JPWO2015002024A1 - 車載器、その制御方法および制御プログラム - Google Patents

車載器、その制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

車両に関して発生したイベントの時間帯ごとの分布を把握するため、車載器(100)であって、車両(110)におけるスタータスイッチ(111)のオンおよびオフを検知する検知部(101)と、スタータスイッチオン中において、車両(110)において発生したイベントに関する車両情報を車両(110)から受信する受信部(102)と、スタータスイッチ(111)がオンされてからオフされるまでに車両(110)から受信した車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報(131)として蓄積する蓄積部(103)と、時間帯毎の車載器蓄積情報(131)を車両(110)の外部に設けられた無線通信端末(120)に送信する通信部(104)と、を備えた。

Description

本発明は、車両から取得した車両情報を車外に送信する技術に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、車両のイグニションオフ後に車両情報を、車載通信機を介してセンタへ送信する技術が開示されている。特に段落0014には「車両において車両使用者が直接的に操作可能な車載機器(例えば、灯火類の点灯・消灯やドアのロック・アンロック,パワーウィンドウの開閉等)が車両使用者による操作忘れを伴って放置されていることを示す情報(以下、操作忘れ情報と称す)を、また、車両の位置情報や残走行可能距離,平均燃費,ドア状態などの車両状態を示す情報(以下、リモート確認情報と称す)をセンタ14あるいはセンタ14を経由して携帯端末12へ送信する」と記載されている。
特開2006−128807号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、車載器がセンタへ送信する車両情報は、操作忘れ情報およびリモート確認情報のみであり、車両内で発生したイベントや車両の状況を時間帯ごとに把握できるものではなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器は、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知手段と、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信手段と、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積手段と、
前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器の制御方法は、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積ステップと、
前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器の制御プログラムは、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積ステップと、
前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、車両に関して発生したイベントの、時間帯ごとの分布を把握することができる。
本発明の第1実施形態に係る車載器の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器の機能構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器の周辺装置の機能構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器の外観を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器で取得する車両取得情報を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器で生成するトリップデータを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る管理サーバで生成する走行統計情報データベースを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器とSSサーバとの間のデータのやり取りを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る車載器の機能構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る車載器での処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての車載器100について、図1を用いて説明する。図1に示すように、車載器100は、検知部101、受信部102、蓄積部103および通信部104を含む。
