JPWO2015122016A1 - 作業管理装置、作業支援システム、作業管理プログラムおよび作業管理方法 - Google Patents

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Abstract

作業対象の機器を容易に発見し、確実な作業を支援する技術を提供する。作業管理装置であって、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、他の装置から着信した映像情報の被写体に、作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取部と、映像情報の被写体に、作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報を他の装置に送信する作業誘導部と、コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、他の装置から映像情報及び位置情報を受信して記憶部に記憶する作業実績管理部と、を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、作業管理装置に関するものである。
従来、機器に対する保守作業を行う作業者が操作する端末装置とネットワークを介して接続される作業管理装置であって、順番付けされた複数の手順の作業内容を記録した作業シナリオを格納する作業シナリオ格納手段と、作業シナリオから、ある手順の作業内容を読み出し、作業内容を端末装置に送信する作業内容送信手段と、端末装置から、作業内容に関する応答情報を受信し、応答情報に基づき、作業内容の作業が正常に終了したか否かを判定する判定手段と、判定手段により、作業が正常に終了したと判定された場合に、手順に係る作業が正常に終了したことを示す情報を作業証跡として作業証跡格納手段に格納するとともに、作業シナリオに記録された次の手順の作業内容を端末装置に送信するように作業内容送信手段を制御する制御手段と、を備える作業管理装置の技術がある。特許文献1は、このような技術について記載されている。
特開2011−76471号公報
上記技術では、作業シナリオ、作業の進行状況に沿った作業を作業者に適時に示すことが可能となる。しかし、実際には、例えばサーバー室やサーバーラック内には複数の同種の機器が並列稼働する場合も多く、作業対象の機器を迅速かつ正確に発見するのは難しく、対象機器を誤認して作業を行うと、事故が発生するリスクが大きくなってしまう。
本発明の目的は、作業対象の機器を容易に発見し、確実な作業を支援する技術を提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る作業管理装置は、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、上記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、他の装置から映像情報を着信すると、着信した上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取部と、上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、上記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う上記コンテンツ情報を上記他の装置に送信する作業誘導部と、上記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、上記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して上記記憶部に記憶する作業実績管理部と、を備えることを特徴とする。
また、上記の作業管理装置においては、上記カラーコードは、複数の所定の色のうちいずれか一色を付された閉じられた図形を複数含み、上記図形ごとに付された色の組み合わせに応じて、一意の情報を示す、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、上記カラーコードは、黒を背景色として、複数の所定の色のうちいずれか一色を付された閉じられた図形が等間隔に縦横に整列するように複数含み、上記図形のうち最左列を構成する図形は、カラーコードの位置を特定するための特定セルとして割り当てられ、最上列を構成する図形は、他の図形で付される色を示したリファレンス領域を構成するものである、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、上記記憶部には、さらに、一つまたは複数の上記作業対象物について作業を指示する指示情報が記憶され、上記作業誘導部は、上記指示情報に含まれる一つの上記作業対象物に関して、上記コンテンツ情報を上記他の装置に送信する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、上記記憶部には、上記作業対象物の配置位置を特定する情報が含まれ、上記指示情報に含まれる一つまたは複数の上記作業対象物について上記配置位置を特定する情報を用いて、上記指示情報に含まれる作業対象物へ至る経路を誘導する経路誘導部、を有することを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、上記作業誘導部は、上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれないと所定回以上判定された場合には、所定のアラート情報を出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、上記作業実績管理部は、受信した上記映像情報と位置情報を、上記作業ステップごとに対応付けて表示する作業フロー出力情報を生成する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の作業管理装置においては、画面情報を出力する出力部を備え、上記作業実績管理部は、上記他の装置から着信した上記映像情報に対して付加された画像情報を、上記他の装置および上記出力部に表示可能に送信する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、本願に係る作業支援システムにあっては、作業管理装置と、上記作業管理装置から送信された作業支援情報を表示する作業支援端末と、を含む作業支援システムであって、上記作業管理装置は、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、上記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、上記作業支援端末から映像情報を着信すると、着信した上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取部と、上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、上記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う上記コンテンツ情報を上記作業支援端末に送信する作業誘導部と、上記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、上記作業支援端末から映像情報及び位置情報を受信して上記記憶部に記憶する作業実績管理部と、を備え、上記作業支援端末は、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードを被写体に含む映像を撮像可能に設けられた撮像部と、上記撮像部により撮像された映像情報を上記作業管理装置へ送信し、上記作業管理装置から送信された上記コンテンツ情報を受信すると表示させるブラウザ部と、上記コンテンツ情報に含まれる上記作業ステップの完了時に上記撮像部から映像を取得して位置情報とともに上記作業管理装置へ送信する撮像制御部と、を備える、ことを特徴とする。
