JPWO2015059812A1 - 移動支援装置及び移動支援方法 - Google Patents

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Abstract

ナビゲーション装置1は、経路探索部16aと、環境情報取得部15と、制御部16とを備える。経路探索部16aは、地図情報と自車の位置と自車の目的地とに基づいて、目的地までの経路を探索する。環境情報取得部15は、音声出力が実施される案内実施地点に、車両が到達する以前において、車両外部の環境に関する環境情報を取得する。制御部16は、環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置51に音声出力させる。

Description

本発明は、移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、移動体の移動を支援する移動支援装置、及び、移動支援方法に関するものである。
運転者にとって目印となる建物などの目印対象物を、音声によって告知することにより、移動体の移動を支援する移動支援装置が知られている。例えば特許文献1には、車両が右左折すべき交差点(案内対象地点)の手前で、当該交差点の目印となる施設(建物)について、当該施設の色などを音声出力するナビゲーション装置が開示されている。このようなナビゲーション装置によれば、運転者は、案内対象地点に到達する前に、案内対象地点の目印となる施設など(目印対象物)を、音声によって認識することが可能となっている。
特開平11−6743号公報
しかしながら、従来のナビゲーション装置では、案内対象地点の目印となる目印対象物について、その名称を音声出力するか、色などの特徴を音声出力するか、のいずれか一方しか実施することができなかった。このため、運転者が、音声によって告知された目印対象物を適切に認識できないことがあった。
一方、案内対象地点の目印となる目印対象物の名称及び特徴の両方を音声出力しようとすると、案内対象地点の相当手前から目印対象物の名称及び特徴を音声出力しなければならなくなり、かえって、運転者は目印対象物を認識することが困難になると考えられる。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、目印対象物の告知を適切に音声出力することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る移動支援装置は、移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、移動体の移動を支援する移動支援装置であって、地図情報を取得する地図情報取得部と、移動体の位置を取得する位置取得部と、移動体の目的地を取得する目的地取得部とを備える。そして、移動支援装置は、地図情報と移動体の位置と移動体の目的地とに基づいて探索された、目的地までの経路を取得する経路取得部と、経路に対応する、音声出力が実施される案内実施地点に、移動体が到達する以前において、移動体外部の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置に音声出力させる制御部とを備える。
本発明によれば、環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置に音声出力させるので、目印対象物の告知を適切に音声出力することができる。
この発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例2に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 変形例2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例3に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 変形例4に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 変形例5に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 変形例6に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1として、本発明に係る移動支援装置を、車両に搭載されたナビゲーション装置に適用した場合を例にして説明する。図1は、当該ナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図であり、図2は、当該ナビゲーション装置の機能構成の一例を示すブロック図である。以下、図1及び図2に示されるナビゲーション装置1が搭載された車両を「自車」と記載して説明する。
まず、図1を用いて、ナビゲーション装置1のハードウェア構成について説明する。ナビゲーション装置1は、音声出力装置51と、記憶装置52と、GPS(Global Positioning System)受信機53と、方位センサ54と、情報通信機器55と、カメラ56と、明度センサ57と、入力装置58と、これらを統括的に制御するコントロールユニット59とを備えている。
音声出力装置51は、例えばスピーカなどを含む装置であり、自車とともに移動しつつ、運転者に各種情報を音声出力によって告知する。
本実施の形態1に係るナビゲーション装置1は、現在位置から目的地までの経路上の案内対象地点(例えば右左折すべき地点、経由地及び目的地など)を算出する。それから、ナビゲーション装置1は、当該案内対象地点が、目印となる施設などの予め定められた目印対象物(例えば、交差点に隣接する建物など)を有するか否かを判定する。そして、ナビゲーション装置1は、目印対象物を有すると判定された案内対象地点から予め定められた距離だけ離れた地点に自車が到達すると、当該目印対象物の告知を音声出力装置51に音声出力させる。このように、ナビゲーション装置1は、目印対象物の告知を音声出力することによって、自車の移動を支援することが可能となっている。
なお、以下の説明においては、目印対象物の告知を音声出力する地点を「案内実施地点」と記す。自車が案内実施地点に到達したか否かについての判定を行うための上記予め定められた距離には、例えば、案内対象地点が一般道路上にある場合には約500mが適用され、案内対象地点が高速道路上にある場合には約2kmが適用される。もちろん、例示の距離(約500m、約2km)に限るものではない。
記憶装置52は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、並びに、DVD(Digital Versatile Disc)及びそのドライブ装置などを含む。記憶装置52は、ナビゲーション装置1の外部から、デジタル化された地図情報52aを予め取得し、地図情報52aを記憶している。
ここでは、地図情報52aには、地図を表示するための情報(例えばポリゴンデータ)と、経路を探索するための情報(例えば、道路上の地点に対応するノードのデータ、ノードにより区分された道路に対応するリンクのデータ)と、音声データを含む音声案内フレーズとが含まれているものとする。本実施の形態1に係るナビゲーション装置1は、自車が案内実施地点に到達した場合に、地図情報52aに含まれる音声案内フレーズのうち目印対象物に関する音声案内フレーズを、音声出力装置51に音声出力させる。これにより、ナビゲーション装置1は、案内実施地点において目印対象物の告知を行うことが可能となっている。