検知部101は、車両110におけるスタータスイッチ111のオフを検知する。受信部102は、スタータスイッチ111のオン中において、車両内に発生したイベントに関する車両情報を車両110から受信する。蓄積部103は、スタータスイッチ111がオンされてからオフされるまでに車両110から受信した車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報131として蓄積する。通信部104は、時間帯毎の車載器蓄積情報131を車両110の外部に設けられた無線通信端末120に送信する。
以上の構成により、車両に関して発生したイベントの時間帯ごとの分布を把握することができる。
[第2実施形態]
(システムの概要)
図2は、本発明の第2実施形態に係る車載器211を含む情報処理システム200の概要を示す図である。なお、図2においては、1つのサービスステーションが図示されているが、本実施形態では多数のサービスステーションが同様の処理を行なう。
情報処理システム200は、概して車載器211と、サービスステーション220に設けられたサービスステーション端末(以下SS端末)、サービスステーションサーバ(以下SSサーバ)223およびPOS(Point Of Sales)端末224と、管理サーバ230と、ユーザ端末240と、管理者端末260を含む。SSサーバ223、POS端末224、ユーザ端末240は、ネットワーク250を介して管理サーバ230と接続されている。
車載器211は、車両210の車両診断用コネクタ(例えば、OBD−II:On-board diagnostics 2規格準拠のコネクタ)に対し着脱可能に接続される。
サービスステーション220は、車両に対して車両210へ動力源(例えば、ガソリン、軽油、天然ガス、水素、電力など)の供給やその他のサービスを行なう。サービスステーション220には、アクセスポイント221と、SSサーバ223と、SS端末222とが配置される。
アクセスポイント221は、サービスステーション220に走行してきて停車した車両210に搭載された車載器211との間でWi−Fi通信を行なう。SS端末222は、SSサーバ223に接続されて情報入力および情報監視を行なうと共に、管理サーバ230のサービス情報を受信可能である。SSサーバ223は、アクセスポイント221を経由して車載器211の蓄積情報を受信し、蓄積情報を、ネットワーク250を介して管理サーバ230に転送する。
また、POS端末224は、サービスステーション220において車両210に給油を行なう給油機225と接続し、燃料代などの販売情報を管理すると共に、ネットワーク250を介して管理サーバ230に販売情報を送信する。なお、POS端末224の情報は、POSサーバ(図示せず)で集計されて、管理サーバ230に送信される。
管理サーバ230は、サービスステーション220に設置された通信端末とネットワーク250を介して接続して、車載器211からの蓄積情報を収集し、収集した蓄積情報からサービス情報を生成する。管理サーバ230は、IDデータベース231と、車両情報データベース232と、運転者情報データベース233と走行統計情報データベース234とを含んでいる。IDデータベース231は、車両および運転者の識別子(以下、車両ID、運転者ID)を互いに対応付けて登録する。車両IDは、自動車登録番号標(ナンバープレートに記載された文字および数字)であってもよい。車両情報データベース232は、車載器211から収集した車両取得情報またはその加工情報などを車両IDに対応付けて蓄積する。さらに、運転者情報データベース233は、車載器211から収集した車両取得情報またはその加工情報(安全運転の評価レベルや省エネ運転の評価レベルなど)を車両IDに対応付けて蓄積する。走行統計情報データベース234は、時間帯ごとに、急加速回数や急ブレーキ回数などの運転状況を示す値を統計したものであり、保険会社等が、車両の走行状態を分析するためなどに用いられる。
ユーザ端末240は、車両210を運転するユーザが、管理サーバ230からのサービス情報を観察するための端末である。一方、管理者端末260は、配送車両や営業車両など複数の車両210を管理する事業所の管理者の端末である。
かかる構成において、車載器211は、車両210から車両情報の一種としての車両取得情報を受信し、車両IDと共に、やはり車両情報の一種の車載器蓄積情報として蓄積する。ここで車載器蓄積情報は、車両操作情報、車両挙動情報、および車両状態情報の少なくともいずれか一つを含む。サービスステーション220において、SSサーバ223は、車両IDと共に車載器蓄積情報を車載器211からアクセスポイント221を経由して取得し、保存する。そして、SSサーバ223は、両IDと共に車載器蓄積情報を管理サーバ230に送信する。管理サーバ230は、車載器211から取得した車載器蓄積情報を収集して、車両に関連する車両関連情報を車両IDに対応付けて蓄積する。ユーザ端末240や管理者端末260やSS端末222からサービス情報の要求があると、管理サーバ230は、車両関連情報と運転者関連情報とに基づいて、それぞれ車両に関連するサービス情報と運転者に関連するサービス情報を選定して、それらに提供する。なお、ここでは車載器211は、車両210から取得した車両取得情報に処理を加えて、車載器蓄積情報として蓄積するが、本発明はこれに限定されるものではない。車載器211は、車両210から取得した車両取得情報をそのままSSサーバ223に送信してもよい。
