、本実施例に係わる鉄道車両の側面図である。 図2は、本実施例に係わる鉄道車両の床下におけるエンジン発電機搭載部位の拡大図(図1におけるA部)である。 図3は、本実施例に係わる鉄道車両の床下におけるエンジン発電機搭載部位の上面図(図2のB−B断面図)である。 図4は、本実施例におけるエンジン発電機搭載部位の断面図(図2におけるC−C断面図)である。 図5は、本実施例におけるラジエータ搭載部位の断面図(図2のD−D断面図)である。 図6は、エンジン発電機におけるエンジン近傍の電線樋の断面図(図4のE部)である。 図7は、エンジン発電機におけるラジエータ近傍の電線樋の断面図(図4のE部相当)である。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
本発明の一実施例を、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本実施例の鉄道車両の側面図である。まず、鉄道車両1に関係する方向を定義する。鉄道車両1に関係する3方向は、鉄道車両1の車体幅方向510と、車体長手方向520と、車体高さ方向530であり、以下では、単に、幅方向510、長手方向520、高さ方向530と称する場合がある。
鉄道車両1の車体10は、床面をなす台枠と、台枠の幅方向510の両端部に立設される側構体と、台枠の長手方向520の両端部に立設される妻構体と、これら側構体及び妻構体の上端部に備えられる屋根構体と、から構成される。台枠と各構体は基本的に対向する2枚の面板をリブで接続したアルミニウム合金製の中空押出形材(ダブルスキン)を接続したパネル材から構成されている。
長手方向520の両端部の下面には、図1に示すように、軌道上を転動可能に支持された複数の輪軸を備える台車16が備えられている。台車16には、図示しない主電動機(メインモータ)が搭載されており、この主電動機に電力を供給して輪軸を駆動することによって鉄道車両1は走行する。
図示はしないが、DEMU方式の鉄道車両1の屋根上には架線から電力を集電する集電装置と、台車16の側面には軌道に沿って併設される第3軌道から電力を集電する集電シューが備えられている。鉄道車両1は、架線または第3軌条が敷設される電化区間では、集電装置または集電シューによって電力を集電した後、集電された電力を主変圧器、主変換器に供給して主電動機を駆動して走行し、架線や第3軌条の地上設備がない非電化区間では、鉄道車両1に搭載したエンジンで発電機を駆動して得る電力を主変換器に供給して主電動機を駆動して走行する。
鉄道車両1は、集電装置や集電シューと、エンジン発電機の双方を搭載しているので、電化区間と非電化区間と相互に直通運転することができる。
図2は本実施例の鉄道車両1の床下におけるエンジン発電機搭載部位の拡大図(図1のA部)であり、図3は、本実施例の鉄道車両1の床下におけるエンジン発電機搭載部位の上面図(図2のB−B断面図)である。
鉄道車両1の床下に搭載されるエンジン発電機は、主に、エンジン24と、エンジン24に接続される発電機25と、から構成される。エンジン24には、その内部を循環して各所を水冷することで温度が上昇した冷却水を冷却するラジエータ26と、ラジエータ26に外気を送風するファン30とから構成される冷却器と、エンジン24から排出される排気ガス中から有害物質を取り除く排ガス処理装置34が接続されており、これら各機器は、エンジン24とともに、フレームなどにより一体的に支持されている。
本実施例では、エンジン24は軽油を燃料とするディーゼルエンジンであり、排ガス処理装置34は、排ガス内の窒素酸化物や粒子状物質(PM)を除去するためのものである。
図5に示されるように、ラジエータ26とファン30からなる冷却器は、2組配備されており、各冷却器のラジエータ26は、図3にも示されているように、鉄道車両1の下面において、幅方向510の両側に、長手方向520に沿う態様で、しかも、両冷却器のファン30が互いに対向する姿勢で、エンジン24の長手方向520に沿って隣接するように配置されている。