また、記憶装置52は、上述の地図情報52aを記憶するだけでなく、地図上の領域を区分することによって得られる地域(例えば国など)と、当該地域の主要言語とを対応付けた情報(以下「地域言語対応情報」と記す)も記憶している。
GPS受信機53は、GPS衛星からの信号を受信し、当該信号に基づいて自車の現在位置(例えば緯度・経度の座標)を検出する。
方位センサ54は、自車のヨー角などの角速度を検出し、当該角速度に基づいて自車の進行方向の方位を検出する。
情報通信機器55は、例えば、携帯電話もしくはスマートフォンなどの通信機、または、TMC(Traffic Message Channel)、VICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)もしくはDSRC(Dedicate Short Range Communication)からの信号を受信する受信機などである。このような受信機である情報通信機器55は、外部の通信機器との無線通信によって、ウェブサイトなどを含む通信ネットワークから各種情報を受信することが可能となっている。
カメラ56は、自車の前方の状景を撮像し、当該状景を示す画像を生成する。
明度センサ57は、自車の外部の明度(明るさ)を検出するセンサである。なお、明度センサ57で検出された明度が、予め定められた閾値以下となった場合(例えば日が落ちた場合)には、自車のフロントライトが自動的に点灯されてもよい。
入力装置58は、例えば、押しボタン装置、または、タッチパネルなどを有し、ナビゲーション装置1を操作するための各種情報(例えば目的地など)の入力をユーザから受け付ける。
コントロールユニット59は、ナビゲーション装置1の全体制御または各種演算を行うユニットであり、CPU(Central Processing Unit)60、ROM(Read Only Memory)61、RAM(Random Access Memory)62、またはI/O(Input Output device)63を備えている。ROM61には、CPU60が動作(処理)の過程で用いるプログラム定数等が記憶されている。RAM62には、CPU60が動作(処理)の過程でプログラムまたは地図データ等を適宜展開するための記憶領域と、演算結果を適宜読み書きするための記憶領域とが用意されている。
ナビゲーション装置1には、音声案内フレーズなどに使用される言語が、例えば運転者などによって予め設定される。ROM61またはRAM62は、ナビゲーション装置1に設定された言語(以下「設定言語」と記す)を記憶する。ここでいう設定言語には、例えば、運転者の母国語、または、世界で広く使用されている英語などの言語が用いられる。
I/O63は、コントロールユニット59と、コントロールユニット59以外の構成要素(音声出力装置51〜入力装置58)との間で各種情報を送受信するためのインターフェースである。また、I/O63は、ナビゲーション装置1を除く自車の構成要素から、車両情報(例えばワイパーの制御状態を示す情報など)を取得するためのインターフェースである。
CPU60は、ROM61に規定されたプログラムを実行し、ROM61及びRAM62に記憶された情報、並びに、I/O63で取得された情報に基づいて演算を行う。これにより、経路探索する機能、並びに、明度などを判定及び識別する機能が、CPU60において実現される。
次に、図2を用いて、上述のハードウェア構成から実現されている機能構成、すなわち、ナビゲーション装置1が備える機能構成について説明する。
音声案内部11は、上述の音声出力装置51に対応しており、目印対象物の告知などを音声によって出力する。
地図情報記憶部12(地図情報取得部)は、上述の記憶装置52に対応しており、ナビゲーション装置1の外部から地図情報52aを予め取得し、地図情報52aを記憶している。
現在位置検出部13(位置取得部)は、上述のGPS受信機53及び方位センサ54に対応しており、自車の現在位置を検出する。ここでは、現在位置検出部13は、方位センサ54で検出された方位に基づいて、GPS受信機53で検出された自車の現在位置を補正し、制御部16は、当該補正された自車の現在位置を用いる。
入力部14(目的地取得部)は、上述の入力装置58に対応しており、自車の目的地の設定(入力)をユーザから受け付ける。
環境情報取得部15は、自車の外部の環境に関する環境情報を取得する。ここでは、環境情報取得部15は、明度取得部15a、情報通信取得部15b、自車前方画像取得部15c、または言語取得部15dを備えている。
明度取得部15aは、上述の明度センサ57に対応しており、自車の外部の明度を取得する。
情報通信取得部15bは、上述の情報通信機器55に対応しており、自車の外部の天候を示す情報(以下「天候情報」と記す)、または、その他の各種情報を通信によって取得する。
自車前方画像取得部15cは、上述のカメラ56に対応しており、自車前方の状景を示す画像を取得する。なお、後述するように、自車前方画像取得部15cで取得された画像は、自車前方における視覚障害物(自車と目印対象物との間の視覚上の障害物)の有無を識別するための情報として用いられる。
言語取得部15dは、上述の記憶装置52、GPS受信機53及びコントロールユニット59などに対応している。この言語取得部15dは、記憶装置52に記憶された上述の地域言語対応情報から、GPS受信機53で検出された自車の現在位置に対応する地域を検索し、当該地域における主要言語を取得する。以下、自車の現在位置に対応する地域の主要言語、すなわち自車が位置する地域の主要言語を、「地域主要言語」と記す。なお、後述するように、言語取得部15dで取得された地域主要言語は、上述の設定言語(ROM61またはRAM62に記憶された言語)と一致するか否かの識別が行われる対象となる。
以上の構成要素(明度取得部15a〜言語取得部15d)を有する環境情報取得部15は、自車の外部の明度、自車の外部の天候情報、自車前方の状景を示す画像または地域主要言語を、環境情報として取得する。
制御部16は、上述のコントロールユニット59に対応しており、経路探索する機能、並びに、明度などを判定及び識別する機能が実現されているとともに、車両情報が入力される。ここでは、制御部16には、経路探索部16a(経路取得部)、経路記憶部16b、明度識別部16c、天候識別部16d、自車前方情報識別部16e、言語識別部16fまたは音声案内フレーズ選択部16gの機能が実現されている。
経路探索部16aは、地図情報52aと、現在位置検出部13で検出された自車の現在位置と、入力部14で受け付けた目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する。
経路記憶部16bは、上述のRAM62に対応しており、経路探索部16aによって探索された経路を適宜記憶する。
明度識別部16cは、運転にあたって明度が不十分か否かを識別する。ここでは、明度取得部15aで取得した明度が、予め定められた閾値以下である場合には、自車の外部が暗い(明度が不十分)と識別し、明度取得部15aで取得した明度が、予め定められた閾値より高い場合には、自車の外部が明るい(明度が十分)と識別する。
天候識別部16dは、情報通信取得部15bで受信した情報から天候情報を抽出し、当該天候情報が、予め定められた天候を示しているか否かを識別する。なお、予め定められた天候には、例えば、豪雨、濃霧、霧などの、運転者の視界が悪くなる天候が適用される。
