JPWO2015052972A1 - グリッパを備える搬送装置 - Google Patents

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Abstract

大面積で充分な制振効果が得られる制振部材を用いることを可能にすると共に、仮に制振部材が破損した際への安全機構を提供する。搬送装置のグリッパは複数個のハンドを備えている。ハンドは、開閉部材に取り付けられる固定部材と、物品を下方から支持するフィンガ部材と、制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、固定部材に対するフィンガ部材の相対位置を規制する規制部材、とを備えている。制振部材により、固定部材の振動がフィンガ部材に伝達されることを抑制すると共に、規制部材により、フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を超えて移動することを規制する。

Description

この発明はグリッパを備える搬送装置とグリッパの制振方法とに関する。
特許文献1,2は搬送装置での物品支持部に粘弾性を設けることにより、物品に加わる振動を抑制することを開示している。特許文献1(JP2001-298065)は無人搬送車のスカラアームの先端に設けたハンドの制振を示し、ハンドを2層で構成し、2層の間に粘弾性体を配置することを開示している。特許文献2(JP2006-298535)は、天井走行車のグリッパ、即ち物品を把持するハンドを有する昇降台と、グリッパの昇降駆動部との間に、制振材を配置することを開示している。そしてハンドの物品との接触面を粘弾性で構成することも開示している。
JP2001-298065 JP2006-298535
しかしながら特許文献2の構成では、制振材料を配置できる範囲が物品との接触面内に限られるため、大面積で充分な制振効果が得られる制振材を用いることが難しい。また仮に制振材料が破損した際の、安全機構が検討されていない。
この発明の課題は、大面積で充分な制振効果が得られる制振部材を用いることを可能にすると共に、仮に制振部材が破損した際への安全機構を提供することにある。
この発明は、物品を下方から支持するグリッパを備える搬送装置であって、
グリッパは、複数個のハンドと、複数個のハンドを同期して開閉する開閉部材とを備え、
ハンドは、
開閉部材に固定されている固定部材と、
物品を下方から支持するフィンガ部材と、
制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、
フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を越えて移動することを規制する規制部材、とを備えていることを特徴とする。
またこの発明は、物品を下方から支持するグリッパを備える搬送装置でのグリッパの制振方法であって、
グリッパは、複数個のハンドと、複数個のハンドを同期して開閉する開閉部材とを備え、
ハンドは、
開閉部材に固定されている固定部材と、
物品を下方から支持するフィンガ部材と、
制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、
固定部材に対するフィンガ部材の相対位置を規制する規制部材、とを備え、
制振部材により、固定部材の振動がフィンガ部材に伝達されることを抑制すると共に、
規制部材により、フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を超えて移動することを規制することを特徴とする。
この発明では、制振部材を物品と接触する面の範囲内に配置する必要がないので、大面積でかつ変形しやすい制振部材を用いることができ、効果的に制振できる。また仮に制振部材が破損すると、規制部材によりフィンガ部材の位置を規制できる。従って振動を吸収しやすい制振材料を用いることができる。この明細書において、搬送装置に関する記載はそのままグリッパの制振方法にも当てはまる。
好ましくは、制振部材は上下方向の貫通孔を有し、貫通孔内に規制部材が配置されている。このようにすると、規制部材を配置する余分のスペースが不要で、ハンドをコンパクトにできる。例えば、制振部材の貫通孔と上下に重なるように、固定部材もしくはフィンガ部材の一方の部材に第2の貫通孔が設けられている。規制部材は、固定部材もしくはフィンガ部材の他方の部材に取り付けられ、かつ第2の貫通孔内へ延びて、水平方向の相対移動を規制する第1部材と、第1部材に取り付けられ、第2の貫通孔を貫通し、かつ第2の貫通孔よりも大径で、鉛直方向への相対移動を規制するフランジとから成る。
好ましくは、フィンガ部材は、制振部材上に載置される取付部材と、取付部材よりも低い位置にあって物品を支持する支持部材と、取付部材と支持部材とを連結する連結部材、とを備えている。このようにすると、単純に固定部材、制振部材、フィンガ部材を上下に重ねる場合に比べ、高さ方向にコンパクトなハンドが得られる。例えば、制振部材は少なくとも一対設けられ、取付部材と連結部材も一対設けられ、一対の取付部材の間に、支持部材が配置されている。
