JPWO2015046410A1 - アイソレータシステム - Google Patents

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Abstract

作業空間を形成する本体ケースと、給気又は排気する空調部と、を備え、作業空間の底面は作業板で構成され、作業板の下方には排気経路が形成され、作業板は、左右に分割された第1及び第2の作業板により構成され、第1の作業板には受け部が配置され、受け部上に第2の作業板が着脱自在に載置される。

Description

本開示は、再生医療関連及び製薬関連の実験環境機器に用いられるアイソレータシステムに関する。
特許文献1は、作業室の底面を作業板で構成し、作業板の下方に排気通路、作業板の中央下方に遠心分離機が設けられたアイソレータを開示している。このアイソレータは、作業室が操作エリアと補助作業エリアとに区別されている。また、このアイソレータの作業板には、ドア収容用凹部が設けられ、インキュベータを取り付けるジョイントボックスのジョイントボックスドアが、作業板の一部となるようにドア収容用凹部に収容される。
特開2011−177091号公報
そこで、本開示は、作業性及び清掃性を向上させたアイソレータシステムを提供する。
本開示におけるアイソレータシステムは、内部に無菌環境で作業を行うための作業空間を形成し、前面に作業者の腕を挿入する挿入部を有する箱状の本体ケースと、本体ケースの作業空間内に給気、又は作業空間内の気体を排気する空調部と、を備え、作業空間の底面は作業板で構成され、作業板の下方には作業空間内の気体を排気する排気経路が形成され、作業板は、左右に分割された第1及び第2の作業板により構成され、第1の作業板における第2の作業板に接する辺には、第1の作業板よりも下位に位置する受け部が第2の作業板方向に延長して配置され、受け部上に第2の作業板における第1の作業板に接する辺が着脱自在に載置される。
本開示におけるアイソレータシステムは、作業性及び清掃性を向上させるのに有効である。
実施の形態1に係るアイソレータシステムの正面図 実施の形態1に係るインキュベータ装着時のアイソレータシステムの斜視図 実施の形態1に係るアイソレータシステムの斜視図 実施の形態1に係る作業板がグローブボックスから取り外されたときの斜視図 実施の形態1に係る作業板がグローブボックスから取り外されたときの受け部近傍の断面図 実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの受け部近傍の断面図 実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの上面図 実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの下面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、アイソレータシステムの一例として、実施の形態1でアイソレータシステム100について、図1〜8を用いて説明する。
実施の形態1におけるアイソレータシステム100は、滅菌された環境で、例えば細胞の培養、操作、観察等の作業を行うための装置である。尚、滅菌とは、微生物や細胞等を殺菌して無菌に近づけることを示すものとする。
なお、本実施形態において、Z軸は、アイソレータシステム100が立設する垂直方向に沿う軸であり、上側に向かう方向を+Z方向とし、下側(下方)に向かう方向を−Z方向とする。Y軸は、アイソレータシステム100の正面と背面とに直交する方向に沿う軸であり、作業空間の内部で作業を行うための開口が設けられた正面から、正面とは反対側の背面に向かう方向を−Y方向とし、背面から正面に向かう方向を+Y方向とする。X軸は、正面から見て左右の側面に直交する方向に沿う軸であり、正面から見て左側面から右側面へ向かう方向を+X方向とし、右側面から左側面に向かう方向を−X方向とする。
[1.アイソレータシステム]
アイソレータシステム100の全体構成について、図1〜3を用いて説明する。図1及び図2は実施の形態1に係るアイソレータシステム100の正面図及び斜視図、図3は実施の形態1に係るインキュベータ200装着時のアイソレータシステム100の斜視図である。
図1に示すように、実施の形態1におけるアイソレータシステム100は、グローブボックス110、遠心機ユニット120、観察ユニット130、滅菌ユニット140、空調ユニット150、制御ユニット160、パスボックス170及び空調ユニット180を備える。