自車前方情報識別部16eは、自車前方画像取得部15cで取得した自車前方の状景を示す画像を解析することによって、自車前方に視覚障害物があるか否かを識別する。例えば、自車前方情報識別部16eに、視覚障害物を示す障害物データ(トラック、バス、工事中の標識などを示すポリゴンデータまたは画像データなど)を予め用意しておく。そして、自車前方情報識別部16eは、自車前方画像取得部15cで取得した自車前方の状景を示す画像内において、予め用意された障害物データが示す視覚障害物が存在し、かつ、当該画像内において視覚障害物が占める面積が予め定められた閾値以上である場合には、自車前方に視覚障害物があると識別する。それ以外の場合、すなわち、予め用意された障害物データが示す視覚障害物が存在しない場合または当該画像内において視覚障害物が占める面積が予め定められた閾値未満である場合には、自車前方情報識別部16eは、視覚障害物がないと識別する。ただし、自車前方情報識別部16eにおける自車前方に視覚障害物があるか否かの識別は、上記条件に限ったものではなく、例えば、レーダなどを用いて自車前方の障害物を検出した場合に、自車前方に視覚障害物があると識別するものであってもよい。
言語識別部16fは、言語取得部15dで取得した地域主要言語と、上述の設定言語(ROM61またはRAM62に記憶されている言語)とが一致するか否か(不一致であるか否か)を識別する。
音声案内フレーズ選択部16gは、明度識別部16c、天候識別部16d、自車前方情報識別部16e及び言語識別部16fでの一つの識別結果に基づいて、音声案内フレーズを地図情報52aから選択する。
ここで、音声案内フレーズには、目印対象物の名称(例えば固有名詞)を示す音声データと、目印対象物の特徴(例えば、色、高さ、形状などの外観情報、及び、本屋、花屋などの属性情報)を示す音声データとが含まれているものとする。そして、音声案内フレーズ選択部16gは、明度識別部16c〜言語識別部16fでの一つの識別結果に基づいて、目印対象物の名称の音声案内フレーズ及び特徴の音声案内フレーズのいずれかを選択し、選択した音声案内フレーズを案内実施地点にて音声出力装置51に音声出力させる。
なお、本実施の形態1では、上述のように音声案内フレーズ選択部16gが、地図情報52aに含まれる音声データを含む音声案内フレーズを選択し、当該選択した音声案内フレーズを、音声案内部11によって音声出力装置51を用いて音声出力させることにより、目印対象物の告知を行う。ただし、音声案内フレーズは、音声データを含むものに限ったものではなく、テキストデータと、テキストデータから音声データに変換可能なTTS(Text To Speech)用の音素データとを含んでもよい。すなわち、音声案内フレーズ選択部16gが、地図情報52aに含まれるテキストデータ及びTTS用の音素データを選択し、当該選択したテキストデータ及びTTS用の音素データを、音声案内部11に実装されたTTSエンジンによって音声出力装置51を用いて音声出力させることにより、目印対象物の告知を行ってもよい。
以上のような構成により、制御部16は、環境情報取得部15で取得された環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置51に音声出力させることが可能となっている。
<自車の外部の明度に関する動作>
図3は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の明度に関する動作を示すフローチャートである。以下、図3を用いて、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の明度に関する動作について説明する。
まず、ステップS1にて、現在位置検出部13は自車の現在位置を検出し、入力部14は自車の目的地を受け付ける。そして、経路探索部16aは、地図情報52aと、当該自車の現在位置と、当該目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する。それから、制御部16は、当該探索された経路(以下「探索経路」と記す)と、地図情報52aとに基づいて案内対象地点を算出する。ステップS1の後には、運転者が、自車を運転することが想定される。
ステップS2にて、現在位置検出部13は、自車の現在位置を検出する。
ステップS3にて、制御部16は、ステップS2で検出した自車の現在位置が、目印対象物を有しない案内対象地点についての案内実施地点(探索経路に対応する案内実施地点)であるか否かを判定する。ここでは、自車の現在位置と、目印対象物を有しない案内対象地点との間の距離が、上述した予め定められた距離以下となる場合に、制御部16は、自車の現在位置が、目印対象物を有しない案内対象地点についての案内実施地点であると判定し、ステップS4に進む。そうでない場合にはステップS5に進む。
ステップS3からステップS4に進んだ場合、ステップS4にて、制御部16は、案内対象地点の案内情報(例えば案内対象地点から進むべき方向、道路名などの情報)を、音声出力装置51に音声出力させる。その後、ステップS2に戻る。
ステップS3からステップS5に進んだ場合、ステップS5にて、制御部16は、ステップS2で検出した自車の現在位置が、目印対象物を有する案内対象地点についての案内実施地点(探索経路に対応する案内実施地点)であるか否かを判定する。ここでは、自車の現在位置と、目印対象物を有する案内対象地点との間の距離が、上述した予め定められた距離以下となる場合に、制御部16は、自車の現在位置が、目印対象物を有する案内対象地点についての案内実施地点であると判定し、ステップS6に進む。そうでない場合にはステップS2に戻る。
ステップS6にて、明度取得部15aは、自車の外部の明度を取得する。すなわち、環境情報取得部15は、自車の外部の明度を、環境情報として取得する。
ステップS7にて、明度識別部16c(制御部16)は、明度取得部15aで取得した明度が、運転にあたって不十分か否かを識別する。不十分(明度取得部15aで取得した明度が、予め定められた閾値以下である)と識別した場合にはステップS8に進み、十分(明度取得部15aで取得した明度が、予め定められた閾値より高い)と識別した場合にはステップS9に進む。
なお、本ステップS7で用いる閾値が、自動的にフロントライトを点灯及び消灯するための閾値と同じ値に設定されている場合には、ステップS7からステップS8に進むとフロントライトが自動的に点灯されたり、ステップS7からステップS9に進むとフロントライトが自動的に消灯オフされたりすることになる。
ステップS8にて、制御部16は、目印対象物の名称を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、ステップS4と同様に案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS9にて、制御部16は、目印対象物の特徴(色など)を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、ステップS4と案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS10にて、制御部16は、ステップS2で検出した自車の現在位置が目的地であるか否かを判定する。目的地であると判定した場合には図3に示す動作を終了し、目的地でないと判定した場合にはステップS2に戻る。