図4は、本実施例のエンジン発電機におけるエンジン搭載部位を示す鉄道車両の断面図(図2のC−C断面図)である。エンジン発電機から放射される騒音が、鉄道車両1の周囲に伝搬しないように、エンジン24の幅方向510の両側に側カバー14が備えられる。側カバー14のうち、ラジエータ26に沿ってその両側に配置される各側カバー14は、図5に示されるように、ファン30の送風を妨げず、飛来物等による損傷を防止する格子22が配置されている。
鉄道車両1の台枠12の下面の幅方向の一方の端部に、各種機器への指令等の制御に係る制御電線40が収納される電線樋44が備えられており、その他方の端部には主電動機等へ供給する電流等が流れる主回路電線42が収納される電線樋44が配設されている。
鉄道車両1が高速で走行するために、エンジン24は1台当たり500〜700kW前後の軸出力を有する。エンジン発電機に併設されるラジエータ26は、エンジン1台に対して合計300kW程度の熱量を取り除く能力を有する。
エンジン24及び排ガス処理装置34から放射される熱540等によって、台枠12と側カバー44とによって囲まれる空間の温度は過負荷時には上昇しやすい。このため、この空間に備えられる電線樋44、そしてその内部に収容される制御電線40、主回路電線42も高い温度にさらされることになる。
図5は、本実施例のエンジン発電機のラジエータ搭載部位の鉄道車両の断面図(図2のD−D断面図)である。ファン30は、側カバー14に設けられた格子22から鉄道車両1の周囲の空気(以下、外気と記す)を吸い込んで、ラジエータ26を外気で冷却する。ラジエータ26とファン30で構成される冷却器は、鉄道車両1の下面において、幅方向510の両端部に、ラジエータ26を外側(幅方向510の中央部から離れる方向)に向けるとともに、ファン30を内側(幅方向510の中央部に向かう方向)に向けて、両側のファン30どうしが互いに対向するよう配置され、外気を外側から内側に向けて誘引する。
ラジエータ26を幅方向510の中央部に向けて直線状に通過した外気の流れ(第1空気流)500の温度は、ラジエータ26から熱を奪って上昇する。
温度が上昇した外気は、幅方向510の中央部で衝突して上方と下方と向きを変える。上方へ向きを変えた流れ(第2空気流)501は、台枠12の下面に備えられる遮熱材32に衝突して、幅方向510の中央部からその両側(側カバー14の方向)に向かう流れ(第2空気流)となり、台枠12と側カバー14の上端部との隙間から車外へ排出される。
第2空気流501は、第1空気流500より高い位置(台枠12の下面により近い位置)を流れる。第2空気流501は、遮蔽材32に衝突してこれを冷却し、向きを変えて、台枠12の下面と側カバー14の上端部との隙間を流れ、この過程で電線樋44を冷却する。
一方、幅方向510の中央部で衝突して下方に向きを変えた流れ(第3空気流)502は、軌道90に向かう流れとなり、ラジエータ26の下方と軌道90との間を鉄道車両1から離れる方向へ流れる。
ラジエータ26を通過した空気の流れ501の温度は、鉄道車両1が駅を発車して加速する高負荷運転時において80〜90℃程度である。この温度は、エンジン24の放射熱にさらされる台枠12(遮熱材32)の下面の温度や、台枠12の下面と側カバー14とで囲まれる領域の温度より十分に低い。
したがって、高負荷運転時の電流のジュール熱によって主回路電線42の温度が上昇しても、ラジエータ26を通過した空気の流れ501により、電線樋44を効果的に冷却することができ、内部に収容される主回路電線42が絶縁劣化を起こすような高温状態になることを確実に防止することができる。同時に、遮熱材32の過熱も防止することができる。
なお、上述した空気の流れ500〜502の態様は、台枠12の下方の幅方向510の中央部を境としてほぼ対称であるので、一方の側の空気の流れ500〜502のみを説明した。
以下、電線樋44の冷却について、さらに詳細に説明する。
図6は、エンジン発電機のエンジン近傍における電線樋44の断面図(図4のE部)である。鉄道車両1は主電動機や主変換器、発電機などの電気機器を備えており、それらの電気機器間を電気エネルギや信号を伝送するための制御電線40や主回路電線42などの電線群を備える。これら電線群は、台枠12の下方の幅方向510の両側に、長手方向520に沿って設置された電線樋44にまとめて配置されており、鉄道車両1の走行に伴う振動などによってずれたりしないように結束対58で電線樋44に固定されている。
