JPWO2015002125A1 - Pwm制御回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

周波数およびデューティ比が任意の方形波信号を端子(11)から入力し、変調信号を端子(12)から入力し、タイミング(位相)の異なる2つの被変調信号を端子(21,22)から出力する。第1ランプ波発生回路(31)は方形波信号の立ち上がりに同期する第1のランプ波を発生し、第2ランプ波発生回路(32)は方形波信号の立ち下がりに同期する第2のランプ波を発生する。第1比較回路(41)は第1のランプ波と変調信号との比較結果に応じてレベルを反転させることにより第1の被変調信号を発生し、第2比較回路(42)は第2のランプ波と変調信号との比較結果に応じてレベルを反転させることにより第2の被変調信号を発生する。これにより、位相差が180°以外の関係の2つのPWM信号を生成し、デューティ比が50%以外の擬似矩形波信号を得る。

Description

本発明は位相差を有する2つのPWM信号を発生するPWM制御回路およびそれをスイッチング制御部に備えたスイッチング電源装置に関するものである。
スイッチング電源装置におけるPWM制御によるスイッチング制御回路の例が特許文献1に示されている。また、容量性の負荷に擬似矩形波による交流電圧を印加する電源装置が特許文献2に示されている。
一般に、PWM制御回路は、三角波(鋸歯状波)を生成する三角波発生回路と、この三角波信号と変調信号とを比較する比較回路とを基本的に備えている。スイッチング電源装置のスイッチング制御回路において、上記変調信号は出力電圧の検出信号であり、PWM制御回路の出力信号によってスイッチング素子が駆動される。
図15は特許文献2に示されている電源装置の回路図である。図15に示すように、スイッチング素子SW1,SW2およびコンデンサC1,C2によってブリッジ回路が構成されている。トランスTの一次巻線N1はインダクタL1を介して上記ブリッジ回路に接続されている。トランスTの二次巻線N2には容量性負荷Cload等が接続されている。スイッチング素子SW1,SW2は制御回路20によって交互にオン/オフされる。これにより、擬似矩形波信号が生成されて、容量性負荷Cloadに交流電圧が印加される。
特開昭59−191478号公報 特許第3228298号公報
図15に示される電源装置において、制御回路20は一定周期のPWM信号をハイサイドとローサイドに交互に振り分ける回路であるため、スイッチング素子SW1,SW2に対する駆動信号の位相差は180°であり、得られる擬似矩形波のデューティ比は50%となる。そのため、図15に示されている制御回路20に、特許文献1に示されているようなPWM制御回路を適用しても、位相差180°を保ったままスイッチング素子SW1,SW2のオン期間が制御されるだけである。
デューティ比が50%以外の擬似矩形波信号を得ようとする場合、ハイサイドのスイッチング素子SW1とローサイドのスイッチング素子SW2の駆動信号の位相差を180°以外の値に設定する必要がある。しかし、三角波信号と変調信号とを比較してPWM信号を生成する従来の一般的なPWM制御回路では、そのような位相差の設定はできない。
また、擬似矩形波のデューティを外部信号等によって可変したい場合についても同様に対応できない。
また、独立に制御される複数の擬似矩形波出力の位相を同期させたい場合、上記コントローラを複数使用することになるが、それぞれに三角波発振器をもつことになるため、対応できない。
本発明の目的は、回路を複雑化せずに、任意の位相差である2つのPWM信号を生成できるようにしたPWM制御回路や、デューティ比が任意の擬似矩形波信号を得ることのできるPWM制御回路を提供すること、およびそのPWM制御回路を備えたスイッチング電源装置を提供することにある。
(1)本発明のPWM制御回路は次のように構成される。
所定(周波数およびデューティ比が任意)の方形波信号を外部から入力する、または内部で生成する、方形波信号設定手段と、
変調信号を入力する変調信号入力端子と、
タイミング(位相)の異なる2つの被変調信号を出力する第1および第2の被変調信号出力端子と、
前記方形波信号の立ち上がりに同期して第1のランプ波の掃引を開始する第1ランプ波発生回路と、
前記方形波信号の立ち下がりに同期して第2のランプ波の掃引を開始する第2ランプ波発生回路と、
前記第1のランプ波と前記変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより第1の被変調信号を発生する第1比較回路と、
前記第2のランプ波と前記変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより第2の被変調信号を発生する第2比較回路と、
を備えたことを特徴とする。
