JPWO2015146471A1 - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

ダイナミックレンジを拡大するとともに、透過率の異なるセグメント間の低輝度領域に生じる段差をなくすことを可能とする撮影装置を提供する。高輝度画素数算出部(43)は、調光素子の全セグメントを高透過率としたプリ撮影で得られたプリ画像データに基づいて、セグメント毎に第1輝度値以上の輝度値を有する高輝度画素数を算出する。主制御部(30)は、高輝度画素数が第1画素数以上のセグメントを減光対象セグメントとして決定する。低輝度画素特定部(44)は、減光対象セグメントに対応した画素のうち、第2輝度値以下の輝度値を有する低輝度画素を特定する。主制御部(30)は、特定された低輝度画素をゲイン補正対象として決定する。ゲイン補正部(41)は、減光対象セグメントを低透過率とした状態で行われる本撮影で得られた画像データに基づいて、低輝度画素の画素信号値を、高透過率と低透過率との比に応じたゲイン値でゲイン補正を行う。

Description

本発明は、撮像素子のダイナミックレンジを拡大するための調光素子を有する撮影装置に関する。
デジタルカメラ等の撮影装置では、撮像素子(CCDセンサやCMOSセンサ等)を用いて、被写体像を光電変換により撮像して画像データを生成している。しかし、撮像素子は、従来の銀塩フィルムと比べてダイナミックレンジ(階調再現性)が低く、被写体の階調を十分に再現することができない。例えば、被写体の暗い部分に露出を合わせると、被写体の明るい部分の撮像信号の輝度値が飽和し、いわゆる白とびが生じる。
このため、複数のセグメントを有し、セグメント毎に光の透過率が可変である調光素子を撮像素子の前面に配置し、被写体の明るい部分に対応するセグメントの透過率を下げて減光したうえで撮像を行うことにより、白とびを防止することが提案されている(特許文献1、2参照)。これにより、撮像素子のダイナミックレンジが擬似的に拡大する。特許文献1では、調光素子としてエレクトロ・クロミック(EC)フィルタが用いられている。特許文献2では、調光素子として液晶フィルタが用いられている。
調光素子のセグメントを撮像素子の1画素毎に設けると、精度よく調光制御を行うことが可能であるが、撮像素子の画素数が多く、その数に匹敵するセグメントを制御するためのメモリやコントローラ等の部品が必要になる。このため、特許文献1、2では、セグメント数を減らすように、複数の画素に対して1つのセグメントが割り当てられている。
しかし、複数の画素に対して1つのセグメントを割り当てた場合には、セグメント毎に透過率を制御すると、1セグメントに対応する複数の画素の輝度値がまとめて増減されるので、透過率の異なるセグメント間で、画像の輝度に段差が生じる。
そこで、特許文献1では、透過率の異なるセグメントの境界付近の画素信号値をゲイン調整することにより段差を目立たなくすることが記載されている。特許文献2では、より具体的に、デジタルフィルタ処理の一種であるローパスフィルタ処理を行うことにより段差を目立たなくすることが記載されている。
特開2003−348439号公報 特開2001−333329号公報
しかしながら、1つのセグメント内には、白とび領域(高輝度領域)だけでなく、白とびしていない領域(低輝度領域)が含まれていることがあり、この低輝度領域も白とび領域とともに減光されて、輝度が低下してしまう。この低輝度領域が透過率の異なるセグメント間に跨っていると輝度の段差が生じる。特許文献1、2に記載の段差補正処理は、セグメント間の境界部分のみを目立たなくする処理であるので、セグメント間の低輝度領域の段差自体をなくすことはできない。
本発明は、透過率の異なるセグメント間の低輝度領域に生じる段差をなくすことを可能とする撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮影装置は、複数のセグメントを有し、調光素子と、撮像素子と、高輝度画素数算出部と、制御部と、低輝度画素特定部と、ゲイン補正部とを備える。調光素子は、セグメント毎に光透過率が高透過率と低透過率との間で可変である。撮像素子は、調光素子を介して光が入射し、各セグメントに対して複数の画素が配置される。高輝度画素数算出部は、セグメントを全て同一の透過率として撮像素子により得られる撮像信号に基づいて、セグメント毎に第1輝度値以上の輝度値を有する高輝度画素の数を算出する。制御部は、調光素子を制御し、高輝度画素の数が第1画素数以上のセグメントを低透過率に設定し、その他のセグメントを高透過率に設定する。低輝度画素特定部は、低透過率に設定されたセグメントについて、第2輝度値以下の輝度値を有する低輝度画素を特定する。ゲイン補正部は、低輝度画素の画素信号値を、高透過率と低透過率との比に応じたゲイン値でゲイン補正を行う。
低輝度画素特定部は、低透過率に設定されたセグメントに隣接する複数のセグメントのそれぞれについて、対応する画素の輝度分布の最大輝度値を求め、最大輝度値のうち最小のものを第2輝度値とすることが好ましい。この場合、低輝度画素特定部は、輝度分布の累積度数が特定の値となる輝度値を、最大輝度値とすることが好ましい。
ゲイン補正部は、第2輝度値をゲイン値で割った値を閾値とした場合に、閾値以下の範囲でゲイン値を取り、閾値より大きい範囲で第2輝度値に反比例して減少するゲイン関数を用いてゲイン補正を行うことが好ましい。
低透過率に設定するセグメントについて、ゲイン補正を行う場合に、画素信号値が取り得る階調の上限値に達する低輝度画素の数であるエラー画素数を算出するエラー画素数算出部を備えている。制御部は、高輝度画素の数が第1画素数以上で、かつエラー画素数が第2画素数以下のセグメントを低透過率に設定することが好ましい。
