JP2004282352A - 鋸波発生回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この鋸波発生回路は、基準電圧を決定する電圧源1,8と、電圧源1の基準電圧VHと鋸波の出力電圧VOUTとを比較する比較回路2と、比較回路2の比較結果に応じて交互に充放電を繰り返す2つのコンデンサC1、C2と、鋸波の発振周波数を決定する大きさの電流により2つのコンデンサC1、C2を充電する定電流回路7と、2つのコンデンサC1、C2に対して、それぞれ放電回路を形成するスイッチ回路3,6と、2つのコンデンサを交互に充電するように定電流回路7にそれぞれ接続するスイッチ回路4,5とを備える。出力端子9からは、基準電圧VHとVLに応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、基準電圧に応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生する鋸波発生回路に関し、特に、高い周波数で安定した鋸波電圧を得るようにした鋸波発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
PWM制御回路には、鋸波電圧によりPWM信号を生成しているものがある。例えばスイッチングDC/DCコンバータのようなPWM制御回路では、PWM信号を生成するために鋸波電圧発生回路により鋸波電圧を生成し、制御変数と目標値の差分信号とを比較回路によって比較している。
【0003】
図7は、従来の鋸波発生回路の構成を示す回路図である。図7において、31は鋸波電圧の最大値VHを設定する基準電圧源、32は鋸波電圧の最小値VLを設定する基準電圧源である。
【0004】
コンデンサC3は所定のオン抵抗を有するスイッチ回路33と並列に接続され、このコンデンサC3を充電するための定電流回路34が並列回路の一端に接続されている。また、コンデンサC3と定電流回路34との接続点は、鋸波を出力するための出力端子35に接続される。そして、鋸波電圧の最大値VHと、鋸波電圧の最小値VLとを基準値として有する比較回路36により、この出力端子35から鋸波出力電圧VOUTが生成される。すなわち、比較回路36からは基準電圧源31,32の基準値と鋸波出力電圧VOUTとを比較した信号(比較回路出力電圧VCMP)が出力され、この比較回路出力電圧VCMPに応じてスイッチ回路33がオン、オフ動作をするように構成されている。
【0005】
図8は、図7の鋸波発生回路の具体的な構成を示す回路図である。ここでは、比較回路36に代えて2つのコンパレータ46,47と、RSフリップフロップ48とが用いられており、他は図7のものと同様に構成される。コンデンサC4、基準電圧源41,42、スイッチ回路43、定電流回路44、及び出力端子45は、それぞれ図7のコンデンサC3、基準電圧源31,32、スイッチ回路33、定電流回路34、及び出力端子35と同等のものである。
【0006】
つぎに、図7に示す従来の鋸波電圧発生回路の動作について説明する。
図9は、図7に示す従来の鋸波電圧波形を示すタイミング図である。ここには、鋸波電圧発生回路から出力される鋸波出力電圧VOUTと比較回路36からの出力電圧VCMPの波形を示している。また、スイッチ回路33は制御信号としてHIGH信号が入力した時にオンし、LOW信号が入力した時にはオフするように切り替わるものとする。
【0007】
鋸波出力電圧VOUTが設定された鋸波電圧の基準値である最大値VHと最小値VLとの間にある(VH>VOUT>VL)場合には、比較回路36の出力電圧VCMPはRSフリップフロップ48の状態に依存するが、まずQ=0の場合を考える。このとき、VCMPとしてはLOW信号が出力され、このLOW信号がスイッチ回路33に入力するとオフ状態に切り替わる。このスイッチ回路33がオフ状態であれば、コンデンサC3が定電流回路34から供給される電荷により充電され、出力端子35からの鋸波出力電圧VOUTは線形に増加する。その後、この鋸波出力電圧VOUTは基準値として設定された最大値VHを越えて増加する(VH<VOUT)ために、比較回路36の出力電圧VCMPがHIGH信号となって、スイッチ回路33をオン状態に切替え、コンデンサC3に蓄積された電荷が放電しはじめる。これにより鋸波出力電圧VOUTは、コンデンサC3とスイッチ回路33のオン抵抗とで決まる時定数にしたがって急激に減少する。
【0008】
さらに、鋸波出力電圧VOUTが最小値VLを越えて減少した(VOUT<VL)場合には、比較回路36の出力電圧VCMPは再度LOW信号になって、スイッチ回路33がオフ状態に切り替わることにより、鋸波出力電圧VOUTは線形に増加する。このようにして、図9に示すように、所定の周期の鋸波出力電圧VOUTを出力端子35から取り出すことができる。