電線樋44はアルミ合金などの熱伝導率の大きい素材で形成されており、本実施例では、アルミ合金の板材を曲げて電線樋44を製作している。
電線樋44に主回路電線42(制御電線40の場合も同様)を固定する手順は、まず、台枠12の下方に長手方向520に沿って複数の油圧ジャッキ等の昇降機を配置する。次に、昇降機の上面に電線樋44を配置するとともに、電線樋44に主回路電線42を配置し、これらの電線群を結束対58で電線樋44に固定する。
最後に、昇降機を上昇させて、電線樋44のフランジ部に等間隔に形成した開口部に台枠12下面に埋め込んだボルトを通し、ボルトの下端部をナットで締め付けることにより、電線樋44を台枠12下面に取り付ける。
制御電線40に流れる電流に比較して、主回路電線42には大きな電流が流れるため、電線自身の温度がジュール熱によって上昇しやすい。電線自身の温度が所定の温度より高くなると、電線の絶縁性能が低下(絶縁破壊)したり、電線の被覆が損傷したりするなどの不具合の原因にもなるため、電線群の発熱を適切に放熱(冷却)する必要がある。
一方、エンジン24は大きな熱量を放出するため、エンジン24の表面や、排ガス処理装置34などからの熱540の影響で、図3及び図4に示す、台枠12と側カバー14とで囲まれる領域の温度が高くなり、電線樋44の周辺温度が100℃前後に上昇することがある。
なお、エンジン24からの伝熱は対流伝熱によるものと輻射伝熱によるものとがある。対流伝熱はエンジン24から周囲の空気に熱が伝わって温度上昇した空気が電線樋44から電線周辺へ流動するものであり、輻射伝熱はエンジン24の表面から放出される電磁波を介して電線樋44の表面へ伝熱するものである。
電線樋44の周囲は、エンジン24からの熱の影響により高温雰囲気となっていることに加え、主回路電線42はそれ自体のジュール熱によっても高温になるため、これらの電線群は高温に耐え得る仕様を備える。しかし、例えば、鉄道車両1が上り勾配で加速する等の高負荷運転が継続される場合には、エンジン24及び排ガス処理装置34から大量の熱が放出されるとともに、主回路電線42に大きな電流が流れるため、特に主回路電線42は周囲温度の上昇にジュール熱による発熱が加算されて高い温度に達する可能性がある。
そこで、エンジン24及び排ガス処理装置34の近傍に備えられる電線樋44は、エンジン24等からの熱の影響によって電線樋44の温度が上昇しにくい断熱性を備えるサンドイッチ(積層)構造を有している。具体的には、電線樋44を2枚のアルミ合金製の板材48aと板材48bの間に断熱材46を挟んで構成するとともに、長手方向520に交差する断面形状が略U字型をなしており、その上面のくぼみ部に制御電線40や主回路電線42を保持している。
電線樋44の一部を構成するとともに、エンジン24や排ガス処理装置34に面する側に配置される板材48bが輻射熱や対流熱で高温に上昇したとしても、断熱材46によってこれらの熱が主回路電線42の側の板材48aに伝わることを抑制している。
図7は、エンジン発電機のラジエータの近傍の電線樋の断面図(図4のE部)である。
電線樋44はラジエータ26の近傍に配設され、前述のように、ファン30によって誘起される空気の流れ501(第2空気流)にさらされる位置に配置されている。
長手方向520に交差する断面形状が略U字型の電線樋44は、図6で示した断熱材46及び板材48bを備えておらず、板材48aのみから構成されており、さらに板材48aの下方に鉄道車両1の長手方向520に沿って、複数の放熱フィン50が所定の間隔を空けて積層される態様で備えられている。
放熱フィン50は、熱伝導率の高い、例えばアルミ合金により構成されており、電線樋44を構成する板材48aに接続する基部50bと、基部50bの一方の端部から下方に延伸する延伸部50aと、を備える。放熱フィン50は電線樋44をなす板材48aの下面に直に接続されている。
なお、電線樋44を十分に冷却できる場合には、必ずしも放熱フィン50を設ける必要はなく、金属製の板材48aの表面を空気の流れ501に直接さらすようにしてもよいし、リブや凹凸などを設けるようにしてもよい。
冷却フィン50の延伸部50aは、ラジエータ26に吸い込まれる低温の外気(空気の流れ500)にさらされる位置まで延伸されており、冷却フィン50の基部50bはラジエータ26を通過した後向きを変え、台枠12と側カバー14の上端部との隙間から車外へ排出される空気の流れ501にさらされる。