調光素子は、ポリマーネットワーク型液晶装置であることが好ましい。
ISO感度を設定するISO感度設定部を備えている。制御部は、ISO感度の設定値が一定値以下の場合にのみ調光素子を制御することが好ましい。
動画撮影及びライブビュー表示が可能である。制御部は、動画撮影及びライブビュー表示の実行状態にて調光素子を制御することが好ましい。
撮像素子は、複数種の色信号のうちから画素毎に1種の色信号を出力する単板カラー方式である。画素毎に複数種の色信号を輝度値及び色差値に変換する輝度色差変換部を備えている。高輝度画素数算出部は、輝度値に基づいて高輝度画素の数を算出することが好ましい。
ゲイン補正部は、低輝度画素の複数種の色信号に対してそれぞれゲイン補正を行うことが好ましい。
ゲイン補正部は、低透過率に設定するセグメントについて、ゲイン補正を行う際に、低輝度画素の複数種の色信号値のうちの最小ゲインマージンがゲイン値より小さい場合には、ゲイン値を最小ゲインマージンとしてゲイン補正を行うことが好ましい。
複数の色信号は、赤色画素信号、緑色画素信号、青色画素信号であることが好ましい。
本発明によれば、低透過率に設定されたセグメントに対応する低輝度画素の画素信号値を、高透過率と低透過率との比に応じたゲイン値でゲイン補正を行うので、透過率の異なるセグメント間の低輝度領域に生じる段差をなくすことができる。
デジタルカメラの前面側斜視図である。 デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 固体撮像素子及び調光素子のセグメントを示す図である。 DR拡大モード時の撮影動作を説明するフローチャートである。 プリ画像データを示す図である。 減光対象セグメントの輝度分布を示す図である。 非減光対象セグメントの輝度分布を示す図である。 非減光対象セグメントに隣接する減光対象セグメントの輝度分布を示す図である。 ゲイン補正対象とする低輝度画素の決定手順を示すフローチャートである。 非減光対象セグメントと減光対象セグメントとの間に生じる段差の補正について説明する模式図である。 減光対象セグメントと隣接セグメントとの関係を示す図である。 隣接セグメントに減光対象セグメントと非減光対象セグメントとが含まれる例を示す図である。 隣接セグメントの輝度分布に基づいて第2輝度値を決定する方法を説明する図である。 ゲイン関数を用いたゲイン補正を説明する図である。 ゲイン補正によりエラー画素が生じる例を示す図である。 高輝度画素数及びエラー画素数に基づいて減光対象セグメントを決定する手順を示すフローチャートである。 最小ゲインマージンを用いたゲイン補正を説明する図である。 動画撮影モードにおける撮像動作及び表示動作を説明する図である。
[第1実施形態]
図1及び図2において、撮影装置としてのデジタルカメラ11は、カメラ本体12、レンズ鏡筒13、フラッシュ発光部14、操作部15、表示部16を備える。レンズ鏡筒13は、カメラ本体12の前面に設けられ、撮影レンズ21を保持している。フラッシュ発光部14は、カメラ本体12の前面に設けられており、撮影の際に被写体に向けてフラッシュ発光を行う。
操作部15は、電源ボタン17、レリーズボタン18、モード選択ボタン19等を有しており、カメラ本体12の上部に設けられている。電源ボタン17は、デジタルカメラ11の電源(図示せず)をオン/オフする際に操作される。レリーズボタン18は、撮影を実行する際に操作される。モード選択ボタン19は、デジタルカメラ11の動作モードを切り替える際に操作される。
レリーズボタン18は、S1スイッチとS2スイッチとで構成された2段ストローク式のスイッチ(図示せず)を有する。デジタルカメラ11は、レリーズボタン18が押下(半押し)され、S1スイッチがオン状態となると、オートフォーカス(AF;Auto Focus)動作や自動露出(AE;Auto Exposure)制御等の撮影準備動作を行う。この状態からさらにレリーズボタン18が押下(全押し)され、S2スイッチがオン状態となると、デジタルカメラ11は撮影動作を行う。
デジタルカメラ11の動作モードには、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等がある。静止画撮影モードでは、静止画像が取得される。動画撮影モードでは、動画像が取得される。再生モードでは、取得した各画像が表示部16に再生表示される。また、静止画撮影モードでは、通常モードと、ダイナミックレンジ(DR)拡大モードが選択可能となっている。
表示部16は、液晶ディスプレイ等で構成されており、各種撮影モードで取得された画像や、各種設定を行うためのメニュー画面を表示する。モード選択ボタン19等により、ISO感度等の撮影条件の設定が可能となっている。モード選択ボタン19等が、ISO感度設定部に対応する。
また、表示部16は、動作モードが静止画撮影モードまたは動画撮影モードに設定された際に、撮影が実行されるまでの間、ライブビュー画像を表示する。ユーザは、表示部16に表示されるライブビュー画像を観察しながら構図を決定することができる。
また、デジタルカメラ11には、後述する記録メディア40(図3参照)を装着するためのスロット(図示せず)が設けられている。
フラッシュ発光部14は、主制御部30(図3参照)からの制御に基づいてフラッシュ発光動作を行う。主制御部30は、前述の操作部15から入力される操作信号に基づいてデジタルカメラ11の全体を統括的に制御する。
図3において、デジタルカメラ11内には、撮影レンズ21の光軸LAに沿って、絞り22、調光素子23、固体撮像素子24が順に設けられている。絞り22は、開口部を形成する可動式の複数の羽根により構成されており、開口部の大きさを変更させることにより、調光素子23に入射する光量を調整する。
