JPWO2015012160A1 - 空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

後輪側に配置される各空気入りタイヤ(1)は、接地幅(WT)において、全溝面積比を20%以上27%以下とする。前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ(1)は、接地幅(WT)において、車両内側に対する車両外側の溝面積比を小さくして当該溝面積比(%算出)の差を7以上15以下とし、全溝面積比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該全溝面積比(%算出)の差を3以上10以下とし、車両内側の最大幅の周方向溝(22)の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝(22)の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝(22)の比(%算出)の差を1以上10以下とし、かつ車両内側のラグ溝(24)の総溝面積と車両外側のラグ溝(24)の総溝面積との比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該ラグ溝(24)の比(%算出)の差を6以上20以下とする。

Description

本発明は、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させる空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤに関するものである。
乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を両立させる手法として、車両への装着時に、タイヤ赤道面を挟んで車両外側でのタイヤ周方向パターン剛性を向上させ、車両内側での溝面積や体積を相対的に大きくすることが一般的である。このような手法により、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を両立させることが可能であるが、車両の性能向上に伴い、当該車両のポテンシャルを最大限に引き出すには、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることが必要であり、車両に合わせた空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤの開発が望まれている。
ところで、車両に対する空気入りタイヤの装着に関する従来の例として、下記特許文献1〜特許文献4に記載のものがある。
特許文献1に記載の空気入りタイヤの装着方法および前輪用の空気入りタイヤは、制動性能を向上させることを目的としている。そして、特許文献1は、少なくとも車両の前輪には、トレッドパターンの単位面積当りの周方向剛性が、タイヤ赤道面を挟んで一方の領域よりも他方の領域で大きく設定された空気入りタイヤを、周方向剛性の大きい領域を車両内側に向くように用いる空気入りタイヤの装着方法が示されている。また、特許文献1は、トレッドパターンの単位面積当りの周方向剛性がタイヤ赤道面を挟んで左右の領域で異なる前輪用の空気入りタイヤであって、車両装着時内側の領域のトレッドパターンの剛性が、車両装着時外側の領域のトレッドパターンの剛性よりも大きい前輪用の空気入りタイヤが示されている。
特許文献2に記載の自動車およびそれに用いる前輪用と後輪用の空気入りタイヤの組み合わせは、制動距離を短縮することを目的としている。そして、特許文献2は、前輪および後輪に空気入りタイヤを具えた自動車であり、各空気入りタイヤは、トレッド溝により区分される複数個の陸部を具え、後輪の空気入りタイヤにおける各陸部の周方向剛性の総和である後輪パターン剛性を、前輪の空気入りタイヤにおける各陸部の周方向剛性の総和である前輪パターン剛性よりも大とすることが示されている。
特許文献3に記載の後輪駆動乗用車用空気入りラジアル・タイヤは、濡れた路面を走行したときの排水性能を低下することなく、乾燥した路面を走行したときの操縦安定性能に優れることを目的としている。そして、特許文献3は、タイヤ周方向に平行またはほぼ平行に連続して延びる周方向溝と、タイヤ周方向に間隔を置いて配置されタイヤ周方向に傾斜した方向に延びる多数の方向性傾斜溝とを備えた方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、同一車両の前輪と後輪に装着されて一揃いで使用されるように、車両に装着する際のタイヤの装着車軸が指定されていて、トレッドパターンのネガティブ率が相対的に大きなタイヤが前輪用タイヤとして、トレッドパターンのネガティブ率が相対的に小さなタイヤが後輪用タイヤとしてセットされていることが示されている。
特許文献4に記載の四輪乗用車用組み合わせタイヤおよびその装着方法は、通過騒音の増大を抑制しながら、直進時ハイドロプレーニング防止性能を向上することを目的としている。そして、特許文献4は、トレッドにタイヤ周方向に延びる複数本の周方向主溝を設けたタイヤを前輪二輪に装着し、トレッドに周方向主溝に代えてセンター部から回転方向とは反対方向に向けてタイヤ外側に傾斜する複数本の傾斜主溝を設けた方向性パターンを有するタイヤを後輪二輪に装着することが示されている。
特開2002−274120号公報 特開2000−158908号公報 特開平11−245621号公報 特開平11−139108号公報
