JPWO2015098017A1 - 半導体集積回路、ラッチ回路およびフリップフロップ回路 - Google Patents

半導体集積回路、ラッチ回路およびフリップフロップ回路 Download PDF

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Abstract

半導体集積回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、低消費電力化に有効な技術を提供する。第1ノードと第2ノードとの間に接続された半導体集積回路は、第1〜第4トランジスタによって構成されている。そして、第2ノードの信号が変化するとき、第4トランジスタがオンされ、第2トランジスタのゲートに、第3電位から第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。このため、半導体集積回路へのデータを容易に書き込むことができ、かつデータ保持能力を保証することができる。

Description

本開示は、半導体集積回路、並びにこれを備えたラッチ回路およびフリップフロップ回路に関するものである。
半導体集積回路には多数のラッチ回路やフリップフロップ回路が使用される。モバイル機器の普及を背景に半導体集積回路の低消費電力化への要求が高まっており、ラッチ回路やフリップフロップ回路の低消費電力化が一層望まれている。
一般に、ラッチ回路やフリップフロップ回路の低消費電力化のためには、クロック信号の伝播経路上に存在するトランジスタの数をできるだけ削減することが望ましい。例えば、データ信号をラッチへ書き込みする際、一時的にラッチ帰還信号をクロック信号に応じて遮断する機構があるとの書き込みやすくなる一方で、その遮断する機構としての制御スイッチをなくすことにより、クロック信号の伝播経路上において、トランジスタ数の削減が可能となる。
例えば、特許文献1および2では、フリップフロップ回路を構成するマスターラッチ回路およびスレーブラッチ回路の各々において、上記の制御スイッチを無くし、インバータのみによって、ラッチ帰還信号を生成する技術が開示されている。
特許第3572700号公報(図3) 米国特許第6008678号明細書
しかしながら、特許文献1,2に記載されたような従来技術によると、近年の半導体集積回路への低消費電力化要求に伴う電源電圧の低下によって、あるいは、小面積化要求に伴うトランジスタサイズの低下によって、データ信号を書き込むトランジスタの駆動能力が低下しているため、そのトランジスタの駆動能力がラッチ帰還信号を生成するインバータの駆動能力よりも劣ることに起因して、データ信号を書き込めない場合がある。一方で、インバータの駆動能力を極端に低下させると、ラッチ信号を保持できなくなる。
上記問題に鑑み、本開示は、電源電圧が低下したり、トランジスタの駆動能力が低下したりした場合においても、半導体集積回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、低消費電力化に有効な技術を提供することを目的とする。
本開示の半導体回路では、相互に反転した信号が与えられた第1ノードおよび第2ノード間に接続された半導体集積回路において、第1電位が与えられる第1電位ノードと前記第1ノードとの間に設けられた第1導電型の第1トランジスタと、前記第1ノードと第2電位が与えられる第2電位ノードとの間に設けられ、ドレインが前記第1ノードに接続された第2導電型の第2トランジスタと、ソースが前記第2トランジスタのゲートに接続された第3トランジスタとを備えている。そして、前記第2ノードにおける信号が変化するとき、前記第3トランジスタのゲートに当該第3トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、前記第2トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。
本開示の半導体回路によると、第2ノードにおける信号が変化する(ハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルに遷移する)とき、第3トランジスタのゲートに第3電位(例えば、第3トランジスタが第1導電型の場合における、例えば第2電位、または、例えば、第3トランジスタが第2導電型の場合における、例えば第1電位)が与えられることによって第3トランジスタがオンするように構成されている。そして、第2トランジスタのゲートには、第3トランジスタのゲートに与えられた第3電位から第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。このように、上記の閾値分シフトした電位が与えられることは、換言すると、第1電位と第2電位との間における所定の電位が第2トランジスタのゲートに与えられることになり、第2トランジスタは弱いオン状態となる。このように、第2トランジスタが弱いオン状態になっているため、第1ノードにおける信号のレベルが遷移するとき、第2トランジスタの駆動能力が十分に弱い状態であり、第1ノードにおける信号のレベルは容易に遷移することができる。
本開示によれば、電源電圧が低下したり、トランジスタの駆動能力が低下したりした場合においても、半導体集積回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、低消費電力化を実現することができる。