上記構成により、複雑な論理回路を構成せずに、方形波信号の立ち上がりおよび立下りにそれぞれ同期する2つのPWM信号が生成される。また、2つのPWM信号は、方形波信号の立ち上がりおよび立下りにそれぞれ同期するので、その2つのPWM信号のタイミング差(位相差)を自由に制御することができる。
(2)前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりと立ち上がりの間で掃引を開始する電位にリセットされ、前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりと立下りの間で掃引を開始する電位にリセットされることが好ましい。
(3)前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりで掃引を開始する電位にリセットされ、前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりで掃引を開始する電位にリセットされてもよい。
(4)前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりで掃引を開始する電位にリセットされ、前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりで掃引を開始する電位にリセットされてもよい。
これらのタイミングで第1および第2のランプ波が掃引を開始する電位にリセットされることで、変調信号との比較に影響をあたえないランプ波とすることができる。
(5)前記第1ランプ波発生回路は、基準電位(GND)と電源との間に接続された、第1のキャパシタを含む第1の時定数回路と、前記第1の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第1スイッチ素子と、前記方形波信号の立ち下がりに同期して前記第1の時定数回路の状態をリセットする第1のリセット回路とを備えて、第1の時定数回路の出力電圧を前記第1のランプ波として出力し、
前記第2ランプ波発生回路は、基準電位(GND)と電源との間に接続された、第2のキャパシタを含む第2の時定数回路と、前記第2の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第2スイッチ素子と、前記方形波信号の立ち上がりに同期して前記第2の時定数回路の状態をリセットする第2のリセット回路とを備えて、第2の時定数回路の出力電圧を前記第2のランプ波として出力する構成であることが好ましい。
上記構成により、時定数回路のキャパシタへの充電開始と放電(リセット)がスイッチ素子の制御で行われるので、簡素な回路で構成できる。
(6)前記第1ランプ波発生回路は、基準電位(GND)側を第1のキャパシタとする第1の時定数回路と、前記第1の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第1スイッチ素子と、この第1スイッチ素子を介して第1のキャパシタの放電電流が流れる向きに第1のキャパシタに接続されたダイオードとを備え、
前記第2ランプ波発生回路は、基準電位(GND)側を第2のキャパシタとする第2の時定数回路と、前記第2の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第2スイッチ素子と、この第2スイッチ素子を介して第2のキャパシタの放電電流が流れる向きに第2のキャパシタに接続されたダイオードとを備え、
第1比較回路が入力する変調信号を前記第1スイッチ素子の状態に応じてレベルシフトする第1のレベルシフト回路および、第2比較回路が入力する変調信号を前記第2スイッチ素子の状態に応じてレベルシフトする第2のレベルシフト回路を備えた構成であることが好ましい。
上記構成により、時定数回路のキャパシタへの充電開始と放電(リセット)がスイッチ素子の制御で行われるので、簡素な回路で構成できる。
(7)上記(5)または(6)において、前記第1の時定数回路は、前記第1のキャパシタへ一定の充電電流を供給する第1の定電流回路を備え、前記第2の時定数回路は、前記第2のキャパシタへ一定の充電電流を供給する第2の定電流回路を備えることが好ましい。
上記構成により、キャパシタへの充電電圧が時間経過にともなってリニアに変化するので、変調信号の大きさに対するPWM信号のパルス幅の関係がリニアになる。
(8)本発明のスイッチング電源装置は次のように構成される。
少なくとも2つのスイッチング素子と、これらのスイッチング素子を制御するスイッチング制御回路と、を備えたスイッチング電源装置において、
前記スイッチング制御回路に、上記(1)〜(7)のいずれかに記載のPWM制御回路を備え、
前記変調信号を、スイッチング電源回路の出力フィードバック信号とし、前記第1の被変調信号および前記第2の被変調信号を前記2つのスイッチング素子の制御信号としたことを特徴とする。