本発明は、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることのできる空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤ装着方法は、空気入りタイヤを車両に装着したときに、各前記空気入りタイヤの前記車両の左右において内側と外側との向きが決められ、かつ前記車両の前輪側と後輪側との位置が決められる空気入りタイヤ装着方法であって、各前記空気入りタイヤは、タイヤ赤道面を挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面にタイヤ周方向に延在して形成された周方向溝が少なくとも1本設けられ、かつ前記周方向溝により区画されてタイヤ周方向に延在する陸部のうちの少なくともタイヤ幅方向最外側の前記陸部のトレッド面に前記周方向溝に交差する方向に延在してタイヤ周方向に複数形成されたラグ溝が設けられており、後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が20%以上27%以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側の最大幅の前記周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての前記周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側の前記ラグ溝の総溝面積に対する車両外側の前記ラグ溝の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく当該ラグ溝の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされる、ことを特徴とする。
乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の両立には、車両内側の溝面積を大きくしたり、前輪側の溝面積を大きくしたりすることが一般手法であるが、乾燥路面での操縦安定性能の要求が上がることに対応するには、溝面積の絶対値を小さくする必要が生じる。ただし、このようにすると、湿潤路面での操縦安定性能を確保することが難しい傾向となる。しかし、本発明では、湿潤路面での操縦安定性能において、前輪側は車両外側のラグ溝の溝面積、後輪側は車両内側の周方向溝の溝面積が、湿潤路面での操縦安定性能の向上への寄与が高いことが発見された。
すなわち、後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における全溝面積比が20%未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、全溝面積比が27%を超えると乾燥路面での操縦安定性能の確保が困難となる。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における車両内側に対する車両外側の溝面積比を小さくして当該溝面積比を%で算出したときの差が7未満であると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。一方、差が15を超えると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における全溝面積比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該全溝面積比を%で算出したときの差が3未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における車両内側の最大幅の周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝の比を%で算出したときの差が1未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの車両内側のラグ溝の総溝面積に対する車両外側のラグ溝の総溝面積の比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該ラグ溝の総溝面積比を%で算出したときの差が6未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が20を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。従って、本発明の空気入りタイヤ装着方法によれば、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤ装着方法では、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅に対し、前輪側の車両外側における最大幅の前記周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに7%以上9%以下とされ、後輪側の車両外側における最大幅の前記周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに6%以上8%以下とされて、車両外側における最大幅の前記周方向溝の接地幅に対する比を%で算出したときの前輪側と後輪側との差が1以内となっており、かつ接地幅における車両内側の最大幅の前記周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての前記周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が4以上10以下とされる、ことを特徴とする。
この空気入りタイヤ装着方法によれば、前輪側の車両外側における最大幅の周方向溝の溝幅を相対的に大きくし、かつ接地幅における前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における車両内側の最大幅の周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝の比を%で算出したときの差を4以上10以下としたことで、後輪側でみると車両外側の溝面積減により乾燥路面での操縦安定性能を向上しつつ、乾燥路面での操縦安定性能を確保したまま湿潤路面での操縦安定性能を向上することができ、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の向上効果を顕著に得ることができる。
また、本発明の空気入りタイヤ装着方法では、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、前輪側の前記ラグ溝の総溝面積が車両内側よりも車両外側が大きく、後輪側の前記ラグ溝の総溝面積が車両外側よりも車両内側が大きいことを特徴とする。
