JPWO2014203398A1 - ワイプディスペンサ - Google Patents

Abstract

ワイプ積層体が内部に収納された袋状のワイプ収納体と、そのワイプ収納体を縦長に立てた状態に保持するための保持枠体とを備えたワイプディスペンサである。上記ワイプ収納体は略直方体状に形成されていて、上記ワイプ積層体から分離される一枚のワイプを取り出すためのワイプ取出孔が上記ワイプ収納体の前面部に配置されると共に、そのワイプ取出孔を開閉するための蓋体が設けられている。上記保持枠体は、上記ワイプ収納体の底面が載置される座板と、上記座板に立設された背板とを備えており、上記座板と上記背板の少なくとも一方に上記ワイプ収納体が固定されている。

Description

本発明はワイプディスペンサに関する。なお、本発明において「ワイプ」とは拭き材の意味であり、特に、柔軟な繊維シートに薬液を付けたものであって、固体表面の不要物を拭き取る機能を持ったものを指す。例えば、ウェットティッシュ、ボディーウォッシュ、メーク落とし、トイレの便座クリーナ等のようなものである。

ウェットティッシュ、ウェットシート等のように、水分、アルコール又はその他の薬品等を繊維シートに含浸させたワイプ製品が清掃用や清拭用等各種の用途に利用されている。そのような、液体を含浸させたワイプの収納形態には幾つかの種類があり、ミシン目を介して繋がった一つながりの長尺のワイプを円筒形のプラスチック製ボトル内に収納したいわゆるボトルタイプのものや、多数枚のワイプを積層したワイプ積層体をプラスチックフィルム製の袋体内に収納したいわゆる袋タイプのもの等が知られている（例えば、特許文献１、２）。

特開２０１０−１１６２００号公報 特開平９−１５６６７６号公報

ボトルタイプのワイプディスペンサを使用する際には、後続のワイプとつながっている先端のワイプをボトル内から引っ張り出すと、その際にワイプに付与される抵抗により最先端のワイプだけがミシン目で切り離されて、一枚のワイプとして取り出される。しかし、そのようなボトルタイプのワイプディスペンサでは、ワイプを一枚ずつ引き出すのに相当の力を要する。また、ワイプを引き出す際にはボトルを両手でしっかりと持つ必要がある。そのようなことから、ボトルタイプのワイプディスペンサは高齢者等にとっては使い難いものであった。

一方、一枚毎に独立したワイプを積層させてプラスチックフィルム製の袋体に収納した袋タイプのワイプディスペンサは、卓上等に横向きに置いて使用することになるので、美的な印象が優れないだけでなく、数が多い縦型好みのユーザーの要望に応えることができなかった。

本発明は、いわゆる袋タイプのワイプ収納体を縦置きで安定して使用することができ、しかも卓上に置くだけでなく、壁や柱等に掛けるなど使用の形態を各段に広げることができるワイプディスペンサを提供することを目的とする。

上記の目的を達成するため、本発明のワイプディスペンサは、ワイプ積層体が内部に収納された袋状のワイプ収納体と、そのワイプ収納体を縦長に立てた状態に保持するための保持枠体とを備えたワイプディスペンサであって、ワイプ収納体は略直方体状に形成されていて、ワイプ積層体から分離される一枚のワイプを取り出すためのワイプ取出孔がワイプ収納体の前面部に配置されると共に、そのワイプ取出孔を開閉するための蓋体が設けられ、保持枠体は、ワイプ収納体の底面が載置される座板と、座板に立設された背板とを備え、座板と背板の少なくとも一方にワイプ収納体が固定されているものである。

なお、吸着面が背板の後方を向くように背板に吸盤を取り付けるための吸盤取付孔が、背板に形成されていてもよく、座板との間にワイプ収納体を挟み込む状態にワイプ収納体に当て付けられる挟持板が、背板における座板の設けられている側と反対の端部に設けられていてもよい。