上記構成により、回路構成が簡素なスイッチング制御回路で、デューティ比が50%以外の任意の擬似矩形波信号による交流電圧を発生できる。
本発明によれば、複雑な論理回路を構成せずに、方形波信号の立ち上がりおよび立下りにそれぞれ同期する2つのPWM信号が生成される。また、2つのPWM信号は、方形波信号の立ち上がりおよび立下りにそれぞれ同期するので、その2つのPWM信号のタイミング差(位相差)を自由に設定することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態であるPWM制御回路101のブロック図である。 図2はPWM制御回路101の回路図である。 図3はPWM制御回路101の各部の電圧波形図である。 図4は第2の実施形態であるPWM制御回路102の回路図である。 図5は第1スイッチ素子SW11のオン時の充電電流経路および第1スイッチ素子SW11のオフ時の放電電流経路を示す図である。 図6はPWM制御回路102の各部の電圧波形図である。 図7は第3の実施形態であるPWM制御回路103の回路図である。 図8はPWM制御回路103の各部の電圧波形図である。 図9は第4の実施形態であるPWM制御回路104の回路図である。 図10は第1スイッチ素子SW11のオン時の充電電流経路および第1スイッチ素子SW11のオフ時の放電電流経路を示す図である。 図11はPWM制御回路104の各部の電圧波形図である。 図12は第5の実施形態のスイッチング電源装置201の回路図である。 図13は、図12におけるスイッチング素子Q1,Q2の状態、方形波信号、容量性負荷Cloadへの出力電圧の例を示す波形図である。 図14は、図12におけるスイッチング素子Q1,Q2の状態、方形波信号、容量性負荷Cloadへの出力電圧の例を示す波形図である。 図15は特許文献2に示されている電源装置の回路図である。
以降、幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための形態を示す。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせによって更なる他の実施形態とし得ることは言うまでもない。
《第1の実施形態》
図1は本発明の第1の実施の形態であるPWM制御回路101のブロック図である。このPWM制御回路101は、方形波信号を入力する方形波信号入力端子11、変調信号入力端子12、第1の被変調信号出力端子21、第2の被変調信号出力端子22を備えている。
また、このPWM制御回路101は、第1ランプ波発生回路31、第2ランプ波発生回路32、第1比較回路41および第2比較回路42を備えている。第2ランプ波発生回路32はランプ波発生回路30および反転回路29で構成されている。
第1ランプ波発生回路31は、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号の立ち上がりに同期する第1のランプ波を発生する。ここでいうランプ波は、所定電位から電位の掃引が開始され、その後に所定電位にリセットされることを繰り返す波形である。ランプ波発生回路30は第1ランプ波発生回路31と同じ構成であり、入力信号の立ち上がりに同期するランプ波を発生する。反転回路29は方形波信号入力端子11に入力される方形波の極性を反転する。そのため、第2ランプ波発生回路32は、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号の立ち下がりに同期する第2のランプ波を発生する。
第1比較回路41は、第1のランプ波と変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより、第1の被変調信号を発生する。また、第2比較回路42は、第2のランプ波と変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより、第2の被変調信号を発生する。
図2はPWM制御回路101の回路図である。このPWM制御回路101は電源Vdc1を電源として動作する。第1ランプ波発生回路31は、定電流回路CC1、第1のキャパシタC11、ダイオードD11、抵抗R12および第1スイッチ素子SW11で構成されている。第2ランプ波発生回路32は、定電流回路CC2、第2のキャパシタC21、ダイオードD21、抵抗R22、反転回路29および第2スイッチ素子SW21で構成されている。第1比較回路41および第2比較回路42はいずれもコンパレータで構成されている。ここで定電流回路CC1、CC2は可変インピーダンス型の定電流回路である。
図2において、定電流回路CC1と第1のキャパシタC11とによって第1の時定数回路51が構成されている。同様に、定電流回路CC2と第2のキャパシタC21とによって第2の時定数回路52が構成されている。また、ダイオードD11、抵抗R12および第1スイッチ素子SW11によって第1のリセット回路61が構成されている。同様に、ダイオードD21、抵抗R22および第2スイッチ素子SW21によって第2のリセット回路62が構成されている。