また、本願に係る作業管理プログラムにあっては、コンピューターに、作業を管理する手順を実行させる作業管理プログラムであって、上記コンピューターを、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、上記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶手段と、制御手段、として機能させ、上記制御手段に対して、他の装置から映像情報を着信すると、着信した上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取ステップと、上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、上記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う上記コンテンツ情報を上記他の装置に送信する作業誘導ステップと、上記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、上記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して上記記憶手段に記憶する作業実績管理ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本願に係る作業管理方法は、コンピューターを用いた、作業を管理する方法であって、上記コンピューターは、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、上記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、制御部、とを備え、上記制御部は、他の装置から映像情報を着信すると、着信した上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取ステップと、上記映像情報の被写体に、上記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、上記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う上記コンテンツ情報を上記他の装置に送信する作業誘導ステップと、上記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、上記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して上記記憶手段に記憶する作業実績管理ステップと、を実施することを特徴とする。
本発明によると、作業対象の機器を容易に発見し、確実な作業を支援する技術を提供することができる。ただし、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施形態に係る作業支援システムの構成例を示す図である。 実施形態に係る作業支援システムの構成例を示す図である。 作業対象物情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 作業情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 地図情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 作業実績記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 障害情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 ナレッジ記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 作業支援コンテンツ記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 作業管理装置のハードウェア構成を示す図である。 作業支援端末のハードウェア構成を示す図である。 作業支援コンテンツ登録処理のフローを示す図である。 作業支援コンテンツ登録処理の出力画面の例を示す図である。 作業登録処理のフローを示す図である。 作業支援処理のフローを示す図である。 作業支援コンテンツ実行処理のフローを示す図である。 作業支援コンテンツ実行処理の出力画面の例を示す図である。 作業支援コンテンツ実行処理の出力画面の例(作業管理装置側)を示す図である。
以下に、本発明に係る第一の実施形態を適用した作業支援システム1を用いた実施形態について、図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の第一の実施形態における作業支援システム1の概要を示す図である。本実施形態において想定する作業支援システム1には、作業管理装置100と、作業支援端末200と、が含まれ、作業を行う対象は作業対象物300である。作業管理装置100は、例えば、いわゆるパソコンやサーバー装置である。作業支援端末200は、例えば、いわゆるパソコンや、情報処理機能を有する携帯機器(例えば、スマートフォン)である。作業対象物300は、作業支援システム1において作業管理を行う対象の設備、機器等である。例えば、作業対象物300は、プリンターや現金自動預払機、複写機、発券機、POS(Point of Sales)端末等である。
作業管理装置100と、作業支援端末200とは、ネットワーク10を介して互いに通信可能に接続される。ただし、作業対象物300については、必ずしも作業管理装置100と作業支援端末200とが接続されるネットワーク10に接続される必要はない。例えば、作業対象物300はネットワークへの接続の有無に関係なく動作するプリンターやコピー機、机や椅子等でも良い。
作業支援システム1においては、作業支援端末200を用いて作業対象物300を撮影することで、作業の対象の特定、作業支援、作業内容の記録を行うことが可能である。また、作業支援端末200は、作業対象物300が配置された位置まで操作者の誘導を行う。作業支援端末200が備える撮像部230によって撮影される対象は、作業対象物300の外観と、作業対象物300に貼付されたカラーコード350と、作業対象物300が配置された位置におけるカラーコード350の画面上の見かけの大きさを基準とする所定の範囲と、が含まれる配置近景400である。
作業支援端末200により撮影された映像情報は、作業管理装置100へ送信され、作業管理装置100に蓄積される。作業管理装置100から作業支援端末200へは、作業対象となる作業対象物300の位置と、当該位置へ作業のために移動する経路の情報と、が送信される。
作業管理装置100は、作業支援端末200から作業対象物300の映像情報を収集し、含まれるカラーコード350を符号化した対象物管理コードを取得して、予め作業対象として登録された対象物管理コードとの一致によって作業対象物300であるか否かを判定する。また、作業管理装置100は、作業支援端末200に対して、作業を行う対象の作業対象物300を画面上においてマーカー等の協調表示等を重畳させて指示する。