そして、座板に、ワイプ収納体の底面を固定するのに資する孔又は凹みが形成されていてよく、挟持板が、座板との間の間隔が変化する方向にスライド可能であってもよい。また、座板と背板が個別に形成されていて、背板の端部が嵌め込まれる背板受枠が座板に設けられると共に、背板受枠に嵌め込まれた背板の端部が背板受枠から抜け出すのを規制する抜け止め機構が設けられていてもよい。

また、前記ワイプ収納体に、このワイプ収納体内から取り出されるワイプに抵抗を付与するためのオリフィスを備えさせ、オリフィスが形成されたオリフィス部材には、ワイプ取出孔側からワイプ積層体の表面に押し付けられる向きに付勢力が付与されていて、ワイプが取出孔を通って引き出されるのに伴うワイプ積層体の嵩高の減少に伴って、オリフィス部材が付勢力によりワイプ積層体の表面に押し付けられるようにしておくことが、この発明の好ましい態様の一つとされる。

図１は、本発明の第１の実施例に係るワイプディスペンサのワイプ収容体と保持枠体を分離して示す斜視図である。 図２は、本発明の第１の実施例に係る保持枠体の部分分解斜視図である。 図３は、本発明の第１の実施例に係る保持枠体に吸盤が取り付けられた状態の外観斜視図である。 図４は、本発明の第１の実施例に係るワイプディスペンサの使用状態の外観斜視図である。 図５は、本発明の第２の実施例に係るワイプディスペンサのワイプ収容体と保持枠体を分離して示す斜視図である。 図６は、本発明の第３の実施例に係る保持枠体の外観斜視図である。 図７は、本発明の第３の実施例に係るワイプディスペンサの断面構成図である。 図８は、本発明の他の実施形態を示す断面構成図である。 図９は、本発明の第４の実施例に係る収納体の断面構成図である。

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図１〜図４は本発明の第１の実施例のワイプディスペンサを示している。

図１に示されるように、ワイプディスペンサは、ワイプ積層体１１が内部に収納された袋状のワイプ収納体１０と、そのワイプ収納体１０を縦長に立てた状態に保持するための保持枠体３０とで構成されている。保持枠体３０は、ワイプ収納体１０の底面１２が載置される座板３１と、ワイプ収納体１０の背面１３に沿うように座板３１に立設された背板３２とを備えている。図中符号１４で示されるのはワイプ収納体１０の上面である。

ワイプ収納体１０は略直方体状に形成されていて、ワイプ積層体１１から分離される一枚のワイプを取り出すためのワイプ取出孔１５が、ワイプ収納体１０の前面部１６の中央位置に配置されている。なお、前面部１６とは、ワイプ収納体１０の底面１２と上面１４以外の４面のうちのワイプ取出孔１５が形成されている面と定義することができる。

ワイプ収納体１０は、気密性を有する可撓性のあるプラスチックフィルム等により袋状に形成されていて、前面部１６に形成された開口部１７以外の部分がヒートシール等によって気密に封止されている。ワイプ収納体１０は一層構造でもよいが、複数層の構造にしてもよい。

ワイプ収納体１０の開口部１７には、剛性あるプラスチック材からなる取出孔部材１８が密着して固着されている。そして、取出孔部材１８の内側部分にワイプ取出孔１５が形成され、ワイプ収納体１０内から引き出されるワイプに抵抗を付与するためのオリフィス１９がワイプ取出孔１５内に配置されている。なお、本発明においてはオリフィス１９がどのような態様のものであっても差し支えない。

取出孔部材１８には、ワイプ取出孔１５を外方から閉塞及び開放自在な蓋体２０が開閉自在に設けられている。蓋体２０を閉じることによりワイプ収納体１０内が外気とほとんど遮断されて、ワイプ積層体１１の乾燥が防止される。
ワイプ収納体１０内に収納されたワイプ積層体１１は、複数枚のワイプを連続的に折り重ね合わせて形成されている。ワイプ積層体１１は、個別に独立した枚葉のワイプをいわゆるＺ折等の態様で折り畳んで、隣り合うワイプ同士を互いに端部どうしで重ね合わせたもの等であってもよい。