図1Aは、実施形態1に係るラッチ回路の概念図である。 図1Bは、実施形態1に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図2Aは、実施形態2に係るラッチ回路の概念図である。 図2Bは、実施形態2に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図3Aは、実施形態3に係るラッチ回路の概念図である。 図3Bは、実施形態3に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図4Aは、実施形態4に係るラッチ回路の概念図である。 図4Bは、実施形態4に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図5Aは、実施形態4に係るラッチ回路のバリエーション例を示す図である。 図5Bは、実施形態4に係るラッチ回路のバリエーション例においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図6Aは、実施形態5に係るフリップフロップ回路の概念図である。 図6Bは、実施形態5に係るフリップフロップ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。 図7は、実施形態6に係るフリップフロップ回路の概念図である。 図8は、実施形態7に係るフリップフロップ回路の概念図である。 図9は、実施形態8に係るフリップフロップ回路の概念図である。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
<実施形態1>
図1Aは実施形態1に係るラッチ回路の回路図の一例を示した図である。図1Bは、実施形態1に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図である。
図1Aに示すように、ラッチ回路100は、入力端子INと出力端子OUTとの間において直列に接続された2つのインバータ110(第1インバータ)およびインバータ130(第2インバータ)と、インバータ110とインバータ130との間に設けられた制御スイッチ120と、出力端子OUTに出力されるラッチ信号Q1を受けてラッチ帰還信号Bを生成し、インバータ130の入力に帰還するラッチ帰還部140(半導体集積回路)とを備えている。インバータ110の出力と制御スイッチ120の入力との間は、ノードN10によって接続され、制御スイッチ120の出力と、インバータ130の入力と、ラッチ帰還部140の出力との間は、第1ノードとしてのノードN11によって接続されている。また、インバータ130の出力と、出力端子OUTと、ラッチ帰還部140の入力との間は、第2ノードとしてのノードN12によって接続されている。すなわち、ノードN11とノードN12との間には、相互に反転した信号が与えられている。
制御スイッチ120は、データ信号D1(入力信号)を遮断または透過する機能を有するスイッチであり、ノードN10とノードN11との間に並列に接続されたP型トランジスタ121およびN型トランジスタ122を備えている。P型トランジスタ121のゲートには、図1Bに示すように、クロック信号CKをインバータ310によって反転させたクロック内部反転信号NCKが与えられており、N型トランジスタ122のゲートには、図1Bに示すように、クロック内部反転信号NCKをインバータ320によって反転させたクロック内部信号PCKが与えられている。
ラッチ帰還部140は、ソースが電源(第1電位ノード)に接続され、ゲートがノードN12に接続されたP型トランジスタT4(第1トランジスタ)と、P型トランジスタT4のドレインが接続されたノードN13とノードN11との間に接続されたP型トランジスタT1(第4トランジスタ)と、ドレインがノードN11に接続され、ゲートがノードN13に接続されたN型トランジスタT2(第2トランジスタ)と、N型トランジスタT2のソースが接続されたノードN14(第3ノード)とグランド(第2電位ノード)との間に接続され、ゲートがノードN12に接続されたN型トランジスタT3(第3トランジスタ)とを備えている。P型トランジスタT1のゲートは、ノードN14に接続されている。このような構成とすることにより、ラッチ帰還部140とインバータ130とによって、ラッチ機能が実現され、ラッチ回路100は、入力端子INからデータ信号D1を受け、出力端子OUTにラッチ信号Q1を出力する。なお、ラッチ回路100には、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御スイッチは設けられていない。
次に、実施形態1に係るラッチ回路100の動作について詳細に説明する。
まず、クロック信号CKがローレベルのとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって遮断される。この場合において、ラッチ信号Q1がハイレベル、ラッチ帰還信号Bがローレベルのとき、P型トランジスタT4(第1トランジスタ)はオフであり、N型トランジスタT3(第3トランジスタ)はオンである。これにより、P型トランジスタT1(第4トランジスタ)はオンされ、N型トランジスタT2(第2トランジスタ)のゲートには、ラッチ帰還信号Bの電位(ローレベルの電位)からP型トランジスタT1の閾値分上がった(シフトした)電位が与えられる。これにより、N型トランジスタT2が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ハイレベルからローレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してN型トランジスタT2の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしてもラッチ帰還信号Bは容易にローレベルからハイレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
一方で、クロック信号CKがローレベルの場合において、ラッチ信号Q1がローレベル、ラッチ帰還信号Bがハイレベルのとき、N型トランジスタT3はオフであり、P型トランジスタT4はオンである。これにより、N型トランジスタT2はオンされ、P型トランジスタT1のゲートには、ラッチ帰還信号B(ハイレベルの電位)からN型トランジスタT2の閾値分下がった(シフトした)電位が与えられる。これにより、P型トランジスタT1が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ローレベルからハイレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してP型トランジスタT1の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしても、ラッチ帰還信号Bは容易にハイレベルからローレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