ネットワーク10は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信網である。なお、携帯電話通信網等の無線通信網上のVPN(Virtual Private Network)等であってもよい。
カラーコード350は、複数の所定の色のうちいずれか一色を付された閉じられた図形を複数含み、上記図形ごとに付された色の組み合わせに応じて、一意の情報を示すものである。より具体的には、カラーコードには、黒を背景色として、複数の所定の色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等)のうちいずれか一色を付された閉じられた図形(例えば、四角、丸、星等多角形を含む)が等間隔に縦横に整列するように複数含まれ、図形のうち最左列を構成する図形は、カラーコードの位置を特定するための特定セルとして割り当てられ、最上列を構成する図形は、他の図形で付される色を示したリファレンス領域が構成されるものである。カラーコード350には、例えば、カメレオンコード(登録商標)などを用いることができる。
作業管理装置100には、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、が含まれる。制御部110には、作業指示登録部111と、位置誘導部112と、カラーコード読取部113と、作業誘導部114と、作業実績管理部115と、障害情報管理部116と、ナレッジ情報管理部117と、が含まれる。記憶部120には、作業対象物情報記憶部121と、作業情報記憶部122と、地図情報記憶部123と、作業実績記憶部124と、障害情報記憶部125と、ナレッジ記憶部126と、が含まれる。
図3は、作業対象物情報記憶部121の構成例を示す図である。作業対象物情報記憶部121には、管理コード121Aと、種別121Bと、配置位置121Cと、対象物映像121Dと、が対応付けられている。管理コード121Aは、作業対象物300を特定する情報である。種別121Bは、作業対象物300の種別を特定する情報である。配置位置121Cは、作業対象物300の配置された位置を特定する情報である。対象物映像121Dは、作業対象物300を、貼付されているカラーコードと対象物が配された位置付近の近景とともに撮影した映像である。
図4は、作業情報記憶部122の構成例を示す図である。作業情報記憶部122には、作業識別子122Aと、作業予定日時122Bと、作業支援コンテンツ122Cと、障害コード122Dと、作業者122Eと、が対応付けられている。作業識別子122Aは、作業対象物300に対する一連の作業を特定する情報である。作業予定日時122Bは、作業対象物300に対する作業が行われる予定の日時を特定する情報である。作業支援コンテンツ122Cは、作業対象物300の作業を支援するコンテンツ、例えば作業手順を示す手引き等の情報を表示させる画面情報等を特定する情報である。障害コード122Dは、作業対象物300に対する作業を行う理由が障害である場合、その障害事象を特定する情報である。作業者122Eは、作業対象物300に対する作業を行う作業者を特定する情報である。
図5は、地図情報記憶部123の構成例を示す図である。地図情報記憶部123は、地域識別子123Aと、地図情報123Bと、が対応付けられており、地図情報123Bにより特定される地図には、地形図と、建物の範囲123C、住所123D、階情報123E、レイアウト情報123Fの組み合わせが複数含まれる。
地域識別子123Aは、所定の地域を特定する情報である。例えば、地域識別子123Aは、ある地域を複数の領域に区分けした際に、一つの領域を他の領域から区別しうる情報である。地図情報123Bは、地域識別子123Aにて特定される地域の地形情報等を特定する情報である。
建物の範囲123Cは、地域識別子123Aにて特定される地域内の建物ごとに、その建物が占める範囲の形状と大きさとを特定する情報である。住所123Dは、建物の範囲123Cにて特定される建物の住所を特定する情報である。階情報123Eは、建物の階を特定する情報である。レイアウト情報123Fは、階情報123Eで特定される建物のフロアの見取り図等の、フロア内構成物の配置を特定する図である。
図6は、作業実績記憶部124の構成例を示す図である。作業実績記憶部124は、対象物管理コード124Aと、作業識別子124Bと、作業完了日時124Cと、作業者124Dと、実施作業ステップ124Eと、作業証跡124Fと、が対応付けられている。
対象物管理コード124Aは、作業対象物300を特定する情報である。作業識別子124Bは、作業対象物300に対して行う作業を特定する情報である。作業完了日時124Cは、作業の完了した日時を特定する情報である。作業者124Dは、作業を行った者を特定する情報である。実施作業ステップ124Eは、作業に含まれる作業ステップのうち、実施したステップを特定する情報である。作業証跡124Fは、作業ステップの完了を疎明しうる証跡である。例えば、作業ステップを終えた状態の作業対象物300のスナップショット映像である。
図7は、障害情報記憶部125の構成例を示す図である。障害情報記憶部125は、障害番号125Aと、障害発生日時125Bと、対象物管理コード125Cと、障害内容125Dと、復帰作業識別子125Eと、が対応付けられている。障害番号125Aは、発生した障害を特定する情報である。障害発生日時125Bは、障害が発生した日時を特定する情報である。対象物管理コード125Cは、障害が発生した対象物を特定する情報である。障害内容125Dは、発生した障害の内容を特定する情報である。復帰作業識別子125Eは、障害に対して復帰のために行った作業を特定する情報である。
図8は、ナレッジ記憶部126の構成例を示す図である。ナレッジ記憶部126は、作業識別子126Aと、対象物管理コード126Bと、ナレッジ情報126Cと、が対応付けられている。作業識別子126Aは、作業対象物300の作業を特定する情報である。対象物管理コード126Bは、ナレッジの対象となる作業対象物300を特定する情報である。ナレッジ情報126Cは、作業識別子126Aと、対象物管理コード126Bと、の組み合わせにより特定される作業における注意点やノウハウを含む文字、映像あるいは音声、あるいはこれらの組み合わせの情報である。
図1の説明に戻る。作業指示登録部111は、作業予定日時の情報と、作業支援コンテンツの情報と、作業者の情報とを受け付けると、作業情報記憶部122へ情報を格納する。また、その際、作業指示登録部111は、作業対象物300において発生した障害の障害コードについても受け付けることが可能であり、受け付けた場合には、作業情報記憶部122の障害コード122Dとして情報を共に格納する。また、作業指示登録部111は、作業識別子122Aを新たに一つ割り当てて、作業識別子122Aとして格納する。
位置誘導部112は、作業対象物300の配置位置を、作業対象物情報記憶部121の配置位置121Cを読み出すことで特定し、地図情報記憶部123の該当する地図情報を用いて(地図上の通過地点等を表示して)作業者等を該位置へ誘導する。
カラーコード読取部113は、作業対象物300と、これに貼付されたカラーコード350およびこれらを含む所定の画角の配置近景400に関する映像情報を含む情報を受け付けて、映像内に作業対象物300に貼付されたカラーコード350を特定し、読み出す。
作業誘導部114は、カラーコード読取部113が読み出したカラーコード350が示すコードで示される作業対象物300に対する作業を誘導するべく、作業情報記憶部122の作業支援コンテンツ122Cを読み出して、作業支援端末200へ送信する。
