JPWO2015029380A1 - 混合器ユニットとハンドブレンダ - Google Patents

混合器ユニットとハンドブレンダ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015029380A1
JPWO2015029380A1 JP2015533978A JP2015533978A JPWO2015029380A1 JP WO2015029380 A1 JPWO2015029380 A1 JP WO2015029380A1 JP 2015533978 A JP2015533978 A JP 2015533978A JP 2015533978 A JP2015533978 A JP 2015533978A JP WO2015029380 A1 JPWO2015029380 A1 JP WO2015029380A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixing chamber
bearing
rotating shaft
mixer unit
internal mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015533978A
Other languages
English (en)
Inventor
矢野 一也
一也 矢野
大村 真吾
真吾 大村
隆彦 白井
隆彦 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2015029380A1 publication Critical patent/JPWO2015029380A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/044Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven with tools driven from the top side
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J43/0705Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools for machines with tools driven from the upper side
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/044Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven with tools driven from the top side
    • A47J2043/04409Apparatus of hand held type

Abstract

フード(5)と隔壁(13)と混合室(4)と内部機構(3)と回転軸(7)と粉砕刃(6)を備え、モータで駆動される混合器ユニット(2)が開示される。フードは開口を備えた釣鐘形状を有する。隔壁は、フード内空間を区画し貫通孔を有する。混合室は、隔壁から開口までのフード内空間に設けられる。内部機構は、隔壁で混合室と区画されたフード内空間に設けられ、ベアリング(8)とシャフトパッキン(11)を含み、ベアリングのモータ側と隔壁側の間の通気用の通気路を有する。回転軸は、内部機構を貫通し、一端がモータに連結され、他端が貫通孔から混合室に突出する。ベアリングは回転軸を軸支する。シャフトパッキンは、ベアリングと隔壁の間に回転軸と同心に設けられ、隔壁の貫通孔と回転軸の間の間隙(13a)を封止する。粉砕刃は混合室内の回転軸に設けられる。

