JP2006084076A - 空気調和機用室内機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
室内機の通風抵抗を低減すると共に、熱交換器を通す風量の流速分布を均一化し、機内の圧損を減少し、高効率の空気調和機用室内機を提供する。
【解決手段】
ケーシング11内に熱交換器2、送風機3、水受け5、電気備品12を備え、ケーシング下面に吸込み口8と吹出し口9との間に配置された水受け5と、水受け5の上に熱交換器2が設置され、熱交換器2の下流側に送風機3を設けた空気調和機用室内機において、水受け5は吸込み口8から熱交換器2に至る間に吸込み口8の端部より内側となるように壁が設けられたものである。
【選択図】 図1
室内機の通風抵抗を低減すると共に、熱交換器を通す風量の流速分布を均一化し、機内の圧損を減少し、高効率の空気調和機用室内機を提供する。
【解決手段】
ケーシング11内に熱交換器2、送風機3、水受け5、電気備品12を備え、ケーシング下面に吸込み口8と吹出し口9との間に配置された水受け5と、水受け5の上に熱交換器2が設置され、熱交換器2の下流側に送風機3を設けた空気調和機用室内機において、水受け5は吸込み口8から熱交換器2に至る間に吸込み口8の端部より内側となるように壁が設けられたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は空気調和機用室内機に関し、特に熱交換器上流側の風路の構成についてである。
熱交換器、送風機、電気備品を備えた従来の空気調和機室内機において、熱交換器上流側の風路の構成は、例えば特開2004−177048号公報(特許文献1)本体内に熱交換面積を確保しつつ、通風抵抗および風量損失を低減するため、熱交換器が斜めに傾斜配置され、その下にドレンパンが設置されている。また、熱交換器の傾斜下面側に、傾斜下面から滴下するドレン水を受けるためドレンガイドを設け、更にそのガイドの縦と横方向にドレン水を流れるように樋を備えている。また、吸込み口をできるだけ広げるためドレンパンを熱交換器側に寄せている。
しかし、上記従来の空気調和気において熱交換器上流の構成では、熱交換器の傾斜角度が大きいため、水受けガイドおよび縦、横樋を熱交換器の上流風路側に備えなければならないので、これが通風抵抗になってしまい、機内通風抵抗を増加する問題が生じる。また、吸込み口をできるだけ広げるため水受けが熱交換器側に寄せ過ぎると、熱交換器下部に風が通りにくくなるため熱交換量が減少され、効率を低下する可能性がある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、熱交換器を通過する風の流速分布を均一化し、熱交換器の熱交換効率を向上することにある。また、室内機内の圧損を減小し、熱交換器の機能を最大に引き出し、高効率の空気調和機用室内機とすることにある。
本発明は、ケーシング内に熱交換器、送風機、水受け、電気備品を備え、前記ケーシング下面に吸込み口と吹出し口との間に配置された水受けと、前記水受けの上に前記熱交換器が設置され、前記熱交換器の下流側に送風機を設けた空気調和機用室内機において、前記水受けは、前記吸込み口から前記熱交換器に至る間に前記吸込み口の端部より内側となるように壁が設けられたものである。
本発明によれば、空気調和機において、吸込み口から熱交換器までの風路に壁を設けるため、熱交換器を通過する風の流速分布が均一化され、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の第一実施の形態を示す空気調和機室内機の断面構成図である。ケーシング11内に熱交換器2、貫流ファン3、水受け5、電気備品12を備え、前記ケーシング11下面に吸込み開口部8と吹出し開口部9を設け、その二つ開口部の間に前記水受け5が配置され、前記水受け5の上に前記熱交換器2を設置し、前記熱交換器2の下流側に前記貫流ファン3を設けた空気調和機用室内機において、前記吸込み口8端部より内側に前記水受け5と垂直になるの壁6を設け、前記壁6と前記水受け5を一体化に構成している。
また、前記貫流ファン3の両側にマエノーズ7とバックノーズ4が前記貫流ファン3を挟むような形で構成している。室内機運転の際に空気が前記吸込み口8から前記壁6と前記熱交換器2および貫流ファン3の順に通して前記吹出し口9から吹出す。
前記熱交換器2の上流の風路に壁6を設けたため、前記熱交換器2を通過する風の流速分布が比較的均一化され、また、吸込み方向に回転する渦が前記壁6の上流側に生じ、吸込み風が流れ易くなり、機内の圧損を減少することができる。また、吸込み方向に回転する渦が壁の上流側に生じるため吸込み口の風が流れ易くなり、機内の圧損を減少し、ショートサーキットが起きににくくなる。
前記熱交換器2の上流の風路に壁6を設けたため、前記熱交換器2を通過する風の流速分布が比較的均一化され、また、吸込み方向に回転する渦が前記壁6の上流側に生じ、吸込み風が流れ易くなり、機内の圧損を減少することができる。また、吸込み方向に回転する渦が壁の上流側に生じるため吸込み口の風が流れ易くなり、機内の圧損を減少し、ショートサーキットが起きににくくなる。
図2は本発明の第二実施の形態を示す空気調和機用室内機の断面構成図である。ケーシング11内に熱交換器2、貫流ファン3、水受け5a、電気備品12を備え、前記ケーシング11下面に吸込み開口部8aと吹出し開口部9を設け、その二つ開口部の間に外側面L字型の前記水受け5aが配置され、前記水受け5aの上に前記熱交換器2を設置し、前記熱交換器2の下流側に前記貫流ファン3を設けた空気調和機用室内機において、前記水受け5aの吸込み口側の側面に前記吸込み口8aを塞ぐような突き出し板61を設けている。
室内機運転の際に吸込み風が前記前記水受け5aのL字型側面に当り、前記突き出し板61を設けたため、吸込み方向に回転する渦が生じ、吸込み風が流れ易くなる。また、前記突き出し板61の突き出し量により、吸込み風量の調節が可能である。