以上のように、本実施形態に係るラッチ回路100は、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、ラッチ回路の低消費電力化を実現することができる。
つまり、本開示の実施形態1の半導体回路では、第1ノードと第2ノードとの間に接続された半導体集積回路において、第1電位(電源電位VDD)が与えられる第1電位ノードと前記第1ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された第1導電型の第1トランジスタ(P型トランジスタ)と、ドレインが前記第1ノードに接続された第2導電型の第2トランジスタ(N型トランジスタ)と、前記第2トランジスタのソースが接続された第3ノードと第2電位(接地電位VSS)とが与えられた第2電位ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された前記第2導電型の第3トランジスタと、ソースまたはドレインが前記第2トランジスタのゲートに接続された第4トランジスタとを備えている。そして、前記第2ノードにおける信号が変化するとき、前記第4トランジスタのゲートに当該第4トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、前記第2トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。
実施形態1の半導体回路によると、第2ノードにおける信号が変化する(ハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルに遷移する)とき、第4トランジスタのゲートに第3電位(例えば、第4トランジスタが第1導電型の場合における、例えば第2電位、または、例えば、第4トランジスタが第2導電型の場合における、例えば第1電位)が与えられることによって第4トランジスタがオンするように構成されている。そして、第2トランジスタのゲートには、第4トランジスタのゲートに与えられた第3電位から第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。このように、上記の閾値分シフトした電位が与えられることは、換言すると、第1電位と第2電位との間における所定の電位が第2トランジスタのゲートに与えられることになり、第2トランジスタは弱いオン状態となる。このように、第2トランジスタが弱いオン状態になっているため、第1ノードにおける信号のレベルが遷移するとき、第2トランジスタの駆動能力が十分に弱い状態であり、第1ノードにおける信号のレベルは容易に遷移することができる。
したがって、実施形態1の半導体集積回路を、例えばラッチ回路やフリップフロップ回路に適用した場合、第2トランジスタは弱いオン状態となるため、ラッチ信号(出力信号)およびラッチ帰還部から帰還される信号を保持することができる。また、第1ノードにおける信号のレベルが遷移する(ハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルに遷移する遷移)時、第2トランジスタの駆動能力が十分に弱い状態となっているため、第1ノードにおける信号のレベルは容易に遷移することができる。これにより、ラッチ帰還部から帰還される信号を遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路やフリップフロップ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、低消費電力化を実現することができる。
<実施形態2>
図2Aは実施形態2に係るラッチ回路の回路図の一例を示した図である。図2Aにおいて、ラッチ帰還部140以外の構成は、図1Aと同一または類似である。図2Bは、実施形態2に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図であり、図1Bと同じ回路を示している。
図2Aに示すように、ラッチ帰還部140は、ゲートおよびドレインが電源に接続されたN型トランジスタT5(第4トランジスタ)と、ソースが電源に接続され、ゲートがノードN12に接続されたP型トランジスタT4(第1トランジスタ)と、P型トランジスタT4のドレインが接続されたノードN13とノードN11との間に接続され、ゲートがノードN15を介してN型トランジスタT5のソースに接続されたP型トランジスタT1(第5トランジスタ)と、ドレインがノードN11に接続され、ゲートがノードN15に接続されたN型トランジスタT2(第2トランジスタ)と、N型トランジスタT2のソースが接続されたノードN14とグランドとの間に接続され、ゲートがノードN12に接続されたN型トランジスタT3(第3トランジスタ)とを備えている。このような構成とすることにより、図1Aと同様に、ラッチ帰還部140とインバータ130とによって、ラッチ機能が実現され、ラッチ回路100は、入力端子INからデータ信号D1を受け、出力端子OUTにラッチ信号Q1を出力する。なお、ラッチ回路100には、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御スイッチは設けられていない。
次に、実施形態2に係るラッチ回路100の動作について詳細に説明する。
まず、クロック信号CKがローレベルのとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって遮断される。この場合において、ラッチ信号Q1がハイレベル、ラッチ帰還信号Bがローレベルのとき、P型トランジスタT4(第1トランジスタ)はオフであり、N型トランジスタT3(第3トランジスタ)はオンである。また、N型トランジスタT5(第4トランジスタ)のゲートおよびドレインには電源電位VDDが与えられているため、電源電位VDDからN型トランジスタT5の閾値分下がった(シフトした)電位がN型トランジスタT2(第2トランジスタ)のゲートに与えられる。これにより、N型トランジスタT2が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ハイレベルからローレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してN型トランジスタT2の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしてもラッチ帰還信号Bは容易にローレベルからハイレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