調光素子23は、複数のセグメントS(図4参照)を有するポリマーネットワーク型液晶(PNLC:polymer network liquid crystal)フィルタにより構成されている。この調光素子23は、固体撮像素子24の光入射側に配置されており、固体撮像素子24に入射する光量をセグメントS毎に調整(調光)する。すなわち、固体撮像素子24には、調光素子23により被写体像が部分的に減光されて入射する。
調光制御部25は、主制御部30からの制御に基づいて、調光素子23の各セグメントSを駆動して光透過率をセグメントS毎に個別に制御する。各セグメントSは、非駆動時(以下、オフという)に高透過率T1、駆動時(以下、オンという)に低透過率T2となる。本実施形態では、T1=100%、T2=50%とする。
固体撮像素子24は、単板カラー方式のCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)型イメージセンサである。固体撮像素子24は、図4に示すように、2次元マトリクス状に配列された複数の画素26により構成された受光面を有している。各画素26は、光電変換素子を含んでおり、受光面に結像された被写体像を光電変換して画素信号を出力する。以下、1フレーム分の画素信号を撮像信号という。
各画素26の光入射側には、1つの画素26に対して、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色のうちいずれか1つの色のカラーフィルタ(図示せず)が設けられており、それぞれ1つの色信号を出力する。赤色カラーフィルタが設けられた画素26は、色信号として赤色画素信号Rsを出力する。緑色カラーフィルタが設けられた画素26は、色信号として緑色画素信号Gsを出力する。青色カラーフィルタが設けられた画素26は、色信号として青色画素信号Bsを出力する。
調光素子23のセグメントSは、2次元マトリクス状に配列されており、1つのセグメントSに対して複数の画素26が配置されている。各セグメントSには、それぞれ同数の画素26が対応している。主制御部30は、画素26とセグメントSとの対応関係を把握している。
また、固体撮像素子24は、ノイズ除去回路、オートゲインコントローラ、A/D(Analog-to-Digital)変換回路等の信号処理回路(いずれも図示せず)を備える。ノイズ除去回路は、撮像信号にノイズ除去処理を施す。オートゲインコントローラは、撮像信号のレベルを最適な値に増幅する。A/D変換回路は、撮像信号をデジタル信号に変換して固体撮像素子24から出力する。固体撮像素子24は、画素26毎に画素信号Rs、Gs、Bsのいずれか1つを出力する。以下、固体撮像素子24から出力される1フレーム分の画素信号Rs、Gs、Bsを、RGB画像データという。画素信号Rs、Gs、Bsは、それぞれ0〜255の階調幅を有する。
固体撮像素子24は、モード選択ボタン19により選択された撮影モードに応じて、主制御部30により駆動制御される。主制御部30は、モード選択ボタン19により選択された撮影モードに応じた所定の撮影条件に基づいて、各部を制御する。
主制御部30は、制御バス31及びデータバス32に接続されている。固体撮像素子24は、データバス32に接続されている。制御バス31及びデータバス32には、メモリ制御部33、デジタル信号処理部34、メディア制御部35、表示制御部36が接続されている。
メモリ制御部33には、SDRAM等の一時記憶用のメモリ39が接続されている。メモリ制御部33は、固体撮像素子24から出力されたRGB画像データをメモリ39に入力して記憶させる。また、メモリ制御部33は、メモリ39に記憶されたRGB画像データを、デジタル信号処理部34に出力する。
デジタル信号処理部34は、メモリ39から入力されたRGB画像データに対して、欠陥補正処理、デモザイク処理、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理等を行う。デモザイク処理とは、補間処理により、1画素につき1組の画素信号Rs、Gs、Bsを生成する処理である。
また、デジタル信号処理部34には、ゲイン補正部41と、YC変換部(輝度色差変換部)42とが設けられている。ゲイン補正部41は、主制御部30からの制御に基づいて駆動され、メモリ39に記憶されたデモザイク処理後のRGB画像データを取得し、画素毎に画素信号Rs、Gs、Bsに対してゲイン補正を行う。デジタル信号処理部34は、ゲイン補正部41によりゲイン補正が行われたRGB画像データを、メモリ39に入力して記憶させる。
YC変換部42は、主制御部30からの制御に基づいて駆動され、メモリ39に記憶されたゲイン補正後のRGB画像データを取得し、画素毎に画素信号Rs、Gs、BsをYC変換するYC変換処理を行う。このYC変換処理では、画素毎に輝度値Yと色差値Cr,Cbとを有するYC画像データが生成される。デジタル信号処理部34は、YC変換部42により生成されたYC画像データを、メモリ39に入力して記憶させる。輝度値Yと色差値Cr,Cbとは、それぞれ0〜255の階調幅を有する。
メディア制御部35は、記録メディア40への画像ファイルの記録及び読み出しを制御する。記録メディア40は、例えば、フラッシュメモリ等を内蔵したメモリカードである。記録メディア40に記録する画像ファイルのフォーマットは、操作部15により設定される。
