JPWO2014207909A1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機は、少なくとも一つの吸込口及び少なくとも一つの吹出口を有する本体と、吸込口から本体内に吸込まれ吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に配置された熱交換器3とを備え、吹出口9が、平面視、熱交換器3と本体の側板4との間にあり、吹出口は、熱交換器側である内側風路壁10と、本体の側板側である外側風路壁11と、一対の側壁12とにより形成されており、内側風路壁の長さL2は外側風路壁の長さL1よりも大きい。

Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
従来の天井埋込形の空気調和機としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この空気調和機は、本体吹出口の長手方向端部に仕切り部を有し、さらに、この仕切り部につながるように熱交換器からの送風を吹出口に導く案内壁部を有している。そして、これら仕切り部及び案内壁部により、熱交換器のコーナー部から流出する空気を、好適に吹出口に導くことが企図されている。
特開2005−069586号公報(第9項、第2図)
従来の天井埋込形の空気調和機の吹出口においては、熱交換器を通過した空気が吹出口に流入する際、吹出口の入口部で気流がはく離しやすく、特に本体吹出口の送風機側風路壁と吹出口長手方向端部の側壁とが接続する吹出口角部で最も気流がはく離する可能性が高い。そして、こうした気流の剥離は、吹出口風路の通風抵抗の原因となっている。さらに、はく離域の下流側では、風速が低くなるため、冷房運転時に室内空気の巻き込みにより吹出口に設置している風向板が結露しやすいという問題も引き起こしている。
また、上述した特許文献1に開示の空気調和機では、案内壁部により吹出口面積が狭まるため、吹出口の通風抵抗が増大し、風量の低下や騒音の増大という問題が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、吹出口に十分な面積を確保しながら剥離の発生を予防することができる、空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の空気調和機は、少なくとも一つの吸込口及び少なくとも一つの吹出口を下部に有する本体と、前記本体内に収容され、且つ、前記吸込口から該本体内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流れを作る送風部と、前記本体内に収容され、且つ、前記吸込口から該本体内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に配置された熱交換器とを備え、前記吹出口は、平面視、前記熱交換器と、前記本体の側板との間にあり、前記吹出口は、前記熱交換器側である内側風路壁と、前記本体の側板側である外側風路壁と、該内側風路壁の両端及び該外側風路壁の両端の間をつなぐ一対の側壁とにより形成されており、前記内側風路壁の長さL2は、前記外側風路壁の長さL1よりも大きい。
前記本体は、平面視、多角形に形成されており、前記吹出口は、多角形におけるコーナー部を除いた対応する一辺に沿って配置されていてもよい。
好適には、前記吹出口における前記内側風路壁側の部分は、下流に向かって風路が狭まるように形成されている。
好適には、前記吹出口における前記一対の側壁は、該吹出口の長手方向中央部に向かって延びる分割壁面で分割されている。その場合、前記分割壁面は、平面視、前記内側風路壁及び前記外側風路壁と平行な向きに延びている線BLに対して、前記側壁側が前記内側風路壁に近づくように傾いていてもよい。
好適には、前記吹出口の前記内側風路壁の長さL2は、前記熱交換器における、前記吹出口の長手方向に延びる直線部分の長さL3よりも短くなるように設定されている。
本発明の空気調和機によれば、吹出口に十分な面積を確保しながら剥離の発生を予防することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の内部構造を側方から示した図である。 本実施の形態1に係る空気調和機の吹出口を上方から示した図である。 本発明の実施の形態2に関する、吹出口の縦断面である。 図4は、本発明の実施の形態3に関する、吹出口の斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態3に関し、改変した吹出口の斜視図である。 本発明の実施の形態4に関する、図2と同態様の図である。