この空気入りタイヤ装着方法によれば、前輪側にて湿潤路面での操縦安定性能を向上することができ、後輪側にて乾燥路面での操縦安定性能を向上することができる。このため、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の向上効果を顕著に得ることができる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の組み合わせ空気入りタイヤは、車両に装着したとき、前記車両の左右において前記車両の内側と外側との向きが指定され、かつ前記車両の前輪側と後輪側との位置が指定された組み合わせ空気入りタイヤであって、上述したいずれか一つの空気入りタイヤ装着方法が適用されることを特徴とする。
後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における全溝面積比が20%未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、全溝面積比が27%を超えると乾燥路面での操縦安定性能の確保が困難となる。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における車両内側に対する車両外側の溝面積比を小さくして当該溝面積比を%で算出したときの差が7未満であると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。一方、差が15を超えると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における全溝面積比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該全溝面積比を%で算出したときの差が3未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの接地幅における車両内側の最大幅の周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝の比を%で算出したときの差が1未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤの車両内側のラグ溝の総溝面積に対する車両外側のラグ溝の総溝面積の比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該ラグ溝の総溝面積比を%で算出したときの差が6未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が20を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。従って、本発明のこの組み合わせ空気入りタイヤによれば、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることができる。
本発明によれば、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る前輪側の空気入りタイヤの平面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る後輪側の空気入りタイヤの平面図である。 図3は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
なお、本実施形態の組み合わせ空気入りタイヤは、左右輪、前輪、後輪の4輪車両に適用される。
図1は、本実施形態に係る組み合わせ空気入りタイヤの前輪側の平面図であり、図2は、本実施形態に係る組み合わせ空気入りタイヤの後輪側の平面図である。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とは、タイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)Cに向かう側、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周方向である。また、タイヤ赤道面Cとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面C上にあって空気入りタイヤ1の周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「C」を付す。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、車両(図示せず)に装着した場合、タイヤ幅方向(車両の左右)において、車両の内側および外側に対する向きが指定されている。向きの指定は、図には明示しないが、例えば、空気入りタイヤ1のサイドウォール部に設けられた指標により示される。以下、車両に装着した場合に車両の内側に向く側を車両内側、車両の外側に向く側を車両外側という。なお、車両内側および車両外側の指定は、車両に装着した場合に限らない。例えば、リム組みした場合に、タイヤ幅方向において、車両の内側および外側に対するリムの向きが決まっている。このため、空気入りタイヤ1は、リム組みした場合、タイヤ幅方向において、車両の内側(車両内側)および外側(車両外側)に対する向きが指定される。また、トレッド部2において、車両内側とは、車両に装着した場合にタイヤ赤道面Cよりも車両の内側の範囲を言い、車両外側とは、車両に装着した場合にタイヤ赤道面Cよりも車両の外側の範囲を言う。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、車両(図示せず)に装着した場合、車両の前輪側および後輪側に対する位置が指定されている。位置の指定は、図には明示しないが、タイヤサイズである断面幅や扁平比により明示できる。例えば、位置の指定は、断面幅が小さい方が前輪側で、大きい方が後輪側となる。また、位置の指定は、扁平率が大きい方が前輪側で、小さい方が後輪側となる。また、位置の指定は、図には明示しないが、例えば、空気入りタイヤ1のサイドウォール部に設けられた指標により示される。