作業実績管理部115は、作業者が作業支援コンテンツを用いて作業を行う場合に、作業支援端末200から作業ステップの完了タイミングで送信される作業証跡の情報(例えば、作業対象物300の視覚的状況を示す映像情報)を受け付けて、作業実績記憶部124に格納する。また、作業実績管理部115は、作業管理装置100を操作するための出力装置に対して、作業の進み具合を示す管理画面を出力させ、作業者に対する人的支援(例えば、作業の中でマニュアルとは異なる状況に遭遇する等、判断に迷う状況においてアドバイスを行う等)を遠隔的に実施可能に制御する。
障害情報管理部116は、作業対象物300に発生した障害についての情報を障害情報記憶部125に記憶させ、作業支援端末200に過去の障害情報を送信する。
ナレッジ情報管理部117は、作業に関するナレッジの読出し、出力を行うと共に、新たなナレッジの登録依頼を受けると、ナレッジ記憶部126に登録する。
通信部130は、ネットワーク10を介して他の装置、例えば作業支援端末200等との通信を行う。
図2に示すように、作業支援端末200には、制御部210と、記憶部220と、撮像部230と、通信部240と、が含まれる。制御部210には、撮像制御部211と、ブラウザ部212と、衛星波制御部213と、が含まれる。
記憶部220には、図9に示す作業支援コンテンツ記憶部221と、図8に示すナレッジ記憶部126と略同じデータ構造を有するナレッジ情報記憶部222と、が含まれる。
図9は、作業支援コンテンツ記憶部221の構成例を示す図である。作業支援コンテンツ記憶部221は、作業識別子221Aと、対象物管理コード221Bと、作業支援コンテンツ221Cと、地図情報221Dと、障害情報221Eと、ナレッジ情報221Fと、が対応付けられている。
作業識別子221Aは、作業を特定する情報である。対象物管理コード221Bは、作業対象物300を特定する情報である。作業支援コンテンツ221Cは、作業について支援を行うマニュアルや手順書等のコンテンツである。地図情報221Dは、作業対象の物が配置された位置を具体的に示すための地図の情報を含む訪問経路等の情報である。障害情報221Eは、作業を必要とするきっかけとなった障害がある場合には、当該障害を特定する情報である。ナレッジ情報221Fは、作業対象物300に対する作業を行う上で有用なその他の経験的情報を含む情報である。
なお、記憶部220に含まれるナレッジ情報記憶部222についての詳細な説明は省略する。基本的には、ナレッジ情報記憶部222は、作業支援端末200がネットワーク10に接続できない状態(例えば、基地局からの通信圏外になっている場合、あるいは通信機能の破損時)において、一時的にキャッシュしておくデータの記憶部であるといえる。
図2の説明に戻る。撮像制御部211は、撮像部230に対して、プレビュー情報の取得開始指示、撮影開始指示、フォーカス/露光量変更指示、撮影終了指示、取得映像情報の取り出し、等の撮像に関する指示を与える。
ブラウザ部212は、ネットワーク10を介して、作業管理装置100等の別の装置に対して所定のプロトコルによる通信を行い、所定の画面情報の要求、要求結果の受信、要求結果の表示等を実行する。なお、ブラウザ部212は、HTML(Hyper Text Tranfering Language )等で作成されたWebページ等をHTTP等の通信プロトコルにより取得し表示する。
衛星波制御部213は、衛星波を受信し、受信した情報を用いることが可能なように成形する。なお、衛星波には、GPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)等の衛星波が含まれるが、これに限定されるものではない。
撮像部230は、作業対象物300と、作業対象物300に貼付されたカラーコード350と、作業対象物300が配置されている位置周辺の所定の範囲の配置近景400と、を撮像できる画角を有すると共に、適切な位置に移動可能な撮像装置を含む。撮像部230は、撮像して得た映像情報を、撮像制御部211に受け渡す。なお、撮像部230が得る映像情報は、動画情報であるが、これに限られず、静止画情報であってもよい。
通信部240は、ネットワーク10を介して他の装置、例えば作業管理装置100等との通信を行う。
図10は、作業管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。作業管理装置100は、演算装置102と、外部記憶装置103と、主記憶装置104と、出力装置105と、通信装置106と、各装置をつなぐバス107と、を少なくとも備える。また、他に、作業管理装置100は、入力装置101を備えるものであってもよい。
演算装置102は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
外部記憶装置103は、デジタル情報を記憶可能な、いわゆるハードディスク(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
出力装置105は、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
通信装置106は、ネットワーク10等を介して作業支援端末200等の他の装置と通信経路を確立し、情報を送受信するネットワークカード等の装置である。
入力装置101は、キーボードやマウス、タッチパネル等の各種入力装置である。
上記した作業管理装置100の作業指示登録部111、位置誘導部112、カラーコード読取部113、作業誘導部114、作業実績管理部115、障害情報管理部116、ナレッジ情報管理部117は、演算装置102に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置104、外部記憶装置103または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置104上にロードされ、演算装置102により実行される。
また、作業管理装置100の記憶部120は、主記憶装置104及び外部記憶装置103により実現される。また、作業管理装置100の通信部130は、通信装置106により実現される。以上が、作業管理装置100のハードウェア構成例である。
図11は、作業支援端末200のハードウェア構成例を示す図である。作業支援端末200は、入力装置201と、演算装置202と、外部記憶装置203と、主記憶装置204と、出力装置205と、撮像装置206と、衛星波受信装置207と、通信装置208と、各装置をつなぐバス209と、を少なくとも備える。
入力装置201は、キーボードやマウス、タッチパネル等の各種入力装置である。
演算装置202は、例えばCPUなどの演算装置である。
外部記憶装置203は、デジタル情報を記憶可能な、いわゆるハードディスクやSSDあるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。
主記憶装置204は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
出力装置205は、例えば液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイ等の表示装置である。
撮像装置206は、所定の波長に一定以上の感度を有する素子を用いて、画像情報を出力する撮像装置である。
衛星波受信装置207は、3つ以上の人工衛星から送信された衛星波をアンテナを用いて受信し、受信した情報に基づき現在地の座標を割り出す装置である。
通信装置208は、ネットワーク10等を介して作業管理装置100等の他の装置と通信経路を確立し、情報を送受信するネットワークカード等の装置である。
入力装置201と、演算装置202と、外部記憶装置203と、主記憶装置204と、出力装置205と、撮像装置206と、衛星波受信装置207と、通信装置208とは、バス209等の接続導線により互いに接続される。