図2に示すように、グローブボックス110は、内部に無菌環境で作業を行うために周囲と隔離された略箱状の作業空間Aを形成する。詳細な構成については、後述する。遠心機ユニット120は、グローブボックス110の下方に設けられ、作業空間Aから接続できる。遠心機ユニット120は、作業空間A内で作業するサンプルを遠心分離させるための遠心機を内部に備えている。観察ユニット130は、グローブボックス110の下方に設けられ、作業空間Aから接続できる。観察ユニット130は、作業空間A内で作業するサンプルを観察するための観察装置を内部に備えている。また、観察ユニット130は、内部に設けられた観察装置を昇降可能な昇降機構と、外部に設けられ昇降機構を操作するハンドルと、を備えている。作業者は、ハンドルによって昇降機構を操作することで、観察装置を使用するときは観察装置を作業空間A内に押し上げ、観察装置を使用しないときは観察ユニット130内に観察装置を収容することができる。滅菌ユニット140は、グローブボックス110内に過酸化水素等の滅菌物質を供給するために、グローブボックス110の下方に設けられる。本実施形態の滅菌ユニット140は、グローブボックス110内に設けられたノズルを介して滅菌液をミスト化した滅菌ミストを噴霧して、内部を滅菌する。
空調ユニット150は、グローブボックス110の上部に設けられ、内部の空調を制御する。空調ユニット150は、給気ユニット150aと排気ユニット150bとを備える。空調ユニット150は、グローブボックス110内の上面板に設けられた給気口及び排気口を有する。給気口から作業空間A内に外気が供給され、排気口から作業空間A内の気体が排気される。グローブボックス110では、内部の無菌環境を確保するために、給気口にHEPAフィルタ等の微粒子捕集フィルタが設けられ、微粒子捕集フィルタを介して空気がグローブボックス110内に供給される。また、排気口にもHEPAフィルタが設けられ、グローブボックス110内の気体はHEPAフィルタを介してグローブボックス110内から排気される。
制御ユニット160は、グローブボックス110及びパスボックス170の上部に設けられ、例えば滅菌ユニット140、空調ユニット150、180等の各装置の動作を制御する。
パスボックス170は、作業者が外部から作業空間Aの内部に作業物を入れるためにグローブボックス110の側面に設けられる。パスボックス170の内部には、作業物を一時的に保管する搬送空間Bが形成される。搬送空間Bは、周囲環境に対して気密性を有する。外部から作業空間Aに作業物を入れる前に、作業物が搬送空間B内で滅菌される。パスボックス170の側面には、作業物を移動させるための開口が設けられており、グローブボックス110の側面に設けられた開口と対向して、グローブボックス110とパスボックス170とが固定される。これにより作業空間Aと搬送空間Bとが気密性を有したまま連通する。パスボックス170の開口には、開閉可能な扉が取り付けられている。扉は、搬送空間Bと作業空間Aとを気密性を有して隔てることができる。空調ユニット180は、パスボックス170の上部に設けられ、内の搬送空間B内の空調を制御する。
また、アイソレータシステム100は、グローブボックス110におけるパスボックス170が設けられる側面とは反対の側面にインキュベータ200が装着される。インキュベータ200は、内部に収容室(図示せず)を備える。この収容室は、培養物を収容する室であり、例えば直方体状の箱体によって外部からの菌の侵入が抑制される空間として区画される。収容室は例えばステンレス鋼板によって区画されている。インキュベータ200、アイソレータシステム100に対して着脱可能に構成されている。これにより、インキュベータ200毎に培養物の管理ができる。例えば、ドナー毎に専用のインキュベータ200を使用することにより、培養物の取り違え等の不具合を抑制できる。
[2.グローブボックス]
グローブボックス110の構成について、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態1に係るアイソレータシステムの斜視図である。
図3に示すように、グローブボックス110は、複数の前面開口113が設けられた前面板112、底面板、上面板、及び、左右の側面板によって区画され、作業を行う為の作業板111と仕切板117とを内部に備える。作業板111、仕切板117、上面板、及び、左右の側面板によって、作業を行う空間である箱状の作業空間Aを形成する。つまり、作業空間Aの底面は、作業板111で構成されている。グローブボックス110は、外部からの菌の侵入が抑制されるように気密性を有して区画される。作業板111と底面板との間及び背面板と仕切板117との間には、作業空間A内の気体を排気する排気経路が形成されている。本実施の形態のグローブボックス110は、作業板111、仕切板117、底面板、背面板、上面板、及び、左右の側面板は、清掃や消毒のしやすいステンレス鋼板で構成されている。