【0009】
ところが、上述した鋸波発生回路は、それを構成している比較回路36が一般に遅延時間を有しており、このため、鋸波出力電圧VOUTが基準電圧源31,32で設定された鋸波電圧の最大値VH、あるいは最小値VLに到達してから、スイッチ回路33のオン、オフが切り替わるまでに遅延が生じる。したがって、図9の破線で示す遅延期間t0の間に、鋸波出力電圧VOUTは設定された鋸波電圧の最大値VHを超えてしまうという現象が生じる。また、同図に示す遅延期間t1では、鋸波出力電圧VOUTは設定された鋸波電圧の最小値VLを下回ってしまう。
【0010】
特に、コンデンサC3の放電期間における鋸波出力電圧VOUTの減少の傾きが大きいために、鋸波出力電圧VOUTが鋸波電圧の最小値VLを下回る割合が大きくなってしまい、実際の鋸波出力電圧VOUTは鋸波電圧の目標振幅である最小値VLと最大値VHをそれぞれ大きく超えた振幅となる。
【0011】
なお、上記のように構成され、動作する鋸波発生回路については、例えば特許文献1に記載がある。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−138567号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来回路における波形の歪現象を回避するために、コンデンサC3での蓄積電荷の放電速度を低下させて、比較回路36の遅延期間t1における鋸波出力電圧VOUTの下回り電圧分を減少させることもできる。ところが、鋸波の周波数を高くするにしたがって鋸波出力電圧VOUTが三角波に近付いてしまうなど、出力端子35から取り出すことができる出力波形は、理想的な鋸波形とはかけ離れたものになるという問題が生じる。
【0014】
また、コンデンサC3の充電期間には、鋸波電圧の最小値VLを下回った電圧分だけ余分に充電を行う必要があるので、この期間の時間的損失を補正するように充電速度を高くしなくてはならない。したがって、鋸波出力電圧VOUTの増加の傾きも大きくなるから、比較回路36の遅延期間t0での鋸波電圧最大値VHを超える電圧値も増加してしまう。このように従来の鋸波発生回路には、高速の安定した振幅を有する鋸波電圧を生成することが困難であるという問題があった。
【0015】
この発明の目的は、高速の安定した振幅を有する鋸波電圧を生成できる鋸波発生回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、基準電圧に応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生する鋸波発生回路が提供される。この鋸波発生回路は、前記基準電圧を決定する電圧源と、前記電圧源の基準電圧と鋸波の出力電圧とを比較する比較回路と、前記比較回路の比較結果に応じて交互に充放電を繰り返す2つのコンデンサと、前記鋸波の発振周波数を決定する大きさの電流により前記2つのコンデンサを充電する電流源と、前記2つのコンデンサに対して、それぞれ放電回路を形成するとともに前記2つのコンデンサを交互に充電するように前記電流源にそれぞれ接続するスイッチとから構成される。
【0017】
また、この発明の鋸波発生回路は、鋸波電圧の最大値を設定する第1の基準電圧源と、前記鋸波電圧の最小値を設定する第2の基準電圧源と、比較入力端子を前記第1の基準電圧源と前記鋸波電圧の出力端子とそれぞれ接続した比較回路と、前記第2の基準電圧源とそれぞれ一方の端子が接続され、前記比較回路の比較結果に応じて交互に充放電動作を行う第1及び第2のコンデンサと、前記鋸波電圧の出力端子と接続されるとともに、前記鋸波電圧の発振周波数を決定する大きさの電流により前記第1及び第2のコンデンサを充電する電流源と、前記第1のコンデンサの他方の端子と前記鋸波電圧を出力する出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第1のスイッチ回路と、前記第1のコンデンサの両端子間に接続され、前記第1のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第1のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第2のスイッチ回路と、前記第2のコンデンサの他方の端子と前記鋸波電圧を出力する出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第3のスイッチ回路と、前記第2のコンデンサの両端子間に接続され、前記第3のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第2のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第4のスイッチ回路とを備えて構成される。