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の内部構造を側方から示す模式図である。より詳細には、本実施の形態1に係る空気調和機は、いわゆるパッケージエアコンの室内機であり、図1は、空気調和機本体の主要部が部屋の天井裏に埋設され、本体の下部が部屋の室内に面した状態を示している。
本体の下部には、少なくとも一つの吸込口及び少なくとも一つの吹出口が設けられており、本体の内部には、吸込口から本体内に吸込まれ吹出口から対象空間へと吹出される空気の流れを作る送風部と、そのような空気の流動路中に配置された熱交換器とを備える。これにつき、具体的一例を、以下に詳細に説明する。
天井埋込形である空気調和機は、送風部としてのターボファン1と、熱交換器3と、少なくとも一つの吹出口9とを備えている。本体は、対象空間である部屋の天井面15の裏側(部屋と逆側)に埋め込まれている。
一例であるが、本実施の形態1では、本体は、平面視矩形の本体の天板5と、本体の天板5の四辺から下方に延びる四面の本体の側板4とを有している。換言すると、本体は、四つの本体の側板4からなる角筒体の上端面が本体の天板5によって閉塞された箱体である。
本体の下部には、すなわち、上記の箱体でいう開放された下端面には、化粧パネル6が、本体に対して着脱自在に取り付けられている。図1に示されるように、本体の天板5は天井面15よりも上方に位置し、化粧パネル6は天井面15とほぼ同一面に位置している。
化粧パネル6の中央付近には、本体への空気の吸込口である吸込グリル7が設けられている。吸込グリル7には、吸込グリル7を通過した後の空気を除塵するフィルタ8が設けられている。
一例であるが、本実施の形態1では、化粧パネル6及び吸込グリル7はそれぞれ平面視矩形の外縁を有している。
化粧パネル6の外縁と、吸込グリル7の外縁との間の領域には、複数の吹出口9が設けられている。本実施の形態1では、化粧パネル6及び吸込グリル7それぞれが、4辺の縁を有していることに対応し、吹出口9は、4つ設けられており、吹出口9それぞれが、後述するコーナー部を除いて化粧パネル6及び吸込グリル7における対応する辺に沿うように配置されている。また、4つの吹出口9は、吸込グリル7を包囲するように位置している。各吹出口9には、吹出す空気の方向を調整する風向板13が設けられている。
本体内の中央部には、ファンモータ2が配置されている。ファンモータ2は、本体の天板5の下面(本体の内部空間側)に支持されている。ファンモータ2における下向きに延びる回転軸には、ターボファン1が取り付けられている。さらに、ターボファン1と吸込グリル7との間には、吸込グリル7からターボファン1に向かう吸込風路を形成するベルマウス14が設けられている。ターボファン1は、吸込グリル7から本体内に空気を吸込み、その空気を吹出口9から対象空間である室内17へと流出させる。
ターボファン1における径方向外側には、熱交換器3が配置されている。換言するならば、熱交換器3は、ターボファン1によって本体内に生じる空気の流動路中に配置されて、その空気と冷媒との間で熱交換を行う。また、熱交換器3は、各吹出口9の隣接する角部に対向する部位にコーナー部16(後述する図2参照)を少なくとも1ヶ所有する。
熱交換器3は、水平方向に所定の間隔をあけて配置された複数のフィンと、それらフィンを貫通する伝熱管とを有し、伝熱管は、図示しない周知の室外機に接続配管によって接続されており、それにより熱交換器3には、冷却された冷媒または加熱された冷媒が供給される。なお、ターボファン1、ベルマウス14、熱交換器3の構成や態様は特に限定されるものではなく、本実施の形態1では周知のものが用いられている。
このような構成において、ターボファン1が回転すると室内17の空気が化粧パネル6の吸込グリル7に吸い込まれる。そして、フィルタ8において除塵された空気は、本体吸込口を構成するベルマウス14によって案内されてターボファン1に吸い込まれる。さらに、ターボファン1では、下方から上方に向かって吸い込まれた空気が、水平方向に、且つ、径方向でいう外側方向に、吹き出される。そのように吹き出された空気は、熱交換器3を通過する際に、熱交換及び湿度調整された後、流れ方向を下方に変更して、吹出口9それぞれから室内17に吹き出される。