図3は上記PWM制御回路101の各部の電圧波形図である。先ず、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号がt0で立ち上がると、第1スイッチ素子SW11がオンする。これにより、定電流回路CC1によって、第1のキャパシタC11の一定電流での充電が開始される。そのため、b点の電位は掃引されて上昇していく。第1比較回路41の反転入力に第1のキャパシタC11の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(d点の電位)が入力されるので、タイミングt0で第1比較回路41の出力(e点の電位)すなわち第1の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt1で、第1のキャパシタC11の電位(b点の電位)が変調信号の電圧(d点の電位)を超えたとき、第1比較回路41の出力(e点の電位)すなわち第1の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第1被変調信号はタイミングt0からt1までハイレベルの矩形波信号となる。
その後、タイミングt2で方形波信号が立ち下がると、第2スイッチ素子SW21がオンする。これにより、定電流回路CC2によって、第2のキャパシタC21の一定電流での充電が開始される。そのため、c点の電位は掃引されて上昇していく。第2比較回路42の反転入力に第2のキャパシタC21の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(d点の電位)が入力されるので、タイミングt2で第2比較回路42の出力(f点の電位)すなわち第2の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt3で、第2のキャパシタC21の電位(c点の電位)が変調信号の電圧(d点の電位)を超えたとき、第2比較回路42の出力(f点の電位)すなわち第2の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第2被変調信号はタイミングt2からt3までハイレベルの矩形波信号となる。
定電流回路CC1の定電流値および第1のキャパシタC11の容量値は第1のキャパシタC11の充電電位の上昇率(ランプ波の傾き)が所定値となるように定められている。同様に、定電流回路CC2の定電流値および第2のキャパシタC21の容量値は第2のキャパシタC21の充電電位の上昇率(ランプ波の傾き)が所定値となるように定められている。この例では、上記2つのランプ波の傾きは等しい。
なお、タイミングt2で第1スイッチ素子SW11がオフすることにより、第1のキャパシタC11の電荷はダイオードD11→抵抗R12→キャパシタC11の経路で放電される。但し、このとき第1スイッチ素子SW11がオフであるので、キャパシタC11の放電中もb点の電位はハイレベルを保つ。抵抗R12の値は、次のタイミングt0までの間に第1のキャパシタC11の電位がほぼ0になる放電時定数となるように定められている。
同様に、タイミングt0で第2スイッチ素子SW2がオフすることにより、第2のキャパシタC21の電荷はダイオードD21→抵抗R22→キャパシタC21の経路で放電される。このとき第2スイッチ素子SW2がオフであるので、キャパシタC21の放電中もc点の電位はハイレベルを保つ。抵抗R22の値は、次のタイミングt2までの間に第2のキャパシタC21の電位がほぼ0になる放電時定数となるように定められている。
変調信号の電圧(d点の電位)が上昇すると、図3に表れているように、第1比較回路41の反転タイミングおよび第2比較回路42の反転タイミングがともに遅れ、第1被変調信号および第2被変調信号のオンデューティが増大する。
以上に示したように、第1の被変調信号は方形波信号の立ち上がりタイミングに同期して発生され、第2の被変調信号は方形波信号の立ち下がりタイミングに同期して発生される。また、方形波信号のデューティを設定することによって、第1の被変調信号と第2の被変調信号とは180°以外の任意の位相差を持たせることができる。
《第2の実施形態》
図4は第2の実施形態であるPWM制御回路102の回路図である。このPWM制御回路102は、第1ランプ波発生回路31、第2ランプ波発生回路32、第1比較回路41および第2比較回路42を備えている。第1の実施形態で図2に示したPWM制御回路101と異なるのは、定電流回路CC1,CC2に代えて、抵抗R11、R21を設けた点である。すなわち、このPWM制御回路102においては、抵抗R11と第1のキャパシタC11とによって第1の時定数回路51が構成されている。同様に、抵抗R21と第2のキャパシタC21とによって第2の時定数回路52が構成されている。