このように、車載器211に蓄積された車載器蓄積データを管理サーバ230において収集し、車両情報と運転者情報とをそれぞれ車両IDと運転者IDとに対応付けて蓄積することにより、車両に関連するサービス情報と運転者に関連するサービス情報とを効果的に選定して提供できる。ユーザは、自分の運転履歴や運転の結果についての情報と車両の故障やメンテナンスなどについての情報とを効果的に得ることができる。管理者も、従業員が安全運転やエコ運転をしているか否かや、車両のメンテナンス時期およびその内容などについて、非常に効率的に把握することができる。さらに、サービスステーション220のサービスマンは、運転者や車両に関するサービス情報を閲覧して、運転者に対して適切なサービスを提供し、そのサービスステーションへの再訪を促すことが可能となる。
(車載器の概要)
図3Aは、車載器211の機能構成を示すブロック図である。図3Aにおいて、OBD−IIインタフェース301は、車両210のエンジン電子制御装置における自己診断結果の情報をOBD−IIコネクタを介して取得するためのインタフェースである。車両取得情報受信部303は、OBD−IIインタフェース301を介して走行データを取得し、そのまま車載器蓄積情報データベース306に格納すると共に、車両取得情報分析部305に渡す。車両取得情報分析部305は、分析アルゴリズムデータベース304のアルゴリズムに従って車両取得情報を分析して、車載器蓄積情報データベース306に格納する。車両取得情報を分析して得られた分析結果は、車載器蓄積情報データベース306にトリップデータ360として格納される。なお、車載器蓄積情報データベース306の容量には限界があるので、最も古く格納された情報から、あるいは、重要度の低い情報から、新しい情報を上書きする。
スタータスイッチオン/オフ判定部302は、OBD−IIインタフェース301においてOBD−IIコネクタの信号レベルの変化を受けて、車両のスタータスイッチ(不図示)のオン/オフ、つまりスタータスイッチオン/オフを判定する。車載器蓄積情報送信部308は、スタータスイッチオン/オフ判定部302のスタータスイッチオフの判定信号を受けて、通信制御部(無線LANモジュール)309に対して、アクセスポイント221の探索を開始し、Wi−Fi通信の確立を行なうことを指示する。なお、ここではWi−Fi通信としたが、近距離無線通信であれば他の規格でもよい。車載器蓄積情報送信部308は、Wi−Fi通信が確立されると、前回のスタータスイッチON時から蓄積された車載器蓄積情報データベース306のデータに、車両ID記憶部307に記憶された車両IDを付して、通信制御部309を介しアクセスポイント221を経由して、SSサーバ223に送信する。
また、前回のスタータスイッチオフ時に送信エラーがあれば、さらに前のスタータスイッチオンからの蓄積データを送信する。車載器蓄積情報データベース306において、未送信のデータと送信済みデータとを区別して記憶しており、SSサーバ223からデータの受信確認が車載器211に届けば、未送信データのステータスを送信済みデータに変える。また、車載器211は車載器211内の時計(不図示)を使用してスタータスイッチオン、オフの時刻を記録しており、SSサーバ223と接続した時にその時刻は校正される。
車載器蓄積情報送信部308は、アクセスポイント221を介したSSサーバ223へのデータ送信中に車両のスタータスイッチオンが起こればデータ送信を中断する。そして、車両取得情報分析部305は、そこから新規トリップデータの作成開始を行なう。送信中断されたトリップデータは次回再送される。
車載器211は、さらに、時刻情報を計測する計時手段としてのタイマ311を有している。車両取得情報分析部305は、車載器蓄積情報としてのトリップデータを生成するにあたり、時間帯ごとに時刻情報を付加する。タイマ調整部312は、タイマ311において計測した時刻情報を、通信制御部309を介して受信した時刻情報で更新する。
図3Bは、車載器211のハードウェア構成を示すブロック図である。図3Bにおいて、CPU(Central Processing Unit)310は演算制御用のプロセッサであり、様々なプログラムを実行することで図3Aに示した各機能構成部を実現する。フラッシュROM(Read Only Memory)320は、CPU310と一体に設けられ、樹脂でモールドされたCPUチップの中に入っている。フラッシュROM320は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。RAM315は、CPU310が動作開始後に書き込まれる一時的なデータを保持する演算ワークエリアとして機能し、やはり、CPUと一体に設けられている。すなわち、いわゆる「ダイ」にCPUコアとフラッシュROMとRAMが載っている。また、通信制御部309は、アクセスポイント221を介してSSサーバ223と通信する。
なお、CPU310は1つに限定されず、複数存在しても、あるいは画像処理用のGPUを含んでもよい。また、通信制御部309は、CPU310とは独立したCPUを有して、フラッシュROM320の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出ししてもよい。CPU310は、処理結果を大容量フラッシュメモリ350に準備し、後の送信は通信制御部309に任せる。