Description

本開示は、一般家庭で使用されるハンドブレンダ(Hand blender)に設けられる混合器ユニット(Blender unit)に関するものである。
ハンドブレンダは、回転軸の先端に設けられ、回転軸の遠心方向に延在する一対の粉砕刃の回転により、食材を細かく粉砕し混合する器具である(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の混合器ユニットを有するハンドブレンダを示す外観図である。図5は、特許文献1に記載された従来の混合器ユニットを示す断面図である。
以下、図4および図5を参照しながら、従来の混合器ユニットについて説明する。
図4および図5に示すように、混合器ユニット52は、ハンドブレンダの本体1の先端に設けられる。混合器ユニット52の先端にはフード55(Hood 55)が設けられる。
混合器ユニット52は、フード55の内部空間を、内部機構53(Internal mechanisms 53)が設けられる空間と混合室54(Blending chamber 54)の空間とに区画する隔壁61を備える。隔壁61は、その中央に回転軸57が貫通する貫通孔を有する。
回転軸57の一端は、本体1内に設けられたモータ(不図示)に連結される。回転軸57の他端は、隔壁61を貫通して混合室54に突出し、その先端に粉砕刃56がカシメ固定される。
混合器ユニット52は、内部機構53として、ブッシュ58(Bush 58)とブッシュスリーブ59(Bush sleeve 59)とシャフトシール60(Shaft seal 60)とを含む。
ブッシュスリーブ59は、フード55の内壁とブッシュ58との間の空間を埋めるように、フード55内に設けられる。ブッシュ58は、ブッシュスリーブ59に固定され、回転軸57を軸支する。
シャフトシール60は、ブッシュスリーブ59と隔壁61との間に回転軸57と同心に設けられ、隔壁61の貫通孔と回転軸57との間の間隙61a(Clearance 61a)を封止する。
上記従来の混合器ユニットによれば、ブッシュスリーブ59およびシャフトシール60により、本体1と混合室54との間の通気が完全に遮断される。
なお、ハンドブレンダは、その本体1の内部に回転軸57を駆動するモータ、モータの電源、モータを制御する制御部(いずれも不図示)を有する。
上記従来のハンドブレンダを用いて野菜スープを作るには、例えば、鍋の中の煮込まれた野菜に混合器ユニット52を押し込み、電源をオンして、粉砕刃56を例えば1万回転/分で高速回転させる。これにより野菜が粉砕および混合されて、手軽に野菜スープができ上がる。
上記従来の混合器ユニットにおいて、食材の粉砕および混合時に、混合器ユニット52に対する強い吸引力が発生する。これは、高速回転する粉砕刃6により混合室54内に生じる回転水流によって、混合室54内の食材がフード55付近に追いやられ、混合室54内の回転軸57の近傍に負圧状態が生じるためである。
この負圧状態の発生に伴い、混合室54の下方の食材が回転軸57の近傍に吸い寄せられて、混合器ユニット52を鍋底に吸い付けようとする吸引力が生じる。
この吸引力が原因で、従来の混合器ユニットを備えたハンドブレンダは、上下左右に動かしにくく操作性が悪い。その結果、均一な食材の粉砕および混合が困難となり、粉砕された野菜の粒子が粗くて食感の悪いスープができ上がる。また、混合器ユニットに対する吸引力がモータに対する過負荷となり、本体1内の発熱を増大させる。
欧州特許出願公開第1389440号明細書
本開示は、運転時に混合室内に発生する負圧状態を緩和して操作性の改善を図り、食材の均一な粉砕および混合が可能な混合器ユニットを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本開示の一態様である混合器ユニットは、モータにより駆動されるものであり、フードと、隔壁と、混合室と、内部機構と、回転軸と、粉砕刃とを備える。
フードは、開口が設けられた釣鐘形状を有する。隔壁は、フード内の空間を区画し、貫通孔を有する。混合室は、隔壁から開口までのフード内の空間に設けられる。内部機構は、隔壁により混合室と区画されたフード内の空間に設けられる。回転軸は、内部機構を貫通するように設けられ、一端がモータに連結され、他端が貫通孔から混合室に突出する。
ベアリングは、内部機構に含まれ、回転軸を軸支する。シャフトパッキンは、内部機構に含まれ、ベアリングと隔壁との間に回転軸と同心に設けられ、貫通孔と回転軸との間の間隙を封止する。粉砕刃は、混合室において回転軸に設けられる。
内部機構は、ベアリングのモータの側とベアリングの隔壁の側との間の通気を確保する通気路を有する。
本態様によれば、運転時に混合室内に発生する負圧状態によって、内部機構に設けられた通気路を経由して、本体から空気が混合室に注入される。その結果、混合室内に発生する負圧状態が緩和され、混合器ユニットに対する吸引力が低減される。
このようにして、操作性が改善され、均一な食材の粉砕および混合が可能となって、食感の良いスープやジュースを作ることができる混合器ユニットを構成することができる。