【0018】
この鋸波発生回路では、第1、第2のコンデンサが比較回路の比較結果に応じて交互に充放電動作を行う。したがって、比較回路の遅延期間にかかわらず、目標振幅である最小値と最大値の範囲内で鋸波電圧を変化させて、出力波形を理想的な鋸波形とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の鋸波発生回路の構成原理を示す回路図である。
【0020】
基準電圧源1は鋸波出力電圧VOUTの最大値VHを設定する電圧源であり、比較回路2の一方入力端子に接続され、他方入力端子に供給される鋸波出力電圧VOU Tに対する基準電圧を供給している。コンデンサC1、C2は、比較回路2の出力電圧VCMPに応じて交互に充放電を繰り返すものであり、コンデンサC1の両端子間に並列にスイッチ回路3(第2のスイッチ回路)が設けられている。また、コンデンサC1に対して直列にスイッチ回路4(第1のスイッチ回路)が接続されている。コンデンサC2には、コンデンサC1と同様に、直列にスイッチ回路5(第3のスイッチ回路)が接続され、かつその両端子間には並列にスイッチ回路6(第4のスイッチ回路)が設けられている。
【0021】
ここでは、スイッチ回路3,5は比較回路2の出力電圧VCMPがHIGH信号でオフ状態となり、LOW信号ではオンするものとする。また、スイッチ回路4,6はLOW信号でオフ状態となり、HIGH信号でオンするものとする。もちろん、図1に示す鋸波発生回路は、比較回路2の出力電圧VCMPに応じて、スイッチ回路3,5とスイッチ回路4,6とでオン、オフ状態が互いに逆相で変化するものであればよい。定電流回路7は、それぞれスイッチ回路4,5を介してコンデンサC1、C2と接続され、鋸波出力電圧VOUTの発振周波数を決定する大きさの電流I7により交互にコンデンサC1、C2を充電する電流源を構成している。
【0022】
基準電圧源8は鋸波出力電圧VOUTの最小値VLを設定する電圧源であり、コンデンサC1とスイッチ回路3との接続点、及びコンデンサC2とスイッチ回路6との接続点の電位を決定している。出力端子9は、定電流回路7とスイッチ回路4,5との接続点に接続され、比較回路2の出力電圧VCMPにより規定されるスイッチ回路3〜6のオン状態、あるいはオフ状態に応じて、所定の発振周波数で鋸波出力電圧VOUTを出力する。
【0023】
図2は、図1の鋸波発生回路の動作を説明するための各部電圧波形を示すタイミング図である。ここで、Vc1はスイッチ回路4側でのコンデンサC1の電圧波形、Vc2はスイッチ回路5側でのコンデンサC2の電圧波形であり、鋸波出力電圧VOUTは出力端子9の電圧波形である。
【0024】
いま、比較回路2の出力電圧VCMPがHIGH信号になったとする。このとき、スイッチ回路6はオン状態となる。したがって、コンデンサC2の両端電圧は0Vであり、コンデンサC2のスイッチ回路5側の接続点電圧Vc2は最小値VLに等しい。また、このときにスイッチ回路4もオン状態であり、スイッチ回路5はオフするため、コンデンサC1は定電流回路7により充電されはじめる。すなわち、コンデンサC1のスイッチ回路4側の接続点電圧Vc1は時間の経過とともに線形に増加することになるから、鋸波出力電圧VOUTもコンデンサC1の電圧値に等しい傾きで増加する。
【0025】
鋸波出力電圧VOUTが最大値VHを超えると、比較回路2の出力電圧VCMPがLOW信号に切り替わる。すると、スイッチ回路4がオフ状態になり、スイッチ回路5はオンする。これにより、鋸波出力電圧VOUTはコンデンサC2のスイッチ回路5側の接続点電圧Vc2と等しくなり、瞬時にVOUT=VLとなる。しかも、鋸波出力電圧VOUTは、この最小値VLを下回ることはない。このとき、スイッチ回路6がオフ状態となっているために、コンデンサC2は定電流回路7により充電されはじめる。すなわち、鋸波出力電圧VOUTが線形に増加する。この間、スイッチ回路3がオン状態となるので、コンデンサC1に蓄積された電荷は放電され、コンデンサC1のスイッチ回路4側の接続点電圧が最小値VLまで低下する。
【0026】
つぎに、再び鋸波出力電圧VOUTが最大値VHに到達すると、比較回路2の出力電圧VCMPがHIGH信号を出力し、スイッチ回路4がオン状態になり、スイッチ回路5がオフとなる。これにより、鋸波出力電圧VOUTはコンデンサC1のスイッチ回路4側の接続点電圧Vc1と等しくなり、瞬時にVOUT=VLとなる。しかも、鋸波出力電圧VOUTは、この最小値VLを下回ることはない。このとき、スイッチ回路3がオフ状態となっているために、コンデンサC1は定電流回路7により充電されはじめる。すなわち、鋸波出力電圧VOUTが線形に増加する。この間、スイッチ回路6がオン状態となるので、コンデンサC2に蓄積された電荷は放電され、コンデンサC2のスイッチ回路5側の接続点電圧Vc2が最小値VLまで低下する。以上の動作を繰り返すことにより、鋸波出力電圧VOUTが出力端子9に鋸波信号として出力される。