RAM315は、CPU310が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリであり、CPU310が動作開始後に書き込まれる一時的なデータを記憶する領域が確保されている。OBD−II入出力コマンドデータ321は、OBD−IIインタフェース301が車両取得情報や自己診断の診断コードを得るための入出力コマンドである。車両取得情報(OBD−IIデータ)322は、OBD−IIインタフェース301が得た車両取得情報や自己診断の診断コードである。分析テーブル323は、車両取得情報(OBD−IIデータ)322を一次処理する時に使用するテーブルである。AP情報324は、アクセスポイント221とのWi−Fi通信により送信する情報である。フラッシュROM320には、さらに、分析アルゴリズムデータベース304、スタータスイッチオンオフ判定モジュール351、通信確立モジュール352、車両取得情報分析モジュール353およびデータ送信モジュール354が格納されている。スタータスイッチオンオフ判定モジュール351は、車両のスタータスイッチがオンになったかオフになったかを判定するモジュールである。通信確立モジュール352は、車両のスタータスイッチオフを検知してアクセスポイント221の探索を開始し、通信を確立するモジュールである。タイマモジュール355およびタイマ調整モジュール356は、CPU310によって実行され、タイマ311、およびタイマ調整部312として機能するプログラムモジュールである。
大容量フラッシュメモリ350には、車両から取得したデータや各種のパラメータが記憶されている。またここでは、大容量フラッシュメモリ350に車載器蓄積情報データベース306が格納されている。
車両取得情報分析モジュール353は、OBD−IIコネクタを介して得た車両取得情報を分析するためのモジュールである。データ送信モジュール354は、アクセスポイント221を経由してSSサーバ223に車載器蓄積情報を送信するモジュールである。
図3Cは、本実施形態に係るエンジン電子制御装置330、車載器211およびSSサーバ223の構成と関連を示すブロック図である。
エンジン電子制御装置330は、車両210のエンジンを制御する電子回路であって、全体の制御を司るエンジン制御ユニット(図中、ECU)331と、エンジン制御ユニット331に動作用の電源を供給する電源回路332と、車両210の状態を検出する各種センサ類からの信号をエンジン制御ユニット331に伝える入出力回路333と、車両診断用コネクタ(OBD−II)341を介して外部と通信するための通信回路334とを有する。ここで、車両診断用コネクタ341を介して送信出力される車両取得情報は、車載器211のOBD−IIインタフェース301からのコマンドによって取得される。また、バス上を流れているフローデータを車両取得情報として取得することもできる。エンジン電子制御装置330およびスタータ336へのバッテリ340からの電源供給は、スタータスイッチ(図中SW)335により切断される。なお、車載器211の電源(+12V/+24V)は、スタータスイッチ335を介さずに、車両診断用コネクタ341を経由して常時供給される。
車載器211のコネクタ342は、保護回路を介してOBD−IIインタフェース301に接続され、エンジン電子制御装置330からの車両取得情報は、CPU310の制御により、ストレージ350に格納される。そして、コネクタ342の信号変化からスタータスイッチのオン/オフを判定して、スタータスイッチオンの間は車両取得情報および分析データを車載器蓄積情報データベース306に蓄積し、スタータスイッチオフを検知すると、車載器蓄積情報データベース306に格納された車載器蓄積情報を、通信制御部309を介して、外部に送信する。
通信制御部309は、アクセスポイント221を経由してSSサーバ223の無線LANモジュール372と無線通信する。SSサーバ223のCPU371は、アクセスポイント221を経由して車載器211から車載器蓄積情報を受信する。そして、管理サーバ230は、SSサーバ223からネットワーク250を介して、随時あるいはバッチで車両取得情報を収集する。
図3Dは、車載器211の外観を示す図である。車載器211は、車両診断用コネクタ341に接続され、エンジンコンピュータ等からの情報を取得、蓄積し、無線LAN経由でアクセスポイント221へ送り出す。車載器211のコネクタ342を、車両診断用コネクタ341に接続するだけで接続は完了する。車載器211の背面382には、無線LANで通信中であることを示すランプと、車両から車両取得情報(OBD情報)を受信中であることを示すランプが設けられている。
図3Eは、車載器211がOBD−IIインタフェースを介して取得する車両取得情報の構成を示す図である。図3Eにおいて、PID391は、OBD−IIインタフェースを介して取得する車両取得情報の識別子である。そして、内容392は、各PID391により識別される情報の内容である。なお、図3Eには、車両取得情報の一部として32個のPID391を示したが、OBD−IIにおいては、図3Eの32個の情報は、モード(Mode)01(HEX)の最初の32個に過ぎない。詳細は、SAE(Society of Automotive Engineers) standard J/1979などに開示されている。