図1は、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットの縦断面図である。 図2Aは、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットにおけるベアリングパッキンの斜視図である。 図2Bは、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットにおけるベアリングパッキンの斜視図である。 図3Aは、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットにおけるシャフトパッキンの斜視図である。 図3Bは、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットにおけるシャフトパッキンの縦断面図である。 図4は、従来のハンドブレンダを示す斜視図である。 図5は、従来の混合器ユニットを示す縦断面図である。
本開示の第1の態様に係る混合器ユニットは、モータにより駆動されるものであり、フードと、隔壁と、混合室と、内部機構と、回転軸と、粉砕刃とを備える。
フードは、開口が設けられた釣鐘形状を有する。隔壁は、フード内の空間を区画し、貫通孔を有する。混合室は、隔壁から開口までのフード内の空間に設けられる。内部機構は、隔壁により混合室と区画されたフード内の空間に設けられる。回転軸は、内部機構を貫通するように設けられ、一端がモータに連結され、他端が貫通孔から混合室に突出する。
ベアリングは、内部機構に含まれ、回転軸を軸支する。シャフトパッキンは、内部機構に含まれ、ベアリングと隔壁との間に回転軸と同心に設けられ、貫通孔と回転軸との間の間隙を封止する。粉砕刃は、混合室において回転軸に設けられる。
内部機構は、ベアリングのモータの側とベアリングの隔壁の側との間の通気を確保する通気路を有する。
本態様によれば、内部機構に設けられた通気路によって、ベアリングのモータ側の空間内の気圧とベアリングの隔壁側の空間内の気圧とを同じにすることができる。
本開示の第2の態様に係る混合器ユニットは、第1の態様において、内部機構が、ベアリングを固定するベアリングパッキンと、フードの内壁に設けられ、ベアリングパッキンを固定する固定リングとを有する。通気路は、ベアリングパッキンの外周に回転軸の軸方向に設けられた溝である。
本態様によれば、ベアリングパッキンの外周に溝を設けるだけで、内部機構に簡単に通気路を設けることができる。
本開示の第3の態様に係る混合器ユニットは、第1の態様において、シャフトパッキンが、貫通孔と回転軸と間の間隙を経由して内部機構から混合室に流れ出る流体は通過させ、貫通孔と回転軸と間の間隙を経由して混合室から内部機構に流れ込む流体は遮断する逆止弁構造の弁体を有するものである。
本態様によれば、運転時に混合室内に負圧状態が発生すると、内部機構に設けられた通気路とシャフトパッキンとを経由して、本体から空気が混合室に注入される。その結果、混合室内に発生する負圧状態が緩和され、混合器ユニットに対する吸引力が低減される。
このようにして、操作性が改善され、食材の均一な粉砕および混合が可能となって、食感の良いスープやジュースを作ることができる混合器ユニットを構成することができる。
また、逆止弁構造の弁体により、混合室から内部機構への液体等の浸入を防止することができる。
本開示の第4の態様に係る混合器ユニットは、第1の態様において、シャフトパッキンが、ベアリングの側から隔壁の側に向かって縮径する回転軸と同心の円錐台形状の弁体を有するものである。
本態様によれば、運転時に混合室内に負圧状態が発生すると、内部機構に設けられた通気路とシャフトパッキンとを経由して、本体から空気が混合室に注入される。その結果、混合室内に発生する負圧状態が緩和され、混合器ユニットに対する吸引力が低減される。
このようにして、操作性が改善され、食材の均一な粉砕および混合が可能となって、食感の良いスープやジュースを作ることができる混合器ユニットを構成することができる。
また、上記構成の弁体により、混合室から内部機構への液体等の浸入を防止することができる。
本開示の第5の態様に係るハンドブレンダは、内部にモータが設けられた本体と、第1の態様に係る混合器ユニットとを備えたものである。
本態様によれば、運転時に混合室内に発生する負圧状態を緩和して、混合器ユニットに対する吸引力を低減することで操作性が改善され、食材の均一な粉砕および混合が可能なハンドブレンダを構成することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の全ての図において、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
また、以下の説明において、単に上方または下方と表現する場合、ハンドブレンダの通常使用状態、すなわち、その先端に設けられた混合器ユニットが下向きにされた状態における上下方向を意味するものとする。ただし、厳密に鉛直上方または鉛直下方である必要はない。
図1は、本開示の実施の形態に係る混合器ユニットの縦断面図である。
本実施の形態に係る混合器ユニット2を有するハンドブレンダは、図4に示す従来のハンドブレンダと同様に、本体1(図1には不図示)を有する。混合器ユニット2は、本体1の下端に着脱自在に取り付けられる。
図1に示すように、混合器ユニット2は、その先端の周囲を覆うフード5が形成される。フード5は、下方に開口を有した釣鐘形状の金属部材で構成される。