延伸部50aはラジエータ26を通過して温度が上昇した空気の流れ501に比較して低い温度の外気にさらされるため、電線樋44(板材48a)から基部50bに熱伝達で移動した熱は、放熱フィン50の内部をより温度の低い延伸部50aまで熱伝導によって移動する。熱伝導によって延伸部50aまで運ばれた熱は、温度の低い外気(空気の流れ500)に触れて冷却され、効果的に放熱フィン50から外気中に取り除かれる。
このように、電線樋44、そして、その内部に収容された主回路電線42の熱が、効率的に取り除かれるので、これら電線樋44内部に収容された主回路電線42の温度を、絶縁劣化を発生させないレベルまで低下させることができる。
図示はしないが、図6と図7に示した両方の構成を備える電線樋44を構成してもよい。具体的には、エンジン24とラジエータ26との両方に渡る長さ(図3のL1とL2の長さの和)の電線樋44を、1枚ものの熱伝導率の高い金属素材の板材48aで製作する。
そして、電線樋44のうち、エンジン24及び排ガス処理装置34の側方に位置する範囲(図3のL1に対応する部分)については、板材48aの下面に断熱材46が積層され、さらに、この断熱材46に板材48bを重ねて図6に示すサンドイッチ(積層)構造としている。
次に、ラジエータ26に備えられるファン30の運転に伴い生じる空気の流れ500〜502の発生範囲(図3のL2に対応する部分、ラジエータ26の側方)に、所定の間隔を空けて多数の冷却フィン50の基部50bを、空気の流れ500〜501の流れ方向に沿う向きに配置することにより、図7に示す冷却フィン50を備える電線樋44を構成する。
この構成によって、エンジン24及び排ガス処理装置34の近傍の電線樋44に収容される主回路電線42の電気抵抗によって生じるジュール熱は、板材48aに熱伝達で移動した後、板材48aをその長手方向520に沿ってL1に相当する部位からL2に相当する部位へ熱伝導によって移動する。その後、L2の部位まで熱伝導によって移動した熱は、ラジエータ26のファン30によって生成される空気の流れ500〜502によって外気中へ効果的に取り除かれて、電線樋44はその全長(L1とL2の和)にわたって効果的に冷却されて、電線樋44及び主回路電線42は低い温度に維持される。
また、放熱フィン50に代えて、電線樋44に直接接続されるヒートパイプ(図示なし)を設置して、電線樋44から熱を効果的に空気の流れ中に取り除くことによっても、電線樋44及び主回路電線42を低い温度に維持することができる。
さらに、図7に示すように、ラジエータ26の上部の電線樋44には、空気の流れ501が電線樋44の内部を通過できるように、電線樋44の上流側(幅方向510の中央部寄り)に開口部54aを備え、電線樋44の下流側(幅方向510の側カバー14の側)に開口部54bを設けてもよい。
この構成によって、ラジエータ26のファン30によって生成される空気流れ501の一部の空気が電線樋44の中に流入するとともに、電線樋44の内部の熱を奪って、開口部54bから車外へ熱を放出することができる。また、電線樋44及び主回路電線42の熱を効果的に取り除くことができるので、電線樋44及び主回路電線42の温度が過度に上昇することを抑制することができる。
以上説明した構成によって、電線樋44及び主回路電線42の熱を効果的に取り除くことができるので、主回路電線42が過度に高い温度で維持されることなく、主回路電線42の温度を下げることができる。
したがって、電化区間と非電化区間を直通運転可能であり、非電化区間においても、電線の温度上昇を抑制することができ、耐用年数の長い移動車両を提供することができる。
なお、上記の実施例では主回路電線42と、主回路電線42が配置される電線樋44について記載したが、これらの構成を制御電線40が配置される電線樋44にも適用しても同様の効果を得ることができる。
このように、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…鉄道車両 10…車体 12…台枠
14…側カバー 16…台車 20…側梁
22…格子 24…エンジン 25…発電機