<効果>
例えば、自車の外部の明度が高い昼間などにおいては、運転者は、目印対象物の特徴(色など)を視認することによって、目印対象物を容易に認識することができる。一方、自車の外部の明度が低い深夜などにおいては、運転者は、目印対象物の特徴(色など)を視認することは困難であると考えられる。しかしながら、目印対象物が建物などであれば、深夜などにおいて、その名称などを示す文字及びその看板などがライトアップされる可能性が高いことから、運転者は、その名称を手がかりに、目印対象物を認識することができると考えられる。
そこで、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、明度取得部15aで取得された明度(環境情報取得部15で取得された環境情報)に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力装置51に音声出力させる。例えば、自車の外部の明度が高い場合には目印対象物の特徴(色など)を音声出力し、自車の外部の明度が低い場合には目印対象物の名称を音声出力する。すなわち、目印対象物を適切に音声出力することができるので、運転者は、音声出力された目印対象物を容易に認識することができる。
なお、以上に説明した構成では、自車が案内実施地点に到達した際(ステップS5)に、明度取得部15aにて取得した明度(ステップS6)を、ステップS7以降の工程で用いた。しかしこれに限ったものではなく、自車が案内実施地点に到達する以前(自車が案内実施地点に到達する前、または、自車が案内実施地点に到達した際)に明度取得部15aにて取得した明度を、ステップS7以降の工程で用いるものであればよい。例えば、自車が案内実施地点に到達する前(ステップS5前)から、明度取得部15aにて明度を繰り返し取得及び更新しておき、自車が案内実施地点に到達する際に取得されていた明度を、ステップS7以降の工程で用いる構成であってもよい。
また、以上では、明度センサ57で検出された明度を、環境情報に適用する構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、運転者の手動操作によって切り替えられたフロントライトの点灯及び消灯の状態を、上述の明度の代わりに、環境情報に適用する構成であってもよい。このような構成においては、明度センサ57は必須ではない。
<自車の外部の天候情報に関する動作>
図4は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の天候情報に関する動作を示すフローチャートである。以下、図4を用いて、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の天候情報に関する動作について説明する。なお、図4に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS6及S7を、ステップS6a及びS7aに変更したものである。そのため、以下においてはステップS6a及びS7aについてのみ説明する。
ステップS6aにて、情報通信取得部15bは、自車の外部の天候情報などを取得する。すなわち、環境情報取得部15は、自車の外部の天候情報を、環境情報として取得する。
ステップS7aにて、天候識別部16d(制御部16)は、情報通信取得部15bで取得した天候情報が、予め定められた天候、すなわち視界が悪くなる天候を示すか否かを識別する。視界が悪くなる天候を示すと識別した場合にはステップS8に進み、そうでない場合にはステップS9に進む。
<効果>
例えば、視界が悪くならない快晴などにおいては、運転者は、目印対象物の特徴(色など)を視認することによって、目印対象物を容易に認識することができる。一方、視界が悪くなる豪雨などにおいては、運転者は、目印対象物の一部の特徴しか認識できず、その結果として、当該一部の特徴を有する別の建物を目印対象物と誤認してしまうことがあると考えられる。しかしながら、豪雨などであっても、運転者は、目印対象物の固有名詞などの名称を事前に知らされていれば、当該目印対象物の全体像を瞬時に想起することが可能となることから、上述のような誤認を避けると考えられる。
そこで、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、情報通信取得部15bで取得された天候情報(環境情報取得部15で取得された環境情報)に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力装置51に音声出力させる。例えば、自車の外部の天候が、視界が悪くならない天候である場合には、目印対象物の特徴(色など)を音声出力し、自車の外部の天候が、視界が悪くなる天候である場合には、目印対象物の名称を音声出力する。すなわち、目印対象物を適切に音声出力することができるので、運転者は、音声出力された目印対象物を正しく認識することができる。
なお、以上に説明した構成では、自車が案内実施地点に到達した際(ステップS5)に、情報通信取得部15bにて取得した天候情報(ステップS6a)を、ステップS7a以降の工程で用いた。しかしこれに限ったものではなく、自車が案内実施地点に到達する以前(自車が案内実施地点に到達する前、または、自車が案内実施地点に到達した際)に情報通信取得部15bにて取得した天候情報を、ステップS7a以降の工程で用いるものであればよい。例えば、起動時などの自車が案内実施地点に到達する前(ステップS5前)から、情報通信取得部15bにて天候情報を繰り返し取得及び更新しておき、自車が案内実施地点に到達する際に取得されていた天候情報を、ステップS7a以降の工程で用いる構成であってもよい。
また、以上では、情報通信機器55で受信した天候情報を、環境情報に適用する構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、カメラ56で生成した画像、または、ワイパーの制御状態を、上述の天候情報の代わりに、環境情報に適用する構成であってもよい。具体的には、ナビゲーション装置1は、ワイパーを動作させる制御状態である場合には目印対象物の名称を音声出力し、ワイパーを動作させない制御状態である場合には、目印対象物の特徴(色など)を音声出力してもよい。このような構成においては、情報通信機器55は必須ではない。
<自車前方の状景を示す画像に関する動作>
図5は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の自車前方の状景を示す画像に関する動作を示すフローチャートである。以下、図5を用いて、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の自車前方の状景を示す画像に関する動作について説明する。なお、図5に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS6〜S9を、ステップS6b〜S9bに変更したものである。そのため、以下においてはステップS6b〜S9bについてのみ説明する。
ステップS6bにて、自車前方画像取得部15cは、自車前方の状景を示す画像を取得する。すなわち、環境情報取得部15は、自車前方の状景を示す画像を、環境情報として取得する。