ここで、断面幅は、タイヤを正規リムに装着し、正規内圧の空気圧力とし、無負荷状態(正規荷重=0)でのタイヤ側面の模様または文字などを除いた幅である。また、扁平比は、タイヤの断面幅に対する断面高さの比である。断面高さは、タイヤの外径とリム径の差の1/2である。
また、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design
Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
前輪側の空気入りタイヤ1は、図1に示すように、トレッド部2を有している。トレッド部2は、ゴム材からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面(以下、トレッド面という)21が空気入りタイヤ1の輪郭となる。
トレッド面21には、タイヤ周方向に沿って延在する複数の周方向溝22が、タイヤ幅方向に複数並設されている。周方向溝22は、タイヤ赤道面Cを挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面21に少なくとも1本設けられている。本実施形態において、周方向溝22は、トレッド面21に4本設けられている。また、周方向溝22は、本実施形態において、車両外側のタイヤ幅方向最外側の1本が他の周方向溝22に比して溝幅が最も小さく形成されている。また、周方向溝22は、車両内側において、タイヤ赤道面C寄りの1本が他の周方向溝22に比して溝幅が最も大きく形成されている。そして、トレッド面21には、複数の周方向溝22により、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状の陸部23が少なくとも3本(本実施形態では5本)形成されている。また、陸部23には、周方向溝22に交差するタイヤ周方向にエッジ成分を有するラグ溝24がタイヤ周方向に複数並設されている。
ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ赤道面C上に形成された中央陸部23aでは、一側(車両内側)の周方向溝22に一端が連通し、溝幅の最も小さい周方向溝22に向けてタイヤ幅方向に対して傾斜して延在した他端が、他側(車両外側)の周方向溝22に連通しない片端閉塞型に形成されている。なお、ラグ溝24の一端が連通する周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。また、ラグ溝24が連通しない他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁は、タイヤ赤道面Cに平行して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、中央陸部23aのタイヤ幅方向両側の中間陸部23bでは、一側(車両内側)の周方向溝22に一端が連通し、溝幅の最も小さい周方向溝22に向けてタイヤ幅方向に対して傾斜して延在した他端が、他側(車両外側)の周方向溝22に連通しない片端閉塞型に形成されている。なお、ラグ溝24の一端が連通する周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。また、ラグ溝24が連通しない他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁は、タイヤ赤道面Cに平行して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ幅方向最外側であって溝幅の最も小さい周方向溝22により形成された一方(車両外側)の外側陸部23cでは、周方向溝22に貫通して形成され、当該外側陸部23cに隣接する中間陸部23bにてタイヤ幅方向内側端が閉塞して形成されている。このラグ溝24は、閉塞したタイヤ幅方向内側端が、中間陸部23bのラグ溝24に連通せず独立して形成されている。なお、外側陸部23cにおいてラグ溝24が連通するタイヤ幅方向最外側の周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。また、ラグ溝24が貫通した側の周方向溝22の開口縁は、タイヤ赤道面Cに平行して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ幅方向最外側の他方(車両内側)の外側陸部23cでは、周方向溝22に連通せずタイヤ幅方向内側端が閉塞して形成されている。
また、各外側陸部23cに設けられたラグ溝24のタイヤ幅方向外側の端部は、タイヤ周方向に屈曲して形成されている。なお、本実施形態において、各外側陸部23cに形成されたラグ溝24のタイヤ幅方向外側端の位置をトレッド部2のタイヤ幅方向最外端(タイヤデザイン端)Eとする。そして、タイヤ幅方向最外側の他方(車両内側)の外側陸部23cに設けられたラグ溝24は、他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁からタイヤ幅方向最外端(タイヤデザイン端)Eまでのタイヤ幅方向寸法の60%以上のタイヤ幅方向寸法をもつものをいう。
なお、ラグ溝24は、少なくとも各外側陸部23cに設けられていればよい。
一方、後輪側の空気入りタイヤ1は、図2に示すように、トレッド部2を有している。トレッド部2は、ゴム材からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面(以下、トレッド面という)21が空気入りタイヤ1の輪郭となる。
トレッド面21には、タイヤ周方向に沿って延在する複数の周方向溝22が、タイヤ幅方向に複数並設されている。周方向溝22は、タイヤ赤道面Cを挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面21に少なくとも1本設けられている。本実施形態において、周方向溝22は、トレッド面21に4本設けられている。また、周方向溝22は、本実施形態において、車両外側のタイヤ幅方向最外側の1本が他の周方向溝22に比して溝幅が最も小さく形成されている。また、周方向溝22は、車両内側において、タイヤ赤道面C寄りの1本が他の周方向溝22に比して溝幅が最も大きく形成されている。そして、トレッド面21には、複数の周方向溝22により、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状の陸部23が少なくとも3本(本実施形態では5本)形成されている。また、タイヤ赤道面C上に形成された中央陸部23aの車両外側のトレッド面21に、周方向細溝22aが形成されている。この周方向細溝22aは、実質的に周方向溝22に含まれるが、上述した車両外側のタイヤ幅方向最外側の周方向溝22よりも溝幅が小さい。また、陸部23には、周方向溝22に交差するタイヤ周方向にエッジ成分を有するラグ溝24がタイヤ周方向に複数並設されている。
ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ赤道面C上に形成された中央陸部23aでは、一側(車両内側)の周方向溝22に一端が連通し、溝幅の最も小さい周方向溝22に向けてタイヤ幅方向に対して傾斜して延在した他端が、他側(車両外側)の周方向溝22に連通しない片端閉塞型に形成されている。なお、ラグ溝24の一端が連通する周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。また、ラグ溝24が連通しない他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁は、タイヤ赤道面Cに平行して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、中央陸部23aのタイヤ幅方向両側の中間陸部23bでは、一側(車両内側)の周方向溝22に一端が連通し、溝幅の最も小さい周方向溝22に向けてタイヤ幅方向に対して傾斜して延在した他端が、他側(車両外側)の周方向溝22に連通しない片端閉塞型に形成されている。なお、ラグ溝24の一端が連通する周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。また、ラグ溝24が連通しない他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁は、タイヤ赤道面Cに平行して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ幅方向最外側であって溝幅の最も小さい周方向溝22により形成された一方(車両外側)の外側陸部23cでは、周方向溝22に連通して形成されている。なお、外側陸部23cにおいてラグ溝24が連通するタイヤ幅方向最外側の周方向溝22の開口縁は、ラグ溝24の間でタイヤ周方向に対して傾斜して形成されている。
また、ラグ溝24は、本実施形態において、タイヤ幅方向最外側の他方(車両内側)の外側陸部23cでは、周方向溝22に連通せずタイヤ幅方向内側端が閉塞して形成されている。
また、各外側陸部23cに設けられたラグ溝24のタイヤ幅方向外側の端部は、タイヤ周方向に屈曲して形成されている。なお、本実施形態において、各外側陸部23cに形成されたラグ溝24のタイヤ幅方向外側端の位置をトレッド部2のタイヤ幅方向最外端(タイヤデザイン端)Eとする。そして、タイヤ幅方向最外側の他方(車両内側)の外側陸部23cに設けられたラグ溝24は、他側(車両外側)の周方向溝22の開口縁からタイヤ幅方向最外端(タイヤデザイン端)Eまでのタイヤ幅方向寸法の60%以上のタイヤ幅方向寸法をもつものをいう。
なお、ラグ溝24は、少なくとも各外側陸部23cに設けられていればよい。
そして、上述した組み合わせ空気入りタイヤにおいて、図2に示す後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が20%以上27%以下とされている。すなわち、接地幅WTの範囲において、トレッド面21に形成された全溝22,22a,24のトレッド面21に対する溝面積比を%で算出したときの数値が20%以上27%以下とされている。なお、溝面積は、トレッド面21において溝が開口する開口面積をいう。
ここで、接地幅WTについて説明する。空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重の70%をかけたとき、この空気入りタイヤ1のトレッド面21が平坦面と接地する領域を接地領域とし、接地領域のタイヤ幅方向の両最外端を接地端Tとする。図1および図2では、接地端Tをタイヤ周方向に連続して示している。そして、両接地端Tのタイヤ幅方向の間隔が接地幅WTである。
また、図1および図2に示す前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく形成され、当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされている。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく形成され、当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされている。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22(周方向細溝22aを含む)の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく形成され、当該周方向溝22の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされている。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく形成され、当該ラグ溝24の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされている。