車両取得情報分析部305は、スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに車両から受信した車両取得情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として、トリップデータ360を車載器蓄積情報データベース306に蓄積する。つまり、トリップデータ360は、スタータスイッチオンオフ間のデータを一定時間単位でまとめたものとなっている。車載器蓄積情報送信部308は、通信制御部309を介して、時間帯毎のトリップデータ360を時間帯が古いものから順番に車両の外部に設けられた無線通信端末(アクセスポイント221、SSサーバ223)に送信する。これにより、車載器211内部で上書きされる可能性の高いデータから順次送信することができる。一方、時間帯毎のトリップデータ360を時間帯が新しいものから順番に車両の外部に設けられた無線通信端末(アクセスポイント221、SSサーバ223)に送信してもよい。これにより、SSサーバ223は、通信時間が短くても、最新のデータを車載器211から取得することができる。
図3Fは、トリップデータ360の内容を示すデータ構成例を示す図である。この図に示すように、各トリップデータ360には、車両を識別するための車両ID以外に、トリップ番号361(ここでは3601〜3608)が付されている。また、各トリップデータ360は、トリップデータを生成するために用いた車両取得情報の取得日時362、車両取得情報を分析して得た各種情報363、およびトリップデータの連続性の有無を示すフラグ364を含んでいる。
取得日時362は、車両取得情報の取得開始日時と取得終了日時を含むが、時間帯をまたぐトリップデータについては、時間帯ごとに分割される。例えば、トリップ番号3603、3604のように、スタータスイッチオン時刻が11時06分であって、スタータスイッチオフ時刻が12時32分の場合、トリップデータが1時間単位であれば、11時06分から11時59分59秒までの車両状態情報が、1つのトリップデータ「3603」となる。そして、次のトリップデータ「3604」は、12時から12時32分までの車両状態情報で構成される。なお、ここではどの時間帯でも1時間単位に区切って各トリップデータを生成しているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、日中、午前7時から午後12時までは1時間単位に区切り、その他の時間は2時間単位に区切ってトリップデータを生成するように、異なる時間帯で単位時間を変えてもよい。さらには車両内部に設けられたディスプレイなどを用いて、1トリップデータを生成する単位時間を設定変更できる構成としてもよい。
各種情報363として、ここでは、距離、急加速回数、急減速回数、一時停止回数などを示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。フラグ364が1の場合には、連続するトリップデータが、時間帯によって分割されたことを示している。つまり、この図の例では、トリップ番号3603、3604は、元々連続したトリップデータであり、つまり運転者が同一であることを示している。一方、トリップ番号3605、3606、3607も、元々連続したトリップデータであり、つまり運転者が同一であることを示している。
車載器蓄積情報データベース306は、リーダポインタ365を用いて、通信制御部309で送信されていないトリップデータ「3601」〜「3604」と、送信ずみのトリップデータ「3605」〜「3608」とを、識別可能に蓄積している。
図3Gは、管理サーバ230において、時間帯毎のトリップデータ360を用いて走行統計情報データベース234を生成する状況を示す図である。図に示すように、時間帯ごとに多くの車両がどのような走行を行なうかを統計分析することにより、運転者の運転傾向などに基づいて保険料率などを詳細に求めることができる。
図4Aは、車両210と車載器211とアクセスポイント221との間の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。まず、ステップS401において、車載器211が、車両診断用コネクタ341に接続されると、ステップS402において、車両210から電力の供給を受けて、ステップS403にて、その駆動を開始する。次に、ステップS404においては、車両210から各種車両取得情報の送信を行ない、車載器211では、ステップS405において、各種車両取得情報を受信する。ステップS406において、車載器211の車両取得情報分析部305は、受信した車両取得情報を分析し、ステップS407において、車載器蓄積情報としてのトリップデータ360を生成し、車載器蓄積情報データベース306に保存する。スタータスイッチがオンの期間中、ステップS404〜S407の処理を繰り返す。次に、ステップS408において、スタータスイッチがオフになると、ステップS409では、スタータスイッチオフを検知して、アクセスポイント221の検索を行なう。ここでは、あらかじめSSアクセスポイントとして登録されていたSSID(Servise Set Identifier)を持つアクセスポイント221を見つけに行く。同じSSIDを有する複数のアクセスポイント221が見つかった場合には、ステップS411において最も通信電波の強い(通信品質の高い)アクセスポイント221を選択する。そしてステップS412において、選択したアクセスポイント221との間で通信を確立する。すると、ステップS413においてSSサーバ223から車載器211に対してデータ要求が行なわれる。ステップS414において、車載器211は、要求を受けたデータをSSサーバ223に対して、アクセスポイント221を介して送信し、ステップS415において、SSサーバ223は、それらのデータを受信する。