ステップS7bにて、自車前方情報識別部16e(制御部16)は、自車前方画像取得部15cで取得した自車前方の状景を示す画像を解析することによって、自車前方に視覚障害物があるか否かを識別する。視覚障害物があると識別した場合にはステップS8bに進み、そうでない場合にはステップS9bに進む。
ステップS8bにて、制御部16は、目印対象物の特徴(高さなど)を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS9bにて、制御部16は、目印対象物の名称を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
<効果>
例えば、自車前方に視覚障害物がある場合に目印対象物の名称を音声出力しても、運転者が視認することは困難であると考えられる。しかしながら、視覚障害物がある場合であっても、目印対象物が高いことを事前に知らされていれば、運転者は、視覚障害物の輪郭から現れ出る目印対象物の上部分を手がかりに、当該目印対象物を認識することができると考えられる。
そこで、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、自車前方画像取得部15cで取得された自車前方の状景を示す画像(環境情報取得部15で取得された環境情報)に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力装置51に音声出力させる。例えば、自車前方に視覚障害物がある場合には、目印対象物の特徴(高さなど)を音声出力し、自車前方に視覚障害物がない場合には、目印対象物の名称を音声出力する。すなわち、目印対象物を適切に音声出力することができるので、運転者は、音声出力された目印対象物を可及的に認識することができる。
なお、以上に説明した構成において、制御部16は、目印対象物の特徴を音声出力装置51に音声出力させる代わりに、目印対象物周辺の施設または地点(例えば目印対象物よりも手前側に隣接する建物、目印対象物よりも奥側に隣接する大きな公園など)の特徴を音声出力装置51に音声出力させてもよい。このような構成によれば、運転者は、音声出力された目印対象物を可及的に認識することができる。
<地域主要言語に関する動作>
図6は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の地域主要言語に関する動作を示すフローチャートである。以下、図6を用いて、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の地域主要言語に関する動作について説明する。なお、図6に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS6〜S9を、ステップS6c〜S9cに変更したものである。そのため、以下においてはステップS6c〜S9cについてのみ説明する。
ステップS6cにて、言語取得部15dは、上述の地域主要言語(自車の現在位置に対応する地域において主に使用されている言語)を取得する。すなわち、環境情報取得部15は、地域主要言語を、環境情報として取得する。
ステップS7cにて、言語識別部16f(制御部16)は、言語取得部15dで取得した地域主要言語と、上述の設定言語(ROM61またはRAM62に記憶された言語)とが不一致であるか否かを識別する。不一致であると識別した場合にはステップS8cに進み、一致すると識別した場合にはステップS9cに進む。
ステップS8cにて、制御部16は、設定言語を用いて、目印対象物の特徴(色など)を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS9cにて、制御部16は、目印対象物の名称を音声出力装置51に音声出力させる。なお、この際に、制御部16は、案内対象地点の案内情報も音声出力させてもよい。その後ステップS10に進む。
<効果>
例えば、旅行者が、母国語以外の言語が使用されている地域(国)を旅行する場合には、地域主要言語と設定言語とが一致しなくなると考えられる。このような場合に、目印対象物の名称が、その地域の主要言語によって音声出力されたとしても、運転者は、その名称を聞き取ることができなかったり、目印対象物に付された文字を読み取ることができなかったりすることがあると想定される。しかしながら、設定言語(例えば、運転者の母国語または世界で広く使用されている英語などの言語)によって目印対象物の特徴を事前に知らされていれば、運転者は、その特徴を手がかりに、当該目印対象物を認識することができると考えられる。
そこで、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、言語取得部15dで取得された地域主要言語(環境情報取得部15で取得された環境情報)に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力装置51に音声出力させる。例えば、地域主要言語が設定言語と一致しない場合には、設定言語を用いて目印対象物の特徴(色など)を音声出力し、一致する場合には、目印対象物の名称を音声出力する。すなわち、目印対象物を適切に音声出力することができるので、運転者は、音声出力された目印対象物を容易に認識することができる。
<変形例1>
地図情報52aが更新されない場合には、当該地図情報52aにおいて案内対象地点の目印対象物とされていた建物などが、すでに撤去されていたり、別の建物などに変わっていたりすることがある。このような場合に、地図情報52aに基づいて目印対象物の告知(音声出力の実施)を行うことは好ましくないと考えられる。そこで、本発明の変形例1に係るナビゲーション装置1では、地図情報52aが適切でない場合には、目印対象物の告知(音声出力の実施)を停止することが可能となっている。
図7は、本変形例1に係るナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。以下、図7を用いて、本変形例1に係るナビゲーション装置1の動作について説明する。なお、図7に示されるフローチャートのステップS1〜S5及びS10は、図3に示したフローチャートのステップS1〜S5及びS10と同じであるため、それら以外のステップS11〜S14についてのみ説明する。
ステップS5の後のステップS11にて、カメラ56(自車前方画像取得部15c)は、自車前方の状景を示す画像を生成(取得)する。また、情報通信取得部15bは、通信ネットワークから地図情報52aと同等の情報を取得する。以上により、環境情報取得部15は、カメラ56で生成された画像と、通信ネットワークからの情報とを取得する。
ステップS12にて、制御部16は、目印対象物に関して、地図情報52aとカメラ56による画像とが一致するか否かを判定する。それとともに、制御部16は、目印対象物に関して、地図情報52aと通信ネットワークからの情報とが一致するか否かを判定する。
なお、地図情報52aと、カメラ56による画像とが一致するか否かを判定する方法としては、例えば、経路上の各地点から当該経路の延在方向に見た風景データ(例えば画像データ、ポリゴンデータなど)を地図情報52aに含むように構成しておく。そして、制御部16が、地図情報52aに含まれる風景データと、カメラ56による画像とに関して、目印対象物に付された文字、看板、色などが一致するか否かをもって上述の判定を行う方法が考えられる。