図3は本発明の第二実施の形態を示す空気調和機用室内機の断面構成図である。ケーシング11内に熱交換器2、貫流ファン3、水受け5、電気備品12を備え、前記ケーシング11下面に吸込み開口部8と吹出し開口部9を設け、その二つ開口部の間に前記水受け5が配置され、前記水受け5の上に前記熱交換器2を設置し、前記熱交換器2の下流側に前記貫流ファン3を設けた空気調和機用室内機において、前記吸込み口8端部より内側の前記水受け5上に垂直の壁6aの下部を設け、前記壁6aの上部が前記熱交換器2の方向に垂直に伸び、前記壁6aと水受け5を一体化したものである。
室内機運転の際に吸込み方向に回転する渦が前記壁6aの下部に生じ、前記壁6a上部の方が風向を誘導し、空気が均一的に前記熱交換器2と貫流ファン3を通して前記吹出し口9から吹出す。
室内機運転の際に吸込み方向に回転する渦が前記壁6aの下部に生じ、前記壁6a上部の方が風向を誘導し、空気が均一的に前記熱交換器2と貫流ファン3を通して前記吹出し口9から吹出す。
このような構造で上記の実施例1の利点を有すると共に、吸込み風の風向が誘導され、実施例1より分布均一的に熱交換器を通し、熱交換器の熱交換率を向上させるができる。
図4は本発明の第二実施の形態を示す空気調和機用室内機の断面構成図である。実施例3に記載された空気調和機用室内機において、前記吸込み口8の端部より内側に前記水受け5上に壁6bを設け、前記設けた壁6bの下部が前記吸込み口8側の水受け5と鋭角になるように設定し、前記壁6bの上部を前記熱交換器2の方向に屈折し、前記壁6bと前記水受け5を一体化したものである。
このような構造で上記の実施例3の利点を有すると共に、前記設けた壁6aの傾斜度により、誘導される風向を調節することができる。
図5は本発明の第四実施の形態を示す空気調和機用室内機の断面構成図である。ケーシング11内に熱交換器2a、2b、貫流ファン3a、3b、電気箱12aを備え、前記ケーシング11の下面に二つ吹出し開口部口9b、9cと該二つ吹出す開口部の間に一つ吸込み開口部8bを設け、前記吸込み開口部8bと吹出し開口部口9b、9cの間に水受け5bを設け、前記吸込み口8bの上方の両側に前記熱交換器2a、2bを配置し、前記熱交換器2a、2b下流にそれぞれ前記貫流ファン3a、3bを設けた空気調和機用室内機において、前記吸込み口8bから前記熱交換器2a、2bまでの内側の水受け5b上にそれぞれ壁6cと6dを設け、前記壁6c、6dと前記水受け5bを一体化に構成している。
室内機が運転の際に空気が前記吸込み口8bから吸込み、風路に設置されている前記壁6cと6dに誘導され、前記熱交換器2a、2bと前記貫流ファン3a、3bを通して前記二つの吹出し口9b、9cから吹出す。
このような構成で上記の実施例1乃至4の利点を有すると共に、熱交換器の面積を増加するため熱交換の量が増加し、室内機の容量および効率が向上されることができる。
2、2a、2b…熱交換器、3、3a、3b…貫流ファン、4、4a、4b、4c…バックノーズ、5、5a、5b…水受け、6、6a、6b、6c、6d…壁、7、7a、7b、7c、7d…マエノーズ、8、8a、8b…吸込み口、9、9a、9b、9c…吹出し口、10…モータ、11…ケーシング、12、12a… 電気備品、13、13a、13b…化粧パネル、61…突き出し板。
Claims (5)
- ケーシング内に熱交換器、送風機、水受け、電気備品を備え、前記ケーシング下面に吸込み口と吹出し口との間に配置された水受けと、前記水受けの上に前記熱交換器が設置され、前記熱交換器の下流側に送風機を設けた空気調和機用室内機において、
前記水受けは、前記吸込み口から前記熱交換器に至る間に前記吸込み口の端部より内側となるように壁が設けられたことを特徴とする空気調和機用室内機。 - 請求項1に記載した空気調和機用室内機において、前記壁が垂直に設けられたことを特徴とする空気調和機用室内機。
- 請求項1に記載した空気調和機用室内機において、前記壁の上端が前記熱交換器の向きに折り曲げられていることを特徴とする空気調和機用室内機。
- 請求項1に記載した空気調和機用室内機において、前記壁の上端が前記熱交換器と垂直となる方向に屈折していることを特徴とする空気調和機用室内機。
- 請求項1ないし4に記載のいずれかのものにおいて、前記壁と前記熱交換器の下に配置された水受けは一体化されたことを特徴とする空気調和機用室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004267682A JP2006084076A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 空気調和機用室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2004267682A Pending JP2006084076A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 空気調和機用室内機 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249388A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Sharp Corp | 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機 |
CN103123146A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-05-29 | 柳州易舟汽车空调有限公司 | 小型工程车风道式空调器 |
CN108870546A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-11-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 立式空调室内机 |
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2004
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CN108870546B (zh) * | 2018-08-24 | 2023-12-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 立式空调室内机 |
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