図4Bは、車載器211とSSサーバ223との間のデータの要求と応答の様子を示す図である。車載器がアクセスポイント221と接続完了すると、まずは、車載器からSSサーバ223に対して送信準備完了のデータを送る(S421)。次に、トリップデータ360の一部としてのエコドライブ情報がSSサーバ223から要求され、車載器211は、その要求に応答する(S422)。次に、トリップデータ360の一部としての故障診断情報がSSサーバ223から要求され、車載器211は、その要求に応答する(S423)。次に、トリップデータ360の一部としてのバッテリ情報がSSサーバ223から要求され、車載器211は、その要求に応答する(S424)。次に、トリップデータの一部としての日時情報がSSサーバ223から要求され、車載器211は、その要求に応答する(S425)。次に、日時セット要求と共に日時情報がSSサーバ223から送信され、車載器211は、その要求に応答して、日時情報をセットする(S426)。最後に、SSサーバ223から車載器211に対して、情報取得完了通知を送る(S427)。
図4Cは、車両取得情報分析部305が行なうトリップデータ生成、送信処理の流れを示す図である。まず、ステップS441において、スタータスイッチオンを検出する。スタータスイッチがオンになった場合には、ステップS443に進み、車両から車両情報を取得する。さらに、ステップS445において、一旦、車両情報をRAM315に蓄積する。そして、ステップS447に進むと、所定の時刻を過ぎたか否か判定する。ここで所定の時刻とは、例えば00時00分00秒、など、きりのよい時刻を示す。そのような時刻が過ぎていなければ、ステップS441に戻り処理を繰り返す。そのような切りのよい時刻が過ぎれば、ステップS449に進み、分析処理を行なう。分析処理とは、例えば、車両スピードの履歴から、急加速回数、急減速回数、一時停止回数などを算出する処理をいう。
次に、ステップS451に進むと、分析結果に時刻情報を付加し、さらにステップS453において、時間帯毎の車載器蓄積情報として、トリップデータ360を車載器蓄積情報データベース306に蓄積する。トリップデータを記憶すると、ステップS455に進み、RAM315を解放して、ステップS441に戻る。
ステップS441で、スタータスイッチオンではないと判定すると、ステップS456に進み、スタータスイッチがオフされたか否か判定する。スタータスイッチがオフされた場合、ステップS457に進み、ステップS449と同様の分析処理を行なう。
次に、ステップS459に進むと、分析結果に時刻情報を付加し、さらにステップS461において、時間帯毎の車載器蓄積情報として、トリップデータ360を車載器蓄積情報データベース306に蓄積する。トリップデータを記憶すると、ステップS462に進み、RAM315を開放して、ステップS463に進む。ステップS463では、トリップデータを用いて送信データを生成してステップS465に進み、アクセスポイント221に送信する。
図5は、車載器211における処理の流れを説明するためのフローチャートである。まずステップS501において、スタータスイッチオフを検知すると、ステップS503に進み、アクセスポイントとのWi−Fi通信確立処理を行なう。次にステップS505では、前回送信確認済の次のデータから今回のスタータスイッチオフまでの車載器蓄積情報を読み出す。さらにステップS507では、送信データの生成処理を行ない、ステップS509に進んでWi−Fi通信よりアクセスポイントにデータ送信を行なう。
図6は、図5のステップS503に示したWi−Fi通信確立処理の詳細な流れを説明するための図である。ステップS601においてまず、アクセスポイントをサーチして、アクセスポイントからのビーコン(Beacon)を受信する。次に、ステップS603では、複数のアクセスポイント221からビーコンを受信した場合に、アクセスポイントごとの受信強度を判定して、最も受信電波の強いアクセスポイント221を選択する。ステップS605では、選択したアクセスポイント221と接続処理(プローブリクエストとそのレスポンス処理)を行ない、最後のステップS607においてDHCPサーバよりIPアドレスの取得を行なう。
図7は、図5のステップS507の送信データ生成処理の詳細な流れを説明するための図である。ステップS701では、要求のあったデータを車載器蓄積情報データベースから読み出し、パケット化して、共有暗号化キーを付加する。次に、ステップS702では、アクセスポイント221に送信するためのWi−Fi通信用メッセージを生成する。