前面板112は、作業手の挿入部である複数の前面開口113を備えている。複数の前面開口113のそれぞれには、グローブ(不図示)が装着される。前面板112は、上端部にもうけられたヒンジを軸として開閉することができる。これにより、グローブボックス110の前面を開閉することができる。左右の側面板には、パスボックス170やインキュベータ200を装着するための開口が設けられている。グローブボックス110では、右側面板の開口にパスボックス170が装着され、パスボックス170の受渡口の扉が右側面板の一部を構成する。また、左側面板の左開口にインキュベータ200が装着され、インキュベータ200の扉が左側面板の一部を構成する。作業時において、作業者は、グローブを介して作業空間A内で作業を行う。上面板には、作業で用いられるものを吊り下げる吊下棒が設けられている。
[3.作業板]
作業板111の構成について、図4〜8を用いて説明する。図4は、実施の形態1に係る作業板111がグローブボックス110から取り外されたときの斜視図、図5は同断面図、図6は実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの受け部近傍の断面図である。
図4に示すように、作業板111は、左右に分割された第1作業板111a及び第2作業板111bにより構成されている。作業板111は、前端部及び左右の端部に作業空間A内の気体を排気する複数の排気口を形成している。図5、6に示すように、第1作業板111aにおける第2作業板111bに接する辺(右辺)には、第1作業板111aよりも下位に位置する受け部118が第2作業板111b方向(図中、右方向)に延長して配置されている。受け部118上には、第2作業板111bにおける第1作業板111aに接する辺(左辺)が着脱自在に載置される。第1作業板111aの受け部118上に第2作業板111bが載置されると、第1作業板111a及び第2作業板111bの上面は、略同一平面上に配置される。第2作業板111bは、第2作業板111bを上方へ引き上げてグローブボックス110から取り外すときに作業者が指を引っ掛ける孔部119を形成している。
以上の構成より、作業者は、作業板111をグローブボックス110から取り外すときには、まず、第2作業板111bを取り外す。作業者は、第2作業板111bの孔部119に指を引っ掛けて、第2作業板111bを上方へ引き上げて第2作業板111bを取り外す。その後、作業者は、第2作業板111bがなくなった右側から第1作業板111aの右辺を持って、第1作業板111aを上方へ引き上げて第1作業板111aを取り外す。
図7は、実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの上面図である。図7に示すように、第1作業板111aは、作業板111の下方に設けられた遠心機ユニット120(図3参照)に接続するための接続開口115を形成している。第1作業板111aには、第1作業板111aの一部を構成し接続開口115を開閉可能な遠心機用カバー121が蝶番を介して取り付けられている。遠心機用カバー121は、蝶番を支点に上方へ開閉可能となる。遠心機用カバー121は、遠心機用カバー121を上方へ引き上げて開くときに作業者が指を引っ掛ける孔部を形成している。また、遠心機用カバー121は、第1作業板111aの一部を構成し孔部を開閉可能な落下対策用カバーをバネ付蝶番を介して備える。
第2作業板111bは、作業板111の下方に設けられた観察ユニット130(図3参照)に接続するための接続開口116を形成している。第2作業板111bには、第2作業板111bの一部を構成し接続開口116を開閉可能な観察装置用カバー131が蝶番を介して取り付けられている。観察装置用カバー131は、蝶番を支点に上方へ開閉可能となる。観察装置用カバー131は、観察装置用カバー131を上方へ引き上げて開くときに作業者が指を引っ掛ける孔部を形成している。また、観察装置用カバー131は、第2作業板111bの一部を構成し孔部を開閉可能な落下対策用カバーをバネ付蝶番を介して備える。
この構成により、遠心機ユニット120を使用する場合には、作業者は、作業空間Aから孔部に指を引っ掛けて遠心機用カバー121を上方へ開けて遠心機ユニット120に接続する。同様に、観察ユニット130を使用する場合は、作業者は、作業空間Aから孔部に指を引っ掛けて観察装置用カバー131を上方へ開けて観察ユニット130に接続し、昇降手段により観察ユニット130内の観察装置を昇降させる。
図8は、実施の形態1に係る作業板がグローブボックスに取り付けられたときの下面図である。図8に示すように、第1作業板111aの下面には、接続開口115の周囲に遠心機用カバー121の端部を支持する受け部122が設けられる。遠心機用カバー121が受け部122上に載置されると、遠心機用カバー121の上面は第1作業板111aの上面と略同一平面上に配置される。また、第1作業板111aの下面のコーナー部分には第1支持脚123が設けられる。