図5は第1スイッチ素子SW11のオン時の充電電流経路および第1スイッチ素子SW11のオフ時の放電電流経路を示す図である。第1スイッチ素子SW11のオン時に、抵抗R11およびキャパシタC11の経路で充電電流が流れ、キャパシタC11の電位が指数関数的に上昇する。また、第1スイッチ素子SW11のオフ時にダイオードD11および抵抗R12を介して放電電流が流れ、これによってリセットされる。
図6は上記PWM制御回路102の各部の電圧波形図である。先ず、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号がt0で立ち上がると、第1スイッチ素子SW11がオンする。これにより、第1のキャパシタC11の充電が開始される。そのため、b点の電位は掃引されて指数関数的に上昇していく。第1比較回路41の反転入力に第1のキャパシタC11の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(d点の電位)が入力されるので、タイミングt0で第1比較回路41の出力(e点の電位)すなわち第1の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt1で、第1のキャパシタC11の電位(b点の電位)が変調信号の電圧(d点の電位)を超えたとき、第1比較回路41の出力(e点の電位)すなわち第1の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第1被変調信号はタイミングt0からt1までハイレベルの矩形波信号となる。
その後、タイミングt2で方形波信号が立ち下がると、第2スイッチ素子SW21がオンする。これにより、第2のキャパシタC21の充電が開始される。そのため、c点の電位は掃引されて指数関数的に上昇していく。第2比較回路42の反転入力に第2のキャパシタC21の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(d点の電位)が入力されるので、タイミングt2で第2比較回路42の出力(f点の電位)すなわち第2の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt3で、第2のキャパシタC21の電位(c点の電位)が変調信号の電圧(d点の電位)を超えたとき、第2比較回路42の出力(f点の電位)すなわち第2の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第2被変調信号はタイミングt2からt3までハイレベルの矩形波信号となる。
このように、CR時定数回路によってランプ波発生回路を構成しても、PWM変調された第1、第2の被変調信号が生成できる。
《第3の実施形態》
図7は第3の実施形態であるPWM制御回路103の回路図である。このPWM制御回路103は電源Vdc1を電源電圧として動作する。第1ランプ波発生回路31は、定電流回路CC1、第1のキャパシタC11、ダイオードD11、抵抗R12、第1スイッチ素子SW11および反転回路29で構成されている。第2ランプ波発生回路32は、定電流回路CC2、第2のキャパシタC21、ダイオードD21、抵抗R22および第2スイッチ素子SW21で構成されている。第1比較回路41および第2比較回路42はいずれもコンパレータで構成されている。
図7において、定電流回路CC1と第1のキャパシタC11とによって第1の時定数回路51が構成されている。同様に、定電流回路CC2と第2のキャパシタC21とによって第2の時定数回路52が構成されている。後に述べるように、図7において抵抗R12,R22は充電時定数を定める抵抗ではない。
図7において、ダイオードD11および第1スイッチ素子SW11によって第1のリセット回路61が構成されている。同様に、ダイオードD21および第2スイッチ素子SW21によって第2のリセット回路62が構成されている。また、抵抗R13およびダイオードD12によって第1のレベルシフト回路71が構成されている。同様に、抵抗R23およびダイオードD22によって第2のレベルシフト回路72が構成されている。
図8は上記PWM制御回路103の各部の電圧波形図である。先ず、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号がt0で立ち上がると、第1スイッチ素子SW11がオフする。これにより、定電流回路CC1によって、第1のキャパシタC11の一定電流での充電が開始される。そのため、n点の電位はランプ波状に上昇していく。第1比較回路41の反転入力にn点の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(p点の電位)が入力されるので、タイミングt0で第1比較回路41の出力(r点の電位)すなわち第1の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt1で、n点の電位が変調信号の電圧(p点の電位)を超えたとき、第1比較回路41の出力(r点の電位)すなわち第1の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第1被変調信号はタイミングt0からt1までハイレベルの矩形波信号となる。