次に、吹出口9の詳細について図1及び図2を参照して説明する。図2は本実施の形態1に関する一つの吹出口9を上方から見た図である。
図1に示されるように、吹出口9は、平面視、熱交換器3と、本体側板4との間にある。図2に示すように、吹出口9における本体中央側は、熱交換器側である内側風路壁10で画定されており、吹出口9における化粧パネル6の外縁側は、本体の側板側である外側風路壁11で画定されており、内側風路壁10の両端と外側風路壁11の両端とは、一対の側壁12でつながっている。熱交換器3の直線部を通過した気流は、内側風路壁10側から吹出口9に流入し、熱交換器3のコーナー部16を通過した気流は、隣接する吹出口9の側壁12側から吹出口9に流入する。なお、本実施の形態1では、内側風路壁10、外側風路壁11及び一対の側壁12は、流れ方向すなわち図2の紙面に垂直な方向に沿って延びており、図2において見えている吹出口9の開口面積・開口形状は、吹出口9の入口端から出口端まで一定に維持されている。
本実施の形態1では、外側風路壁11の長さ(吹出口の長手方向に延びる風路壁の寸法、上記辺に沿う方向の寸法)L1よりも、内側風路壁10の長さL2のほうが大きくなっている。これにつき、より詳細に説明する。本実施の形態1では、内側風路壁10及び外側風路壁11は、平面的にみて、つまり、空気の吹出口への入口側において、概ね平行に延びる直線状のラインとして現れる。そして、これら内側風路壁10及び外側風路壁11の長さ方向の中心を通り、これら内側風路壁10及び外側風路壁11の延びる方向と直交する線を、中心線CLとし、この中心線CLの近傍を吹出口中央とした場合、上記のように外側風路壁11の長さL1<内側風路壁10の長さL2の関係は、側壁12の少なくとも一方が、内側風路壁10に近づくにつれ吹出口中央から離れるように延びた逸れ部を、含むことにより達成されている。図2に示される構成は、側壁12の双方に、側壁12の一部として逸れ部を有している場合の例である。
一対の側壁12はそれぞれ、外側風路壁11側の端部から内側風路壁10に向けて中心線CLとほぼ平行(吹出口中央からの距離がほぼ一定)に延びるストレート部12aと、そのストレート部12aの接続部から内側風路壁10側の端部までを構成している傾斜部12bとから成る。そして、この傾斜部12bが逸れ部であり、傾斜部12bは、内側風路壁10に近づくにつれ吹出口中央から離れるように傾斜して直線的に延びている。
なお、図2は外側風路壁11の長さL1<内側風路壁10の長さL2を得るためのあくまでも一例である。よって、逸れ部は、例えば、平面的にみて、傾斜部12bの全体が内側風路壁10に近づくにつれ吹出口中央から離れるように傾斜して直線的に延びることで、傾斜部12bそのものとして実現されていてもよいし、あるいは、平面的にみて、傾斜部12bの一部または全部が湾曲し、その湾曲に内側風路壁10に近づくにつれ吹出口中央から離れるように変位する部分があることで実現されていてもよい。また、その場合、湾曲は、吹出口中央側が凸の湾曲でもよいし、逆に吹出口中央側が凹の湾曲でもよい。
このように外側風路壁11の長さL1<内側風路壁10の長さL2であることから、吹出口9の本体中央側の長さつまり熱交換器側の長さが、相対的に拡大されている。換言すると、吹出口9における内側風路壁10と一対の側壁12とが交わる一対の角部の風路が相対的に拡大されているとみることができる。
以上のように構成された本実施の形態1に係る空気調和機によれば、吹出口の入口における熱交換器側の角部が相対的に拡大されているので、熱交換器のコーナー部を通過した気流を、より多く効率的に吹出口にとり込むことができ、吹出口の面積縮小を伴うことなく気流の剥離を縮小することができる。また、このような吹出口の面積縮小の回避と気流の剥離の縮小とが両立されることから、通風抵抗を低減することができ、ひいては、騒音の低減、流量の十分な確保、及び、省エネの実現、が可能である。さらに、吹出口の面積縮小の回避と気流の剥離の縮小とが両立されることから、風速の低下を抑制することができ、その結果、巻き込み流の発生の抑制にもつながり、ひいては、結露の発生を防止することができる。
実施の形態2.