【0027】
このように、上述した鋸波発生回路は、鋸波電圧の最大値VHと最小値VLを決定する電圧源1,8と、電圧源1の基準電圧VHと鋸波の出力電圧VOUTとを比較する比較回路2と、比較回路2の比較結果に応じて交互に充放電を繰り返す2つのコンデンサC1、C2と、鋸波の発振周波数を決定する大きさの電流により2つのコンデンサC1、C2を充電する定電流回路7と、2つのコンデンサC1、C2に対して、それぞれ放電回路を形成するスイッチ回路3,6と、2つのコンデンサを交互に充電するように定電流回路7にそれぞれ接続するスイッチ回路4,5とを備え、基準電圧VHとVLに応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生するように構成したので、高速の安定した振幅を有する鋸波電圧を生成できる。
【0028】
図3は、この発明の別の構成原理を示す回路図である。
図1の鋸波発生回路においては、スイッチ回路4及びスイッチ回路5のオン抵抗(=Ron)が大きい場合、鋸波出力電圧VOUTの最小値VLに対して重畳されるRon・I7の電圧値が問題になる。ここで、I7は定電流回路7からコンデンサC1,C2を充電するために流れる電流値である。これに対して、図3に示すような回路構成であれば、実際の鋸波出力電圧VOUTの最小値を基準電圧源8で設定した最小値VLに一致させることができる。
【0029】
図3において、対応する構成部分には図1と対応する符号を付けて示している。図1の構成と異なる部分は、コンデンサC1とスイッチ回路4との接続点が、スイッチ回路10(第5のスイッチ回路)を介して出力端子9に接続され、コンデンサC2とスイッチ回路5との接続点が、スイッチ回路11(第6のスイッチ回路)を介して出力端子9に接続されている点である。これにより、スイッチ回路10,11を介して鋸波出力電圧VOUTを取り出すことができる。これにより、鋸波出力電圧VOUTは定電流回路7から流れる電流の影響を受けずに、鋸波出力電圧VOUTにスイッチ回路4及びスイッチ回路5のオン抵抗Ronに基づく電圧の重畳を回避できる。ここで、スイッチ回路10のオン、オフ状態は、スイッチ回路4、スイッチ回路6と同相で切替えられる。また、スイッチ回路11はスイッチ回路5、スイッチ回路3のオン、オフ状態と同相で変化するものとする。
【0030】
図4は、図3の鋸波発生回路の具体的な構成を示す回路図である。ここでは、比較回路2に代えて2つのコンパレータ22,23と、RSフリップフロップ24とを用いている。なお、図1の比較回路2も同じ構成とすればよい。図4の基準電圧源12、スイッチ回路13〜16,20,21、定電流回路17、コンデンサC1、C2、基準電圧源18、及び出力端子19は、各々図3の基準電圧源1、スイッチ回路3〜6,10,11、定電流回路7、コンデンサC1,C2、基準電圧源8、及び出力端子9と同等である。
【0031】
図5は、図4の鋸波発生回路における鋸波電圧波形を示すタイミング図である。
ここでは、図8に示したような従来回路で生成される鋸波電圧波形を、比較のために示してある。同図(a)には、発振周波数が1MHzの鋸波信号の波形を、同図(b)には、周波数が5MHzの鋸波信号の波形を、それぞれ横軸に時間(200ns/div)、縦軸には電圧値(最大値VH=1V、最小値VL=0.5V)をもって示している。また、この従来回路の鋸波電圧波形VOUTが減少していくときの傾きは、1xl07[V/s]としている。
【0032】
なお、図4、図8のいずれの鋸波発生回路でも、定電流回路17,44の電流値を調節することにより、1MHz、あるいは5MHzに発振周波数の調節が行われている。また、ここで使用するコンパレータ22,23(46,47)とRSフリップフロップ24(48)での遅延時間の合計は、図4、図8のいずれの鋸波発生回路においても、約10[ns]である。
【0033】
この図5によれば、この発明の鋸波電圧波形が発振周波数1MHz及び5MHzのいずれにおいても、従来回路から出力される電圧波形よりも優れたものであることがわかる。すなわち、従来回路のものでは、発振周波数が5MHzにおいて鋸波は三角波に近い波形になっている。ところが、この発明の鋸波電圧信号にはそのような傾向はなく、電圧減少時の傾きは殆ど垂直になっている。
【0034】