その後、タイミングt2で方形波信号が立ち下がると、第2スイッチ素子SW21がオフする。これにより、定電流回路CC2によって、第2のキャパシタC21の一定電流での充電が開始される。そのため、o点の電位はランプ波状に上昇していく。第2比較回路42の反転入力にo点の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(q点の電位)が入力されるので、タイミングt2で第2比較回路42の出力(s点の電位)すなわち第2の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt3で、o点の電位が変調信号の電圧(q点の電位)を超えたとき、第2比較回路42の出力(s点の電位)すなわち第2の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第2被変調信号はタイミングt2からt3までハイレベルの矩形波信号となる。
なお、タイミングt2から次のt0まで第1スイッチ素子SW11はオン状態であるので、第1比較回路41の反転入力の電圧(n点の電位)は低下するが、第1比較回路41の非反転入力の電圧(p点の電位)はローレベルにシフトされる。この状態で、第1比較回路41の非反転入力の電圧(p点の電位)より、反転入力の電圧(n点の電位)が、抵抗R12の降下電圧分高いので、第1比較回路41の出力はローレベルを保つ。同様に、タイミングt0からt1まで第2スイッチ素子SW21はオン状態であるので、第2比較回路42の反転入力の電圧(o点の電位)は低下するが、第2比較回路42の非反転入力の電圧(q点の電位)はローレベルにシフトされる。この状態で、第2比較回路42の非反転入力の電圧(q点の電位)より、反転入力の電圧(o点の電位)が、抵抗R22の降下電圧分高いので、第2比較回路42の出力はローレベルを保つ。
《第4の実施形態》
図9は第4の実施形態であるPWM制御回路104の回路図である。このPWM制御回路104は、第1ランプ波発生回路31、第2ランプ波発生回路32、第1比較回路41および第2比較回路42を備えている。第3の実施形態で図7に示したPWM制御回路103と異なるのは、定電流回路CC1,CC2に代えて、抵抗R11、R21を設けた点である。すなわち、このPWM制御回路104においては、抵抗R11,R12と第1のキャパシタC11とによって第1の時定数回路51が構成されている。同様に、抵抗R21,R22と第2のキャパシタC21とによって第2の時定数回路52が構成されている。
図10は第1スイッチ素子SW11のオン時の充電電流経路および第1スイッチ素子SW11のオフ時の放電電流経路を示す図である。第1スイッチ素子SW11のオフ時に、抵抗R11,R12およびキャパシタC11の経路で充電電流が流れ、キャパシタC11の電位が指数関数的に上昇する。また、第1スイッチ素子SW11のオン時にダイオードD11を介して放電電流が流れ、これによってリセットされる。
図11は上記PWM制御回路104の各部の電圧波形図である。先ず、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号がt0で立ち上がると、第1スイッチ素子SW11がオフする。これにより、第1のキャパシタC11の充電が開始される。そのため、n点の電位は指数関数的に(ほぼランプ波状に)上昇していく。第1比較回路41の反転入力にn点の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(p点の電位)が入力されるので、タイミングt0で第1比較回路41の出力(r点の電位)すなわち第1の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt1で、n点の電位が変調信号の電圧(p点の電位)を超えたとき、第1比較回路41の出力(r点の電位)すなわち第1の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第1被変調信号はタイミングt0からt1までハイレベルの矩形波信号となる。
その後、タイミングt2で方形波信号が立ち下がると、第2スイッチ素子SW21がオフする。これにより、第2のキャパシタC21の充電が開始される。そのため、o点の電位は指数関数的に(ほぼランプ波状に)上昇していく。第2比較回路42の反転入力にo点の電位が入力され、非反転入力に変調信号の電圧(d点の電位)が入力されるので、タイミングt2で第2比較回路42の出力(f点の電位)すなわち第2の被変調信号はハイレベルとなる。