第2作業板111bの下面には、接続開口116の周囲に観察装置用カバー131の端部を支持する受け部132が設けられる。観察装置用カバー131が受け部132上に載置されると、観察装置用カバー131の上面は第2作業板111bの上面と略同一平面上に配置される。また、第2作業板111bにおいて、第1作業板111aに接する辺(左辺)に対向する辺(右辺)側の下面のコーナー部には第2支持脚133が設けられる。また、第2作業板111bにおいて、第1作業板111aに接する辺(左辺)側の下面のコーナー部は第2支持脚133の不形成部134とされる。また、第2作業板111bにおいて、第1作業板111aに接する辺(左辺)側の下面には、第2作業板111bの湾曲又は振動を抑制する補強部135が設けられる。補強部135は、第2作業板111bの前側及び右側にも設けられている。
[4.効果等]
以上のように、本実施の形態において、アイソレータシステム100は、内部に無菌環境で作業を行うための作業空間Aを形成し、前面に作業者の腕を挿入する前面開口113(挿入部)を有する箱状のグローブボックス110(本体ケース)と、グローブボックス110の作業空間A内に給気、又は作業空間A内の気体を排気する空調ユニット150(空調部)と、を備える。作業空間Aの底面は作業板111で構成され、作業板111の下方には作業空間A内の気体を排気する排気経路が形成され、作業板111は、左右に分割された第1及び第2作業板111a、111bにより構成される。第1作業板111aにおける第2作業板111bに接する辺(右辺)には、第1作業板111aよりも下位に位置する受け部118が第2作業板111b方向(右方向)に延長して配置され、受け部118上に第2作業板111bにおける第1作業板111aに接する辺(左辺)が着脱自在に載置される。
これにより、アイソレータシステム100は、作業板111が左右に分割され、第2作業板111bを第1作業板111aが支持しているため、作業板111の振動が抑制される。そのため、作業者の作業性を向上させたアイソレータシステムを提供することができる。また、アイソレータシステム100は、作業板111が左右に分割されているので、作業板111の下方の排気経路を清掃する際に、第1及び第2作業板111a、111bの着脱が容易になる。そのため、作業者の作業性及び清掃性を向上させたアイソレータシステムことができる。
また、本実施の形態において、第1作業板111aの受け部118上に第2作業板111bが載置されると、第1及び第2作業板111a、111bの上面は、略同一平面上に配置される。
これにより、作業板111が左右に分割されたとしても、作業者の作業板111上での作業性を大きく低下させることがない。
また、本実施の形態において、第1作業板111aの下面のコーナー部分には第1支持脚123が設けられ、第2作業板111bにおける第1作業板111aに接する辺(左辺)に対向する辺(右辺)側の下面のコーナー部分には第2支持脚133が設けられ、かつ、第2作業板111bにおける第1作業板111aに接する辺(左辺)側の下面コーナー部分は第2支持脚133の不形成部134とされた。
これにより、第2作業板111bの自重を第1作業板111aの受け部118が支えることとなり、第1作業板111aの上面と第2作業板111bの上面とが、同一平面上に配置されやすくなる。また、第1及び第2作業板111a、111bの振動も抑制することができる。したがって、作業者の作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、第2作業板111bにおける第1作業板111aに接する辺(左辺)側の下面には、第2作業板111bの湾曲又は振動を抑制する補強部135が設けられる。
これにより、第1及び第2作業板111a、111bの振動を抑制することができる。したがって、作業者の作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、グローブボックス110の下方には、作業で使用される遠心機ユニット120(第1の装置)が設けられ、作業板111には、作業空間Aから遠心機ユニット120に接続するための接続開口115(第1の開口)と接続開口115を開閉可能に塞ぐ遠心機用カバー121(第1の蓋)が設けられる。
これにより、作業者は、操作対象物を作業空間Aから外部に出さずに必要な作業を行うことができる。そのため、作業者の作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、遠心機ユニット120は、第1作業板111aの下方に設けられ、接続開口115及び遠心機用カバー121は、第1作業板111aに設けられる。