一方で、クロック信号CKがローレベルの場合において、ラッチ信号Q1がローレベル、ラッチ帰還信号Bがハイレベルのとき、N型トランジスタT3はオフであり、P型トランジスタT4はオンである。また、N型トランジスタT5のゲートおよびドレインには電源電位VDDが与えられているため、電源電位VDDからN型トランジスタT5の閾値分下がった(シフトした)電位がP型トランジスタT1のゲートに与えられる。これにより、P型トランジスタT1が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ローレベルからハイレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してP型トランジスタT1の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしても、ラッチ帰還信号Bは容易にハイレベルからローレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
以上のように、本実施形態に係るラッチ回路100は、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、ラッチ回路の低消費電力化を実現することができる。
<実施形態3>
図3Aは実施形態3に係るラッチ回路の回路図の一例を示した図である。図3Aにおいて、ラッチ帰還部140以外の構成は、図1Aと同一または類似である。また、図3Aに示すように、ラッチ帰還部140は、図2Aの構成と比較して、N型トランジスタT2(第2トランジスタ)のゲートとN型トランジスタT5(第6トランジスタ)のソースとの接続が省かれ、かつ、ゲートおよびドレインがグランドに接続され、ソースがN型トランジスタT2のゲートに接続されたP型トランジスタT6(第4トランジスタ)をさらに備えている。図3Bは、実施形態3に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図であり、図1Bと同じ回路を示している。
このような構成とすることにより、図1Aと同様に、ラッチ帰還部140とインバータ130とによって、ラッチ機能が実現され、ラッチ回路100は、入力端子INからデータ信号D1を受け、出力端子OUTにラッチ信号Q1を出力する。なお、ラッチ回路100には、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御スイッチは設けられていない。
次に、実施形態3に係るラッチ回路100の動作について詳細に説明する。
まず、クロック信号CKがローレベルのとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって遮断される。この場合において、ラッチ信号Q1がハイレベル、ラッチ帰還信号Bがローレベルのとき、P型トランジスタT4(第1トランジスタ)はオフであり、N型トランジスタT3(第3トランジスタ)はオンである。また、P型トランジスタT6(第4トランジスタ)のゲートおよびドレインには接地電位VSSが与えられているため、接地電位VSSからP型トランジスタT6の閾値分上がった(シフトした)電位がN型トランジスタT2(第2トランジスタ)のゲートに与えられる。これにより、N型トランジスタT2が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ハイレベルからローレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してN型トランジスタT2の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしてもラッチ帰還信号Bは容易にローレベルからハイレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
一方で、クロック信号CKがローレベルの場合において、ラッチ信号Q1がローレベル、ラッチ帰還信号Bがハイレベルのとき、N型トランジスタT3はオフであり、P型トランジスタT4はオンである。また、N型トランジスタT5のゲートおよびドレインには電源電位VDDが与えられているため、電源電位VDDからN型トランジスタT5の閾値分下がった電位がP型トランジスタT1のゲートに与えられる。これにより、P型トランジスタT1が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ローレベルからハイレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してP型トランジスタT1の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしても、ラッチ帰還信号Bは容易にハイレベルからローレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
以上のように、本実施形態に係るラッチ回路100は、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、ラッチ回路の低消費電力化を実現することができる。
<実施形態4>
図4Aは実施形態4に係るラッチ回路の回路図の一例を示した図である。図4Aにおいて、ラッチ帰還部140以外の構成は、図1Aと同一または類似である。図4Bは、実施形態4に係るラッチ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図であり、図1Bと同じ回路を示している。