静止画撮影モードの場合には、画像ファイルとして、例えば、YC画像データをJPEG規格等で圧縮した圧縮画像データが記録メディア40に記録される。また、動画撮影モードの場合には、動画撮影により得られる複数フレームのYC画像データをMPEG−4規格等で圧縮した動画データが記録メディア40に記録される。これらの圧縮処理は、デジタル信号処理部34で行われる。なお、動画撮影モードの場合には、画像に加えて音声も取得して記録されるが、本実施形態では、音声の取得及び記録に関する構成については、説明を省略する。
表示制御部36は、前述の表示部16への画像表示を制御する。表示制御部36は、デジタル信号処理部34により生成されたYC画像データを、NTSC規格等に準拠した映像信号に変換し、表示部16に画像を出力させる。
主制御部30は、CPUと、処理プログラムを格納した内部メモリとを有している(いずれも図示せず)。主制御部30は、処理プログラムで規定された撮影フローに従って各部を制御することにより撮影動作を行う。
DR拡大モード時には、撮影動作は、図5に示すように、プリ撮影と本撮影とが1セットとして行われる。具体的には、プリ撮影では、調光素子23の全てのセグメントSがオフ(高透過率T1)とされて(S10)、被写体像が撮像され、RGB画像データが取得される(S11)。このRGB画像データがYC画像データ(以下、プリ画像データPDという)に変換され、プリ画像データPDの輝度値Yに基づいて、被写体像中の高輝度部分に対応するセグメントS(以下、減光対象セグメントS1という)が決定される(S12)。そして、減光対象セグメントS1に対応する画素からゲイン補正対象とする低輝度画素が特定される(S13)。
本撮影では、減光対象セグメントS1がオンとされて(S14)、被写体像の撮像が行われ、RGB画像データが取得される(S15)。このRGB画像データは、ゲイン補正対象の低輝度画素がゲイン補正されたうえで、YC画像データに変換される(S16)。
以下、減光対象セグメントS1として決定されないその他のセグメントSを、非減光対象セグメントS2という。
通常モード時には、調光素子23の全てのセグメントSがオフとされて、本撮影のみが行われる。
主制御部30には、高輝度画素数算出部43と、低輝度画素特定部44とが処理プログラムによって構成されている。高輝度画素数算出部43は、DR拡大モード時に減光対象セグメントS1を決定する。低輝度画素特定部44は、ゲイン補正対象とする低輝度画素を特定する。
高輝度画素数算出部43は、セグメントS毎にプリ画像データPDの各輝度値Yを一定の閾値(第1輝度値)TH1と比較し、第1輝度値TH1以上の輝度値Yを有する高輝度画素の数(高輝度画素数)PHを算出する。主制御部30は、各セグメントSの高輝度画素数PHを一定数(第1画素数)PNと比較し、第1画素数PN以上の高輝度画素数PHを有するセグメントSを、減光対象セグメントS1として決定する。第1輝度値TH1は、例えば、階調の中央値(128)とする。第1画素数PNは、例えば、セグメントS内の総画素数の半分とする。
例えば、図6に示すように、太陽と山を含む風景を撮影する場合、プリ撮影で得られるプリ画像データPDには、太陽やその周辺の明るい領域(高輝度領域)YHと、山等の暗い領域(低輝度領域)YLとが含まれる。
図7は、輝度値Yが飽和値(Y=255)に達した「白とび領域」を含む減光対象セグメントS1の輝度分布を示している。輝度分布Doffは、プリ撮影時の輝度分布である。輝度分布Donは、減光対象セグメントS1をオンとして本撮影を行うことにより得られる輝度分布である。輝度分布Donは、減光対象セグメントS1による減光作用によって、輝度分布Doffに比べて、全体的に低輝度側にシフトする。
図8は、非減光対象セグメントS2のプリ撮影時の輝度分布Doffを示している。この輝度分布Doffは、高輝度画素数PHが少なく、PN≦PHの関係を満たさないので、減光対象とはされず、本撮影時にはオフのままとされる。
減光対象セグメントS1をオン、非減光対象セグメントS2をオフとして本撮影を行うことにより、白とび領域がなくなるので、固体撮像素子24のダイナミックレンジが疑似的に拡大される。
減光対象セグメントS1の中には、非減光対象セグメントS2に隣接するもの(例えば、図6中の減光対象セグメントS1’)がある。このような減光対象セグメントS1’には、高輝度領域YHだけでなく、低輝度領域YLが多く含まれている。このため、図9に示すように、減光対象セグメントS1’のプリ撮影時の輝度分布Doffには、高輝度領域YHに対応する分布と、低輝度領域YLに対応する分布とが含まれる。この低輝度領域YLは、隣接する非減光対象セグメントS2に跨っている。
この減光対象セグメントS1’をオンとして本撮影を行うことにより得られる輝度分布Donは、図9に示すように、高輝度領域YHに対応する分布が低輝度側にシフトするだけでなく、低輝度領域YLに対応する分布がより低輝度側にシフトする。これにより、本撮影で得られる画像データには、減光対象セグメントS1’と非減光対象セグメントS2との間で、低輝度領域YLの輝度値に段差が生じる。
図10は、ゲイン補正対象とする低輝度画素の決定フローを示す。低輝度画素特定部44は、プリ画像データPDから、減光対象セグメントS1に対応した各画素の輝度値Yを取得し(S20)、各輝度値Yを一定の閾値(第2輝度値)TH2と比較する。そして、低輝度画素特定部44は、輝度値Yが第2輝度値TH2以下の低輝度画素を特定する(S21)。主制御部30は、特定された低輝度画素をゲイン補正の対象として決定する(S22)。ここで、第2輝度値TH2は、例えば、図9に示すように、TH2≦TH1の関係を満たすものとするが、TH2>TH1の関係を満たすものであっても良い。