上記した作業支援端末200の撮像制御部211、ブラウザ部212、衛星波制御部213は、演算装置202に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置204、外部記憶装置203または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置204上にロードされ、演算装置202により実行される。
また、作業支援端末200の記憶部220は、主記憶装置204及び外部記憶装置203により実現される。また、撮像部230は、撮像装置206により実現される。また、作業支援端末200の通信部240は、通信装置208により実現される。以上が、作業支援端末200のハードウェア構成例である。
作業管理装置100、作業支援端末200のそれぞれの構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各制御部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各制御部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
また、望ましくは、作業支援端末200は、画面出力を、視界を覆うレンズに投影して出力し、音声による入出力を可能とする機能等を有する眼鏡型の演算処理装置である等、いわゆるウェアラブル端末と呼ばれる演算装置により実現されていることが望ましい。作業者の作業動作を阻害しないようにする観点からである。
[動作の説明]次に、本実施形態における作業支援システム1の動作を説明する。図12は、本実施形態における作業支援コンテンツ登録処理のフロー図である。
作業支援コンテンツ登録処理は、作業対象物300に対する作業を支援するコンテンツを、作業者に利用可能となるよう登録する処理である。作業支援コンテンツ登録処理は、作業管理装置100の稼動が開始され、作業管理装置100の所定のランチャー等により開始指示を受け付けると、開始される。
まず、作業指示登録部111は、作業誘導フローの入力を受け付ける(ステップS001)。具体的には、作業指示登録部111は、所定の作業誘導フロー入力画面を作成して所定の出力部、例えば作業管理装置100のディスプレイや、作業管理装置100へアクセスする所定の端末に出力させ、当該画面に基づく作業フロー情報の入力、削除、変更等を含む変更情報を受け付ける。
そして、作業指示登録部111は、作業誘導フローを適用可能な機種を示すカラーコードの入力を受け付ける(ステップS002)。具体的には、作業指示登録部111は、ステップS001にて入力を受け付けた作業誘導フローについて、当該フローによる作業が適用される作業対象物300の機種等を示すカラーコードの入力を受け付ける。ここで、カラーコードは、一つのカラーコード内に含まれるデータを例えば上位桁と下位桁、または奇数桁と偶数桁等の2つのグループに分けておき、それぞれのグループについて機種を特定するコード、個体を特定するコードとして運用されるものであってもよい。あるいは、3以上の複数のグループに分けておき、それぞれのグループについて機種を特定するコード、個体を特定するコード、管理主体を特定するコード等として運用されるものであってもよい。そのような場合には、該作業誘導フローがある機種に共通して適用可能であれば、作業指示登録部111は、適用可能な機種を特定するグループに関してカラーコードの入力を受け付けてもよい。
そして、作業指示登録部111は、作業誘導フロー内に、機種に応じたカラーコードを追記する(ステップS003)。具体的には、作業指示登録部111は、ステップS001にて入力を受け付けた作業誘導フローについて、ステップS002にて入力を受け付けたカラーコードを識別可能に関連付ける。例えば、作業指示登録部111は、作業誘導フローのメタ情報に該カラーコードを追記するように関連付ける。
そして、作業指示登録部111は、作業誘導フローを記憶させる(ステップS004)。具体的には、作業指示登録部111は、ステップS003にてカラーコードが追記された作業誘導フローを、作業情報記憶部122の作業支援コンテンツ122Cに格納可能な形式に成形して、格納させる。その際に、作業指示登録部111は、後述する作業登録処理を行い、当該作業誘導フローを行う作業について、作業識別子122Aと、作業予定日時122Bと、障害コード122Dと、作業者122Eと、の情報を別途受け付けて、作業情報記憶部122に格納させる。
なお、その他に、作業指示登録部111は、作業誘導フローの入力を受け付けるステップS001のステップにおいて、音声情報によるガイダンス情報の入力、あるいは文字情報によるガイダンス情報の入力をも受け付けている場合には、これらを作業支援コンテンツ内に含ませるようにする。
図13は、作業支援コンテンツ登録画面500の画面構成例を示す図である。作業支援コンテンツ登録画面500には、コンテンツ識別子入力受け付け欄510と、フロー入力受け付け欄520と、対象物のカラーコードの受け付け欄530と、音声ガイド入力開始指示の受け付け欄541と、音声ガイドの入力終了指示の受け付け欄542と、ガイドテキスト入力受け付け欄551と、ガイドテキスト入力指示受付欄552と、コンテンツ登録指示受付欄560と、が含まれる。
対象物のカラーコードの受け付け欄530は、既に受け付けられたカラーコード531と、該カラーコードを同機種に適用させる(例えば、個体の識別情報を無視させる)指示を受け付ける同機種適用入力受付領域532と、の組が、受け付けられた数だけ表示される。また、これから受け付けるカラーコードの入力受付領域533と、該カラーコードを同機種に適用させる(例えば、個体の識別情報を無視させる)指示を受け付ける同機種適用入力受付領域532と、が含まれる。
音声ガイド入力開始指示の受け付け欄541は、入力を受け付けると、音声ガイドの入力終了指示の受け付け欄542への入力を受け付けるまで、音声ガイドのための音声情報を受け付けて記録する。
ガイドテキスト入力受け付け欄551は、入力されるテキスト情報を保持し、ガイドテキスト入力指示受付欄552への入力が受け付けられると、入力されたテキスト情報をガイドテキストとして作業支援コンテンツに含ませる。
コンテンツ登録指示受付欄560は、入力を受け付けると、コンテンツ識別子入力受け付け欄510と、フロー入力受け付け欄520と、対象物のカラーコードの受け付け欄530と、音声ガイドの入力終了指示の受け付け欄542と、ガイドテキスト入力指示受付欄552と、において入力指示を受け付けた情報をまとめて、作業支援コンテンツとして構成する処理を開始するよう作業指示登録部111へ指示する。
図14は、本実施形態における作業登録処理のフロー図である。
作業登録処理は、作業対象物300に対する作業を支援するコンテンツ等、作業に必要な情報を、作業者に利用可能となるよう登録する処理である。作業登録処理は、作業管理装置100の稼動が開始され、作業管理装置100において作業支援コンテンツ登録処理のステップS004において、あるいはランチャー等により開始指示を受け付けると、開始される。
まず、作業指示登録部111は、作業識別子と、作業予定日時と、障害コードと、作業者と、の情報を受け付ける(ステップS101)。
そして、作業指示登録部111は、作業管理装置へ送信する(ステップS102)。具体的には、作業指示登録部111は、ステップS101において受け付けた情報を、作業管理装置100へ送信するが、作業指示登録部111が作業管理装置100に存在する前提では、送信するのではなく、作業情報記憶部122に格納可能に変形させる。