また、発振周波数1MHz及び5MHzのいずれにおいても、従来回路のものでは最小電圧が0.5Vから100mV程度まで低下した波形となっている。これに対して、この発明の鋸波電圧信号の最小電圧は約0.5Vであり、設定された0.5Vの基準電圧を下回ることがない。
【0035】
さらに、発振周波数5MHzにおける鋸波電圧信号の最大電圧についても、設定された1Vを超える程度は、従来回路のものに較べて、この発明の場合のほうが小さいことがわかる。
【0036】
図6は、発振周波数に対する振幅変化の割合を比較して示す図である。ここで、図4の鋸波発生回路(本発明)における鋸波電圧振幅の変化は、発振周波数が10MHzを越えた場合でも約0.06V増加するだけであり、設定された振幅(0.5V)に対して10%程度の増加にすぎない。ところが、図8の鋸波発生回路(従来)のものは殆ど2倍の振幅(約1V)にまで変化している。このように、従来回路では周波数の増加に伴い振幅が急激に増加するが、この発明のものでは増加傾向が小さく、安定した振幅の鋸波が出力できる。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の鋸波発生回路によれば、振幅が安定し、電圧減少時の傾きが急峻な高速鋸波電圧を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鋸波発生回路の構成原理を示す回路図である。
【図2】図1の鋸波発生回路の動作を説明するための各部電圧波形を示すタイミング図である。
【図3】この発明の別の構成原理を示す回路図である。
【図4】図3の鋸波発生回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図5】図4の鋸波発生回路における鋸波電圧波形を示すタイミング図である。
【図6】発振周波数に対する振幅変化の割合を比較して示す図である。
【図7】従来の鋸波発生回路の構成原理を示す回路図である。
【図8】図7の鋸波発生回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図9】図7に示す従来の鋸波電圧波形を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1,8 電圧源
2 比較回路
3 スイッチ回路(第2のスイッチ回路)
4 スイッチ回路(第1のスイッチ回路)
5 スイッチ回路(第3のスイッチ回路)
6 スイッチ回路(第4のスイッチ回路)
7 定電流回路
9 出力端子
10 スイッチ回路(第5のスイッチ回路)
11 スイッチ回路(第6のスイッチ回路)
Claims (7)
- 基準電圧に応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生する鋸波発生回路において、
前記基準電圧を決定する電圧源と、
前記電圧源の基準電圧と鋸波の出力電圧とを比較する比較回路と、
前記比較回路の比較結果に応じて交互に充放電を繰り返す2つのコンデンサと、
前記鋸波の発振周波数を決定する大きさの電流により前記2つのコンデンサを充電する電流源と、
前記2つのコンデンサに対して、それぞれ放電回路を形成するとともに前記2つのコンデンサを交互に充電するように前記電流源にそれぞれ接続するスイッチと、
を備えたことを特徴とする鋸波発生回路。 - 基準電圧に応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生する鋸波発生回路において、
前記鋸波電圧の最大値を設定する第1の基準電圧源と、
前記鋸波電圧の最小値を設定する第2の基準電圧源と、
比較入力端子を前記第1の基準電圧源と前記鋸波電圧の出力端子とにそれぞれ接続した比較回路と、
前記第2の基準電圧源とそれぞれ一方の端子が接続され、前記比較回路の比較結果に応じて交互に充放電動作を行う第1及び第2のコンデンサと、
前記鋸波電圧の出力端子と接続されるとともに、前記鋸波電圧の発振周波数を決定する大きさの電流により前記第1及び第2のコンデンサを充電する電流源と、
前記第1のコンデンサの他方の端子と前記鋸波電圧を出力する出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第1のスイッチ回路と、
前記第1のコンデンサの両端子間に接続され、前記第1のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第1のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第2のスイッチ回路と、
前記第2のコンデンサの他方の端子と前記鋸波電圧を出力する出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第3のスイッチ回路と、