このように、本実施形態の組み合わせ空気入りタイヤは、車両に装着したとき、車両の左右において車両の内側と外側との向きが指定され、かつ車両の前輪側と後輪側との位置が指定された組み合わせ空気入りタイヤである。そして、各空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面21にタイヤ周方向に延在して形成された周方向溝22が少なくとも1本設けられ、かつ周方向溝22により区画されてタイヤ周方向に延在する陸部23のうちの少なくともタイヤ幅方向最外側の外側陸部23cのトレッド面21に周方向溝22に交差する方向に延在してタイヤ周方向に複数形成されたラグ溝24が設けられており、後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が20%以上27%以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝22の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく当該ラグ溝24の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされている。
また、本実施形態の空気入りタイヤ装着方法は、空気入りタイヤ1を車両に装着したときに、各空気入りタイヤ1の車両の左右において内側と外側との向きが決められ、かつ車両の前輪側と後輪側との位置が決められる空気入りタイヤ装着方法である。そして、各空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面21にタイヤ周方向に延在して形成された周方向溝22が少なくとも1本設けられ、かつ周方向溝22により区画されてタイヤ周方向に延在する陸部23のうちの少なくともタイヤ幅方向最外側の外側陸部23cのトレッド面21に周方向溝22に交差する方向に延在してタイヤ周方向に複数形成されたラグ溝24が設けられており、後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が20%以上27%以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝22の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく当該ラグ溝24の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされている。
乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の両立には、車両内側の溝面積を大きくしたり、前輪側の溝面積を大きくしたりすることが一般手法であるが、乾燥路面での操縦安定性能の要求が上がることに対応するには、溝面積の絶対値を小さくする必要が生じる。ただし、このようにすると、湿潤路面での操縦安定性能を確保することが難しい傾向となる。しかし、本実施形態では、湿潤路面での操縦安定性能において、前輪側は車両外側のラグ溝24の溝面積、後輪側は車両内側の周方向溝22の溝面積が、湿潤路面での操縦安定性能の向上への寄与が高いことが発見された。
そこで、本実施形態の空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤでは、乾燥路面での操縦安定性能を向上させるため、後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける全溝面積比を20%以上27%以下として、一般手法に基づき、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側に対する車両外側の溝面積比を小さくして当該溝面積比を%で算出したときの差を7以上15以下とし、かつ前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける全溝面積比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該全溝面積比を%で算出したときの差を3以上10以下としたうえで、湿潤路面での操縦安定性能をさらに底上げするため、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝22の比を%で算出したときの差を1以上10以下とし、かつ前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該ラグ溝24の総溝面積比を%で算出したときの差を6以上20以下としている。
ここで、後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける全溝面積比が20%未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、全溝面積比が27%を超えると乾燥路面での操縦安定性能の確保が困難となる。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側に対する車両外側の溝面積比を小さくして当該溝面積比を%で算出したときの差が7未満であると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。一方、差が15を超えると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける全溝面積比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該全溝面積比を%で算出したときの差が3未満であると乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝22の比を%で算出したときの差が1未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が10を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。
また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比を後輪側よりも前輪側を大きくして当該ラグ溝24の総溝面積比を%で算出したときの差が6未満であると、乾燥路面での操縦安定性能が過多となって湿潤路面での操縦安定性能の補填が困難となる。一方、差が20を超えると湿潤路面での操縦安定性能が過多となって乾燥路面での操縦安定性能が低下する。