そして、作業指示登録部111は、作業情報記憶部122へ格納する(ステップS103)。具体的には、作業指示登録部111は、作業識別子と、作業予定日時と、障害コードと、作業者との情報を、作業情報記憶部122へ作業支援コンテンツ122Cに対応付けて格納させる。
以上が、作業登録処理の処理フローである。
作業登録処理によれば、作業の情報と、作業を支援する情報と、を対応付けて格納することができる。
図15は、作業支援処理の処理フローを示す図である。作業支援処理は、作業対象物300に対する作業を作業者が開始すると、開始される。
まず、作業誘導部114は、支援する作業の選択を受け付ける(ステップS201)。具体的には、作業誘導部114は、作業支援端末200のブラウザ部212を介して支援対象の作業の選択肢等を提示して、作業の選択を受け付ける。
そして、ブラウザ部212は、作業識別子を作業管理装置100へ送信する(ステップS202)。具体的には、ブラウザ部212は、選択された作業に相当する作業識別子を特定し、作業管理装置へ作業識別子を送信して作業支援コンテンツを要求する。
そして、ブラウザ部212は、作業識別子で特定される作業支援コンテンツを作業管理装置から受信する(ステップS203)。
そして、ブラウザ部212は、作業対象物の位置付近にあるか否かを判定する(ステップS204)。具体的には、ブラウザ部212は、作業対象物300の配置位置と、衛星波制御部213が受け取った衛星波に基づく現在地が属する位置と、を比較し、所定の範囲内にあるか否かを判定する。
作業対象物の位置付近にない場合(ステップS204にて「No」の場合)には、位置誘導部112は、作業対象物までの経路を誘導する(ステップS205)。具体的には、位置誘導部112は、作業対象物300の位置を地図情報記憶部123に含まれる地図情報において特定し、衛星波制御部213が受け取った衛星波に基づく現在地が属する位置を起点とした作業対象物300までの経路を誘導する情報を生成して、作業支援端末200に送信する。これを受信したブラウザ部212は、経路を誘導する。そして、ブラウザ部212は、経路誘導処理中にも、所定のタイミングで制御をステップS204に戻す。
作業対象物の位置付近にある場合(ステップS204にて「Yes」の場合)には、作業誘導部114は、作業対象物に対する作業支援コンテンツを実行する(ステップS206)。具体的には、作業誘導部114は、作業対象物300に係る作業支援コンテンツ、障害情報、ナレッジ情報を読み出して作業支援端末200に送信する。そして、ブラウザ部212は、受信した当該作業支援コンテンツ等を作業支援コンテンツ記憶部221に格納した上で再生して、作業支援を開始する。
以上が、作業支援処理の処理フローである。作業支援処理によれば、作業者に対して、作業対象物300までの移動経路を案内するとともに、作業対象物300の付近に到着した場合に作業支援コンテンツを開始させることができる。
図16は、作業支援コンテンツ実行処理の処理フローを示す図である。作業支援コンテンツ実行処理は、作業対象物300に対する作業の手順が含まれる作業支援コンテンツを作業者が容易に確認しながら作業を行うことができるよう再生する。作業支援コンテンツ実行処理は、作業支援処理のステップS206において開始される。
まず、撮像制御部211は、カラーコードを貼り付けられた作業対象物300を配置近景400と共に撮像する(ステップS301)。そして、撮像制御部211は、GPS等の位置情報を、映像に関連付ける(ステップS302)。具体的には、撮像制御部211は、衛星波制御部213が受け取った衛星波に基づく現在地を位置情報として、ステップS301にて撮像した映像のメタ情報等に格納する。
そして、ブラウザ部212は、映像を作業管理装置100へ送信する(ステップS303)。具体的には、ブラウザ部212は、ステップS302において位置情報を関連付けた映像について、ネットワーク10を介して作業管理装置100へ送信する。
そして、作業誘導部114は、受け取った映像内のカラーコードを検出するとともに、カウンタをインクリメントする(ステップS304)。具体的には、作業誘導部114は、ステップS303にて送信された映像情報を受け取り、カラーコード読取部113に受け渡してカラーコードを読み取らせる。カラーコード読取部113は、映像情報の中から、カラーコードに特徴的な図形の形状、配置等をパターンマッチングさせることで、カラーコードの存在の検出と映像内の位置の特定と、読取方向の特定等を行って、コードを一つ読み出す。そして、作業誘導部114は、開始されているカウンタ変数が無い場合には新たなカウンタ変数をゼロクリアして生成し、カウンタの値をインクリメントする。
そして、作業誘導部114は、カラーコードを符号化したコードが作業対象の管理コードと一致し、かつ、位置情報が所定以上類似するか否かを判定する(ステップS305)。具体的には、作業誘導部114は、カラーコードの読み取りを行い、符号化して管理コードとして読出すと作業支援コンテンツの対象の機種として登録されたカラーコードの一部(機種を示す部分)同士が一致する場合であって、位置が近傍にあるか否かを判定する。
カラーコードの一部同士が一致しない場合、あるいは位置が近傍にない場合(ステップS305にて「No」の場合)には、作業誘導部114は、カウンタが所定以上であるか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、カウンタの値が3以上であるか否かを判定し、3以上でない場合には、作業誘導部114は、制御をステップS301へ戻す。
カウンタの値が所定(3)以上である場合(ステップS306にて「Yes」の場合)には、作業誘導部114は、作業管理装置100に異常を出力させるために、アラート情報を自己宛てに送信する(ステップS307)。そして、作業誘導部114は、作業支援コンテンツ実行処理を終了させる。
カラーコードを符号化したコードが作業対象の管理コードと一致し、かつ、位置情報が所定以上類似する場合(ステップS305にて「Yes」の場合)には、作業誘導部114は、作業支援コンテンツの1ステップを実行させる(ステップS308)。
そして、撮像制御部211は、撮影し、作業管理装置100へ映像を送信する(ステップS309)。具体的には、撮像制御部211は、撮像部230に撮像を所定のタイミングで指示して、作業対象物300の外観を撮像させて、得られた映像情報を作業管理装置100へ送信する。作業管理装置100の作業実績管理部115は、送信された映像情報を作業実績記憶部124の作業証跡124Fへ格納するとともに、実行したステップについて、対象物管理コードや作業識別子、作業完了日時、作業者、実施作業ステップ等の作業の関連情報をも特定して、作業実績記憶部124へ格納する。
そして、ブラウザ部212は、作業支援コンテンツを最後まで実行したか否かを判定する(ステップS310)。実行した場合には、ブラウザ部212は、作業支援コンテンツ実行処理を終了させる。実行していない場合には、作業誘導部114は、制御をステップS308に戻す。
以上が、作業支援コンテンツ実行処理の処理フローである。作業支援コンテンツ実行処理によれば、映像に含まれるカラーコードと位置情報を取得することで、作業対象物300として正しい対象物であれば、作業支援コンテンツの実行を開始し、作業対象物300として正しくない場合(例えば、類似する別の対象物等に対して作業を開始しようとしている場合等)には、作業支援コンテンツを実行させないことで、作業者が誤って作業支援を受けながら誤った作業を実行することを避けることができる。また、作業のステップごとに証跡の情報を作業管理装置が受け取り記録するため、作業が適切になされたか否かを確認する情報を確実に残すことができる。また、作業者が作業対象を見つけられない場合等には、支援者がこれに気付くことができるように、アラート情報が報知されるため、作業者が孤立してしまい工期を無駄遣いすることを防ぐことができる。