前記第2のコンデンサの両端子間に接続され、前記第3のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第2のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第4のスイッチ回路と、
を備えることを特徴とする鋸波発生回路。 - 前記第1及び第4のスイッチ回路がオン状態のときには、前記第2及び第3のスイッチ回路がオフ状態となる鋸波発生回路であって、
前記第4のスイッチ回路により前記第2のコンデンサの両端子間を短絡して放電動作を行うとともに、前記第1のスイッチ回路により前記電流源から前記第1のコンデンサを充電することにより、前記第1のスイッチ回路を介して前記第1のコンデンサの充電電圧を前記鋸波電圧として出力することを特徴とする請求項2記載の鋸波発生回路。 - 前記第2及び第3のスイッチ回路がオン状態のときには、前記第1及び第4のスイッチ回路がオフ状態となる鋸波発生回路であって、
前記第2のスイッチ回路により前記第1のコンデンサの両端子間を短絡して放電動作を行うとともに、前記第3のスイッチ回路により前記電流源から前記第2のコンデンサを充電することにより、前記第3のスイッチ回路を介して前記第2のコンデンサの充電電圧を前記鋸波電圧として出力することを特徴とする請求項2記載の鋸波発生回路。 - 基準電圧に応じて所定の振幅を有する鋸波電圧を発生する鋸波発生回路において、
前記鋸波電圧の最大値を設定する第1の基準電圧源と、
前記鋸波電圧の最小値を設定する第2の基準電圧源と、
比較入力端子を前記第1の基準電圧源と前記鋸波電圧の出力端子とにそれぞれ接続した比較回路と、
前記第2の基準電圧源とそれぞれ一方の端子が接続され、前記比較回路の比較結果に応じて交互に充放電動作を行う第1及び第2のコンデンサと、
前記鋸波電圧の発振周波数を決定する大きさの電流により前記第1及び第2のコンデンサを充電する電流源と、
前記第1のコンデンサの他方の端子と前記電流源との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第1のスイッチ回路と、
前記第1のコンデンサの両端子間に接続され、前記第1のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第1のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第2のスイッチ回路と、
前記第2のコンデンサの他方の端子と前記電流源との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第3のスイッチ回路と、
前記第2のコンデンサの両端子間に接続され、前記第3のスイッチ回路がオフとなる非充電期間に前記第2のコンデンサの放電動作を行うようにオンする第4のスイッチ回路と、
前記第1のコンデンサと前記第1のスイッチ回路との接続点と前記鋸波電圧の出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第5のスイッチ回路と、
前記第2のコンデンサと前記第3のスイッチ回路との接続点と前記鋸波電圧の出力端子との間に設けられ、前記比較回路の比較結果に応じてオン、オフする第6のスイッチ回路と、
を備えることを特徴とする鋸波発生回路。 - 前記第1、第4、及び第5のスイッチ回路がオン状態のときには、前記第2、第3、及び第6のスイッチ回路がオフ状態となる鋸波発生回路であって、
前記第4のスイッチ回路により前記第2のコンデンサの両端子間を短絡して放電動作を行うとともに、前記第1のスイッチ回路により前記電流源から前記第1のコンデンサを充電することにより、前記第5のスイッチ回路を介して前記第1のコンデンサの充電電圧を前記鋸波電圧として出力することを特徴とする請求項5記載の鋸波発生回路。 - 前記第2、第3、及び第6のスイッチ回路がオン状態のときには、前記第1、第4、及び第5のスイッチ回路がオフ状態となる鋸波発生回路であって、
前記第2のスイッチ回路により前記第1のコンデンサの両端子間を短絡して放電動作を行うとともに、前記第3のスイッチ回路により前記電流源から前記第2のコンデンサを充電することにより、前記第6のスイッチ回路を介して前記第2のコンデンサの充電電圧を前記鋸波電圧として出力することを特徴とする請求項5記載の鋸波発生回路。
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JP2003070198A JP3870916B2 (ja) | 2003-03-14 | 2003-03-14 | 鋸波発生回路 |
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