ワイプの素材は、例えば合成繊維若しくは天然繊維からなる紙、織布又は不織布等を用いて成形された基布に、薬液等を含浸させたものである。薬液等としては、例えば、アルコール類、水又はこれらの混合物があげられるが、香料、抗菌剤、消臭剤、界面活性剤、防腐剤、色素、消泡剤、酸化防止剤、清澄剤、可溶化剤等を配合してもよい。また、その他の材料からなる基布や薬液等を使用してもよい。

そのようなワイプ積層体１１の最先端のワイプを引っ張ると、隣り合うワイプどうしが各々重なりあっていることにより、最先端のワイプに続いて後続のワイプも移動する。そして、オリフィス１９を通過する際にワイプに付与される抵抗により、最先端のワイプだけが後続から分離されて一枚のワイプとして取り出される。

なお、本発明におけるワイプ収納体１０は、ワイプ積層体１１が全部消費された時にワイプ積層体１１を詰め替えることができるいわゆる詰め替えタイプのものであってもよいし、詰め替えができないいわゆる固定タイプのものであってもよい。

保持枠体３０の座板３１は、例えば剛性のあるプラスチック材等により平板状に形成されている。座板３１には、ワイプ収納体１０の底面１２を固定するのに資する孔３３が形成されている。孔の代りに凹み等を形成しても差し支えない。ワイプ収納体１０の底面１２を少し押し潰して座板３１の孔３３内に部分的に押し込むことにより、ワイプ収納体１０を座板３１対して固定することが可能である。ただし、ワイプ収納体１０の底面１２を座板３１に接着剤で固着しても差し支えない。或いは、座板３１の上面に粘着テープを用いてワイプ収納体１０を座板３１に固着させることもできる。

この実施例の保持枠体３０においては、座板３１と背板３２が個別に形成されている。そして、図２に拡大して図示されるように、背板３２の下端部が嵌め込まれる背板受枠３４が座板３１に設けられ、背板受枠３４に嵌め込まれた背板３２の下端部が背板受枠３４から抜け出すのを規制する抜け止め機構３５，３６が背板３２側と背板受枠３４側とに設けられている。

この実施例の抜け止め機構３５，３６は、背板３２の下端部から側方に突出形成された突起３５と、その突起３５が嵌り込むように背板受枠３４側に形成された係合孔３６である。突起３５側は、組み立て時に背板受枠３４内を通過する際に弾性変形するように形成されていて、背板受枠３４内を通過後に突起３５が係合孔３６に嵌り込むようになっている。

なお、抜け止め機構３５，３６がその他の機構であってえない。また、背板３２の素材は、図２に断面形状が例示されているような波型のものであってもよいし、平面板その他どのようなものであってもよい。また、座板３１と背板３２とをプラスチック材等で一体に形成しても差し支えない。

図１に示されるように、背板３２の略中央部とその上方には、吸盤を取り付けるための吸盤取付孔３７が形成されている。図３に、吸盤４０が吸盤取付孔３７に取り付けられた状態を図示する。吸盤４０が吸盤取付孔３７に取り付けられると、吸盤４０の吸着面が背板３２の後方を向くようになっており、吸盤４０を介して背部に位置する壁や柱等に保持枠体３０を固定することができる。
なお、吸盤取付孔３７は一つだけ設けてもよいが、この実施例のように複数設けることにより、使用する吸盤取付孔３７をユーザーの都合に合わせて選択し、好適の状態で使用することができる。また二つの吸盤取付孔３７の各々に吸盤４０を取り付けて壁などに吸着固定すれば、非常に安定した状態で使用することができる。

図４は、ワイプ収納体１０が保持枠体３０に取り付けられた使用状態を示している。この状態においては、座板３１と背板３２の少なくとも一方にワイプ収納体１０が固定されている。ワイプ収納体１０と背板３２との固定は、接着、両面粘着テープ等によってもよいし、その他の手段を用いてもよい。図７には、ワイプ収納体１０が保持枠体３０の背板３２に粘着テープによって固定されている状態が示されている。