実施例の天井走行車の側面図 実施例のグリッパの分解状態を示す平面図で、鎖線は部材の接続関係を示し、図の上部のフィンガ部材と下部の固定部材の間に制振部材が配置されている。 実施例のグリッパの正面図 実施例のグリッパの要部断面図 変形例のグリッパの要部断面図
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。この発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づき、明細書の記載とこの分野での周知技術とを参酌し、当業者の理解に従って定められるべきである。
図1〜図5に、実施例とその変形とを示す。図1は搬送装置の例としての天井走行車2を示し、4はクリーンルームの天井スペースに設けられた走行レール、6は天井走行車2の走行駆動部で、走行レール4内に配置されている。走行駆動部6から、軸7を介して、横移動部8,回転駆動部9,昇降駆動部10、グリッパ14等から成る天井走行車本体が吊り下げられている。横移動部8は、回転駆動部9,昇降駆動部10等を走行レール4に水平面内で直角な方向へ横移動させ、回転駆動部9は昇降駆動部10を鉛直軸回りに回転させる。なお横移動部8,回転駆動部9は設けなくても良い。
昇降駆動部10は、ベルト、ロープ、ワイヤ等の吊持材12を介して、グリッパ14を昇降させる。グリッパ14は、一対のハンド16,16を、図1のX−X方向(天井走行車2の走行方向に平行な方向)に開閉させることにより、FOUP等の物品17のフランジ部を下方から支持する。ハンドの数は複数個で、1対に限らず、3個、あるいは4個等でも良い。18は開閉部材で、ハンド16,16を同期してX−X方向に進退させることにより、ハンド16,16を開閉させる。19,19は前後一対の落下防止カバーで、落下防止片19a,19aを出退させることにより、物品17がハンド16,16から外れて落下することを防止する。搬送装置は、物品17ののフランジ部の下部を支持するとともに、水平方向に開閉自在な複数個のハンドを有するグリッパを備えるものであればよく、台車を有するものでも、有しないものでも良い。
図2はハンド16,16の構造を示し、一対のハンド16,16は同じ構造である。20は開閉部材18に取り付けられ、かつハンド16の下部に位置する固定部材で、22は固定部材20の上部に位置し、かつ物品17のフランジ部を支持するフィンガ部材で、24,26は制振部材で、フィンガ部材22と固定部材20との間にあり、フィンガ部材22を支持すると共に、固定部材20の振動がフィンガ部材22に伝達されることを防止する。制振部材24,26はシート状、直方体状等の粘弾性体であるが、防振ゴム、制振合金等でも良い。また仮に制振部材24が破損すると、フィンガ部材22の位置は筒状片30とフランジ51とから成る規制部材により、許容範囲内に規制される。このため制振部材24は、強度と剛性等よりも、振動吸収能力の点から選択することができる。なお制振部材26は制振部材24よりも破損する可能性が少ない。制振部材24は貫通孔25を備え、貫通孔25内に筒状片30を配置し、フランジ51と筒状片30とにより、フィンガ部材22が固定部材20に対し、上下いずれの方向に対しても許容長以上シフトすることを防止する。筒状片30は内周に雌ネジを設けた筒状の部材で、両端部28に固定されているが、雌ネジを備えない単なる筒状の部材でも良い。筒状片30とフランジ51とにより、規制部材を構成する。
図2の鎖線は、固定部材20とフィンガ部材22との位置関係、及び制振部材24,26の固定部材20とフィンガ部材22上での位置を示す。フィンガ部材22が上部に、固定部材20が下部に有り、これらの間に制振部材24,26が配置されている。なおFOUP等の物品17は、一対のハンド16,16の一方に他方よりも大きな荷重が加わる構造をしている。そこで荷重が大きい側の制振部材24,26の弾性率を荷重が小さな側よりも大きくすると、FOUP等の物品17を水平に支持できる。弾性率を変える代わりに、制振部材24,26の面積を、荷重が大きい側で大きく、小さい側で小さくしても良い。
固定部材20は、中央部27の左右両側に、FOUP等の物品17側に突き出す両端部28,28を備えている。両端部28の上面に前記の筒状片30が設けられ、両端部28,28の物品17側の先端に突出部32,32が設けられて、その上面が突出部32,32の先端側へ向けて下降するテーパー面34,34となっている。取付部材36は、グリッパ本体側の開閉部材18へ、ハンド16を取り付ける。またケーブル38は、フィンガ部材22の着座センサ54とグリッパ本体とを接続する。
フィンガ部材22は左右方向の中央に支持部材40を備え、支持部材40がFOUP等の物品17のフランジ部に接して下方から支持する。なおこの明細書での左右は図2の左右方向で、中央部27と支持部材40の長手方向である。支持部材40の左右両側に取付部材44が設けられ、取付部材44は支持部材40よりも高い位置にあり、支持部材40と取付部材44との間に連結部材42があって、支持部材40と取付部材44を連結する。取付部材44は貫通孔46を有し、取付部材44の底面を制振部材24,26の上面により支持し、制振部材24,26の底面は両端部28により支持されている。そして筒状片30の雌ネジ部にネジ50がネジ止めされている。