図4Aに示すように、ラッチ帰還部140は、電源(第1電位ノード)とノードN11(第1ノード)との間に接続されたP型トランジスタT12(第1トランジスタ)と、ノードN11とグランド(第2電位ノード)の間に接続されたN型トランジスタT13(第2トランジスタ)とを備えている。P型トランジスタT12とノードN12(第2ノード)との間には、P型トランジスタT11(第3トランジスタ)が接続されており、そのゲートには接地電位VSS(第3電位)が与えられている。また、N型トランジスタT13(第2トランジスタ)とノードN12(第2ノード)との間には、N型トランジスタT14(第4トランジスタ)が接続されており、そのゲートには、電源電位VDD(第4電位)が与えられている。このような構成とすることにより、図1Aと同様に、ラッチ帰還部140とインバータ130とによって、ラッチ機能が実現され、ラッチ回路100は、入力端子INからデータ信号D1を受け、出力端子OUTにラッチ信号Q1を出力する。なお、ラッチ回路100には、ラッチ帰還信号Bを遮断または透過する制御スイッチは設けられていない。
次に、実施形態4に係るラッチ回路100の動作について詳細に説明する。
まず、クロック信号CKがローレベルのとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって遮断される。この場合において、ラッチ信号Q1がハイレベル、ラッチ帰還信号Bがローレベルのとき、P型トランジスタT11がオン、P型トランジスタT12がオフ、N型トランジスタT14がオンであるため、電源電位VDD(第1電位)からN型トランジスタT14の閾値分下がった(シフトした)電位がN型トランジスタT13)のゲートに与えられる。これにより、N型トランジスタT13が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ハイレベルからローレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してN型トランジスタT13の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしてもラッチ帰還信号Bは容易にローレベルからハイレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
一方で、クロック信号CKがローレベルの場合において、ラッチ信号Q1がローレベル、ラッチ帰還信号Bがハイレベルのとき、N型トランジスタT14がオン、N型トランジスタT13(第2トランジスタ)がオフ、P型トランジスタT11がオンであるため、接地電位VSS(第2電位)からP型トランジスタT11の閾値分下がった(シフトした)電位がP型トランジスタT12のゲートに与えられる。これにより、P型トランジスタT12が弱いオン状態となり、ラッチ帰還信号Bおよびラッチ信号Q1を保持することができる。
そして、クロック信号CKがローレベルからハイレベルになったとき、データ信号D1は、制御スイッチ120によって透過される。この場合において、データ信号D1が、ローレベルからハイレベルに遷移するとき、インバータ110と相対的に比較してP型トランジスタT12の駆動能力が十分に弱いため、仮に、電源電位VDDの低下等によりインバータ110の駆動能力が低下したとしても、ラッチ帰還信号B1は容易にハイレベルからローレベルに遷移することができる。すなわち、ラッチ回路100は、データ信号D1をラッチ信号Q1へ書き込むことができる。
なお、図5Aに示すように、P型トランジスタT11のゲートが、N型トランジスタT13のゲートとN型トランジスタT14との間を接続する第4ノードとしてのノードN19に接続され、N型トランジスタT14のゲートが、P型トランジスタT12のゲートとP型トランジスタT11との間を接続する第5ノードとしてのノードN18に接続された場合においても、図4Aと同様の動作をし、同様の効果が得られる。
つまり、本開示の実施形態4の半導体回路では、第1ノードと第2ノードとの間に接続された半導体集積回路において、前記第1ノードと第1電位が与えられている第1電位ノードとの間に設けられた第1導電型の第1トランジスタと、前記第1ノードと第2電位が与えられている第2電位ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された第2導電型の第2トランジスタと、前記第1トランジスタのゲートと前記第2ノードとの間に設けられた第1導電型の第3トランジスタとを備えている。そして、前記第2ノードにおける信号が前記第1トランジスタをオンさせるように変化するとき、前記第3トランジスタのゲートに当該第3トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、かつ、前記第1トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。
実施形態4によると、第2ノードにおける信号が変化する(ハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルに遷移する遷移)とき、第3トランジスタのゲートに第3電位(例えば第3トランジスタが第2導電型の場合における、例えば第1電位、または、例えば、第3トランジスタが第1導電型の場合における、例えば第2電位)が与えられることによって第3トランジスタがオンするように構成されている。そして、第1トランジスタのゲートには、第3トランジスタのゲートに与えられた第3電位から第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている。このように、上記の閾値分シフトした電位が与えられることは、換言すると、第1電位と第2電位との間における所定の電位が第1トランジスタのゲートに与えられることになり、第1トランジスタは弱いオン状態となる。このように、第1トランジスタが弱いオン状態になっているため、第1ノードにおける信号のレベルが遷移するとき、第1トランジスタの駆動能力が十分に弱い状態であり、第1ノードにおける信号のレベルは容易に遷移することができる。