従って、本実施形態の空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤによれば、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能を高次元で両立させることができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤでは、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、接地幅WTに対し、前輪側の車両外側における最大幅の周方向溝22の溝幅の比を%で算出したときに7%以上9%以下とされ、後輪側の車両外側における最大幅の周方向溝22の溝幅の比を%で算出したときに6%以上8%以下とされて、車両外側における最大幅の周方向溝22の接地幅WTに対する比を%で算出したときの前輪側と後輪側との差が1以内となっており、かつ接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝22の比を%で算出したときの差が4以上10以下とされることが好ましい。
この空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤによれば、前輪側の車両外側における最大幅の周方向溝22の溝幅を相対的に大きくし、かつ接地幅WTにおける前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1の接地幅WTにおける車両内側の最大幅の周方向溝22の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝22の溝幅の平均値との比を前輪側よりも後輪側を大きくして当該周方向溝22の比を%で算出したときの差を4以上10以下としたことで、後輪側でみると車両外側の溝面積減により乾燥路面での操縦安定性能を向上しつつ、乾燥路面での操縦安定性能を確保したまま湿潤路面での操縦安定性能を向上することができ、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の向上効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤでは、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤ1は、前輪側のラグ溝24の総溝面積が車両内側よりも車両外側が大きく、後輪側のラグ溝24の総溝面積が車両外側よりも車両内側が大きいことが好ましい。すなわち、前輪側において、接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比を%で算出したときに100%を超え、後輪側において、接地幅WTにおける車両内側のラグ溝24の総溝面積に対する車両外側のラグ溝24の総溝面積の比を%で算出したときに100%未満となる。
この空気入りタイヤ装着方法および組み合わせ空気入りタイヤによれば、前輪側にて湿潤路面での操縦安定性能を向上することができ、後輪側にて乾燥路面での操縦安定性能を向上することができる。このため、乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能の向上効果を顕著に得ることができる。
本実施例では、条件が異なる複数種類の組み合わせ空気入りタイヤについて、乾燥路面での操縦安定性能および湿潤路面での操縦安定性能に関する性能試験が行われた(図3参照)。
この性能試験では、前輪側としてタイヤサイズ275/40ZR20の空気入りタイヤを20×9.0Jのリムに組み付け、後輪側としてタイヤサイズ315/35ZR20の空気入りタイヤを20×11.50Jのリムに組み付けて、空気圧を正規内圧(230kPa)とし、試験車両(3600cc:フロントエンジンリア駆動4輪乗用車)に装着した。
乾燥路面での操縦安定性能の評価方法は、上記試験車両にて乾燥試験コースを走行し、レーンチェンジ時およびコーナリング時における操舵性ならびに直進時における安定性について、熟練のテストドライバー1名による官能評価によって行う。この官能評価は、5回の評価の平均であり、従来例の空気入りタイヤを基準(100)とした評価を行う。この評価は、数値が大きいほど、乾燥路面での操縦安定性能が優れていることを示している。
湿潤路面での操縦安定性能の評価方法は、上記試験車両にて水深3mmの湿潤試験コースを走行し、レーンチェンジ時およびコーナリング時における操舵性ならびに直進時における安定性について、熟練のテストドライバー1名による官能評価によって行う。この官能評価は、5回の評価の平均であり、従来例の空気入りタイヤを基準(100)とした評価を行う。この評価は、数値が大きいほど、湿潤路面での操縦安定性が優れていることを示している。
実施例1〜実施例13、従来例、および比較例1〜比較例3の組み合わせ空気入りタイヤは、図1および図2に示すように、各空気入りタイヤが、タイヤ赤道面を挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面にタイヤ周方向に延在して形成された周方向溝が2本設けられ、かつ周方向溝により区画されてタイヤ周方向に延在する陸部のうちの少なくともタイヤ幅方向最外側の外側陸部のトレッド面に周方向溝に交差する方向に延在してタイヤ周方向に複数形成されたラグ溝が設けられている。
そして、実施例1〜実施例13の組み合わせ空気入りタイヤでは、図3に示すように、後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が20%以上27%以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅における車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅における車両内側の最大幅の周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされ、また、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅における車両内側のラグ溝の総溝面積に対する車両外側のラグ溝の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく当該ラグ溝の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされている。