また、地図情報52aと、通信ネットワークからの情報とが一致するか否かを判定する方法としては、例えば、制御部16が、地図情報52aと、通信ネットワークからの情報とに関して、目印対象物の名称などが一致するか否かをもって上述の判定を行う方法が考えられる。
上述のステップS12にて、地図情報52aとカメラ56による画像とが一致すると判定した場合、地図情報52aと通信ネットワークからの情報とが一致すると判定した場合、またはこれらの両方の場合にはステップS13に進む。一方、地図情報52aとカメラ56による画像とが一致せず、かつ、地図情報52aと通信ネットワークからの情報とが一致しないと判定した場合にはステップS14に進む。
ステップS13にて、制御部16は、実施の形態1で説明した環境情報に基づく目印対象物の告知(音声出力の実施)を行う。なお、この際に、制御部16は、案内対象地点の案内情報も音声出力してもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS14にて、制御部16は、実施の形態1で説明した環境情報に基づく目印対象物の告知(音声出力の実施)を停止する。ただし、制御部16は、案内対象地点の案内情報については、音声出力してもよい。その後ステップS10に進む。
以上のように構成された本変形例1に係るナビゲーション装置1によれば、制御部16は、地図情報52aと、カメラ56による画像とが一致するか否かについての判定結果、及び、地図情報52aと、通信ネットワークからの情報とが一致するか否かについての判定結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴の音声出力の実施を停止する。ここで、一般的には、カメラ56による画像、及び、通信ネットワークからの情報は、地図情報52aよりも新しく、適切であると考えられる。したがって、地図情報52aが、カメラ56による画像等と一致せず、適切でない場合には、目印対象物の告知(音声出力の実施)を停止するので、目印対象物を適切に告知することができる。
なお、以上の説明では、ステップS11にて環境情報取得部15は、カメラ56で生成された画像と、通信ネットワークからの情報とを取得し、ステップS12にて制御部16は、地図情報52aとカメラ56による画像とが一致するか否かについての判定結果、及び、地図情報52aと通信ネットワークからの情報とが一致するか否かについての判定結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴の音声出力の実施を停止した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、ステップS11にて環境情報取得部15は、通信ネットワークからの情報を取得せずに、カメラ56で生成された画像を取得し、ステップS12にて制御部16は、地図情報52aとカメラ56による画像とが一致するか否かについての判定結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴の音声出力の実施を停止してもよい。また、例えば、ステップS11にて環境情報取得部15は、カメラ56で生成された画像を取得せずに、通信ネットワークからの情報を取得し、ステップS12にて制御部16は、地図情報52aと通信ネットワークからの情報とが一致するか否かについての判定結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴の音声出力の実施を停止してもよい。
<変形例2>
以上に説明した実施の形態1及び変形例1の構成において、目印対象物の特徴を音声出力する場合(図3及び図4のステップS9、図5のステップS8b、図6のステップS8c)には、目印対象物の特徴を一つだけ音声出力してもよく、複数音声出力してもよい。
ただし、複数の特徴を全て音声出力しようとすると、案内対象地点の相当手前から音声出力しなければならなくなり、かえって、運転者は目印対象物を認識することが困難になると考えられる。そこで、本発明の変形例2では、音声出力される特徴を制限することが可能となっている。
図8は、本変形例2に係るナビゲーション装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。この図8に示すように、本変形例2に係るナビゲーション装置1は、以上で説明した実施の形態1の構成に、音声メッセージ生成部16hが追加されたものとなっている。ここで、音声案内フレーズ選択部16g及び音声メッセージ生成部16h以外の構成要素については、実施の形態1と同様であるため、以下においては、音声案内フレーズ選択部16g及び音声メッセージ生成部16hについてのみ説明する。
音声案内フレーズ選択部16gは、一つの目印対象物の特徴が音声出力される場合に、当該一つの目印対象物についての特徴を示す音声案内フレーズが複数あるか否かを判定する。複数の音声案内フレーズがあると判定した場合には、音声案内フレーズ選択部16gは、予め定められた優先順位に基づいて、当該複数の音声案内フレーズのうち少なくともいずれか一つを選択する。
以下においては、音声案内フレーズ選択部16gは、優先順位に従って上位N個の音声案内フレーズを選択するものとする。また、優先順位は、音声案内フレーズの短い順であるものとする。
すなわち、以下においては、音声案内フレーズ選択部16gは、一つの目印対象物について特徴を示す複数の音声案内フレーズがあった場合には、上位N個の短い音声案内フレーズを選択する。なお、Nの値は、装置(システム)の初期値、または運転者などによって予め設定される。N=1に設定された場合には、音声案内フレーズ選択部16gは、当該複数の音声案内フレーズのうち、最も短い一つの音声案内フレーズを選択することになる。
音声メッセージ生成部16hは、音声案内フレーズ選択部16gによりN(ただしN≧2)個の音声案内フレーズが選択された場合に、当該N個の音声案内フレーズを組み合わせることによって、音声メッセージを生成する。そして、音声メッセージ生成部16hは、生成した音声メッセージを、案内実施地点にて音声出力装置51に音声出力させる。
これにより、制御部16は、音声出力される一つの目印対象物に複数の特徴がある場合には、予め定められた優先順位に基づいて、複数の特徴の少なくともいずれか一つを音声出力させることが可能となっている。
図9は、本変形例2に係るナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。以下、図9を用いて、本変形例2に係るナビゲーション装置1の動作について説明する。なお、この動作は、ステップS9、S8b、S8cとして行われる。
まず、ステップS21にて、制御部16は、特徴を告知(音声出力を実施)しようとする一つの目印対象物について、特徴を示す音声案内フレーズが複数あるか否かを判定する。音声案内フレーズが複数ない(すなわち特徴が一つである)と判定した場合にはステップS22に進み、音声案内フレーズが複数ある(すなわち特徴が複数ある)と判定した場合にはステップS23に進む。ただし、音声案内フレーズが複数ある場合であっても、N=1に設定されている場合にはステップS22に進む。
ステップS22にて、制御部16は、一つの特徴を示す音声案内フレーズを音声出力装置51に音声出力させる。その後、図9に示す動作、すなわちステップS9、S8b、S8cの動作が終了する。