ゲイン補正対象として決定された低輝度画素のゲイン補正は、ゲイン補正部41により行われる。ゲイン補正部41は、式(1)〜(3)に基づいて、低輝度画素の画素信号Rs、Gs、Bsのそれぞれにゲイン値Gを乗じて、画素信号Rs’、Gs’、Bs’を生成する。このゲイン値Gは、高透過率T1と低透過率T2との比である(すなわち、G=T1/T2)。本実施形態では、T1=100%、T2=50%であるので、ゲイン値Gは「2」である。
Rs’=Rs×G ・・・(1)
Gs’=Gs×G ・・・(2)
Bs’=Bs×G ・・・(3)
ゲイン補正後の画素信号Rs’、Gs’、Bs’は、YC変換部42によりYC変換される。このゲイン補正により、前述の段差が解消される。
これを、図11を用いて模式的に説明する。減光対象セグメントS1は、プリ撮影時にはオフであり、本撮影時にオンとされるので、図11(A)に示すように、減光対象セグメントS1の高輝度領域YHの輝度値は、輝度値YH0から輝度値YH1に、減光作用に応じた量ΔYHだけ低下する。また、減光対象セグメントS1の低輝度領域YLの輝度値は、輝度値YL0から輝度値YL1に、減光作用に応じた量ΔYLだけ低下する。
一方、非減光対象セグメントS2は、プリ撮影時も本撮影時もオフであるので、輝度値に変化はない。このため、減光対象セグメントS1の低輝度領域YLと、非減光対象セグメントS2の低輝度領域YLとの間に、減光作用に応じた量ΔYLの段差が生じる。この段差は、減光対象セグメントS1と非減光対象セグメントS2との光透過率比T1/T2に応じた値である。ゲイン補正部41によるゲイン補正は、光透過率比T1/T2をゲイン値Gとして、輝度値YL1に対して行われるので、図11(B)に示すように、前述した段差がなくなる。
次に、デジタルカメラ11の作用を説明する。ユーザによりモード選択ボタン19が操作され、動作モードが、静止画撮影モードまたは動画撮影モードに設定されると、表示部16にライブビュー画像の表示(以下、ライブビュー表示という)が行われる。ユーザは、このライブビュー表示を見ながら構図を決定して撮影を行うことができる。
例えば、静止画撮影モードでかつDR拡大モードが選択された場合には、レリーズボタン18が半押しされ全押しされると、まずプリ撮影が行われる。このプリ撮影では、全てのセグメントSをオフ(光透過率が高透過率T1)として撮像が行われ、プリ画像データPDが生成される。
高輝度画素数算出部43によって、プリ画像データPDの輝度値Yに基づいて、セグメントS毎に高輝度画素数PHが算出される。主制御部30により、PH≧PNの関係を満たすセグメントSが特定され、減光対象セグメントS1として決定される。そして、低輝度画素特定部44によって、減光対象セグメントS1に対応した画素の中から、Y≦TH2を満たす画素が低輝度画素として特定され、ゲイン補正対象とされる。
次に、本撮影が行われる。本撮影では、減光対象セグメントS1がオンとされて、撮像が行われる。撮像で得られたRGB画像データから、ゲイン補正対象として決定された低輝度画素の画素信号Rs、Gs、Bsに対して、ゲイン補正部41によりゲイン補正が行われる。そして、ゲイン補正後の画素信号Rs’、Gs’、Bs’がYC変換部42によりYC変換され、YC画像データが生成される。このYC画像データは、メディア制御部35を介して記録メディア40に記録されるとともに、表示制御部36を介して表示部16に画像表示される。
以上の構成により、固体撮像素子24のダイナミックレンジが疑似的に拡大されるとともに、減光対象セグメントS1と非減光対象セグメントS2との間で生じる低輝度領域YLの段差は、ゲイン補正により低減される。
[第2実施形態]
第1実施形態では、低輝度画素特定部44は、減光対象セグメントS1の低輝度画素を特定するための第2輝度値TH2を固定値としているが、低輝度画素の輝度分布は、低輝度領域YLに対応する被写体(山等)の明るさによって変動し、低輝度画素が精度よく特定されないことがある。
第2実施形態では、低輝度画素特定部44は、各減光対象セグメントS1について、隣接するセグメントS(以下、隣接セグメントSNという)の輝度分布に基づいて第2輝度値TH2を決定する。この隣接セグメントSNには、減光対象セグメントS1と非減光対象セグメントS2との両方が含まれる場合や、減光対象セグメントS1のみが含まれる場合がある。
低輝度画素特定部44は、図12に示すように、各減光対象セグメントS1の周囲の8個の隣接セグメントSNのそれぞれについて、プリ画像データPDから輝度値Yを取得する。低輝度画素特定部44は、各隣接セグメントSNについて輝度値Yの輝度分布を取得し、各輝度分布の最大輝度値YDを求める。そして、低輝度画素特定部44は、求めた最大輝度値YDのうちから、最小の最大輝度値YDminを第2輝度値TH2として決定する。なお、輝度分布の最大輝度値YDは、輝度分布の最大の輝度値Yでなくて良く、輝度分布の累積度数が特定の値(例えば、99%)となる輝度値Yとしても良い。こうすることで、画素欠陥等により分布中心から大きく偏差した輝度値Yに影響されずに精度よく最大輝度値YDを決定することができる。
例えば、図13に示すように、隣接セグメントSNに減光対象セグメントS1と非減光対象セグメントS2との両方が含まれる場合には、非減光対象セグメントS2が低輝度領域YLを多く含むので、図14(A)に示すように、非減光対象セグメントS2中で最も低い輝度分布を有するもの(非減光対象セグメントS2’)から第2輝度値TH2が決定される。
この非減光対象セグメントS2’の低輝度領域YLは、減光対象セグメントS1に跨り、減光対象セグメントS1の低輝度領域YLと明るさが連動するので、図14(B)に示すように、減光対象セグメントS1の輝度分布から、ゲイン補正対象とする低輝度画素を精度よく特定することができる。