したがって、実施形態4の半導体集積回路を、例えばラッチ回路やフリップフロップ回路に適用した場合、第1トランジスタは弱いオン状態となるため、ラッチ信号(出力信号)およびラッチ帰還部から帰還される信号を保持することができる。また、第1ノードにおける信号のレベルが遷移する(ハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルに遷移する)時、第1トランジスタの駆動能力が十分に弱い状態となっているため、第1ノードにおける信号のレベルは容易に遷移することができる。これにより、ラッチ帰還部から帰還される信号を遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路やフリップフロップ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、低消費電力化を実現することができる。
<実施形態5>
図6Aは、実施形態5に係るフリップフロップの回路図の一例を示した図である。図6Bは、実施形態5に係るフリップフロップ回路においてクロック信号を処理する回路の概念図であり、図1Bと同じ回路を示している。
図6Aにおいて、フリップフロップ回路400は、入力端子INと出力端子OUTとの間において直列に接続された実施形態1に係るラッチ回路100と、ラッチ回路200とを備えている。また、図6Bに示されるように、図1Bと同様に、インバータ310,320によって、クロック内部信号PCKおよびクロック内部反転信号NCKを生成している。
ラッチ回路200は、一端にラッチ回路100の出力信号を受ける制御スイッチ220と、制御スイッチ220の他端と出力端子OUTとの間において直列に接続された2つのインバータ210,230と、インバータ210から出力される信号を受けてラッチ帰還信号B2を生成し、インバータ210の入力に帰還するラッチ帰還部240(半導体集積回路)とを備えている。
ラッチ帰還部240は、図1Aのラッチ帰還部140と同一または類似の構成であり、電源とラッチ帰還信号B2が出力されるノードN21との間に直列に接続されたP型トランジスタT24(第1トランジスタ),T21(第4トランジスタ)と、ノードN21(第1ノード)とグランド(第2電位)との間に直列に接続されたN型トランジスタT22(第2トランジスタ),T23(第3トランジスタ)とによって構成されている。
フリップフロップ回路400において、インバータ130とラッチ帰還部140とはマスターラッチ機能を有し、制御スイッチ220はマスターラッチの信号を遮断または透過する機能を有し、インバータ210とラッチ帰還部240とはスレーブラッチ機能を有し、インバータ230はスレーブラッチの出力信号をフリップフロップ信号Q2として出力端子OUTに出力する。なお、ラッチ回路100およびラッチ回路200の動作は、実施形態1に記載のラッチ回路100と同一または類似である。
以上のように、実施形態1のラッチ回路をフリップフロップ回路400に適用することによって、ラッチ回路100のラッチ帰還信号B1およびラッチ回路200のラッチ帰還信号B2を遮断または透過する制御機能なしに、ラッチ回路の書き込み動作と保持能力を保証することが可能となり、ラッチ回路への書き込み動作とデータ保持能力とを保証しつつ、フリップフロップ回路(ラッチ回路)の低消費電力化を実現することができる。
<実施形態6>
図7は、実施形態6に係るフリップフロップ回路400の回路図である。図7において、図6Bにおけるインバータ310,320を省いている。そして、制御スイッチ120は、P型トランジスタ121のみで構成しており、制御スイッチ220はN型トランジスタ222のみで構成している。
実施形態6に係るフリップフロップ回路400の動作は、実施形態5(図6Aおよび図6B)のフリップフロップ回路400と同一または類似である。これにより、本実施形態に係るフリップフロップ回路は、実施形態5の効果を維持しつつ、トランジスタ数を削減することで、さらに小面積化や低消費電力化できる。
<実施形態7>
図8は、本発明の実施形態7に係るフリップフロップ回路400の回路図である。図8に示すフリップフロップ回路400では、インバータ130の駆動能力を補助する補助回路410と、インバータ210の駆動能力を補助する補助回路420とが設けられている。
補助回路410は、P型トランジスタT31(第7トランジスタ),T32(第8トランジスタ)によって構成されている。P型トランジスタT31のソースは電源に接続され、ゲートにはインバータ110の出力信号が与えられている。P型トランジスタT32は、P型トランジスタT31のドレインとインバータ130の出力との間に接続されており、ゲートにクロック信号CKを受ける。補助回路410は、制御スイッチ120がインバータ110の出力信号を透過させているとき、インバータ110の出力信号をラッチ回路100の出力信号に直接伝播させるように構成されている。
補助回路420は、N型トランジスタT33(第8トランジスタ),T34(第7トランジスタ)によって構成されている。N型トランジスタT34のソースはグランドに接続され、ゲートにはインバータ130の出力信号が与えられている。N型トランジスタT33は、N型トランジスタT34のドレインとインバータ210の出力との間に接続されており、ゲートにクロック信号CKを受ける。補助回路420は、制御スイッチ120がインバータ110の出力信号を透過させているとき、インバータ110の出力信号をラッチ回路200の出力信号に直接伝播させるように構成されている。
実施形態7に係るフリップフロップ回路400の動作は、実施形態5(図6Aおよび図6B)のフリップフロップ回路400と同一または類似である。これにより、本実施形態に係るフリップフロップ回路は、実施形態5の効果を維持しつつ、駆動能力の低下を抑制し、さらに低消費電力化できる。
<実施形態8>
図9は、本発明の実施形態8に係るフリップフロップ回路400の回路図である。このフリップフロップ回路400は、図8に示される実施形態7のフリップフロップ回路と同様の機能を有する。本実施の形態では、図9において、図8と同様、ラッチ帰還部240および補助回路420が設けられているが、図8のマスターラッチ(インバータ130およびラッチ帰還部140)の代わりに、クロック信号CKを用いたクロックドインバータ150、151から構成されるダイナミック回路が設けられている。
この実施形態におけるダイナミック回路とは、すなわち、マスターのデータ保持機能がラッチではないため、クロック信号CKがハイレベルのときP型トランジスタ152、153はオフになり、ノードN25、N26がフローティングとなる場合が生じるが、クロック信号CKのハイレベルの期間が短ければ、ノードN25、N26がクロック信号CKの直前のローレベルのときに確定したレベルを保持することができる回路である。