次に、図3に基づいて本発明の実施の形態2について説明する。図3は、本実施の形態2に関する、吹出口の縦断面(図2におけるIII−III線による断面、中心線CLを垂線とする断面)を示す図である。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
本実施の形態2の吹出口109は、内側風路壁10側の拡大部が、下流(図3の紙面下側)に向かって風路が狭まるように形成されており、吹出口109の出口端(下流端)109aの面積は入口端(上流端)109bの面積より小さくなるように構成されている。前述した吹出口109の内側風路壁10の長手方向の長さL2は、入口端109b近傍において確保されている長さである。
このように構成された本実施の形態2に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態2においては、吹出口の下流側ほど吹出口の風路が狭まるため、気流の再付着を促進でき、吹出口の下流側の気流のはく離域を縮小させることができ、吹出口の出口端における内側風路壁側の風速を増加させることができる。これによって、いっそう、気流のはく離による圧力損失を低減し、省エネ性の改善、送風音の低減および室内空気の巻き込みによる結露防止を図ることが可能となっている。
実施の形態3.
次に、図4及び図5に基づいて本発明の実施の形態3について説明する。図4及び図5は、本発明の実施の形態3に関する、吹出口の斜視図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態2と同様であるものとする。
本実施の形態3の吹出口209は、吹出口209の長手方向端部の側壁212を、吹出口209の長手方向中央部に向かって延びる分割壁面218で分割された構成を有する。より詳細に説明すると、図4に示されるように、側壁212における、分割壁面218よりも下流側の部分では、内側風路壁10及び外側風路壁11に直交する向きで且つ流れ方向に沿って真直ぐ延びるストレート部212cを有し、側壁212における、分割壁面218よりも外側風路壁11側の部分も、内側風路壁10及び外側風路壁11に直交する向きで且つ流れ方向に沿って真直ぐ延びるストレート部12aを有している。一方、側壁212における、分割壁面218よりも内側風路壁10側の部分は、入口端209bに近いほど、長手方向に関するストレート部12a及びストレート部212cとの距離が拡大する向きに傾斜した斜面212dを有している。換言するならば、左右一対(図4では一方のみ図示)の斜面212dの長手方向の間隔Lは、入口端209bから出口端209aに向けて狭くなり、斜面212dの最下流部は、ストレート部212cに接続する。
図4は、分割壁面218が平面視、ストレート部12aやストレート部212cと直交する向き、すなわち、内側風路壁10や外側風路壁11と平行な向きに延びているが、かかる分割壁面218に代えて、図5に示す、分割壁面218’が形成されていてもよい。図5は、本実施の形態3の改変例であり、分割壁面218’は、平面視、内側風路壁10や外側風路壁11と平行な向きに延びている線BLに対して、側壁212側が内側風路壁10に近づくように傾いている。よって、一対の斜面212d’は、入口端209bから出口端209aに向けて、長手方向の間隔Lが狭くなると共に、長手方向と直交する幅(内側風路壁10と外側風路壁11との対向方向の寸法)Wも狭くなる。
このように構成された本実施の形態3に係る空気調和機においても、上記実施の形態1と同様な利点、さらには上記実施の形態2と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態3においては、吹出口の側壁に、長手方向中央部に向かって延びる分割壁面を設けたことにより、吹出口の外側風路壁側に偏りやすかった吹出口の長手方向端部である側壁側から流入する気流を、吹出口の内側風路壁側にも十分に供給することができる。そのため、分割壁面を持たない態様に比べ、吹出口の内側風路壁側の風量を増加させることができ、気流のはく離を抑制することができる。これによっても、気流のはく離による圧力損失を低減し、省エネ性の改善、送風音の低減を図ることが可能となっている。
実施の形態4.