以上説明したように本実施形態によれば、車両に関して発生したイベントの時間帯ごとの分布を詳細かつ確実に把握することができ、時間帯毎の安全運転指導や事故発生確率判断などに利用することができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る車載器について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る車載器のアクセスポイントとの通信確立処理の流れを説明するためのフローチャートである。本実施形態に係る車載器は、上記第2実施形態と比べると、スタータスイッチオフの前にアクセスポイントからの信号受信処理を行なう点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図8において、ステップS801で、車載器211の通信制御部309は、サービスステーション220のアクセスポイント221に限らず、世の中に設置されているいずれかのアクセスポイントからSSIDを含むビーコンを受け取ったか否かを判定する。いずれかのアクセスポイントからのビーコンを受け取った場合にはステップS802において、車載器211にあらかじめ設定されたサービスステーション220のアクセスポイント221を示すSSIDであるか否か判定する。そのようなSSIDを有するアクセスポイント(サービスステーション220のアクセスポイント221)を見つけた場合には、ステップS501に進み図5で説明した処理を続ける。もしそのようなSSIDを有するアクセスポイントを発見できなかった場合には、スタータスイッチオフを検出しても、通信確立を行なわない。
以上の動作を行なうことにより、本実施形態にあっては、サービスステーション220に以外に停車した場合の無駄な通信確立処理を省略することが可能となり車載器の消費電力を抑えることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る車載器901について、図9および図10を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る車載器901の機能構成を示すブロック図である。図10は、本実施形態に係る車両取得情報分析部305が行なうトリップデータ生成、送信処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る車載器は、上記第2実施形態と比べると、トリップデータを記憶する際に、トリップデータに基づいて安全運転レベルを判定する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図9において、安全運転レベル判定部911は、車載器蓄積情報データベース306に格納されたトリップデータ360に基づいて、最新の安全運転レベルおよびその傾向を判定する。また、警告出力部912は、安全運転レベルの低下に対して、音声および/または画像により警告メッセージを出力する。
図10を参照すると、ステップS453において、時間帯毎の車載器蓄積情報として、トリップデータ360を車載器蓄積情報データベース306に記憶すると、ステップS1001に進み、安全運手レベル判定部911がトリップデータ360について、安全運転レベルを判定する。例えば、単位時間当たりの急加速数、急ブレーキ数、急ハンドル数などのいずれかが、所定値を越えた場合には、危険運転の傾向があると判断して、警告出力部912が、警告音または警告メッセージあるいはその両方を出力させる。例えば、「休憩しましょう」といったメッセージを出力することで、運転者に安全運転を促すことができる。
また、スタータスイッチがオフされた際に、ステップS461において、時間帯毎の車載器蓄積情報として、トリップデータ360を車載器蓄積情報データベース306に記憶すると、ステップS1002に進み、安全運手レベル判定部911がトリップデータ360について、安全運転レベルを判定する。例えば、単位時間当たりの急加速数、急ブレーキ数、急ハンドル数などのいずれかが、所定値を越えた場合や、それらの増加速度が所定を越えた場合には、危険運転の傾向があると判断して、警告出力部912が、警告音または警告メッセージあるいはその両方を出力させる。例えば、「休憩しましょう」といったメッセージを出力することで、運転者に安全運転を促すことができる。 本実施形態によれば、時間帯毎のトリップデータを生成し、そのトリップデータに基づいて安全運転レベルを判定して警告を行なうため、リアルタイムで高い信頼性の安全運転レベル診断および警告を行なうことができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。この出願は、2013年7月2日に出願された日本出願特願2013−139191を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器は、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知手段と、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信手段と、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報を時間帯毎に時刻情報を付加してまとめたトリップデータとして、連続トリップか否かを表わす識別子及びトリップ番号を付加しつつ、前記車両の外部に設けられた無線通信端末に対して未送信か送信ずみかを識別可能に蓄積する蓄積手段と、