フード5内の空間は、中央に貫通孔を有する隔壁13によって、内部機構3が設けられる空間と混合室4が設けられる空間とに区画される。
混合室4は、隔壁13からフード5の開口までのフード5内の空間に設けられる。内部機構3は、隔壁13により混合室4と区画されたフード5内の空間に、回転軸7と同心に設けられ、ベアリング8とベアリングパッキン9とシャフトパッキンフレーム10とシャフトパッキン11と固定リング12とを含む。
回転軸7は、内部機構3の中心を貫通するように設けられ、ベアリング8に軸支される。回転軸7の一端は、本体1内に設けられたモータ(不図示)に連結され、回転軸7の他端は、隔壁13の貫通孔から混合室4に突出する。
粉砕刃6は、回転軸7の遠心方向に延在する一対の回転刃であり、回転軸7の先端にカシメ固定される。
固定リング12は、フード5の内壁にカシメ固定され、内部機構3に含まれる各部材を所定の位置に確実に設置するための部材である。
ベアリングパッキン9は、固定リング12の内側に嵌合するように設けられ、その内部にベアリング8を保持する。
図2Aおよび図2Bは、本実施の形態に係る混合器ユニット2におけるベアリングパッキン9の斜視図である。図1、図2A、図2Bに示すように、溝9aは、ベアリングパッキン9の外周に回転軸7の軸方向に設けられ、ベアリング8の本体1側の空間とベアリング8の隔壁13側の空間との間の通気路として機能する。
図1に戻って、シャフトパッキンフレーム10は、シャフトパッキン11の位置決めのために、ベアリングパッキン9の下方に設けられた硬質樹脂製の部材である。シャフトパッキン11は、シャフトパッキンフレーム10と隔壁13とに挟持され、回転軸7と隔壁13の貫通孔との間に設けられた間隙13aを封止する。フードパッキン14は、固定リング12に嵌合されて保持され、隔壁13を保持する。
図3Aは、本実施の形態に係る混合器ユニット2におけるシャフトパッキン11の斜視図である。図3Bは、シャフトパッキン11の縦断面図である。
図3A、図3Bに示すように、シャフトパッキン11は、中央に回転軸7を挿入可能な貫通孔11aと、貫通孔11aを囲み回転軸7と当接する封止部11bと、封止部11bに向かって縮径する、回転軸7と同心の円錐台形状の弁体11cを有する。弁体11cの形状から、シャフトパッキン11は逆止弁として機能する。
以上のように構成された混合器ユニットについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、本実施の形態においては、ベアリングパッキン9に設けられた溝9aという簡単な構成により、ベアリング8の本体1側に位置する上方空間A内の気圧、すなわち、本体1内の気圧を、ベアリング8の隔壁13側に位置する下方空間B内の気圧と同じにすることができる。
従来のハンドブレンダと同様、本実施の形態に係るハンドブレンダを用いて野菜スープを作るために、鍋の中の煮込まれた野菜に混合器ユニット2を押し込み、電源をオンして、粉砕刃6を高速回転させる。
粉砕刃6が高速回転すると、従来の構成と同様に、混合室4内の回転軸7の近傍に負圧状態が生じ、混合室4内の気圧が本体1の気圧より低くなる。この気圧差が、弁体11cを内側から押し広げ、封止部11bを回転軸7から離そうとする力として作用する(図3Bの矢印X参照)。
その結果、弁体11cによる封止が解除され、本体1内の空気が、上方空間A、溝9a、下方空間B、間隙13aを経由して混合室4内に流れ出る。このようにして、混合室4内の負圧状態が緩和され、混合器ユニット2に対する吸引力が低減される。
以上のように本実施の形態によれば、内部機構3に設けられた通気路(本実施の形態では溝9a)とシャフトパッキン11とを経由して、本体1から混合室4への通気が行われる。その結果、混合室4内に発生する負圧状態が緩和され、混合器ユニット2に対する吸引力が低減される。
このようにして、操作性が改善され、食材の均一な粉砕および混合が可能となって、食感の良いスープやジュースを作ることができる混合器ユニット2を構成することができる。
なお、何らかの原因で、混合室4内の気圧が本体1内の気圧より高い場合、その気圧差は、封止部11bを回転軸7に押し付ける力として弁体11cに作用する。その結果、弁体11cによる封止が解除されることなく、シャフトパッキン11は、混合室4から内部機構3に流れ込もうとする流体(例えば、粉砕された食材)を遮断することができる。
すなわち、シャフトパッキン11は、本体1の側から混合室4の側へは通気可能とし、混合室4側から本体1側へは通気不能とする逆止弁構造を有する。
本開示に係る混合器ユニットは、ハンドブレンダ以外にも、ブレンダ(Blender)、フードプロセッサ(Food processor)等にも適用できる。
1 本体
2,52 混合器ユニット
3,53 内部機構
4,54 混合室
5,55 フード
6,56 粉砕刃
7,57 回転軸
8 ベアリング
9 ベアリングパッキン
9a 溝
10 シャフトパッキンフレーム
11 シャフトパッキン
11a 貫通孔
11b 封止部
11c 弁体
12 固定リング
13,61 隔壁
13a,61a 間隙
14 フードパッキン
58 ブッシュ
59 ブッシュスリーブ
60 シャフトシール