また、上記第1及び第2実施形態では、低輝度画素特定部44は、減光対象セグメントS1に対する各画素の輝度値Yを個別に第2輝度値TH2と比較することにより、ゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しているが、減光対象セグメントS1に対する各画素の輝度値Yをローパスフィルタ処理した後、各画素の輝度値Yを個別に第2輝度値TH2と比較することにより、ゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しても良い。このローパスフィルタ処理は、例えば、注目画素の輝度値Yを、注目画素を含む5×5画素の平均輝度値に置き換えることにより行われる。
各画素の輝度値Yを個別に判定すると、図11に示すような連続した低輝度領域YLに含まれず、散逸的に存在する低輝度画素もゲイン補正対象となり、ゲイン補正によりコントラスト及びS/Nを低下させる恐れがある。ローパスフィルタ処理を行うことで、散逸的に存在する低輝度画素はゲイン補正対象から外れるため、コントラスト及びS/Nの低下が防止される。第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同一である。
また、上記第1及び第2実施形態では、低輝度画素特定部44は、全ての減光対象セグメントS1についてゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しているが、減光対象セグメントS1のうち、非減光対象セグメントS2に隣接するものについてのみゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しても良い。
[第3実施形態]
第3実施形態では、高輝度画素数PHに基づいて、ゲイン補正対象とする低輝度画素を特定する減光対象セグメントS1を限定する。具体的には、第3実施形態では、低輝度画素特定部44は、高輝度画素数PHが、第2画素数PN2(ただし、PN2>PN)以下である減光対象セグメントS1のみから低輝度画素を特定する。これは、高輝度画素数PHが第2画素数PN2より多い減光対象セグメントS1は、図7に示す輝度分布Doffのように、低輝度画素が殆ど存在せず、前述の段差を生じさせるものではないためである。
本実施形態では、このようにゲイン補正対象とする低輝度画素を特定する減光対象セグメントS1を限定することにより、低輝度画素特定部44の処理が簡略化され、またゲイン補正部41の処理時間が短縮される。第3実施形態のその他の構成は、第1実施形態または第2実施形態と同一である。
[第4実施形態]
上記実施形態では、ゲイン補正部41は、高透過率T1と低透過率T2との比のみで決定される一定のゲイン値G(=T1/T2)を用いてゲイン補正を行っている。この場合、第2輝度値TH2より小さい低輝度画素が一律にゲイン補正されるので、ゲイン補正後の輝度値の一部は、第2輝度値TH2を超えて、ゲイン補正対象でない一部の画素の輝度値を上回ってしまう。減光対象セグメントS1の輝度分布の中には、図15(A)に示すように、第2輝度値TH2付近の輝度値を有する画素を多く含むものがあり、ゲイン補正により画像が劣化する恐れがある。
第4実施形態では、ゲイン補正部41は、図15(B)に示すゲイン関数G(Y)を用いてゲイン補正を行う。ゲイン関数G(Y)は、Y≦Yaの範囲では、G(Y)=Gであり、Ya<Y≦TH2の範囲では、G(Y)=TH2/Yである。ここで、閾値Yaは、Ya=TH2/Gを満たす。すなわち、ゲイン関数G(Y)は、Ya<Y≦TH2の範囲では、輝度値Yに反比例して減少している。
このゲイン関数G(Y)を用いることにより、ゲイン補正後の輝度値が第2輝度値TH2を超えることが防止される。なお、ゲイン補正部41は、画素信号Rs、Gs、Bsのそれぞれに対して、ゲイン関数G(Y)を適用してゲイン補正を行う。第4実施形態のその他の構成は、第1〜第3実施形態のいずれかと同一である。
[第5実施形態]
上記実施形態では、主制御部30は、セグメントS毎に算出した高輝度画素数PHに基づいて、減光対象セグメントS1を決定している。しかし、ゲイン補正対象の低輝度画素の中には、ゲイン補正を行うために式(1)〜(3)に基づく演算を行った場合に、演算結果が、図16に示すように、階調の上限値(255)を上回り、ゲイン補正後の画素信号Rs’、Gs’、Bs’が階調の上限値に制限(キャッピング)されてしまうものがある。このような低輝度画素は、ゲイン補正後に色情報が失われてしまう。
第5実施形態では、主制御部30は、高輝度画素数PHに加えて、ゲイン補正により画素信号値が取り得る上限値に達する低輝度画素(以下、エラー画素という)の数に基づいて減光対象セグメントS1を決定する。
具体的には、図17に示すように、第5実施形態では、主制御部30は、前述のように各セグメントSの高輝度画素数PHを第1画素数PNと比較する(S30)。この比較結果に基づき、主制御部30は、PN≦PHを満たすセグメントSにおいて、エラー画素毎に最小ゲインマージンGminを算出する(S31)。最小ゲインマージンGminとは、ゲイン補正によりエラー画素の画素信号Rs、Gs、Bsのそれぞれに対してゲイン補正が可能なゲインマージンの最小値であり、階調の上限値を、エラー画素の画素信号Rs、Gs、Bsのうちの最も大きい画素信号値で除算した値である。
そして、主制御部30は、最小ゲインマージンGminがゲイン値G(=T1/T2)以下となるエラー画素の数Peを算出する(S32)。このエラー画素数Peを一定値(第3画素数)TH3と比較し(S33)、Pe≦TH3を満たすセグメントSを減光対象セグメントS1として決定する(S34)。このように、主制御部30は、エラー画素数算出部として機能する。