ステップS23にて、制御部16は、複数の特徴を示す音声案内フレーズのうち、上位N(N≧2)個の短い音声案内フレーズを組み合わせ、それによって生成された音声メッセージを音声出力装置51に音声出力させる。その後、図9に示す動作、すなわちステップS9、S8b、S8cの動作が終了する。
以上のような本変形例2に係るナビゲーション装置1によれば、音声出力される特徴を制限することができるので、目印対象物を適切に音声出力することができる。
なお、以上においては、優先順位は、音声案内フレーズの短い順であるものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、色、高さ、形状といった特徴の種別に対して優先順位を定めたものであってもよい。また、この優先順位は、特定の環境情報(例えば、地域主要言語)に対してのみ定められてもよいし、さらにこの場合において、特定の地域(国)に対してのみ定められてもよい。また、優先順位に関する情報は、テーブル形式で記憶装置52に記憶されてもよい。
<変形例3>
変形例3として、例えば、図10に示すように、図2の構成から情報通信取得部15b、自車前方画像取得部15c、言語取得部15d、天候識別部16d、自車前方情報識別部16e及び言語識別部16fを取り除いた構成が考えられる。図10に示すナビゲーション装置1によれば、図3を用いて説明した自車の外部の明度に関する動作を行うことができる。
<変形例4>
変形例4として、例えば、図11に示すように、図2の構成から明度取得部15a、自車前方画像取得部15c、言語取得部15d、明度識別部16c、自車前方情報識別部16e及び言語識別部16fを取り除いた構成が考えられる。図11に示すナビゲーション装置1によれば、図4を用いて説明した自車の外部の天候情報に関する動作を行うことができる。
<変形例5>
変形例5として、例えば、図12に示すように、図2の構成から明度取得部15a、情報通信取得部15b、言語取得部15d、明度識別部16c、天候識別部16d及び言語識別部16fを取り除いた構成が考えられる。図12に示すナビゲーション装置1によれば、図5を用いて説明した自車前方の状景を示す画像に関する動作を行うことができる。
<変形例6>
変形例6として、例えば、図13に示すように、図2の構成から明度取得部15a、情報通信取得部15b、自車前方画像取得部15c、明度識別部16c、天候識別部16d及び自車前方情報識別部16eを取り除いた構成が考えられる。図13に示すナビゲーション装置1によれば、図6を用いて説明した地域主要言語に関する動作を行うことができる。
<変形例7>
実施の形態1では、制御部16は、明度識別部16c〜言語識別部16fのそれぞれでの識別結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力させるものであった。
しかしながら、これに限ったものではなく、制御部16は、明度識別部16c〜言語識別部16fでの全ての識別結果に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に音声出力させてもよい。例えば、制御部16は、明度識別部16c〜言語識別部16fによって得られる複数の識別結果に関して、特徴を音声出力することになる識別結果の個数が、名称を音声出力することになる識別結果の個数以上であった場合には、目印対象物の特徴を音声出力させ、そうでない場合には、目印対象物の名称を音声出力させるように構成してもよい。
具体的には、図3のステップS7からステップS8に進む識別結果(名称を音声出力することになる識別結果)が得られ、図4のステップS7aからステップS9に進む識別結果(特徴を音声出力することになる識別結果)が得られ、図5のステップS7bからステップS8bに進む識別結果(特徴を音声出力することになる識別結果)が得られたとする。この場合には、特徴を音声出力することになる識別結果の個数(2個)が、名称を音声出力することになる識別結果の個数(1個)以上であることから、制御部16は、目印対象物の特徴を、音声出力装置51に音声出力させることになる。
<移動支援装置をナビゲーション装置以外にも適用した変形例>
以上で説明した移動支援装置は、車両に備え付けられたナビゲーション装置1だけでなく、車両に搭載可能な、PND(Portable Navigation Device)、及び、携帯端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなど)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築される移動支援装置にも適用することができる。この場合、以上で説明したナビゲーション装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置される。
例えば、以上の説明では、移動支援装置を、ナビゲーション装置1に適用した構成について説明したが、これに限ったものではなく、PND、携帯端末、及び、サーバのいずれかに適用してもよい。
また、以上では、地図情報取得部に、ナビゲーション装置1の外部から地図情報52aを取得し、地図情報52aを記憶する地図情報記憶部12を適用した構成について説明した。しかし、地図情報取得部は、地図情報52aを取得するものであれば、地図情報記憶部12に限ったものではなく、例えば地図情報52aを受信するように構成された通信部などであってもよい。また、例えば、移動支援装置をスマートフォンに適用する場合には、スマートフォンの構成要素のうち、地図情報記憶部12と同等の記憶部などが、地図情報取得部に適用されてもよい。また、例えば、移動支援装置をサーバに適用する場合には、サーバの構成要素のうち、地図情報記憶部12と同等の記憶部などが、地図情報取得部に適用されてもよい。
また、以上では、位置取得部に、自車の現在位置を検出する現在位置検出部13を適用した構成について説明した。しかし、位置取得部は、着目すべき車両の位置を取得するものであれば、現在位置検出部13に限ったものではない。例えば、移動支援装置をスマートフォンに適用する場合には、スマートフォンの構成要素のうち、現在位置検出部13と同等の検出部などが、位置取得部に適用されてもよい。また、例えば、移動支援装置をサーバに適用する場合には、サーバの構成要素のうち、着目すべき車両の位置を受信する通信部などが、位置取得部に適用されてもよい。
また、以上では、目的地取得部に、着目すべき車両の目的地の設定(入力)をユーザから受け付ける入力部14を適用した構成について説明した。しかし、目的地取得部は、着目すべき車両の目的地を取得するものであれば、入力部14に限ったものではない。例えば、移動支援装置をスマートフォンに適用する場合には、スマートフォンの構成要素のうち、入力部14と同等の入力部などが、目的地取得部に適用されてもよい。また、例えば、移動支援装置をサーバに適用する場合には、サーバの構成要素のうち、着目すべき車両の目的地を受信する通信部などが、目的地取得部に適用されてもよい。なお、環境情報取得部15についても、入力部14と同様の変形例が適用できる。
また、以上では、経路取得部に、地図情報52aと、着目すべき車両の位置及び目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索部16aを適用した構成について説明した。しかし、経路取得部は、地図情報52aと、着目すべき車両の位置及び目的地とに基づいて算出された経路を取得するものであれば、経路探索部16aに限ったものではなく、例えば上記経路をサーバなどから受信する通信部などであってもよい。また、例えば、移動支援装置をスマートフォンに適用する場合には、スマートフォンの構成要素のうち、経路探索部16aと同等の探索部などが、経路取得部に適用されてもよい。また、例えば、移動支援装置をサーバに適用する場合には、サーバの構成要素のうち、経路探索部16aと同等の探索部などが、経路取得部に適用されてもよい。