筒状片30とフランジ51の役割は、両端部28に対する取付部材44の移動範囲を許容範囲内に制限することであり、ネジ止めする代わりに単に嵌め合わせても良い。実施例では筒状片30を固定部材20に、フランジ51と貫通孔46をフィンガ部材22に設けたが、これらの配置を上下逆にし、筒状片30をフィンガ部材22に、フランジ51と貫通孔46を固定部材20に設けても良い。52は揺動片で、支持部材40に物品17のフランジ部の底面が接触すると回動し、着座センサ54により揺動片52の回動を検出し、ブラケット56に取り付けたハーネス58を介して、取付部材36へ配線する。
図3,図4にハンド16の詳細を示し、図4では着座センサ54,取付部材36等を省略している。貫通孔25内に筒状片30が配置され、筒状片30にフランジ51がネジ50でネジ止めされている。取付部材44は、貫通孔46と筒状片30との外径の差の範囲で水平方向にシフトでき、フィンガ部材22は固定部材20に対し、制振部材24,26の変形により鉛直方向にシフト可能で、かつ貫通孔46と筒状片30との外径の差の範囲で水平方向にシフト可能である。
仮に制振部材24が破損したような場合は、フランジ51と筒状片30とによりフィンガ部材22が係止されて、フィンガ部材22が固定部材20に対し許容範囲を越えてシフトすることが防止される。また仮に制振部材24が破損すると、突出片48は図4の下方向に下降し、テーパー面34に乗り上げることにより、突出片48の図4の右側への後退範囲が制限される。このためフィンガ部材22が許容範囲を越えて後退し、物品17から外れることが、突出片48とテーパー面34とによっても防止される。なお物品17からの荷重により、取付部材44が図4の左側を前として前傾することは、制振部材26が上方へ引き延ばされることにより防止される。
着座センサ54の信号は、ソケット60を介して、ハーネス58により出力される。物品17が着座する毎に、フィンガ部材22が固定部材20に対して下降するので、ハーネス58は屈曲を繰り返すことになる。これによってハーネス58が断線する可能性があるので、結束バンド62によりハーネス58を下方で結束し、その上方で固定リング64によりハーネス58をブラケット56に固定することにより、ハーネス58の断線を防止する。
図5は変形例のハンドを示し、特に指摘する点以外は図1〜図4の実施例と同様で、同じ符号は同じものを表す。両端部29は先端の突出部32を有しない他は、両端部28と同様で、取付部材45は貫通孔70が下方へ向けて広がるテーパー面を有している他は、取付部材44と同様である。筒状片66は、上方が狭くなるテーパー面68を有している他は、筒状片30と同様である。図5の変形例で、仮に制振部材24が破損すると、テーパー面68がテーパー面71に接触して係止され、取付部材45の位置と姿勢とが固定される。
制振に付いて説明する。天井走行車2の走行により、上下方向、走行方向、左右方向等の振動が走行駆動部6からハンド16,16へ加わり、制振部材24,26によりいずれの方向の振動も制振される。制振部材24は大面積で、かつ弾性率が小さく変形しやすいので、効果的に制振できる。このため物品17中の半導体ウェハ等への振動の影響を小さくできる。
実施例には以下の特徴がある。
1) 比弾性率が小さい、即ち軟らかい、制振部材24を用い、大きな面積で取付部材44,45を支持できる。このため比弾性率が大きい、即ち硬くて、小さな面積の制振部材を用いる場合に比べ、効果的にフィンガ部材22を制振できる。
2) フィンガ部材22を、低い位置にある支持部材40と、高い位置にある取付部材44、及びこれらを連結する連結部材42で構成することにより、高さ方向にコンパクトなハンド16にできる。
3) フィンガ部材22の運動範囲を筒状片30とフランジ51、貫通孔46により制限し、制振部材24が破損した場合でも、フィンガ部材22の位置を姿勢を制限できる。
4) 筒状片30とフランジ51を貫通孔25内に配置するので、コンパクトである。
5) テーパー面34と突出片48,あるいはテーパー面68,71により、フィンガ部材22が不用意に後退することを防止できる。
6) フィンガ部材22の前傾を制振部材26により抑制できる。
7) 制振部材24,26は物品17に接触しないので、汚れたり傷ついたりしにくい。
8) 結束バンド62によりハーネス58の下方を結束し、その上方で固定リング64によりブラケット56に固定すると、ハーネス58が昇降を繰り返しても断線しない。
9) 物品17からの荷重が一対のハンド16,16に不均衡に加わる場合、荷重が大きい側の制振部材24,26の弾性率を荷重が小さい側よりも高くすると、物品17を水平に支持できる。
2 天井走行車 4 走行レール 6 走行駆動部 7 軸
8 横移動部 9 回転駆動部 10 昇降駆動部
12 吊持材 14 グリッパ 16 ハンド 17 物品
18 開閉部材 19 落下防止カバー 20 固定部材
22 フィンガ部材 24,26 制振部材 25 貫通孔
27 中央部 28 両端部 30 筒状片 32 突出部