これにより、作業者は、第1作業板111bの下方の排気経路を清掃したり、排気経路へ落とした物を拾ったりする際に、第1作業板111bを取り外さずに、遠心機用カバー121を開けて接続開口115から手を挿入してアクセスすることができる。アイソレータシステム100は、第1作業板111aが第2作業板111bを支えているため、第1作業板111aを取り外すには、まず第2作業板111bを取り外さなければならない。しかし、アイソレータ100は、接続開口115及び遠心機用カバー121が第1作業板111aに設けられている。そのため、第1作業板111aの下方の排気経路だけ清掃する等の際に、作業者は、第2作業板111bを取り外さずに、遠心機用カバー121を開けて接続開口115から手を挿入することで、第1作業板111aの下方へアクセスすることができる。
また、本実施の形態において、第2作業板111bの下方には、作業で使用される観察ユニット130(第2の装置)が設けられ、第2作業板111bには、作業空間Aから観察ユニット130に接続するための接続開口116(第2の開口)と接続開口116を開閉可能に塞ぐ観察装置用カバー131(第2の蓋)が設けられ、接続開口115は、接続開口116より開口面積が大きい。すなわち、開口面積がより大きい接続開口115が、第2作業板111bを支える第1作業板111aに設けられることとなる。
これにより、上述のように、第1作業板111aの下方の排気経路だけにアクセスしたいときに、作業者は、第2作業板111bを取り外さずに、遠心機用カバー121を開けて接続開口115から手を挿入することで、第1作業板111aの下方へアクセスすることができる。
本開示は、箱状の実験環境に作業手を挿入して作業を行う実験環境機器に適用可能である。
100 アイソレータシステム
110 グローブボックス
111 作業板
111a 第1作業板
111b 第2作業板
112 前面板
113 前面開口
115 接続開口
116 接続開口
117 仕切板
118 受け部
119 孔部
120 遠心機ユニット
121 遠心機用カバー
122 受け部
123 第1支持脚
130 観察ユニット
131 観察装置用カバー
132 受け部
133 第2支持脚
134 不形成部
135 補強部
140 滅菌ユニット
150 空調ユニット
150a 給気ユニット
150b 排気ユニット
160 制御ユニット
170 パスボックス
180 空調ユニット
200 インキュベータ

Claims (7)

  1. 内部に無菌環境で作業を行うための作業空間を形成し、前面に作業者の腕を挿入する挿入部を有する箱状の本体ケースと、
    前記本体ケースの作業空間内に給気、又は作業空間内の気体を排気する空調部と、を備え、
    前記作業空間の底面は作業板で構成され、
    前記作業板の下方には前記作業空間内の気体を排気する排気経路が形成され、
    前記作業板は、左右に分割された第1及び第2の作業板により構成され、
    前記第1の作業板における前記第2の作業板に接する辺には、前記第1の作業板よりも下位に位置する受け部が前記第2の作業板方向に延長して配置され、
    前記受け部上に前記第2の作業板における前記第1の作業板に接する辺が着脱自在に載置される、
    アイソレータシステム。
  2. 前記第1の作業板の前記受け部上に前記第2の作業板が載置されると、前記第1及び第2の作業板の上面は、略同一平面上に配置される、
    請求項1に記載のアイソレータシステム。
  3. 前記第1の作業板の下面のコーナー部分には第1の支持脚が設けられ、
    前記第2の作業板における前記第1の作業板に接する辺に対向する辺側の下面のコーナー部分には第2の支持脚が設けられ、かつ、前記第2の作業板における前記第1の作業板に接する辺側の下面コーナー部分は第2の支持脚の不形成部とされた、
    請求項2に記載のアイソレータシステム。
  4. 前記第2の作業板における前記第1の作業板に接する辺側の下面には、前記第2の作業板の湾曲又は振動を抑制する補強部が設けられる、
    請求項2又は3に記載のアイソレータシステム。
  5. 前記本体ケースの下方には、作業で使用される第1の装置が設けられ、
    前記作業板には、前記作業空間から前記第1の装置にアクセスするための第1の開口と前記第1の開口を開閉可能に塞ぐ第1の蓋が設けられる、
    請求項2に記載のアイソレータシステム。
  6. 前記第1の装置は、前記第1の作業板の下方に設けられ、
    前記第1の開口及び前記第1の蓋は、前記第1の作業板に設けられる、
    請求項5に記載のアイソレータシステム。
  7. 前記第2の作業板の下方には、作業で使用される第2の装置が設けられ、
    前記第2の作業板には、前記作業空間から前記第2の装置にアクセスするための第2の開口と前記第2の開口を開閉可能に塞ぐ第2の蓋が設けられ、
    前記第1の開口は、前記第2の開口より開口面積が大きい、
    請求項6に記載のアイソレータシステム。
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