本実施形態では、PN≦PH、かつPe≦TH3を満たすセグメントSが減光対象セグメントS1として決定される。第5実施形態のその他の構成は、第1〜第4実施形態のいずれかと同一である。
[第6実施形態]
第6実施形態では、減光対象セグメントS1をオンとして本撮影を行い、ゲイン補正を行う際に、画素信号値が取り得る上限値に達する場合に、ゲイン補正後の画素信号値を、各画素信号のゲインマージンに基づいて制限(キャッピング)する。
具体的には、ゲイン補正部41は、本撮影により画素毎の画素信号Rs、Gs、Bsを取得した後、前述の最小ゲインマージンGminを求める。そして、ゲイン補正部41は、式(4)〜(6)に基づいて、エラー画素の各画素信号Rs、Gs、Bsのそれぞれに対し最小ゲインマージンGminを乗じて、ゲイン補正後の画素信号Rs*、Gs*、Bs*を生成する。
Rs*=Rs×Gmin ・・・(4)
Gs*=Gs×Gmin ・・・(5)
Bs*=Bs×Gmin ・・・(6)
本実施形態では、エラー画素に対するゲイン値を最小ゲインマージンGminに制限するので、図18に示すように、ゲイン補正後の画素信号Rs*、Gs*、Bs*は色情報が失われない。第6実施形態のその他の構成は、第1〜第4実施形態のいずれかと同一である。
[第7実施形態]
上記実施形態では、静止画撮影モードでDR拡大モードを実行可能としているが、第7実施形態では、動画撮影モードでDR拡大モードを実行可能とする。
図19に示すように、動画撮影モードが選択された場合では、固体撮像素子24が周期的に撮影動作を行う。そして、固体撮像素子24により得られた複数撮像フレームの画像データは、デジタル信号処理部34で動画データに変換され、メディア制御部35を介して記録メディア40に記録される。そして、この動画データに基づく動画を、表示制御部36を介して表示部16に表示させることにより行われる。
DR拡大モードでは、奇数撮像フレームの画像データに基づいて、偶数撮像フレームに調光素子23の制御(セグメントSのオンオフの切り替え)を行う。偶数撮像フレームの画像データは、調光素子23の制御用データ及び画像表示用データとしては用いない。これは、固体撮像素子24は、CMOS型でありローリングシャッタ方式で撮像を行うので、撮像フレーム内でセグメントSのオンオフが切り替えられると、少なくとも1つの画素行の露光期間がセグメントSの切り替えタイミングを跨いでしまい、時間的に一部が減光されてしまうためである。
具体的には、第1撮像フレームでは、調光素子23の全てのセグメントSがオフとされた状態でプリ撮影が行われる。第2撮像フレームでは、第1撮像フレームで得られた画像データに基づいて、減光対象セグメントS1が決定されてオンとされる。第3撮像フレームでは本撮影が行われる。
第4撮像フレームでは、第3撮像フレームで得られた画像データをプリ画像データPDとみなして、減光対象セグメントS1が再決定され、オンとされる。第5撮像フレームでは本撮影が行われる。第3撮像フレームにおいて既に減光対象セグメントS1がオンとされているため、既にオンとされている減光対象セグメントS1については、高輝度画素数PHを算出する際と低輝度画素を特定する際に、第1輝度値TH1及び第2輝度値TH2として、減光作用に応じた分だけ補正した値を用いる。具体的には、T1=100%、T2=50%であり、減光作用により輝度分布がシフトするので、第1輝度値をTH1’(=TH1/2)、第2輝度値をTH2’(=TH2/2)とする。第6撮像フレーム以降も同様である。
奇数撮像フレームの画像データは、奇数表示フレーム及び偶数表示フレームに表示される。具体的には、図19に示すように、第1撮像フレームの画像データは、第1表示フレーム及び第2表示フレームに表示され、第3撮像フレームの画像データは、第3表示フレーム及び第4表示フレームに表示される。第5撮像フレーム以降の画像データも同様である。
なお、ライブビュー表示時にDR拡大モードを実行可能としても良い。この場合には、動画撮影モードと同様の制御を行えば良い。また、DR拡大モードを、動画撮影モードと、ライブビュー表示の実行時のみに行うように構成しても良い。
また、ISO感度の設定値が一定値より小さい場合にDR拡大モードを自動的に選択し、ISO感度の設定値が一定値以上の場合に通常モードを自動的に選択するように構成しても良い。これは、ISO感度は、被写体が暗く光量が少ない場合に高く設定されるので、設定値が高い場合には、調光素子23による減光が不要であるためである。なお、このISO感度の設定は、操作部15等を用いてユーザにより設定される値の他に、画像データに基づいてデジタルカメラ11内で自動設定される値を用いることも可能である。
なお、上記各実施形態では、プリ撮影時に全てのセグメントSをオフとしてプリ画像データPDを取得しているが、プリ撮影時に全てのセグメントSをオンとしてプリ画像データPDを取得しても良い。
また、上記各実施形態では、非駆動時(オフ)に高透過率、駆動時(オン)に低透過率となる調光素子23を用いているが、これとは逆に、非駆動時(オフ)に低透過率、駆動時(オン)に高透過率となる調光素子を用いても良い。
また、上記各実施形態では、調光素子23としてPNLCフィルタを用いているが、その他の液晶フィルタや、ECフィルタを用いることも可能である。
また、上記各実施形態では、プリ画像データPDに基づいてゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しているが、減光対象セグメントS1として本撮影により得られた画像データに基づいてゲイン補正対象とする低輝度画素を特定しても良い。