なおダイナミック回路は、実施形態8のみならず同等の機能を実現できる構成であればその形態は問わない。また、本実施形態のフリップフロップ回路400におけるスレーブラッチ(インバータ210とラッチ帰還部240)は、実施形態1〜7のいずれのラッチ回路(あるいは、スレーブラッチ)で構成されてもよい。
このように、本実施形態のフリップフロップ回路400は、実施形態1〜7のいずれかのラッチ回路を用いてスレーブラッチが構成され、フローティングノードをもつダイナミック回路でマスターラッチが構成される。これにより、本実施形態のフリップフロップ回路400により、実施形態7の効果を維持しつつ、トランジスタ数を削減することで、さらに小面積化や低消費電力化ができる。
以上、実施形態1〜8を説明したが、これらの実施形態中の構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、実施形態1〜4では1個のラッチを説明したが、実施形態5〜8のように2個以上のラッチを組み合わせてフリップフロップを構成することも可能であり、同様の効果が得られる。
本開示に係るラッチ回路またはフリップフロップ回路は、電源電圧が低下した場合でも安定動作を保証できるため、モバイル機器等の電子機器に搭載される半導体集積回路等として有用である。
100 ラッチ回路
110 インバータ(第1インバータ)
120 制御スイッチ
130 インバータ(第2インバータ)
140 ラッチ帰還部(半導体集積回路)
400 フリップフロップ回路
410 補助回路
420 補助回路
T1 P型トランジスタ(第4トランジスタ(実施形態1)、第5トランジスタ(実施形態2、3))
T2 N型トランジスタ(第2トランジスタ)
T3 N型トランジスタ(第3トランジスタ)
T4 P型トランジスタ(第1トランジスタ)
T5 N型トランジスタ(第4トランジスタ(実施形態2)、第6トランジスタ(実施形態3))
T6 P型トランジスタ(第4トランジスタ)
T11 P型トランジスタ(第3トランジスタ)
T12 P型トランジスタ(第1トランジスタ)
T13 N型トランジスタ(第2トランジスタ)
T14 N型トランジスタ(第4トランジスタ)
T21 P型トランジスタ(第4トランジスタ)
T22 P型トランジスタ(第2トランジスタ)
T23 N型トランジスタ(第3トランジスタ)
T24 N型トランジスタ(第1トランジスタ)
T31 P型トランジスタ(第7トランジスタ)
T32 P型トランジスタ(第8トランジスタ)
T33 N型トランジスタ(第8トランジスタ)
T34 N型トランジスタ(第7トランジスタ)
N11 ノード(第1ノード)
N12 ノード(第2ノード)
N14 ノード(第3ノード)
N18 ノード(第5ノード)
N19 ノード(第4ノード)
D1 データ信号(入力信号)
CK クロック信号
Q1 ラッチ信号

Claims (19)

  1. 第1ノードと第2ノードとの間に接続された半導体集積回路であって、
    第1電位が与えられる第1電位ノードと前記第1ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された第1導電型の第1トランジスタと、
    ドレインが前記第1ノードに接続された第2導電型の第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのソースが接続された第3ノードと第2電位が与えられた第2電位ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された前記第2導電型の第3トランジスタと、
    ソースまたはドレインが前記第2トランジスタのゲートに接続された第4トランジスタとを備え、
    前記第2ノードにおける信号が変化するとき、前記第4トランジスタのゲートに当該第4トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、前記第2トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている
    半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記第4トランジスタは、前記第1トランジスタのドレインと前記第1ノードとの間に設けられ、かつ、ゲートに前記第3ノードが接続され、
    前記第2ノードにおける信号が変化するとき、前記第2トランジスタのゲートに、前記第1ノードの電位から前記第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられる
    半導体集積回路。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記第4トランジスタは、N型のトランジスタであり、かつ、当該第4トランジスタのゲートおよびドレインには前記第1電位が与えられている
    半導体集積回路。
  4. 請求項3記載の半導体集積回路において、
    前記第1トランジスタのドレインと前記第1ノードとの間に設けられ、かつ、ゲートに前記第4トランジスタのソースが接続された第5トランジスタを備えている
    半導体集積回路。
  5. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記第4トランジスタは第1導電型のトランジスタであり、かつ、当該第4トランジスタのゲートおよびドレインには前記第2電位が与えられ、
    前記第1トランジスタのドレインと前記第1ノードとの間に設けられた第1導電型の第5トランジスタと、
    ゲートおよびドレインに前記第1電位が与えられ、ソースが前記第5トランジスタのゲートに接続された第2導電型の第6トランジスタとを備えている
    半導体集積回路。
  6. 第1ノードと第2ノードとの間に接続された半導体集積回路であって、
    前記第1ノードと第1電位が与えられている第1電位ノードとの間に設けられた第1導電型の第1トランジスタと、