Claims (5)

  1. モータにより駆動される混合器ユニットであって、
    開口を有する釣鐘形状のフードと、
    前記フード内の空間を区画し、貫通孔を有する隔壁と、
    前記隔壁から前記開口までの前記フード内の空間に設けられた混合室と、
    前記隔壁により前記混合室と区画された前記フード内の空間に設けられた内部機構と、
    前記内部機構を貫通するように設けられ、一端が前記モータに連結され、他端が前記貫通孔から前記混合室に突出する回転軸と、
    前記内部機構に含まれ、前記回転軸を軸支するベアリングと、
    前記内部機構に含まれ、前記ベアリングと前記隔壁との間に前記回転軸と同心に設けられ、前記貫通孔と前記回転軸との間の間隙を封止するシャフトパッキンと、
    前記混合室において前記回転軸に設けられた粉砕刃と、
    を備え、
    前記内部機構は、前記ベアリングの前記モータの側と前記ベアリングの前記隔壁の側との間の通気を確保する通気路を有する混合器ユニット。
  2. 前記内部機構は、前記ベアリングを固定するベアリングパッキンと、前記フードの内壁に設けられ、前記ベアリングパッキンを固定する固定リングとを有し、
    前記通気路は、前記ベアリングパッキンの外周に前記回転軸の軸方向に設けられた溝である請求項1に記載の混合器ユニット。
  3. 前記シャフトパッキンは、前記貫通孔と前記回転軸との間の間隙を経由して前記内部機構から前記混合室に流れ出る流体は通過させ、前記貫通孔と前記回転軸と間の間隙を経由して前記混合室から前記内部機構に流れ込む流体は遮断する逆止弁構造の弁体を有する請求項1に記載の混合器ユニット。
  4. 前記シャフトパッキンは、前記ベアリングの側から前記隔壁の側に向かって縮径する前記回転軸と同心の円錐台形状の弁体を有する請求項1に記載の混合器ユニット。
  5. 内部に前記モータが設けられた本体と、請求項1に記載の混合器ユニットとを備えたハンドブレンダ。
JP2015533978A 2013-09-02 2014-08-20 混合器ユニットとハンドブレンダ Pending JPWO2015029380A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181081 2013-09-02
JP2013181081 2013-09-02
PCT/JP2014/004254 WO2015029380A1 (ja) 2013-09-02 2014-08-20 混合器ユニットとハンドブレンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2015029380A1 true JPWO2015029380A1 (ja) 2017-03-02