さらに、以上では、音声出力装置に、ナビゲーション装置1の音声出力装置51を適用した構成について説明した。しかし、音声出力装置は、音声出力が可能であれば、ナビゲーション装置1の音声出力装置51に限ったものではなく、例えば、スマートフォンの構成要素のうち、音声出力装置51と同等の音声出力装置などが適用されてもよい。また、以上では、移動体が車両である場合について説明したが、これに限ったものではなく、人であってもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 ナビゲーション装置、12 地図情報記憶部、13 現在位置検出部、14 入力部、15 環境情報取得部、16 制御部、16a 経路探索部、51 音声出力装置。
本発明に係る移動支援装置は、移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、移動体の移動を支援する移動支援装置であって、地図情報を取得する地図情報取得部と、移動体の位置を取得する位置取得部と、移動体の目的地を取得する目的地取得部とを備える。そして、移動支援装置は、地図情報と移動体の位置と移動体の目的地とに基づいて探索された、目的地までの経路を取得する経路取得部と、経路に対応する、音声出力が実施される案内実施地点に、移動体が到達する以前において、移動体外部の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置に音声出力させる制御部とを備える。環境情報は、移動体外部の明度、移動体外部の天候を示す情報、自車前方画像取得部またはレーダーにより取得した移動体前方における視覚障害物の有無を識別するための情報、及び、移動支援装置に設定されている言語と一致するか否かの識別が行われる対象となり、かつ、移動体の位置に対応する地域で使用されている言語、の少なくともいずれか1つを含む。
本発明に係る移動支援装置は、移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、移動体の移動を支援する移動支援装置であって、地図情報を取得する地図情報取得部と、移動体の位置を取得する位置取得部と、移動体の目的地を取得する目的地取得部とを備える。そして、移動支援装置は、地図情報と移動体の位置と移動体の目的地とに基づいて探索された、目的地までの経路を取得する経路取得部と、経路に対応する、音声出力が実施される案内実施地点に、移動体が到達する以前において、移動体外部の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、環境情報に基づいて、目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、案内実施地点にて音声出力装置に音声出力させる制御部とを備える。環境情報は、移動体外部の明度、フロントライトの点灯及び消灯の状態、移動体外部の天候を示す情報、ワイパーの制御状態、レーダーにより取得した移動体前方における視覚障害物の有無を識別するための情報、及び、移動支援装置に設定されている言語と一致するか否かの識別が行われる対象となり、かつ、移動体の位置に対応する地域で使用されている言語、の少なくともいずれか1つを含む。

Claims (6)

  1. 移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、前記移動体の移動を支援する移動支援装置であって、
    地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記移動体の位置を取得する位置取得部と、
    前記移動体の目的地を取得する目的地取得部と、
    前記地図情報と前記移動体の位置と前記移動体の目的地とに基づいて探索された、前記目的地までの経路を取得する経路取得部と、
    前記経路に対応する、前記音声出力が実施される案内実施地点に、前記移動体が到達する以前において、前記移動体外部の環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、
    前記環境情報に基づいて、前記目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、前記案内実施地点にて前記音声出力装置に音声出力させる制御部と
    を備える、移動支援装置。
  2. 請求項1に記載の移動支援装置であって、
    前記環境情報は、
    前記移動体外部の明度、
    前記移動体外部の天候を示す情報、
    前記移動体前方における視覚障害物の有無を識別するための情報、及び、
    前記移動支援装置に設定されている言語と一致するか否かの識別が行われる対象となり、かつ、前記移動体の位置に対応する地域で使用されている言語、
    の少なくともいずれか1つを含む、移動支援装置。
  3. 請求項2に記載の移動支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記目印対象物の特徴を前記音声出力装置に音声出力させる代わりに、前記目印対象物周辺の施設または地点の特徴を前記音声出力装置に音声出力させる、移動支援装置。
  4. 請求項1に記載の移動支援装置であって、
    前記環境情報取得部は、
    カメラからの前記移動体前方の状景を示す画像と、通信ネットワークからの情報との少なくともいずれか1つを取得し、
    前記制御部は、
    前記地図情報と、前記環境情報取得部で取得された前記状景を示す画像及び前記通信ネットワークからの情報の少なくともいずれか1つとが一致するか否かに基づいて、前記目印対象物の名称及び特徴の音声出力の実施を停止する、移動支援装置。
  5. 請求項1に記載の移動支援装置であって、
    前記制御部は、
    音声出力される一つの前記目印対象物に複数の前記特徴がある場合には、予め定められた優先順位に基づいて、前記複数の特徴の少なくともいずれか一つを音声出力させる、移動支援装置。
  6. 移動体とともに移動する音声出力装置に目印対象物の告知を音声出力させることによって、前記移動体の移動を支援する移動支援方法であって、
    (a)前記移動体の位置を取得する工程と、
    (b)前記移動体の目的地を取得する工程と、
    (c)地図情報と前記移動体の位置と前記移動体の目的地とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する工程と、
    (d)前記経路に対応する、前記音声出力が実施される案内実施地点に、前記移動体が到達する以前において、前記移動体外部の環境に関する環境情報を取得する工程と、
    (e)前記環境情報に基づいて、前記目印対象物の名称及び特徴のいずれかを選択的に、前記案内実施地点にて前記音声出力装置に音声出力させる工程と
    を備える、移動支援方法。
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