    前記第1ノードと第2電位が与えられている第2電位ノードとの間に設けられ、ゲートに前記第2ノードが接続された第2導電型の第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲートと前記第2ノードとの間に設けられた第1導電型の第3トランジスタとを備え、
    前記第2ノードにおける信号が前記第1トランジスタをオンさせるように変化するとき、前記第3トランジスタのゲートに当該第3トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、かつ、前記第1トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている
    半導体集積回路。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記第2トランジスタのゲートと、前記第2ノードとの間に設けられた第2導電型の第4トランジスタを備え、
    前記第2ノードにおける信号が前記第2トランジスタをオンさせるように変化するとき、前記第4トランジスタのゲートに当該第4トランジスタをオンさせる第4電位が与えられ、前記第2トランジスタのゲートに、前記第4電位から前記第4トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている
    半導体集積回路。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路において、
    前記第3トランジスタのゲートには、前記第2電位が与えられ、
    前記第4トランジスタのゲートには、前記第1電位が与えられている
    半導体集積回路。
  9. 請求項7記載の半導体集積回路において、
    前記第3トランジスタのゲートは、前記第2トランジスタのゲートと前記第4トランジスタとの間の第4ノードに接続され、
    前記第4トランジスタのゲートは、前記第1トランジスタのゲートと第3トランジスタとの間の第5ノードに接続されている
    半導体集積回路。
  10. 請求項1記載の半導体集積回路をラッチ帰還部として備えるラッチ回路。
  11. 請求項10記載のラッチ回路において、
    入力信号およびクロック信号を受けて、ラッチ信号を出力するものであり、
    前記入力信号を反転して出力する第1インバータと、
    前記クロック信号に基づいて、前記第1インバータの出力信号を遮断または透過させる制御スイッチと、
    前記制御スイッチの出力信号を受け、当該受けた信号を反転して前記ラッチ信号として出力する第2インバータと、
    前記ラッチ信号を前記第2ノードに受け、前記第1ノードを介して前記第2インバータの入力に帰還させる請求項1記載の半導体集積回路を有するラッチ帰還部とを備え、
    前記制御スイッチは1個のトランジスタによって構成されている
    ラッチ回路。
  12. 請求項11記載のラッチ回路において、
    前記第1インバータの出力信号をゲートに受ける第7トランジスタと、前記クロック信号をゲートに受け、前記第7トランジスタと直列に接続された第8トランジスタとを有する補助回路をさらに備え、
    前記補助回路は、前記制御スイッチが前記第1インバータの出力信号を透過させているとき、前記第1インバータの出力信号を前記ラッチ回路の出力信号に直接伝播させるように構成されている
    ラッチ回路。
  13. 請求項10乃至12のいずれか1項に記載のラッチ回路を備えるフリップフロップ回路。
  14. 請求項6記載の半導体集積回路をラッチ帰還部として備えるラッチ回路。
  15. 請求項14記載のラッチ回路において、
    入力信号およびクロック信号を受けて、ラッチ信号を出力するものであり、
    前記入力信号を反転して出力する第1インバータと、
    前記クロック信号に基づいて、前記第1インバータの出力信号を遮断または透過させる制御スイッチと、
    前記制御スイッチの出力信号を受け、当該受けた信号を反転して前記ラッチ信号として出力する第2インバータと、
    前記ラッチ信号を前記第2ノードに受け、前記第1ノードを介して前記第2インバータの入力に帰還させる請求項1記載の半導体集積回路を有するラッチ帰還部とを備え、
    前記制御スイッチは1個のトランジスタによって構成されている
    ラッチ回路。
  16. 請求項15記載のラッチ回路において、
    前記第1インバータの出力信号をゲートに受ける第7トランジスタと、前記クロック信号をゲートに受け、前記第7トランジスタと直列に接続された第8トランジスタとを有する補助回路をさらに備え、
    前記補助回路は、前記制御スイッチが前記第1インバータの出力信号を透過させているとき、前記第1インバータの出力信号を前記ラッチ回路の出力信号に直接伝播させるように構成されている
    ラッチ回路。
  17. 請求項14乃至16のいずれか1項に記載のラッチ回路を備えるフリップフロップ回路。
  18. 相互に反転した信号が与えられた第1ノードおよび第2ノード間に接続された半導体集積回路であって、
    第1電位が与えられる第1電位ノードと前記第1ノードとの間に設けられた第1導電型の第1トランジスタと、
    前記第1ノードと第2電位が与えられる第2電位ノードとの間に設けられ、ドレインが前記第1ノードに接続された第2導電型の第2トランジスタと、
    ソースが前記第2トランジスタのゲートに接続された第3トランジスタとを備え、
    前記第2ノードにおける信号が変化するとき、前記第3トランジスタのゲートに当該第3トランジスタをオンさせる第3電位が与えられ、前記第2トランジスタのゲートに、前記第3電位から前記第3トランジスタの閾値分シフトした電位が与えられるように構成されている
    半導体集積回路。
  19. 請求項10乃至12、14乃至16のいずれか1項に記載のラッチ回路を用いてスレーブラッチが構成され、
    フローティングノードをもつダイナミック回路でマスターラッチが構成される
    フリップフロップ回路。
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