Family

ID=52585972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015533978A Pending JPWO2015029380A1 (ja) 2013-09-02 2014-08-20 混合器ユニットとハンドブレンダ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2015029380A1 (ja)
CN (1) CN105451618B (ja)
WO (1) WO2015029380A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6455824B2 (ja) * 2016-08-22 2019-01-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 混合器ユニット及びハンドブレンダ
KR101893008B1 (ko) * 2017-01-26 2018-08-30 프린텍 주식회사 샤프트 결합 모듈을 포함하는 핸드 블렌더
CN114343434B (zh) * 2021-12-15 2023-06-23 添可智能科技有限公司 烹饪设备及锅铲组件
US11812892B1 (en) 2022-04-25 2023-11-14 Sharkninja Operating Llc Fluid texturing device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221751U (ja) * 1985-07-25 1987-02-09
US5810472A (en) * 1995-02-13 1998-09-22 Braun Aktiengesellschaft Hand blender for mixing or comminuting foodstuffs with an air supply structure
US20070177453A1 (en) * 2006-01-20 2007-08-02 Yves Calange Immersion mixer

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3468383B2 (ja) * 1994-10-20 2003-11-17 豊和工業株式会社 ロッドレスシリンダのクッション装置
US6523990B1 (en) * 2002-08-12 2003-02-25 Main Power Electrical Factory Ltd. Hand blender

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221751U (ja) * 1985-07-25 1987-02-09
US5810472A (en) * 1995-02-13 1998-09-22 Braun Aktiengesellschaft Hand blender for mixing or comminuting foodstuffs with an air supply structure
US20070177453A1 (en) * 2006-01-20 2007-08-02 Yves Calange Immersion mixer

Also Published As

Publication number Publication date
CN105451618B (zh) 2018-04-17
WO2015029380A1 (ja) 2015-03-05
CN105451618A (zh) 2016-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015029380A1 (ja) 混合器ユニットとハンドブレンダ
FI20050923A (fi) Vaahdotuslaitteen lisäsekoitin
JP2018518329A (ja) 食品を攪拌または粉砕するための伸縮自在に移動可能な柄を伴う器具
JP4873710B2 (ja) 回転混合容器、ポット蓋部及び混合方法
JP2012192319A (ja) 回転カッター装置及び攪拌装置
JP6251887B2 (ja) 混合器ユニットとハンドブレンダ
CN204120870U (zh) 一种厨房机械上的搅拌装置的传动结构
CN205913269U (zh) 具有分离式刀片模块和旋转轴模块的混合器
JP2017121440A (ja) 回転調理器
CN107752804B (zh) 混合器单元和手持搅拌器
TW201735844A (zh) 攪拌杯的刀座
KR20150115430A (ko) 무팬 모터 냉각 방식의 믹서기
KR101464470B1 (ko) 핸드믹서기용 분쇄통
CN111053471B (zh) 料理机
KR100428951B1 (ko) 믹서 겸용 분쇄기의 연동축 방수부재
CN103284626B (zh) 手提搅拌机
CN205322167U (zh) 一种带扰流架的搅拌机
KR200281324Y1 (ko) 믹서 겸용 분쇄기의 연동축 방수부재
KR100500789B1 (ko) 믹서기의 혼합물 유출방지 구조
KR200349323Y1 (ko) 믹서기의 혼합물 유출방지 구조
CN106076527A (zh) 一种辣椒粉碎筛选机
CN208339425U (zh) 搅拌刀组件、搅拌杯组件及食物处理机
CN202458012U (zh) 一种食品粉碎装置的刀具及使用该刀具的食品粉碎装置
KR200474201Y1 (ko) 연속형 건식 어트리션 밀
JPS6120284B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180227