その結果、ワイプ収納体１０が鉛直の向きに保持枠体３０に固定され、例えば座板３１を卓上面に置くことにより、本来的には立てた状態の安定性が極めてよくない袋状のワイプ収納体１０を、立てた状態で安定して使用することができる。そして、吸盤４０を用いて任意の壁面や柱等に固定することもできる。このように縦長に配置して使用することができる本実施例のワイプディスペンサは、ユーザーの要望に広く対応することができる。

なお、図４にはワイプ収納体１０の背面１３が保持枠体３０の背板３２に沿う状態に配置された状態が図示されているが、ワイプ収納体１０の側面２１が保持枠体３０の背板３２に沿う状態にワイプ収納体１０を保持枠体３０に固定してもよい。そのように配置しても、ワイプ収納体１０を縦長に配置して使用することができる。これは、以下の実施例においても同様である。

図５は、本発明の第２の実施例のワイプディスペンサを示している。この実施例においては、ワイプ収納体１０の上面１４に上方から当て付けられる挟持板３８が、背板３２の上端部に設けられている。背板３２と挟持板３８との連結構造は、背板３２と座板３１との連結構造と同様で差し支えないが、それと異なる手段で連結しても差し支えない。その他の構成は第１の実施例と同様である。

このような挟持板３８を設けてワイプ収納体１０を上方から押さえることにより、ワイプ収納体１０の縦置き姿勢がより安定したものになり、使用場所を選ぶことなく、ワイプ収納体１０を縦置きの状態で安定使用することができる。挟持板３８としては、座板３１と同じ素材を用いることができる。挟持板３８の中央部分には、座板３１の孔３３と同様の孔３９が形成されており、この孔３９を通してワイプ収納体１０の上面１４を上方からのぞむことが可能となる。

図６は、本発明の第３の実施例の保持枠体３０を示しており、挟持板３８が背板３２に沿って上下方向にスライド可能に設けられている。それを実現するために、この実施例では背板３２の上端部付近とスライド自在に係合するスライド係合部材４１が挟持板３８に一体的に連設されている。スライド係合部材４１は、公知のレール状のもの等、背板３２に対してスライド係合するものであればどのようなものであっても差し支えない。

このように、挟持板３８を上下方向にスライド可能に構成することにより、図７に略示されるように、挟持板３８をワイプ収納体１０の上面１４に確実に押し付けてワイプ収納体１０の鉛直姿勢をより安定させることができるだけでなく、高さが相違する複数種類のワイプ収納体１０を同じ保持枠体３０に安定的に鉛直保持することができる。

なお、挟持板３８のスライド方向は必ずしも上下方向に限定されるものではなく、以下に示す通り背板３２を水平にして使用した場合、水平方向にスライドすることになる。挟持板３８が、座板３１との間の間隔が変化する方向にスライド可能であれば、上記と同じ作用効果を得ることができる。

なお、図５又は図６に示された保持枠体３０は、背板３２を横向きにして例えばテーブルの上に置くことができる。この場合、挟持板３８と座板３１の背板に接する辺に隣接する辺がテーブルに接することになる。ワイプ収納体１０は長手方向を水平にして挟持板３８と座板３１の間に挟むことも可能である。この場合においてワイプ収納体１０の蓋体２０を正面に向けて使用することも、図８（Ａ）に示すように蓋体２０を上方に向けて使用することもできる。

更に、図８（Ｂ）に示すようにワイプ収納体１０の長手方向を鉛直方向にしてワイプ収納体１０の側面を挟持板３８と座板３１の間に挟むことも可能である。

また、図８（Ｃ）に示すように挟持板３８と座板３１の形状を５角形又は他の任意の形状に形成する等して、ワイプ収納体１０の蓋体２０を鉛直面から任意の角度だけ傾斜させることもできる。