34 テーパー面 36 取付部材 38 ケーブル
40 支持部材 42 連結部材 44 取付部材
46 貫通孔 48 突出片 50 ネジ 51 フランジ
52 揺動片 54 着座センサ 56 ブラケット
58 ハーネス 60 ソケット 62 結束バンド
64 固定リング 66 筒状片 68,71 テーパー面
70 貫通孔
この発明はグリッパを備える搬送装置に関する
この発明は、物品を下方から支持するグリッパを備える搬送装置であって、
グリッパは、複数個のハンドと、複数個のハンドを同期して開閉する開閉部材とを備え、
ハンドは、
開閉部材に固定されている固定部材と、
物品を下方から支持するフィンガ部材と、
制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、
制振部材が破損した際に、フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を越えて移動することを規制する規制部材、とを備え、
前記制振部材は上下方向の貫通孔を有し、前記貫通孔内に前記規制部材が配置されていることを特徴とする。
この発明では、制振部材を物品と接触する面の範囲内に配置する必要がないので、大面積でかつ変形しやすい制振部材を用いることができ、効果的に制振できる。また仮に制振部材が破損すると、規制部材によりフィンガ部材の位置を規制できる。従って振動を吸収しやすい制振材料を用いることができる。
この発明では、制振部材は上下方向の貫通孔を有し、貫通孔内に規制部材が配置されている。このようにすると、規制部材を配置する余分のスペースが不要で、ハンドをコンパクトにできる。例えば、制振部材の貫通孔と上下に重なるように、固定部材もしくはフィンガ部材の一方の部材に第2の貫通孔が設けられている。規制部材は、固定部材もしくはフィンガ部材の他方の部材に取り付けられ、かつ第2の貫通孔内へ延びて、水平方向の相対移動を規制する第1部材と、第1部材に取り付けられ、第2の貫通孔を貫通し、かつ第2の貫通孔よりも大径で、鉛直方向への相対移動を規制するフランジとから成る。

Claims (6)

  1. 物品を下方から支持するグリッパを備える搬送装置であって、
    前記グリッパは、複数個のハンドと、前記複数個のハンドを同期して開閉する開閉部材とを備え、
    前記ハンドは、
    前記開閉部材に固定されている固定部材と、
    物品を下方から支持するフィンガ部材と、
    制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、
    制振部材が破損した際に、フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を越えて移動することを規制する規制部材、とを備えていることを特徴とする、グリッパを備える搬送装置。
  2. 前記制振部材は上下方向の貫通孔を有し、前記貫通孔内に前記規制部材が配置されていることを特徴とする、請求項1のグリッパを備える搬送装置。
  3. 制振部材の貫通孔と上下に重なるように、固定部材もしくはフィンガ部材の一方の部材に、第2の貫通孔が設けられ、
    前記規制部材は、固定部材もしくはフィンガ部材の他方の部材に取り付けられ、かつ第2の貫通孔内へ延びて、水平方向の相対移動を規制する第1部材と、前記第1部材に取り付けられ、第2の貫通孔を貫通し、かつ第2の貫通孔よりも大径で、鉛直方向への相対移動を規制するフランジとから成ることを特徴とする、請求項2のグリッパを備える搬送装置。
  4. 前記フィンガ部材は、
    前記制振部材上に載置される取付部材と、
    取付部材よりも低い位置にあって物品を支持する支持部材と、
    取付部材と支持部材とを連結する連結部材、とを備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかのグリッパを備える搬送装置。
  5. 前記制振部材は少なくとも一対設けられ、
    前記取付部材と前記連結部材は一対設けられ、
    一対の取付部材の間に、前記支持部材が配置されていることを特徴とする、請求項4のグリッパを備える搬送装置。
  6. 物品を下方から支持するグリッパを備える搬送装置でのグリッパの制振方法であって、
    前記グリッパは、複数個のハンドと、前記複数個のハンドを同期して開閉する開閉部材とを備え、
    前記ハンドは、
    前記開閉部材に固定されている固定部材と、
    物品を下方から支持するフィンガ部材と、
    制振材料から成り、固定部材とフィンガ部材との間に配置され、かつ固定部材上に載置されると共に、フィンガ部材を載置する制振部材と、
    制振部材が破損した際に、固定部材に対するフィンガ部材の相対位置を規制する規制部材、とを備え、
    前記制振部材により、固定部材の振動がフィンガ部材に伝達されることを抑制すると共に、
    前記規制部材により、フィンガ部材が固定部材に対し許容範囲を超えて移動することを規制することを特徴とする、グリッパの制振方法。
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