また、上記各実施形態では、画素信号Rs、Gs、Bsに対してゲイン補正を行っているが、YC変換後の輝度信号Yに対してゲイン補正を行っても良い。
また、上記各実施形態では、原色型のカラーフィルタを用いているが、補色型のカラーフィルタを用いても良い。また、固体撮像素子24は、CMOS型イメージセンサに限られず、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサを用いても良い。
上記各実施形態では、撮影装置としてデジタルカメラを例示しているが、本発明は、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機、スマートフォン等の種々の電子機器にも適用可能である。また、上記各実施形態は、矛盾しない範囲で相互に組み合わせ可能である。
11 デジタルカメラ
23 調光素子
24 固体撮像素子
25 調光制御部
26 画素
30 主制御部
41 ゲイン補正部
42 YC変換部
43 高輝度画素数算出部
44 低輝度画素特定部
S セグメント
S1 減光対象セグメント
S2 非減光対象セグメント
SN 隣接セグメント
YH 高輝度領域
YL 低輝度領域
YD 最大輝度値

Claims (12)

  1. 複数のセグメントを有し、前記セグメント毎に光透過率が高透過率と低透過率との間で可変である調光素子と、
    前記調光素子を介して光が入射し、前記各セグメントに対して複数の画素が配置された撮像素子と、
    前記セグメントを全て同一の透過率として前記撮像素子により得られる撮像信号に基づいて、前記セグメント毎に第1輝度値以上の輝度値を有する高輝度画素の数を算出する高輝度画素数算出部と、
    前記調光素子を制御し、前記高輝度画素の数が第1画素数以上の前記セグメントを前記低透過率に設定し、その他の前記セグメントを前記高透過率に設定する制御部と、
    前記低透過率に設定された前記セグメントについて、第2輝度値以下の輝度値を有する低輝度画素を特定する低輝度画素特定部と、
    前記低輝度画素の画素信号値を、前記高透過率と前記低透過率との比に応じたゲイン値でゲイン補正を行うゲイン補正部と、
    を備える撮影装置。
  2. 前記低輝度画素特定部は、前記低透過率に設定された前記セグメントに隣接する複数の前記セグメントのそれぞれについて、対応する前記画素の輝度分布の最大輝度値を求め、前記最大輝度値のうち最小のものを前記第2輝度値とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記低輝度画素特定部は、前記輝度分布の累積度数が特定の値となる輝度値を、前記最大輝度値とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記ゲイン補正部は、前記第2輝度値を前記ゲイン値で割った値を閾値とした場合に、前記閾値以下の範囲で前記ゲイン値を取り、前記閾値より大きい範囲で前記第2輝度値に反比例して減少するゲイン関数を用いて前記ゲイン補正を行う請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記低透過率に設定する前記セグメントについて、前記ゲイン補正を行う場合に、前記画素信号値が取り得る階調の上限値に達する前記低輝度画素の数であるエラー画素数を算出するエラー画素数算出部を備え、
    前記制御部は、前記高輝度画素の数が前記第1画素数以上で、かつ前記エラー画素数が第2画素数以下の前記セグメントを前記低透過率に設定する請求項1から4のうちいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記調光素子は、ポリマーネットワーク型液晶装置である請求項1から5のうちいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. ISO感度を設定するISO感度設定部を備えており、
    前記制御部は、前記ISO感度の設定値が一定値以下の場合にのみ前記調光素子を制御する請求項1から6のうちいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 動画撮影及びライブビュー表示が可能であり、
    前記制御部は、前記動画撮影及び前記ライブビュー表示の実行状態にて前記調光素子を制御する請求項1から6のうちいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 前記撮像素子は、複数種の色信号のうちから前記画素毎に1種の色信号を出力する単板カラー方式であり、
    前記画素毎に前記複数種の色信号を輝度値及び色差値に変換する輝度色差変換部と、を備え、
    前記高輝度画素数算出部は、前記輝度値に基づいて前記高輝度画素の数を算出する請求項1から8のうちいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 前記ゲイン補正部は、前記低輝度画素の前記複数種の色信号に対してそれぞれ前記ゲイン補正を行う請求項9に記載の撮影装置。
  11. 前記ゲイン補正部は、前記低透過率に設定する前記セグメントについて、前記ゲイン補正を行う際に、前記低輝度画素の前記複数種の色信号値のうちの最小ゲインマージンが前記ゲイン値より小さい場合には、前記ゲイン値を前記最小ゲインマージンとして前記ゲイン補正を行う請求項10に記載の撮影装置。
  12. 前記複数の色信号は、赤色画素信号、緑色画素信号、青色画素信号である請求項11に記載の撮影装置。
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