26…ラジエータ 30…ファン 32…遮熱材
34…排ガス処理装置 40…制御電線 42…主回路電線
44…電線樋 46…断熱材 48…板材
50…放熱フィン 52…ヒートパイプ 54…開口部
56…準密閉部 58…結束帯 90…軌道
500〜502…空気の流れ
510…幅方向 520…長手方向 530…高さ方向
540…エンジンの熱の流れ
図4は、本実施例のエンジン発電機におけるエンジン搭載部位を示す鉄道車両の断面図(図2のC−C断面図)である。エンジン発電機から放射される騒音が、鉄道車両1の周囲に伝搬しないように、エンジン24の幅方向510の両側に側カバー14が備えられる。側カバー14のうち、ラジエータ26に沿ってその両側に配置される各側カバー14は、図5に示されるように、ファン30の送風を妨げず、飛来物等による損傷を防止する格子22が配置されている。
鉄道車両1の台枠12の下面の幅方向の一方の端部に、各種機器への指令等の制御に係る制御電線40が収納される電線樋44が備えられており、その他方の端部には主電動機等へ供給する電流等が流れる主回路電線42が収納される電線樋44が配設されている。
鉄道車両1が高速で走行するために、エンジン24は1台当たり500〜700kW前後の軸出力を有する。エンジン発電機に併設されるラジエータ26は、エンジン1台に対して合計300kW程度の熱量を取り除く能力を有する。
エンジン24及び排ガス処理装置34から放射される熱540等によって、台枠12と側カバー4とによって囲まれる空間の温度は過負荷時には上昇しやすい。このため、この空間に備えられる電線樋44、そしてその内部に収容される制御電線40、主回路電線42も高い温度にさらされることになる。
図5は、本実施例のエンジン発電機のラジエータ搭載部位の鉄道車両の断面図(図2のD−D断面図)である。ファン30は、側カバー14に設けられた格子22から鉄道車両1の周囲の空気(以下、外気と記す)を吸い込んで、ラジエータ26を外気で冷却する。ラジエータ26とファン30で構成される冷却器は、鉄道車両1の下面において、幅方向510の両端部に、ラジエータ26を外側(幅方向510の中央部から離れる方向)に向けるとともに、ファン30を内側(幅方向510の中央部に向かう方向)に向けて、両側のファン30どうしが互いに対向するよう配置され、外気を外側から内側に向けて誘引する。
ラジエータ26を幅方向510の中央部に向けて直線状に通過した外気の流れ(第1空気流)500の温度は、ラジエータ26から熱を奪って上昇する。
温度が上昇した外気は、幅方向510の中央部で衝突して上方と下方と向きを変える。上方へ向きを変えた流れ(第2空気流)501は、台枠12の下面に備えられる遮熱材32に衝突して、幅方向510の中央部からその両側(側カバー14の方向)に向かう流れ(第2空気流)となり、台枠12と側カバー14の上端部との隙間から車外へ排出される。
第2空気流501は、第1空気流500より高い位置(台枠12の下面により近い位置)を流れる。第2空気流501は、遮材32に衝突してこれを冷却し、向きを変えて、台枠12の下面と側カバー14の上端部との隙間を流れ、この過程で電線樋44を冷却する。
以下、電線樋44の冷却について、さらに詳細に説明する。
図6は、エンジン発電機のエンジン近傍における電線樋44の断面図(図4のE部)である。鉄道車両1は主電動機や主変換器、発電機などの電気機器を備えており、それらの電気機器間を電気エネルギや信号を伝送するための制御電線40や主回路電線42などの電線群を備える。これら電線群は、台枠12の下方の幅方向510の両側に、長手方向520に沿って設置された電線樋44にまとめて配置されており、鉄道車両1の走行に伴う振動などによってずれたりしないように結束58で電線樋44に固定されている。
電線樋44はアルミ合金などの熱伝導率の大きい素材で形成されており、本実施例では、アルミ合金の板材を曲げて電線樋44を製作している。
電線樋44に主回路電線42(制御電線40の場合も同様)を固定する手順は、まず、台枠12の下方に長手方向520に沿って複数の油圧ジャッキ等の昇降機を配置する。次に、昇降機の上面に電線樋44を配置するとともに、電線樋44に主回路電線42を配置し、これらの電線群を結束58で電線樋44に固定する。