図９は、本発明の第４の実施例のワイプ収納体１０を示している。なお、この実施例のワイプ収納体１０は、前述の第１〜第３の各実施例において採用することができるものである。ここでは、オリフィス１９が形成されたプラスチック製板状のオリフィス部材２３に、ワイプ取出孔１５側からワイプ積層体１１の表面に押し付けられる向きに付勢力が付与されていて、ワイプが取出孔１５を通って引き出されるのに伴うワイプ積層体１１の嵩高の減少に伴って、オリフィス部材２３が付勢力によりワイプ積層体１１の表面に押し付けられるようになっている。

オリフィス部材２３は取出孔部材１８と一体に形成されていて、取出孔部材１８に片持ち支持された状態になっている。そして、オリフィス部材２３自体が有する弾性により付勢力がオリフィス部材２３に付与されていて、その付勢力によりワイプ積層体１１の嵩高の減少量に応じてオリフィス部材２３が移動し、ワイプ積層体１１の嵩高が低下しても、オリフィス部材２３がワイプ積層体１１の表面に押し付けられた状態が持続されるので、ワイプ収納体１０内でワイプ積層体１１が崩れない。

また、ワイプ積層体１１の嵩高が減少した状態では、オリフィス部材２３が、ワイプの引き出し方向に対して傾いた状態になるので、オリフィス１９内を通過するワイプに対してオリフィス１９から強い摩擦抵抗が作用し、最先端のワイプをワイプ積層体１１から適切な位置で分離させて確実に取り出すことができる。

なお、この実施例においては、オリフィス部材２３が片持ち以外の態様で保持されていてもよく、取出孔部材１８以外の部材に保持されていてもよい。また、付勢力がオリフィス部材２３以外の部材で付与されていてもよい。

また、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された発明の概念に含まれる全ての態様を含むものである。

Claims (7)

1. ワイプ積層体が内部に収納された袋状のワイプ収納体と、そのワイプ収納体を縦長に立てた状態に保持するための保持枠体とを備えたワイプディスペンサであって、
   上記ワイプ収納体は略直方体状に形成されていて、上記ワイプ積層体から分離される一枚のワイプを取り出すためのワイプ取出孔が上記ワイプ収納体の前面部に配置されると共に、そのワイプ取出孔を開閉するための蓋体が設けられ、
   上記保持枠体は、上記ワイプ収納体の底面が載置される座板と、上記座板に立設された背板とを備え、
   上記座板と上記背板の少なくとも一方に上記ワイプ収納体が固定されているワイプディスペンサ。
2. 吸着面が上記背板の後方を向くように上記背板に吸盤を取り付けるための吸盤取付孔が、上記背板に形成されている請求項１に記載のワイプディスペンサ。
3. 上記座板との間に上記ワイプ収納体を挟み込む状態に上記ワイプ収納体に当て付けられる挟持板が、上記背板における座板の設けられている側と反対の端部に設けられている請求項２記載のワイプディスペンサ。
4. 上記座板に、上記ワイプ収納体の底面を固定するのに資する孔又は凹みが形成されている請求項３記載のワイプディスペンサ。
5. 上記挟持板が、上記座板との間の間隔が変化する方向にスライド可能である請求項４記載のワイプディスペンサ。
6. 上記座板と上記背板が個別に形成されていて、上記背板の端部が嵌め込まれる背板受枠が上記座板に設けられると共に、上記背板受枠に嵌め込まれた上記背板の端部が上記背板受枠から抜け出すのを規制する抜け止め機構が設けられている請求項１〜５のいずれか１項に記載のワイプディスペンサ。
7. 上記ワイプ収納体内から取り出される上記ワイプに抵抗を付与するためのオリフィスが設けられ、上記オリフィスが形成されたオリフィス部材には、上記ワイプ取出孔側から上記ワイプ積層体の表面に押し付けられる向きに付勢力が付与されていて、上記ワイプが上記取出孔を通って引き出されるのに伴う上記ワイプ積層体の嵩高の減少に伴って、上記オリフィス部材が上記付勢力により上記ワイプ積層体の表面に押し付けられる請求項１〜６のいずれか１項に記載のワイプディスペンサ。

Images