また、実施例9〜実施例11、実施例13の組み合わせ空気入りタイヤでは、実施例1〜実施例8に加え、図3に示すように、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、接地幅に対し、前輪側の車両外側における最大幅の周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに7%以上9%以下とされ、後輪側の車両外側における最大幅の前記周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに6%以上8%以下とされて、車両外側における最大幅の前記周方向溝の接地幅に対する比を%で算出したときの前輪側と後輪側との差が1以内となっており、かつ接地幅における車両内側の最大幅の周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての前記周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が4以上10以下とされている。
また、実施例12および実施例13の組み合わせ空気入りタイヤでは、実施例1〜実施例11に加え、図3に示すように、前輪側および後輪側に配置される各空気入りタイヤは、前輪側のラグ溝の総溝面積が車両内側よりも車両外側が大きく、後輪側のラグ溝の総溝面積が車両外側よりも車両内側が大きい。
これに対し、従来例および比較例1〜比較例3の組み合わせ空気入りタイヤでは、図3に示すように、実施例1〜実施例13における規定のうちの少なくとも一つが満たされていない。
図3の試験結果に示すように、実施例1〜実施例13の組み合わせ空気入りタイヤでは、それぞれ乾燥路面および湿潤路面での操縦安定性能が高次元で両立されていることが分かる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
21 トレッド面
22 周方向溝
23 陸部
23c 外側陸部
24 ラグ溝
C タイヤ赤道面
WT 接地幅

Claims (4)

  1. 空気入りタイヤを車両に装着したときに、各前記空気入りタイヤの前記車両の左右において内側と外側との向きが決められ、かつ前記車両の前輪側と後輪側との位置が決められる空気入りタイヤ装着方法であって、
    各前記空気入りタイヤは、タイヤ赤道面を挟んだ車両内側および車両外側のトレッド面にタイヤ周方向に延在して形成された周方向溝が少なくとも1本設けられ、かつ前記周方向溝により区画されてタイヤ周方向に延在する陸部のうちの少なくともタイヤ幅方向最外側の前記陸部のトレッド面に前記周方向溝に交差する方向に延在してタイヤ周方向に複数形成されたラグ溝が設けられており、
    後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が20%以上27%以下とされ、
    また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側に対する車両外側の溝面積比が小さく当該溝面積比を%で算出したときの差が7以上15以下とされ、
    また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における全溝面積比が後輪側よりも前輪側が大きく当該全溝面積比を%で算出したときの差が3以上10以下とされ、
    また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側の最大幅の前記周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての前記周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が1以上10以下とされ、
    また、前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅における車両内側の前記ラグ溝の総溝面積に対する車両外側の前記ラグ溝の総溝面積の比が後輪側よりも前輪側が大きく当該ラグ溝の総溝面積比を%で算出したときの差が6以上20以下とされる、
    ことを特徴とする空気入りタイヤ装着方法。
  2. 前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、接地幅に対し、前輪側の車両外側における最大幅の前記周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに7%以上9%以下とされ、後輪側の車両外側における最大幅の前記周方向溝の溝幅の比を%で算出したときに6%以上8%以下とされて、車両外側における最大幅の前記周方向溝の接地幅に対する比を%で算出したときの前輪側と後輪側との差が1以内となっており、かつ接地幅における車両内側の最大幅の前記周方向溝の溝幅に対する車両内側の全ての前記周方向溝の溝幅の平均値との比が前輪側よりも後輪側が大きく当該周方向溝の比を%で算出したときの差が4以上10以下とされる、ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ装着方法。
  3. 前輪側および後輪側に配置される各前記空気入りタイヤは、前輪側の前記ラグ溝の総溝面積が車両内側よりも車両外側が大きく、後輪側の前記ラグ溝の総溝面積が車両外側よりも車両内側が大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ装着方法。
  4. 車両に装着したとき、前記車両の左右において前記車両の内側と外側との向きが指定され、かつ前記車両の前輪側と後輪側との位置が指定された組み合わせ空気入りタイヤであって、
    請求項1〜3のいずれか一つの空気入りタイヤ装着方法が適用されることを特徴とする組み合わせ空気入りタイヤ。
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