最後に、昇降機を上昇させて、電線樋44のフランジ部に等間隔に形成した開口部に台枠12下面に埋め込んだボルトを通し、ボルトの下端部をナットで締め付けることにより、電線樋44を台枠12下面に取り付ける。
放熱フィン50の延伸部50aは、ラジエータ26に吸い込まれる低温の外気(空気の流れ500)にさらされる位置まで延伸されており、放熱フィン50の基部50bはラジエータ26を通過した後向きを変え、台枠12と側カバー14の上端部との隙間から車外へ排出される空気の流れ501にさらされる。
延伸部50aはラジエータ26を通過して温度が上昇した空気の流れ501に比較して低い温度の外気にさらされるため、電線樋44(板材48a)から基部50bに熱伝達で移動した熱は、放熱フィン50の内部をより温度の低い延伸部50aまで熱伝導によって移動する。熱伝導によって延伸部50aまで運ばれた熱は、温度の低い外気(空気の流れ500)に触れて冷却され、効果的に放熱フィン50から外気中に取り除かれる。
このように、電線樋44、そして、その内部に収容された主回路電線42の熱が、効率的に取り除かれるので、これら電線樋44内部に収容された主回路電線42の温度を、絶縁劣化を発生させないレベルまで低下させることができる。
図示はしないが、図6と図7に示した両方の構成を備える電線樋44を構成してもよい。具体的には、エンジン24とラジエータ26との両方に渡る長さ(図3のL1とL2の長さの和)の電線樋44を、1枚ものの熱伝導率の高い金属素材の板材48aで製作する。
そして、電線樋44のうち、エンジン24及び排ガス処理装置34の側方に位置する範囲(図3のL1に対応する部分)については、板材48aの下面に断熱材46が積層され、さらに、この断熱材46に板材48bを重ねて図6に示すサンドイッチ(積層)構造としている。
次に、ラジエータ26に備えられるファン30の運転に伴い生じる空気の流れ500〜502の発生範囲(図3のL2に対応する部分、ラジエータ26の側方)に、所定の間隔を空けて多数の放熱フィン50の基部50bを、空気の流れ500〜501の流れ方向に沿う向きに配置することにより、図7に示す放熱フィン50を備える電線樋44を構成する。

Claims (5)

  1. 車体と、
    車体下面に備えられるエンジン発電機と、
    前記エンジン発電機に接続されるラジエータと送風機とからなる冷却器と、
    車体下面に車体長手方向に沿って配置されるとともに、電線を収容する電線樋と、
    を備える移動車両において、
    前記冷却器は、車体下面の車体幅方向両端部において、互いに対向するように配置され、各送風機によって、車体幅方向両端部から車体中央部に向かう空気流を形成し、
    車体中央部で衝突した空気流が向きを変えて、前記電線樋に向かうようにしたこと
    を特徴とする移動車両。
  2. 請求項1に記載される移動車両において、
    前記冷却器の側方の前記両端部に備えられる前記電線樋は、金属板材で構成されており、
    該金属板材の下面に放熱部が設けられていること
    を特徴とする移動車両。
  3. 請求項2に記載される移動車両において、
    前記電線樋は、前記冷却器の側方から前記エンジン発電機の側方に至る範囲に連続する前記金属板材を備えており、
    前記金属板材のうち、前記エンジン発電機の側方に位置する部分は、断熱材を中間層とした積層材から構成されていること
    を特徴とする移動車両。
  4. 請求項3に記載される移動車両において、
    前記放熱部は、前記金属板材のうち、前記冷却器の側方に位置する部分に設けられ、前記金属板材の下面に直接に接続される基部と、該基部に接続するとともに下方に垂下する垂下部と、有しており、
    前記基部が前記送風機への空気流に直接にさらされ、かつ、前記垂下部が車体中央部で衝突して向きを変えた空気流にさらされるようにしたこと
    を特徴とする移動車両。
  5. 請求項4に記載される移動車両において、
    前記金属板材は、
    車体幅方向の一方の端部に第1開口部を備えるとともにその他方の端部に第2開口部を備えていること
    を特徴とする移動車両。
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