前記トリップデータ前記無線通信端末に送信する通信手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器の制御方法は、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報を時間帯毎に時刻情報を付加してまとめたトリップデータとして、連続トリップか否かを表わす識別子及びトリップ番号を付加しつつ、前記車両の外部に設けられた無線通信端末に対して未送信か送信ずみかを識別可能に蓄積する蓄積ステップと、
前記トリップデータ前記無線通信端末に送信する通信ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載器の制御プログラムは、
車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報を時間帯毎に時刻情報を付加してまとめたトリップデータとして、連続トリップか否かを表わす識別子及びトリップ番号を付加しつつ、前記車両の外部に設けられた無線通信端末に対して未送信か送信ずみかを識別可能に蓄積する蓄積ステップと、
前記トリップデータ前記無線通信端末に送信する通信ステップと、
をコンピュータに実行させる。

Claims (10)

  1. 車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知手段と、
    前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信手段と、
    前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積手段と、
    前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信手段と、
    を備えた車載器。
  2. 前記通信手段は、前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記時間帯が古いものから順番に前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する請求項1に記載の車載器。
  3. 前記通信手段は、前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記時間帯が新しいものから順番に前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する請求項1に記載の車載器。
  4. 前記蓄積手段は、前記通信手段で未送信の車載器蓄積情報と、前記通信手段で送信ずみの車載器蓄積情報と、を識別可能に蓄積する請求項1、2または3に記載の車載器。
  5. 時刻情報を計測する計時手段をさらに有し、
    前記蓄積手段は、前記車載器蓄積情報に対して時間帯ごとに前記時刻情報を付加して蓄積する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載器。
  6. 前記計時手段において計測した時刻情報を、前記通信手段が前記無線通信端末を介して受信した時刻情報で更新する請求項5に記載の車載器。
  7. 前記蓄積手段は、1日を複数の異なる長さの時間帯に分けて、各時間帯について車載器蓄積情報を蓄積する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車載器。
  8. 前記車載器蓄積情報を分析して安全運転レベルを判定する判定手段と、
    前記判定手段で判定した安全運転レベルに応じて警告を出力する警告出力手段と、
    をさらに備えた請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車載器。
  9. 車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
    前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
    前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積ステップと、
    前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信ステップと、
    を含む車載器の制御方法。
  10. 車両におけるスタータスイッチのオンおよびオフを検知する検知ステップと、
    前記スタータスイッチオン中において、前記車両において発生したイベントに関する車両情報を前記車両から受信する受信ステップと、
    前記スタータスイッチがオンされてからオフされるまでに前記車両から受信した前記車両情報に処理を加えて、時間帯毎の車載器蓄積情報として蓄積する蓄積ステップと、
    前記時間帯毎の車載器蓄積情報を前記車両の外部に設けられた無線通信端末に送信する通信ステップと、
    をコンピュータに実行させる車載器の制御プログラム。
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