次に図6に基づいて本発明の実施の形態4について説明する。図6は、本発明の実施の形態4に関する、図2と同態様の図である。なお、本実施の形態4は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態3と同様であるものとする。
本実施の形態4においては、吹出口309の内側風路壁10の長さL2が、熱交換器3における、吹出口309の長手方向に延びる直線部分の長さL3よりも短くなるように設定されている。
このように構成された本実施の形態4に係る空気調和機においても、上記実施の形態3と同様な利点が得られている。さらに加えて、実施の形態4においては、吹出口の内側風路壁の長さL2より熱交換器の直線部分の長さL3の方が長いため、熱交換器から流出した空気は、吹出口の内側風路壁側から垂直に吹出口に流入しやすい。また、熱交換器のコーナー部を通り、吹出口の長手方向端部の側壁側から流入する気流も、吹出口に対し吹出口の外側風路壁側に偏らずに垂直に流入しやすくなる。そのため、吹出口に均等な風量で流入しやすくなるため、気流のはく離を生じにくい。これによっても、気流のはく離による圧力損失を低減し、省エネ性の改善、送風音の低減を図ることも可能となっている。
なお、本実施の形態4は、上述した実施の形態1又は2と組み合わせて実施することもできる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
例えば、上述した実施の形態では、空気調和機の本体は、平面視、四辺からなる矩形として説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、下部に少なくとも一つの吸込口及び少なくとも一つの吹出口を有する、平面視、多角形の本体を有し、その多角形におけるコーナー部を除いた対応する一辺に沿って、吹出口が形成されている構成に広く適用することができる。
また、本発明の活用例としては、冷凍サイクル装置を構成する室内機、例えば空気調和機の室内機は勿論、その他、送風機が設置される各種装置や設備などに広く利用することができる。
1 ターボファン(送風部)、3 熱交換器、4 本体の側板、7 吸込グリル(吸込口)、9、109、209 吹出口、10 内側風路壁、11 外側風路壁、12、212 側壁、16 コーナー部、218、218’ 分割壁面。

Claims (6)

  1. 少なくとも一つの吸込口及び少なくとも一つの吹出口を下部に有する本体と、
    前記本体内に収容され、且つ、前記吸込口から該本体内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流れを作る送風部と、
    前記本体内に収容され、且つ、前記吸込口から該本体内に吸込まれ前記吹出口から対象空間へと吹出される空気の流動路中に配置された熱交換器とを備え、
    前記吹出口は、平面視、前記熱交換器と、前記本体の側板との間にあり、
    前記吹出口は、前記熱交換器側である内側風路壁と、前記本体の側板側である外側風路壁と、該内側風路壁の両端及び該外側風路壁の両端の間をつなぐ一対の側壁とにより形成されており、
    前記内側風路壁の長さL2は、前記外側風路壁の長さL1よりも大きい、
    空気調和機。
  2. 前記本体は、平面視、多角形に形成されており、
    前記吹出口は、多角形におけるコーナー部を除いた対応する一辺に沿って配置されている、
    請求項1の空気調和機。
  3. 前記吹出口における前記内側風路壁側の部分は、下流に向かって風路が狭まるように形成されている、
    請求項1又は2の空気調和機。
  4. 前記吹出口における前記一対の側壁は、該吹出口の長手方向中央部に向かって延びる分割壁面で分割されている、
    請求項1〜3の何れか一項の空気調和機。
  5. 前記分割壁面は、平面視、前記内側風路壁及び前記外側風路壁と平行な向きに延びている線BLに対して、前記側壁側が前記内側風路壁に近づくように傾いている、
    請求項4の空気調和機。
  6. 前記吹出口の前記内側風路壁の長さL2は、前記熱交換器における、前記吹出口の長手方向に延びる直線部分の長さL3よりも短くなるように設定されている、
    請求項1〜5の何れか一項の空気調和機。
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