その後、タイミングt3で、o点の電位が変調信号の電圧(q点の電位)を超えたとき、第2比較回路42の出力(s点の電位)すなわち第2の被変調信号はローレベルとなる。
以上の動作により、第2被変調信号はタイミングt2からt3までハイレベルの矩形波信号となる。
このように、CR時定数回路によってランプ波発生回路を構成しても、PWM変調された第1、第2の被変調信号が生成できる。
《第5の実施形態》
第5の実施形態ではスイッチング電源装置の構成例を示す。図12は第5の実施形態のスイッチング電源装置201の回路図である。このスイッチング電源装置201は、トランスT、コンデンサCr、インダクタLr、ドライバー回路211,212、スイッチング素子Q1,Q2、出力フィードバック回路220、エラーアンプ221およびPWM制御回路101を備えている。PWM制御回路101はスイッチング素子Q1,Q2を制御するスイッチング制御回路として作用する。このPWM制御回路101は、図1に示したPWM制御回路101であるが、別の実施形態のPWM制御回路102,103,104のいずれかであってもよい。
図13および図14は、図12におけるスイッチング素子Q1,Q2の状態、方形波信号、容量性負荷Cloadへの出力電圧の関係を示す波形図である。図13および図14に示すように、ローサイドスイッチング素子Q1のオン期間に出力電圧は上昇し、ローサイドスイッチング素子Q1がオフした後はハイサイドスイッチング素子Q2のボディダイオードのオン期間だけ出力電圧は更に上昇する。また、ハイサイドスイッチング素子Q2のオン期間に出力電圧は下降し、ハイサイドスイッチング素子Q2がオフした後はローサイドスイッチング素子Q1のボディダイオードのオン期間だけ出力電圧は更に下降する。例えば、方形波信号入力端子11に入力される方形波信号は3kHz、デューティ30%の方形波信号である。これにより、容量性負荷Cloadに、3kHz、デューティ30%の擬似矩形波の交流電圧が印加される。
出力電圧の上昇下降の波形は容量性負荷CloadおよびインダクタLrの回路定数等で定まる正弦波形であるので、図13に表れているように、スイッチング素子Q1とQ2のオン時間Tonが長くなる程、出力電圧の振幅が大きくなる。図12に示した例では、出力フィードバック回路220およびエラーアンプ221の出力電圧に応じて、出力電圧の振幅が一定になるように、スイッチング素子Q1,Q2のオン時間Tonがフィードバック制御される。
また、図14に表れているように、スイッチング素子Q1,Q2のオンタイミング差、すなわち方形波信号のオン期間Tによって出力電圧(擬似矩形波)のデューティを制御することができる。
なお、図12に示した例では、スイッチング素子Q1,Q2のオン時間Tonをフィードバック制御するものであるが、変調信号入力端子12に入力する電圧を調整することによって出力電圧の振幅を制御するように回路を構成してもよい。
以上に示した各実施形態では、方形波信号発生回路を外部に設け、その外部の方形波信号発生回路から方形波信号を入力する例を挙げたが、PWM制御回路内に方形波信号発生回路を設けてもよい。この方形波信号発生回路は、例えば、三角波発生回路とコンパレータとを備え、コンパレータへ入力する基準信号を制御することで方形波信号のデューティを設定するように回路を構成する。また本発明は、プッシュプル方式やハーフブリッジ方式などハイサイドとローサイドのスイッチング素子を有する回路方式に適用することができる。
C11…第1のキャパシタ
C21…第2のキャパシタ
CC1,CC2…定電流回路
Cload…容量性負荷
Cr…共振コンデンサ
D11,D12,D21,D22…ダイオード
L1…インダクタ
Lr…共振インダクタ
Q1…ローサイドスイッチング素子
Q2…ハイサイドスイッチング素子
SW11…第1スイッチ素子
SW21…第2スイッチ素子
T…トランス
Vdc1…電源
11…方形波信号入力端子
12…変調信号入力端子
21…第1の被変調信号出力端子
22…第2の被変調信号出力端子
29…反転回路
31…第1ランプ波発生回路
32…第2ランプ波発生回路
41…第1比較回路
42…第2比較回路
51…第1の時定数回路
52…第2の時定数回路
61…第1のリセット回路
62…第2のリセット回路
71…第1のレベルシフト回路
72…第2のレベルシフト回路
102,103,104…PWM制御回路
201…スイッチング電源装置
211,212…ドライバー回路
220…出力フィードバック回路
221…エラーアンプ

Claims (8)

  1. 方形波信号を外部から入力する、または内部で生成する、方形波信号設定手段と、
    変調信号を入力する変調信号入力端子と、