図17は、作業支援コンテンツ表示画面600の出力画面例を示す図である。作業支援コンテンツ表示画面600は、作業支援端末200の表示領域に作業支援コンテンツが表示される際に出力される画面である。
作業支援コンテンツ表示画面600には、音声ガイドの出力指示を受け付ける音声ガイド指示開始指示受付ボタン610Aと、テキストによるマニュアル出力指示を受け付けるマニュアル表示開始指示受付ボタン610Bと、ナレッジの出力指示を受け付けるナレッジ表示指示受付ボタン610Cと、作業対象物300を取り違えないよう外観を明確に表示する外観画像620と、作業対象物300と表示が重畳する場合には透過的に作業対象物300の障害の履歴を示す障害履歴情報表示領域630と、作業対象物300と表示が重畳する場合には透過的に作業対象物300の作業の履歴を示す作業履歴情報表示領域640と、ナレッジを表示するナレッジ表示領域650と、作業ステップの作業内容を表示するステップ表示領域660と、該ステップに対する肯定的応答入力を受け付ける応答入力受付領域670と、該ステップに対する否定的応答入力を受け付ける否定応答入力受付領域680と、が含まれる。
図18は、支援管理画面700の出力画面例を示す図である。支援管理画面700は、作業管理装置100の表示領域に、作業支援コンテンツが表示される際に出力される画面である。
支援管理画面700には、支援対象の作業に関する作業支援コンテンツを特定する識別子を表示するコンテンツ識別子表示領域710と、実行した作業を太線で表示する等強調表示を伴わせて作業フロー730を表示させる作業フロー表示領域720と、作業者および作業支援者を表示させる主体表示領域740と、作業者が有する作業支援端末200との間で音声通信を開始させる音声指示通話開始指示受付ボタン750と、音声通信を終了させる音声指示通話終了指示受付ボタン760と、作業対象物300の外観を明確に表示する外観画像表示領域770と、作業支援端末200の撮像部230が撮像した映像が略リアルタイムに表示される作業者共用画像表示領域780と、が含まれる。
ここで、作業フロー表示領域720においては、実行した作業を太線で表示する等強調表示を伴わせて作業フロー730が表示され、作業フロー730を構成する作業ごとに、近傍に作業完了の日時730Aが示される。該作業完了の日時730Aは、作業ステップごとに作業管理装置100へ送信された作業証跡である作業対象物300の映像を表示させる画面へのリンクとして表示され、入力を受け付けると該映像を表示する別画面が出力される。
また、作業者共用画像表示領域780には、カラーコード780Aが貼付された作業対象物の外観780Bと、その背景780Cと、が含まれる映像が含まれる。また、支援管理画面700側において入力された作業者共用画像表示領域780上の入力を手書き線780Dとして受け付けると、作業支援端末200にも同様の手書き線を出力表示させることができる。例えば、作業支援者が作業対象物の外観780B上のあるボタンの操作を作業者に示したい場合に、作業対象物300の接写画像を作業支援端末200側で取得すると、作業支援者が作業管理装置100側で画像上のボタンの位置を手書き線780Dにより矢印で示すように入力すると、作業支援端末200側でも同様の矢印を接写画像上で確認することができる。
以上が、支援管理画面700の出力画面例である。
以上、本発明に係る第一の実施形態を適用した作業支援システム1について説明した。当該実施形態によると、作業対象物300を容易に正確に特定し、迅速に作業内容をガイドすることができるとともに、作業の証跡を漏れなく記録することができる。
本発明は、上記の第一の実施形態に制限されない。上記の第一の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記の第一の実施形態においては、作業支援端末200は、ブラウザ部212により作業支援コンテンツを出力しているが、これに限られない。例えば、作業支援端末200においては、通信状態の安定しない場所において作業を行う場合を想定して、スタンドアロンで動作するコンテンツ再生部にて作業支援コンテンツの再生を行い、疑似的に作業管理装置100との通信をローカルキャッシュしておき、通信環境が安定した後にキャッシュした内容を作業管理装置100へ送信するものであってもよい。その場合には、コンテンツ再生部は、作業管理装置100の代替を行うために必要な作業支援コンテンツを予め受信して保持するものとする。このようにすることで、通信品質が安定しない場所等においても、安定的に作業を行うことができるといえる。
また例えば、上記の第一の実施形態においては、作業支援端末200には、撮像部230が設けられているが、これに限られるものでもない。例えば、撮像部230に相当する光学映像取得装置を有線(USB通信、LAN等)あるいは無線(NFC(Near Field Communication)、Bluetooth、無線LAN等)により作業支援端末200と接続し、撮像するようにしてもよい。このようにすると、例えば、作業対象物300が配置された場所に設けられている監視カメラ等、定点カメラの情報を取得して作業の対象となる作業対象物300の存在を確認することが可能となり、危険を伴う場所やセキュリティ上不特定多数者が訪問することが推奨されない場所等に配置された作業対象物の確認が容易となる。
また例えば、上記の第一の実施形態においては、作業管理装置100と作業支援端末200とは別の装置であるが、例えば作業管理装置100の制御部110と記憶部120と同様の構成を作業支援端末200に備える等、単一の装置により実現することも可能である。
また、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品のような複数の部分に分けられて適用されるようにしてもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。
1・・・作業支援システム、10・・・ネットワーク、100・・・作業管理装置、110・・・制御部、111・・・作業指示登録部、112・・・位置誘導部、113・・・カラーコード読取部、114・・・作業誘導部、115・・・作業実績管理部、116・・・障害情報管理部、117・・・ナレッジ情報管理部、120・・・記憶部、121・・・作業対象情報記憶部、122・・・作業情報記憶部、123・・・地図情報記憶部、124・・・作業実績記憶部、125・・障害情報記憶部、126・・・ナレッジ記憶部、130・・・通信部、200・・・作業支援端末、210・・・制御部、211・・・撮像制御部、212・・・ブラウザ部、213・・・衛星波制御部、220・・・記憶部、221・・・作業支援コンテンツ記憶部、222・・・ナレッジ情報記憶部、230・・・撮像部、240・・・通信部、300・・・管理対象資産、350・・・カラーコード

Claims (11)

  1. 作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、前記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、
    他の装置から映像情報を着信すると、着信した前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取部と、
    前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、前記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う前記コンテンツ情報を前記他の装置に送信する作業誘導部と、