    タイミングの異なる2つの被変調信号を出力する第1および第2の被変調信号出力端子と、
    前記方形波信号の立ち上がりに同期して第1のランプ波の掃引を開始する第1ランプ波発生回路と、
    前記方形波信号の立ち下がりに同期して第2のランプ波の掃引を開始する第2ランプ波発生回路と、
    前記第1のランプ波と前記変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより第1の被変調信号を発生する第1比較回路と、
    前記第2のランプ波と前記変調信号とを比較し、比較結果に応じてレベルを反転させることにより第2の被変調信号を発生する第2比較回路と、
    を備えたことを特徴とするPWM制御回路。
  2. 前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりと立ち上がりの間で掃引を開始する電位にリセットされ、
    前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりと立下りの間で掃引を開始する電位にリセットされる、請求項1に記載のPWM制御回路。
  3. 前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりで掃引を開始する電位にリセットされ、
    前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりで掃引を開始する電位にリセットされる、請求項1または2に記載のPWM制御回路。
  4. 前記第1のランプ波は、前記方形波信号の立ち下がりで掃引を開始する電位にリセットされ、
    前記第2のランプ波は、前記方形波信号の立ち上がりで掃引を開始する電位にリセットされる請求項1または2に記載のPWM制御回路。
  5. 前記第1ランプ波発生回路は、基準電位と電源との間に接続された、第1のキャパシタを含む第1の時定数回路と、前記第1の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第1スイッチ素子と、前記方形波信号の立ち下がりに同期して前記第1の時定数回路の状態をリセットする第1のリセット回路とを備えて、第1の時定数回路の出力電圧を前記第1のランプ波として出力し、
    前記第2ランプ波発生回路は、基準電位と電源との間に接続された、第2のキャパシタを含む第2の時定数回路と、前記第2の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第2スイッチ素子と、前記方形波信号の立ち上がりに同期して前記第2の時定数回路の状態をリセットする第2のリセット回路とを備えて、第2の時定数回路の出力電圧を前記第2のランプ波として出力する、請求項3に記載のPWM制御回路。
  6. 前記第1ランプ波発生回路は、基準電位側を第1のキャパシタとする第1の時定数回路と、前記第1の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第1スイッチ素子と、この第1スイッチ素子を介して第1のキャパシタの放電電流が流れる向きに第1のキャパシタに接続されたダイオードとを備え、
    前記第2ランプ波発生回路は、基準電位側を第2のキャパシタとする第2の時定数回路と、前記第2の時定数回路に対して直列接続され、前記方形波信号のレベルに応じてオン/オフ状態が変化する第2スイッチ素子と、この第2スイッチ素子を介して第2のキャパシタの放電電流が流れる向きに第2のキャパシタに接続されたダイオードとを備え、
    第1比較回路が入力する変調信号を前記第1スイッチ素子の状態に応じてレベルシフトする第1のレベルシフト回路および、第2比較回路が入力する変調信号を前記第2スイッチ素子の状態に応じてレベルシフトする第2のレベルシフト回路を備えた、請求項4に記載のPWM制御回路。
  7. 前記第1の時定数回路は、前記第1のキャパシタへ一定の充電電流を供給する第1の定電流回路を備え、前記第2の時定数回路は、前記第2のキャパシタへ一定の充電電流を供給する第2の定電流回路を備えた、請求項5または6に記載のPWM制御回路。
  8. 少なくとも2つのスイッチング素子と、これらのスイッチング素子を制御するスイッチング制御回路と、を備えたスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング制御回路に、請求項1〜7のいずれかに記載のPWM制御回路を備え、
    前記変調信号を、スイッチング電源回路の出力フィードバック信号とし、前記第1の被変調信号および前記第2の被変調信号を前記2つのスイッチング素子の制御信号とした、スイッチング電源装置。
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