    前記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、前記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して前記記憶部に記憶する作業実績管理部と、
    を備えることを特徴とする作業管理装置。
  2. 請求項1に記載の作業管理装置であって、
    前記カラーコードは、複数の所定の色のうちいずれか一色を付された閉じられた図形を複数含み、前記図形ごとに付された色の組み合わせに応じて、一意の情報を示す、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  3. 請求項2に記載の作業管理装置であって、
    前記カラーコードは、黒を背景色として、複数の所定の色のうちいずれか一色を付された閉じられた図形が等間隔に縦横に整列するように複数含み、前記図形のうち最左列を構成する図形は、カラーコードの位置を特定するための特定セルとして割り当てられ、最上列を構成する図形は、他の図形で付される色を示したリファレンス領域を構成するものである、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業管理装置であって、
    前記記憶部には、さらに、一つまたは複数の前記作業対象物について作業を指示する指示情報が記憶され、
    前記作業誘導部は、前記指示情報に含まれる一つの前記作業対象物に関して、前記コンテンツ情報を前記他の装置に送信する、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  5. 請求項4に記載の作業管理装置であって、
    前記記憶部には、前記作業対象物の配置位置を特定する情報が含まれ、
    前記指示情報に含まれる一つまたは複数の前記作業対象物について前記配置位置を特定する情報を用いて、前記指示情報に含まれる作業対象物へ至る経路を誘導する経路誘導部、
    を有することを特徴とする作業管理装置。
  6. 請求項5に記載の作業管理装置であって、
    前記作業誘導部は、前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれないと所定回以上判定された場合には、所定のアラート情報を出力する、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の作業管理装置であって、
    前記作業実績管理部は、受信した前記映像情報と位置情報を、前記作業ステップごとに対応付けて表示する作業フロー出力情報を生成する、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の作業管理装置であって、
    画面情報を出力する出力部を備え、
    前記作業実績管理部は、前記他の装置から着信した前記映像情報に対して付加された画像情報を、前記他の装置および前記出力部に表示可能に送信する、
    ことを特徴とする作業管理装置。
  9. 作業管理装置と、前記作業管理装置から送信された作業支援情報を表示する作業支援端末と、を含む作業支援システムであって、
    前記作業管理装置は、
    作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、前記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、
    前記作業支援端末から映像情報を着信すると、着信した前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取部と、
    前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、前記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う前記コンテンツ情報を前記作業支援端末に送信する作業誘導部と、
    前記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、前記作業支援端末から映像情報及び位置情報を受信して前記記憶部に記憶する作業実績管理部と、
    を備え、
    前記作業支援端末は、
    前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードを被写体に含む映像を撮像可能に設けられた撮像部と、
    前記撮像部により撮像された映像情報を前記作業管理装置へ送信し、前記作業管理装置から送信された前記コンテンツ情報を受信すると表示させるブラウザ部と、
    前記コンテンツ情報に含まれる前記作業ステップの完了時に前記撮像部から映像を取得して位置情報とともに前記作業管理装置へ送信する撮像制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とする作業支援システム。
  10. コンピューターに、作業を管理する手順を実行させる作業管理プログラムであって、
    前記コンピューターを、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、前記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶手段と、制御手段、として機能させ、
    前記制御手段に対して、
    他の装置から映像情報を着信すると、着信した前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取ステップと、
    前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、前記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う前記コンテンツ情報を前記他の装置に送信する作業誘導ステップと、
    前記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、前記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して前記記憶手段に記憶する作業実績管理ステップと、
    を実行させることを特徴とする作業管理プログラム。
  11. コンピューターを用いた、作業を管理する方法であって、
    前記コンピューターは、作業対象物に貼付された一意のカラーコードの情報と、前記作業対象物に対する作業の支援を行うコンテンツ情報と、を記憶した記憶部と、制御部、とを備え、
    前記制御部は、
    他の装置から映像情報を着信すると、着信した前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれるか否かを検出するカラーコード読取ステップと、
    前記映像情報の被写体に、前記作業対象物に貼付された一意のカラーコードと一致するカラーコードが含まれる場合には、前記カラーコードにより示される機種の作業対象物に対する作業の支援を行う前記コンテンツ情報を前記他の装置に送信する作業誘導ステップと、
    前記コンテンツ情報に含まれる所定の作業ステップごとに、前記他の装置から映像情報及び位置情報を受信して前記記憶手段に記憶する作業実績管理ステップと、
    を実施することを特徴とする作業管理方法。
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